FC2ブログ

深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Great discovery of an unique optic from New Continent~GSC50mmf2.0 mod. M uncoupled by F.G..W.G.~

GSC_001.jpg
まずは、遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、今年一発目のご紹介ですが、正体不明のレンズながら、その希少性、及び人気のヲーレンザック製ないし、コダック製レンズの影響により、電子湾では高騰の一途を辿る、GSC(General Scientific Corop.)製の巨大なギア付のおそらくはパナヴィジョンマウントの特殊レンズと思しきレンズが入手出来ていたので、これを昨年末、工房最終加工品として製造したものをアップしたいと思います。
まずはこのレンズの氏素性ですが、正直、全く判らないので、推定で書かざるを得ないのですが、レンズに付いていた巨大なアルミ製のギアに擦れ跡が全く無かったこと、そしてレンズ自体も前後のリングの状態から判断すれば、製造以降一回も開けられたことがないスペア品か何かで、それが故、電子湾で「マウント、用途一切不明、質問にも答えられない」という地雷的な出品だったのですが、Arrifex用たアイモ用、そしてカメフレックスのレンズは何度も改造したことがあるので、その旨、売主に連絡し、何度かやりとりし、やっと信用して貰って、Best Offerを受けて貰って購入したものです。構成は普通の4群6枚のプラナータイプで、絞りは付いていませんでした。モノコートのコーティングと硝材から推定するに、ヲーレンザックではなく、コダックのものとも似ても似つかないので、おそらくは、米国ゲルツがスナイデルの傘下に入る前のOEMでGSC社に出したものではないかと考えます。
では、さっそく実写結果を逐次見て参りましょう。
カメラは富士フのX-E1、ロケ地は浅草界隈です。もちろん、絞り機構ないので、全コマ開放撮影となります。

GSC50mmf2_001.jpg
まず一枚目のカットですが、曇天の午後遅くでの撮影のため、空の写り込む方角によっては暗めのカットになってしまうのですが、ちょうど、浅草の国際通りを、近所に新たにオープンしたという図書館みたいな個室ラーメン屋さんの宣伝のために回っているというちんどん屋さん一行に遭遇したため、暫し足を止め、一行のパホーマンスぶりを一枚戴いてみたもの。

GSC50mmf2_002.jpg
二枚目のカットですが、国際通りの歩道上で、ちんどん屋さん一行に会釈して見送った後、言問通りの手前辺りで、いたいけな着物姿の小姐二名を乗せた人力車がやって来たので、或る建物の前で止めて説明しているところに、ちょっと失礼と割り込み、横から一枚、お二方のお姿を一枚戴いてみたもの。

GSC50mmf2_003.jpg
三枚目のカットですが、言問通りから雷5656(ゴロゴロ)会館横を北に1ブロック入ったところにある変わり蕎麦の名店「弁天そば」さんで季節の名物「あさりせいろ」を戴いてから、やっと人心地着いたので、落ち着いて試写しようと思い、まずは、飲み屋街である「ホッピー通り」花やしき前に通じるルートを流していたら、前面の電光板が相変わらず派手な画像を流すのを尻目に寒空の下、コートの裾を颯爽と翻し、黒髪の美小姐が通り過ぎていったので、後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

GSC50mmf2_004.jpg
四枚目のカットですが、花やしきの通りから西参道方面に流していると、普段は見かけないお店なども目に入り、この日は、寒かったこともあり、お店の中で火を使って、大学芋やら、揚げ煎餅の類いを実演販売している店から漏れる暖色系の灯りに心惹かれるものがあったので、お店の様子を店頭から一枚戴いてみたもの。

GSC50mmf2_005.jpg
五枚目のカットですが、ほどなく奥山方面から浅草寺境内に入り、まずは手水を使ったのち、本堂に軽くお参りして撮影続行、ということで、定点観測スポットで多少暗くなってもライティングが簡単なことから、お御籤売り場へと足を運べば、「ふーたりのため~世界は有るの♪」とばかり一心不乱に肩寄せ合って、難解な御籤の文面読解に勤しむカポーが居たので、通りざまに一枚、幸せそうなお姿を一枚戴いてみたもの。

GSC50mmf2_006.jpg
六枚目のカットですが、次なる定点観測スポットである手漕ぎポンプは、さすが寒空の下ということもあり、人っ子一人近寄らず、仕方なくパス、そして宝蔵門前広場に目を転じてみれば、季節の如何に関わらず、日本の民族衣装の普及に力を貸して戴いている
アジアの同胞各位の姿が目に留まり、ラメ模様の自撮り棒が目立っていた、中国は珠海からという小姐二名組にモデルさんになって貰ったもの。

GSC50mmf2_007.jpg
七枚目のカットですが、冬の陽は鶴瓶落としという格言も有る通り、あまりひとところでたむろしていると、光線状況は刻々と悪化しますから、仲見世通りを撮り歩いて、或る程度撮れたら、雷門前デニーズでお茶とスィーツを楽しもう、という不純なモチベーションを胸に抱いて、再スタート、すると伝法院通りとの交差点付近、店内に灯りが点った土産屋さんの店頭で、北京語も姦しく土産物の物色に余念がない大陸からの着物姿のお二方の姿が目に留まったので、有難く出演頂いたもの。

GSC50mmf2_008.jpg
八枚目のカットですが、雷門を目指し、もでるさんを物色しながら、仲見世通りをそぞろ歩きしていたら、来ました、来ました、台北からという明らかに大陸からの小姐よりはだいぶファッション的にも垢抜けているというか洗練されている小姐とすれ違ったので、すぐさま追い縋って出演交渉、後で送って上げるのを条件として快諾を得たもの。

GSC50mmf2_009.jpg
九枚目のカットですが、道すがら、早田カメラも覗いて行きたかったので、伝法院通りを東に曲がり、この近傍での定点観測スポットである洋食屋さんの壁面というか飾り窓の鏡面ガラス状に白いチョーク状の筆記具で書き記されたメニューと写り込んだ通行人の姿を一枚撮ってみたもの。

GSC50mmf2_010.jpg
十枚目のカットですが、この伝法院通り東側の辺りは観光人力車銀座とも言うべき、各社のドル箱コースに当たっていて、ひっきりなしに止まって説明したり、スカイツリーをバックに幸せそうなカポーの愛車上のツーショット写真を撮って上げたりと、担当車夫さんもサービス精神旺盛なので、その様子をスカイツリーをバックに一枚撮ってみたもの。

GSC50mmf2_011.jpg
十一枚目のカットですが、普段の浅草での試写ルートであれば、ほぼ最初の方で登場するであろう、界隈の定点観測スポット、「美人茶屋あづま」さん店頭で、新入り?のエキゾチックな顔立ちの小姐が、甘酒を大鍋から小鍋に移したり黍団子を取り分けたりと実演販売において八面六臂の活躍ぶりだったので、北側通路から一枚撮戴いてみたもの。

GSC50mmf2_012.jpg
十二枚目のカットですが、ここもいつもなら、間違いなく3番以内には登場してくるであろう、仲見世通り西側の側道とあづまさん北側通路との交差点北西角に位置する扇屋さん店頭の大和絵団扇のデスプレイのうち、今回は風神の目にピンを合わせて撮ってみたもの。

GSC50mmf2_013.jpg
十三枚目のカットですが、雷門前のデニーズでお茶とスィーツを楽しんだ後、今回は田原町から銀座線に乗ろうと思い、再び、あづまさん北側から浅草公会堂方面へと陽もとっぷり暮れた通りを歩き出したら、オレンジロードとの交差点手前辺りで、小学校低学年と思しき極小姐が、将来を見据えて、なでしこジャパンにでも入りたいのか、かけ声だけはいっちょ前に、若いヲヤヂさんと路上サッカー教室なんかやっていたので、そのほのぼのとした様子を一枚撮ってみたもの。

GSC50mmf2_014.jpg
十四枚目のカットですが、伝法院南門前のいわゆるオレンジロードまで辿り着いたら、ちょうど暮も押し迫っていた頃合いでもあったので、かなり盛大にLEDによるイルミネィションなんかやってて、その通りに面した店頭にマフラーやらちゃんちゃんこを着込んだ冬支度の小姐二名がやってきたので、有難く出演頂いたもの。

GSC50mmf2_015.jpg
十五枚目のカットですが、途中、ホッピー通りもそれぞれのお店にも灯りが点り、昼間とは全く別の街の表情を作り出していたので、どうせ急ぎの旅でなし、何枚か夜のシーンもテストしよか?と思っていたところ、目の前で店の物色なんかしながらそぞろ歩きする初々しいカポーが追い抜いていったので、有難く出演頂いたもの。

今回の感想ですが、いやぁ、良く写ります、このところ、なんかペツバールタイプのレンズばかり改造いていたので、ムンクの叫びとか、エルマグリット、シャガール、マチス、ピカソみたいなデフォルメの画が普通に思えてきちゃっていたので、こういうシャープでまともなレンズを使うと、一気に社会復帰した気がします・・・とかいってフーゴメイヤの三号機、四号機の製造にしっかり取り掛かってはいるのですが(笑)

さて、来週は帰省のため、またしても一週スキップ、その翌週から二週連続で先般の台湾の旅の様子をお送り致します、乞うご期待!!

  1. 2020/01/19(日) 19:56:16|
  2. Mマウント改造レンズ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Gracefull second life of an optics serving in industries~Hugo Meyer KinonII 50mmf1.8 mod. M coupled by F.G.W.G~

KinonII.jpg
さて、一週お休みを戴いての今週、今年最後の更新となりますが、予告通り、ハラショーな工房作品をご紹介したいと思います。
モノはご覧の通り、一見、オリヂナルのノンライツ沈胴レンズのようにも見えますが、さにあらず、海外から曳いてきたプロヂェクター用の焦点距離5cmのペツバールタイプのレンズをスペ-サーを兼ねる固定金物を介して、インダスタ22のヘリコイド兼マウント部品に全周スクリュ-留めしているのです。
このレンズヘッドは一号機とは微妙に異なっていて、一群の玉から二群までの間のシャフトがくびれる位置がだいぶ前の方で、反対にくびれた部位は一号機よりもだいぶ太く、ヘリコイドの中に隠れてしまっている二段目のくびれ部以降でも一号機とは同じくらいか、まだ少し太いくらいで、一号機同様、インダスタのヘリコイドに無改造で全周ネジ留めする設計にしていたので、金物の政策には結構苦労しました。
肝心の資料がネットの何処を見回しても見当たらないので推察しかないですが、この玉はおそらく1950年から60年にかけてのプロジェクタ用として何処かの機器に組み込まれて売られていたのではないかと思います。それが、液晶式になって、スライドを投射するタイプは絶滅危惧種となってしまい、機器は廃棄され、レンズのみ市中に彷徨い出たのではないかと。
ではさっそく実写結果を逐次眺めて参りましょう。ロケは11月の築地周辺、カメラはLeica M(Typo240)による全コマ開放AE撮影となります。

KinonII_01.jpg
まず一枚目のカットですが、今回も出発がお昼過ぎになったので、まずは腹ごしらえをしてからの撮影とすべく、波除神社近所の穴子の名店「つきじ芳野吉弥」さんで、税込み3000円近くするゴーヂァスな穴子のばかし合い重定食を戴き、旧市場と場外を分かつ、場外西側の大きな道路を通って、東西を走る小路で撮影しようと歩き出し、曲がってすぐのところで、かつて近大マグロを売り物にしていた海鮮料理の軒先に精巧な模型が吊るされていたので、向こうから人がくるタイミングを見計らって一枚撮ってみたもの。

KinonII_02.jpg
二枚目のカットですが、そのマグロの精巧な模型を軒先に吊るした黒い壁の海鮮料理屋のお隣はアウトレットみたいな瀬戸物屋さんが、いつも、土産物なのか、自分用の普段遣い用なのか判りませんが外国人が鬼気迫る様子で物色しているので、通りざまにその様子を一枚戴いてみたもの。

KinonII_03.jpg
三枚目のカットですが、同じく場外市場西側の通りの中ほどに国産のいわゆるブランド豆類だけを商うお店があり、豆類専門店という渋いカテゴリーながら、そこそこ賑わっていて、なかなか写真を撮れるようなクリアランスが取れなかったのですが、ふとお客が途切れた合間を見計らって、最寄りの店員さんに声掛けて、暗い店内をバックに浮かび上がるような雰囲気の豆の木札を撮ってみたもの。

KinonII_04.jpg
四枚目のカットですが、南北を走る場外市場西の大きな通りからまずは北から二本目の南北通路に入ることとし、曲がってすぐのところに店を広げている刃物屋さんの店先に、何と包丁の口金に使うニッケル/銅合金の薄板を曲げて作った屋号の3Dオブヂェが置かれていたのが目に留まったので、傍らのスキンヘッドの店員さんに一緒に撮らせてと頼んだら、あ、逆光になるっすからやめとけば、とギャグで断られ、オブヂェだけの出演となったもの。

KinonII_05.jpg
五枚目のカットですが、刃物屋さんを後にして、観光客と買い物客でごった返す東西通路を東の彼方に見える築地本願寺方向に進んでいたら、パリのオープンカフェならぬ築地場外の屋外食堂で、デンマークからという眉目麗しいブロンズヘアの小姐がかなりガッツリオシャレに食事していたので、声掛けてモデルさんになって貰ったもの。

KinonII_06.jpg
六枚目のカットですが、この東西通路もそろそろ晴海通りが見えてきて、一本北の東西通路に移ろうかという頃合いになってきたので、一番東側の狭い南北連絡通路まで来たとき、ここから入って行こうかなと向き直ったら、薄暗い通路に所狭しと建ち並んだお店が結構な繁盛ぶりだったので、その様子を一枚撮ってみたもの

KinonII_07.jpg
七枚目のカットですが、場外市場内で一番北の東西連絡通路をさっきとは反対に西方向に歩き出してすぐ、「ハィ、ライカにズマールつけてスナップとはイイ趣味してるぢゃないか」とかα7RIIIにミランダのレンズなんかはめたアメリカ人カポーのヒゲヲヤヂが声掛けてきたので、ズマールぢゃねぇよwwwとか云って、暫し路上カメラ談義に花が咲き、どんな写りか経験したいので、撮って送ってくれ、と頼まれ、一枚撮って上げたもの。

KinonII_08.jpg
八枚目のカットですが、ヒゲヲヤヂ達と別れてすぐ、なんと肝の据わったことか、この混み合った場外市場の通路のど真ん中で交代ばんこに記念撮影などを敢行している南アフリカとドイツからという小姐二名組が居たので、見るに見かねて声をかけ、シャッター押して上げた代わりに、画を送る約束でモデルさんになって貰ったもの。

KinonII_09.jpg
九枚目のカットですが、一番北の東西通路もほどなく歩きとおし、あっという間にまた元の西端の南北道路に出てしまったので、この辺りで何枚か撮ってから北から三本目の東西通路に出てみようかなと思って歩き出してすぐ、中国産小姐が旨そうにツアーご一行さまとソフトクリームなんか堪能されていたので、通り過ぎさまに一枚戴いてみたもの。

KinonII_10.jpg
十枚目のカットですが、北から三本目の東西通路に入って10mも行かない辺りに乾物屋さんがあって、いつも剥製だか干物だか判らないような、もはや食品というカテゴリーを超越し、民芸品の域に達してしまったかの如き、かつては鮭だったと思しきオブヂェが吊るされていたので、ヒマそうに歓談中の店番のおかみさんに声掛けて人混みをバックに一枚撮らせて貰ったもの。

KinonII_11.jpg
十一枚目のカットですが、その東西通路にも屋台風というか、観光客の立食い向けに海産物を商うお店があちこちに在って、そのひとつ、通路に建ち並ぶ店舗の間の南北を貫いた細い屋根付き路地みたいなところにちょっと入り込んだところに在るうに専門店で、中国からの観光客が物珍し気に買い食いなんかしていたので、その様子を一枚撮ってみたもの。

KinonII_12.jpg
十二枚目のカットですが、同じくこの東西通路上にはシーフード系だけではなく、加工品を中心に肉系の店頭販売もやっていて、確か自家製ソーセージだかを店頭のグリルで炙り、道行く人々に商っているところがあって、生ビールを近所で売ってるスタンドもあることから、若い人たち中心に賑わっていたので、その様子を後ろから一枚戴いてみたもの。

KinonII_13.jpg
十三枚目のカットですが、同じ東西通路を東に向かって歩いていたら、後ろから何か話しながら、男性をお付きの方のように従えてやってくるちょっと見、清水ミチコ似の中国人女性の姿が目に留まったので、ちょっと先の道の端、商店の廂の下から、通り掛かるのを待ってそのプチ楊貴妃ぶりを一枚戴いてみたもの。

KinonII_14.jpg
十四枚目のカットですが、さてそろそろ築地本願寺方面へ戻って、茅場町まで歩いて、東西線で深川のおうちにでも帰ろうかなとか思い、また元来た道を辿りかけたら、色は黒いがなかなか愛想の良い小姐が声を涸らして、新鮮なインドマグロの切り身の店頭販売なんかやっていたので、お客がはけた瞬間を狙い、宣伝して上げるからモデルになって!と頼み、二つ返事で撮らせて貰ったもの。

KinonII_15.jpg
十五枚目のカットですが、これも一番東の南北通路を歩いていたら、北のどん詰まり辺りの、この前燃え尽きたラーメン屋遺跡辺りに出来た物販・飲食ブースで、店員さんが中国人とみるや、唐突に値切りモード、爆買いモードを同時発動して真剣勝負のショッピンを楽しんでいた台湾人大姐の様子を一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、うーん、なんというか、ラッキーとしか言いようがない!二本買ったペツバールタイプのプロジェクションレンズの実焦点距離が二本とも51.2±0.3の範囲だったとは・・・おかげで何の苦労もなく、ライカMで実用んに耐える距離計連動仕様が出来るとは。
現在、三号機用のレンズヘッドを成約し、配達待ち、届いたらさっそく改造して、距離計連動しようにして、生活費稼ぎに売りに出そうかな(笑)

さて今年も最後までお付き合い戴き有難うございました。
来年は正月早々、10日から海外遠征しますので、更新は1/19の日曜日にお会い致しましょう、ではどちら様も佳いお年を!!
  1. 2019/12/22(日) 17:11:05|
  2. Mマウント改造レンズ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

Little head great wit~Som Bertiot 50mmf2.8 mod. M coupled processed by F.G.W.G.

SB_5cmf28.jpg
さて、今宵のご紹介は予告通り、泣く子も黙る?おフランスの希少レンズメーカーSom Bertiot社製の型番無し50mmf2.8を当工房で距離計連動型に改造したものです。
このレンズ、他に紹介もないし、売った本人が良く判らんが良さげなレンズなので試してくれ、とのことで出自、用途が全然判りませんが、絞りが付いていないことで、おそらくは70年台以降の産業用の複写とかラインセンサー用とかそんな用途ではないかと思います。また、構成は反射面が明るいもの6か所につき、この明るさでは異例のトリプレットではないかと思います。尤も、このコーティングは希土類を使った新種ガラスに用いられるアンバー系なのでそこはそれ、ムリの無い設計とは思いますが・・・
ではさっそく晩秋の深大寺での実写結果でその性能を見て参りましょう。
カメラはLeica M8によるAE撮影となります。

SB5cm_001.jpg
まず一枚目のカットですが、本堂エリア裏のペットセメタリー横にある木造建屋の蕎麦屋のうち一軒で軽く昼飯を済ませたのち、本堂のある境内に戻り、被写体を探していたら、ちょうど手水場にいたいけな童子同伴の家族連れがやって来たので、通常の物見遊山の観光客を装い、横から手水を使うところを一枚戴いてみたもの。

SB5cm_002.jpg
二枚目のカットですが、今回のメインの目的はまだ残って咲いているか否か気がかりでない曼殊沙華の花々の消息を訪ねることであり、気も急いていたので、本堂にお参りして早々に山門から土産物屋が立ち並ぶ参道に降り、目的地まで歩きながら撮ろうと
したら、ちょうど可愛いラブ連れの中年夫妻がやってきて、その横をいたいけな小々姐連れのオモニがせっかちに追い越そうとしていたので、テイクオーバーの瞬間を狙ってシャッター切ったもの。

SB5cm_003.jpg
三枚目のカットですが、某国営放送局の朝ドラが信楽を舞台にしていて、狸が準主役だからというわけでもないですが、ここ深大寺の山門前にはだいぶ昔から、楽焼の絵付け体験とかお手軽陶芸体験をやらせてくれる「深大寺窯」というお店があって、そのマスコットキャラクターが信楽焼きの狸なので、距離計の最短域での精度をみるためもあり、至近距離で一枚戴いてみたもの。

SB5cm_004.jpg
四枚目のカットですが、ここ深大寺の山門前の土産物屋通りと云えば、浅草は仲見世の「美人茶屋あづま」さんと並ぶ美人茶屋「八起」さんがあるので、さっそく、店頭で、串に刺した団子の実演販売を行っている、いたいけな学生バイトと思われる小姐店員さんの精勤ぶりを傍らから一枚戴いてみたもの。

SB5cm_005.jpg
五枚目のカットですが、同じく山門前の土産物屋通りの「八起」さんの店舗より東側にある店内飲食コーナーとその横に開けたちょっとした庭園があるのですが、そこに、あろうことか、柵を乗り越えて闖入しようとするいたいけなガキンチョの姿を認めたので、注意するでなく、犯行現場を写真で押さえてみたもの。

SB5cm_006.jpg
六枚目のカットですが、同じく「八起」さんの店内飲食コーナーの入り口に建てられたメヌー板をソフトなんか舐めながらじっと眺め、品定めしている極小姐と、やれやれまだ何か食べるのかぃ?とか半ばあきれ顔で後ろから見守る、孫には大甘の爺ちゃん婆ちゃんの姿がとても微笑ましく見えたので、傍らから一枚戴いてみたもの。

SB5cm_007.jpg
七枚目のカットですが、山門前の土産物屋通りでの撮影はいったん早々に切り上げ、可憐ながら艶やかな曼殊沙華の花々が待っているはずの深大寺城址及び水棲植物園に足を速め、早々に小高い丘の上に広がる城址公園の入り口までやって来たら、ちょうど秋そばの花が満開だったので、望外の歓迎を嬉しく思い、その可憐な姿を一枚戴いてみたもの。

SB5cm_009.jpg
八枚目のカットですが、蕎麦の花々の望外の歓迎に気を良くして、城址公園内の秘密の曼珠沙華畑に足を運びましたが、なんと、時期も10月最終週と遅かったためか、昨年は目が痛いほど地面を覆い尽くしていた鮮やかな赤い花々は申し訳程度に何株か残っていただけでしたが、それでも、来るのを待っていてくれたようでとても嬉しく、至近距離で一枚戴いてみたもの。

SB5cm_010.jpg
九枚目のカットですが、そもそも高台で水はけ良く、陽当たりも良いという曼殊沙華の花々には少々過酷な環境の城址公園に多くの花々を期待するのはどだい無理な話でもあるので、全国でも珍しい白のアルビノ株がそこここに咲き残っている、水棲植物園の湿地に降りることにして、曼殊沙華の花々が一番好む、田の畔に結構な数が群生していたので、嬉しくなって、一枚戴いてみたもの。

SB5cm_011.jpg
十枚目のカットですが、同じく水棲植物園の陽当たりの良い田んぼの畔で、この時期には珍しく満開の群生を見つけたので、既に刈り取られた後の稲の株跡が黒々と点在する田んぼの水面をバックに一枚撮ってみたもの。

SB5cm_012.jpg
十一枚目のカットですが、ここ神代植物園附設水棲植物園には人工湿地を核として池、田んぼといった水辺の植物やそこに住まう魚類、昆虫類などを楽しめるコンセプトでレイアウトが設計されているのですが、中央にはウッドデッキの遊歩道が設けられていて、その上を散策出来るようになっていて、土手の上の曼殊沙華の花を撮っていたら、ちょうど親子連れがその上を歩いてきたので、有難く出演頂いたもの。

SB5cm_013.jpg
十二枚目のカットですが、ここ水棲植物園の湿地土手には結構な数の曼殊沙華の花々が咲き残っていたにはいたのですが、お目当ての純白のアルビノの株でシャンとしているのはなかなか少なく、やっと見つけ出した小群生の中には既に花が萎れてしまっていたものもあり、勝手に取り除いてしまうわけにもいかず、土手の上の柵超しに群生ごと撮ってみたもの。

SB5cm_014.jpg
十三枚目のカットですが、ちょうど陽も暮れかけてきて、水棲植物園の湿地中央をクランク状に曲がりながら南北に貫通するウッドデッキを入れた風景がなかなか風情があるので、北側の端から南方向に向かって一枚撮ってみたもの。

SB5cm_015.jpg
十四枚目のカットですが、そろそろ土産物屋通りの店舗が店頭販売の店仕舞いが近づいてきたので、あと何枚か撮ろうと思い、水棲植物園を後にして、再び土産物屋通りに足を運ぶことにして歩き出したら、中国人と思しきカメラを下げた清楚な小姐が傍らを通り過ぎていったので、すぐさまその後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

SB5cm_016.jpg
十五枚目のカットですが、そういえば、「八起」さんの庭園入り口に立てられた赤い番傘の写真を撮っていなかったことに気づき、ちょうどくずきり、くず餅の幟が傍らに掲げられてたのでこれも一緒に物販コーナーに群がる観光客各位をバックに一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、まさにトランプ様々・・・中国を経済的に締め付けてくれているおかげで、電子湾での爆買いも小康状態、2~3年前ではとても買えなかったような希少レンズやレンズヘッドがリーズナブルな価格で再び買えるようになったため、こういう贅沢な遊びが出来るようになりました・・・実はまだ未改造の希少レンズヘッドが5本。

さて、次回は田舎に帰省するので一週スキップ、その次は今年最後の更新で、何が出るかはお楽しみ、乞うご期待!!
  1. 2019/12/08(日) 19:59:42|
  2. Mマウント改造レンズ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

プロフィール

charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる