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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Exciting travel to gorgeus local city with 400 year's history~Kanazawa photographic tour'20.Mar②~

さて、今宵のご紹介ですが、予告通り、3月の連休を利用して、久々に旅行して来た金沢、及びその周辺一帯の旅からのレポート、二日目となります。
まずは簡単な行程のレヴューからですが、滞在二日目は、前日の地の天気予報では、雨、時々曇りという、写真を撮るには絶対絶命、ピンチの見通しで、それでも、降水確率は午後には10%になり、その代わり予測困難な、局地的にわか雨は有る、といった状態だったので、今回の目玉として楽しみにしていた、輪島半島へのランチ付きほぼ丸一日バスツアーは滞在三日目送りとすることにし、湯治との朝は目覚めたのが宿のオマケの朝食提供時間もとうに過ぎた10時過ぎ、そこから身支度し、駅まで徒歩で移動、駅前のバスターミナルから、前日に買い求めておいた北鉄バス市内一日乗車券を使い、市内では一番シャッターチャンスが転がっていそうな「ひがし茶屋街」へ移動し、そこで1時間ばかり声かけたり掛けられたりもして何枚か撮り、そろそろお腹も空いてきたので、徒歩で15分程度の近江町市場まで移動し、そこで何枚か撮りながら、お目当ての海鮮系料理屋に向かい、1時間以上待ちましたが、至極の海鮮丼を戴き、しかるのち、市場至近のバス停からバスに乗って、今度は反対側のにし茶屋街へと移動、ひがし茶屋街に比べると相当閑散としている街並みを陽が傾き出すまで路地裏にも足を運んで撮り尽くし、しかるのち、またバスで駅まで戻る途中に翻意して、広坂兼六園下で降り、そこからご苦労なことにいったん通り過ぎた21世紀美術館まで、金沢城址の石垣などを眺めながらとぼとぼと歩き、すっかり陽も沈み出した黄昏の美術館庭の風景を何枚か撮って、翌朝はバスの時間も相当早いので、晩飯を早めに摂るべく、早々に駅前に引き上げたというのが滞在二日目の行動のあらまし。
では、さっそく当日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、ひがし茶屋街最寄りの川沿いのバス停に降り立つと、新型コロナの影響に関する話が喧しい昨今であったにも関わらず、茶屋街方面へと歩いて行く人間は結構居て、道案内の看板など見る必要などないくらい、5分もかからないうちの入口に達し、一軒、京の町屋みたいな店舗兼住宅の前で1枚撮りませうとカメラを取り出したところ、関西弁の小姐二名がレンタル着物も颯爽と通り過ぎていったので、後ろ姿のエキストラ出演して頂いたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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二枚目のカットですが、10年近く前の記憶を頼りにメインストリートを目指して茶屋街の中を進んで行くと、通りに面した店舗兼住宅の軒先に、時折、面白いオブヂェみたいなものが掲げられていたりすることがあるのですが、その中でも目を惹いたのが、何と麻で編んだテーブル掛けみたいな生地の上に、トタン板を切り抜いて作ったと思しき、石川県全体の図柄が麻糸で縫いつけられており、よくよく、至近距離で観察すると、何と、整形したあとに溶融亜鉛メッキ槽に付けられたものであることが判り、気合い入ってるなぁとか感心して軒先で一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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三枚目のカットですが、メインストリートまで目と鼻の先の石畳の道の曲がり角の手前の側道に、どう見ても、昨日今日、レンタル着物を来てみました♪という着こなし、身のこなしとは別物の艶やかな小姐が、スニーカー並みに軽快な足取りの草履履きで石畳の小径へ歩き去っていく姿が目に留まったので、追い縋って、 通りの街並みの中の後ろ姿を一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、そうこうしてメインストリートに到着、記憶に残るひがし茶屋街のメインストリートよりも、はるかに人通りが少ない、あたかも早朝の如き街並みを、果たしてどうやって、この超広角レンズで収めましょうかとか思案し、結局、道のど真ん中に陣取って、ローアングルで何カットか撮っていたら、背中に人の気配を感じ、あ、こんなに真ん中占領したら、車は通行禁止とは言え、記念写真なんかの邪魔だわな・・・とか思って立ち上がって振り返ると、いたいけな名古屋からという小姐分隊が「あのぉ、お願いがあるんですけど・・・」ということで、何枚か、別のスマホンとオリンムパスケムンパスのマイクロフォーサーズの入門機でグループの写真を撮って欲しいという嬉しいリクだったので、朝飯前ならぬ昼飯前だけど、というこちで、お礼代わりにモデルさんになって貰ったもの。

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五枚目のカットですが、工房主が珍しいレンズ?で撮った画も是非送って欲しいということで、代表者の小姐に名刺を渡し、別れてから、メインストリートの奥まで行って、戻りがてら、付近の側道をスキャンいたら、なかなかオシャレな弁柄格子のお店が建ち並ぶ、石畳の小路があって、前回来た時には、全然気が付かなかったわな、とか独りごちながら、道端に立って、通りの全景を収めようとしたら、そんな姿にはお構いなしに七五三みたいにレンタル着物が浮き立っている若き人々が次々通り過ぎて行ったので、頃合いを見計らって、一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、同じくひがし茶屋街の側道のひとつで二階の大きなガラス窓が特徴的な店舗の建つ石畳の通りが目に留まり、ここも、結構な頻度で、大人の七五三が行き交っていたので、面白そうな画が撮れそうな気がして道端に佇み、シャッターチャンスを待っていたら、またしても、大声で嬌声を上げながら、いたいけな小姐三名組がやってきたので、頃合いを見計らってシャッター切ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、記憶を頼りにメインストリートと交わる側道を覗きながら歩いていたら、赤い弁柄染めの木の外壁の店舗が建つ石畳の裏通りを大人の七五三カポーみたいなのが、遥か彼方から歩いて来るのが目に留まったので、立ち止まって、目の前に来た頃合いを見計らってシャッター切ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、そういえば、メインストリート反対側からのひがし茶屋街の全景を撮っていなかったことを思いだし、反対側に着いてから、人通りが少ない頃合いを見計らって、入り口方面に向かってシャッター切ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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九枚目のカットですが、ここひがし茶屋街のメインストリートは遠目に見ても、調和がとれ、個人的には、京都の一力茶屋の在る祇園のメインストリートのひとつである花見小路にも負けない素晴らしい風情を持っていると思うのですが、それにもまして、ここのお店が軒先のデスプレィに細かな気配りを働かせていて、出入り口の脇に通る人の目を愉しませようと、野の花を一輪挿しに挿して、さり気なく飾っておくその奥ゆかしさに心打たれ、一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十枚目のカットですが、そここで立ち止まって、カメラバッグを右肩から下げ、首と左肩から、見慣れぬカメラなど吊るして、しゃがみ込んだり、中腰で撮ったりして、撮り直しなんかやってたので、近くでスマホンの集団自撮りやってた小姐集団が声掛けてきて、すみません、上手そうなので、撮ってくれません?という嬉しいリクしてくれたので、もっと寄ってとか、肩を上げて、顎を引いてとか、それらしく色々と小うるさい注文付けて、スマホンやらキャノンの小型一眼レフデヂで撮って上げたあと、変はレンズで撮らせて貰うよ、ということでモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinoIII50mmf1.8改L39壱号機による絞り開放AE撮影となります。

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十一枚目のカットですが、先に撮って上げた小姐グループたちが、すっげぇ!とか、マヂとか、スマホンの画面とかキャノンの背面LCD見て、喜びの声なんか上げてるのを見た、別の小姐二名組が、えー、うちらも撮って欲しいんすけど・・・ただ、場所は大通りがイイです、ということで、少々歩いて移動し、ひがし茶屋街のぐるぐるになった茶屋街の街並みをバックに可愛く撮ってあげたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinoIII50mmf1.8改L39壱号機による絞り開放AE撮影となります。

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十二枚目のカットですが、、ランチの時間を考え、ひがし茶屋街からそぞろ歩きすること20分少々、やっと近江町市場に到着したのですが、幾つかあったランチ候補のお店は何処も恐るべき行列で、戦意喪失しそうになりそうな気持を奮い立たせ、本命のお店はメインストリートからは外れていたことを思い出し、そこなら、多少はマシなんぢゃまいかと歩き出したその時、果敢にもマスクもせずに鮮魚を買い求めようと店員さんとハードネゴに臨んでいたカポーの姿が目に留まったので、路上から一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinoIII50mmf1.8改L39壱号機による絞り開放AE撮影となります。

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十三枚目のカットですが、1時間以上もかけはしたものの、築地場外だったら、いったいいくら取られたんだろう!?と造像もつかないような超豪華な地魚(含む甲殻類)満載の海鮮丼を戴き、身も心も豊かになって、市場の最寄りのバス停から周遊バスに乗って、金沢駅経由、今度は反対側に位置するにし茶屋街を探検することとし、駅からは10分少々で着いたにし茶屋街の入り口から、楽しそうに散策している小姐二名組が通り過ぎるのを待って一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十四枚目のカットですが、これもにし茶屋街のメインストリートで、この頃には、昼過ぎくらいまでぐずりがちだった天気もようやく落ち着いてきて、北陸の冬から早春にかけての特徴であるどんよりとした低く厚い雲の合間から、澄んだ青空も見えるようになってきたので、ちょうど良いグループ客がやって来た頃合いを見計らって、街並みを撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、にし茶屋街自体はメインストリートの長さも、側道の広がりもひがし茶屋街とは比べ物にはならないくらい小さく、それ以上に、声掛けたり、掛けられたりして、着物姿のいたいいけな小姐各位の写真を撮れる確率が、天文的に低い気がしてきたので翌朝の輪島行定期観光バスの発車時刻が小学校の林間学校かボーィスカウトのキャンプ並みに早いので早々に晩飯食べて寝ようと思い、にし茶屋街を後にし、途中、21世紀美術館前を通った後に気が変わって、ひとつ先のバス停で降りてとぼとぼ歩いていって、夕暮れのガラス張りの建物全景を撮ってみたもの。

さて、次回は今回の金沢の旅のメインエベント、北鉄定期観光バスによる、輪島半島の旅、そして、夕刻のもうひとつの茶屋街、主計町茶屋街の様子をレポート致します、乞うご期待。
  1. 2020/04/05(日) 19:40:49|
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Exciting travel to gorgeus local city with 400 year's history~Kanazawa photographic tour'20.Mar.①~

さて、今宵のご紹介ですが、諸般の事情でアップが一日遅れてしまいましたが、予告通り、3月の3連休+1有休を利用しての、久々の400年の歴史を持つ100萬石の古都金沢からのレポートを3回に分けてお送りいたします。

まずは恒例の簡単な行程紹介ですが、出発は3月19日の木曜日の9時半過ぎの北陸新幹線に乗り、金沢には12時半に到着、まずは腹ごしらえということで駅ビル内の充実した食堂街を丹念に物色し、昼間は定食、夜は海鮮系居酒屋というスタイルのお店で豪華、治部煮のランチを1500円そこそこで戴き、しかるのち、駅西口の福井方面に位置する新しく出来たチェーン店系ホテルに荷物を預け、まずは徒歩で、武蔵辻、近江町市場、そして金沢城公園、兼六園、21世紀美術館と陽があるうちに巡ったのが一日目の行動。
では、当日の行程に沿って実写結果を逐次眺めて参りましょう。
当日の機材はカメラがLeica M(TIPO240)、レンズがVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による全コマ絞り開放での絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、久々の金沢への旅の昂揚感と、駅食堂街での本格的治部煮、そして脇役であろうはずの刺身、天婦羅の旨さに気分も上々、1キロ超の道のりの足取りも軽く、記憶を頼りに歩いても、程なく、近江町市場に到着し、時期が時期だけに記憶に残る賑わいこそなかったものの、鮮魚店の店頭では、レンタル着物に身を包んだいたいけな若者カポーが買うつもりなのか、単なる興味本位の冷やかしなのか知るすべもありませんでしたが、山と積まれたズワイガニのケースの前で店員さんの説明に聞き入っていたので、その様子を横から一枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、同じく、昼なお暗く、人工光が支配する近江町市場の内部、煌々と照らされた鮮魚店の店頭では、一口サイズの甘エビやらホタルイカの沖漬け、或いはカニのほぐし身などを小分けして店頭で食べさせていて、着物姿で関西弁の小姐二名がいかにも嬉しそうに買い求めて、ほな一緒に食べよか♪というところを横から一枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、近江町市場は実に人通りが少ない上、築地の場外のように天然光で撮り易い環境でもないので、早々に見切りをつけ、兼六園方面の出口から退出し、まずは金沢城公園を目指し、歩くこととしたのですが、さすが古都だけあって、関東の小江戸と云われる川越やら佐原、栃木がいかにも観光目玉ですよと云わんばかりに歴史的建造物をまとめて、街並み化しているのに対し、ここでは、そういった茶屋街、武家屋敷跡、寺町といった塊の他、そこここに江戸時代から明治、大正、そして昭和初期の歴史的建造物が建っているので、宝探しのキブンで散策するのも楽しく、赤い弁柄格子の建物を見かけたので、嬉しくなって一枚戴いてみたもの。

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四枚目のカットですが、近江町市場から金沢城公園、そして隣接する兼六園への距離はそれほどではなく、ところどころに建てられた案内板をちら見しながらそぞろ歩きすれば、10数分でその公園エリアへに一番近い入り口へ到着するので、公園へと繋がる坂道から城跡を囲むお濠が見え、その畔の土手にきれいな黄色い小花が咲いていたので、その様子を一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、門を潜り、公園内部に足を踏み入れてみれば、まず目に飛び込むのが、これだけの市街地の中心部には破格の広大な芝生の広場で、当日は天気も良く、気温も暑すぎも、寒すぎもせず、ちょうど良い頃合いだったので、これまた関西からの遠征組の小姐三名のグループが交互に絶叫しながら芝生に思い思いのゼスチャをしながら走って、残りのメンバーがアイポンかなんかの動画で記録する、なんて青春の一コマをエンヂョイしていたので、その様子を一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、ここ金沢城公園は、城跡とは謳っていないものの、明治の御維新以前に、天守閣はなく、また長屋門や各櫓の類いも戦後、逐次再建されたらしいので、400年以上前からの建物が現存する、姫路城や彦根城などとは比べるべくもないですが、それでも史実に忠実に再現された建物群は重厚な雰囲気を醸しだしており、何よりも鉛板を葺いたという鉛白の屋根の白さが独特の美を主張しているようなので、金沢美人と思しき小姐が通りがかったのを潮時に一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、金沢城公園と兼六園とは交通量の多い道路を隔てて隣り合っているのですが、歩道橋のような通路で繋がれており、道路を下に見てそぞろ歩きをすれば、あっという間に兼六園のチケット売り場に到着、そこで320円だったかを支払い、園内に足を踏み入れれば、時期も時期だけに園内はがっらがーら、園内屈指のインスタスポットとも称される「琴柱灯籠」の前で記念撮影する着物姿の金沢美人に話を付けて撮らせて貰おうと暫し足を留めましたが、結局誰も来ず、仕方なく、セミシルエットの灯篭だけ撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、そろそろ、石川県立美術館に移動しないと十分な見学時間が取れないので、本来ならハイシーズンであるのに、人の出も閑散とする兼六園に早々に見切りをつけ、県立博物館方面への最寄りの出入口へ向かう緩い坂道を下っていたら、けたたましい笑い声と関西弁のおしゃべりとともに、いたいけな小姐三人組がやってきて、声掛ける間合いを測っているうちに通り過ぎて行ってしまったので、仕方なく、後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、兼六園から石川県立美術館へ徒歩で移動し、無事、開館時間一杯、九谷焼の銘品等を堪能させて貰い、まだ陽が残っていたので、このところ評判うなぎのぼりの21世紀美術館へ向かうこととし、その道すがら、あたかも川越の氷川神社の如く、いたいけな小姐各位が着物姿も居れば、裏原宿のぱっつんぱっつんスカートに提灯袖のブラウス+ベレー帽みたいなカッコも居るというような思い思いのいで立ちで、御籤を抽いたり、本殿に向かい何度も頭を垂れたりとなかなか画になるスポットの神社を見つけたので、御籤結い場で張っていて、おとなしそうなジモティの小姐二人組が作業を始めた頃合いを見計らって
一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、同じく、21世紀美術館が目の前にある、その縁結びの神様の境内で、あたかも伏見稲荷のように、何十柱もの真っ赤な鳥居がトンネル状に建てられている不可思議な結界になかなか愛くるしい小姐が願掛けのためでしょうか、仲間を入り口付近に残し、すたすたと着物の袖を振って歩いて行ったので、仲間は喚声を上げ、スマホンやコンパデシで思い思いに写真なんか撮り始めたので、混ぜて貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、道を渡れば、くだんの21世紀美術館の敷地に入れますが、ここの評判が高いのは、その収蔵品がどうのこうのというのもさることながら、無料で入れる敷地内にもかなり意欲的な体験型の展示物が複数設置されていて、まずは昔出来てすぐの頃には無かったカラーアクリルの壁を渦巻状に建てて、その中の人の立つ位置によって、複数の色越しに見えるので、絶妙なグラデーションが外の観察者から楽しめる、というコンセプトのようだったので、中のお友達を面白がって撮っているいたいけな小姐達と一緒になって撮ったうちの一枚。

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十二枚目のカットですが、ここ金沢21世紀美術館が出来て当初から話題になったのが、地下の配管を通じ、敷地内の何処かのラッパ状の通話管と繋がっていて、思いもよらぬ会話による出会いを楽しめる、といったオブジェなのですが、お年頃の若者各位だけではなく、まだ年端も行かない極小姐までもが、自分の両手いっぱいくらいのラッパを抱え込んで、見知らぬ相手に呼びかけて楽しんでいたので、傍らの若いヲヤヂさんに声かけ、その様子を一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、これも21世紀美術館無料エリアである芝生の庭に無造作に設置されたオブジェ兼椅子で、当日は曇天の上に日も陰り出したので、果たして、この反射率100%を超す磨き上げられた肌を持つ総アルミ製の鋳物の空豆みたいな椅子がどのように写るか試しに撮ってみたところ、背景の芝生との輝度差により、あたかも虚空に浮かぶ謎の物体のようなニュアンスで写っていて、とてもアーティスティックだな、と感じた一枚。

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十四枚目のカットですが、同じく21世紀美術館無料エリアである、敷地内芝生広場のあちこちに立つ通話管を正面から撮ろうと思い、背景にちょうど花も見ごろの桜の樹を入れて撮ろうとしたら、今風のカッコの兄ちゃんと小姐がスマホンなんか一緒に覗ながら歩いてきて正面、樹の奥に立ち止まってくれたので、あ、これはエキストラ出演したいのだな・・・と忖度し一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、これが21世紀美術館無料エリア随一の目玉展示オブジェであるステンレス製の全面鏡面仕上げのぶどうの房というか、石鹸の泡というか、はたまたなぞの巨大蛙の卵というか、その異様な存在感に目を奪われたいたいけな若者各位が空を流れる雲をバックに個々の球体に写る己が姿を面白がって、一味違う自撮りに喚声を上げて勤しんでいたので、その様子を一枚戴いてみたもの。

さて、次回は滞在二日目、市内のインスタスポットであるひがし茶屋街を中心にやっと声かけ撮影の間合いが判ったので、一旦街頭ポートレ始めたら、後は次々、自分達から声掛けて来るいたいけな着物姿の小姐達の艶やかな姿も含め、一切合切、工房謹製レンズで撮りまくった街の様子を渾身レポ致します、乞うご期待!!
  1. 2020/03/29(日) 23:01:10|
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Nostalgic hero is comming up!!~Carl Zess Opton Sonnar 5cmf1.5CX~

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て、今宵のご紹介ですが、不本意ながら、新型コロナ騒動にかまけて、確定申告の仕上げも有ったため、先週は自宅兼工場から殆ど一歩も出ず、あたかも核戦争後のシェルター内のサバイバルの演習みたいな週末となってしまいせっかくの秘宝館の出待ちのトップバッターに出番を与えて上げられず、今週も待ちに待った土曜日が、東京では天変地異に等しいこの時期の大雪で外出出来ず、やっと好天に恵まれた日曜日の今日、勘を働かせて、写真撮らせてくれそうな、本当に日本のことが好きな海外からのゲストが遊弋していそうな原宿~表参道へと出かけたのでありました。
で、今回のご紹介は云わずとしれたCarlZess社のSonnar5cmf1.5、東西分裂後、西側の会社で作られた、いわゆるOpton Sonnarという代物です。
構成は3群7枚という、凡そ空気面を減らすためにはコスト増も厭わないという方針で作られた特異な構成であるため、メーカーから出たあと、修理が入っちゃったりしたものは、貼り合わせの芯出しやエレメント間のクリアランス、平行度等々、出荷基準からはかけ離れた粗悪な仕上げのものもたまに見かけたので、実際に撮ってみないと、その出来栄えは判らないのです。
では、さっそく実写結果を逐次眺めて参りましょう。
カメラはα7RⅡ、全コマ開放による絞り優先AE撮影。ロケ地は原宿~表参道~渋谷となります。

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まず一枚目のカットですが、地下鉄を乗り継ぎ、深川から原宿駅に出たのは15時過ぎで、さっそく一番シーンが転がっていそうな竹下通を目指し、入口付近の人物を物色していたら、マスクを買えないのか、或いは信条的、宗教的理由で装けないのか判りませんが、オーストラリア訛りの英語を話す男女が傍らで地図なんか拡げてくれたので、さっそく話し掛け、幾つか撮影スポットを教えて上げた代わりにモデルさんになって貰ったもの。

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二枚目のカットですが、暫く、白人二人組と一緒に竹下通を歩き、赤毛の小姐がちょっと買いたいものがあるらしく、店に入りたいというので、そこで別れ、ふと店の前の裏通りへの入り口付近に視線を走らせたら、なかなか春っぽい佇まいの小姐2名がショッピンの戦果を背中向けてレヴューしていたので、有難く一枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、如何にも不審人物然とした様子でストラップに繋げた真っ黒いカメラに銀色の怪しげなレンズを付けて竹下通を東に向かって歩いていたら、突如、人混みをかき分け、ライオンが二頭躍り出てきて、しかもあろうことかそのうち一頭が、格好の得物を見つけたとばかり凄い勢いで工房主向かってずんずん歩み寄ってきて、すわっ!儚かった人生もこんな路上で猛獣の餌となってオシマイ!?と思いきや、その正体はカツラを被ったゴールデンレトリバーの兄弟で、連れてたヲッサンと妙に話が合ったので、即席路上撮影会となったもの。

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四枚目のカットですが、後で写真送る約束してファンキーな"ライオン遣い"のヲッサンに別れを告げ、また竹下通りを歩き出したら南側に如何にも高そうなレストランのエントランスへ続く小径が目に留まり、これがなかなか手の込んだ造作だったので、路上の3mほど先のダイヤ形タイルにピンを合わせて一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、竹下通りもそろそろどん詰まりに近い辺りまで来たら、地下のお店というハンデを抱えたがため、安くて美味しい中国スィーツが売り物のカフェも今回の新型コロナ騒動で全然お客が寄り付かないということで、いたいけなマスク姿の中国人小姐が懸命に店先で呼び込み行っていたので、商売の邪魔にならないよう、ちょっと避けて貰って、苺飴のオブヂェの写真だけ撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、くだんの苺飴のオブジェの反対側の店舗では地上1階というアドヴァンティッヂを活かし、七色の食品添加物満載の綿飴を道行くいたいけな通行人の小姐各に言葉巧みに売り捌いていたので、国防色のフリースの小姐とその連れの黒色ダウンというユニクロ、ないしGUコンビの小姐が店頭のオブヂェの前に立ちはだかった頃合いを見てシャタ-切ってみたもの。

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七枚目のカットですが、その竹下通のどん詰まり手前に位置するボロい儲けの七色綿飴屋の店頭で、ハワイからという日系人中心の女系一家が一本の綿飴をつましく分け合って賞味していたので、さっそく声掛けて、スマホンで何カットか撮って上げる代わりにモデルさんになって貰ったもの。

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八枚目のカットですが、そろそろ、竹下通りの終焉を意味する、大通りとの交差点が見えてきた辺りのファストファッション系のお店の店頭で、これまた女系家族?という佇まいの婆ちゃん、ママ、そしていたいけな小姐の計三名が店頭の布製品を物色していたので、声掛けてモデルさんになって貰ったもの。

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九枚目のカットですが、竹下通りのどん詰まりまで歩いて、そのまま明治通りにかかる信号を渡って、向こう側の裏道、確か原宿通りという名前に代わっていたと思いますが、そこを暫く歩くと、人の出は落ちますが、なかなか店頭のオブヂェに秀逸なものが目に留まるようになり、まずは南側の側道に抜ける角の店頭に飾られた大文字付のジャケットのデスプレイを一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、ここも原宿通りのどん詰まり、南へ抜ければ表参道へ抜ける、通称キャットストリートとの交差点北西に建つビルの地下店舗への階段入り口にいつも置かれている、古びた木製のロッキンチャアのオブヂェを撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、これも原宿通りどん詰まりのロッキンチェアの至近距離の店舗入り口付近公道上に飾られた、季節のファッションと黒地の看板を組み合わせた、なかなか秀逸なオブジェでしたが、そのまま撮っても面白くないので、ちょうど、後ろの住宅街方向へと歩き去って行く人が入った辺りでシャッター切ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、原宿通りを奥まで歩き通してしまったので、いったん、ロッキンチェアの有る交差点まで戻り、キャットストリートを表参道方向に向けて歩き出すと、有りました、有りました、ストリートスナップの華とも云うべき、面白いオブヂェが、ということで、親亀の上に子亀ではなく、ピューマだか豹の上に可愛い茶トラの仔猫がいまにも鳴き出しそうな雰囲気で乗せられている様子が微笑ましかったので、一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、キャットストリートを歩いていて、予想外の嬉しい発見が、群馬県の老母の隠居所の狭い庭にも植えてある、路上あちこちの陽光桜が6~8分咲きとなっていたことで、思わず、最短距離で路上の様子をバックにその愛くるしいピンクの花々を一枚撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、ここ原宿に来ても、たまたま新宿、銀座で遭遇しても、いつも混んでいるか、或いは他で食事を済ませて戦意喪失しているかで、日本進出からもはや5~6年は経っていようというのに、意識高い?米東海岸系ロブスターサンドのお店Dukes Lobster Sandwichをまたしても見掛けて、今日は門仲でラーメンを食べてから出掛けてしまったことを悔やみながら、店頭で美味しそうに食べている人々の様子を一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、キャットストリートをひたすら歩いていたら、いつの間にか渋谷のスクランブル交差点前に出て、ええぃ面倒だ、ということで新宿ハンズへ行く予定を変更し、渋谷ハンズまで歩いて行ってしまい、そこで一通りの必要なものを買い求め、さて、どこでお茶して帰ろうかいな?とかルンルン気分でセンター街を歩いていたら、兄ちゃん、おもろいカメラとレンズ持っとるやないけ?とか声掛けてきた外国人カポーの写真を撮って差し上げたもの。

今回の感想ですが、いやはや、お店から買った状態から前後面をクリーニングした程度でこれだけ写れば、上出来だと思います、ニッコール5cmf1.4を買ったままで同じ条件で撮ったら、フレアというかハロがもっと出て、コントラストもずっと低くて、途中で撮影切り上げにしてしまったかもしれないくらいですから・・・

さて、次回は、恒例の3月連休の旅行で留守にしますから、コロナに斃れなければ、月末にそのレポートを上げたいと思います。もちろん、金を出せば買える普通のレンズだけではなく、秘宝館の出待ちレンズなども持ち出す予定です、乞うご期待!!
  1. 2020/03/15(日) 19:58:37|
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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