深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Rebirth of hardluck optics gifted ~Petri Auto CC 55mmf1.4 FD-remounted~

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て今宵のご紹介は予告通り、久々の工房作品、2月になってパーツストックを整理していて、不意にキーパーツを発掘し、落雷の如き閃きで図面を引くこともなく、一気呵成に製造してしまったという、まさに衝動的作品、Petri CC Auto 55mmf1.4改FDマウントです。
このレンズは、改めて説明する必要が無いほどコアなマニア各位には有名かつ垂涎の的で、5群7枚、す即ち、よくある4群6枚のプラナータイプの対称型の一番後ろのエレメントを2枚に分けて、球面収差を緩和したと云われる贅沢な設計で、後玉の直径自体も、何とキャノンのN-FD50mmf1.2Lよりも更に一回り大きいという画期的なスペックなのです。
しかしながら、このレンズが相方として恃みにしたPetri FTは残念ながら、耐久性、信頼性という観点から、この隠れ銘玉の性能を100%引き出すには至らず、この特異なマウントのレンズを何とかだましだまし実写に持ち出せる、という程度の役割しか果たせていなかったというのが偽らざる実感でした。
では、マウント改造して他のボディに移植するか?となると、特殊なスピゴットマウントと43.5mmという、ショートフランジバックで知られるキャノンEOSのEFマウントよりも更に0.5mm短いフランジバック、そう、ちょうどミノルタのSRとか、MDとかMCマウントと同一値なのですが、ミノルタとて物故メーカーに等しく、まともにフィルム撮影出来そうな機種はX-1のプロフェッショナルファインダ付きくらいしか思い浮かばないのでボツ、これより短いミランダ、コニカARも同様の理由でボツとし、唯一残ったのが国産の雄、キャノンFDマウントということで、今回、たまたまメーカー純正の中間リングセットが発掘出来たので、前に閃いたアイデアがフラッシュバックし、即実用化したということだったのです。
改造といっても、もう再生産はされないし、何よりも状態の良い個体は年々減って、マニアの間ではう奪い合い状態というのが実態の貴重な玉ですから、本体を切った張った、穴を開けるのも惜しかったのので、オリジナルのマウント固定穴をそのまま使い、FDマウントアセンブリと固定出来る、可逆改造ととしたのです。従って、愛用の黒のV6につけたい時はビス6本を外して元のマウント金具を付けるだけで、ハーィ元のペトリマウントに早変わり!ということです。
もちろん、強度はオリジナルの2mmビスを全て軟鋼製のものから高強度鋼のものに換装し、耐久性と信頼性を上げ、無限、光軸調整には工房内製のコリメータを駆使し製造しました。
では、当日の行程に沿って実写結果を見て参りましょう。
ロケ地浅草、ボディはCanonN-FD OD、フィルムは富士カラー100ネガによる全コマ開放マニュアル撮影です。

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まず一枚目のカットですが、深川は木場から浅草に出るには運賃、時間からして日本橋乗り換えの銀座線が一択のルートにつき、最初のカットはどうしても雷門周辺スタートとなってしまいがちですが、そそこはそれ、春節の時期に突入したこともあって、中華圏からのゲストも大勢訪れてくれている雷門の松下電器寄贈の大提灯の下でおどけて記念撮影する観光客各位のお姿を一枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、ここも定番の撮影スポット、観光客の間ではもはや浅草名所のひとつに入っているんぢゃまいか?とも思えるくらいいつ行っても人だかりが絶えない、仲見世通り「美人茶屋 あづま」さんの店頭にて、甘酒やらきび団子などを実演販売している小姐店員さんのかいがいしく働く姿を湯気越しに撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、「美人茶屋 あづま」さんで定番の撮影を終えると、次なるターゲットはすぐ裏の側道との交差点に建つ扇子屋さんの軒先に掲げられた大和絵モチーフの手作り団扇ですが、当日はこの辺りも結構な人出で、店先で撮影ポジションを確保するのに結構難儀した一枚。

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四枚目のカットですが、新機軸として、扇子屋さんの少し奥手に新規オープンした「蒟蒻せっけん」をあ商うお店で実演販売を行っている看板娘のお嬢さんにレンズテストに協力して、ブログで宣伝しますから、とお願いしたところ、快くモデルさんになって頂いたもの。場所的にはやや不利ですがこんなき気立ての良いお嬢さんが店番するお店はきっと大繁盛すると思います。

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五枚目のカットですが、気立てと泡立ちの良いせっけん屋さんの両お嬢さんにお礼を述べ、また仲見世通りに戻って宝蔵門ほ方面を目指して歩き出したら、ちょうど舟和で買い物を終えたと思しき小姐二名が成人式を彷彿とささせるような、いわゆる観光客相手のレンタル着物とは一線を画すような見事ないで立ちで前を歩いていたので、商店街をバックに後ろから1枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、仲見世通りを不審者宜しく草餅色の巨大な古めかしいカメラを片手にストラップ巻いて持ちながらきょろきょろしながら歩いていたら、程なく伝法院通りとの交差点に達して、こここでも着物ルックの小姐がそこそこ居たので、交差点の忍者のお店の前に立ち尽くし、これは!と思った小姐が通り過ぎざまに後ろ姿を一枚戴いたもの。

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七枚目のカットですが、同じく仲見世と伝法院通りの交差点で、ここからは南方向に向かって仲見世通りの商店街の裏側が見通せるので、これも遠近感が出てて、画としては面白そうなので、前を歩く団体が或る程度の距離まで離れたところで一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、再び仲見世通りを歩き出すとすぐに目の前に宝蔵門のチタン製屋根の偉容が目に入りますが、ただ漫然と通りの溢れる観光客と宝蔵門をモチーフに構図撮っても、画としては面白くもなんともないので、画面のアクセントになり得るような人物が通りがかるのを待っていたら、リュックを背負った中国人の兄ちゃんがカノジョの手を引いて通り過ぎて行ったので、これ幸いにと1枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、程なくして宝蔵門に到達し、そのまま境内に足を踏み入れると、まずは第一定点観測スポットである手漕ぎ井戸の方に視線を走らせましたが、この寒空の下、誰が好き好んで冷たい水なんか汲み出して手を洗おうものか、閑散として人っ子一人居なかったので、次なるポイント、お神籤売り場に足を運ぶと、ここは通年不動の人気で、居ました居ました子供用のレンタル着物に身を固めたいたいけな中国人極小姐が意味を知ってか知らずか、お神籤を棚に括りつけていたのでその姿を1枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、次なる定点観測スポットである巨大焼香場の香炉周りは当日、人だかりが凄まじく、近寄るのも艱難辛苦の状況だったため、作戦変更、その横にある手水場で参拝前に身を清めようという敬虔な善男善女の姿を戴くことし、ここでも中国人一家が楽しそうに手を清めていたので、その姿を向かい側から1枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、境内はほぼ撮り尽しの感無きにしもあらずだったので、また観光客が一巡ししそうな頃合いを見計らって出直すべく、いったん、奥山方面から六区へ抜けることとし、今は亡き観音温泉に面した出口から西参道に出て、六区の通りを北に向かい、花やしき通りに入った辺りで大道芸人のヲヂサンが紙芝居なんかやってたので、ちょいと失礼とばかり通りすがりに1枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、花やしき通りをモデルさんを物色しながら歩いていたら、ちょうど、着物にレース手袋、ロシア帽というちょっと捻ったファッションでしゃらりしゃらりと八文字歩きに近い歩行をする小姐二人組が目に着いたので、これはきっとレイヤーさんだ!と確信して声を掛けたら見事ビンゴ、モデル撮影バイトが終わったので帰る途中でした、ということで快くオマケの無料撮影にお応じて貰ったもの。

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十三枚目のカットですが、花やしきの前の番屋みたいな佇まいの建物の前で、中国人小姐が仲間とはぐれたのか、電話したり、スマホンで画面を大急ぎでスクロールしたりと大忙しだったのですが、何となく、その平昌辺りに居てもおかしくはないような、可愛いウィンターファッションの小姐が場違い感あアリアリの番屋の前に立ち尽くしている姿が面白くまた愛くるしかったので通りざまに1枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、辺りを一回りし終えて、また奥山方面の一本北の門、影向堂前の道から本堂横に出て、そこからまた本堂前まで歩いて行ったら、いたいけな日本産小姐が五重塔をバックに満面の笑みで自撮りなんかしていたので、そのお姿を前から1枚戴いてみたもの。

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十五枚目のカットですが、巨大焼香場はまだ黒山の人だかりでその人の輪に割り込んで、煙を身に纏おうとする善男善女の笑顔を撮ろうなどと云う大それた目論見は出来ようはずもなく、仕方なく、再びc手水場に目を転じれば、居ました、居ました、外国人観光客のグループが交代で手を清めていたので、一番目立つ、それこそ大輪の花の如きオーラを纏った白人小姐が前に出た瞬間を1枚戴いてみたもの。

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十六枚目のカットですが、そろそろ次の予定もあり、フィルムも3枚かそこらを残すのみとなったので、また宝蔵門下を通って仲見世通りを戻ることとし、近くまで来たら、ヒップでホップなカンジの黒人のブラザー達が大股で歩いて来て、おもむろにこの使い方が判るかとか、SONYのRX100MKIVかVを差し出してきたので、もちろん判るよ、ということでEVFをポップアップし、記念撮影して上げたお礼にモデルさんになって貰ったもの。

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十七枚目のカットですが、宝蔵門を潜って仲見世通り方面に出るとすぐ、気立ての良さそうな韓国からのアガシ二名組が、自国でのオリムピックもものかわ、日本の方が大好き!と云わんばかりにお互いの全身で喜びを表現した写真の撮りっこをしていたので、器量良い方のアガシの番を待って一枚戴いてみたもの。

今回の感想ですが、何せフィルムを使うのが3年ぶり以上、まして、露出計無しのオール人力で撮ったのはもう5年ぶり以上ですから、ほぼ全てのコマでオーバー露出となっていましたが、それでもフィルムの寛容性に助けられて何とか、レンズの描写は把握できるような実写結果になったのでは、と思いました。今度はモノクロにチャレンジしてみようかな。

さて次回はまたLeica M(TIPO240)使って、何かオールドレンズのフルサイズ描写の味見してみましょう、乞うご期待!!

  1. 2018/02/11(日) 17:04:25|
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Taipei '18 photographic Tour with my new partner ②

さて、今週の更新は1月5日から台北へ渡った今年一発目の撮影旅行からの後編をお送り致したいと思います。
まず恒例の行程紹介ですが、あいにく滞在二日目は前日晩からの雨をひきずっており、あたかも日本の梅雨時の如き雨模様の天気で、仕方なく、朝食時の食堂のテレビの全島天気予報を信じ、夕刻から降雨という表示の新竹・桃園地区へと向かうこととし、候補地は出発前に決めていた新竹市の「湖口老街」として台湾国鉄とバスを乗り継いで向かったはイイが、最寄駅では結構な降雨の上、乗り継ぐバスの案内図も時刻表も剥ぎ取られた状態で、湖口駅のインフォメーションで聞いても、下で待っとけの一点張り・・・仕方なく目的地変更し、お隣は桃園市にある馴染みの「大渓老街」へと向かって、そこで小雨のもと、2時間弱ほど撮ってからまたバスと電車乗り継いで、台北市内へ戻り、その日は小籠包の新興勢力である「金品茶楼」で小籠包他を戴いてお仕舞い。
そして翌滞在三日目も朝からどう見ても降雨、朝の食堂のテレビでも台南から高雄のエリアを除き、全島降雨ということで、ここは逆張りということで、年間降雨日数が最多の九?・金瓜石地区へと向かうこととし、11時前に宿を出て、MRTとバスを乗り継いで、まずは九?に入り、そこでランチ込みで2時間弱も撮ってから、帰りのバスの確保の観点から金瓜石へ向かい、そこで日暮れまで撮ってから、バスに乗って台北市内へと向かい、最終日前日の晩でしたが、雨なので夜市撮影もギブアップ、仕方なく、バス停そばのそごう忠孝復興店の「鼎泰豊」でまたしても小籠包他を戴き、余勢を駆って、MRT経由、長春路沿いにある「好記坦仔麺」へ向かい、そこで名物の坦仔麺を戴き、雨がいっこうに収まる気配もなかったため、夜市撮影はギブアップし、おとなしく常宿へ戻った、という今年一発目の海外遠征としては、まさに文字通りしょっぱい結末となった次第。
では、当時の行程に沿って実写結果を逐次見て参りましょう。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズは1~9枚目迄がLeitz Summicron50mmf2.0、10~17枚目迄がCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、桃園駅からやや離れた桃園客運のバスターミナルから大渓行きのバスに乗り、40分少々かけて、老街の入口まで辿り着き、記憶を頼りに古建築が建ち並ぶ通りを目指している途中、台湾には何処にでもありそうな青空マーケットの片隅で、木の実や果実などを商っている老婆が雨を眺めて所在なさげにしていたので、その後ろ姿を一枚戴いたもの。

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二枚目のカットですが、これも同じく大渓の老街へ向かう途上の青空マーケットの中で、屋台・露店があまた商う中、台湾で採れるのかどうか判りませんが、洋梨のような緑も初々しい果実を板を広げた台の上に山積みにして商っていた、菅笠姿の老婆の後ろ姿を1枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、バスを降り、記憶を頼りに市場通りを抜けて程なく、清の統治時代から戦前の日本による統治にかけて建てられたと云われる、往時の極めて裕福な商店が軒を並べる大渓の老街に辿り着き、よくよく考えてみれば、いつも夏のカンカン照りの時にばかり訪れていて、ましてや雨の街並みを見たのは初めてだったことに気づき、何処となく艶やかさを増した感のある、雨の街並みを撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、ここ国内外のガイドブックにも載るくらい知名度が高く、台北からは2時間程度で訪れることの出来る正真正銘の観光スポットでも、雨だと客足が鈍るのか、前来た時は、通りの上に人が歩いていない瞬間すら見たことが無かったのに、今回は、かなりの頻度でメインストリートも人通りが途絶えがちで、それでは画にならないので、ちょうど遠くから、雰囲気あるカポーが傘さして仲睦まじそうに歩いて来たので、これ幸いにと1枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが、この大渓老街もご多聞に漏れず、本来の目的とは異なった使われ方をするようになった店舗も数多く、老舗の薬種問屋と思しき商店の看板を掲げたまま、せめて木材製品繋がりということなのでしょうか、いたいけな童子達向けと思しき竹や木の玩具が店の前の時代掛かったテーブルに積まれていたので、至近距離で1枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、ここ大渓老街のメインストリートも奥に歩き進んでいくと、さすがに、ランドマークであり、毎年夏の関羽の生誕祭が盛大に行われる関帝廟付近に来ると、カフェなども多いためか、人通りも増えて来て、極めて古風な街並みの濡れた石畳を色とりどりの傘をさした人々が行き交う様子がとても美しく、また艶めかしく感じたので一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、古風な佇まいの店舗が軒廊下で繋がっている、中華圏固有の老街の軒下では、時間によっては昼なお暗いことがままあり、夏は仮借ない亜熱帯の陽射しから人々を優しく守る役目を100年以上に亘って担ってきたのですが、当日のような雨天だと、人工光源を使わないととても通行人の眼を惹くことは叶わないので、それぞれのお店では店頭のディスプレイ、ライティングとも創意を凝らしているのですが、ふと目に留まったフラワーアレンヂがステキなお店の佇まいを撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、老街の半分以上奥に進んだ辺りで、それこそ、昨年訪れたシンガポールのプラナカン建築様式やマカオ辺りの旧市街でも見られるような、各商店の軒先の廂を数軒、或いは数十軒そのまま繋げて、近現代のアーケードみたいにした軒廊下の最も典型的な形態が残っているエリアが有ったので、そこに陣取って、人が通るのを待ち構えてシャッター切ったもの。

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九枚目のカットですが、一番最初にここ大渓老街を訪問した時は、運良く街が一番賑やかな関羽の生誕祭の日だったのですが、ちょうど関帝廟前がイベントで塞がれてしまって、そこから奥へは進めなくなっていたので、廟の横にある細い路地に入り込んだら、材木関連で財を成し、町全体が裕福だったこの街の裏の顔、即ち、路地裏の庶民の暮らし、それも表通り見合いで古風な金瓜石の鉱山住宅街とか、材質こそ違え、北京の胡同にも通じるような佇まいの住居がひっそりと佇んでいたのを発見したので、今回もそこを訪れ、雨天の表情を撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、翌日、台北は忠孝復興のそごう横バス停から中距離バスに乗って、お昼過ぎに九份に着き、ここでもかなりの降雨ではあったのですが、メインの基山街は不完全ながらアーケードもあるし、別の観光客の傘の下に潜り込んでシャッター切ることも可能なので、傘はたたんだ状態で基山街へと足を踏み入れ、上手くアーケードが掛かっているところから、とある食堂の軒先で名物「魚丸湯」を煮込んでいる小姐の様子を撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、晴れの週末であれば、押し合いへし合いでとても通りの真ん中でカメラ構えてシャッター切るなどという芸当は不可能に近いここ基山街ですが、さすがに雨の予報だと、観光客は敬遠するのか、或いはこのところ、阿妹茶店周辺の夜景目当ての客が増え、昼はそれほどでもないのか判りませんでしたが、商店の軒先の実演販売員の小姐各位もどことなく手持無沙汰で、腰に手を当て、あーぁ今日はホントに暇だわとか吹き出し付けて上げたいような小姐が目に留まったので、これ幸いにと1枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、ここ基山街で食堂が商うものと云えば、凡そ、「魚丸湯」、「魯肉飯」くらいと相場は決まっていますが、それでも店構えや照明などで少しでも他店と差別化を図って一人でも多く客を呼び込もうという涙ぐましい努力がそこここで繰り広げられており、店内を薄暗くしておいて、阿妹茶店みたいな雰囲気の提灯を掲げて、その下で食事させるというコンセプトのお店が結構賑わっていたので、軒先から1枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、年に一回くらいしか、ここ九份は訪れませんが、それでも、ここでランチを食べる店は決めており、自称元女優のお婆が今も軒先で元気に客を捌いている、店内に有名人とのツーショット写真が所狭しと掲げられているお店で、たまに来る「自称写真家」に気を使ったのか、台湾美人の日本語専攻という女子大学生二名を相席させてくれたので、雑談がてら撮らせて貰ったもののうち一枚。

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十四枚目のカットですが、おそらく九份一有名で、観光パンフや紹介サイト等を通じ、世界中の人々の目に触れているであろう阿妹茶店のカラフルな佇まいを、ちょうど灯りが点され始めた頃合いを見計らって、竪崎路の石段の横に設けられた観光用ミニ展望スペースのようなところから撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、これも九份に関する幾千もの観光媒体で使用されているアングル、モチーフではありますが、同じく竪崎路の石段の下の方から、阿妹茶店とその向かいのお店の軒先に挟まれたところを次々下って来る観光客の様子を1枚撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、九份での撮影も一通り終え、バスで、更にその奥にある元金鉱労働者の集落である金瓜石へと向かい、まずは黄金博物館側のキチンと観光用に鉱山の設備、施設が整備されたテーマパークのようなエリアを眺めながら写真を撮っていたのですが、前回、水南洞での撮影と移動に時間を取られ過ぎて尾根の反対側に位置する鉱山労働者の住宅街を撮れなかったので、今回は雨で滑り易いリスクも承知の助で足を踏み入れ、戦前からの労働者の住宅の軒先の煉瓦塀越しに家屋を撮ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、足元には細心の注意を払い、時には集落に住み着いた猫たちの案内で細い通路や階段を通り抜け、様々な暮らしの痕跡を撮り歩いていたのですが、そろそろ帰りのバス停に戻ろうかと思いながら歩いていたら、手前の住戸の屋根から降りてきたトラ猫がしっぽを立てながら先導してくれたのでついて行ったら、このような素朴な美意識の滲み出たオブヂェに遭遇出来たもの。

今回の感想ですが、4日間のうち、3日は降雨、しかも南の島なのに肌寒い雨のそぼ降る天気での撮影ツアーとはなりましたが、大渓の老街も、九份、金瓜石の老街もいつもとは違う、観光の顔ではない、時に置き去りにされたかのような哀愁の表情を見せてくれたのが印象的でした。
それにしてもM(TIPO240)は年末ギリギリに懐に飛び込んできたのに、こんな悪条件の撮影でも良く活躍してくれた、と感謝しています。

さて翌週は昨日、お仕事半分で出掛けた幕張メッセでの「東京オートサロン'18」からM(TIPO240)で捉えたきれいどころの写真でも上げましょう、乞うご期待!!
  1. 2018/01/14(日) 19:21:46|
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Taipei '18 photographic Tour with my new partner ①

遅まきながら新年あけましておめでとうございます。

さて、さっそくですが今年一発目の更新は、先ほど帰って来た、新型機の試運転も兼ねての台北ツアー'18から二回に亘ってお送りする全編行きます。
まず、恒例の行程紹介ですが、出発は新年早々1月5日の金曜日、会社の年休を新年早々貰って、11時15分成田発の台北行き日航機に乗って、台北は桃園国際空港に少々遅れて現地時間14時25分にランディングし、空港からの高速MRT経由、北門駅近くの常宿にチェッキンしたのが16時前、それから新しい相棒である、LEICA M(TIPO240)にレンズ2本だけ持って、宿からは徒歩で15分弱くらいの台北市内きっての老街である「迪化街」へと向かい、日没までスナップし、しかるのち、宿には戻らず、駅でお茶し、しかるのち、東門駅から徒歩3分という交通至便の地にある台南料理の名店「度小月」を再訪し、坦仔麺をはじめとした台南の名物料理を堪能した、というのが1日目の全行程です。
では、さっそく、当日の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。
カメラは新鋭のLEICA M(TIPO240)オンリー、レンズは1~16枚目までがLEITZ ELMARIT28mmf2.8、最後の17枚目のみCANON L50mmF1.2での全コマ開放による絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、北門経由、迪化街の入口付近にやってくると目に付くのが、重厚な外観の、おそらくは日本統治時代の石造りの建物を改造した今時の若者向けカフェのようなお店ですが、丁度、その前にいたいけな現地の小姐が信号待ちのため立ったので、これ幸いにと1枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、くだんの旧建築リノベカフェを過ぎるとすぐに、ここが迪化街であることを示す、横浜の中華街や、神戸、長崎にもありそうな、赤字に金泥をこってりまぶした木ないし、真鍮製の植字を行ったド派手な看板が目に付き、これをモチーフに通りの入口付近の全景を撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、赤地に金文字の看板を過ぎるとすぐ、通りの両側には、オリヂナル状態、或いはオリヂナルの外観、或いは両側の店舗のテクスチャに合わせてリノベされたものかに関わらず、おそらくは日本統治時代以前、もしかすると、清の時代くらいまで遡れるような建築様式の建物が整然と建ち並んでおり、さっそく嬉しくなり、まずはアイレベルで一枚撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、この迪化街、南北のメインストリートのみならず、その両脇から東西に延びる側道に至るまで、観光地であることを意識してか、景観重視の街づくりとなっており、通りを歩きながら、交差点に当たるたび、フォトヂェニックな街並みがないか、鵜の目鷹の目で探していて、これは、と思って入口付近から撮った一本目の通りの様子。

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五枚目のカットですが、迪化街の入口から暫く歩いたところにある永楽市場付近がちょっとした広場になっていて、前回同様、今回も色々な露店、屋台の類いが路上に軒を並べていたのですが、もう陽も相当暮れかけてきていたので、ぽつぽつと灯火を点し出した店もあったので、そのうちの人の良さそうなお婆ぁがやってる店の軒先で商いの様子を一枚撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、この迪化街随一のランドマークである永楽市場横の広い歩道上で、フルサイズ機による28mmレンズの威力を試すこととし、まずはローアングルで市場横の日暮れ間近の歩道上をせわしく行き交う人々の様子を捉えてみたもの。

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七枚目のカットですが、永楽市場前の広い歩道の上の露店、屋台の類いは、寒空の下にも関わらず、物見高い台湾人各位や、面白くて格安な台湾土産をゲッチュしようという下心満載の外国人観光客で、結構賑わっており、その中でも、オクターブ上げて、値切交渉やってた韓国人アガシ二名の姿が感動的だったので傍らから1枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、永楽市場を過ぎて、更に通りを奥に歩いていくと、程なく関帝廟?みたいな中華風道教寺院が見えてきて、その周辺も永楽市場付近と同様、散策を愉しむ台湾国内外の人々で賑わっていたので、寺院入口の両脇を固める狛犬の左側をモチーフに付近の全景を撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、寺院の反対側、方角で云えば西側に当たる通り沿いにも当然のことながら、迪化街の構成員として、メインの乾物、漢方薬種、或いは布切れの煉瓦ないし石造りお店が建ち並んでいて、陽も暮れかけてきた時刻に、行き交う車も灯火を点し出したので、そのコントラストが得も言われぬ素晴らしさを醸し出していたので、ローアングルから一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、幾ら建物や通りの佇まいが素晴らしくても、そこに人の息吹がなければ、ただの建築写真の出来損ないに過ぎませんから、ちょうど良い被写体が通りがかるのを待っていたら、程なく、自転車に乗った、白人男性とその連れがやって来たので、これ幸いにと1枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、観光的には季節も季節、時間も時間なので、写真などを撮ろうという手合いには遭遇しませんでしたが、国籍不明の中東からのゲストと思しき、うら若き女性がかなり真剣な表情で、日本製のデヂタル一眼レフを片手にストリートスナップをしていたので、すれ違いざまに一閃浴びせたもの。

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十二枚目のカットですが、迪化街ももう半分以上奥に進み、道も狭く、オープンエアの歩道に代わり、ほかの老街にも見られるような、中華圏固有の、建物の一階の廂が隣同士繋がって、あたかもひとつも回廊となったかのような構造の建築群が増えてきたので、その煉瓦造りの街並みをすっかり陽も落ちた頃合いの北の空をバックに一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、迪化街のどん詰まりを目指して、独り、写真を撮りながらとろとろと通りを歩いていると、結構な数の人々が速足で追い越していくのですが、おそらくは香港辺りからやって来たと思しき、きれいな発音で英語を話す小姐達が、Excuse Me!とか声かけて追い越して行ったので、追いかけざまに後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、ここ迪化街も奥の方になってくると、観光地の顔から、地元民のための問屋街的な商圏へと装いを変え、入口から何本か東西を走る幹線道路を超えた辺りから、建物の統一性と観光客向けのカフェ、ファンシーグッズ店舗が少なくなってくるのですが、その一方、伝統的な文脈は尊重しながら、大胆な機能性重視の現代的リノベ物件も散見されたので、そのひとつを真下から広角活かし撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、どん詰まりから数百メートル辺りになってくると、漆喰作りの店舗兼住宅のお隣が総煉瓦張りになっていたりと、観光的な配慮は何処へやらといった風情になっきますが、それでも、個々の建物はきちんと手入れされ、歴史を感じさせる本物の風格を十分湛えており、その前に最新のポルシェのRVであるマカンが停まっていたので、その対比が面白くて一枚撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、迪化街の奥でも古くなって、商業に適さなくなった数件を併せてリノベし、それこそ鹿港とか、三峡辺りの老街にも比肩し得るような、煉瓦造りの建造物群とその一階部分を貫く屋根付き回廊を再現しているので、その熱意に敬意を表し、薄暗い廊下に佇み、その様子を一枚撮ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、迪化街のどん詰まりまで辿り着いた頃にはもう既に陽はとっぷり暮れて、人工光下での帰路となりましたが、運良く、メインストリートの一本東の通りを当てどなく彷徨い歩いていたら、道教寺院前の椅子に一人腰掛け、胡弓でテレサテンの曲を奏でていたご老人が居たので、思わず嬉しくなって駆け寄り、日本語と、中国語のチャンポンで会話し、別れ際に一枚撮らせて貰ったもの。

さて、翌週は訪台二日目、三日目の雨の中の必死の撮影から厳選カットをお送り致します、乞うご期待!!

  1. 2018/01/08(月) 22:12:06|
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一個溫泉鎮溫暖的心~Kusatzu Hot Spring Photographic Tour '17~

さて、今週は先週の予告通り、先週末に工房にてクリーニングした国産普及品ズームのシェイクダウンも兼ねて撮影小旅行に出掛けた、群馬県は吾妻郡の草津温泉からのレポートをお送り致します。
海外にはしょっちゅう行ってますが、国内の中途半端な長旅はついつい敬遠しがちで、ここ草津温泉も馴染みのペンションの予約がなかなか取れないことも相俟って、ここ2年ほどは足が遠のいていたのですが、奇遇なことに先月の北京で夜の暇つぶしも兼ねてX天トラベルのサイトでそのペンションの予約が取れないものか、ものは試しに覗いてみれば、12月の第一週の週末に奇跡的に二階の一番人気の部屋が空いていたので、速攻、ポチットな、して、月が明け12月になったので、電車、バスを乗り継ぎ、片道約6時間もかけて1泊2日の旅に出かけてきたと云う次第。
改めて機材を紹介しますと、カメラはX-Pro2、レンズが12枚目までがTokina Zoom 28-70mmf3.5-4.5、13~17枚目がCanonFL58mmf1.2改M非連動による全コマ開放での撮影となります
では、当日の行動に沿って実写結果を逐次見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、草津温泉と云えば湯畑を抜きにしては語ることが出来ず、実際、ペンションからは近道を通れば5分かそこらの距離なので、バスターミナルから宿に直行し、チェッキンして荷物を部屋に置いてから、アイドル豆芝のももちゃんと遊ぶのもそこそこにカメラにズーム付けたのだけ首から提げ、あとは手ぶらで温泉街に出掛け、久々に対面した湯畑周りの画像を撮ったうちの一枚で下流から白旗の湯方向を撮ったもの。

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二枚目のカットですが、湯畑のすぐ隣に足湯の施設が有り、その屋根の下で、世界各国からのゲスト各位が皆一同に足を温泉に漬けて寛いでいるのですが、今回は、お隣、中国からの団体さんが数にもの云わせて、殆ど貸し切り状態としていたので、声かけるにはむしろ日本人よりずっとオープンなので却って都合良く、果たして一番入り口に近いところに居た夫婦者に声かけたらOK、OKと云うことで快く二人でポーズ決めてくれたもの。

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三枚目のカットですが、湯畑横の足湯のすぐ近くで次なる獲物を探して徘徊していたら、居ました居ました、独り旅の小姐がスマホンで、湯煙超しに湯畑の全景を撮ろうと風の向きによって視界が全く効かなくなったり、反対に湯気がさっと吹き飛ばされて、全景が手に取るように見えたり、タイミングを合わせるのに手間取っているのか、結構悪戦苦闘していたので、その努力に免じ、斜め後ろから一枚撮って差し上げたもの。

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四枚目のカットですが、話は前後しますが、そもそも湯畑ってなんで有るの?と子供の頃、疑問に思い、別荘を建ててしまうほどの草津マニアだった亡父に聞いてみたら、要は観光資源というありきたりの答えに加え、街の収入源として、湯の花を採取すること、そして90度近い源泉を適度な温度に大気冷却するため、ということだったのですが、さもありなん、湯畑の一番下流はそこそこ段差のある湯滝になっており、そこへ流れ込む手前の木樋の上には湯の花がびっしりと積もっていたので、その様子を望遠域で撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、湯畑の最下流、湯滝の下は湯煙がもうもうと立ち昇る滝つぼになっていますが、湯畑横の遊歩道の上の位置から下を眺めると、湯滝が記念撮影スポットとして結構な人気で老若男女問わず、相方を湯滝の前の柵のところに立たせて、ポーズ決めさせてハイチーズ!とかひっきりなしにやってたので、湯煙越しにその風景を背後の小足湯に寛ぐ人々も入れて撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、湯畑周辺でそこそこ枚数が稼げそうなので、西の河原へ行くのをちょっと思いとどまり、湯畑の水面を眺めるふりして獲物を待ち構えていると、来ました、来ましたいたいけな娘さんを連れたちょっとコワモテのヲヤヂさんが、二人で一緒に自撮りする段になったら、何処かの線が切れたんぢゃないかと思うくらい意外な笑顔モードになって、その変貌ぶりが面白かったので望遠モードを駆使して、ちょい離れたところから一枚戴いてみたもの。

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七枚目のカットですが、草津の湯畑と云えば、この江戸時代は1830年の文化13年に建てられたというお伊勢講参り記念という石灯篭を忘れてはいけませんね、ということで、真横から撮ったり、はたまた対岸から望遠で撮ったりとか、幾つか試みてみたうちの一枚で、湯滝下からの逆光状態でセミシルエットの灯篭の裾付近を湯煙が這うものが一番気に入ったのでアップしたもの。

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八枚目のカットですが、屋根付きの大足湯の反対側の斜面は元々、道路が狭かったので、歩道を付けるのがやっとで、それでも、木製の洒脱なデッキタイプの階段になっていて、ところどころに設けられた踊り場に相当する場所に、いたいけな若者各位が立ち止まり、或いは湯畑とを隔てる木製の柵にもたれかかって湯畑を背景に二人自撮りを試みたりと、なかなかの活況だったので、上から目線でその様子を一枚撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、上から目線と云えば、木製階段の上から湯滝の滝つぼ方向を眺めれば、来ました来ました、温泉街にはこれが無くちゃ☆という存在、浴衣或いは丹前姿の観光客各位で、ちょうど、湯畑前の大東館から浴衣の上に丹前を羽織った中国人小姐二名が出て来て、轟々たる音ともうもうたる湯煙を上げる湯滝を珍しがってスマホンで撮っていたので、その様子を後ろから一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、湯畑周りはもう撮り飽きちゃったので、次なる目的地、西の河原へ移動しながら撮り歩くこととし、顔本用のカットなどスマホンで適宜撮っていたら、10分弱で、西の河原の入り口付近へ到着、確か前回来た時にはなかった、入り口付近の新しい露天足湯に老若男女が足を付けて寛いでいたので、通りざまにその牧歌的な様子を一枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、湯畑同様、ここ西の河原もところ構わず、それこそ水たまりのようなところからも、結構熱い源泉が湧き出ており、辺りはまさに湯煙が立ち込めており、風向きによっては視界が3mもなくなることも有りますが、それでも、あちこちから湯が湧き出て、また河原というだけに、かなり勢いのある川が流れているのですが、これが上流では80度近いお湯が流れ出るというまさに熱湯の川で、その風景がよほど珍しいのか、いたいけな都会者のカポー達がおっかなびっくり熱湯の川に掛かる木橋を渡る様子が面白かったので、望遠モードで一枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、西の河原でも思う存分に撮れたので、お茶して一旦、宿に戻り、自分でも内湯の温泉に入ろうかいとか思って、また元来た道を戻りかけたら、その道の真ん中くらいにある、温泉卵を目の前で引き上げて食べさせてくれる足湯併設の商店の店頭で、ピンクのダウンを纏った従業員のいたいけな小姐がちょうど注文に応じて温泉卵を引き上げようと湯面に体を乗り出した瞬間を戴いたもの。

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十三枚目のカットですが、湯畑下のお洒落な茶店でレアチーズケーキと特製ブレンドテーなど頂いてから、いったん宿に戻り、晩飯まではまが時間があったので、内湯の温泉にインターバルを置いて二回ほど入ってから、湯畑周辺の温泉街で蕎麦でも戴こうと思い、昼から夕刻に使ったズームに換え、シャープなハイスピードレンズの四番打者、キャノンのFL58mmf1.2に付け替え、近道である湯畑上のお寺の石段経由、温泉街に出ようと思い、暗い夜道を歩いて行ったら、突如視界が開けた石段からの夜景が綺麗だったため、思わず一枚撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、夜になれば、色とりどりのカクテルライトでライトアップされる、草津温泉随一のランドマーク、湯畑は、どちらかと云えば地味で渋めの昼とは全く異なった艶やかな表情を見せてくれるため、ひっきりなしに写真を撮りに来る人出も途絶えることはなく、ちょうど目の前で自撮り棒を取り出したカポーが居たので、これ幸いにと横から一枚戴いてみたもの。

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十五枚目のカットですが、湯畑横の屋根付き大足湯も、昼間同様の賑わいですが、ただ、陽が沈んだら、ひたすら飲み食いの時間と決めてでも居るのか、昼間に比べると圧倒的に中国等からの観光客に遭遇する頻度は少なくなり、この時間帯ではほぼ日本人だけが物静かに肩寄せ合って語らい合いながら、足湯を愉しんでいるような雰囲気だったので、湯煙が光る湯畑を背景として、そのほっこりした様子を一枚戴いてみたもの。

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十六枚目のカットですが、湯畑の下、湯滝の滝つぼの西側には、結構有名な焼鳥屋をはじめ店頭販売の飲食店があり、陽が沈んでから営業するらしく、冷え込んだ空気の中、暖かげな白熱電球の灯りも相俟って、湯畑に負けじともくもくと煙を立ち昇らせて店頭で焼鳥を焼いたり、おでんを煮込んだりしているお店の前には長蛇の行列で、やっと自分の番が巡って来てお目当ての料理を買うことが出来た人々は、目と鼻の先に有る酒店で缶ビールやらチュウハィを買い込んで店頭でハフハフ言いながら一杯やっているため、その幸せそうな様子を斜め後ろから一枚戴いてみたもの。

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十七枚目のカットですが、美味しそうに何か食べてる人たちの様子を何時間撮っても、腹は満ちて来ないのが天地の理あので、そろそろ自分も何か食べようという気になり、湯畑周辺に何軒かある蕎麦屋を回って、値段やら、料理の特徴を調べていたら、ちょうど、目の前からライトアップされた湯畑横の遊歩道をそぞろ歩きする雰囲気有るカポーが目に付いたので、すかさず前から一枚戴いてみたもの。

今回の感想ですが、うーん、草津温泉はやっぱりイイですね・・・特徴の無いマイルドなお湯の温泉が多いなか、強烈な酸度を誇り、しかも莫大な湧出量のため、源泉掛け流しがデフォルトで、街自体にも適度な活気があって、それほど俗化されてもおらず、家族連れや若者を呼び込む路線を徹底し、健全な形で発展し直したというところがとても好感持てました。

さて、次週は年末のあいさつ回りに帰省するため、一回スキップ、翌々週は今年最後の更新で、工房作の珍レンズ紹介行きたいと思います、乞うご期待!!
  1. 2017/12/10(日) 17:40:51|
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Going back to Beijing'17②

さて、今週は二週に亘ってお送りする11月初旬の北京旅行からのハイライト、第二回をお送り致します。

まず恒例の行程のご紹介ですが、三日目の朝は、昨日の国家大劇院の正面図というか北から撮った写真はてっぺん付近に太陽が位置してしまう、という金属外装の建造物を撮るときには最も避けるべき条件で、何とか騙しだまし撮っていたという自覚症状があったため、仕方なく、滞在三日目で明朝にはまた帰国しなければならないと云うのに大劇院経由の一日のスタートで、正面から何枚か撮った後、ほど近い天安門まで歩いて行って、厳重なセキュリテーチェックを経て、故宮に入ったのが11時過ぎ、そこで御物拝観しながら、敷地内でここぞという時にシャッター切る、要はどっちつかずの観光
スタイルを押し通し、故宮博物館というか紫禁城の観光コースを一通り巡ってから、ランチも兼ね王府井を目指すべく、北側の門から出て、お堀を時計回りに回って、幾つかの胡同やら巷を写真撮りながら通り抜け、王府井に着いたのが2時前、撮影スポット探索も兼ね、まずは、前日、スナップを敢行した「王府井小吃街」に向かいそこで何気なく目を泳がせていたら、北京ダックが50数元、即ち日本円で1000円そこそこで食べられるという立て看板があったので、そこに入ってあえなく爆沈、仕方なく、前日に入ったショッピンセンターの食堂街の飲茶等のお店でランチの摂り直しをするという前代未聞の惨憺たる状態で、しかるのちまた王府井でスナップしながら地下鉄駅に移動し、そこから今回の絨毯爆撃的スナップ会場とすべき「八代胡同」エリア最寄り駅である「虎坊橋駅」に向かい、地図もろくすっぽ見ないで、好奇心の赴くまま2時間以上も裏通りや路地裏をほっつき歩いて、そろそろ飽きてきた頃に表通りに出たら、「和平門」駅の真ん前だったという僥倖に巡り合い、そして最終目的地である「軍事博物館」に地下鉄で移動し、地上に上がり、胸ときめかせて正門前に着いたら、閉館中という過酷な現実に直面し、仕方なく北京駅近くの宿に引っ込んだ、というのが今回のあらましです。

では、さっそく行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8、全コマ開放AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、大劇院と今回の滞在最後の対面を惜しんで別れた後、徒歩で故宮博物館の一部でもある天安門方面に歩いて行こうとしたのですが、歩道工事とセキュリティ上の要請の合わせ技なのか、いったん地下に入って、それまで歩いていた南側、即ち人民大会堂北側の歩道から、北側の天安門側の歩道を通るようなルート設定されており、仕方なく、人の流れに沿って歩いていくと、地下鉄全駅でのX線荷物検査、及びニトロ化合物検査では飽き足らないのか、故宮に入るずっと手前の歩道上にX線検査と身分証チェックの小屋が掛けられており、全員そこを通らないと、故宮博物館にも、横断歩道経由、天安門広場にも行けないようになっていて、北側に渡ってすぐ人民大会堂をバックに人の流れを撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、首からこれ見よがしにライカを提げているせいか、あちこちで声を掛けられることが多く、或る者はカメラに関心を持って話し掛けてきたり、また或る者は、こういう高そうなカメラ提げてる人間なら、自分のスマホン預けても持ち逃げされたりはしないだろうという安心感からか、記念撮影のシャッターを押してくれということだったり、この香港からという小姐は友達と別行動なので、記念撮影のシャッターを押してくれそうな人が見当たらなかったので声を掛けてきたということだったので、お返しに天安門をバックにモデルさんになって貰ったもの。

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三枚目のカットですが、厳しいセキュリティチェックを通り抜け、やっと天安門より内側に入っても、すぐに故宮博物館に入って見物出来るワケではなく、ネット経由、チケット予約してなかった人間に対するペナルティ的な仕打ちが待っていて、それは門内部の隅っこ、インフォメーションセンターで聞かなければ到底見落としそうな小屋の窓口に並んで、現金で切符を買い求めなければならないということで、ここでも15分以上並ばされ、やっとチケットというか身分証チェック済のバウチャみたいなA4の紙をプリンタで出力したものを40元払って発行して貰い、せいせいしたキブンで博物館入り口に向かう途上に撮った一枚。

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四枚目のカットですが、天安門横の入場ゲートから故宮博物館への入り口までの間の広場には、ネット予約してある人間のためのバウチャ引き渡しコーナーみたいなものが至る所にあって、ネット予約した人間に恩恵を与えているようなのですが、それでもチョンボっておきながら、係員に詰め寄ったり、泣き落そうとする手合いは国籍、宗教に関わらず少なからず居るようで、入り口に一番近い引き渡しコーナーでもソ連軍払下げみたいなヘンな手編みの帽子を被った白人観光客が渡されたプリントを片手になかなか立ち去ろうとせず、同伴の女性の予約も一緒にしたのに入っていないとかなんとかクレームつけ、必死に事態収拾を図ろうという真摯な態度に心を打たれ、野次馬込みの人混みの中から一枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが、成田を出て以降、艱難辛苦の挙句、やっと辿り着くことが出来た故宮博物館の入り口から入ってまず目に入る、ラストエンペラー等の大作映画のロケでも複数回使われた、一番最初の宮殿とその前の広場の威容を広角レンズの威力発揮でまだPM2.5シーズン前のどこまでも広い北京の蒼い空をバックに一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、広場を歩いて渡り、一番最初の宮殿に辿り着き、絢爛豪華な玉座を一目見て、出来ることなら撮影して、運が良ければ、それを背景に自撮りまでやってしまおうという逞しい中国人民でゴッタ返す宮殿正面からの見物をそこそこに切り上げ、向かって左側の建物を見物して特徴的な屋根回りの写真でも撮ろうかいな、と思ったら、同じように人混みに辟易したようなタイ辺りの坊さんが、ねぇ次どこ行く~?、え~写真もうLINEに上げちゃった~?てなノリで歓談に打ち興じていたので、その和やかなご様子を傍から一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、まさに中華人民共和国となった現在は故宮と呼ばれる清王朝による宮殿遺跡転用の博物館がかつて紫禁城と呼ばれた時期を彷彿とさせる、くすんだ朱塗りの高い塀が両側にそそり立つ長い通路は、前回、確か1999年に初めて北京にパック旅行で来た時、右も左も判らないまま、ガイドさんの言いなり聞く蔵状態で、中を連れ回され、いきなり目の前に広がって、その威容にいたく感動した覚えがあったので、嬉しくなって太陽が画面に入ってしまうリスクもものかわ、一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、南の天安門側から入って、景山公園に面した北の門から出るという、共産主義国家に相応しい、極めて合理的かつ効率的な見学ルートを終え、故宮博物館からは南東に位置する王府井まで徒歩で移動すべくお堀伝いに歩いていたら、ちょうど北東角の辺りで、中華系民族の大好きな借景結婚写真なんか仰々しく撮っていたので、専属カメラマンがセッティング等で手薄の頃合いを見計らって、何枚か撮らせて貰ったうちの一枚。

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九枚めのカットですが、お堀の東側の南北に走る、比較的交通量は多いものの、街路樹が両側に植えられ、立ち並ぶ住戸や店舗棟の建造物が石造りで風情溢れた、同じ首都の東京とは比べ物にならないくらい景観を重視した素晴らしい道を歩いていたら、これまた赤い羅紗張りの幌も素晴らしい人力自転車が頃合い良く走ってくるのが見えたので、立ち止まって一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、王府井に移動するには南北に走る道を建国門街まで歩き切ってしまうと、また繁華街の中心に辿り着くためには改めて王府井の歩行者天国みたいな通りを北上しなければならないので、適当な緯度で東方向に向かわねばならず、いつもの勘働きで面白そうな雰囲気の漂う路地に入って行ったらすぐに石造りの家の前に置かれた椅子の上で日向ぼっこをしているいたいけな極小姐の姿を通りすがりに一枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、故宮東側の大きな通りから王府井方面に繋がる東西に走る裏通り、中国表記で云う巷を歩きながらも、北半球である限り方向感覚には絶対的な自信有りますから、迷う心配などせず路地裏を見つけては覗き、写真を撮るという基本動作の繰り返しで、ふと目に付いた武骨なアルミ構造が剥き出しの造作が特徴的なな三輪オートバイがさりげなく置かれた路地を撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、同じく王府井へ移動する巷から巷への散策の途上、先般、上海の淮南中路伝いの散策で大通りを少し入ったところに在る19世紀から20世紀の初頭にかけての租界がらみの石や煉瓦造りの家や通りよりも更に古めかしい雰囲気を湛える煉瓦造りの狭い路地が目に着いたので、中に入ろうとする妙齢の女性をやり過ごし、後ろ姿でエキストラ出演して貰い、辺りの様子を撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、王府井で二回もランチを戴き、周辺を何枚か撮りながらMRTの駅に移動し、かつての遊郭の佇まいを残すという「八大胡同」エリアで思う存分スナップを敢行すべく「虎坊橋駅」で降り、あとは地図でエリアへのアプローチだけ確認し、後は歩きながら辺りの様子を見ながら、勘働きも駆使して臨機応変にルートを考えるという、いつものスタイルで歩き出したのですが、ラッキーなことに地図で地名を見て覚えていた陝西巷へと足を踏み入れてすぐ、人力車が古風な石造りの宿屋の前に停まって車夫兼ガイドのスキンヘッドのヲッサンが説明を始めたら、赤い扉が開き、観光客が出て来たのでその瞬間を切り取ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、この陝西巷を含む付近一帯は、かつての遊郭跡とは云われるものの、東京都内の赤線・青線遺構の下町界隈とはだいぶ趣きが異なり、何せ地方からの人口流入が東京の比ではない北京の中心部のことですから、徒歩でも自転車でも交通量の多い通りに面した店舗兼住宅は巧みな改装の結果、古風な雰囲気は残しつつも、健全な街並みに生まれ変わってしまい、路地裏撮影愛好家にはやや物足りない感なきにしもあらずだったのですが、ちょっと脇に逸れれば、おそらくは文化大革命以前のこの辺りの庶民の暮らしていた住戸そのままの佇まいが残されているので、嬉しくなって一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、結局、900m近く続く陝西巷の北から南、南から北を往復して写真を撮っていたのですが、半分より南に近い辺りまで行くと、街の由来を意識した街並みづくりを志向しているのか、歩いて来た途上に比べれば、道の東西両側に建ち並ぶ石造りの建物も、この街の全盛期だった清朝末期か中華民国建国当時の雰囲気をさりげなく漂わせており、道端で麻雀なんかにうち興じる年寄りを横目に人力車が頻繁に行き交うので、頃合いを見計らって、人力車も入れて一枚撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、同じく陝西巷からですが、この南北を走る有名な裏通りの南端に近い辺りでは通りもだいぶ広くなっており、両側も前方も視界が広がって、いかにも北京の下町のお店という雰囲気の店構えの商店の前を観光客を乗せた人力車が午後遅くの斜めからの陽光を浴びてすいすいと通り過ぎていくさまがなかなか面白かったので、立ち止まって一枚撮ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、陝西巷から元の通りに戻り、「虎坊橋」駅から二叉に分れて東西に向かう通りのもう一方と再び合流する地点まで辿り着いたので、次なる予定地「軍事博物館」への移動も考え、最寄りの駅にを目指しながら下町の風景を撮ろうと、再び西方向に歩き出して直後に夕陽に照らされる石造りの街並みの佇まいを撮ってみたもの。

今回の感想ですが、いやはや、最後に出張で来てから、実に13年ぶりの北京は別物でした。
仕事での出張では土日も気を使った商社の現地スタッフが何処かに連れて行ってくれるし、反対に言えば、好き勝手には歩けなかったし、ましてや一人で勝手に路地裏に入り込んで写真撮りまくるなど、絶対に出来なかったことではないでしょうか。
街も豊かになったし、表通りの景色も変わってはしまいましたが、それでも、国家大劇院の建設現場事務所にされていた胡同の古い学校の三階の会議室から眺めた胡同の入り組んだ路地は場所こそ違え、いまだに健在ですし、何よりも誰の助けも借りず、自らの足と目で、そこに暮らす人々の今を切り取っていけるというのが、とても嬉しかったと思いました。

さて、次回は久々の工房作の珍レンズ?のレポート行きます、乞うご期待!!
  1. 2017/11/19(日) 17:30:36|
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Going back to Beijing'17①

さて、今週は二週に亘ってお送りする11月初旬の北京旅行からのハイライト、第一回をお送り致します。

まず恒例の行程のご紹介ですが、まず赤い鶴のフラッグシップキャリアで北京に入ったのが11/2の深夜12時過ぎ、何故こんな遅くに着いたかと云うと、17:20発の筈の便が何と貨物ドアが閉まらなくらなるというアクシデント発生で、急遽、機体交換し、3時間10分遅れの20:30発となってしまったからです。
そして、空港から何とか深夜バスに飛び乗り、市内の北京駅前の停留所で降りたのが深夜1時半頃で、そこから氷点下の北京駅近くの故同を徘徊して宿を探し出し、寝ないで待っていてくれたうら若き北京小姐のフロント係のお世話になって、やっとチェッキンし、その晩は熟睡しておしまい。
それから翌3日は少しでも早起きして当初の目的の国家大劇院北京の写真を撮るだけ撮って、あとは自由種目と思ったのですが、体が云うこと聞かず、結局、宿を出発したのが11時も20分くらい回った頃、そして、深夜の人っ子一人居ない北京駅前とはうって変わって、人人人の北京駅前に出て、そこで行列して北京市版スイカを買って、またセキュリティのゲートを通るために地下鉄駅で行列して、大劇院に着いた時には12時もゆうに回り、金属と硝子で出来た超モダーンな建造物を撮るには最悪の条件である、建物の真後ろ上方から光が射す状態で何とか工夫して正面図を撮り、その後も周囲をぐるぐる回って、数十カット撮ってから、やっとせいせいしたキブンで周囲の胡同を撮りに出かけ、しかるのち、夕刻の景山公園頂上からの大劇院夕景を撮る時刻まで王府井でスナップしたり、ランチしたりして、17時も回った頃、景山公園まで歩いて移動し、この日の為に買い求めたSonnar135mmf2.8MMJで渾身のカットを撮ってこの日はお仕舞・・・というのが、今回のあらすじ。
では、さっそく行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。
カメラは2~16枚目がLeica M8、1、17枚目がX-Pro2、レンズは1~16枚目がUltron28mmf2.0、17枚目がCarlZeiss Sonnar135mmf2.8となります。

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まず一枚目のカットですが、艱難辛苦の挙句、13年ぶりに辿り着いた北京のサイトでやっと対面が叶った国家大劇院北京の周りを写真撮りながら感慨深く散策していたら、何も事情を知らない山東省からという見るからに素朴そうな小姐二名が華為のスマホンでシャッター押してけろ、と頼んで来たので、良いけどモデルになってね♪と申し入れて、出演して貰ったもの。

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二枚目のカットですが、大劇院関係の写真は何せピーカンでお天道様が正面の背後から燦々と照らしてくれているので、また翌日に出直すこととし、プロジェクト営業の時は、横目で眺めるだけで、中に入ってみようとも思わなかった、昔ながらの北京の路地である胡同の中に入り込んで、スナップを敢行しようとし、まずは大劇院西側の判り易い路地に入ったら、いきなり観光案内に出てきそうな、自炊をしない北京っこ御用達の大衆食堂のハデな看板が目に付いたので、これ幸いにと撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、これも大劇院西側の胡同の中の奥まった路地で、路地裏から大劇院の偉容が垣間見られる、ちょうど日本で云えば、曳舟とか東向島辺りの路地からスカイツリーが顔を覗かすようなカットを撮りたいと思い、木戸が開いている集合住宅の通用口から中に入って散策していたら、偶然、古めかしい木枠のドアに斜めから午後の陽光が射している光景を目にしたので、嬉しくなって撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、ここも同じく大劇院西側の胡同ですが、少し南に下った辺りの別の胡同のやはり開かれた木戸の奥の集合住宅の共用の中庭兼通路の部分で、表に面した住居の壁や胡同の塀のように似せてはいるものの、本来の石積み構造から、鉄筋コンクリート造のモダンな躯体に古めかしい色合いのタイルを張り付けた景観調和型のリノベーションではなく、おそらくは文化大革命よりもっと前と思しき煉瓦積みの壁の住戸があったため、その侘び住まいの様子を一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、木戸が開かれた路地に入っちゃ、辺りを撮って、しかるのち、またクルマも通れる比較的広い生活道路に出て、大劇院の位置を確かめるということの繰り返しでしたが、リノベではありますが、やっと古風な石塀越しに総チタン張りの大劇院の偉容が見られる通りを見つけたので、色々とアングルやら、露出の難しいM8のことですから、何枚か撮っては露出見て、を繰り返し、やっとモノになった一枚。

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六枚目のカットですが、大劇院の見える路地裏ではないですが、古風な通りから眺めた大劇院の画を撮れたのでまぁ良しとし、南西側の比較的有名な胡同に歩いて移動し、その中でまた開かれた木戸の中の路地でも撮ろうと、虎視眈々とカメラを片手に歩いていたら、コンビニが殆どない北京で重宝される「超市」日本語に直訳すれば、スーパーマーケットですが、実質的には、田舎の街や村には必ず一軒はあるという「よろず屋」そのもので、その懐かしい佇まいに思わず一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、その胡同散策で、昔懐かしい「よろず屋」を過ぎて程なく、開かれた木戸が有って、なかなか魅力的な佇まいだったのですが、入り口付近にちょっと怖そうなヲッサンがモルタルかなんか捏ねていたので、恐る恐る遠巻きに覗いてみれば、何か用かと声かけてきたので、写真撮りたいと云ったら、オケー、と意外にも二つ返事で奥へ通してくれたので、遠慮なく、古風な煉瓦積みの住戸を撮らせて貰ったもの。

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八枚目のカットですが、ここも同じ胡同で、もう少し奥、即ち西に行った辺りで、開かれた木戸の前から、なんぢゃこりゃ状態で、目を疑ってしまったのですが、普通は薄暗く、通りの人目を惹かないように衝立を立てたり、コの字型の通路にしたりしているのが胡同とばかり思ったのが、何と、内部を煌々と照らし、しかもかなり達筆な文字で漢詩か何かを書き記したものが辺り一面に張り出してあって、如何にも写真撮ってインスタかなんかで世界に発信してくれよ、という意図アリアリだったので、その主の思いを組んで、一枚撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、胡同を徘徊していたら、13時半も回り、そろそろ腹も減ってきたので、次なる目的地、王府井に地下鉄で移動し、まずは腹ごしらえとばかり、デパートの上の食堂街でお手軽ランチなどを戴き、しかるのち、王府井の一帯でスナップを開始したのですが、近代的な街並みに西洋風のデパートやブティックの建ち並ぶ、北京きっての繁華街の片隅で、胡同のようなテイストの建物が残されており、しかもそれが、文化大革命当時を思わせるようなスローガンが書き連ねられた真っ赤な横断幕が貼られ、木漏れ日に照らされていたので、何かとても嬉しくなって一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、だいたい、道に迷って本当に心細くなった時以外、ガイドブックも地図も殆ど見ないので、辺りを徘徊していて、まさに犬も歩けばナントカ式に行き当たったのですが、「王府井小吃街」なるオープンエアのフードコートみたいなところを見つけ、ここが結構、北京っこもおのぼりサンも分け隔てなく、買い食いを愉しんでいるような雰囲気だったんので、仁王立ちになって辺りの様子を撮ろうとシャッター切った刹那、屋台からとうもろこしなんか買って、スマホン見ながら歩いてきた小姐と遭遇したもの。

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十一枚目のカットですが、同じく王府井のエリアで、普段はよほど道に迷ったり、或いは時間通りに何処かの目的地に着く、或いは戻るなどという場合を除いて、ガイドブックはおろか、地図ですら見ないので、まさに食後の腹ごなしも兼ねた付近の散策で、「犬も歩けば棒に当たる」的に、ここ「王府井小吃街」を見つけたのですが、とにかく中国人、こと北京っこは買い食いがお好きなようで、日本で云う「デザート」は別腹というのが、甘いものでなく、串焼き、或いは蒸かしとうもろこし、肉まんじゅうなどに化けたようで、ランチタイムはとっくに過ぎているのに、大盛況の露店の様子を撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、これも同じく「王府井小吃街」の中の様子で、中国共産党のイメージカラーである真っ赤っかなアポロキャップを白髪頭に被って、高級そうなカシミヤかなんかのストールと上着を身に着けた、早口でまくし立てる老婦人が、店頭に並べられたイカだかツブ貝だかの串焼きを温め直している店員に対し、手ぶり口ぶりで事細かなに指示を加えている様子が面白かったので背後から一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、これ見よがしにライカの赤いロゴの入ったM8なんかでスナップやってたら、やはりカメラ好きには気にかかるらしく、チェコから来たと云う家族連れのヒゲオヤヂが一杯加減で、こんな平和そのもののフードコートでミリタリーカメラマンのご活躍か?とか茶化してきたので、そうじゃなくて、日本から13年ぶりにやってきた北京の様子にいたく感動して、景色を余すところなく撮ろうとしているのだ、と云ったら、ぢゃ我らも景色の一部だな、そのライカで撮っておくれよ、ということで、一枚撮らせて貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、ここ「王府井小吃街」はもちろん、串焼きや揚げ物、とうもろこしやら饅頭、点心の類いだけぢゃなくて、女子供相手のおやつに相当するような甘味、フルーツ系も置いているのですが、前に上海で見かけた、日本の杏飴を更に発展させたようなイチゴを串刺しにして水飴で封入したようなスィーツがそれこそ林立状態で露店店頭にデスプレイされていたので、スタッフの兄ちゃんに撮ってもイイかと話しながら一枚撮らせて貰ったもの。

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十五枚目のカットですが、そろそろ陽も傾きかけてきたので、当日のお仕事写真第二弾、景山公園頂上からの大劇院の夕陽に染まる全景を撮らねばならないので、まだまだシャッターチャンスが山のように転がっている王府井を後にして、極力広い道を避け、胡同ないし、巷と云われる生活感溢れた裏通りを辿り、紫禁城を目指し、その東側から北上して景山公園に到達するコースを取ったのですが、一国の首都とは言え、表通りを少し奥に入れば、昔ながらの古風な煉瓦積みの住戸兼店舗が残っていて、その真っ赤なドアが夕陽に照らされていたりと、写浴をそそられる光景に結構直面し、そのひとつを挙げてみたもの。

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十六枚目のカットですが、紫禁城と景山公園を隔てる北側の道路を渡って行ったら、ちょうど信号待ちの人力車の中年カポーと目が合い、ヲヂサンの方が、首から提げてたライカを指さし、ついで自分を指さし、四角い枠を両手の人差し指と親指で作って見せて、ニッコリ笑って親指立てたので、記念に一枚撮ってくれよ、ということだと判断し、中国語とロシア語で有難うと云って、一枚撮らせて貰ったもの。

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十七枚目のカットですが、これが当日最後の仕事、中国国家大劇院/北京の夕暮れに佇む勇姿で、2.2km先に建つドームながら、幅が220m近くあるため、APS-CサイズのX-Pro2に135mmの望遠を付ければ、203mm相当なので、ご覧の通り、画面いっぱいではないものの、景色の中で程良い大きさに収まって、しかも手前の紫禁城の夕暮れも同じ画面に収まるので、ちょっと重さと大きさは嵩みましたが、コンパクトなHexanon135mmf3.5やPetri135mmf2.8ではなく、コイツを調達して持ってきた甲斐があった、と思わせる一枚。

さて、次回は13年ぶりの北京の観光目玉、紫禁城内部から、清朝から共和国初期まで在った、城郭南部の遊郭の遺構を残す、下町の風景などをお送りしたいと思います、乞うご期待!!
  1. 2017/11/12(日) 18:00:09|
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星港旅情'17~ Singapore Photographic Tour'17~③

さて、今週は三週に亘ってお送りする10月初旬のシンガポール旅行からのハイライト、最終回をお送り致します。

まず恒例の行程のご紹介ですが、9日の深夜1時50分発の日航機で帰国することになっていたので、実質的最終日である8日は少し早めに起き、宿自体のチェックアウトは12時とのことだったのですが、10時半前にはチェックアウトし、荷物まで夕方まで預かって貰うこととし、最後にオーチャード通りの「翡翠小厨房」でランチを食べた時に気になっていた「松發肉骨茶」を食べてから、撮れるだけ撮ろうと考え、まずはMRTでオーチャード通りに向かい、そこでランチ挟みで1.5時間強くらい滞在し、しかるのち、またMRTでチャイナタウンに向かい、ここで、途中雨宿りも含め2時間くらい滞在し、ちゃっかりこんと職場や実家への土産なんかも買い込んで、撮るだけ撮って、まだ日暮れまでには気が遠くなるくらいの時間があったので、雨上がりのマーライオン公園で、この国の守護神に永の暇乞いでもしようと、地図でみたら案外近い、マーライオンまでチャイナタウンから歩いて行って、周辺で記念撮影に勤しむ世界各国からの老若男女の様子などをスナップし、前日寄ったローカルの茶店があいにく閉まっていたので、スタバでお茶しながら時間調整し、宿のあるゲイランにいったん戻って、荷物を受け取り、MRTでチャンギ空港に離陸から6時間以上も前に入って薄ら寒いラウンジで時間潰してから夜行便乗って帰って来た、という次第。

ではさっそく、当日の行動に沿って、逐次実写結果を見て参りましょう。

カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り優先AEでの全コマ開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、当日は朝早くから断続的に雨が降っていたようで、宿を出た時はたまたま上がっていたのですが、第一目的地であるオーチャード通りに着いてみると、ここでは直前まで降っていたようで、歩道の至る所が濡れて、ところどころに水たまりのようなものも出来ていましたが、それでも地元民各位はそんなの慣れっこで、慌ただしい日常の中の休日を精一杯楽しもうと、通りを闊達に行き交っていたので、その様子を特徴的なショーウィンドあるデパ前で一枚撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、流行の最先端のように形容されることも多い、ここオーチャード通りですが、何とその真ん中辺り、地価も東南アジアでは一番高そうなエリアに、二階建てのプラナカン建築様式のみが建ち並ぶ通りがあるのは、到着二日目にレポ-トした通りですが、その時は、奥まで行ってみようとは思わず、入り口から100mかそこらの店舗が多いエリアで何枚か撮っただけで撤収してしまったのですが、何せ最終日は夜中の1時50分の二時間前、即ち11時50分までは何とか時間潰さなければならず、またその一方、三日目午後遅くのマーライオンパークでの降雨、そして当日も空模様が怪しい状態だったので、撮れる時に枚数を稼いでおきたいと思い、奥まで歩きながらかなり入念に撮ったのですが、店舗が無くなり、住宅だけのゾーンに入ってすぐの個人宅前に咲いた熱帯植物の様子を一枚撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、中国文化圏固有の建築様式らしく、台湾の老街でも、上海の水郷でも良く見られる、家と家の軒下を繋いでしまい、あたかも道側が開放された軒下の長い廊下のようになっている長い長い通路を奥へと向かって歩きながら、各戸の特徴的な玄関回りや、そこから見える道の反対側の景色などを撮っていたら、既に奥まで行き着いて戻ってきたのか、鼻歌加減の白人一家が、器量良しの小々姐を先頭にこちらに向かって歩いてきたので、立ち止まって一枚戴き、挨拶などして別れた時のもの。

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四枚目のカットですが、プラナカン建築通りのだいぶ奥地に来た頃、一軒の家の前の植栽と軒の間に目をやると、苔むした古木の枝から、おそらくは竹と思われる木製の筒に、元はカラフルな幾何学模様が施された風鈴或いは呼子みたいな物体が吊り下げられており、それが、長い時間、南国の太陽や雨風に晒されて、イイ案配に色も褪せたカンジが心惹かれるものがあったので、プラナカン建築の軒先をバックに至近距離で一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、奥まで辿り着き、また反対側から長廊下みたいな軒下の様子をところどころ撮りながらオーチャード通りの方に向かって歩いて行ったら、10月初旬とはいえ、さすが南国の太陽、透水性のタイルの水分は殆ど消失し、白っぽい色調に変わっていましたが、また新たなお客さんとして、ゲコゲコ聞こえる中国語、おそらくは広東省辺りからの観光客と思しき若い小姐を交えた一家が賑やかにやってきたのですれ違いざまに一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、オーチャード通りのMRT駅からチャイナタウンに向かい、地上に出たは良いが、またしてもスコールに捕まってしまい、駅から商店街に出るところにある高くて巨大なアーケードの屋根の下の石の階段の隅に腰掛け、行き交う人々を眺めながら30分以上も時間を潰し、やっと上がってきたので、まずはアーケードのすぐ近くのお店で土産物を買い揃え、しかるのち、カメラをバッグから出して通りに出てから、雨上がりの商店街の街並みをバックに行き交う人々の様子を撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、後から分かったことなのですが、当日は、中華街奥のシンガポール最大級のヒンズー教寺院で、裸祭りみたいな行事が行われていて、それを観たり、応援したりするため、中華街があたかもインド人街であるリトルインディアに乗っ取られちゃったみたいな状況になってて、それでも雨で客が全然来ないよりはマシという雰囲気の華僑たちの店の前で親子で腕自撮りやってるインド人親子の姿が目に留まったので、声かけて、シャッター押して上げる代わりにモデルさんになって貰ったもの。

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八枚目のカットですが、雨上がりでまだ人通りもイマイチの中華街で、白人観光客にしてはかなり珍しく、一人で自撮り棒なんか片手に、あちこちで立ち止まっては記念撮影し、おそらくはツイッターかインスタかなんかにリアルタイムに上げてるという面白い小姐を見かけたので、目の前で自撮りしてからSNSに上げるのを待って、声かけて中華街の街並みをバックに何枚か撮らせて貰ったうちの一枚。

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九枚目のカットですが、ブギスのアラブストリートでも、リトルインディアでも気づいたのですが、ここシンガポールのエスニック地区は、目抜き通りからちょっと入ったところの建物の壁面に、かなり洒脱な落書きというか、今風の壁画が描かれているところが結構な数あって、それも、欧米のガイドブック、ないし、ネットの旅行記で紹介されているのか、記念撮影スポットと化しているのですが、ここでは珍しく人気が無かったので、奥で一服する兄ちゃんを借景に一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、中華街奥のヒンズー寺院のイベントは男性だけが演者のようで、妻子はその間、無聊を託つほかないようで、買う気があるか否かは推し量るよりありませんが、かなりの数のインド系の女子供が華僑の営む土産物屋とかヂューススタンドの店先にたむろしていて、目の前でも軒から吊るされた色とりどりのキッチュな品物の数々を手に取って熱心に物色していたので、その様子を横から一枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、せっかくのチャイナタウンではありますが、日本では大きなヒンズー寺院などなく、仮にあったとしても、宗教的行事は異教徒にはオープンにはしていないでしょうから、奥の寺院でどんな行事が行われているのか、帰る当日と云うこともあり、好奇心はムクムクとアンダマン海上の積乱雲の如く心の中に沸き起こり、あわよくば写真でも撮らせて貰おうと思った時にはすでに歩き出しており、程なく人混みでごった返す寺院の前に着いたら、既に先客の中国系観光客やら白人の一家が思い思いのカメラで殆ど裸ん坊のインド人男性の群れをニコニコ笑いながら撮っており、それでも一応、近くの整理員と思しきご婦人に撮っても良いのか?と聞いたら撮りたいのか?と反問され、イエスと云ったら、腕を引っ張られて至近距離で好きなだけ撮れ、と連れて来られた入り口付近の画。

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十二枚目のカットですが、それでもやはりチャイナタウン、それも世界に名高いシンガポールの中華街にやってきたのですから、野次馬精神剥き出しで、当たるを幸いにインド人ばっかり撮っていたら、この街を築いた華僑各位に失礼に失礼に当たると思い、何か特徴的なものを、と思い、前回同様、中華街の遥か彼方にそびえる真っ黄っ黄の薄型高層中華風味ビルをバックに異国情緒たっぷりのヒンズー修行者のコスプレを愉しむインド人男性が歩いてくるところを撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、チャイナタウンにも何故か、大陸からの観光客が回遊するようで、きれいな北京語をしゃべる麦わら帽子の小姐とその愉快なお友達と思しき、お揃いの人民解放軍払下げみたいな国防色のTシャツを着込んだ二人組がいきなり視界に現れ、何も言わず目の前で同じ建物を撮り始めたので、おいおいどういうメンタリティーしてんだ、コイツらは?とか思いながら、中華街に真正中国小姐二名登場、しめしめという思いには勝てず、後ろからそっと一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、中華街ではもうゲップが出るくらいに撮ったので、実は歩いて行ける距離にあるマーライオンパークでも最後に訪問しようと、方向を見当付けて歩き出したのですが、とにかく、この小さな都市国家の何処にこれだけのインド人、しかもヲッサン達が居たのかと思うくらい大量のインド人男性が歩道上に溢れ返り、それがお揃いの黄色ないし、オレンジがかった色の衣装を身に纏っているのですから、ブキミなポケモン大集合にも見えないことはないと思い、その一種異様な通りの様子を撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、チャイナタウンからマーライオン公園のあるラッフルズプレイス界隈までは直線距離で1キロ程度なのですが、そこはそれ、見るもの全てが物珍しいシンガポールの通りをテクテク歩いての移動ですから、いつもの大手町やら丸ノ内、有楽町界隈の1キロとは所要時間は全然別物で、何のかんの、見たり撮ったりで30分以上も掛かっての移動となり、文明化博物館近くのビルの谷間にこれまた面白げなオブジェが向かい合って建てられていたので、そのお見合いみたいな状態を一枚撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、博物館の周りを通って、マーライオン公園に隣接するフラートンホテルの前まで来たら、何故か英国植民地の高級ホテルではお約束になっているかの感アリアリのロールスロイスがエントランス前にこれ見よがしに置かれており、その前で通りすがりにしっかりちゃっかり借景記念撮影しているインド人一家が居たので、これまたちゃっかり横から一枚戴いたもの。

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十七枚目のカットですが、今滞在三回目のマーライオンとのご対面を果たすべく、当日最後の訪問エリアとしてやって来ましたが、世界三大がっかりから脱却して以降、あいも変わらず、世界各国の老若男女に取り囲まれ、飽きもせず、24時間、各人思い思いの記念撮影に付き合って上げている、心優しいシンガポールの守護神の前で、嬉しそうに嬌声を上げてポーズに余念がない、韓国からの小姐達を入れての一枚。

今回の感想でしたが、うーん、シンガポールは遠いですが、それでも楽しい・・・しかも、お金があれば有るなりに、もちろん、お金をそれほどかけずにも、コンパクトな観光名所を回り、好きなだけ撮って、安くて旨いフードコートで満腹し、安くても快適で利便な宿で心地良く惰眠を貪ることが出来る・・・また来年も訪問したいですね。

さて、次週はまたしても修行に出掛けるため一週スキップ、その翌週は驚異の新レンズ開発レポートか旅レポ行きます、乞うご期待!!
  1. 2017/10/29(日) 19:56:49|
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星港旅情'17~ Singapore Photographic Tour'17~②

さて、今週も前週に引き続き10月初旬のシンガポール旅行からのハイライト、二回目をお送り致します。

まず恒例の行程のご紹介ですが、到着二日目、10/6の晩は、いったん宿に戻って装備を置き、このところ夜間専用と化している感無きにしも非ずのX-Pro2にF1.2のハイスピード玉を付けて、MRTで宿の在るアルジュニード駅からクラークキー駅に向かい、そこで散策しながら、週末のお祭り騒ぎと云うか、無国籍的などんちゃん騒ぎを野次馬目線で撮影し、再びMRTで最寄り駅まで戻って、駅前の地元民各位御用達の旨くて安いフードコートで晩飯を戴き、宿に戻り、翌10/7はまたブランチを食べる都合も有ったので、いったんオーチャード通りに出て、写真も撮らず高級飲茶「翡翠小厨房」で豪華ランチを戴いてから、当日の撮影エリアその壱、アラブストリ-トに向かうべくMRT経由、ブギス駅へと移動、そこで残暑?もものかわ、1時間半近くも粘り強く撮影し、しかるのち、昼間のマーライオンにまだ挨拶してなかったっけな?とかふと思い、ラッフルズプレイス駅経由、マーライオン公園まで移動し、スコールに中断されるまで撮り続け、雨が小降りになってから、雀のお宿ならぬ、マーライオンのお宿ことフラートンホテル近くのカフェお茶して日暮れ前に宿に戻った、というのがその日の行動。では二日に亘る行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、6年前に初めて来た時とはルートが若干異なった上、このエリアのイルミネーションも前にも増して大がかりかつどぎつくなっていたので、若干戸惑いましたが、M8と銀塩機しか持ってこなかった前回に比べ、今回はX-Pro2という夜景には滅法強い相棒と一緒でしたから、風景を撮るにはあまり向いていない50mmクラスのハイスピードレンズで場所を色々変えたり、構図を工夫したりして、何とかクラークキーの入り口の夜の艶やかさを表現しようと苦心した一枚。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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二枚目のカットですが、さっそく少々毒々しい色使いでライトアップされた橋を渡り、クラークキーのレストランなどが所狭しと軒を並べる通りに足を踏み入れてみると、まさに老若男女、様々な人種・国籍の人々が、それこそ灯りに誘われる昆虫の如く、それほど広くはないアーケードの真ん中に広げられた屋台のような物販店などを冷やかしたりして、飛び交うあまたの言語を耳にしていると、まさに"異国の夜の夢"という実感を得たので、目の前の様子を撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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三枚目のカットですが、橋を渡る前から、法令に厳しく秩序維持第一の厳格法治国家とは思えないようなPAの凄まじい音量で流れてくる、ドイツ民謡?のような調べを耳にしたので、人の流れとも合致する、音源の方に歩いて行ったら、広場のようになったアーケードの集合点みたいなところに特設ステージが設けられ、そこで、オクトーバーフェストと思しきイベントで、ステージ上のチロルの民族衣装みたいなコスプレしてた芸人さん達が、ノリノリで歌舞音曲の類いを演じていたので、警備スタッフに話つけてステージ袖から何枚か撮らせて貰ったうちの一枚。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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四枚目のカットですが、同じく、クラークキーのオクトーバーフェストみたいなイベントで、ステージを撮り終えて、警備スタッフにお礼を述べて帰ろうかと思った矢先、ステージ下の各客席テーブルの間を、ミュンヘン辺りの飲み屋の小姐みたいなコスプレした中華系の小姐が精一杯の笑顔で酔客の好き勝手な繰り言聞きながら健気に営業活動やってる様子が目に付いたので、警備スタッフに会場で写真撮ってもイイかと聞いたら、止めたってみんな云うこと聞かないよ、と二つ返事でオケー貰ったので、客席とドリンクをサーブする通路脇をキープして何枚か撮った内の一枚。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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五枚目のカットですが、同じくオクトーバーフェストみたいなイベント会場から、警備スタッフとフロアマネージャみたいな黒服前掛けの兄ちゃんが話してたので、一応、お礼だけ述べて立ち去ろうとして、ふと横向いたら、なかなかポロシャツにジーンズ、そしてお揃いの前掛けが決まっている、ポニーテールの白人の女給さんのきれいな横顔が目に付いたので、出がけの駄賃に一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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六枚目のカットですが、夜が更ける毎にテンションも益々上がっていって、シラフではとても気恥ずかしいようなオクt-バーフェストの会場を後にする時、客席の後ろを静々と歩いて立ち去ろうとしていた刹那、ステージ方向を眺めてみれば、後ろに近い客席の白人の小姐が相当出来上がっちゃったみたいで、ステージやテーブルの上のジョッキなどをスマホンで撮りまくり、ツイッターかなんかで現場中継宜しく上げていたので、その様子を通りすがりに一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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七枚目のカットですが、クラークキーの一帯で心行くまで写真が撮れた、というより、プラプラと写真撮りながらほっつき歩き回っていたら、時間も21時近くにもなってしまったため、晩飯の心配も出て来たので、そろそろ安くて旨いフードコートがあまた位置する最寄り駅に戻るべく、それでもそのまま来た駅から帰ってしまうのも芸が無いので、心地良い夜風に吹かれながら河岸伝いに下流のラッフルズプレイス駅までは写真撮りながら歩こうと思い、河岸のベンチで対岸の灯りを横顔に受けた、いたいけな若者達の姿を撮ったうちの一枚。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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八枚目のカットですが、翌朝は冒頭述べた通り、ブランチするだけ、と硬く心に決め、つい撮影に夢中になって昼時を過ぎて人気レストランに入れなくなるのを予防した結果、途中出会ったシャッターチャンスを何回も見逃しても、「翡翠小厨房」にて、香港と比してもそれほど高いとは思われない点心類を戴いてから、そそくさとMRTに乗り、その日の最初の撮影エリア、ブギスのアラブストリートに向かったのですが、アラブストリートと云いながら、ざっと見て、インド人が半分弱、中華系が三分の1程度、残りがマレーシアないしインドネシアムスリムにパキスタンかバングラのイスラム教徒というカンジで、如何にも中東から来ました的な人間には遭遇しなかったのですが、ヒンズー寺院と道教の廟みたいな施設が立ち並ぶ付近の屋台の花屋の小姐店員さんがカンジ良かったので斜め後ろから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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九枚目のカットですが、同じくブギスのアラブストリート奥のヒンズー寺院前の歩行者天国みたいなエリアに立ち並ぶ献花用の花を商う屋台の花屋には、概して信心深いのが相場である年寄り連中ばかりでもなく、それこそ、セントーサ島のウニバーサルスタヂオ辺りにカポーで遊びに行った帰りのような風情の若い人々も、極自然な雰囲気で立ち寄って花束やら線香を買い求め、しかるのち、ヒンズー寺院かその隣にある道教の廟みたいなところのどちらかに入って行って、その宗派の決めた様式に則って参拝していくのですが、そのうちの一名の小姐のお姿を収めてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十枚目のカットですが、この日というかちょうど彼の地に滞在していた期間中、何某かのヒンズーの祭礼期間だったらしく、この翌日、出発前に立ち寄ったチャイナタウン奥の大きなヒンズー寺院でも盛大な行事を目にしたのですが、ここアラブストリート奥の寺院付近でも、広場にテーブルを沢山並べた無料のランチお振る舞いみたいな会場が有って、順番を待っていた老若男女の列に、如何にも人の良さそうな家族連れの若いヲヤヂさんの姿を認めたため、声かけて一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、よくよく考えてみれば、日本国内は勿論、国際都市と呼ばれる香港でも上海でも、釜山、ハノイでも、民族衣装に身を包んだインド人を頻繁に見かけることはあまりなく、記憶をたどれば、バンコク駐在時代にインド人街が有って、そこに民族衣装来たインド人店員さんがあちこちに居たので、休みのたびに写真を撮りに行ったのを思い出したくらいで、実はなかなか珍しい光景ですから、集団ランチが終わって、気分も開放的になったのか、路端会議の傍ら、ハイテンションで電話などをかけまくるインド人婦人連のお姿を近くから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、寺院通りでのスナップもそろそろ飽きてきたので、まさにカオスの形容詞がぴったりのアラブストリートのブギス駅方面へのアーケード内でも撮ろうかいな、とか思い、駅方面へ歩いていたら、かなりカラフルな色彩の人力車。それも上海やバンコクやハノイ辺りでよく目にする自転車と荷台というか搭乗台が一体化した三輪タイプのリキシャではなく、何とサイドカータイプの変わったヤツで、しかも後ろに気の利いたセリフなんか書きなぐってあったので、面白半分に一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、寺院のあるエリアから大通りを挟んで反対側のビルの間を縫うように設けられたアーケードは、かつての上野のアメ横とか、那覇の平和通りの奥の方みたいなカンジで、何故か薄暗い照明になっており、それとは正反対に個々の店舗は店内と云わず、商品と云わず、思い思いの照明方法で煌々とライトアップしており、スナップをするには、必ず何処かの商店の灯りが届く範囲でないと、ストロボでも焚かない限り不可能に近いので、注意深くシャッターチャンスを探りながら歩いていたら、練り物屋の店頭で、かなり美形のインド人小姐がいかにも頑固そうな中華系のヲヤヂに根切交渉なんか始めちゃったので、これ幸いにと人垣から顔出して一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、薄暗くて人混みでごった返すアラブストリートのアーケードを通り抜け、反対側のビルの袂にあるMRTの入り口に向かおうとしていたら、地図も見ず、前を向いて足早に歩く工房主を地元民と見間違えたか、さっき写真撮ってたヒンズー寺院と道教の廟みたいな施設が立ち並ぶエリアへの道を聞いてきたので、彼らの地図をもとに親切に教えて上げた代わりにモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十五枚目のカットですが、ブギス駅から程近いラッフルズプレイス駅でMRTを降り、前回と合わせれば、10回ではきかないマーライオンパークへの道を辿る・・・つもりだったのですが、出口を点対称で180度間違えてしまい、アジア文明化博物館の入口前の出口に上がってしまい、ぐるっと回ってマーライオンに逢いに歩いて行こうとしたのですが、今回も怪我の功名、健気にも時間があるたびに顔を出す日本からの観光客に気を使ってくれたのでしょうか、結婚式の記念撮影をしている一行に遭遇し、カメラマンの機材点検の合間に一、二枚撮らせて貰ってイイか?と聞いたら快諾して貰えたので、ポーズ撮って貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十六枚目のカットですが、博物館の敷地を出て、フラートンホテルの前の河岸沿いの道を通ればマリーナベイに繋がる幹線道路に当たり、その下をくぐる河岸沿い歩道経由、マーライオンの背後に出られるのですが、橋の下は昼なお薄暗く、潮風が心地良いため、いつでも2~3組の若いカポーが石造りの柵というか低い塀みたいなところにちょこんと並んで座り、所在なさげにぷらぷらと足を揺らしたりしながら、時の移ろいを愉しんでいるのですが、今回は一組ぼっちでこれが背後の赤い花の咲いた緑の植栽をバックになかなかイイ画になったので、通りざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十七枚目のカットですが、この日は撮影途中でスコールが来て、結局、先ほどの橋の下の歩道の柵と云うか塀みたいなところに一時間以上も座ってやり過ごし、また降られても困るので、陽が暮れる前に帰ってしまったとは、最初に述べた通りなのですが、着いてすぐの時は陽射しも良く、世界各国からの老若男女の観光客が今や「世界三大がっかり」から町ぐるみの尽力で脱し、今やアジア屈指の観光ランドマークへと飛躍したマーライオンの前後左右で写真を撮っていて、広東省辺りからやってきた小姐軍団が自撮り棒や手を駆使して記念撮影しているさまを傍から一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

さて、次回は最終回、出発前日というか、夜行便の出発前の昼間にせっせと枚数稼いだ、オーチャード通りのプラナカン建築通りから、今回、実は昼間は訪れるのを忘れるとこるだった中華街からのレポートをお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2017/10/22(日) 16:28:33|
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星港旅情'17~ Singapore Photographic Tour'17~①

さて、今週からマイル修行も兼ねてのシンガポール旅行からの三週に亘ってのハイライト、一回目をお送り致します。

まず恒例の行程のご紹介ですが、10/5のお昼前の羽田発の日航機でシンガポールはチャンギ国際空港に着いたのは現地時間の夕方17時前、そのまま空港から、MRTで以て魔界都市とも云われるゲイラン地区のど真ん中に位置する日本のビヂネスホテルより宿泊賃の安いローカルチェーンの宿に直行し、チェッキン後、荷物を置いて直ちにマーライオンに長の無沙汰の挨拶でもしようと出かけ、宿のフロントの女の子に念のため、最寄り駅を訊ねてみれば、何とマーライオンの対岸のベイマリーナホテル最寄りの駅を教えられ、そこからマーライオンを目指し、夜風に吹かれながら写真撮ってそぞろ歩きして、マーライオンパークに辿り着いて無事ご対面、それから、晩飯を食べることも考慮し、ホントは徒歩でも行けたのですが、夜で6年ぶりということも考慮し、地下鉄を乗り継ぎ、30分近くかけ、わずか1kmかそこらのチャイナタウンには22時前に到着し、写真を撮りながら、晩飯食べる場所を探し、屋台街みたいなところで、鴨のローストと焼き豚の合い掛け飯みたいなものと海老ワンタンを食べて16シンガポールドルもの大金を払い、なんかおかしいなぁ?とか思いながら、またMRT経由、宿の在るゲイラン地区へ戻ったというのが一日目の晩。
そして、翌10/6は少々早起きして、まずはこの国というか街と云うかの一番の繁華街、オーチャードロードで多国籍軍的なスナップを撮ろうと出かけ、そこで写真撮りながら、ブランチも摂ってしまおうと考え、初日の宿代現金前払いで手元の現金が少々心細くなったこともあって、現地紹介のサイトで見つけた両替商の集積地、ラッキィビル地下で両替商を回り、アホなことにレートを逆に計算していて、ダントツでレートの悪い入口付近のインド人経営の両替商で両替して、奥の一番レートの良い店と比べ、日本円で1万円に対し240円ほど損してしまったのをじくじく悩みながら、ラッキィビル奥のタイ人の小姐とアジョシがやってるタイ料理のお店で安くて旨い、パイナップルチャーハンとトムヤムグーンを戴き、やっと気持ちのテンション上げて、1時間かそこらオーチャード通りで、時折、通行人に声を掛けスナップを行い、しかるのち、MRT経由、リトルインディアに向かい日暮れまでスナップに勤しんだ、というのが今週の粗筋。
では、さっそく、二日の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、怪我の功名とは都合の良い日本語の言い回しは有るもので、お目当てのマーライオンの正反対の岸に出てしまったのですが、なかなかどうして、夜景が素晴らしく、ちょうど、上海でいえば、高層ビル群が浦東に集中しているため、旧市街の外灘から川越しに眺めた方がきれいなのと同様、ここでもラッフルズプレイスからクラークキーにかけてライトアップしたビル群が集中しているため、息を飲むような景色を眺められ、また当初降りた側もさすが金持ち国家の金持ち企業体の事業だけあって、マリーナベイ辺りには奇抜な建造物も多々あり、サンズ・マリーナベイホテルの南東にある、美術館だかの開く途中の蓮の花みたいな建物もブルーバイオレットにほんのりとライトアップされていたので、f1.2レンズの威力を活かして撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

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二枚目のカットですが、見た目は結構距離があるようでしたが、夜景を眺めながら、時折、珍しいカメラとレンズを提げて上機嫌で歩いている東洋人を珍しく思うのか、声を掛けてくる、いかにもカメラ好きそうな白人観光客や裕福そうな上海か香港辺りの中国人観光客と立ち話などして、そぞろ歩きしていたらものの30分もしないうちに目的のマーライオンの足元というか、足がないので、ヒレ元に着き、その勇姿をラッフルズプレイス周囲のビル群を背景に桟橋上から撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

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三枚目のカットですが、マーライオンへの長の無沙汰の挨拶を済まし、周囲の写真も満足行くまで撮ったので、次なる目的エリアである、チャイナタウンへ向かうべく、最寄りのMRT駅であるラッフルズプレイスに移動し、そこから一回乗り換えでくだんのチャイナタウン駅に着いたのですが、ガイドブックを熟読しての前回とは異なり、スマホンにWifi付けてますから、判らんかったら調べればイイや♪程度の出たとこ勝負のお気軽旅行につき、やはり、一番の目抜き通りの出口とは全然違うところに出ててしまい、仕方なく、人の流れに沿って歩いて行ったら、見覚えある街角に出て、その周囲のお店でキビキビ商品をパッケージングするちょんまげ小姐店員と、中国人観光客の嬉しげな表情の対比が面白かったので、背後からそっと一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、中華街とは云っても、米国以上の多民族国家シンガポールですから、アラブ人街の奥に大きなヒズー教の寺院と道教の廟が並んでいたりするのと同様、ここ中華街の奥にもかなり大きなヒンズー教の寺院とその関係施設が鎮座ましましている関係上、昼夜問わず、中華系の人間と負けず劣らず、インド人の老若男女を目にする機会が多く、ちょうど探し当てた屋台街の入り口付近で、インド人の小姐同士が、デザートでしょうか、プラカップに入ったフルーツを串刺しにしてアーンとやってるところを一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

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五枚目のカットですが、屋台街でさぁて何を食べようかと迷うフリをしつつ、抜け目なく、面白そうなシーンをX-Pro2の静かなシャッターを活かしてちゃっちゃっと撮り歩いていたのですが、或る共用テーブルスペースで、白人の初老男性が、かなり巻き舌ながら流暢なドイツ語を操る、年齢的には少し上の中華系の男性と一杯ひっかけながら議論していた姿が面白かったので横から一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、ここシンガポールは基本的に物価がまんべんなく高いことで有名ではありますが、日本同様、アルコール類には政策的に高額な課税が課せられており、仕入れ値が元々高価なうえ、店によって販売価格が全然違う、というのがここシンガポールの商売ですから、ロシアからと思しきこのうら若き小姐はボーイフレンドに飲ませるビールを一セントでも安く買おうと、値札を見て回り、屋台街の一番外れにある、飲み物専門店で瓶保証料無用のローカル缶ビールを買い求めていたので、その健気なお姿を斜め後ろから一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、翌6日は、今回のシンガポールの宿も朝飯無しなので、少し遅めに起きるようにして、11時半前くらいにオーチャード通りに着くようにして、冒頭説明した経緯で、両替、ランチを済ませ、天気も良い通りに出て、スナップしようと、鵜の目鷹の眼で獲物を探しましたが、牧歌的な台北や釜山と違い、行き交う人々も、なかなか撮らせてくれるか否かのオーラを見抜く勘を取り戻すのに時間がかかり、仕方なく青空に浮かぶ雲を背景に荘厳な教会の佇まいを一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、しかしながら、通りの歩道上で観光客の多いエリアを行きつ戻りつ、30分も声かけちゃ断られ、またそれでも声かけながら歩いていたら、横で見ていたスペインからの観光客という心優しい婚約者同志が、我らで良ければモデルになるぜ、その代わり、撮った画はメールかなんかで提供せいよ、と反対に声かけてきてくれたので、有難くお申し入れを受け、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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九枚めのカットですが、心優しいカポーによる支援のおかげで、すっかり復調し、折れそうな心もしゃんとしてきたので、気分を一新し、極めて現代的な通りに面した、19世紀以前の様式を色濃く残した住宅群が軒を並べるプラナカン建築通りに足を踏み入れ、まずはその全体的な佇まいを一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十枚目のカットですが、そのプラナカン建築通りの入り口付近には、パリのシャンゼリゼとか、ミラノのドゥーモ周辺にある雰囲気の屋根付きオープンテラス的な長いカフェが有り、たまたま外を眺めながら、オモニとブランチを摂っていたフランス人の小姐と目が合ったら笑顔を見せてくれたので、これ幸いにと、お食事中ながら一枚撮らせて貰って宜しいか、と聞いたら、ノープロブレム、どうぞ、ということだったので、お言葉に甘えて一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十一枚目のカットですが、同じくプラナカン建築通りのちょい入ったところの店舗兼住宅みたいなカンジの欧風建築の袂にて、お友達同士でモデル撮影ごっこみたいなことをしている上海からという小姐二名が居たので、日本から来たんだけど混ぜてよ、と声かけて、もう一名の小姐が望遠ズームで撮ってた横から撮らせて貰った一枚。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十二枚目のカットですが、同じくプラナカン建築通りのちょっと入ったところから見た通りの全景で、カメラを構えて構図とか露出を考えていたら、後ろに人気を感じ振り返れば、タイ人の家族連れが写り込まないようにか気を使って立ったまま待っていてくれたので、マイペンライなカップと声をかけ、前に行けというゼスチャをしたら歩き出したので、後ろ姿モデル♪後ろ姿モデル♪と有難く一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十三枚目のカットですが、プラナカン建築通りでそこそこ撮った後、またメインストリートであるオーチャード通りに戻り、次なる目的地であるリトルインディアへ移動すべく、MRTオーチャードロード駅へ向かって歩いて行ったら、日本の縁起物である紅白の水引をモチーフにしたがごとき、赤と銀、金のメタリックな玉を頂点が開いた円弧上に造形し組み合わせたオブジェが目に付き、その円弧の組み合わせた中心を通行人が通りがかった瞬間にシャッター切ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十四枚目のカットですが、MRTオーチャードロード駅のまさに入口まで来た時、人待ち顔の幼い兄妹が目に留まり、妹の方と目が合ったら笑顔を見せてくれたので、兄の方にゆっくりした英語で日本から来たのだけど、写真撮らせて貰ってもイイかな?と声かけたら、笑顔でうんうん頷いてくれたので、異邦人に写真を撮って貰えることで、いかにも嬉しそうな笑顔に幼い妹と硬い表情の兄ちゃんのツーショットとなったもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、MRTでほどなくリトルインディア駅に着き、ここでも、ガイドブックなんざ見てなかったので、またしても前回同様の目抜き通りへ一発アクセスとはいかず、あまり人気のない通りに面した出口から地上へ上がってしまったため、仕方なく持ち前の勘を発揮し、人通りの方向性を見極め、ずんずんと歩いて行ったら、まさに怪我の功名、前回は気づかなかった、結構、サイケな配色と構造のフードコート付きマーケットモールのような場所の中庭に偶然出て、お天気も宜しかったので、そこから眺めた青空も入れて一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十六枚目のカットですが、マーケットモールの中庭を抜け、勘を頼りに丁度MRT駅の面する通りと並行する大きな通りに出てみたら、まさにビンゴ、前回同様、迷路のようなインド人街の入口に到達出来、6年ぶりの再訪に思わず嬉しくなってその近傍の様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十七枚目のカットですが、さっそく、インド人街へ足を踏み入れてみると、そこは6年前と相も変わらず、混沌と商魂が支配するカオスの世界で、そもそも店と通路の区分などなく、目に見える物体は店員とレジ以外全て売り物という風情で、あちこちで、英語、中国語、そしてウルドゥー語と思しきインド系言語で、売り子の呼び込みやら、値切りの交渉なんかやってるので、ただ眺めて通っているだけでも楽しくない筈もなく、その様子をぜひ残しておきたく、一心不乱に物色するインド人一家の至近距離で一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

さて次回は、滞在二日目の晩、クラークキーの賑やかな夕べの様子と翌滞在三日目のオーチャード通り、アラブ人街であるブギス駅周辺の様子についてお送り致します、乞うご期待。


  1. 2017/10/14(土) 20:00:00|
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An amazing existance among tremendous numbers of optics human beings have ever produced ~IBELUX40mmf0.85~

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さて、一日遅れとなった今回のアップは予告通り、久々の新レンズ導入、その驚愕の性能をレポートしたいと思います。
レンズ銘は「Handevision Ibelux40mmf0.85」、これまで市販された写真用レンズでは、ライカのノクチルクス50mmf0.95とそれに先駆け市販化されていたCanon50mmf0.95があり、概ね、"ハイスピードレンズ"と云えばf1.2クラスが一般的でしたから、このf0.85というチャレンジングな開放値は実に驚愕すべきものだったと考えます。
しかも、このレンズを送り出したプロジェクトが実に興味深く、アダプタでは確固たる地位を築きつつある、上海のKIPON社がドイツの光学設計専門機関IB/Eオプトに設計を依頼し、上海の光学機器製造工廠で製造したというのです。
発売は2014年、確か日本では世界の中古カメラ市の渋谷東急東横店での回で銀一さんが持ち込んでいたのが初お目見えだったと記憶していますが、最初の印象は、とにかく重い、そして中国製なのに22万円!?ということで、とても手を出そうという気持ちにはならず、これまで通り、f1.2の"ハイスピードレンズ"の蒐集に血道を上げてきたということです。
ところが、ふと或るきっかけで、このレンズのモデルチェンジが近いらしく、既存品はバーゲンセールになっていることを知り、密林に踏み入り、思わずポチっとな!してしまい、気づいていたら手元に来ていたという映画の中のラブストリリ-のひな型のひとつみたいな経緯で導入したのです。
構成は8群10枚で重さは1.2kg近くあるため、軽快なストリートスナップや、海外へ持ち出してどうこう、はとてもムリですが、それでも映画「バリーリンドン」のロウソクの灯での撮影を可能にしたという世界に10本しかない「アストロプラナー50mmf0.7」に次ぐ超弩級のハイスピードレンズを我が物としてスナップに使えるという昂揚感は何物にも代え難い思いました。
では、さっそく到着翌日の土曜日にX-Pro2に装着し、深大寺に出掛けて行った全コマ絞り開放AEでの試写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、いつもは普通のレンズを持ち出しているので、それほど何を撮ろうか考えずに深大寺境内や門前町、そして神代植物公園附設水棲植物園辺りで適当にシャッター切っているのですが、今回は、はなから特別なレンズ、という意識が頭の中を支配しており、何でもかんでも手当たり次第とはいかず、逡巡しながら境内を徘徊していたら、聞き慣れた北京アクセント中国語が聞こえてきたので、観光で来たと云う中国人の母娘さんにお願いしてモデルさんになって貰ったもの。

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二枚目のカットですが、一枚目に手堅く人物ポートレを撮れたので、やっと平常心を取り戻し、近距離でのシャープさと背景のわさわさ感を見るのにちょうど良いところがあったのを思い出し、山門脇のシャープなエッジを四隅に持った笠をかぶる石灯篭を狙って背景の樹々の緑、そして木漏れ日を入れて撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、とんでもないレンズならとんでもない背景の大暴れ具合いであろうと予想していたら、二枚目の試写結果を背面LCD画面で確認したところ、全然まともな50mmf1.4クラスのレンズとさして相違ないノーマルな後ボケにやや拍子抜けしながらも、だいたいのコツが掴めてきたので、灯篭の至近距離にある芒の穂越しに門前通りの様子を撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、こうなるといつもの試写パターンで対応出来そうなので、重さがケタ外れに重いのをガマンし、山門の階段を軽快?に駆け下り、まずは深大寺窯の店先に飾ってある、瀬戸物の絵付け風鈴の群れの一番手前のものを最短距離で撮ったら、さて背景はどうなるのか、試しに一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、ここまで来ると、完全にいつもの試写パターンに乗ることが出来てきて、続いては、深大寺窯のお隣り、浅草は仲見世の美人茶屋「あずま」さんと並ぶ深大寺の美人茶店「八起」さんの店頭で団子等の日本的伝統菓子・軽食の類を一心不乱に実演販売する小姐をモデルさんに一枚です。

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六枚目のカットですが、美人茶店「八起」さん店頭で小姐の撮影を行ったら、まさにおんぶにだっこの喩えではないですが、同じく「八起」さんの店舗奥の通りに面した柵の一部を切り欠いて設置してある自然石を組んで作った蹲に水が満々と湛えられている様子を最短距離で一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、背面LCD画面で濡れた蹲の写りようを確認し、なかなか満足行く描写であることが判ってきて、重いのをガマンさえすれば、夕暮れや宵の口の据えもの斬り的な撮影にはこの上ない得物であるなぁとか感慨に耽っていたら、すぐ脇の日傘付の長腰掛けに犬連れの母娘が座り、犬と楽しく晩秋のカキ氷なんか堪能していたので、その様子を横から一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、山門下を南北に細長い門前通りを今度は山門を挟んで反対側の時代がかった雰囲気の建物の蕎麦屋兼土産物屋が軒を並べる界隈にあって、ひときわ大きな水車が回っていて人目を惹く店舗の前まで歩いて来て、木陰の被写体で、果たして回転を止めるほどのシャッター速度が稼げるか否か試し、結果はとても満足行くことが判ったという一枚。

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九枚目のカットですが、大きな水車を軒先に据え付けた蕎麦屋と山門までの間には、結構な人出のある飲食物の店頭販売のお店が在って、いわゆる「おやき」と称する和風肉まんみたいな食品やら蕎麦饅頭、そして9月も最終週というのにソフトクリーム、アイス最中などという歯に沁みそうな恐ろしいおやつを売っているお店の店頭で、抹茶ソフトを頼んで、出来上がりを待っていた若いヲヤヂさんとその腕に抱かれた極小姐の様子を背後から一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、至近距離の被写体のテクスチャと背景のボケの比較が確かめられる格好の場所が、山門真下の観光蕎麦屋「嶋田屋」さんの軒先に、それこそ狛犬の如く左右対で据え付けられた五百羅漢のうちの二体のうちの向かって左側の石像で、例年、石像の左側のプランターにコスモスなどがはみ出さんばかりに植えられていて、石像の背景のボケを彩ってくれるのですが、今年はそれがなく、やや寂しいものとなってしまった一枚。

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十一枚目のカットですが、深大寺門前町から徒歩3分程度にある神代植物公園附設水棲植物園の上に位置する、知る人ぞ知る四季通じての撮影スポット深大寺城址の入り口付近に設置された、まさに正真正銘の「深大寺蕎麦」畑で白い可憐な花が満開に近い状態だったので、至近距離で畑の様子を一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、深大寺城址と云えば、これまた知る人ぞ知る、なんちゃって「この木、何の木」が有りますが、登って来たアングルからだと、ちょうど蕎麦畑の仄かな白い花々の彼方に力強く枝葉を広げる「この木、何の木」の偉容が見える格好なので、その構図で一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、そして深大寺城址での試写とくれば、これはもう欠かせないマストアイテムとなっているのが、かつてのお城の本の丸の館跡の柱の位置を示す、てっぺんが丹念に磨き上げられ、黒光りする黒御影石群とそれらが置かれた芝生の緑の対比で、今回も手前の石のエッヂにピンを合わせて石の列を撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、今回の深大寺行きの目的のひとつ、年一回の彼岸花こと曼殊沙華の可憐な花の姿を捉えることで、この驚異のレンズの性能を測り知ることだったのですが、幸いなことにピークは一週間程度過ぎてはいましたが、それでも、新調したレンズを持って訪問してくるのを心待ちにしていたかの如く、何本かの株は威勢良く赤い花を咲き誇っていたので、嬉しい気持ちで、心の中で花々の妖精に感謝しシャッターを切ったもの。

今回の感想ですが、うーん、とても素晴らしいものを買えたという思い以上に、こんな尖った、使い手を選ぶようなレンズを商品化してしまうという、まだ若い中国人社長の清々しい心意気に触れられたような気持ちに慣れて、とても嬉しくなりました。

さて、次回は、今朝帰って来たばかりのシンガポールハイライト、三週に亘ってお送り致します。
  1. 2017/10/09(月) 20:42:20|
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美麗島旅情'17~Taiwan Photographic Tour'17②~

さて、今回のアップは予告通り、9月の3連休に有休1日くっつけて出掛け秋の台北ツアーから、16日午後からの行程による後編をお送りしたいと思います。
前回述べた通り、とんでもないアクシデントというか、自称「旅慣れた旅行者」がしかも、20回近く訪問していて、「勝手知ったる他人の家」も同様の台湾の台北近隣エリアで、乗り慣れている筈の鉄道でのチョンボ連発で、結局、予定変更を余儀なくされた滞在二日目の夕方の「饒河観光夜市」、そして翌日、滞在三日目の「三峡」、「淡水」からご紹介したいと思います。
なお、このところ、二台のカメラに別々の焦点距離のレンズを付けて、それらで撮り分けるという撮影スタイルは封印し、昼はM8メイン、夕方以降はX-Pro2というように得手不得手を踏まえ、速写に向いた機材選択で、極力、撮影枚数を積み上げる方針としたのです。
では、さっそく、二日間の行程に沿って、逐次、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、昼間の難行苦行の疲れもあって、いったん台北駅近くの常宿に戻り、シャワーなどを浴びてから、ひと休みし、すっかり夜のとばりが降りた頃、市内中心部の長春路交差点に建つ、「好美飯店」で美味しい晩飯を戴き、その足で出掛けた「饒河観光夜市」に入り、まず目についたのが、国は違っても、どこでもいたいけな童子達の大好きな金魚すくいで、この日ははしゃぎもせず、老練な漁師の如き冷静さで黙々と煌びやかな小魚をすくう、一人の健気な小姐姿が感動的ですらあったので、傍らから一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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二枚目のカットですが、いつ来ても人混みでごった返す観光夜市の通りを人にぶつからないよう、被写体を探しながらキョロキョロと中に進んでいったら、灯りを煌々と照らし、9月とはいえ、さすが南国の島だけあって、これからビーチリゾートにでも遊びに出掛けるような恰好で黙々と業務に精勤する露店商の小姐の姿が目に付いたので、ちょいと失礼と一声かけて、隣の露店との間の通路みたいなところに入れてもらい、そのお仕事ぶりを一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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三枚目のカットですが、もう一方の夜市の雄である「士林夜市」に比べ、ここは元々、夜に夜市が開催される前提で、道路インフラ等が整備されていることもあり、比較的ゆったりした造りで、タイミングとチャンスさえあれば、結構面白い画が撮れるので、向こうに行かないことはあっても、こちらに来ないないくらい通っていて、今回も馴染みのお客との談笑風景が通りがかりに目に留まったので、またしても、露店の内部に入れて貰ってその微笑ましい様子を一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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四枚目のカットですが、この一キロ近くある観光夜市をどんどん奥へと進んでいくと、時折、煌々と照らされた灯りの下で、妙齢かつ容姿端麗な小姐が黙々と調理兼販売業務に従事しているのを目にすることがあって、そういえば、中国のツイッターもどきのSNS「微博」か何かで、呆れたことに大陸からの観光客が、この共産党非支配下の島の夜市でどの街のどの夜市にはかくかくしかじかの店にこれこれこういう美小姐が居る云々、頼まずとも宣伝してくれ、またそれを見たスキモノが寄ってくる、というインフィニットループを描く・・・などと考えながら、ふと目に留まったローカルスイーツ売りの小姐の働きぶりを一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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五枚目のカットですが、同じ中華圏の括りでは、香港や上海に比べればまだまだですが、ここ「饒河観光夜市」では、少なくとも東京の何処かで開かれている夜の縁日よりはまだ欧米からの観光客を見かける頻度は遥かに高く、この日も数人の団体から一人の女性客、そしてカポーも相当数目に付いて、なかなか慣れた様子でしかも、工房主より遥かに旨い北京語で注文なんかしている白人観光客の姿が目に留まったので、すかさず一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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六枚目のカットですが、この夜市に限らず、もちろん他の夜市でも、前日に訪れた観光地化された老街でも、結構な頻度で童子向けのスマートボールが目に留まり、おそらくこれは、見本統治下の庶民の娯楽が、日本でも水上とか栃木の山奥辺りの辺鄙な温泉街で細々と露命を繋いでいるのとは対照的にこちらでは幼児用娯楽として独自の生態系を持つに至ったのであろうかとか考えていたら、経営者の子女と思しき極小姐が物差しみたいなものを持ち出して台の調整みたいなことを始めたので、驚きの目で一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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七枚目のカットですが、翌9月17日は、朝から桃園駅の一つ手前の駅である鶯歌駅経由、本当は前日に訪問するつもりだった「三峡老街」へ訪問し、ここでも危うくバスに乗ったまま、オーバーランしかけたのですが、幸いなことに老街最寄りの駅で、工房主以外の乗客が全員降りてしまい、信号に停った時に一番前の席に座っていた工房主に対し、運転手が何処まで行くのか、と親切にも声かけてくれたので、三峡老街まで、と答えたら、あ、それは今さっきのバス停だ、ここですぐ降りなさい、と停留所でないところで降ろしてくれ、ほうぼうの呈で教えられた方向に小走りに向かい、目に着いた老街入り口のランドマーク、日本統治時代の警察署の建物を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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八枚目のカットですが、ヘタこいたら昨日同様のしょっぱい成り行きになりかねなかったというヒアリハット感もものかわ、老街に足を踏み入れてすぐ、レンガ造りの軒の低めの商店街の佇まいを目にして、とても昂揚した気分となったので、強い日差しを避けるべく、通りの両側の商店軒先を連結したアーケードを歩いていたら、スマホンで家族写真なんか撮ろうと試みている一家の姿が目に留まったので、声かけて撮って上げた代わりに一家揃ってモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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九枚めのカットですが、このエリアの人々はなかなか柔和な表情の方々が多く、アーケードを歩きながら、目が合った地元民各位に笑顔の挨拶なんか交わしていたら、すかさず首から提げてたライカを目ざとく見つけ、声かけてきた、自転車で子連れの若いヲヤヂさんが居て、良く写るんだろうなぁなどという話しなんかしている行きがかり上、ぢゃ、一枚撮ってみようか?でも光線状態良くないからダメなんぢゃ?とか言って、後から送ってあげる前提で一枚撮ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十枚目のカットですが、この日はここ老街での何かの縁日だったらしく、日本の中華街辺りでも見かける三国志の英雄や伝説上の偉人を祀った廟のような建物がこの老街にも幾つかあって、その一番大きなところで、祭壇前の広場みたいなところにテントをかけ、そこで、いたいけな少年たちが龍の舞みたいな催しを後ほど披露したのですが、そのイベント絡みで廟の近くの両側アーケード間に張られた大型テントの中にカラフルな赤を基調とした中華系お祭り用引き出物が並べられていたので、一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、カラフルな引き出物が整然と並べられた大型テントを後にして、また店舗の軒先を繋いだアーケードを歩きながら被写体を探していたら、居ました、居ました、今時、山形辺りのお百姓ですら被らないような、或る夏の日、霧積温泉の谷底へ飛んで行った一張を最後に内地では絶滅したと思しき麦わら帽子なんざ被った、漫画ワンピースの主人公気取りのいたいけな童子の姿が目に留まったので、すかさず一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、老街の華やかな表通りのみ歩き回って撮影しているだけでは、真実の半分も捉えたことにはならないですから、国内外の如何に関わらず、路地裏撮影マニアの半ば天邪鬼的な欲望がむくむくと沸き上がり、表通りからふと目にした煉瓦積みの壁が特徴的な側道をさてどうやって撮ろうかいなと逡巡している時、まさに飛んで火に入る何とかの喩え通り、楽し気に散策に迷い込んで来た家族連れにエキストラ出演願ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、その日は12時を少し回るまで「三峡老街」で撮り続け、それからまたバスで鶯歌駅まで戻ってそこから在来線で台北駅に戻り、そこの二階食堂街で点心ランチなど頂き、しかるのち、MRT淡水・信義線で終点「淡水駅」まで移動、淡水河の河口に沿って広がる遊歩道上山側の観光エリアに足を踏み入れ、さぁて何から撮ろうかいな、と思った矢先、軒下に設けられた屋台でいかにも夏っぽい清潔そうなピンクのワンピースなんか来た小姐が「熱狗」(ホットドッグ)を買おうとしていたので、面白い中国語の商品札同様、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十四枚目のカットですが、河の向こう側の八里の山並みも雄大でそれなりにに画にはなりますが、やはり見てて楽しく、スナップの最適な素材は人の世の営みということで、日本にもないようなユニークな屋台や店頭販売の品物やそれを買い求める老若男女を眺めながら歩いていたら、或るお店で、新手のアイデア商品らしく、食べると発煙するアイスクリームとかいうキテレツ商品を売っていて、これがまたどういうワケか流行っていたので、その店の横で、口と云わず鼻と云わず、盛大に白い煙を吐き出し悦に入っている小姐とその取り巻きの姿を一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

Taipei17aut_032.jpg
十五枚目のカットですが、物販に人が群がっている辺りを過ぎ、河岸と遊歩道の幅が狭まり、歩きながら水面も見えるくらいになってきた辺りで、売り出し活動中の新人アイドルなのか、ただの目立ちたがり屋のお調子者なのか、最後まで判別付かなかったですが、高校生くらいの色の黒い小姐がマイクとスピーカを持ち出して、ローカルの歌謡曲なんか歌って居たので、取り巻きに撮らして貰うよ、どーぞドーゾ、でセンセイは何処からお越しで?東京だけど何か、ホントですか、そりゃスゴイ、まだ行ったことが無くて、ぜひ撮って宣伝して下さいよてなやりとりの行きがかり上、完全な逆光もものかわ、一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十六枚目のカットですが、物販店が建ち並ぶ遊歩道もほぼどんづまり、極小さな漁港みたいな河岸の切込みを回り込んで河口方向へと続く、幅3m程度の狭いコンクリート舗装の木陰の道の手前で、来た方向を振り返ってみれば、姓名判断だかのテントに群がるいたいけな小姐達の姿を茫然と見つめるタトー入りのマッチョマンの後ろ姿に妙に哀愁を感じたので背景の山並みなどと一緒に一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十七枚目のカットですが、写真を撮りながらそぞろ歩きをして辿り着いた淡水の河岸沿いの遊歩道のどんづまりの先、木陰の細い河沿いの道へと嬉々として友達同士で大声で語らい合いながら歩いて行った、地元小姐のコンビの後ろ姿を川面の様子も写すべく、露出控えめのセミシルエットで一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

今回の感想ですが、やはり台湾はイイところですね、バス停で一人待っていても、バスで降り遅れても、誰かしら気に留めて声を掛けてくれますし、言葉が100%までは通じないというだけでやはり古い日本の、自分以外の周りを思いやり、気を配る、という心掛けがいまだ息づいていることを嬉しく思いました。

さて、次回は久々の新レンズ導入、さてその驚愕の性能やいかに!? 乞うご期待!!
  1. 2017/10/01(日) 19:15:59|
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美麗島旅情'17~Taiwan Photographic Tour'17①~

さて、今回のアップは予告通り、9月の3連休に有休1日くっつけて出掛け秋のた台北ツアーを前編、後編の二部構成として、まず前編ををお送りしたいと思います。
まず、恒例の行程紹介ですが、9/15に成田から台北桃園空港には14時過ぎに入れた上、かなり順調に入国手続きが済んだため、空港MRT経由、台湾駅北門口至近の常宿には15時半前にはチェックイン出来、このチャンスを有効に活かすべく、前回、これまで何度もアプローチを試みながら、近くまで行ったものの、探訪できずに終わっていた「迪化街」がまさに"灯台下暗し"の譬え通り、宿から徒歩圏内であることに気づいたので、さっそく、カメラバッグのみ持って、宿から向かって、日暮れまで撮影し、しかるのち、今や最寄り駅となったMRT北門駅から松山・新店線に乗って西門駅に向かい、そこでお腹がすくまで撮ったというのが初日15日の行動、そして翌16日は、朝少し早めに起きて、いずれも西海岸の桃園周辺に位置する老街観光地である「三峡」、「北埔」のうち、近い方の「三峡」を電車+バスで訪問し、お昼過ぎまで撮ってから、台北市北西の観光エリア「淡水」に回り、日暮れまで撮って、「故宮博物館」見学か「士林夜市」撮影でもしようと考えていたのですが、頭で考える通りには物事が進まないのが世の常、着座しなければ急行相当の「自強号」にも乗れるということは判っていたので、それに乗ったはイイが、「三峡」最寄り駅の「鶯歌駅」は「桃園駅」のひとつ手前の駅で、各停相当の「区間車」しか泊まらないので、まだ「桃園駅」で降りて上りの区間車に乗って降りれば良かったのですが、手前の駅であることも忘れていて、そのまま「桃園駅」で乗り過ごしてしまい、あとは急行列車の常で、都市区間を過ぎると、急に停車駅のインターバルがあきますから、なんと次に停まったのは、桃園市の隣の新竹市の「新竹駅」で、今更、戻るのも時間のムダなので、仕方なく二日目の予定と三日目の予定を引っくり返して、当初は17日に行く予定だった「北埔」に目的地変更することとしたのでした。
ただ、それですぐに目的地に辿り着けるほど、旅とは甘いものではなく、新竹駅で「北埔行のバスは何処から乗るの?」と観光案内のいたいけなうら若き小姐に北京語で聞いてみたら、困った顔されたので、英語で聞いてもノーノーと答えられるばかりで、うーん困ったな、どうしようと独り言云ったら「バスはここではなく新幹線の駅から出ます」と日本語で言われ、案内カードを渡されたという恥かき体験付きで、大慌てで、在来線の「新竹駅」から新幹線の「新竹駅」に連絡する鉄道に乗って移動するところが、またしてもハプニングで、何とひとつ手前の駅で大勢の乗客に釣られて降りてしまい、次の電車はと時刻表を見ると約一時間後で、心が折れかけてきたので、もう諦めて台北へ帰って、陽が高いうちからヤケ酒でもかっ喰らおうかという自暴自棄の思いも頭をよぎりましたが、冷静になって、駅前のタクシーを使って、新幹線駅に移動し、そこで昼飯を食ってから無事、駅前からのバスに乗って、「北埔」へ辿り着いたということでした。
そして二時間ほど「北埔」を撮ってから、新幹線の「新竹駅」経由、台北市内に戻り、駅でお茶してからいったんホテルに戻ってシャワー浴び、それから台北駅で晩メシ食べてから「松山駅」近くの「饒河観光夜市」に向かい、体力の続く限り撮ったというのが二日目までの艱難辛苦のお話し・・・

では、前置きが長くなりましたが、さっそく行程に沿って実写結果を逐次見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、桃園空港からMRTに乗って台北駅に移動し、ほど近い常宿にチェックインしたのち、カメラバッグだけ提げて頭の中に焼き付けた地図に従い、「北門駅」の前の通りを「淡水河」の堤防伝いに北上したら、程なくして、いかにもそれらしい、古風な石や煉瓦積みの低層の商店が立ち並ぶ通りの入り口に辿り着いたので、初訪問の喜びもこれあり、「迪化街」入口に位置するカフェ兼土産物屋みたいな商店が入った石造りのビルを撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Ekmarit21mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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二枚目のカットですが、やっと、思い募らせた「迪化街」に辿り着けた嬉しさもひとしお、きょろきょろしながら、まるで台北初訪問の若葉マーク観光客よろしくあっち見ちゃシャッター切って、こっち向いちゃシャッター切って、しながら通りを歩き進んで行ったら、あたかもヨーロッパとまでは云わないまでも、マカオくらいなら肩を並べられそうなエキゾチックな雰囲気漂う交差点に出たので、振り返りざまに一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Ekmarit21mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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三枚目のカットですが、更に中へと進んで「永楽市場」の前辺りに来たら、ちょうど陽が傾き出して、商店街の東西の通りの建物の間から射し込むような光線状況になってきて、ふと周囲を見回すと、香港辺りでもチェーン店で目にする「屈氏民大薬房」(ワトソン薬局)の重厚な建物を前に端正な顔立ちに長い髪のいたいけな小姐がまだ幼い妹の手を引いて夕暮れの通りを渡ろうとしていたので、追い縋りざまに一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Ekmarit21mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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四枚目のカットですが、漢方薬屋や乾物屋、そして新しいスタイルのカフェ、手工芸品のブティックのような店舗がモザイク状になって軒を並べる、この極めて魅惑的な商店街をどんどん奥に向かって歩いて行ったら、次第に観光エリアとしての表玄関から昔ながらの市民の商い、そして日頃の暮らしの場としての顔が見えて来たので、車が来ない頃合いを見計らって、道路にしゃがみ込んで、ローアングルで通りの様子を撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Ekmarit21mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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五枚目のカットですが、「迪化街」のどん詰まり近く、もはや観光客の姿を見かけることも稀有になってきた、昔ながらの店舗兼住宅が立ち並ぶエリアまで辿り着いたので、両側に立ち並ぶ、アールデコ調と云うか、大正モダニズムの遺産と云うか、とても重厚な佇まいのようにも見えながら、とても懐かしく、親しさを感じずにはいられないような建物を目にして秋空を背景に一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Ekmarit21mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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六枚目のカットですが、いったん、「迪化街」のどん詰まり、高速道路の高架とぶつかって通りが終わっているポイントまで辿り着いたあと、来る時とは多少ルートを変えて、また入り口方面というか「北門駅」方面を目指して歩いていたら、来る時通った道の東側の通りにも、なかなか佳き風情の建物があり、一目見て感心したため一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Ekmarit21mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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七枚目のカットですが、同じく「迪化街」の側道を辿って、「北門駅」方面に移動する際中、通りと直交する道になかなか古風な煉瓦積みの店舗兼住宅が建ち並んでいて、それを撮ろうとカメラを構えた時、いかにも躾の厳しそうな家庭で育てられましたとプラカード立ててデモしているのに等しい雰囲気の小姐がとぼとぼと歩いてきたので、これ幸いにと、エキストラ出演願ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Ekmarit21mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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八枚目のカットですが、「迪化街」の撮影に大満足し、次なる目的地、とは云っても2km以内ではあり、どちらも常宿からは徒歩圏内のエリアなのですが、「西門駅」へと向かうべく、「北門駅」からMRT松山・新店線に乗って移動、駅から地上に上がり、まず目指したのが西門エリアのランドマーク、ちょうど浅草でいえば雷門に相当するような西門「紅楼」だったのですが、あいにく工事中で建物の一階部分に相当する高さの周囲に柵が巡らされており、全景を撮影することが不可能だったので、その周囲の広場の雰囲気を一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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九枚めのカットですが、ここ西門の「紅楼」はさすが雷門に喩えられるだけあって、その周囲には仲見世的な存在の商店街もしっかり存在し、「紅楼」の南西には二階よりちょっと高いくらいの弧状の二階建ての商店街が周囲を取り巻くように建てられているので、その二階テラスから「紅楼」の写真でも撮ろうかなと上がったところ、愛想の良い猫と遭遇したので、通じるわけもないお世辞など言いながら一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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十枚目のカットですが、「紅楼」周囲の商店街二階テラス等で建物の写真も何カットか撮ってから、次なる撮影エリアである、西門町の夜店通りに移動し、人間の眼より明るい大口径の玉を付けたデヂタルカメラの利点をフルに活かし、とっぷり陽が暮れ、人工光源だけが照らす夜の街で老若男女の暮らしぶりを撮ろうと思い、獲物を求めて徘徊していたら、ちょうど、封切の映画館の手前で、人待ち顔でベンチに腰掛けていた麦わら帽子の小姐の姿が目に留まったので、一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、翌16日は、冒頭で述べた通り、紆余曲折の結果、三日目に訪問予定だった「北埔」へ繰り上げ到着、当然のことながら、カバンの中には、ネットで事前に収集した現地情報のプリントなど持ってきてはいませんから、繋がりの悪いWifiだけを頼りにスマホンでバス停から老街の位置だけを再確認し、あとはいつもの勘働きに任せて撮るだけ撮ろうと思い、老街の入り口に位置する元客家相手の宿の佇まいを撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、ここ「北埔」の街が元々、客家の住む集落だったということくらいは、出発前に国内で読み込んだ資料に書いてあったので良く覚えていたのですが、もはや交通の便も良くなり、そもそも日本統治下の民族間格差解消政策の影響もあって、客家だけの集落でなくなって久しい筈なのですが、そこはそれ商魂逞しい中華民族のことですから、歴史的なリソーズは上手く活用し、まさに日本の地方の町おこしではないですが、客家の伝統とか文化みたいなものを
巧みに活かし、露店は云うに及ばず、商店の店頭でも食品、手工芸品等を賑やかに商っており、たまたま観光に来ていた家族が客家食品を買っているところを一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、同じく「北埔」老街のメインストリート上、これまた客家の伝統食品と思しき、「仙草茶」なるハーブテーの類いを商っている露店のパラソル下で、興味深々とばかり嬉々として持参のペットボトルにくだんの薬草茶を詰めて貰うとしているいたいけな観光客の小々姐と売り子の婆さんとのやりとりを一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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十四枚目のカットですが、ここ「北埔」でも、メインストリートの観光客の雑踏ばかり眺め、撮っていても、この手の老街撮影は半分しか目的を達したことにはならないので、表通りから目に付いた側道に足を踏み入れ、裏通り・路地裏撮影モードに入ることとし、当然、こういった観光ルートから外れたところの地図などないですし、Wifiの繋がりの悪いスマホンなどをナビゲータなどに期待することなどどだい無理ですから、いつもの超六感とラブラドール犬譲り?の臭覚・聴覚のみを頼りに撮り歩くこととし、まず目についた裏通りの茶店の佇まいを一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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十五枚目のカットですが、この日はたまたま「北埔」の祖廟周辺がお祭りをやっていたようで、その参道にも、様々な露店や職人の実演販売みたいなブースが軒を並べており、なかでも、いたいけな童子達に人気だったのが、火を使い、ダイナミックに加工を行っていたガラス細工コーナで、見とれている極小姐と作業に没頭する職人さんの対比が面白かったので、斜め後ろから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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十六枚目のカットですが、暑さはだいぶ和らいできたとは言え、日中、動き回るとそれなりに喉も乾きますから、飲み物が欲しくなって、老街表通りに出た際、そういや通りの全体の雰囲気を撮ってなかったけな、と気づき、温和な表情で孫を抱えた爺さん以下の家族がやって来た時、一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

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十七枚目のカットですが、ミネラルで喉を潤し、再び、裏通り・路地裏撮影モードに入ることとし、先ほど探訪したのとは別の入り口から東側の住宅街エリアを巡っていたら、同じようなことを考える人間は民族、人種に関わらず居るもので、ソニーのデヂカメを提げた兄ちゃん、姐ちゃんがやってきて、やはり路地裏撮影を始めたので、撮影結果を覗き込んでいつ様子を借景として一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、絞り優先AE撮影です。

さて次回は、台北ツアーの旅後編、初めての三峡老街探訪等から厳選したカットをお送り致します、乞うご期待!!

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  1. 2017/09/24(日) 19:39:06|
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Return to the great provincial port town~Pusan photographic Tour'17②~

さて、今回のアップは予告通り、8月のお盆明けに3泊4日で出掛けた釜山ツアーから、後編をお送りしたいと思います。
滞在三日目はシティツアーバスを利用しての市東部のビーチエリア初訪問、その後、いったん出発地の釜山駅前に戻って、豪華な鮑粥、鮑ビビンバを戴いたのち、市西部の観光名所である甘川洞文化村へ訪問しました。そして出発日は便が午後遅くであったため、お昼前まで写真を撮る間があり、再びチャガルチ市場へ舞い戻って、名残惜しんでスナップを行いました。
なお、今回の釜山ツアーでは前回の釜山ツアーと異なり、季節が盛夏だったこともあり、訪問中、雨が殆ど降らず、最終日のチャガルチ市場の帰り道に小々パラついたくらいで、日焼けもしましたが、丸々ピーカンの下、撮影や現地の方々との交流を愉しむことが出来ました。
では、さっそく後半二日間の行程に沿って、逐次実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、シティツアーバスに乗って一番最初に降りたのが、市内では海雲台に次ぐ人気ビーチである広安里のバス停で降り、次のバスが回ってくるまでの30分一本勝負でスナップに賭けようと考え、M8一台に絞り、意を決して浜辺へ降りて行ったら、オープンな現地のカポーが外人さんが多いことに影響されてか、いたいけな小姐をお姫様抱っこして、殆ど無理心中モードで海へ向かっていったので、その愉快な姿を広安里大橋をバックに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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二枚目のカットですが、近頃は湘南を代表とする日本の海水浴場のみならず、世界各地でボランティアによるビーチの清掃活動が広く普及してきましたが、なかなかどうして、ここ釜山でも、高校生くらいから初老まで、そしてまさに韓国人のみならず、海外からの留学生なども、サークル活動のノリ?で二人一組で楽しげに会話しながらトングで次々と浜辺に打ち棄てられたゴミを拾っており、その様子がなかなか楽し気だったので、まず韓国人大学生とインド人留学生のコンビに声をかけて一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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三枚目のカットですが、日本ではなかなか度胸がないと出来ない浜辺のスナップですが、写真を撮ったあと、サンキュと云われ、楽しんで下さいとまで言われちゃうとますますテンションは上がってしまうもので、次なる獲物は?と浜辺を虎視眈々と歩いていたら、来ました、来ました、次なる獲物が・・・ということで今度はいたいけな小姐二人組の清掃ボランティアが、お揃いのTシャツ着込んで、ゴミ拾いもそこそこに楽し気に話しながら歩いてきたので、声かけたら、撮ってもイイけど、顔出しはカンベンってことで、おひとりさま目出しで撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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四枚目のカットですが、韓国もお盆という制度があるのか、或いはもうシーズンオフなのか、ここ広安里も予想外に海水浴客が少なかったので、ビーチのあちこちをカメラを提げて大手を振って歩くことが出来、ビーチパラソルの数では世界一とか豪語している釜山エリアの白昼から閑古鳥が鳴きそうなビーチに立ち並ぶカラフルなパラソルの林を撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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五枚目のカットですが、季節外れの人気ビーチでは海水浴客は殆ど絶滅危惧種状態で殆ど遭遇することはなかったのですが、ひなたぼっこに来たお客さんはまた別で、ここでは韓国人よりも、むしろ、海外からのゲストの方が目に付くことが多く、一人でイヤホンつけて、スィングしながら読書なかしている、うら若い黒人女性が目に留まったので、小走りに近寄り、声を掛けたら、え、アタシで良いの?的なノリでモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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六枚目のカットですが、広安里のビーチ撮影を30分ちょい前で切り上げ、シティツアーバスのバス停から巡って来たバスに乗って次なる目的地、もはや日本の湘南、須磨を超え、世界的ビーチリゾートに躍り出た感もある海雲台へ移動し、バス停から、やはり季節外れで白昼から閑散としているビーチを散策しながら、海水浴客も殆ど居ないのに、砂浜を覆い尽くさんばかりに立ち並ぶカラフルなパラソルの林が目に付いたので遠景に高層ビルを入れてその様子を撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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七枚目のカットですが、閑散とした海雲台も30分ちょい前で切り上げ、今度は別ルートのシティバスに乗り換え、何も考えず、車内の案内に乗せられ、タルマジキルという何語か判らんような、しかも降りてみたらバス停周辺には何も施設もない、やっちゃった感満載のポイントで降りてしまったのですが、そこはそれ、いつもの第六感的被写体人力ナビをフルに働かせ、海岸の方へ下る道へ歩いて行ったら、廃線を観光用歩道に整備し直した施設が有って、そこで、地元のいたいけな小姐達が自主製作映画の傍ら、記念撮影ごっこに打ち興じていたので、日本から来たアジョシも混ぜて♪のノリで撮られたり、撮らせて貰ったりしたうちの一枚。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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八枚目のカットですが、シティツアーバスは朝チケットを買ってしまえば、一日何度でも乗り降りが出来るのですが、当日のうちに甘川洞も訪問して写真を撮りたかったのと、山の斜面を利用した再開発集落なので、ちょうど陽が西に傾きかけた頃合いが撮影には丁度良さそうなイメージだったので、14時半過ぎにいったん釜山駅前のターミナルに戻り、豪華なアワビ粥+アワビビビンパを少し遅めのランチに戴き、しかるのち地下鉄で最寄り駅の土城まで移動し、そこからマウルバス、日本で云えばコミュニティバスに乗って、山の中腹にある甘川洞文化村観光案内所手前のバス停で下車し、モデルさんを探していたら、一番最初の展望台付近で、日本のセーラー服がお気に入りという筋金入りのレイヤーの小姐二名が得意ポーズでモデルさんになってくれたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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九枚目のカットですが、幸先良いスタートに気を良くして、まずは高台に登らんと韓国名物の入り組んだ住宅の間の勾配のきつい路地を歩いていたら、ちょうど下の見晴らしの良い屋上展望台みたいなところで思い思いのポーズをつけて記念撮影をしていた、さっきのレイヤーさんご一行のお仲間がいたので、これ幸いにと上から見おろす格好で一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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十枚目のカットですが、いやぁ、今日は人物撮影大漁だなぁとかM8のモニター見ながら一人ごちていたら、山の中腹辺り、キャラクターショップやら私設無料記念撮影スポットが軒を並べた辺りに来た時、白人の女性に突如呼び止められて、いきなり真顔であなたの手助けが必要だ、とか云われ、キョトンとしていたら、破顔して、何のことはない、立派なカメラ下げてるんで、どうせならそういう人にシャッター押して貰おうと思って、という話だったので二つ返事でOK、そのお礼と云ってはなんですが、ご一同サマにモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、元々スタートした時刻が15時過ぎ、その上、やや雲も出て来たのでこの愛くるしいカラフルな村を撮るにはいささか不似合いな状況になってきたため、そろそろ、撤収して、南浦洞までバスと地下鉄を乗り継いで戻ってお茶とスィーツでも楽しもうとか思い、名残惜しんでバス停から振り返って、夕暮れに染まりつつある、この極彩色の家並みを撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、翌朝、8時前に起き、早々に支度して、フロントに荷物を預けた上で9時半過ぎにホテルを後にして、また釜山きってのアイコンであるチャガルチ市場に暫しの暇乞いを兼ね、レンズ1本で1時間一本勝負のスナップに出掛け、初日の午後の市場とは違う真剣勝負の場を撮ろうと思ったものの、ぐずつく空に買い物客の出足も鈍い、朝のチャガルチの店頭の様子を撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Summalit50mmf1.5による開放、絞り優先AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、本来の市場の書き入れ時である朝の時間、雨の予報のためか、行き交う人もまばらで、それでも、商店が建ち並ぶ間の交差点のような位置でシャッターチャンスを待ち構えていたら、冷やかしなのか、南浦洞駅前のスタバ辺りで買い込んだと思しき、アイスコーヒーなんか飲みながらそぞろ歩きする親子が目の前を通り過ぎて、商店の建ち並ぶ通りに曲がって歩き去っていったので、その後ろ姿を一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Summalit50mmf1.5による開放、絞り優先AE撮影です。

Pusan17_031.jpg
十四枚目のカットですが、小雨がパラつき出し、客足もいまひとつにも関わらず、何十年もの習慣が自然とそうさせているのか、或る商店のパラソルの下で初老のアジュモニがおそらくはアリランと思しき鼻歌を歌いながら手際よくアジを捌いていたので、思わず勤労の尊さを異国で改めて教えられた気がして声かけて一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Summalit50mmf1.5による開放、絞り優先AE撮影です。

Pusan17_032.jpg
十五枚目のカットですが、そう云えば活魚・鮮魚商が入居し、食堂も入っている市場ビル内の様子を撮っていなかったことを思い出し、かつて年何回か通ってよく中を撮らせて貰った那覇の牧志第二公設市場の様子を思い出し、入口付近からちょっと中に入り込んで、お茶なんか呑みながら雑談している商店主同士のひとときを撮らせて貰ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Summalit50mmf1.5による開放、絞り優先AE撮影です。

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十六枚目のカットですが、朝の賑わいを期待して出発前の慌ただしい時間に早起きまでしてやって来たチャガルチ市場ですが、やはり、情熱は異国の天にも通じるものなのか、これまでこの辺りでは見かけたことがないような、生き生きとしたいたいけなアガシ二名組が楽しそうに語らいながら市場のメインストリートの比較的大きな交差点を通り過ぎて行ったので、ロケーション的にもほぼベストの状態で一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeitz Summalit50mmf1.5による開放、絞り優先AE撮影です。

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十七枚目のカットですが、また市場の雑多な商店街に舞い戻り、働く人々の躍動感を捉えたカットを撮りたいと思い、また商店と商店のすき間で視界の開けた位置に立ち、チャンスを待っていたら、そろそろ撤収時間と考えていた5分ほど前に女性が主役のここチャガルチでいかにも誠実そうないで立ちでキビキビと荷物を手運びするアジョシがやってきたので、これ幸いにと一枚戴いてみたもの。

今回の三泊四日の旅を通しての感想ですが、やはり、釜山は暖かい街だと思いました。
確かに従軍慰安婦像を領事館の裏口前の歩道に設置してしまったとか、不愉快な出来事はありましたが、そこで思考停止して、街で出会う人達、或いはすれ違うこともないまま、黙々と日々の務めを果たしている無数の民草が友か敵かと二元論で片付けられるほど単純な関係でもないと思いました。
日本の植民地化以前にも鎖国されていた日本からの日本人居留地があり、また豊臣秀吉の侵攻後、両国は善隣外交こそが双方の国益に適うと信じ、江戸時代を通じ、幾多の困難を克服し、遥々江戸まで通信使を送り出してきた港もここ釜山なのです。
まだまだ毎回新発見のあるこのアジアの片隅の港町に折につけ通って、理解を深めたいと思います。

さて次回は、またしても、海外遠征のため一週スキップ、翌々週はそのレポートをお送りする予定につき、乞うご期待!!

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  1. 2017/09/10(日) 19:18:03|
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Return to the great provincial port town~Pusan photographic Tour'17①~

さて、今回のアップは予告通り、8月のお盆明けに3泊4日で出掛けた釜山ツアーから、二週に亘ってお送りする前編をお送りしたいと思います。

まずいつも通り、今回の旅の行程を簡単にご説明致しますと、8月17日の朝10時50分の成田発の日航機で約2時間半のフライトを経て釜山金海空港にはお昼過ぎに到着、そこから軽鉄道、地下鉄経由45分の距離にある釜山駅前の宿には14時半過ぎには着いてしまったので、チェックインまで間があったため、受付のみ行って、荷物を預かって貰い、そのまま地下鉄で二駅の南浦駅に移動し、まずは腹ごしらえとばかり、豪華なあわび粥を堪能後、そこから徒歩でチャガルチ市場に移動しながら撮り歩き、夕刻に宿には戻り正規チェックインし、夜のとばりもすっかりと降りた時分、駅近くのお店でチヂミとキムチすいとんをメインとした豪華デナー後、翌朝のKTXの新慶州までの切符を買い求め、翌朝はホテルに用意してある朝飯を食べてから8時40分のKTXで新慶州へ移動、そこから10時15分発の路線バスで良洞民俗村に移動、2時間ほど撮影後、またバスで慶州駅前に移動し、ローカル食堂でランチ後、古墳公園辺りを撮ってから、日暮れ前にバスで新慶州に戻り、そこからまたKTXで釜山に戻った、というのが今週ご紹介する前半の行程。
ではさっそく、各日の行程に沿って、実写結果を逐次見て参りましょう。
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まず一枚目のカットですが、南浦洞駅から海側の地上に出るとそのまま右手にチャガルチまで続く乾物商店街が見え、その商店街に向かって立つと左手はもう釜山港の水面が見えますから、ホント田舎の港町なんだなぁと実感し、適当に目に付くものをカメラとスマホン使い分け撮りながら歩いていったら、ほどなく、チャガルチの魚市場通りに到着、いつも通りの元気なアジュモニ達のかけ声やキビキビと動き回る姿が目に入り、あぁ、また戻って来られたんだ、という感慨もひとしお、目に付いた真っ赤なTシャツも鮮やかなアジュモニの商談風景を通りざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

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二枚目のカットですが、いかにも頑固そうですが、それでもいつも真っ直ぐ一本気に生きて参りましたという雰囲気を全身に讃えた老紳士がおしゃれなパナマ帽をかぶって、口をへの字に結び、店の奥をじっと凝視しているさまが、力強く働いていてこの市場の主であるかの如き闊達なアジュモニ達とは対比的に静かな存在感を主張しているかのように思えたので、通りざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

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三枚目のカットですが、ここチャガルチ市場は路上の露店のような零細個人商店ばかりではなく、ちょうどアメ横のセンタービルのような、活魚商や加工品業者、そしてフードセンターのような、買ったばかりの新鮮な魚介類を好みの方法で調理してくれるようなお店がたくさん入居している大きなビルが幾つかあるのですが、露店通りに面したビルのひとつが階段から直接二階に出入り出来きる構造になっているため、階段踊り場に立ち、上から目線で露店街に立ち並ぶカラフルなパラソル群を撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

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四枚目のカットですが、市場ビル外階段から降りて再び露店街を歩きながら被写体を探そうとしたら、ちょうど降りきる手前辺りから近接したお店裏側で、ショートのパンチパーマのアジュモニがテキパキと練り物を揚げる作業風景が良く見えたので、すかさず一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

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五枚目のカットですが、実は観光客には人気がありそうなここチャガルチ市場エリアは、庶民の台所という位置づけで、売ってるものが売ってるものだけあって、程近い南浦洞とは客層が全く異なっていて、親子連れの子供以外は、服や靴が汚れるのを嫌ってか、若い人間が滅多に通らないのですが、それでもたまにはいたいけなアガシが迷い込んでくることがあるので、姿を見かけた瞬間、人垣越しに一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

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六枚目のカットですが、あたかもアジュモニの展示即売会の様相を呈していた露店通りの外れに近い辺りで、お店の中で鼻歌交じりにカマスを捌いていた、如何にも気の良さそうなアジョシが目に付いたので、声を掛けて、ノリノリで作業しているところを一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

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七枚目のカットですが、翌滞在二日目の朝、KTX、路線バスを乗り継ぎ、4回目の釜山訪問にして初めて到着に成功した、世界遺産の良洞文化村の中を地図も見ないで散策を始め、村の集落の手前辺りから道端に咲くコスモスの花をモチーフとして村のシンボリックな茅葺屋根の佇まいを撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

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八枚目のカットですが、集落の中を撮りながら散策していると、やはり同じ東アジアの文化圏だけあって、何処か懐かしい日本の農村と似通った光景に出くわすことも多く、立派な土塀超しに、ぶ厚い茅葺屋根の軒下には見慣れた大根を吊るして乾燥させているのが目に留まったので、さっそく一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

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九枚めのカットですが、この良洞民族村は、中国渡来の風水のセオリーに従って、李氏朝鮮時代の両班という貴族階級の同族が集落を作ったということなのですが、集落の南向きの斜面にそれこそ雛壇の如く豪邸が建てられており、上に住むほど位階が上だったのか、そこへアプローチする道沿いの塀も土を練った土塀ではなく、自然石を積み上げ、更にその上に本瓦の屋根を乗せるという贅沢ぶりで、その下から眺めたアングルが何となくミニ万里の長城的で面白かったため、一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

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十枚目のカットですが、まさにこの風水による村の都市計画は「四神相応」を重視しており、北は山、即ち玄武ですが、南は朱雀ということで海ないし池が配置されており、ここでは観光も考慮してのことなのか、大きな蓮池になっていて、肝心な花はと云えば、若干シーズンオフだったのか、ぽつりぽつりとしか咲いておらず、満開の頃ならさぞや、と想像するには難くなかったものの、数少ない蓮の花を手前に集落高台の豪邸の佇まいを撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、蓮池の畔から彼方に見えた集落高台の豪邸まで登ってみると、確かに村の全体が手に取るように判り、写真を撮るにも都合良かったのですが、上まで到着して下を眺めるや否や、この国の民族衣装であるチョゴリを着こなしたいたいけなアガシ二名が蓮池の南を東西に貫通する集落のメインストリートをひらりひらりと歩いて行く姿が目に留まってしまったので、せっかく上り詰めた高台から再びダッシュで下に降り、小走りに追い縋って、やっと一軒の古民家の前で声かけてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、良洞文化村を14時半過ぎのバスで後にして、次なる目的地である歴史地区の撮影を行うべく、慶州駅前に移動し、まずは食事場所を探しながら、歴史地区と隣接する何の変哲もない商店街でスナップを試み、道端でカメラを構えていたら、全然気にする素振りも見せず、前を横切っていったアガシが居たのでタイミングを合わせてシャッターを切ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、同じく歴史地区近くの商店街で、西に開けたなかなか良い案配の裏通りが目に留まったので、さて、どんなアングルで撮ろうかいなと思案していた矢先、白いワンピで布製行李を背負った、いたいけな若いアガシが小走りに駆けて行ったので、後ろ姿でも入れて、と思ったら、シャッター切る瞬間にアガシが振り返り、切ったあと、横ピースして走り去って行ったもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

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十四枚目のカットですが、食事を終えてから徒歩5分圏内の「大陵苑」に到着、入場料を払って園内に入ると、前回来た時は晩秋だったため、雨に濡れた紅葉がお出迎えしてくれましたが、今回は盛夏であることから、園内の芝生も青々として、真っ赤な百日紅があちこちで咲いていたので、高麗の大王陵の墓所前の立派な門を背景に赤い花と芝生をモチーフに撮ろうと思った矢先、自撮り棒カポーが颯爽と現れたので、そちらをメイン被写体に切り替えたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

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十五枚目のカットですが、園内の古墳やら樹々を愉しみながら景色などを撮り歩いていたら、素晴らしくお洒落なチョゴリにコーディネートした古風な帽子まで被った若い地元カポーが遥か前方を歩いているのが目に留まったため、これまたダッシュで追い縋り、明らかに主導権を持っていると見えたアガシの方に声かけてお願いしたら、オッパーの方はモジモジして、オレなんかイヤだなぁ、ハズいし、みたいなことを下向いて云ってたら、アガシにお尻をパーンと叩かれ、日本から来たヲヂサンが丁寧にお願いしてるのに何なのアンタ!みたいに一喝し、揃ってモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

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十六枚目のカットですが、公園の南西部には「天馬塚」という内部に入れて埋葬状態の復元モデルや副葬品レプリカを見物出来る施設があるのですが、そこへ向かう途上、芝生の生えそろった古墳の麓で、自撮り棒を駆使してお互いを撮りっこしている中国人小姐二名が居たので、百日紅の樹と古墳ともども出演して戴いたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

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十七枚目のカットですが、「天馬塚」を見学を終え、そろそろお茶して新慶州に向かう時刻も近づいていたので、出口ゲートに向かって足早に歩いて居たら、芝生養生のため、本来は立ち入り禁止となっていた、比較的大き目の古墳の麓で、タイ人の家族連れが色とりどりのチョゴリに身を包み、かなり立派な日本製一眼レフで記念撮影なんかやっていたので、カメラマン役の兄ちゃんに声かけて、横で撮らせて貰ったもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

さて次回は、釜山の旅後編、初めての市内バスツアー便乗により市東部ビーチエリア訪問とお馴染み甘川洞文化村探訪から厳選したカットをお送り致します、乞うご期待!!

  1. 2017/09/03(日) 16:23:01|
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為什麼上海'17~Shanghai Photographic Tour'17②

さて、海外遠征による夏休みを挟み、二週間ぶりの今回のアップは予告通り、7月の三連休+1で遠征した上海の今からの後編をお送り致します。

まず、滞在三日目当日の簡単な行程をおさらいすると、上海駅前のホテル近くの地下鉄に乗って、まず、市内の復興水郷、つまり周荘とか西塘みたいな数百年から千年にも及ぶ連綿とした歴史の中で生き永らえてきた旧跡ではなく、いったん途切れてしまった水郷である「七宝」の街並みを観光目的でリノベした人工の老街なのですが、なかなかどうして賑わっていて撮りどころもそこそこあって、1時間近く滞在して撮りまくり、ついで、食事も兼ねて、香港系の飲茶レストランのある「新天地」まで地下鉄で移動し、地下鉄の駅から新天地のエリアまで移動がてら声もかけたりして撮影し、まずランチを戴いてから、鬼のように撮影に精勤し、ここでも1時間弱撮ってから、次なる目的地、当日の昼の撮影の最終予定である「豫園」まで歩きながら、半ばスラム化したような元租界の欧米風住宅街みたいなところも覗きながら撮って、「豫園」に入ってのちはここでも小一時間、陽が傾くまで撮って撮って撮りまくった、というのが当日の行程です。
では、さっそく行程に沿って、個々の実写結果を逐次見て参りましょう。

カメラはLEICA M8 レンズは1~6枚目までがRodenstock Heligon35mmf2.8、7~12枚目までがCanonL28mmf2.8、13~17枚目がSchneider Apo-Componon40mmf2.8改Mによる全コマ絞り開放での絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、七宝の最寄り駅に着いてから、経験と勘で繁華街のある運河伝いの商業エリアに辿り着き、そこで、まずは水郷っぽいカットを撮らねばということで、目抜き通りに掛かっている、太鼓橋っぽい風情の石造りの橋のてっぺんから、わざと堰で水の流れを止めて、アオコを発生させることで水を緑にしたのではないかと勘繰りたくもなる毒々しい緑の水面を挟んだ両岸の煉瓦+漆喰造りの建物を撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、水辺の風景をまず撮っておいてから、前日の本ちゃん水郷の「西塘」でも撮りどころ満載だった、商業エリアである目抜き通りを徘徊しながら、要所要所で立ち止まってスナップを敢行することとし、休日と云うこともあって、無辜の民草各位がいかにも幸せそうな様子で行き交う細い通りの両側から店舗の軒先が迫り出した目抜き通りの佇まいを撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、後ろから優雅に刺繍なんか施した日傘をさした地元民と思しき、いたいけな小姐二名組がやってくるのが判っていたので、狭い目抜き通りのインターセプトポイントに立ち止まり、じっと息を凝らし到来を待ち、通り過ぎた瞬間にシャッター切ることで、景色の中に二人の後ろ姿を捉えてみたもの。

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四枚目のカットですが、さすがに広大なエリアに店舗兼住宅があまた立ち並ぶ、本ちゃん水郷の「西塘」とはその規模を比べるべくもなく、入り口からものの10分もまっすぐ歩けば、リノベエリアの端から端まで歩き通すことが出来ますが、実はそのエリアの周辺にもオールド上海の風情を色濃く残した街並みがそこここに残っており、むしろ、そっちのスナップの方が面白くなったので、いったん、入場無料のリノベエリアを出ることとし、外側に繋がる運河伝いに街並みを散策しながらその様子を撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、リノベの街並みと繋がる運河近くのメインストリートは観光客もそれなりに流れてくることから、そこそこ小奇麗に取り繕われてはいるのですが、それでも、側道や通りに面した店舗兼住宅の背後に聳え立つ手が入れられていないかの如き、イイ案配にやれた古い漆喰張りの建物がところどころ目に付き、まさに目指すのはこれだ!とばかり裏通りに一歩足を踏み入れれば、ハィビンゴ!とばかり文革時代の生き証人みたいな古いリアカーが置かれていたので、これ幸いにと一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、リノベ老街東側に広がっている、手の入っていない路地裏を心行くまで堪能したあと、ランチタイムを考慮し、何よりも7月の上海のこの暑さでしたから、早々に七宝駅そばの巨大ショッピンセンター一階のドーナッツ屋でアイステーでも飲みたいキブンで再び駅への最短ルートでもある老街に戻り、先ほどの街のランドマークでもある石造りの橋の袂のあずまや内部でで涼んでいた現地人一家を撮らせて貰ったもの。

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七枚目のカットですが、七宝の駅からまた地下鉄に乗って、目指す新天地の駅に到着、駅構内にいるうちにレンズを交換し、地上に出て、撮りながら新天地の商業ゾーンを目指していたら、人工的なリノベ老街の合間に存在する、おそらく戦前の租界の中級クラスの外国人住宅街のなれの果ての如き、煉瓦造りの古風な長屋エリアを大通り沿いの側道の中に見つけたので、さっそく入り口から入り込んで一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、撮りながら歩くくこと15分程度、やっと目的地の新天地商業ゾーンに到着し、休日ともあって、地元民各位並びに諸外国からの観光客各位でかなりの賑わいを見せており、朝飯前ならぬ、ランチ前の一仕事とばかり、さっそくマロニエの並木の傍らに佇み、同じようにスナップの傑作を狙い、大型の日本産一眼レフを虎視眈々と構える地元の若いカメラマンと競うように撮った一枚。

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九枚目のカットですが、新天地には香港の飲茶の名店「翡翠酒家」と台湾の小籠包の名店「鼎泰豊」が同一モールに入っていて、いつも悩まされるのですが、ここ上海では、世界の中華のランキングの小籠包部門で、「鼎泰豊」と双璧の「南翔饅頭店」の本店が徒歩20分圏内の豫園内に有るので、小籠包系はパスして、いつも香港で感動の味を楽しませてくれる「翡翠主家」で豪華な飲茶を頂き、しかるのち、商業モールから少し歩いたところで新天地商業ゾーン内部の佇まいを撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、新天地商業ゾーン内部には、日本のデパートや最新のショッピンセンターがそうであるように、至る処に小休止のためのスペース、木やプラのシートや籐のチェアのようなものが置かれており、この日も暑くて蒸しては居ましたが、日陰では結構涼しい風も吹き通っていたので、石造りの建物のの間の細い通路沿いのチェアは大人気で、爆睡する地元民と思しき男性たちの傍らを如何にも無関心とばかり、今風の小姐分隊が通り過ぎるその瞬間を狙い撃ちしたもの。

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十一枚目のカットですが、新天地商業ゾーンで食後30分も撮ったあと、次の目的地、豫園までは地下鉄であれば、それぞれ駅との徒歩を入れても15分もかからないですが、二つの人工撮影スポットの間には、戦前からの古い住宅地、開発から取り残されたような庶民の台所みたいな感じの市場通りみたいなエリアが有って、前回も思いがけず迷い込んだらイイ写真が撮れたので、今回も記憶を頼りに訪ねてみたら、カメラを提げた観光客がやってくるのが珍しいのか、祖母と遊んでいた極小姐がじっと見つめてきたので、広東訛りの中国語で、こんちは、写真撮ってもイイ、日本から来たんだ、とか声を掛けたら、祖母が満面の笑顔でどうぞ、どうぞと云うカンジで極小姐を促し、街頭スナップによる小さな国際交流となったもの。

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十二枚目のカットですが、記憶を頼りに東へ東へと歩いて行くと、やがて、豫園に繋がる上海老街(オールド上海)の通りに出て、浅草の仲見世周辺のハデな土産物屋街やバンコクのワットプラケオ周辺の土産物屋通りにも相通じるような、如何にもアジア的な赤を基調として、ところどころ、金色を散りばめたカンジの街並みを観光客に混じって地元民も徒歩や自転車、そして二人乗りのノーヘルスクーターで元気に通り過ぎていくので、その様子を立ち止まって撮ってみたもの。


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十三枚目のカットですが、やっと豫園のエリアに到着、南西のゲートから中にアプローチすることとし、そういや、去年は中に入る直前にとても美形の白人小姐二名にシャッター押すの頼まれて、その代わりにモデルさんになって貰ったっけかな、などと感傷に浸りながらレンズを交換し、まずは豫園内部の池の手前の広場で手を自撮り棒代わりに使い記念撮影をする香港人カポーのお姿を一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、前回訪問時、結構歩き回って、中のレイアウトはだいたい頭に入っていたので、まずは、池に浮か清時代の建築物のレプリカ越しに浦東地区のアジア一高い捩じりん棒みたいな超高層ビルの威容が見えるという不可思議な空間へ向かうこととし、ちょうどその途中で見かけた美形の欧米人小姐の記念撮影風景を横から一枚戴いてみたもの。

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十五枚目のカットですが、豫園中庭の雑踏で、おそらくはタイからの観光客と思しき若いカポーがご自慢の自撮り棒を駆使して四方八方に向けて記念撮影をしているところをそっと横から撮ろうとしたら気づかれてしまい、笑顔でイイ写真撮れた?とか聞かれ、ホレこんなカンジと見せたら、是非欲しいと頼まれ、ぢゃ後で送って上げるからと約束した一枚。

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十六枚目のカットですが、思わぬ国際交流にひやっとし、そしてニンマリした直後、豫園建物内部のハイテク土産物屋の入り口付近でスマホン二台持ちで、一心不乱にゲームしながら、おそらくはLINEとかいうSNSをも同時にこなすという恐るべき芸当をやってのけていたバイト店員の現地小姐の勇姿を傍らから一枚戴いてみたもの。

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十七枚目のカットですが、もう陽も傾いて来たので、いったん駅前の宿に戻り、シャワーを浴びてから、頼りになる相棒のスマホンGalaxyS7edgeだけ持って、外灘と浦東の夜景を撮るべく宵の口に再出撃しようと駅に向かって歩き出した時、
駅の手前の大きな交差点で、夕陽を浴びるコロニアルスタイルの古風な建築物を背景に佇むローカル小姐二名組を姿を通りざまに一枚戴いてみたもの。

今回の旅の感想ですが、前回の厳冬期の訪問に次いで夏の暑い盛りの訪問、いわば二回とも観光オフシーズン中のオフシーズンで日本からのゲストが殆ど居ない素顔の上海を、自分の足で歩き、思う存分、見て、撮ることが出来たのは、航空運賃、宿代が安かったことよりも大きなメリットではなかったかと思います。

さて次回はまたしても旅写真、8月のお盆直後に訪問したお隣は韓国釜山の旅から二週に亘ってお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2017/08/26(土) 23:32:19|
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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