深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Traditional but friendly festival in a local town~Serada Gion Festival'16~

さて、今宵の更新は先月、群馬県太田市は世良田で行われた、関東最古の祭りのひとつ、400年超の歴史を持つ、「世良田祇園祭り」からのレポートをお送り致します。

この祭りは昨年初めて訪問したのですが、実は、戦後の高度成長期以降、祭りの担い手がなく、ただの田舎の夏祭りのひとつとして、祭神である八坂神社の境内、およびその周辺の村道でのみ細々と山車を運行し、かろうじてその露命を繋いでいた状態だったのですが、昨年がその本格回復、国道354を封鎖しての運行による再始動に立ち会うことが出来たのです。

そして今年はその復興二年目、昨年の歓待ぶりに気を良くして、帰省がてらまたお邪魔した次第。

では、さっそく当日の行動に沿って、実写結果を見て参りましょう。

カメラはX-E1、レンズはVoigtlaender Nokton50nnf1.5 Originalによる絞り開放での絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、お祭り撮影の際は、行程中の無事と豊漁を祈って、祭神にお参りしてから撮影開始することにしていますが、今回の祭神の八坂神社本殿前に置かれていた、年代物の手彫りの獅子頭がとてもイイ風合いを見せていたので、さっそく一枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、着いた時間は出陣式のかなり前だったので、何台かの屋台はまだ八坂神社境内でヲーミングアップというか、音合わせを兼ねたリハーサル状態で待機していたので、持ち場から離れ、無聊を託っていた、いたいけな童子達の暇そうな様子を捉えてみたもの。

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三枚目のカットですが、境内の屋台のうち一台では、ハローキテーの浴衣姿も愛くるしい、いたいけな極小姐が傍らのオモニから与えられたかき氷をいかにも美味しそうになめていて姿が微笑ましかったので、至近距離まで歩み寄って屋台の下から一枚戴いたもの。

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四枚目のカットですが、境内の屋台が順次出陣式に向け移動していったので、それに合わせて、祭りのメイン会場である国道354に移動して、道の東西に停車している山車を巡って写真を撮らせて貰おうと、まず西の方角に向かって歩き出してすぐに、古びた家屋の庭先に赤い小さな花が健気に咲いていたので、その様子を撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、出陣式での整列のため、国道354の世良田交差点際のメイン会場ステージ前に向かって、各地区の山車が移動していったので、道端に佇み、山車に従って、汗を拭き拭き傍らを歩く各地区の人々の姿を撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、交差点地区の山車渋滞のため、路上で停車した山車上で母親と思しき妙齢の女性に、文字通り、手取り足取り状態で、山車のお囃子のまさにコンチェルトマイスター的存在である鉦の稽古をつけられ、半ば泣きべそ状態ながらも、何故かしっかりカメラ目線のいたいけな小々姐の姿を下から撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、会場メインステージ前での出陣式を前にして国道354上に停車した各地区の山車の上ではお囃子のリハーサルに余念がないですが、まだ頑是なき小々姐ながら、かなり力強くタイトな小太鼓を叩く姿が目に留まったので、立ち止まって、屋台の下からその勇姿を一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、去年、演奏中のお姿を下からそっと撮ろうとしたら、気が付かれ、おもむろに演奏をやめると「それ、ライカ?カッコイイね、高いんでしょ!?」と声を掛けてくれた笛吹きのヲヂサンが、また今年も山車の上で妙なる調べを元気に奏でていたので、目礼の上、その演奏姿を撮らせて頂いたもの。

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九枚目のカットですが、国道上の山車の上で出番待ちで退屈そうにしていたいたいけな童子達の姿を撮ろうとカメラを向けたら、一番幼げな極小姐一名のみが気づき、しっかりとカメラ目線向けて来たので、手を挙げて一枚撮らせて貰ったもの。

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十枚目のカットですが、交差点での出陣式に向け、各地区の山車に予め定められたポジションに移動すべく、国道354上に一時停車中だった各山車は、再び地区の人々に曳かれて移動を開始したので、その様子を前に出て一枚撮らせて貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、一足早く交差点際のポジションにつき、お囃子の演奏を始めた山車が有ったので、近くまで歩み寄って、その斜め下から、演者であるいたいけな童子達のやや緊張した面持ちを捉えてみたもの。

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十二枚目のカットですが、交差点際のポジションにつき、お囃子の演奏を始めた山車の上で、本番である出陣までの待ち時間、暇そうに山車の上から外を眺めていた、浴衣姿のいたいけな極小姐の姿を傍らから一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、

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  1. 2016/08/21(日) 22:02:23|
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Mio amato stagione calda Folmosa~Taipei Tour'16Jul③~

さて、今宵のご紹介は、台湾ツアー2016夏からの滞在三日目、初訪問の台南エリアからのレポートとなります。
まずここ台南ですが、云わずと知れた台湾西海岸の古都、規模で云えば、台北、高雄、台中に次ぐ第四の都市となります。
もちろん、北回帰線の南に位置しますから、気候分類では亜熱帯に属します。
歴史的には、明の遺臣、鄭成功が1655年、清への反攻を期して、その拠点としてオランダ東インド会社の拠点を攻め落とし、自らの砦を築いたことが街の始まりのようなことが説明されていました。
ここではあまり政治とか宗教とかその国、地域の個別事情に踏み込んだことを書くのを佳しとはしませんが、個人的に感じたのは、清に対抗し、明の遺臣鄭成功がここ台湾に軍事・行政エリアを設けたというのは、大東亜戦争後、蒋介石が、国共内戦に敗れ、共産党への捲土重来を期して台湾に転地後、国民党政権施政を敷いたのとだぶって仕方ないのです。
しかも、巡る因果は糸車・・・と思ったのが、蒋介石の師である孫文が清国を打倒するための中国同盟会を立ち上げたのが、日本の帝都東京池袋、そして鄭成功は日本人女性との混血児です。
余談ながら、工房主がお江戸に出て来て、大学時代の四年間、初めて暮らしの拠点を持ったのも奇しくも池袋の地です。
こんなところから、台湾と日本は見えない細長い糸で時空を超えて結ばれているのかなぁと思った次第。
また、ここ台南は古来美食の街と街として有名で、台北でも、台南料理は、大東亜戦争後、中国本土からやってきた広東料理、四川料理、上海料理等の流れをくむ名店が高級層を担うのに対し、どちらかと云えば庶民の美食という立ち位置で、広く愛されていると思いました。
さて、余計な前置きが長くなってしまいましたが、台南での行程を簡単にご説明しますと、まず朝10時台の台湾高速鉄道で高鉄台南駅まで1時間少々で移動し、そこから、また在来線に乗り継ぎ、市街地の真ん中にある台鉄台南駅に移動、更にそこから、市内路線バスで最も歴史的に古い老街を擁するという安平エリアまで約1時間かけて移動しました。
安平には、鄭成功がオランダの砦を奪い、拠点を構えたというゼーランディアの跡が史跡公園になっており、またその周辺の運河沿い周辺には味わい深い路地があまたある、とのことだったので足を運んでみたという次第です。
で、路地での接近戦であれば、妖刀村正ならぬ、X-Pro1の嵌めたら、ファインダー覗くたびにシャッターを切りたくなる、魔玉Elmarit21mmf2.8初代を装備し、全カット開放の絞り優先AEで撮り歩いたものです。
ではさっそく、当日の行動を振り返ってみましょう。

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まず一枚目のカットですが、市内をぐるぐるに巡った挙句、やっとたどり着いたバスから、コンビニ前の「安平老街」の停留所で降り、まずは人通りの多い、城郭北側の縁日みたいな賑わいを見せる通りを散策しながら撮ろうと思い、足を踏み入れてすぐ、ローアングルで封切りに一枚撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、おそらく近所の高校生だと思うのですが、手作りの菓子だかなんかを道行く人に売りながら、何かの義援金か何かを集めていたらしいのですが、そこはそれ、亜熱帯のいたいけな女子高生達のすること為すことですから、だいぶ緩いカンジのお勤め風景で、こっそり人垣の陰からカメラを向けてみれば、オクターブ高いカンジのセールストークも一時中断、ニッコリ笑ってしっかりカメラ目線、ということでした。

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三枚目のカットですが、砦跡の史跡公園の周囲は休日ともなると、一大縁日エリア状態ですから、夜市ではおなじみの射的、スマートボールの類いもあちこちで店開き、いたいけな童子中心に結構な繁盛ぶりで、子供向けの射的みたいな器具使って、日本の白いネコのキャラクタ商品を景品として取れるアトラクションでは結構熱くなっていた極小姐が居たので、そおっと気配を消して近寄り、その様子をこっそりしっかり収めようとしたら、傍らのオモニにはすっかりバレバレで微笑するご尊顔がしっかり写ってましたというもの。

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四枚目のカットですが、また同じ通りを運河に設けられたヨットハーバー方面に向かって歩きながら、物販やらゲーム系の露店、屋台の類いから、台湾風の屋台フードの店の幟が増えて来たので、ここらで、アイレベルで辺りの景色でも撮っておくっぺかとちょいと立ち止まって、夏らしいカッコの小姐小集団が歩いて来た頃合いを見計らってシャッタ-切ったもの。

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五枚目のカットですが、同じ通りの行程で、台湾に限らず、中華圏の夏の路上の風物詩、漢方系フレーバーの清涼飲料水系屋台の前で、いたいけな極小姐をベビーバギーに乗せたまま井戸端会議ならぬ、屋台前談義に花咲かすヤンママ連が目に付いたので、北京語で声かけて一枚撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、バス停から運河のヨットハーバーまでは地図によれば1kmもなく、通りを素通りしては面白くも何ともなく、路地裏探訪がそもそものメインデッシュみたいなもんですから、辺りをキョロキョロしながら歩き回って、少しでも面白げな雰囲気の漂う側道があれば、果敢に入り込んで行くのが旅に共通するルールみたいなもんですから、今回も左手の鬱蒼と木々の生い茂る間の道に分け入っていく前にその通りの入り口付近を撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、メインストリートを左に折れ、探訪してみた側道のほぼ行き当たり付近の廟前に置かれていた、中国文化上の伝説の動物等をモチーフとした金色の荘厳な飾りつけも目に鮮やかな、巨大な焼香炉の威容を夏の青空をバックに撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、側道の奥から伸びる、別の路地みたいなところを通り、また元来たメインストリートに戻る途上、ちょっとした広場みたいなところがあって、そこにはちょっとサイケデリックなボディペイントを施された裸のマネキン人形一体がいつ走り出すのか判らない、黒塗りの輪タクの客席にこの世の終わりまで鎮座ましますようなオブヂェが置かれていたので、これ幸いにと一枚撮ってみたもの、

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九枚目のカットですが、メインストリートに戻る途中の古い住宅地の生活道路の様相を呈した路地には台湾や香港、そしてマカオなどではもはやお約束とも云える、煉瓦の壁と石畳の路面、そしてちょっと風雪に晒され、ヤレたカンジのスクーターが如何にも撮ってください、と云わんばかりに揃えられていたので、ぢゃ、ご厚意に甘えて、となカンジで一枚戴いたもの。

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十枚目のカットですが、途中寄り道しながら、夏はまず海の見える場所だわな、とか勝手に独りごちて老街の奥に広がる安平運河に設けられたヨットハーバーの浮桟橋を、そこそこ揺れるため、愛機ごと海水浴したりしないよう細心の注意で恐る恐るすり足気味に進み、21mmx1.5倍の画角でマストのてっぺんまでがちょうど収まる距離まで歩み寄り、涼やかなその真っ白い船体を収めてみたもの。

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十一枚目のカットですが、かなり理想的な恰好のヨットを夏空をバックに撮れたという満足感もあり、かなり上機嫌でヨットハーバーそばの裏道探検へと邁進し、メインストリートの喧騒も気にならない奥地まで来たところで、この辺りの雰囲気にバッチシ合った地名表示板を打った壁を発見し、喜び勇んで撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、同じくヨットハーバーからゼーランディア史跡方面を目指しながら路地裏探検していると、台中近くの鹿港や桃園市の大渓、或いは高雄の南のリゾート旗津港辺りの路地から持ってきたかの如き、重厚な煉瓦造りの建造物の窓には何故か、夏の海や空を思い起こさせるが如き、淡いエメラルドグリーンに塗り分けられた金物や窓枠が嵌められており、日本の同時期の重苦しいカンジの建造物とはまた違った洒脱な雰囲気を感じ、一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、ヨットハーバーから続いた細い路地はかなり大きな廟前の広場へと繋っていて、そこでも周辺同様、縁日というか、昼の日中から夜市みたいなお祭り騒ぎやってて、地元の住民コミュニテーが主催しているのでしょうか、商業臭の一切しない家族参加イベントみたいなコーナーがあり、そこではプラ製の人工魚介をおもちゃのリールと竿で釣り上げるゲームみたいなのが設けられ、かなり熱中していたいたいけな童子が居たので、傍らのオモニに声かけて親子モデルさんになって貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、同じく廟前広場のテント下でお孫さんと涼みに出て来ていたらしい爺様の姿が目に付いたので、ここでも北京語で声かけて、いかにも洗濯が行き届いて清潔そうな身なりの爺さまとお孫さん一緒にモデルさんになって貰ったもの。

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十五枚目のカットですが、史跡公園の入り口付近まで来た時、何らかのイベントの合間に、お利口さんなことに一人でお買い物に来たのか、アンナと雪の女王のステージ衣装みたいなプリントされた恰好の小々姐が、台南ローカルスウィーツの屋台の前で、万国共通の小姐のどうしましょうポーズで品定めしている様子が面白かったので、背後に音もなく忍び寄り、一枚戴いたもの。

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十六枚目のカットですが、ゼーランディア史跡公園に入場料支払って入場し、中を散策しながら色々と目に付く面白ろげなものを撮り歩いていたのですが、見慣れないカメラを提げた、妙に色の生っちろい中年ヲヤヂがキョロキョロしながらしゃがみ込んだり、背伸びした上に腕を伸ばしてカメラを構えたり、相当目立つパフォーマンスしているのが気になったのか、フィリッピンかインドネシア辺りから来たと思しき、いたいけな若いカポーの小姐の方が行く先々で好奇の視線を向けて来たので、それならば、と大砲越しにお二人の幸せそうな様子を一枚戴いたもの。

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十七枚目のカットですが、史跡を一通り巡り、周辺も散策してから遅いランチにしようと思って、史跡の西側に位置する徳陽記行とかいう、かつての英国の貿易会社だった建物が午後遅くの西に傾き出した南国の太陽を背になかなか荘厳な雰囲気を醸し出していたので、中に入ろうかと思いきや、中に入ったら、建物全景や周辺が撮れなくなっちゃうわ、と思い直し、とりもあえず正面から一枚戴いたもの。

さて、次回は一転して国内は上州太田世良田の秘祭、「世良田祇園祭り2016」からレポート致します、乞うご期待。
  1. 2016/08/07(日) 19:59:33|
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Mio amato stagione calda Folmosa~Taipei Tour'16Jul.②~

さて今宵のご紹介は7月中旬の台湾ツアーからの到着二日目の午後、淡水での行動からのカットをお送り致します。
まず、冒頭にお詫びと訂正がありまして、今回の台湾ツアー、二回で完結させる予定だったのですが、それほど枚数が嵩まないと思っていたのが、淡水編だけで、X-Pro1で撮ったものから選んだ段階で軽く20枚は超してしまい、更にM8で撮ったものも加えて30枚をゆうに超す中から厳選したので、こりゃ、その翌日の台南編と一緒はムリだわい、と一人ごちて、早々にギブアップし、三回に拡張を決めた次第。
ということで、到着二日目の午後、台湾駅地下でローカルランチを摂ってから、淡水線で出掛けた終点、淡水の河口の街の賑わいを、フェリーで訪れた対岸の街、八里の様子と併せてじっくりとお送りしたいと思います。

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まず一枚目のカットですが、台北駅からMRTに乗って50分ほどで到着した淡水駅から降りると、淡水河際の駅前はかなり大きな広場になっており、そこでは、大道芸人みたいなのが休日には繰り出して日銭稼ぎに精を出しているのですが、この日は少なくとも台湾では初めてみた、銅像・塑像系パフォーマンスの芸人が駅から河岸に向かう途中に居て、小銭投げて記念撮影したり、タダで触って恐る恐る逃げる童子達が居てそこそこ盛り上がっていたので、面白半分に一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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二枚目のカットですが、大道芸人のところを過ぎ、更に河岸方面に歩いて行くと、何か日本のヤクルトによく似た形のプラスチックのミニボトルに入れられた乳酸飲料みたいなもののキャンペーンを歌舞楽曲の類いもほぼ皆無で慎ましくやっていた一団が居たので、怖いもの見たさも手伝って接近し、子供相手にその効用を熱心に説く、やや歳のいったキャンペーンガール的役割の小姐の働きぶりと、完全カメラ目線の童子の様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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三枚目のカットですが、淡水河沿いの繁華街には、アジア共通のパーマネント祭り会場と日本固有の海の家文化の融合したような露店テイスト濃厚な小商店、間口の小さい鰻の寝床的飲食店が軒を連ね、その前の歩道をひっきりなしに現地のカポーや非リア充の兄ちゃん達が行き交うので歩きながら、往来の様子を捉えてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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四枚目のカットですが、ここは観光地だけあって、結構ハデというか、オーバーアイデンティティ的なオブヂェがところどころに配置され、それが、またアジア各地から集まってくる観光客各位の心の琴線に触れるのか、巨大ながら、清掃が行き届いていないのか、金色の黄色い文字が薄汚れてまだらな黄土色になってしまった名所表示の看板前で派手なポーズをつけて記念写真に興じるいたいけな韓国アガシの勇姿を一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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五枚目のカットですが、紅毛城へ行く前に対岸の八里に渡って、あちらの様子もカメラに収めたかったので、埠頭に向かって河沿いの繁華街を歩いているうちに、アンニィな雰囲気で通りに佇み、スマホンの音楽プレーヤーなど操作しながら、人待ち顔の小姐二名が目に留まったので、通りざまに一閃浴びせたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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六枚目のカットですが、フェリーターミナルまでやって来たら、すぐに出るということで、IC[カードをかざしすぐに飛び乗って、対岸に渡り、埠頭の目の前の露店街を進んで行ったら、目つきの鋭い偉丈夫の如き現地小姐がその威容とは裏腹に黒っぽいヨークシャを左肩から下げたショルダーバックに隠匿していたので、小姐が店に気を取られていて、犬が顔を出す瞬間を狙ってシャッター切ったら、ちょうど犬が顔を隠し、ただならぬ空気を感じた小姐が視線を走らせた瞬間が写ってしまったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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七枚目のカットですが、八里の埠頭から真っすぐ目の前に続く露店街もそれほど長くはないので、すぐに奥まで着いて、コンビニでミネラルヲータ買って飲み干してからまた埠頭方面に引き返し、埠頭から向かって右方面の繁華街的な通りを散策しながら撮ろうと考え、真っ先に目の前の「炸海鮮」屋台の美小姐の横顔を頂いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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八枚目のカットですが、八里側の河沿いの繁華街も、天気の良い休日ということもあり、様々な年齢の男女、グループが楽しげに通り過ぎて行くので、ふと立ち止まり、河の堤防というか護岸的なコンクリートの壁の木陰にもたれて通り過ぎる現地小姐グループの楽しそうなお姿を一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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九枚目のカットですが、河沿いの繁華街には色々なお店が出ていますが、もちろん、ここ台湾も中華文化圏であることは疑いようもないので、医食同源というか、漢方薬と健康食品の中間みたいな飲食物を販売する店舗なども出ているわけで、確か何かの健康茶の類いの試飲販売のお店の店頭で呼び込みやってた小姐、中姐数名のグループの中の一番若そうなこの小姐と目が合ったので、おもむろに接近し、想定外?の北京語で話し掛け、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十枚目のカットですが、八里での撮影を終え、再び埠頭からフェリーに乗って、対岸の淡水の街に戻り、機材をM8に切り替え、撮影を続行、船着き場から紅毛城方面を目指し、河沿いの繁華街を歩いていたら、アーチ状の日除けの植栽から通行人が出てくるとちょうど良いライティングになるスポットを発見、待ち構えていたら、色白でなかなか良い雰囲気を漂わせた現地小姐が通りがかったので一枚戴いたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十一枚目のカットですが、同じく淡水河沿いの繁華街を歩きながら紅毛城を目指している途上、おそらくひと昔くらい前に日本ではCMが一世を風靡したかの感があった日焼け防止化粧品か何かのキャンペーン小姐がちょうど交代から戻って来た風情で、まだ場の動きに馴染めないようでぼぉっとしていたので、これまた北京語で話し掛けモデルさんになって貰ったもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十二枚目のカットですが、淡水河沿いの繁華街、そしてそれに並行する遊歩道も西北の外れまでやって来たので、いったん山際の幹線道路に出て紅毛城を目指さねばならないのですが、だいぶ西に傾き低い角度で差し込んでくる午後遅くの陽光を受けて、逆光でセミシルエット化した、前行く小姐二名のお姿がとても眩しく、一枚戴いたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十三枚目のカットですが、淡水河遊歩道に前回、少なくとも去年の春に訪れた時は無かったオブヂェというか、ストリートアートで、つい今年の3月に訪れた釜山は甘川文化村のアートを思い起こさせるようなセンスの良い壁画を見つけたので、つい嬉しくなって、人通りが切れるのを見計らって一枚撮ってみたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十四枚目のカットですが、ここも淡水河遊歩道の税関橋頭保に近い辺りの真っ白い壁につい最近出来たらしいストリートアートの類いで、これは無人よりも、季節感のある装束の地元民各位が通り過ぎるところを取り入れて撮った方が雰囲気出ると考え、獲物を待ち侘びていたところ、ちょうどイイ小姐二名が通りがかったので一枚戴いたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十五枚目のカットですが、紅毛城への途上、たぶんガヂュマルの樹だったと思うのですが、河沿いの遊歩道を丸々すっぽりと枝葉が覆ってしまい、緑のトンネル状態になっている箇所が十数メートル在って、そこの護岸パイプ上には、いつでも老若男女がそれこそ電線の雀の如くたむろしているので、人物セミシルエットで雰囲気有る画を撮ろうと、いつもとは逆の方向で撮ってみたら、結構気に入ったカットが撮れたというもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十六枚目のカットですが、淡水河沿いの遊歩道から幹線道路経由歩き、程なく目指す紅毛城に辿り着き、入場料を支払って、園内を徘徊しながら、ところどころ適当に撮っていたのですが、館を背景に大砲群を撮ろうとしていたら、何と紅毛人の末裔たる白人観光客の一群が恐ろしい巻き舌+擦過音の英語を乱発しながらやって来たので、いったんやり過ごし、背景から大砲台座、館を入れて一枚撮ってみたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十七枚目のカットですが、紅毛城の中も一通り見物し、写真撮るのもそろそろ飽きてきてしまったので、陽があるうちにまた淡水河沿いの遊歩道でもスナップしながら帰って、一旦宿に戻って冷たいシャワーでも浴びて、小籠包でもアテに台湾ビールでも・・・とか不純な考えに浸っていたら、首から下げたライカを目ざとく見つけた紅毛人小姐二名が自分達のアイポンとライカのコンパデヂで記念撮影してくれとかろうじて聞き取れる異国の言葉で頼んで来たので、オケーでもモデルになってね♪とバーター条件出して、交渉無事成立、こうして一枚戴いたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

さて、次回は正真正銘、台湾'16夏の最終稿、初訪問の台南での冒険からお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2016/07/31(日) 19:14:12|
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Mio amato stagione calda Folmosa~Taipei Tour'16Jul.①~

さて、今宵のご紹介は先週末7/15~18まで、台湾へ三泊四日の撮影旅行に出て撮って来た中から、二週に分けてご紹介するうちの、第一週目をお送り致します。
まず簡単に旅程をご説明致しますと、7/15の金曜日の13時発(実際は30分の遅発)の便で15:40過ぎに台湾桃園国際機場に入り、そこで、何と入国手続きに1時間以上も要し、市内へのバスも切符を買ったり、便待ち時間等で何のかんので1時間を要しますので、当日は、夕暮れの淡水も故宮博物館も全部諦め、着いて早々の常宿にチェックインし、台北駅で早めの夕食を取って、松山駅前の夜市を撮影することとし、翌日は、早めに起き、午後に出掛ける予定の淡水の肩慣らしも兼ね、台北市中心部から程近い、レトロ商店街である迪化街界隈をスナップして、いったん台北駅で昼飯を済ませ、淡水線のMRTに乗って午後に終点の淡水に移動し、ほぼ日暮れまで撮って、小籠包の名店「京鼎楼」で豪華デナーを食べて宿に戻り、到着三日目はまた少々早起きし、台湾新幹線こと、台湾高速鉄道に乗って、高鉄台南駅まで移動、そこから電車で台鉄台南駅まで移動し、更にバスに乗り換え、目的地の遺跡+老街の在るエリアへ移動したという次第。なお、四日目は15時30分デパーチャでしたが、何せ桃園空港までは高速道路経由でしかも、LCCもどきの信頼ならない航空会社ですから、いつものようにギリギリまで撮ってしかるのち、MRTで松山空港へ入るなどという芸当は通じなかったので、前日の台南からの戻りが予想以上に遅くなったこともあって、最終日の街撮りは断念した次第。
では、今回は松山駅前夜市から、翌日の迪化街周辺でのスナップまで見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、松山駅から地上に出て、夜市の方向を目指して歩くと目に入るのが、仏教とも道教ともつかない、金色に飾り立てられた巨大な屋根を持つ寺院が煌々とライトアップされている様子ですが、その手前の歩道上で、大陸からの観光客か、夜市帰りですっかり人気に当てられ、ややお疲れモードだったのが印象的だったので、すれ違いざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2、絞り優先AEでの開放撮影です。

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二枚目のカットですが、その夜市へ入ってすぐの台湾特産果実だかのスゥィーツを商うお店の看板の傍らで、両親に促されるままに品定めをしている、いたいけなローカル小々姐の横顔がカクテルライトに照らされ、かなり心惹かれる美しさだったので通りざまに一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2、絞り優先AEでの開放撮影です。

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三枚目のカットですが、夜市には、食べ物、飲み物系だけでなく、金魚すくいから、アヤシゲな占いの類い、そしていたいけな小姐、アガシの類いがアイゴ~x2とか泣いて喜びそうな、キッチュなオシャレ小物系なども取り揃えてますが、ちょうどそういった、韓国はソウルの明洞辺りから引っ越してきたみたいなピアス、イヤリング、或いはペンダントヘッド、アンクレットなどの屋台の前で、真剣に品定めしている小姐二名のお姿が目に付いたので、傍らからちょいと失礼とばかり一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2、絞り優先AEでの開放撮影です。

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四枚目のカットですが、日本の縁日の屋台通りにもよくある、数字合わせのクジみたいなアトラクションに男友達共々、果敢にチャレンヂし、商品を虎視眈々と狙う、男勝り系のローカル美少女の采配ぶりを人垣の合間から一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2、絞り優先AEでの開放撮影です。

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五枚目のカットですが、夜市の通りの中ほど、如何にも台湾固有の南方系美人という趣きのトランヂスタグラマーの小姐が、そのボーィフレンドと思しきオッパーと、確か鉄板+粉物系の屋台の前に佇み、頼んだ品物が出てくるまで、楽しそうに語らい合い、見つめ合うその様子がいかにも南国の夜のロマンスという風情だったので、斜め後ろからその幸せそうなお姿を一枚お裾分け頂いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2、絞り優先AEでの開放撮影です。

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六枚目のカットですが、夜市のこれも中ほどで、やはり色の浅黒い南方系美小姐が清潔なカンジの白いTシャツを着こんで、たぶん、ローカルフルーツの生ヂュースかかき氷を商っていたのですが、人通りは結構あるのに、なかなか客が寄り付かないらしく、虚ろな目つきで往来を眺めていたので、通り過ぎざまにそのアンニュイなご様子を一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2、絞り優先AEでの開放撮影です。

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七枚目のカットですが、これは夜市の通りの真ん中を過ぎた辺りで、ローカルフルーツ入りの紅茶系飲料を商っていた、小姐だったのですが、ここ台北にしては珍しく色白の、そのまま日本人OLのバイト、といっても通じてしまうくらい、日本人(特に男性の・・・)審美基準からすれば、極めて高得点を付けられそうなカンジだったので、これも前を通り過ぎ屋台の横の開いている箇所から、小姐が顔を上げた一瞬を狙って必殺の一閃を浴びせたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2、絞り優先AEでの開放撮影です。

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八枚目のカットですが、ここ松山駅前の夜市は真ん中にも屋台・露店の類いが出ているため、凡そ二車線構造になっているので、夜市の端まで一旦歩き、元来た道の裏側を通って、また松山駅の方向に歩き出して暫くしたら、あどけない筈の極小姐が傍らのオモニよろしく、かなり悩んでいる表情で、特売品のアクセサリー小物みたいなものを品定めしていて、その様子が面白かったので、傍らから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2、絞り優先AEでの開放撮影です。

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九枚目のカットですが、翌朝、常宿で無料の朝食を有り難く頂き、宿の女将にお世辞のひとつも述べてからまず向かったのは、前々から行こうと思ってはみたものの、どうせ市内中心部だから、時間余った時にはいつでも行ける、と行かずじまいだった迪化街で、最寄りの駅である「大橋頭」駅から歩いて、迪化街へ抜ける側道に広がっていたマーケットの様子を、レンズのシェイクダウンも兼ね、まず撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十枚目のカットですが、台湾に限らず、アジアの市場では、だいたい、お店のマスコット代わりの意味もあるのか、いたいけな童子が店番をする親、或いは爺、婆の傍らにちょこんと控えていることがままありますが、ここでも、ピンクの可愛らしいTシャツを着たいたいけな極小姐が婆ちゃんに髪を編み上げて貰ってゴキゲンそうだったので、声かけて、写真撮らしてと頼んだら、「好是、好是!」ということで二人揃って幸せそうなモデルさんになってくれたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十一枚目のカットですが、市場みたいな通りを抜け、大きな通りに出て、小学校みたいな大きな敷地の建物の傍らの歩道を歩いていたら、門から、ニコニコと笑って、いたいけなお孫さんと思しき極小姐と手を繋いだ初老の男性が出て来たので、これまた中国語で話し掛けてモデルさんになって貰うことには成功したのですが、「これ娘ね、ボクはグランファザーぢゃないので、ブログに出してもイイけど間違わないでね」とかしっかり流暢な英語でクギを刺されてしまった、やや恥かしめのカット。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十二枚目のカットですが、迪化街周辺には、それこそ、旧日本統治時代から残っていると思しき時代がかった建造物がかなり健全な状態で残っているどころか、活用されており、ちょうど、交差点に建つ、大正時代くらいの建築様式の医院を目の前に信号を待つ、現代の台湾人親子の姿が対照的で面白かったので、背後から一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十三枚目のカットですが、大きな道を西方向に折れて歩いていたら、柔道着を来た、愛くるしい童子達が出て来て、ちょうど、いたいけな柔道美小姐が迎えに来たオモニのスクーターに向かって歩き出したので、あいや!暫し待たれい、拙者、日本から参ったので、柔道着が良く似合ってクールにつき、一枚撮らして頂戴、と英語、中国語チャンポンで周囲の父兄の失笑も買いつつ、ほら、イェィ!とやって笑って上げなよ、という極めて協力的な雰囲気の中、極上の笑顔を一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十四枚目のカットですが、迪化街近くの大きな通りからまた路地を見つけたので、そこを進んで行くと、かなりうらぶれたカンジの極小商店街みたいなところの入り口にピッカピカに磨き上げられた真っ赤な新品のスクーターがさりげなく停められていたので、その対比が面白く、一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十五枚目のカットですが、そのうらぶれた商店街のような路地を抜けると、またビルの谷間みたいな裏通りだったのですが、ところが通りの寂れ具合いには不似合いとも思えるような関帝廟か何かの寺院っぽい施設があり、その横の壁には満艦飾とも云えるようなカラフルな提灯がぶら下がっていたので、一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十六枚目のカットですが、そろそろ昼飯摂って、MRTで淡水に向かうのにちょうど良い時刻になってきたので、今回も結局、迪化街の入り口まで来て、離脱ということになってしまったのですが、それでも街区の入り口には、日本の統治時代に精緻な都市計画に基づいて建てられたと思しき、端正なタイル張りの建造物がその往年の威容を放ってましたから、街の中の探訪はまた次回への宿題として、入り口付近の写真だけ撮って、涙の退却としたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

さて次回は午後の淡水から到着三日目に丸々一日かけて探訪してきた、初訪問地、台南での遺跡と老街の様子をお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2016/07/24(日) 20:49:39|
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Rainy but very hearty festival!~Narita Gion Festival2016~

さて、今宵のご紹介は、予告通り、下総は成田の街の一年で一番熱い二日間、成田山祇園祭2016に写真のお仲間各位と連れだって訪問して参りましたので、そのレポートをお送り致します。
先週の土曜日、朝10時半にJR成田駅改札集合としたのですが、当日はあいにくの荒天、ほぼ雨が降り続く中でのお祭り撮影となってしまったのですが、そこはそれ、皆さん、名うての手練れ揃いですから、雨なら雨のお祭り風景を楽しもうぢゃまいか?ということで、11時過ぎからのランチを挟み、14時過ぎのお茶タイムを潮時に上がるまで、かなり気合いを入れつつも、飄々と撮りまくっていたのでした。
では、さっそく、当日の行動に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、駅からまずは参道方面に向かい、道すがら撮りながら本山を目指そうぢゃまいか、ということで、メンバー4名は傘をさしたり、雨合羽に身を固めたりと思い思いの装備で沿道の景色、人物を撮り歩いて行ったのですが、工房主は遠目に浴衣の小姐2名組が傘さして、姦しく語らい合いながら歩いてくるのが見えたので、インターセプトポイントを決め、商店の軒下で傘をおろし、通り掛かった瞬間を狙って一閃浴びせたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはMinolta M-Rokkor40mmf2.0による絞り優先AEでの開放撮影です。

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二枚目のカットですが、参道を下っていくと、ランドマーク的な酒屋さんの手前に三つ又交差点が在り、晴れていれば、そこで山車、屋台ののの字廻しなど見物出来るのですが、あいにくの雨、路面状態のためか、それも期待出来そうになく、ただ、自分の街の山車及び随伴の社中の到着を心配そうに待ち侘びる世話役の哀愁帯びた後ろ姿を一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはMinolta M-Rokkor40mmf2.0による絞り優先AEでの開放撮影です。

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三枚目のカットですが、とにかく本山の境内をまず目指そうということで、三つ又交差点を下っていくと、雨具に身を固めた山車随伴の社中一行に追いついたので、古めかしい建物が両脇を固める参道を静々と歩いて行く彼らの後ろ姿を追いかけざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはMinolta M-Rokkor40mmf2.0による絞り優先AEでの開放撮影です。

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四枚目のカットですが、祭り関係者の一行が過ぎてしまうと、それ以外の浴衣や祭り装束来た観光客などは、いつもの晴天時に比べると期待すべくもないので、いきおい、被写体としては沿道の商店のスタッフ、特に眉目麗しい小姐、アガシの類いに目が行ってしまうのですが、新しく出来た、オーガニック系の洗顔せっけん店舗の前で、元気良く、まばらな通行人に自社製品のPRを行う小姐が居たので、せっけん試しがてら話し掛け、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはMinolta M-Rokkor40mmf2.0による絞り優先AEでの開放撮影です。

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五枚目のカットですが、やっといつものペースでの声掛け撮影のリズムを掴めたので、雨天とはいえ、だいぶ、スナップへの気合いは高まり、雨だから撮るものが少ないから仕方ない、から、雨でもその時しか撮れないものを確実に撮るモードへスィッチし、せっけん屋さんのちょっと先の店舗横で、昼ビールなんか呑みながら、他の町会の兄ちゃんとおサボリ中のオッパーのチョイ悪オーラ漂う横顔を一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはMinolta M-Rokkor40mmf2.0による絞り優先AEでの開放撮影です。

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六枚目のカットですが、参道もうなぎ屋街が近くになって来た辺りで、間口を大きく開けた或る町会の詰め所で、品の良さそうなご老人が仮設の帳場に座って、背筋を伸ばして書き物をしていたので、酒樽越しに書き物してるところを一枚撮らして貰って良いですか、と声掛けたら、イイですよというお返事の代わりに、何処から来なすったの?と、聞かれて、江戸は深川から今朝出て来ました、と答えたところ、ぢゃ、まず地元のお神酒を一杯、二杯やってってください、写真の話はそれからだ、ということで、お言葉に甘え、「長命春」の樽酒を二杯半ほど頂き、しかるのち、記念に一枚撮らせて頂いたもの。

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七枚目のカットですが、美味しい樽酒をごちそうになり、今年も祭りの成功を心よりお祈りしますとお礼を述べて詰め所を出ようとしたところ、買い食いモードの町会の小姐2名が入って来たので、声かけたら、一瞬、バツが悪そうでしたが、両名顔を見合わせて、ウン、いいですよ♪ということでモデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはMinolta M-Rokkor40mmf2.0による絞り優先AEでの開放撮影です。

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八枚目のカットですが、うなぎ屋街のすぐ手前、ランドマーク的存在の元旅籠の三階建て木造建築物の手前でイイ案配に年取った木戸に神域との結界を示す注連縄が掛けられており、その下の石段には色鮮やかな、サルビアなどのプランターが置かれていて、その対比が、雨に濡れてより鮮やかで目を惹いたので一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはMinolta M-Rokkor40mmf2.0による絞り優先AEでの開放撮影です。

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九枚目のカットですが、目指すうなぎ屋「駿河屋」さんに無事待つこと少々で入れ、しかも、毎年、特等席扱いで、まず予約でもしない限り入れない、二階窓際座席に雨天でお客の出足が鈍かったことも合って入ることが出来、食事前に何回か通り過ぎた、山車、屋台、そしてそれらに随伴する社中の艶やかな姿を眼下に眺め、いつもは下から見上げるだけだった屋根の上の大工方の勇姿も斜め上から間近に見ることが出来たため、その感動を残すため、一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはMinolta M-Rokkor40mmf2.0による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十枚目のカットですが、無事、美味しい鰻重と出汁巻き卵、そして「長命春」の冷酒など堪能させて戴き、午後も頑張っペぇ!とばかりやや雨が小降りになった頃合いを見計らってお店を後にし、再びお祭りの舞台でもある参道に降り立ったのですが、午後に向けレンズ交換をしたので、そのピンの立ち具合いでどの程度速写出来るか、ちょうど通り掛かった浴衣の一行をターゲットに一閃浴びせてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSpeedpanchro28mmf2.0改M(未発表)による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十一枚目のカットですが、お店から出て間もなく、雨が小降りになるのを見計らっていたかの如く、いたいけな若者各位が色とりどりの浴衣姿で参道を闊歩するようになってきたので、山門方面に通り過ぎるグループの後ろ姿を追って一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSpeedpanchro28mmf2.0改M(未発表)による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十二枚目のカットですが、だいぶこのレンズが速写に向いていることが判ってきたので、カメラを参道を駅方向、三階建て木造建築前の路上に向けて、適当な祭り装束の地元民各位がやって来るのを待っていたら、ちょうどお誂え向きのお揃い衣装親子連れが買い出しから戻って来た風情で歩いていたので、これ幸いに一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSpeedpanchro28mmf2.0改M(未発表)による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十三枚目のカットですが、本堂手前の階段下広場までやって来たら、ガイド役の工房主が案内するまでもなく、手練れのメンバーは自然に散開、露店・屋台村の中を、まさに水を得た魚よろしく、キャンディドフォトと声掛け系を上手く使い分け、次々と軽快に撮り進んで行き、工房主も負けじとAF並みに速写が効く、この得物で海外の観光客が物珍しそうに露店を物色している様子を脇から一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSpeedpanchro28mmf2.0改M(未発表)による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十四枚目のカットですが、露店の客層は観光客のみならず、祭りの演者を含めた地元民各位もウエルカメですから、いたいけな若い小姐達に魅力的と思しきお店には、様々な小姐が集まり、目の前でも、同じような年回り背格好で、片や祭り装束の金棒引姿、片や原宿の竹下通りからワープしてきたようなミニやショートスリーブも眩しいカジュアルな夏服姿の小姐が並んでいるところが面白く背後から一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSpeedpanchro28mmf2.0改M(未発表)による絞り優先AEでの開放撮影です。

今回の感想ですが、遅れて来たら、既に話が盛り上がっていたので、一枚撮らして、と切り出すタイミングを失ってしまった、極めて闊達でフレンドリーな地元女子大生二人組や、まずはお神酒をということで、見ず知らずの観光客に樽酒を進めてくれた詰め所のご老人、そしてカメラを向けると思い思いの笑顔やピースで返してくれた祭りに居た皆さん、ホント、雨天を跳ね返す暖かい街ぐるみのおもてなしに感服致しました。
また来年も、その更に次の年も、何とか都合付けてお邪魔し、及ばずながら情報発信したいと心から思いました。

さて、来週は海外遠征で一週お休み、その翌週は海外での撮影結果を二週にわたりご紹介致します、乞うご期待!!
  1. 2016/07/10(日) 19:59:48|
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Nice trip with an old friend~Shima Hotspring Tour '16~

さて、今宵のアップは予告通り、今週末に大学時代からの友人と群馬県の鄙びた温泉地に泊りがけの旅行に行って来たので、その時の撮影結果をご紹介します。
まず簡単に行程を説明しますと、木場駅を10:01発の東西線に乗って東京駅から湘南ライナーの高崎行に乗り換え、高崎駅には11時過ぎに到着、そこで駅弁と飲み物を贖って吾妻線に乗り換え、中之条までJRに乗って、中之条から四万温泉行の路線バスの旅で、現地には13時半着の予定よりやや早めに到着しました。
そして、宿のチェッキンまでは時間が有ったので、近場を散策し、ハローキティカフェでアイスなど食べてから宿にチェッキンして荷物を置き、探検&撮影に出たというのが初日のあらまし。
では、さっそく、今回の行程に沿って実写結果を見て参りましょう。
カメラはX-E1、レンズは1~10枚目までが、Ai-AF Zoom Nikkor18-35mmf3.5-4.5ED、11枚目がW-Nikkor35mmf1.8S、12~16枚目がAi-Nikkor50mmf1.2Sの全コマ開放、絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、宿に荷物を置いて、まずは温泉街どんづまりの四万ダムさ行ってみっぺ♪ということで、思い思いの得物を持って、宿を出て、工房主はさすがにニコン製の超広角域のクラシック、ないしセミクラシックは持っていないので、仕事用のD2Hにいつも嵌めてるAFニッコールをマニュアルで使う前提で持ち出してきて、そのX-E1とのコンビの記念すべき最初のカット。

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二枚目のカットですが、宿からダム方面に向かうには、新湯エリアのランドマークである四万グランドホテルと積善館の間を通って日向見エリアへまず向かうのですが、その四万グランドホテル下の四万川の河原に数十年前から在るという河原湯の周辺で、清流と戯れるいたいいけな家族連れの姿を、文字通り上から目線で撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、ダムへ向かう途中の、グランドホテル裏のささやかな飲食店街にある前回も入った手打ちそばのお店の店先に置かれていた、なかなか良い案配に苔むしていた蹲の様子をほぼ最短距離域で一枚撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、宿や積善館、四万グランドホテル、そして我々の宿の在る新湯エリアのはずれ、ゆずりはエリアとの境界に掛かる橋のすぐ手前に、お江戸は三原橋のたもとにあった二葉寿司だったかと良く似通った佇まい寿司屋が目に付いたので、店頭の淡いガクアジサイをモチーフに一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、四万川の渓谷に掛かる赤い橋を渡り、新湯エリアの上に位置するゆずりはエリアの坂道を歩きながら左右をキョロキョロとしていたら、真っ赤な八重のタチアオイが今を盛りに咲き誇っているかのようだったので、これも最短距離付近で一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、ゆずりはエリアを抜け、その上の四万温泉発祥の地とも云われる日向見エリアでもかつての国宝だった、現重文の薬師堂を見物してから、その威容がすぐ近くに迫って見える四万ダムエリア下の日向見公園まで散策に出掛け、ここでも梅雨に盛りを迎えるアジサイが絢爛豪華に咲き誇っていたので、聳え立つダムを背景にその可憐な姿を撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、無事、温泉街のどんづまりである四万ダムの下まで辿り着き、その下の清流の冷たく澄んだせせらぎに手を浸して満足し、さぁ、宿さ戻ってひとっ風呂浴びて、晩飯だべ♪と元来た道を引き返し、そこでも何か山の夕暮れの低めの陽光で画になるものはないかと物色していたら、ゆずりはエリアの足湯場の横の広場で白い小さな花が無数に咲き乱れていたのでその様子を捉えてみたもの。

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八枚目のカットですが、ダムから宿に戻る道すがら、積善館の手前、グランドホテル裏の細い幹線道路?を歩いていたら、その前方に湯治にでも来ていたのでしょうか、ややうつむき加減に歩くカポーのセミシルエットが目に留まったので、後ろから一枚頂いたもの。

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九枚目のカットですが、到着してすぐの時は、カメラを出すのが面倒だったので、携帯でしか撮らなかった積善館の前に差し掛かったので、さっそく、広角側のズームの威力を試すべく、敷地内にかろうじて残っていたツツジの赤い花越しに赤い橋の上で思い思いに記念撮影などに興じる観光客各位のお姿も入れて風情有る建物を撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、同じ積善館の敷地内、花からもうちょい引いて、空を入れ、レトロな浴場の建物と、赤い橋とその橋を渡る手前の古い木造建築物を一緒に入れてアンダー目でセミシルエット的に撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、宿でひとっ風呂浴びてから、さぁ、旨い晩飯食うっぺ♪と、もちろんカメラを身に着けて、ふたたび宿から外出し、晩飯に美味しいローカルポークのチーズとんかつ定食など頂き、陽もとっぷり暮れて来たので、灯りを点した積善館の夜景を見ようではないかと云うことで、連れだって積善館まで足を運び、予想通り、暖かい光を放つレトロな木造建築の全景を撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、翌朝10時に揃って宿をチェックアウトし、友人は更に積善館に一泊するというので、一緒に荷物を預かって貰うことにして、積善館のフロントまで一緒に足を運び、日曜日の朝ということもあって、フロントはやや混み合っていたので、待っている間、またしても敷地の中から赤い橋の上で記念撮影なんかしている若い人々の様子など捉えてみたもの。

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十三枚目のカットですが、無事荷物を預かって貰えたので、今度は、温泉街の四万側下流方向、即ち山口エリアを散策しようということになって、宿の玄関を出てふと何気なく建物の内側に視線をスキャンしたら、浴場入り口で、カポーの片割れが出てくるのを待ちぼうけているのでしょうか、浴衣姿でスマホンに打ち興じるいたいけな小姐の姿が目に留まったので、中望遠の威力を発揮し、一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、同じく積善館付近で、赤い橋の建物に向かって右手の袂に赤いつつじの花がかろうじて残っていたので、その花の残滓をモチーフに積善館の名物、川にかかる木製の渡り廊下橋の佇まいを捉えてみたもの。

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十五枚目のカットですが、山口エリアの散策から新湯エリアに戻り、手打ちそばのランチを戴いてから、再び宿に戻り、荷物を部屋に運び入れてから、中を散策しようぢゃまいか、ということで、友人がレトロな木製の装飾が施された、やや急な廊下を下っていくところを背後から一枚頂いたもの。

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十六枚目のカットですが、工房主の帰りのバスまでまだ若干時間が有ったので居室でお茶でも飲みませう、ということで、川に面した三階の客室に招き入れられ、お茶しながら、ふと窓辺の木製調度が気になったのでセミシルエットで一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、やはり、何回か一人で旅したことがある場所でも、気心知れた友人と旅をすると、また違った楽しみが見えてくる、去年の台湾ツアーも一緒しましたが、今回も改めてそう感じた次第。

さて、次回は夏本番となり、夏と云えば、お祭りのシーズン・・・お祭り大好き人間の工房主は週末フル稼働となります、そこで次回は夏祭り第一発目からのレポートをお送り致したく、乞うご期待!!

  1. 2016/07/03(日) 22:34:36|
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Sober mentre lente di talento~Topcon Simlar5cmf3.5~

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さて今宵のご紹介は予告通り、工房附設秘宝館から国産の古玉。但し、あまりに数が多く、アダプタ探すのも面倒くさいので、防湿庫の中をざっと見て、まだ登場していないのが何本(何十本?)かあるので、適当にスナップに都合良さそうな50mmクラスのを何本か掴んでバッグに放り込み、そのまま浅草に出掛けて撮ってきたうちの一本です。

このC.Simlar銘のエルマータイプの3群4枚のレンズは1953年から1954年の間にしか製造されなかった結構数の少ないもののようで、しかも輸出が中心だったらしく、国内には1954年のTOPCOR銘になってから数が出回るようになったようです。

実は、キャノン、ニコンは50mmはf3.5からf1.2ないし、f1.1まで持ってますし、ライツも同様ですが、トプコンは50mmクラスしか持っていない上、それもf2.0とこのF3.5の2本しか無いのです。

でも、たまに取り出して遊ぶと地味ながら素晴らしい端正な描写で目を愉しませてくれるので、大切な古玉のコレクションの一部です。
では、さっそく、このところ国際的な観光地と化した浅草の土曜日の賑わいを御年63才の古玉を通して見て参りましょう。
カメラはX-Pro1、絞り優先AEでの開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、地下鉄から地上に出て、まず一番目に立ち寄る雷門付近で、このところ常態化している、中国人小姐、或いは中国人カポ-の浴衣ペアルックの記念撮影ですが、なかなか着こなしも決まった和風の小姐をちょっとMr.Boo風の如何にもカメヲタっぽい兄ちゃんがしゃがみこんで下から何某かの指示を中国語で飛ばしながら撮っていたので、「対不起♪」とか声かけて、兄ちゃんの頭の斜め上から一枚頂いたもの。

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二枚目のカットですが、浅草でのいつもの定点観測スポット、仲見世から、美人茶屋「あずま」さんの横を西に入ってすぐの扇屋さんの店頭の江戸風団扇の図で、中央奥の風神の模様にピンを合わせて撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、団扇の試し撮りを終え、では浅草寺方面へ向かおうか、と仲見世に戻ったら、優しそうな目をした髭面の初老の白人男性が孫娘と一緒に土産物屋店頭で地図なんか見てたので声かけてモデルさんになって貰ったもの。

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四枚目のカットですが、如何にも着付けは見様見真似でやってしまいました、という風情の東南アジアからのゲストの浴衣小姐が仲間と仲見世を冷やかしながら歩いていたので、中国人と見当を付けて声を掛けてみれば、全然通じず、横の家族と思しき大姐が、苦笑いして「Sorry. We are from Thailand.」とか云ってくれたので、それでは、とタイ語でお願いして一枚撮らせて貰ったもの。

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五枚目のカットですが、仲見世を歩き切って宝蔵門から浅草寺境内に入ると、まずはいつもそこそこイイ画のチャンスが転がっている、手漕ぎポンプの界隈に足を運んだのですが、親に奉仕の精神を褒められ、すっかり水奉行と化したらしき、いたいけな中国人童子が、来る人来る人に水を振る舞っており、花も恥じらう同郷の小姐グループのうち一名が嬉しげに手などを洗っている様を一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、手漕ぎポンプの次は、これまた境内での定点観測ポイントである、お神籤売場へ向かい、やたら姦しい中国人小姐のグループが意味が判ってるのかどうか判りませんが、お互いに籤の中身を見せ合ったり、或いは手で持ってるところをアイポンで写したりしてやたら盛り上がっていたので、その様子を後ろからそっと一枚頂いたもの。

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七枚目のカットですが、ここもお御籤売場の周辺ですが、スカイツリーが見渡せる神籤結び棚の前にて、結んで、ハイ!サヨナラする前の籤の中身をもう一回二人で読み返して、うんうんと頷き合う、これまた中国人カポーの様子を背後から一枚頂いたもの。

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八枚目のカットですが、本堂に一応、形ばかりのお参りなどして、さぁ、お茶タイムだ♪と元来た道を辿ろうとしたら、手漕ぎポンプの前で、労働奉仕中の中国人童子がそろそろ、その若い力にも限界が来たのか、それとも褒めてくれる筈の親御さんがスマホンでメールだか、顔本だか始めちゃって自分を顧みてくれなくなったのでモチベーション低下したからなのか判りませんが、相当ヘタった表情で水を振る舞っていたので、その様子を一枚戴いたもの。

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九枚目のカットですが、過酷な労役の場と化した手漕ぎポンプ場から宝蔵門方面に目を転じると、これまたいかついカンジのヲヤヂさんが、幸いなことに自分にはあまり似ていないいたいけな小々姐の娘さんが自らの大切なおやつであるアイスクリームだかヂェラートだかのコーンを欠いてはドバトに分け与えていたので、我が娘とは云え、その優しさに心打たれ、目を細めている様子を一枚頂いたもの。

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十枚目のカットですが、仲見世も美人茶屋「あずま」さんの辺りまで来てしまったので、ここらでもうちょい声かけて撮らないとな、とか内心思って辺りを見回していたら、通り掛かった、タイガーウッズの妹さんっぽいタイ系米人の小姐が「あら珍しいレンズで撮ってるわね、アタシもカメラマンなのよ♪」というカンジで話し掛けてきてくれたので、ぢゃ一枚行きますかと、モデルさん役やって貰ったもの。

今回の感想ですが、うーん、テッサー/エルマータイプは奥が深い・・・また数が出回っていないこともあり、国産のノンライツレンズの中でも知名度はそれほど高くはない地味な玉ですが、なかなか楽しいスナップの時間をプレゼントしてくれて、侮れない銘玉ではないかと思った次第。

さて次回はたぶん、旅行先からの旅情溢るるカットをお送り出来ると思います、乞うご期待!!
  1. 2016/06/26(日) 15:45:04|
  2. 深川秘宝館
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Lens aus Frankreich einen Schlummer zu bringen~Boyer Paris Saphir≪B≫2"f3.5 modL39 uncoupled~

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さて、今宵のご紹介は予告通り、工房製の改造レンズ、Boyer Paris Saphir≪B≫2"f3.5の登場となります。
このレンズ、言わずと知れた往年のフランス製で、超ブランド品?のKinoptikeやAngenieux、そしてSom-Betiotなどの陰に隠れ、地味で電子湾でのお値段的にも決して正当な評価が付けられているとは思えませんが、さる通人のお勧めに従い、電子湾の夜釣りで釣り上げ、入手したものです。
ただ、着いた当初は前後の玉とも埃や脂、そして煙草のヤニと思われるような汚れ、そして中の絞り前後のエレメントも絞り機構のオイルの揮発ないし撥ねと思しき汚れの膜が覆っており、全分解してエレメントのクリーニングと内面反射防止対策を行いました。
そういった手当の甲斐あってか、かなりコントラストも改善され、フレアも少なくはなったのですが、それでも、長年の酷使によるものか、最後面のコーティングもずるずる状態で光に透かすと、前玉にも薄っすらと磨き傷が認められるので、とりあえず現況でマウントをつけて試写し、しかるのち、光学系再生のプロの手に委ねようと考えた次第。
ところで、この玉の出自と仕様ですが、生まれはフランスで1950年半ばから後半、自社では製造出来なかったようで、Som-Bertiot社での委託生産とのことで、構成は4群6枚で両外群が貼り合わせのいわゆるオルソメタータイプの対称系です。
では、4月のストックフォトで入院前の実力?を見て参りましょう。
カメラはX-E1により絞り優先AE、全コマ開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、古河のもも祭りに撮りに出掛ける前に、まずは腹ごしらえとばかりに、駅からゆっくり歩いて15分弱の鰻&川魚料理の名店「たたみ家」さんに歩きながら色々と寄り道しているうちに桜の樹が立派なお寺のすぐ近くの飲食店の店先に咲く花々がきれいだったので、試写してみたもの。

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二枚目のカットですが、駅からの道中、道から見て境内の桜がちらほらと咲きかけていた名刹にお邪魔し、本堂裏の墓地界隈の桜の樹の下まで辿り着き、見上げる格好で、薄ピンクの桜の花を空を背景として数枚撮ったうちの一枚。

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三枚目のカットですが、お寺での桜撮影を終え、再び、「たたみ家」さんへの道を辿り、駅から続く広い幹線道路伝いに歩いていると、祭り用を中心とした提灯、雪洞の類いを商うお店が目に留まったので、最短距離付近での試写の目的も兼ねて、店先の商売物の提灯を撮らせて頂いたもの。

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四枚目のカットですが、同じく「たたみ家」さんへの移動の道すがら、通りまらちょっと入ったところに、いつものメンバーならおのずと好みそうな昭和40年以前系のトタン外装のアパートが小奇麗な表通りの繁栄から取り残された、それこそ、そこだけが異界の如く佇んでいたので、デテールの再現性なども見たかったため、フレーム一杯に入る前提で試写してみたもの。

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五枚目のカットですが、無事、「たたみ家」さんでふっくらとした旨い鰻重をご馳走になり、身も心も充実したキブンで駅前のシャトルバス乗り場に歩いて戻る道すがら、街の様子など撮っていたのですが、ちょうど、黒尽くめの土蔵の背景に現代的な超高層マンションが聳えているアングルが有ったのですかさず一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、会場に着いて、時間まで自由行動で撮りましょう、ということで、会場内を徘徊しながら、桃の花のみならず、来訪者などで面白そうな被写体などないか鵜の目鷹の目、探していたら、陽光を燦然と照り返している、白毛犬ことピレネー犬と、その大きな肢体の横では小型犬にも見えてしまいそうなゴールデンレトリバーが日向ぼっこしていたので、何枚か撮らせて貰ったうちの一枚。

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七枚目のカットですが、同じくもも祭りの会場である古河総合公園では、利根川のすぐそばの湿地帯エリアというロケーションもあって、園内には大小の池沼やクリークなどが配されており、いつもの撮影スポットである手動ポンプのところで、おそらくは地元のよゐこが水をくみ上げる肉体労働に勤しんでいたので、輝く水面を背景に一枚頂いたもの。

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八枚目のカットですが、最短距離での試写として、園内の池沼を背景として、今を盛りとして咲き誇る桃の花のクローズアップを撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、やはりおフランス製のレンズですから、おフランスと云えば印象派の絵画、そんなモチーフで田園地帯を撮ったらどうなるか、無限付近での結像と画面全体の画質の均質性も確かめたかったので、もも祭り会場奥の、毎年、熱気球試乗コーナーが設けられていた辺りから南東方向の一番大きな池沼の岸辺と池沼にかかる橋を撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、公園南方面の最大の池沼の畔を一人散策しながら、おフランスのレンズの得意とする?風景を撮り歩いていたのですが、公園内最大の池沼の東の果てまで辿り着いてしまったので、池沼の中の浮島のようなところに建てられた東屋のような建物と、護岸の岩石などを水面の反射なども入れて撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、もう4~5年は通っていた古河もも祭りではありましたが、公園南側の古民家園には訪れたことがなかったので、何か面白い画でも撮れるかと、同行の愉快な仲間達を誘って古民家園に来てみれば、ちょうど、もも娘の小姐達が、観光協会の指示により団体見学客の供応に出て来ていて、記念撮影なんかも一緒にやっていたので、相乗りとばかり後ろから一枚頂いたもの。

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十二枚目のカットですが、同じく公園内の古民家園にて、前ボケの具合いも見たかったので、古民家の茅葺屋根を柴垣超しに撮ってみたもの。

今回の感想ですが、まぁ、可能な限りクリーニングして、コバ塗りや内面の反射防止をやったとしても、後玉や前玉の研磨再コートをして乱反射対策を徹底しないと、こんなもんでしょう・・・というカンジで、数か月後に光学系の再生が出来たら、再びビフォー&アフターとばかり、改善結果をご紹介したいと思います。

さて次回は久々に工房付設秘宝館から、国産の古い玉の描写でも紹介しましょうかね、乞うご期待!!
  1. 2016/06/19(日) 17:31:09|
  2. その他Lマウント改造レンズ
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An invitation from nymph of iris~Itako Iris festival '16~

さて、今宵の更新は予告通り、一部の事情通の方々にはお待ちかねの、潮来あやめ祭り2016からのレポートになります。

このお祭りはだいたい5月の下旬から6月の20日過ぎの週末くらいまでのスケジュールで毎年、北利根川対岸の佐原とセットで開催され、ちょうど、初春から行われて来た関東甲信越の花祭り系でも、初夏のシーズン開催ということもあり、工房主にとっては、これから7月に入り本格的な夏祭りシーズンへのヲーミングアップ的な役割も兼ねているのです。

今回は開催して二週目の6/5の週末にお邪魔し、宿が全然取れなかったので、仕方なく日帰り行程での訪問となりました。

木場で10時過ぎの電車に乗って、12時半過ぎくらいに着くイメージです。

ではさっそく、当日の行程に沿って実写結果を逐次見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、会場の前川あやめ園に着いて早々、あやめ娘各位の屯所である、ざっぱ船の船着き場の建物を目指し、そこで笑顔もぎこちなく、北関東訛りの時にはアルコールも吐息に混じった様々な観光客の相手をしていた文字通りいたいけな新人あやめ娘の小姐が目に付いたので、接遇の切れ間を見計らい、声かけて、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズは某英国製5枚玉(未発表)での絞り優先AEでの開放撮影です。

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二枚目のカットですが、撮らせて貰った後、毎年来てるんだ、とか、顔本には1300名以上、世界各国に小姐中心にお友達が居るから宣伝効果は絶大だ、とかいきなり宣伝モードに入っていたら、観光バスの退け時か、急にほかのあやめ娘各位もヒマになってしまったようなので、居合わせた小姐に順番こにモデルさんになって貰うことにした最初のカット。
カメラはX-Pro1、レンズは某英国製5枚玉(未発表)での絞り優先AEでの開放撮影です。

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三枚目のカットは二枚目からの続きで、急にお手隙状態になるのと反比例して、急に愛想良くなった感ありきのあやめ娘各位の次のお二方のポートレを屯所前で撮らせて貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズは某英国製5枚玉(未発表)での絞り優先AEでの開放撮影です。

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四枚目のカットですが、屯所に居合わせたいたいけなあやめ娘各位は撮り尽してしまったので、女中頭的存在と思しき方に鄭重に礼を述べ、申し訳程度に園内を散策しながら、主役のあやめを撮ろうと試みたのですが、とにかく日照り続きで、まだ開花している割合も少ない上、その貴重な花が萎れかけてしまっているので、なかなか撮りたい被写体に巡り合えず、やっと萎れ加減の少ない個体を見つけたは良いが、クラシックレンズとデヂカメのコンビにはきつい、陽光燦々と降り注ぐ真っ白いあやめの花でテクスチャは殆ど飛んでしまったの図。
カメラはX-Pro1、レンズは某英国製5枚玉(未発表)での絞り優先AEでの開放撮影です。

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五枚目のカットですが、うーん、あやめ祭りなのに、このままぢゃ、あやめ供養になってしまうなぁ・・・などと、主催者が聞いたら顔を真っ赤にして北関東訛りの日本語で怒鳴り上げられそうな不埒なことなども考えながら、2時からの嫁入り船の行列のルートでも確認しておこうかと屯所へ戻る道すがら、新手のあやめ娘の小姐に遭遇したので、声かけてあやめ畑をバックに一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズは某英国製5枚玉(未発表)での絞り優先AEでの開放撮影です。

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六枚目のカットですが、まだランチにはちょいと早いので、では園内のザリガニ釣り童子各位の勇姿でも撮ろうかなとか思いつき、再び園内を徘徊し始めたら、これから潮来音頭で地元の婦人会が演舞を披露しますとかいうことなので、まさに「枯れ木も庭の賑わい」とばかりにあやめ娘各位の母~祖母くらいのオモニ、アヂュモニがなかなか華麗に舞い始めたので、遠くから一枚頂いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズは某英国製5枚玉(未発表)での絞り優先AEでの開放撮影です。

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七枚目のカットですが、遠目では、オモニ、アヂュモニの集団民族衣装姿もそこそこ画にはなるわい、とか背面LCDの撮影結果を眺め、独りごちていたら、何と二組目のダンサーが登場、こんな過疎地に、良くもこれだけ踊りをたしなむ妙齢の女性が居たものだと妙に感心して、踊りを眺めながらその雄姿を一枚頂いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズは某英国製5枚玉(未発表)での絞り優先AEでの開放撮影です。

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八枚目のカットですが、途中、元気なお年寄りのマスゲームに見とれてしまい、なかなか本懐を果たせなかったですが、ご幼少?の砌の工房主もそうでしたが、概して田舎の童子は男女を問わず、ザリガニ釣りを嗜むもののようで、今回も若い親御さんも子供そっちのけでザリガニ釣りに没頭し、童子たちは童子達で、初対面であるにも関わらず、共通目標で結束し、いかにして多くの大きなザリガニを釣り上げるかということで盛り上がってるところを一枚頂いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズは某英国製5枚玉(未発表)での絞り優先AEでの開放撮影です。

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九枚目のカットですが、そろそろ1時も回った頃、この街の必殺ランチスポットである、”喜劇駅前食堂”でド定番のまぐろ漬け丼定食上を頂き、近海物の新鮮なマグロと旨いコメのクリスタルハーモニーに恵比須顔になって会場に戻ったら、何故か奈良美智の描く不機嫌キャラに良く似たあやめちゃんというマスコットがこの暑いさなか、色が地黒であることを除けば自分に良く似た、いたいけな極小姐と手など繋いで記念撮影などしていたので、これは面白いと思い横から一枚頂いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Summicron50mmf2Rigid 1st.での絞り優先AEでの開放撮影です。

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十枚目のカットですが、2時かっきりにあやめ園東側の空き地で人力車から降りた花嫁さんが、園内をしずしずと厳粛な雰囲気で一歩一歩踏み締めて歩き進んで行くさまを今回綿密に撮影位置チェックをして決めた場所から望遠を使って捉えてみたもの。
カメラはX-E1、レンズはVoigtlaender Classic Heliar75mmf1.8での絞り優先AEでの開放撮影です。

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十一枚目のカットですが、あやめ畑の畔で嫁入り行列を見送って、ざっぱ船の船着き場へ入ったのを見届けたら、ここからが勝負とばかり、ダッシュで航路に当たる前川の畔で背景も考えた上で、人垣の薄いところを探してやっと見つけたポジションで待つこと10分弱、やっと船頭さんの漕ぐ船に揺られてやって来たいたいけな花嫁さんとそのご両親、そしてその船の後を付き従うお囃子社中の船がちょうど被写界に入ったため、必殺の一枚とばかりシャッター切ったもの。
カメラはX-E1、レンズはVoigtlaender Classic Heliar75mmf1.8での絞り優先AEでの開放撮影です。

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十二枚目のカットですが、前川の畔から通り過ぎる船を撮ったら、また猛然とダッシュし、今度は橋の上からのカットをモノにすべく前川を横切る幹線道路の橋まで辿り着き、そこでちょうど観光協会の法被着た年配の方が顔見知りの観光客との雑談を終え場所を開けてくれたので、そこにパックンチョ♪とばかり収まって、橋上から一閃浴びせたもの。
カメラはX-E1、レンズはVoigtlaender Classic Heliar75mmf1.8での絞り優先AEでの開放撮影です。

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十三枚目のカットですが、船二隻は無事、前川を通り、北利根川との仕切りである水門を潜り抜け、北利根川の広い水面に出て嫁入り船はすぐさま、愛しい花婿の待つ、堤防沿いの突き出したイベントスペースへと向かいましたが、お囃子船は少し離れた北利根川の水面を遊弋し、聞きなれた佐原囃子やら大杉アンバやらを軽快に奏で、二人の門出を祝っていたので、その様子がとても素晴らしく見えたので堤防上から一枚頂いたもの。
カメラはX-E1、レンズはVoigtlaender Classic Heliar75mmf1.8での絞り優先AEでの開放撮影です。

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十四枚目のカットですが、堤防上の施設で落ち合った花嫁、花婿は今年からの趣向ですが、二台の人力車に花嫁の両親と分乗し、会場付近を通り抜け、撮影機会を提供しながら、居合わせた地元民各位、観光客各位から祝福を受けようという企画のようで、堤防下で待つこと20分強、親族、友人の撮影攻撃にややげんなりした表情の新婚さんいらっしゃ~いは無事、浅草から出張して来た熟練の人力車に乗って、再び前川あやめ園東側に向けて走り出したので、追いかけざまに一枚頂いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Summicron50mmf2Rigid 1st.での絞り優先AEでの開放撮影です。

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十五枚目のカットですが、ハイライトシーンも撮っちゃったし、今回は宿を押さえていないので、さすがに宵の嫁入り船まで時間潰すのも面倒なので、佐原で日暮れまで撮ってからお江戸に戻ることとし、あやめ娘各位にお別れを云いに行こうとしたら、あやめ娘のうちお三方があやめ畑を背後にニコニコ笑って立っていたので、惜別の辞代わりに声かけて撮りながら、今年の感想と協力の御礼、そして来年も必ずやって来る旨約束してその場を去る前の一枚。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Summicron50mmf2Rigid 1st.での絞り優先AEでの開放撮影です。

今回の感想ですが、去年までの慣れたあやめ娘各位がほぼ卒業してしまい、はじめはなかなか撮影もぎこちなく、また肝心のあやめも今年の異常気象で萎れて惨憺たる状況でしたが、でも、それでも継続は力なり、来年も嫁入り船の感動を少しでも多くの方々に伝えられるよう、心の奥深く、再訪を約したのでした。

さて、次回は工房作品、春の新作でもご紹介しましょうかね・・・乞うご期待!!
  1. 2016/06/12(日) 23:06:25|
  2. 旅写真
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A marverick from U.S.A.~Wollensak Cine-Velostigmat2" f2 mod.M uncoupled~

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さて、今宵のご紹介は、久々の工房作品、しかも、国産のありふれた絶版レンズやらコンパカメの玉を取り出して撮れるようにしましたぜ♪ではなく、偶然、電子湾の夜釣りで釣り上げた、謎の深海魚もかくやあらん珍玉、米国はWollensak社製のCine-Velostigmat2"f2です。
この玉が工房に到着した時、やはり同じくノーコートのKinic1.5"f3.5と同じようにエレメントは、コップの中で氷が解けて味が残っているかいないかギリギリの線のカルピスのような淡い白濁した状態で、直ちに分解し、エレメントの清掃、及び端面のコバ塗り直し、鏡胴内部の反射防止改善策を行いました。
構成は貼り合わせ無しの4群4枚、ただ、とても変わっているのが、f2クラスではまず他に例が無いと思われる、簡易ガウスというかオルソメター型というか、前後の構成が凸、凹、絞り、凹、凸という全くの対称型なのです。
製造、ないし発売の年代は番号帯の資料もなく、ネットで調べても類似品が皆無でしたが、漆黒のエナメル仕上げのノーコートで、硝材が1930年前後に製造されたと思しきCookeのKinicなどと似ていますから、おそらくは戦前の1930年代前半に作られたものではないかと考えます。
では、さっそく、この謎の?異端レンズの実写性能を先週の中目黒でのミニ撮影ツアーの行程を追って見て参りましょう。
カメラはX-Pro1、絞り優先AEでの全コマ開放撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、中目黒の駅を降りて南方面にある「中目黒銀座」なるこじんまりした商店街の入り口付近にある、それこそ、川越や佐原から切り取ってそこに置いたかの如き、古建築の酒屋さんの建物の一番特徴的な、銅の雨樋とそこに繋がったダウンパイプをメインに屋根越しに木枠の二階の窓枠まで背景として撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、同じく中目黒駅近くの商店街の入り口付近、古建築の酒屋さんを背にして通りで被写体を物色していたら、ちょうど、けたたましくベルなんかも鳴らしながら、爆走チャリ一家のお通りだぃ!状態をほぼ置きピンで捉えてみたもの。

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三枚目のカットですが、同行者の方々と商店街を奥に進んで行くと、ほぼ年二回は最低訪問しているはずなのに、結構目新しい発見も有って、被写体には事欠かず、木製で生ハムの腿を象った看板に白い木製の切り抜き文字で屋号、そして奥の店舗前の赤い壁には何処となく欧風の漫画みたいなものが描かれ、全体的になかなか洒脱な雰囲気を醸し出していたので、店先からその佇まいを一枚頂いたもの。

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四枚目のカットですが、同行者の一名から、この近くになかなか雰囲気のイイ神社が在ったはずなので、行ってみませう♪というなかなか建設的なご意見を出して頂いたので、一同はさっそく、建物と建物の間の狭い路地を通り、小ぶりな敷地ながらも地元民各位の篤い信仰心に支えられて境内は植樹もしっかり手入れされ、きれいに掃き清められ、とても清々しい気持ちにさせてくれましたが、神社、仏閣関連の写真は業務でチタン屋根関連を撮るくらいでプライベートではご遠慮申し上げているため、神社の塀というか結界を区切る木製の囲いに立て掛けられた深紅の自転車を撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、神社のすぐ裏手はそこそこの大きさに一通りの遊具も揃っている児童公園になっていて、いたいけな童子達がこの日も無邪気に歓声を上げて滑り台だのブランコだの、親御さん同伴で遊んでいたので、ちょいと失礼とばかり、絶叫しながら降りてくる我が子の勇姿をスマホンで捉えようとする若いヲヤヂさんのちょうど反対側に陣取って一枚頂いたもの。

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六枚目のカットですが、童子達が元気良く遊び回る児童公園をあとにして、また商店街探索に出ようとした時、公園の出入り口付近に紫色色の紫陽花が可憐に咲いていたので、最短距離付近の性能も見たかったため、一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、公園や神社のある裏通りからまた"銀座"と称する商店街へ戻る道すがら目についた、道端に植えられた真っ赤な季節の花の可憐な咲き加減を一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、"銀座"と称する商店街を一行は適度に撮りながらずんずんと進んで行きましたが、或るリサイクルショップ、ないしアウトレット販売店みたいな小店舗の店先に発泡スチロールの箱やら白いプランターの箱を上手に活用した、ナノビオトープみたいなエリアがあり、そのお店の縁者と思しき、いたいけな童子達がぶくぶくと泡が立つ箱の中のめだかたかが泳ぎ回る様子を眺めて人生の無常を感じ取ろうとしている風情だったので、背後から通りがかりざまに一枚頂いたもの。

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九枚目のカットですが、銀座"商店街も真ん中を過ぎた辺りで、なかなか店頭のデスプレイというか、個性的な散らかり具合いが画的には蠱惑的な飲食店が在って、ただ店の佇まいを撮るんぢゃ面白くもないので、誰か適当なエキストラさんが通らないか、暫し置きピン状態で待ち構えていたら、ちょうど、一心不乱に乍らスマホンをして歩いて来た都会のOL風の小姐が店の前に差し掛かったので、僥倖、僥倖とばかりに一枚頂いたもの。

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十枚目のカットですが、同じく"銀座"商店街には色々な人々、老若男女がひっきりなしに行き交いますが、やや時間的には外してますが、愛犬?を横着こいて、自転車で散歩の真似事している、年齢、職業想定不能のヲヂサンのお姿をこれも置きピンで捉えてみたもの。

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十一枚目のカットですが、"銀座"商店街の奥地で、深大寺の門前土産物屋街とか葛飾柴又は帝釈天こと題経寺への参道辺りで良く見掛ける、展示と防湿保管を同時に出来る優れモノの、アルミのネジ蓋が付いた、横置きガラス広口瓶が多量に置かれた店の奥で故郷の老親への贈り物でしょうか、黒づくめのやや歳のいった小姐が真剣な眼差しで伝票を書いていたので、横のガラス窓に己が姿が映っているのにも気づかず、チャンス到来とばかり一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、歩くこと数十分、"銀座"商店街のどんづまり付近まで到達しつつある辺りで、生の向日葵をゴーヂャスに店頭のプランター一杯に植えている、なかなか風情の有る飲食店を発見したので、その黒板にチョーク手書きの看板を背景に至近距離で一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、同商店街どんづまり付近で、まだ昼飯にはだいぶ時間も有るので、一行は思い思いに被写体を探していたのですが、目黒区で流行りなのか、或いはここ中目黒の狭いエリアの生活習慣なのでしょうか?結構、おしゃれというか、差別化を志した自転車そのものや自転車が目に付いたので、或るお店の店頭で色とりどりに並ぶ商品を一枚撮らせて貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、商店街のどんづまりもどんづまり、一番端のお店の店頭に、適度に風雪や直射日光に晒され、イイ案配に年を取った雰囲気の木製の丸椅子が置かれていて、これがアナクロにも古レコード店の店構えに妙にマッチしていたので、この椅子をモチーフに店頭周りの佇まいを一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、こういうフレアっぽいレンズは、やはり難しいですね・・・昨日出かけた潮来あやめ祭りとか、古河のもも祭り、或いは甲府信玄公祭りみたいな、ところどころ、ポートレートを確実に撮れるシチュエーションだと本領発揮するのでは、と思った次第。

さて、来週は、その潮来あやめ祭りから、あやめ娘各位のご協力も仰ぎ、また機材選択の妙も有った、嫁入船のハイライトシーンも合わせお送りしたいと思います、乞うご期待!!
  1. 2016/06/05(日) 20:11:07|
  2. Mマウント改造レンズ
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City & islands with flood of colors~Hong Kong Tour'16 Apr.④~

さて、今宵のご紹介は、予告通り、香港・澳門ツアー2016春の滞在四日目、大嶼山(ランタオ島)は大澳への訪問をレポート致します。
実は、滞在二日目の長州島同様、ここは初の訪問です。
香港へはこれまで仕事とプライベート合わせて二ダースを超える回数での訪問をしていましたが、いつも、香港島の主要部と九龍地区徘徊、そしてここ二、三年の行事となっている、滞在中の澳門日帰りというベタな観光しかしておらず、一方、台湾、韓国、そしてヴェトナムでもローカルの交通機関を駆使し、日帰りギリギリの地方遠征を行って来たのに、ここ香港では、返還後の中国語圏化というネックが有ったため、英語が通じるエリア以外へはなかなか足を伸ばしずらかったのです。
しかし、このところ、台湾通いの成果も有ってか、多少は北京語も使えるようになったので、一念発起、今回から日本ではあまり馴染みのない、ローカル観光地を行程に組み入れるようにした次第。
この大墺へは幾つかのアプローチルートがあるのですが、当日は、最も初心者向け?と考えられる、地下鉄と路線バスで乗り込むこととし、宿舎のある香港大学駅から地下鉄で4つ目の上環経由、香港中央駅発の東涌まで電車で行って、そこからバスに乗り換え、50分ほどかけ、途中、山道を通って大嶼山を斜めに横切り、目的地の大墺まで辿り着いたのです。
では、当日の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、バス終点の大墺のバスターミナルに着いて、案内板もそこそこに人の流れを見極め、その方向に歩き出そうとすると、堤防の上でメシ食ったり、仲間と広東語でダベッたりしている地元のいたいけな男子高校生各位の姿が目に留まったので、すかさずカメラを構えたら、お話し中だったにも関わらず、目ざとく気づき、すかさずピースなんかしてきた兄ちゃんが居たので、遠慮なく一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはVoigtlaender C.Heliar75mmf1.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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二枚目のカットですが、バスターミナルのあるエリアから、集落や店舗などのある中州のようなエリアを結ぶ、観光シンボルでもある、ミニ勝鬨橋の上で、後ろ姿も美しい白人観光客のご婦人が、撮影条件出しが難しいのか、何枚か橋の上から集落を撮っては、背面LCDモニター眺めては首を傾げていたので、その求道者の如き崇高な後ろ姿に敬意を表し一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはVoigtlaender C.Heliar75mmf1.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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三枚目のカットですが、まだランチという時間でもなく、お土産を買おうなどという殊勝な心掛けなど元より持ち合わせてなどいませんから、観光客で賑わう商店街みたいなエリアはまずパスして、水上家屋が立ち並ぶ中州の全景が撮れそうな場所を探し当てるべく、中州の突端方向の店舗が消え、独特の金属製住戸が並ぶエリアを歩いていたら、後ろから、いたいけな地元女子中学生が結構な速度で自転車飛ばしてやって来たので、地区清掃員のお婆ぁの推す台車をパスする時、速度が落ちるのを見計らって撮った必殺の一枚。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。

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四枚目のカットですが、木製の水上家屋群の全景を撮るべくロケハンしていたら、期せずして、これまで見たこともないような、全て外装がステンレス板ないし亜鉛鉄板に銀色の塗料を厚塗りした箱型住戸が、見渡す限り立ち並ぶ不可思議なエリアに踏み入ってしまったので、やや開けたところに出た時、その雰囲気を伝えられそうな、通りの全景を撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。

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五枚目のカットですが、同じく、銀色の箱型住戸が一面に立ち並ぶエリアの、異界に紛れ込んだ感が伝わるようなカットを撮りたいと思い、キョロキョロ、ウロウロと徘徊していたら、ちょうど海岸方面に通り抜けられる通路有の住戸エリアを見つけたので、その狭い通路の真ん中から路地を俯瞰してみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。

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六枚目のカットですが、銀色の箱型住戸が一面に立ち並ぶ異界の如きエリアもどんづまりまで行ったので、残念ながら、水上家屋群の撮れそうな海岸線に出られるポイントは見つからず山の中に入ってしまう雰囲気の道になったので、頃合いを見て引き返し、元来たのと180度逆方向の商店街方面を徘徊しながら、集落の様子を撮ることとし、あわよくば、川というか海の浅瀬の砂洲上に建てられた住戸群の様子を撮れるポイントを探そうとして歩き出し、賑やかな商店街の入り口付近で撮ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。

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七枚目のカットですが、商店街の中をまたしてもキョロキョロと挙動不審の観光客然として歩いていると、生活感溢れた事物の「ケ」の中に、結構「ハレ」の要素が見つかるもので、おそらく、漁民の神様である「媽祖」廟か、或いは、広東省の水上生活者である「蛋民」固有の龍神信仰に関わる祭礼に使う祭具が道士の書いたお札とともに置かれてあったので、その素朴ながら信仰心が溢れる様子を一枚頂いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。

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八枚目のカットですが、商店街を通り抜け、中州の中の、先ほど歩いたのとは反対側の方向を目指して歩いていたら、こちらは香港・澳門で良く見かける低層の華風住戸が並ぶ狭い通りに出たので、その佇まいを一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはVoigtlaender C.Heliar75mmf1.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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九枚目のカットですが、商店街が切れ、住戸が立ち並ぶゾーンを暫く歩いていたら、おそらくは観光客はアテにしていないであろう、地元民各位だけのための個人商店が目の前に現れたので、その何処か懐かしい、かつての日本の田舎の「よろず屋」みたいな佇まいを一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。

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十枚目のカットですが、砂洲のどんづまり、晴れた東シナ海が一望出来る海岸線の護岸みたいなところに、いたいけな長い黒髪も美しいローカル少女が腰かけて、首から下げた日本製の観音サマカメラなど撫でながらニコニコと歌など歌って上機嫌だったので、アウトレンジから、その幸せそうな様子を一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはVoigtlaender C.Heliar75mmf1.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十一枚目のカットですが、また元来た商店街へ続く道を歩いていたら、偶然、海に面した護岸沿いの生活通路に出られる裏通りを発見し、そこを歩いていたら、足早に追い抜いて行った、白人の兄妹が居たので、声かけて撮らせて貰う前に望遠を使い、アウトレンジで後ろ姿を一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはVoigtlaender C.Heliar75mmf1.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十二枚目のカットですが、海に面した生活通路を歩いていると、ところどころ、地区のコミュニティの周回場所か、或いは毎朝の太極拳会場なのでしょうか、ちょっとした広場を目にしたのですが、そのうちひとつで、如何にも清の時代の風習が残ってますよといわんばかりの女真族の軍隊旗っぽい雰囲気の極彩色の旗が青空をバックに風にたなびいていたので、その清々しいさまを一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。

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十三枚目のカットですが、歩きながらだいぶ地理が呑み込めてきたので、河口に近い辺りで海に面した護岸の上に出て、ボートで水上家屋が立ち並ぶ水路を進んで行く、菅笠被った地元民の姿が目に留まったので、望遠を活かしその様子を一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはVoigtlaender C.Heliar75mmf1.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十四枚目のカットですが、先ほどの兄妹に遭遇した橋に戻り、その橋上から干潟上の水路の両側に所狭しと立ち並ぶ、水上生活民の家屋群の佇まいを一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。

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十五枚目のカットですが、先ほどの橋から少し河口側に歩いて、住戸の隙間の通路を伝って、橋の上から見当を付けておいた、水路沿いの護岸に出られるポイントに移動し、そこから、干潟に降りる階段を下り、水辺に近いアイポイントから水路沿いの家屋群の様子を撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。

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十六枚目のカットですが、ほぼ河口の辺り、ミニ勝鬨橋から程近い護岸に出られるテラスのようなところに出て、水路伝いに立ち並ぶ水上家屋群の佇まいを別のアングルから、大嶼山央を背景として一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。

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十七枚目のカットですが、15時台のバスで地下鉄の駅まで戻って、お茶しようと思い、水上家屋群の撮影を切り上げ、商店街を通る道をまた戻り、ミニ勝鬨橋まで来たら、ちょうど観光遊覧船が戻って来て、メインランド、しかもこの広東辺りの言葉ではない会話をしていた複数の家族連れが降りて来たので、すかさず船着き場に陣取り、北京語で静かに声かけて母娘モデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。

今回の感想ですが、全行程を通して、いやはや、香港入国時から番狂わせで余計な苦労続きの前回訪問に比べて、幸先良すぎて、怖いくらい上手く行ったと思いました。
何とならば、おそらくは海外で一番渡航回数が多い筈の香港で、これまでのマンネリを抜け、新しいエリアを訪問し、そこで得心行くカットが撮れたのですから。

さて、次回は、久々の工房製レンズの作品ご紹介行きたいと思います、乞うご期待!!
  1. 2016/05/29(日) 19:31:45|
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City & islands with flood of colors~Hong Kong Tour'16 Apr.③~

さて、香港・マカオツアー'16シリーズも佳境に入って参りましたが、第三週めの今宵は、訪問三日目、5/3に澳門で朝から夕方まで撮り歩いた時の実写結果をお送り致します。

まずは、当日の行程の概略から。
当日は、朝8時半過ぎに香港大学近くのホテルを出て、上環の香港側のフェリーターミナルでは10時前の早い高速船の切符を運良くゲッチュ出来たので、多少海は荒れていましたが、11時過ぎには澳門外港フェリーターミナルに着くことが出来ました。
そして、今回も半島側と島部の旧市街をハシゴし、域内での交通費も払わないという、極めてセコい決意で澳門の旅に出たので、まずは旧市街地へはカジノの無料バスに便乗しての移動です。
バスの発着場から徒歩5分程度で、まず初めの目的地である、市庁舎前の噴水池広場こと「セナド広場」に到着、ここを起点に自家薬籠中の撮影スポットをちゃっちゃっと撮って、香港と比べても物価がバカ高の澳門で格安ローカルフードを頂き、しかるのち、また無料バスでフェリーターミナルまで戻り、そこから、またカジノの無料バスで島部へ向かい、ホテルの裏口から出て、前回、或る程度目鼻を付けておいた、タイパ島地区のヨーロッパと戦前の中華民国の雰囲気が色濃く漂う旧市街地を夕暮れまで撮り歩き、最後にバスを使わせて貰ったほんの返礼にカジノ併設ホテル内のスタバでお茶しながら、Wifiで顔本に書き込みして、また無料バスで澳門外港フェリーターミナルまで戻り、高速船で香港の九龍フェリーターミナルへ移動した、という一日でした。
では、さっそく、当日の行動に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、セナド広場で、今回、海外発持ち出しのCXディスタゴンを装着し、だだっ広い場所もストレス無く撮れる快感をエンヂョイしつつ、もう一本の必殺兵器、CanonL50mmf1.2を装着したOH直後のM8という得物の威力を試さんと、被写体を探していたのですが、居ました居ました、セナド広場に出張して来ていた島部カジノの案内小姐が、カメラを二台も下げた、如何にも日本男児みたいなヲヂサンを目ざとく見つけ、宣伝を兼ねたノベルテーグッズを手渡そうと、満面の作り笑顔で近づいて来たので、受け取りながら、お姉さんキレイだね、一枚撮らしてよ、と北京語で話し掛け、通じたかどうか判りませんでしたが、とにかくOK、OKとのことで商業モードでない微笑で一枚撮らして貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先、開放撮影です。

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二枚目のカットですが、美人モデルさんの得心ノカットをゲッチュ出来て、幸先良いスタートを切ってキブン上々、同じくセナド広場界隈で次なる獲物を鵜の目鷹の目探しながら徘徊していたら、居ました居ました、広東訛りのゲコゲコ中国語風の言葉で、自撮り棒も使わず、一生懸命、親御さんから貰った自らのリーチを目一杯伸ばし切って、友垣との同伴写真を撮ろうとしていたのですが、なかなか満足行くカットが撮れないと見え、シャッター切っては首を傾げて、二人でダメ出しの論評している小姐二名が居たので、すかさず近寄り、北京風の発音で、日本から来た写真家だが、お困りの様子なのでシャッター切って上げようか、と話し掛けたら、満面の笑顔でプリーズ、プリーズということで縦横で二枚ほど撮って上げたら、多謝!多謝!と喜んでいたので、ぢゃ、ヲヂサンにも一枚撮らしてね♪とモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先、開放撮影です。

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三枚目のカットですが、M8の戦果ばかり挙げるのもフェアではないので、小姐2組と別れてから、このアジアにして最もヨーロッパの雰囲気を色濃く残したセナド広場の建物のひとつをローアングルの18mm、APS-C換算ですから、画角的には27mm相当というスナップの黄金律みたいな画面の切り取り加減で、いつもの21mmともまた違った迫力を表現出来たのではないかと思います。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

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四枚目のカットですが、同じくセナド広場のどんづまりにある、真っ黄色の教会で、確か、サンアントニオ教会とかいう名前だったかと思いますが、ここも同地区の世界遺産を構成する史跡の一部で、訪れた人間は建物だけ撮ったり、相方を前に立たせて記念撮影したり様々なようでした。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

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五枚目のカットですが、セナド広場での撮影を一段落して、次なる撮影スポット、聖ポール大聖堂跡広場へと向かい、その入り口付近で、ベトナム風の菅笠を被って、必死の形相で焼き菓子だかを試食させてる兄さんが居ましたが、とにかく、顔色が真っ黒で、しかも菅笠被ってて余計に暗く見えるし、表情も鬼気迫っているので、通行人というか観光客はその傍らを恐る恐る通り過ぎるばかりで、果敢にも手を差し出す勇気を見せる者はいないように見受けられたので、そのコミカルなシーンをかなり至近距離で一枚頂いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

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六枚目のカットですが、大聖堂跡の前でスマホンやらコンパデシやらで仲間の写真を交代で撮り合いしている、健気な小姐3人組のグループが目に留まったので、またしても、北京風の中国語で、シャッター押して上げましょうか?日本から来た写真家でクラシックレンズのテスト中なので、良かったら後で撮らせて、と頼んだら快諾して撮らせて貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。
 
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七枚目のカットですが、大聖堂跡前での撮影はほどほどに切り上げて、次なる撮影スポット、「快艇頭里」へ向かうべく、西側の道を、これまた世界遺産の一部である、中世からの石積みの塀の切れ間から抜け出て、長屋エリアみたいな一角へ寄ってみた時、ちょうど階段の上に人の気配がしたので振り返ると、住人と思しき老婆が歩いてきたのでとっさにシャッター切ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

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八枚目のカットですが、「快艇頭里」へ向かう途中の、比較的大きな、骨とう品店なども立ち並ぶ通りを一人とぼとぼと歩きながら、ふと、ここのかつての宗主国、ポルトガルの古都オ・ポルトを10年以上前に、やはり一人でライカREにズーム付けて徘徊したことがあったことなど思い出し、そのイメージと重ね合わせ、辺りの様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

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九枚目のカットですが、これも同じく「快艇頭里」へ続く通りで、もう目的地は目と鼻の先、数十メーター先を左折して階段を下れば、懐かしい魯迅の時代のような、北京の胡同や、台中の鹿港老街を思わせるような重厚な石造りの建物が向かい合って建つ路地に出るのですが、その手前の通りの上空までアパートが迫り出す様子が如何にも今の香港・澳門地区の住宅事情を象徴的に表して
いて面白いと思い、ローアングルから一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

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十枚目のカットですが、若干撮った順序は前後しますが、「快艇頭里」へ続く下の道に合流してすぐ、裏通りの奥に大聖堂跡の勇姿が垣間見えたので、車の侵入防止の石畳の道中央部の鉢植えも面白く、50mm大口径の準望遠効果を活かし、一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先、開放撮影です。

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十一枚目のカットですが、これも「快艇頭里」へ続く道の途上にある、商店街というか、観光客目当ての土産物屋が軒を並べる一角で、行き交う観光客もものかわ、虚ろな目で佇んでいる白人男性の姿が目についたので、50mmの準望遠効果でその様子を捉えてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先、開放撮影です。

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十二枚目のカットですが、お待たせしました、澳門地区No.1?の路地裏撮影スポット、「快艇頭里」の佇まいですが、今回はカメラを構えていたら、観光客と思しき中国人の親子が仲良く歩いて来て、ファインダ越しにもカメラ目線だということがありありと判ったので、ご厚意に甘えてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

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十三枚目のカットですが、いつもは無人の佇まいばかり撮っていた「快艇頭里」に仲良さそうな中国人親子がモデルさんで入ってくれたことにキブンが弾み、辺りを何枚か撮ってから、また上の通りを歩いていたら、前を歩く、如何にも清潔感溢れる純白の制服を着たいたいけな現地の中学生くらいの小姐がちょうど後ろから走って来て追いついた同じくらいの男子中学生と手を繋いで歩き出したので、その仲睦まじい様子を少しはうらやましいと思い、一枚頂いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

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十四枚目のカットですが、セナド広場付近の現地人相手?の食堂でリーズナブルなお値段の澳門式炒飯など頂き、しかるのち、カジノ併設ホテルの地下から無料シャトルバスで外港フェリーターミナルまで便乗し、そこで乗り換えた島部地区のカジノ併設ホテル行き無料シャトルバスでコタイ地区最北部西側に位置するホテルまで送って貰い、裏口から旧市街地に抜けた時に旧市街地の入り口付近に在った華南・南欧様式折衷の広場の佇まいを撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

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十五枚目のカットですが、前回はこの近くまで来ていて、見落としていた、ポルトガル植民地時代の旧市街の裏通りで、何とも、南欧風というか、3月に訪問した釜山の「甘川洞文化村」の裏通りの雰囲気も漂うような不可思議な既視感に戸惑っていたところ、ちょうど良い案配に地元民の方が通りがかったので一枚頂いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

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十六枚目のカットですが、ここも同じく澳門島部タイパヴィレッジ地区の官也街と言われる旧市街地の裏通りで、建物の壁の色使いから街頭のデザインのデテールに至るまで、ここがかつてポルトガルの植民地で東西の文明の交差点の一部だったのだと、感慨に耽って、辺りの様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

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十七枚目のカットですが、官也街での撮影も一段落し、前回、初めて訪問した、コロニアル風の住宅が湖沼地帯の面前で動態保存されている、とても不思議なイメージの公園があったので、そこをめざし移動していたら、途中の石段の麓で、おそらくは中国メインランドからの観光客ご一行様と思しき家族連れが樹の木陰の円形ベンチのようなところで、水分補給したり、おむつを換えたりしていたのでその様子を一枚収めようと、気配を消して近寄って行ったら、水分補給中のおませさんにしっかり気付かれ、ずっとカメラ目線のままだったので、笑顔で手を挙げて、一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCXマウントのDistagon18mmf4AEGによる絞り優先AE、開放撮影です。

今回の感想ですが、やはり、CanonL50mmf1.2LはAR-Hexanon57mmf1.2と並び、スナップであれ、ポートレであれ、常に不動の四番打者で、市場での評価は低いままですが、とても満足度が高く、信頼度も高い逸品だと感じましたし、またこの性能をあますとこなく引き出すOH後のM8の性能も大満足、もう一方のDistagon18mmf4は大きいことに目を瞑れば、レギュラーメンバーのElmarit21mmf2.8と肩を並べる路地裏撮影の名手に成り得ると思った次第。

さて、次週は香港・澳門ツアー最終回、ランタオ島の秘境?「大墺」からのレポートをお送り致します、乞うご期待。
  1. 2016/05/22(日) 19:39:31|
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City & islands with flood of colors~Hong Kong Tour'16 Apr.②~

さて今週のご紹介は香港ツアー'16春二日目の訪問地、これまで何十回も香港エリアを訪問したことがあったにも関わらず、今回が初訪問となった「長州島」探訪記をお送り致します。
この「長州島」という島は、大嶼山(ランタオ島)の南東部に位置する離島でありながら、香港有数の観光地で、日本で云えば、江の島界隈の雰囲気や賑わいを想像して頂ければ、当たらずとも遠からずではないかと思います。
ただ、個人的には、台湾の「旗津島」とか同淡水の「八里」辺りのアジア的水辺の繁華街的雰囲気満載という印象を持ちました。
この「長州島」へのアクセスは唯一、香港島上環のフェリーターミナルから直行連絡船が出ていて、ヂェットフォイルを使った高速便と焼玉エンヂン?客船の普通便の二種類があり、料金も時間もさほど変わらないので、すぐに出るという普通便に乗ったら50分ほどで島の船着き場へ着きました。
船着き場の目の前が島一番の目抜き通りになっていて、沖縄の離島のように街が高台に在って、船着き場周辺が閑散としているということはなく、商店の前に物販の露店や民宿の受付屋台がところ狭しと立ち並び、まさに東南アジアのバイタリテーそのものを目にした思いでした。
尤も、島自体の大きさは歩きでも2時間掛からず一周出来るほどなので繁華街もそれほど長いワケでもなく、写真を撮ろうとすれば、もう一本奥の生活路地に入り込まねばならないのでした。
話は前後しますが島にはお昼前に着き、お昼を挟んであちこち、時には観光客や島の子供たちにも声を掛けて撮影し、裏通りの食堂で至極のローカル色豊かなランチなぞ頂き、その後、16時半の帰便まで、優雅なお茶タイムをすることもなく一心不乱にひたすら撮り続けたという次第。
ここでやっと機材の話ですが、前日の北角エリア同様、ライカジャパンで平成の大修理後、初の撮影旅行ですから、M8と日中スナップに最適のSummaron35mmf3.5Lで丸々一日、例によって例の如く絞り開放AEで撮り通したのでした。
では、さっそく、5/2当日の行動に沿って撮影結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、船着き場の目の前の繁華街を通り過ぎ、まずはおトイレでも拝借しょうと案内板を頼りに島の西方向に歩いて行ったら、童子達の遊び声が響き渡る裏通りがあったので、そこに目を向けたら、突如、いたいけな姉妹が凄まじい勢いで嬌声を上げながら走って来たので、とっさに腰を落としピンを合わせシャッター切ったもの。

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二枚目のカットですが、カメラを持ってキョロキョロと挙動不審の観光客モード全開で目抜き通りを徘徊していたにも関わらず、年端もいかない欧米からのバックパッカーもどきの若者達からは旅慣れた老練の旅行者に見えるのか、小姐の方が港付近に向けてシャッター切っていた工房主に話し掛けて来て、香港のよもやま話なんかも少々しながら、記念撮影して上げた代わりに一枚撮らせて貰ったもの。

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三枚目のカットですが、島の目抜き通りに面した店舗兼住宅のこじんまりとした佇まいを収めようと、しゃがみ込んでローアングルに構えて、エキストラというか通行人が来るのを待っていたら、腰が痛くなる寸前にちょうどイイ、リゾートファッションに身を固めた若い夫婦者がベビーカーなんぞ押しながら通りがかったのでこれ幸いにと通り過ぎた刹那シャッター切ったもの。

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四枚目のカットですが、エリア全体が海岸線に囲まれている香港と云えども、開発が進みすぎて、なかなかこういう漁村風の港周りの風景を撮ることは叶わず、寧ろ、良く行く台湾の淡水とか、旗津島、或いは今年3月に訪れた韓国は釜山のような牧歌的な雰囲気を漂わせている、この離島の海沿いの風景に感じ入るものがあって一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、島の内部、高台方面へ向かって裏通りを徘徊していたら、低層住宅が立ち並ぶ、島民住宅団地みたいなエリアの中央部にささやかな公園みたいな開けた場所があって、そこでちょっと見た目はイカツイですが、優しい笑顔でいたいけな極小姐である娘さんに鉄棒なんか教えていた若いヲヤヂさんが居たので、声を掛けて撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、島の高台から別の方角の海岸伝いの道路に出て、昼飯でもどつぼった店で食べようかと思い、島の目抜き通りを目指していたら、その途中にある地元民相手の商店のようなお店の前で、いたいけな極小姐がご自慢のシャボン玉を辺り構わず発散していたので、そのご乱行ぶりが面白かったので、遠巻きに一枚頂いたもの。

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七枚目のカットですが、その目抜き通りへ戻る道すがら、海水浴場みたいな浜辺を通ったのですが、その海岸伝いの道の傍らに、空の色、いや海の色を意識したのか、水色のペイントを施された武骨なコンクリート塀が在ったのですが、その前に陣取って、ファッション雑誌風のオシャレ系ポートレを撮ろうと試みている韓国人アガシ二名が居たので、そっと背後からお裾分けよろしくその様子を一枚頂いたもの。

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八枚目のカットですが、目抜き通りに程近い観光?広場近くの露店街では、観光客、地元民を問わず、平日だというのに結構な人出で、ちょうどお昼過ぎで、皆さんお腹が空いたのか、適当に露店、屋台の類いから飲食物を買い求め、バクバク、ゴクゴクやりながら、そぞろ歩きする姿が印象的だったので、ちょいとイケてる小姐二名を引き連れてるちょいとイカれてるっぽい兄ちゃんが来たので、抜き撃ち的に一枚頂いたもの。

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九枚目のカットですが、目抜き通りの東の端付近に合流出来たので、その華やかながらも牧歌的な様子を撮ろうと、獲物を探していたら、ちょうど辛子色の外壁もオッサレ~なカフェ?の店先で、昼の日中から、豪快にビールなんかをラッパ呑みしている小姐達が居たので、一枚撮らして貰うよ、と声かけたら、断るでなく、喜ぶでなく、何処となく気のない返事だったので、普通に一杯やってる風情で一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、江の島でも、パリでも、釜山は甘川洞文化村でも、はたまた大阪の天王寺動物園前でも、若い人々、特に今後、将来を誓い合おうという奇特なカポーが集まる場所には、鍵をフェンスにぶら下げるという不可思議な施設が在って、ここでも、いたいけな若者達が健気にもマジックで何か書いた後、フェンスに鍵を掛けていたのですが、珍しいことに中学生くらいの小々姐二名が、よせばイイのに他人様が書いた愛の賛歌?をスマホで撮っては、真顔で見て、次の瞬間、ケラケラ笑い出すという道徳的にはあまり好ましいとは言えない行いで盛り上がっていたので、その様子を一枚頂いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、島の目抜き通りに出たはイイですが、なかなか腰を落ち着けて、しかもリーズナブルなお値段で旅愁溢るるローカルフードを食べさせてくれそうなお店がなかなか見つからず、船着き場から向かって東側から再度、島の中央部へ向かう商店街へ入り、そこで地元民相手のレストロンを探すこととし、歩きながら、その生活道路の様子を一枚撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、同じくお食事処を探しながら、ひたすら鼻と目、そして第六感をフルに動員し、生活道路を徘徊していたら、暫くして、いかにも地元民相手のマーケットのような賑やかな商店街のような通りに出たので、その様子を振り返りざまに一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、マーケットみたいなところがなかなかアジア的な風情に溢れていて、興味深かったので、食事もそっちのけで辺りを踏破していたら、19世紀の台湾辺りとか、澳門辺りにありそうな、石造りと漆喰の組み合わせのような重厚な建造物が裏通りに面して建っているのを見つけたので、嬉しくなって、通行人が来るのを待ち構えて一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、無事、地元民相手のスーパーマーケットに面していたレストランでご当地名物の蝦雲吞麺とウバ茶葉の効いたホットミルクティなぞ頂き、さすがに離島かつ名だたる観光地ということもあって、宿の在る北角エリアのローカル食堂並みとはいかないまでも、少なくとも香港島や九龍の繁華街の観光客目当ての広東料理のレストランなどよりははるかに安いお値段で、心に沁みる美食を頂き、キブン良くなってお店から出てすぐ近くのちょっとした広場で、いたいけな極小姐をセルフ輪タクの車台に乗せて、記念撮影しようとしているフランス人パパが居たので、声かけて一緒に撮らして貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、港近くでは観光客相手のみならず、地元民相手の商店も少なからず存在していて、その店先で、品定めをするでなく、値切りをするでなく、広東語固有のゲコゲコ聞こえる発音で店主のお婆とあーでない、こーでないと四方山話に花を咲かせるベテラン主婦層各位と店主のやりとりを少々離れたところから一枚頂いてみたもの。

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十五枚目のカットですが、島の東部には有名な鍾乳洞や奇岩が所せましとならぶ景勝地があるということなので、腹ごなしも兼ねて、近くまで行ってみようと思い、目抜き通りを再び東方面に舵を切って歩き出したら、前から、いたいけな極小姐にペダルを漕がせて、その他大勢は鼻歌キブンでゴキゲン乗車体験という、地獄絵?のようなセルフ輪タクがやって来たので小走りに近寄り、写真撮ってイイ?とお婆ぁに声かけたら、キレィな北京発音でトォウーィx2と破顔しながら応えてくれたのでお言葉に甘え一枚頂いたもの。

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十六枚目のカットですが、軽登山の真似事までして鍾乳洞の近くまで行ってはみたものの、かなり急な狭い坂道、ちょうど江の島の稚児が淵へ下る坂道をもっと狭く急にしたカンジのところに人が鈴なりで動かず、しかも時折、下から、鍾乳洞帰りの観光客が上がって来て、離合すると云う、修羅場と化していたので、あっさり諦め、海岸線の奇岩だけ見物し、目抜き通りへ戻る途上に島東部の漁港沿いの道の様子を撮ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、船着き場の手前のちょいと大き目の広場の傍らにセルフ輪タクが停めてあり、またしても、いたいけな我が子の成長写真に励む若いヲヤヂさんが居たので、ブログに出した後で送って上げるから、と甘い言葉を囁き、娘さんの成長を記録するという大役を買って出たもの。

今回の感想ですが、パワーアップした力強い描写もさることながら、極めてクリアで視度に寛容なレンジファインダと相対的に被写界深度が広い割にはかなりシャープなSummaron35mmf3.5Lの組み合わせで、途中レンズ交換することも、相方のX-Pro1の出番を仰ぐこともなく、一本勝負で丸々一日撮り切れました。

さて次回は、5/3のマカオ、ここでも、これまで訪問していない島部の旧市街の様子も交えレポートしたいと思います、乞うご期待!!
  1. 2016/05/15(日) 19:51:15|
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City & islands with flood of colors~Hong Kong Tour'16 Apr.①~

さて、一週間のスキップを経てのアップはGWのど真ん中、このところ習慣化した?Mayday前後のハノイツアーに代わり、昨年末以来の香港ツアーです。
前回は行き夜行便の3泊4日で出かけたので、中日が2.5日程度しかなく、しかも着いた日が夜行便の早朝ということで、マカオへの移動についても、早朝着いて早々空港から直接発つ目論見だったのが、結局13時発まで待たざる得ず、バックパッカー諸氏と空港のトランジットエリアの3連ベンチの争奪戦を繰り返しながら、惰眠を貪り、ヘロヘロになってマカオに移動するという、極めて不本意なスターとなったのですが、今回は、ちょいと早起きをしましたが、9時成田発のキャセイだったので、13時前に香港空港に到着し、前回と同じ香港島は西環エリアにある、かつての高級ホテルにチェックイン後、久々の北角エリアへのストリートスナップに出掛け、個人的には幸先の良いツアー封切となったのでした。
まず、今回ほツアーの大まかな行程というか、訪問先を記しておくと、到着日(5/1)は北角から九龍、5/2は長洲島、5/3はマカオ、5/4は大嶼山(ランタオ島)、5/5は早朝便で帰国となります。
駆け足でちゃちゃっと二週間くらいで紹介してしまってもよいかなとか思いながら写真をセレクトしていたのですが、初日の北角~九龍スナップも、おまけのつもりがOH直後で新パラメータ設定のM8単独スナップの出来が捨て難く、今回は一旅行では異例の四週連続企画とさせて戴きます。
ではさっそく、約半年ぶりの香港到着日のスナップを追って見て参りましょう。
カメラはLeica M8、レンズはVoigtlaender Ultron28mmf2による開放絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、路面電車が行き交かう香港島ではありますが、至近距離で迫力あるアングルで撮影出来るポイントは実は2か所程度しかなく、前回訪れた堅土城(ケネデータウン)と、前々回訪れたここ北角(ノースポイント)だけとなるのですが、何せ、ここ北角は、アメ横の中を二階建ての路面電車が人混みを押しのけて進んでいくようなダイナミックなシーンが簡単に撮れるので、今回のツアーの準備運動代わりに選んで訪問し、地下鉄の出口からアメ横入り口の停車場に停まっている車両を見上げる格好で撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、店舗兼住宅とは云いながら、土地の少ない香港島に有りがちな高層アパートが立ち並ぶ間から僅かに覗く空を背景に買い物客や物見遊山の旅行者が行き交う、アメ横っぽい北角の市場の様子を路面電車の線路上を歩く人々をローアングルから見上げる格好で撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、市場の通りに着いた時分には、なかなか路面電車がやって来なかったので、暫し、通りを徘徊しながら世界各国の装束に身を包んだ色とりどりの人々の様子をスナップすることとし、まずは路上ショッピングを楽しんでいる、いたいけなムスリムの小姐達の楽しげな様子を通りざまの一閃頂いたもの。

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四枚目のカットですが、同じく北角の路上市場で、やはりここは亜熱帯の都市なのだなぁと実感させてくれるドリアン売りの露店が出ていて、そこのちょいと渋めの若い兄ちゃんが半裸でドリアンの販促活動なんかやってたもんだから、結構、妙齢の女性がひきもきらず話し掛けて活況を呈していたので、そっと一枚人陰から撮ろうと思ったら、気づかれて、兄ちゃんがカメラ目線をくれたもの。

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五枚目のカットですが、ライカなんか下げて目を吊り上げてスナップなんかやってたら、他の茫洋とした観光客諸氏からは浮いて見えるのは仕方のないことで、ナイジェリアからやって来たという香港市民の経済格差のフィールドワ-クを行っているという父娘に話し掛けられて、お互いに撮りっこした時の一枚。

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六枚目のカットですが、そうこうしているうちに、やっと待ちに待った路面電車、しかも、ゲゲゲの鬼多郎に出てくる百目鬼みたいな異様な風体の電車がそろり、そろりとアメ横の真ん中を進んで来たので、前回、確認しておいた、ベストポジションをどの観光客よりも早くキープし、M8のレンジファインダ一杯に収まりかけたところでシャター切ったもの。

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七枚目のカットですが、北角ではもうおなか一杯撮ったので、MRTに乗って、今度は対岸の九龍地区に尖沙咀経由移動し、一番の撮影スポット「1881」という、香港総督邸跡の商業施設を訪れたところ、ちょうど、スゥィーツフェアみたいなのをやっていて、その敷地の中央付近の広場にあるデザートポット風オブジェに乗っかって嬌声を上げるいたいけな香港婦女子の姿を一枚頂いたもの。

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八枚目のカットですが、同じく「1881」施設敷地内のスゥィーツフェア周辺でモデルさんを物色していたら、赤のロゴ付きM8を目ざとく見つけた三人組小姐のうち一名が、スマホンとパナソのコンパデヂであたし達の写真撮ってぇ~とか、妙に親しげに話し掛けて来たので、撮ってもイイけど、モデルになる覚悟はあるか?と真顔で聞いたら、一瞬凍りついたようになりましたが、OK,OKと交渉成立、一枚撮らせて貰ったもの。

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九枚目のカットですが、同じく「1881」の敷地内、北部の建物部への階段方向に目を向けたら、いたいけな小姐二人組が目いっぱい手を伸ばし、二人入れた自撮りを試みていましたが、何度やっても上手くいかないらしく、首を傾げていたので、モデルさんになってくれたら、何枚かステキなカット撮って上げるよん♪とか言葉巧みに勧誘し、一枚撮らせて貰ったもの。

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十枚目のカットですが、ここ「1881」は元香港総督の邸宅ということですが、当然、総督の邸宅といえば、駐留軍の司令官の公邸も兼ねているわけで、儀礼用の大砲が備えてあって、返還前までは英国の国家的儀礼行事の際、空砲を発砲したとのことで、今でも手入れが行き届いた鋼鉄製の砲身は素晴らしく蠱惑的な緊張感を放っており、そのイメージを尾栓方向から撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、「1881」の敷地を出て、次なる撮影スポット、香港フェリーターミナル方面へ向かおうと西側の出口を出て、ふと「1881」の敷地内の塀兼建造物に巧みに埋め込まれた「Cartier」の店舗の前を一瞥もくれずに通り過ぎて行く香港市民の姿がなかなかシニカルで面白かったので、置きピンで一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、九龍のフェリーターミナルビルに面したバスターミナル側の壁にはいつも巨大なポップ広告が掲示されていて、なかなか圧巻で優れた撮影ポイントなのですが、今回もそこで通りがかりの人間を入れ、街の動きのようなものを表現した一枚を撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、夕暮れも近い時間で空もぐずつき始め、対岸の香港島の高層ビル群の明かりもややもやに霞みかけていたのですが、それでも、フェリーターミナルには、いつも目にする超大型客船が横付けされていて、暮色の空と、真っ白な客船の巨体、そして遠くにはやや霞みかけた香港島の高層ビル、といういかにもお定まりの観光写真的な風景が目の前にあったので、とりあえず一枚撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、フェリーターミナルビル二階の港に面した展望デッキ的通路に出てみると、やはり観光客のカポ-がロマンチックと思われる風景に乙な気分になり、何度も自撮りみたいなことをやって、その結果をあーだら、うーだら北京語で口角泡飛ばして論評していたので、その様子が面白く、振り返りざまに一閃浴びせたもの。

さて、来週は、これまで仕事を含め数十回訪問した香港で、初めて訪れた離島、長州島探検記をお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2016/05/08(日) 23:44:16|
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A tiny optics with extraordinary performance was excavated and restored~Cooke Kinic1 1/2"f3.5 mod.M~ 

さて、今宵のご紹介は先週の予告通り、久々の工房作品いきます。
このレンズは英国はRank Tayrer Hobbson製のCooke Kinic1 1/2と云い、戦前は1920年代の作と考えられる黒いエナメルと鏡面仕上げにローレットも美しい人差し指の第一関節くらいのノーコート、トリプレットのレンズヘッドです。
このレンズ、元々は4~5年前に、電子湾で兄貴格の2"を買い求め、その素晴らしい写りの気を良くして、同じ売主から第二弾として買い求めたのですが、安くしておくね♪という売主の甘言に乗せられ、ポチっとやってみれば、届いたレンズはカルピスを味のする限界くらいまで薄めた程度の白濁の上、不格好なDマウントの長い袴を佩いていて、これがどうにもこうにも分解も清掃も出来ないときたので、暫し諦めることとし、防湿庫の片隅に放って置かれたまま、半ば忘れ去られていたのです。
ところが、先の甲府信玄公祭りにて、その筋の専門家である同行者の方から、たまたまお使い戴いた、兄貴格の2"の方を望外のお褒めに与ったので気を良くして何とか使えるようにしようと思い、居間兼寝室兼書斎の机の上に置いておいたら、或る日、酒飲んで帰って来たら、閃くものがあり、道具を適当に見繕ってちゃちゃちゃ♪と分解し、あっという間に3枚しかないエレメントは占い師の水晶玉並みにきれいに透き通った状態になったのでありました。
残るは、不必要にメカニカルバックを伸ばし、しかも出穴が小さいことからAPS-Cサイズですらビネッティングの起こりそうな、有害無益なDマウントネジの袴ですが、こいつは、治具を工夫し、旋盤で切り落とし、絞りリング、そして後玉の位置を計算した部位に新たに0.5ミリピッチのネジを切って、新たなヘリコに装着できるようにした次第。
そして、昨日、久々の工作デーと決め、ヘリコ&マウントアッセンブリの中軸にネジを切って、この可愛らしいレンズヘッドを固定し、第二期工事として距離計連動も可能なようにカムも無限合わせて、内面反射防止加工して第一期工事を完了、今日の午後に世界各国からの観光客で賑わう浅草まで試写に出た次第。
では、さっそく、その実力のほどを見て参りましょう。
カメラはX-E1、全コマ開放による絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、地下鉄から上がってすぐの定点撮影スポット、雷門周辺に出るので、そこで物色していたら、中国人のカポーがアキバ帰りと思しきグッズを抱えて、スマホンで腕伸ばして二人の姿を撮っていたのですが、ちょいと間に合わなかったので、その撮影結果をレヴューしている様子を一枚頂いたもの。
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二枚目のカットですが、今日は何となく佳きチャンスに恵まれそうな予感とともにこの可愛らしい相棒と仲見世に出たのですが、雷門くぐってすぐのところで、肩車しながら散歩していた地元民のお爺と、そのお孫さんの極小姐が居たので、声かけたら、日本人から声かけられるのは珍しいねぇ・・・とか苦笑してモデルさんになって貰ったもの。
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三枚目のカットですが、お爺とお孫さんにお礼を述べて仲見世を進んで行ったら、或る店舗の店先で、黒人の混血と思しき少年と、その少年をお兄ちゃん、と呼ぶ、三つ編みも愛くるしい、いたいけな極小姐が土産物屋の店頭でハローキテー系のグッズを一心不乱に物色していたので、そーっと近寄り加減でノーファインダで撮ってみたもの。
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四枚目のカットですが、いつもの仲見世での定点撮影スポット、美人茶屋「あずま」さんの店頭で、きび団子と抹茶ドリンクを買い求めようとしている、ファンキーなカンジの黒人カポーが目に留まったので、買い終わるまで暫し待ち受け、店頭から離れるや否や、ヘイブラザー、今日は決まってるな、一枚撮らしておくれよ♪とか相当馴れ馴れしく話しかけたら、破顔してOK,OKということでノリノリモデルさんになってくれたもの。
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五枚目のカットですが、仲見世の路上でノリノリのブラザー達にお礼を述べてから別れ、宝蔵門の方向へ向き直ったら、なんと、「あずま」さんの側道を挟んだ隣の犬小道具屋さんの店頭で、いたいけな白人の極小姐が物欲しそうにショーウィンドの中のお犬さまグッズを注視しているではないですか?ということで、気配を消して背後に回り込み、必殺の一閃でその可憐な横顔を捉えてみたもの。
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六枚目のカットですが、同じく仲見世沿いで、これでもか?と小物の類いを店頭に並べ商っている土産物屋の店頭で、妙齢の白人女性がこれも一心不乱に土産物を物色していたので、人の背中に隠れながら巧みに近づき、気配を消しながら、斜め後ろに立って、通行人が途切れた一瞬を見逃さず、一閃くれたもの。
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七枚目のカットですが、色々とシャッターチャンスを物色しながら、キョロキョロと挙動不審の一歩寸前で仲見世を歩いていたら、程なく宝蔵門の前まで辿り着いてしまい、ここでもいつもの倣いで、宝蔵門或いはその周辺の記念写真を撮ろうとしている海外からの観光客に狙いを定め、お誂い向きにひとり旅と思しき、うら若き白人女性が、今頃の若い人間には珍しくコンパデヂで宝蔵門の威容を捉えようとしていたので、ヘッドホンで外界の音を遮断しているのをイイことに、至近距離まで歩み寄り、その真剣な横顔を一枚頂いたもの。
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八枚目のカットですが、宝蔵門をくぐり抜けて、浅草寺の境内に入ったら、まず一番手近な定点撮影スポットである、人力井戸に視線を走らせると、居ました居ました、マレーシアからという親子のいたいけな姉弟が一生懸命に水汲むところを、オモニとアヂュモニが向かいのベンチからペットボトル入りの緑茶なんか飲みながら、声かけて注文しながらスマホンで撮影しているという家族が居たので、声かけて混ぜて貰い、一枚撮ってみたもの。
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九枚目のカットですが、今日は、というか今日も、地下鉄出てから全戦全勝の声かけ撮影に気を良くして、境内の宝蔵門の北東にある、伊藤園だったかの緑茶を振る舞う掘立小屋みたいなアトラクション手前の桜の造花というか人工木みたいなオブヂェの前で、いかにも写真撮らせて下さいと声を掛けられるのを待ち侘びているかの如き、小姐二名が居たので、まずは日本語で、すみません、声かけたら、ハィなんでしょう?と答えてくれたので、かくかくしかじか、加工したばかりの英国製の戦前のレンズの試写してるんでモデルさんになってはいただけませんでしょうか?とお願いしたら、快諾して頂いたもの。
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十枚目のカットですが、着物の日本人小姐お二方にさっそく撮影結果をご覧戴き、えーこんなキレイに撮れるの?ぢゃ、アイポンでも撮って貰おうかな☆とかいういつもの予定調和説に繋がり、数カット撮ったら勘弁して貰い、お礼を述べて別れたら、次なる定点撮影スポットである、お神籤売り場で、難解な日本語の籤を一生懸命に解読しようと雁首揃えている白人一家が居たので、至近距離に近づき、五重塔を撮るフリして一枚頂いたもの。
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十一枚目のカットですが、今日は素通りのつもりで来ましたが、幸先の良さにお礼でもしようと思い、いちおう本堂にお参りしてから、奥山方面に降りて行ったら、さっそくのご利益だったのか判りませんが、インド人の一家がつつじの植栽に囲まれた漢字の碑文の青銅製プレートを挟んで座り、記念撮影なんかしてたので、父娘の回の時、カメラマン役のオモニに声かけて、一枚撮らして貰ったもの。
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十二枚目のカットですが、話は前後しますが、今回のこのレンズの加工の特徴は、ヘリコイド留めの位置を工夫して、なんと20cmまで接写が出来る仕様になっているので、それを試すべく、影向堂とかいうお堂の前で今を盛りにつつじが咲き誇っていたので、毎日毎日飽きもせず、スマホンで撮ってる構図に改造レンズ+APS-Cミラーレスでチャレンヂしてみたもの。
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十三枚目のカットですが、奥山から花やしき方面の出口へ抜けると、一挙に海外や国内地方都市からの観光客による賑わいは影をひそめ、まさにディープ浅草という風情の、地元民や都内からの或る程度地勢に通じた観光客以外は通らない、閑散とした通りになるのですが、結構面白い画が拾えるので、今日も歩いていたら、大型犬を囲んで世間話をする一行が居て、しかも昼から深酒したのか、比較的若い女性の連れは、伴の年配男性にもたれて眠りこけている、という非日常的な景色が撮れたもの。
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十四枚目のカットですが、奥山からウィンズ方面を抜け、六区の飲み屋街経由、再び伝法院通りに戻るルートを歩いていたら、さすが浅草、日曜の午後も遅くだったので、道に面した居酒屋はどこも満員御礼、皆さん、この世の憂さを暫し忘れるべく、楽しく飲み食い語らっていましたが、いつも気になる、赤ちょうちんならぬ「生ホッピー」の白提灯の向こうで楽しく語らうグループが居たので提灯超しに一枚撮ってみたもの。
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十五枚目のカットですが、伝法院通りから再び仲見世に戻り、帰路も撮影しながら歩いていたら、来る時は混み合っていて、とても販売員の小姐各位のご尊顔など拝めそうになかった美人茶屋「あずま」さんの店頭も客がまばらで、ちょうど頃合い良く、いたいけな幼子を抱えた若いオモニがきび団子を贖おうとしていたので、頃合いを計り一枚頂いたもの。
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今回の感想ですが、うーん、戦前の英国の光学技術恐るべし・・・一説によれば、戦前のKinicはどれも硝材、曲率といった構成まで、基本的にはデニステーラーが1893年に発明したトリプレットそのままだったといいますから、最新とは言えないまでも、銀塩に比べればはるかにシビアなデヂタル機器でこれだけの画が撮れるということは、或る意味、19世紀には光学技術は或る程度の完成を見ていたということなのでしょう。

さて、次回は海外取材準備で一週お休み、翌々週からはたぶん三週連続くらいで、大陸の画いくと思います、乞うご期待!!
  1. 2016/04/24(日) 21:12:33|
  2. Mマウント改造レンズ
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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