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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Escape from desolate days of self restraint in own chamber~Kanazawa Photographic Tour'20 July②~

さて、今宵のご紹介ですが、予告通り、7/22からの3泊4日の金沢旅行から前後編に分けてレポートするうちの後編をお送りしたいと思います。

まずは恒例の簡単な行程紹介ですが、現地滞在三日目の朝は、どういう風の吹き回しか、前の日にバスの中でポスターを見かけ、その日の晩にローカル局のCMでもやっていた、金沢骨董市というのに行ってみたいキブンになり、当日10時過ぎに宿を出て、駅近くのガストで朝飯食べてから、駅の観光案内の小姐に石川県の産業展示館へのバスでの行き方を教えて貰い、結果、12時40分までバスがないとのことで、雨宿りも兼ね、駅周辺をフラフラしてから金沢済生会病院行のバスに乗って、最寄りのバス停である運動公園前で下車、5分少々歩いて、一昔前の体育館みたいな造りの展示館に着くと、いきなり体温測定と連絡先の記入、手指のアルコール消毒を求められ、一連の手続きを終えて、中に入ってみたら、さぁ大変・・・
普通、というか昔、名古屋に居た頃通った北陸の骨董市では靑手九谷やら伊万里の結構良さげなものがそこそこの値段で出ていて、眺めるだけでも楽しかったのですが、何じゃこりゃ!?というカンジのガラクタ、贋物、まがい物満載の品ぞろえで、正直、栃木市の裏通りの骨董市の方がまだマシなものがあるくらいの体たらくで、30分と居らずに退出、バスはちょうど運動公園の敷地の対角線のスーパー銭湯前の方が良く通るとのことで、そこまで歩いていって、約30分ほど待って乗車、再び金沢駅まで戻り、バスの一日乗車券を買い求め、小雨降る中、そういえば、まだ前田利家侯にご挨拶もしていなかったことを思い出し、市内中心部の尾山神社前で下車し、お参りしてから、城跡を通り、ひがし茶屋街を皮切りに日暮れまで、ひたすらスナップ。そして最終日滞在四日目も親切な宿の女将に荷物を預かって貰い、駅まで出てからバスの一日乗車券を買い求め、その日の最優先課題である「ポール・ボキューズ金沢」でのランチを中心に動いて、香林坊そばの長町武家屋敷跡、雨の上がったひがし茶屋街周辺を中心にスナップを繰り広げ、16時台はじめの新幹線で帰京したというのが後編のあらまし。
では、それぞれの行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

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まずは一枚目のカットですが、尾山神社前のバス停で降りた時は雨は収まっていたので、特徴有る石造り+銅葺き屋根の門を撮りながら、周辺に視線を走らせると、門に続く階段手前に左右に横切る側道があり、その左手側には、乗降客の多い駅近くの一本裏手に入った辺りによくある、ちょっとしたスナック街みたいなエリアが在って、ちょうどその雨上がりの湿った路上を好奇心に溢れた観光客が散策していたので、その様子を後ろから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはCanon L50mmf1.2による開放での絞り優先AE撮影となります。

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二枚目のカットですが、尾山神社へのお参りも無事済ませ、さてこれからどうすっぺか?と自問自答していたら、ふと、頭の中で「ささ、奥へ参られよ」という言葉がよぎり、そのまま本殿奥へ足を踏み入れたら、今まで気づかなかった立派な回水式庭園が有り、その池の浮島との間に掛かった、煉瓦積みのアーチ橋が年代を纏い苔むしていて、得も言われぬ雰囲気を醸し出していたので、一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはCanon L50mmf1.2による開放での絞り優先AE撮影となります。

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三枚目のカットですが、尾山神社裏から新しく出来た多門櫓へと渡る橋を通って、同櫓から、これも近年出来たという、兼六園プロトとも云うべき玉泉院丸庭園を眺めてから広坂に下り、そこでバスに乗って、ひがし茶屋街最寄りのバス停まで移動し、まずはバス停から徒歩0分の主計町茶屋街を撮ろうと、降り立ったところ、また小雨がパラつき出し、前を行くカポーが傘をさし肩寄せ合って歩き始めたのでその姿を後ろから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはCanon L50mmf1.2による開放での絞り優先AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、前田候へのご挨拶の御利益なのか、主計町茶屋街屈指の撮影スポットである"なんちゃって尾道"階段の付近でいたいけな地元の小姐二名組が何に使うのか、小型ミラーレスでお互いに撮りっこをしていたので、声掛けたら、二つ返事でモデルさんになってくれ、お礼に彼らのカメラで撮って上げたら、大喜びされた時のもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはCanon L50mmf1.2による開放での絞り優先AE撮影となります。

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五枚目のカットですが雨が降り出すと退避場所が殆ど無い主計町茶屋街での撮影は早々に切り上げ、メインのひがし茶屋街まで歩いて移動し、霧雨が降り続くメインストリートまでやってくると、これはこれで、石畳もしっとりと湿っている上に、普段は乾き切って、やや冷たいカンジの周囲の木造建築物の壁面も心なしか艶やかに見え、悪くはないな・・・と思っていたら、ちょうど前にイイ雰囲気の相合傘の母娘が入ってきたので、有難く一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはCanon L50mmf1.2による開放での絞り優先AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、前回3月に来た時も、滞在、1日目、2日目に来た時も、それほど人出は多くはなかったのですが、既に緊急事態宣言が解除されて久しい上、GoToキャンペンまで発令されている期間の有名観光地の週末ですから、それはそれは結構な人出で、雨にも関わらず、名物のかき氷屋のお店んの前にはいたいけな若者各位が行列を成し、ちょうど「氷」の看板の下に小姐3名組が陣取っていたので、声掛けてモデルさんになって貰おうとしたら、一名逃亡、二名が快く引き受けてくれ、ではお礼にと彼らのカメラで撮って上げる時には何故かまた三名になっていたという不可思議な現象を経験し、一方、撮っている間に見ず知らずの若者がずっと傘をさしかけてくれていたという、感動的な思い出の詰まった一枚。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはCanon L50mmf1.2による開放での絞り優先AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、傘をさしかけてくれていた若者は、実は、工房主のカメラがライカデジタルで、しかもキャノンの50mmf1.2などをつけていたので、興味深々、話をしたかったとのことで、屋根の下で、撮影結果を何枚か見せて上げて、ではあの軒下の風鈴なんか、明暗差大きいし、どう写るか試してみようね、というデモンストレーションを兼ねて撮ってみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはCanon L50mmf1.2による開放での絞り優先AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、翌日は滞在4日目、当日の新幹線で江戸表に戻らねばならないので、陽が有るうちに撮れるだけ撮って、しかも前日、見つけた広坂は憲政記念館内の「ポール・ボキューズ金沢」でランチを摂らねばならないですから、結構慌ただしく、まずは今回スルーしていた近江町市場でバスを下車し、何を撮ろうか思案していた目の前に現れた目にも鮮やかな蟹の山を店主の女性に断って一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5による開放での絞り優先AE撮影となります。

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九枚目のカットですが、近江町市場に着いたのは11時過ぎでしたが、12時を挟んで14時くらいまでは、前回の3月ですら、お食事処は長蛇の列に見舞われるため、早メシを済ませ、しかるのち、観光に没頭しようと考える合理的な思考の持ち主の人種も居てしかり、鮮魚商が店舗に併設した魚介料理を食べさせるコーナーでがっつり煮魚系の料理を平らげるいたいけな小姐の姿が目に留まったので、かなり接近気味に一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5による開放での絞り優先AE撮影となります。

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十枚目のカットですが、気を付けて探せば、結構、シャッターチャンス有りそうと思い、自分のランチタイムと憲政記念館までの移動時間も念頭に置いて、被写体を探していたら、居ました、居ました、またしても早メシガッツリ系の小姐が・・・ということで、鮮魚店店頭の角テーブルに身を寄せて、マスクなんかずらしてお昼前から丼メシを豪快にかき込むいたいけな小姐の姿が目に留まったので、斜め後ろから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5による開放での絞り優先AE撮影となります。

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十一枚目のカットですが、市場内で一通り撮れたので、再びバスに乗って、香林坊にて下車、そこから徒歩で長町武家屋敷跡へと向かったのですが、この頃には雨も殆ど上がって、青空が顔を見せ、蝉時雨も耳に届くようになり、長い土塀に寄り添って流れる用水路伝いに歩いていたら、ちょうどその前を、如何にも金沢美人、という風情の小姐が優雅に歩んでいたので、有難く一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5による開放での絞り優先AE撮影となります。

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十二枚目のカットですが、ここ長町武家屋敷跡も他の歴史的景観保存地域同様、ただの民家が軒を閉ざして不愛想に建ち並んでいるワケではなく、かなりの頻度で飲食、物販、或いは体験提供型の店舗施設に転用されており、それぞれの店先では観光客の目を少しでも惹こうと趣向を凝らしているのすが、ひとつ心に残ったのが白磁のシンプルなデザインの風鈴の短冊に「ありがとう」と書かれていたのが目に留まったので、これは是非とも残したいと思い、最短距離で一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5による開放での絞り優先AE撮影となります。

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十三枚目のカットですが、長町武家屋敷跡の長い街並みもどん詰まりは元の香林坊の東急ハンズが入っているビル裏の用水路が流れる道路へと合流するのですが、その手前300mくらの石畳の小径は両側のお屋敷の木々の枝も高く鬱蒼としていて、なかなか風情の有る通りで、ちょうどそこに差しかかった時、白のお揃いのニットの小姐二名組が前を歩いていたので、有難く一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5による開放での絞り優先AE撮影となります。

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十四枚目のカットですが、豪華なフレンチのランチを挟み、午後の撮影はバスで移動したひがし茶屋街エリアから開始、この時点では雨が上がってから、かなりの時間が経っていたこともあり、茶屋街の石畳はすっかり水気も飛んで、また不愛想な無機質の顔に戻ってはいたのですが、前回発見したカボチャ風のレトロなデザインの水槽と鉢の組み合わせをメインに、通りを行き交う人々の姿を背景として写し込んでみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5による開放での絞り優先AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、暫しのお別れのつもりで、ひがし茶屋街のメインストリートに足を運んでみると、ちょうど入り口辺りのところで、二人組の浴衣姿の小姐がカメラを持って、シャッター押してくれそうな人が通り掛かるのを待っていて、わざとらしく横に立って、スマホンの露出計で測ってみたら、「あのぉ、カメラとかお詳しいんですか?」と声掛けてきたので、それ来た!と彼女達のα7IIIで撮って上げたお礼にモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5による開放での絞り優先AE撮影となります。

今回の感想ですが、いやはや、行って良かった、行けて良かった。金沢はだいぶ都会化したとはいえ、まだまだ古き佳き、日本の心が残っている気がしました。人々は親切だし、人を疑うことをしない・・・
当面、海外へは行けそうにないので、たまには魂の洗濯にでも新幹線乗って出かけましょうか。

さて、来週は一週遅れのお盆休みということでスキップ、その翌週は何が飛び出すか、乞うご期待!!
  1. 2020/08/16(日) 19:59:27|
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Escape from desolate days of self restraint in own chamber~Kanazawa Photographic Tour'20 July①~

さて、今宵のご紹介ですが、予告通りGo to キャンペン私家版みたいなカッコでの独り旅になってしまった感アリの7/22からの3泊4日の金沢旅行から前後編に分けてレポートするうちの前編をお送りしたいと思います。
実は3月に行った時、完成間近の歴史的建造物の復元工事があって、7月初めに完工とのことだったので、是非とも真新しい姿を見てみたいとの想いもあり、また、実のところ、北陸新幹線で3時間弱で着けるという便利さもこれあり、海外旅行が封じてとなっている昨今、最も魅力的な旅行先であることは疑う余地の無い話なので、今回も駅前の宿屋が出血料金の宿泊料を提示してくれたのもあって、ノコノコと出かけてきた次第。
まずは恒例の簡単な行程紹介ですが、10時20分台の新幹線に乗り、13時前に金沢駅に到着、まずは腹ごしらえとばかり、前回当たりを付けておいた「加賀屋」さんの駅名店街の中のお店で豪華箱膳を戴き、しかるのち、宿にチェッキン、そして荷をほどき、カメラとレンズのバッグだけ提げて、駅まで戻って、北鉄バス1日券を買い求め、まずは日中撮影が必須の広阪の21世紀美術館エリアに出撃し、新作レンズのテストをして、兼六園、金沢城址と回って、再びバスに乗って、浅野川至近の主計町茶屋街、そして近隣のひがし茶屋街を日暮れまで撮ってから駅に戻って、晩メシ、イブニングティの時間を過ごして、宿に戻ってそのまま就寝、翌日は、今から20年前に名古屋支店在勤中に月一で金沢地区へ遊びに来ていた頃、何回か寄った石川県立九谷焼美術館を訪問すべく、電車に乗って大聖寺迄出掛け、そこで美術館で銘品を堪能したあと、周辺の景観保護地区を見て歩いてから、再び電車で金沢に戻り、一つ手前の西金沢で下車し、北鉄に乗って、にし茶屋街に近い野町駅まで乗り、雨が小降りになるのを待って、にし茶屋街まで歩いて移動、何枚か撮ったあと、犀川の周辺が見ごたえのあるエリアも多いことを思い出し、片町方面まで徒歩で移動しながら撮って、陽も暮れたので宿に戻る前にティータイムし、部屋に荷物を置いてから再外出し、駅前で晩メシ食べて、宿に戻り爆睡、というのが2日目までの行動のあらまし。
では、それぞれの行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

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まずは一枚目のカットですが、兼六園に入ってからも続いた、出来たばかりのBoyerの実写テストの最中に見つけた、水辺の数寄屋造りの家屋の前に佇む山吹色のクルマユリの可憐で健気な姿にすっかり見とれ、テスト終了後、スナップモードでの普通の玉に切り替えた時も、真っ先に一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはSummaron35mmf3.5での絞り開放AE撮影となります。

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二枚目のカットですが、クルマユリに別れを惜しみ、後ろ髪を曳かれる思いで、園内の撮影スポットを探す旅に歩き出し、すぐに目に留まったのがちょっとした坂道を登る手前に建てられた、古風な佇まいのお茶室で、時間も時間だったので管理人のヲヂサンが戸を締めにやってきて、写真を撮ろうとしているのに気づき、ちょっと待っててくれたので、大慌てで撮ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはSummaron35mmf3.5での絞り開放AE撮影となります。

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三枚目のカットですが、兼六園と云えば、やはりこの「琴柱灯籠」を抜きにしては語れないほど有名なランドマークで、普段の観光シーズンであれば、この灯篭が背景に入る、石造りのアーチ橋の上で記念撮影を撮る順番待ちの行列が出来、ちょっと変わったカメラなど提げていようものなら、すぐに呼び止められて、即席記念撮影係を拝命するところなのですが、この日は平日を奉公先をズル休みしての旅ですから、観光客など期待出来ようはずもなく、琴柱灯籠のみの出演となったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはSummaron35mmf3.5での絞り開放AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、人気の無い兼六園で長居は無用につき、同様に人もまばらな金沢城址もさらっと流して、前回の経験則上、平日でも夕方近くには、インスタ映え目当てで、そこそこの人出が期待出来そうなひがし茶屋街方面にバスで移動し、まずはバス停降りてすぐ真下の浅野川沿いの主計町茶屋街で風情の有るところを撮ろうと思い、前回発見した、通りの真ん中辺りから南に開けたちょっとした坂の上からの”なんちゃって尾道”を撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

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五枚目のカットですが、これも主計町茶屋街の通りの中頃に位置する”なんちゃって尾道”風景を撮れる狭い階段の坂のすぐ下にある小料理屋の店先に掲げられた白い提灯を、路地裏の趣きある弁柄壁の建物を背景として一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、これも主計町茶屋街での景色ですが、短い裏通りをどん詰まりまで歩き通してから、犀川伝いの表通りをひがし茶屋街方面へ歩いて行くこととし、もちろん歩きながら撮ろうと、薄暗くなってきた裏通りを、鵜の目鷹の目、被写体を探していたら、夕暮れになかなか風情のある、ろうけつ染めの紫の暖簾が下がった小料理屋が目に留まったので、店先の様子を一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、裏通りのどん詰まり手前でまたしても南に大きく開けた通路というかちょっとした細長い広場みたいな場所があり、ここも南側の方が小高い丘になっているので、奥の方はまた階段で上に登る経路に繋がっていますが、広場入口付近にここの茶屋街の管理事務所みたいな場所があるので、風情ある手書き文字の看板越しに広場の様子を捉えてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、どん詰まりまで到達してから、木造の建物と建物の間のとても狭く、大人二人がすれ違うにはちょっと厳しいくらいのトンネルのような通路を抜け、陽はとうに西に傾いて夕暮れモ-ドには入っていますが、建物と建物の間の狭い裏撮りから川沿いの陽を遮るものが全くない場所に出てくると、やはり少々眩しく感じ、目を細めていたところ、ちょうど頃合い良く、浴衣のカポーが大人のオーラをまき散らしながら通り過ぎていったので、後ろから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltoron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

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九枚目のカットですが、このところ、あまりに風景写真、風景写真したシーンは専ら25mm程度の広角相当の優秀なカメラの付いたGalaxyに任せて、1~5m程度のものをきちんとしたカメラとレンズで撮るような役割分担が頭の中で出来上がっていて、肉眼で見ておーっとなっても、スマホンで撮っておしまい、通り過ぎるということが殆どでしたが、今回の浅野川上の景色は北陸固有の梅雨時の重苦しい曇り空が低く垂れ込めた様子を川面に映し、あたかもローマとかパリの河沿いの風景を描いた印象派の絵画みたいな雰囲気だったので、ライカの実力を信じて一枚だけ撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltoron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

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十枚目のカットですが、もう日暮れまで1時間も切った頃にやっとメインの撮影スポットであるひがし茶屋街に辿り着いたわけですが、当日も時折、雨がパラついたりしている上に、このところの観光客の減少を受けてか、3月に訪れた時と同様、平日はメインストリート沿いの物販店、飲食店とも殆ど扉を閉ざしており、それが故、訪れる物好きもまばら、という事情らしく、仕方なく閑散とした通りに奇特なカポーが足を踏み入れて暫く進んだ辺りで一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltoron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

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十一枚目のカットですが、ひがし茶屋街のどん詰まり、左右にしか抜け道は無い、というところまで歩き通し、経験則的に左の方向の方が、休みでも店先に花を活けていたり、オシャレなオブヂェを展示していたりと撮り歩くには楽しいルートであることは判っているので、迷いなく足を進め、曲がって10数メーター先の路傍に咲いていたルドベキアの黄色と赤紫の可憐な花を古風な木造建屋の建つ通りを背景に一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltoron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

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十二枚目のカットですが、翌7/23日はちょいと前の晩に部屋で呑み過ぎ、出発が11時半を回ってしまい、駅前のビル内の人気寿司店で蟹みそ丼など戴いてから、北陸本線関西方面に乗り、1時間ほどかかる大聖寺まで出かけ、16時過ぎには西金沢に戻り、そこから北鉄野町駅経由、にし茶屋街に入ったのですが、当日はあいにくの雨模様で、金沢市内屈指の和装インスタスポットのひとつにも関わらず、観光客はまばら、声をかけるにも、肝心要の相手がおらず、仕方なく、いつもは35mmか50mmなので、全景を収め切れなかった、茶屋街の事務所のレトロな佇まいを撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltoron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

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十三枚目のカットですが、それでも無人の茶屋街を撮ってもあまり面白くはないと思い、数少ない通行人が通りがかるのを待っていたら、ちょうど、関西から来たらしい、いたいけな小姐二名組が、あいにくの雨模様を呪いながらも、濡れた石畳って、結構イイ雰囲気なんやないのぉとかケタケタ笑いながら歩きすぎて行ったので、音もなく追尾し、後ろから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltoron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

Kanazawa20_Jul_14.jpg
十四枚目のカットですが、ここにし茶屋街は通り自体が短い上にひがし茶屋街ほど各店舗の店先に凝った趣向もなく、そもそも人通りが圧倒的に少ない、当日のにし茶屋街での長居は無用、夕暮れの犀川周辺の風景でも撮ろうと犀川大橋方面を目指して歩き出したら、川沿いに三階建ての風情ある木造建築物が在ったことを思い出し、灯りが点る前のその威容をどうしたら捉えられるか暫し思案の結果、逆光でセミシルエットで全景を捉えてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltoron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、金沢の街はセミシルエットもなかなか決まるなぁと独り言ちて、犀川大橋を渡る時、夕暮れの鋼製の橋の部材がとても力強く、しかし、長い歳月をそこに過ごし、通り過ぎて来た人々の物語をしみじみと語りかけてくるような気がして、夕暮れの空をバックに一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUltoron28mmf2.0での絞り開放AE撮影となります。

さて次回は行程3日目の午後と4日目の出発前までの金沢の風景と出会った人々との交歓も併せてレポートしたいと思います、乞うご期待!!
  1. 2020/08/09(日) 19:58:21|
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Return from junk box vol.2~Jupier8M rebuilt 2nd.~

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て、今宵のご紹介ですが、東京アラートなる意味不明のスローガンが出されてしまったため、不用意に上州の知行地に出掛けて、本人のみならず、お留守居役の老母にまで風評被害出ては宜しくないので、帰省はほとぼりが冷めるまで延期、従って、残業厳禁+一時帰休+外出自粛で余りに余った時間でリプロダクションを行った、ロシアレンズシリーズのうち、Jupiter8Mのリビルト2号機、こちらは固定鏡胴モデル3兄弟の中では、コントラストはやや低めながらも、シャープネスは申し分なく、ローパスレスのR7IIのEVFで最大倍率で拡大すると、2m弱の先のスマイル40という4cmくらいの高さの目薬瓶の裏側の説明文が読めるくらいなので、かなりのものだと認め、街撮りに連れ出した次第。
今回の個体の特徴は、G1の凸がおそらく80年代に入ってからのパープルとアンバーとピンクが混ざった、毒々しい反射光を放つギンギラコートでGは普通の薄い青紫のコートでG3がまたパープルアンバーとピンクが混ざったもので組み上げてます。
では、当日の行程に沿って、試写結果を逐次眺めて参りましょう。
カメラはSONY α7RII、全コマ絞り開放による絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、今回の試写も朝というか昼前に起きてから、まずランチは何にしようか?と考えることから始まって、そのランチスポット周辺から試写をスタートすることとなるのですが、ふと思ったのが、天気予報で翌週末辺りから天候が崩れてそのまま長い梅雨に突入してしまうかも知れないとのことで、その前に新型コロナ騒動直前に渋谷東急ハンズに預けておいたカメラバックを引き取りに行こうと思い、も目的地を急遽、秋葉原から渋谷に変更し、センター街奥地のハンズでカバンを引き取ってから、次なる目的地である中野へ向かうための東京メトロ半蔵門線渋谷駅への道すがら、センター街に面する沖縄料理屋の前の路上を撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、同じく渋谷センター街の路上で、以前は外国人、日本人を問わず、路上の様子をカメラ、スマホンで撮っている人々があまた居たので、真っ黒い大きめのミラーレス機に銀色のヘンテコなレンズを人通りに向けても、誰も関心を示さず、気軽にスナップがてら試写も出来たのですが、そもそも人通りが2~3割引きの上に写真を積極的に撮りたがる国内外のツーリストが皆無に等しいので、独りだけで盛大にやっちゃうと嫌が応にも目だってしまうので、かなり控えめに遠い通行人を入れて街の風景撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、渋谷から半蔵門線に乗って、いったん九段下まで下がり、そこで東西線に乗換え、中野に向かったのですが、中野の街もだいぶ人通りが戻り、ブロードウェイに続くサンモールというアーケードなど、ほぼ平常並みの混み具合いに戻っていたのですが、試写をしながら、ドナーを求めにペコちゃんカメラ別館へ移動するというミッションのためにはその一本東の側道を通らねばならないので、ペコちゃんカメラ本店へ続く道に足を踏み入れた途端、いつも見慣れた煉瓦造りの飲食店の店頭に「長年のご愛顧・・・」云々というコロナ影響による閉店の挨拶が張り出されていたので、名残惜しんで看板を至近距離から撮らせて貰ったもの。

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四枚目のカットですが、渋谷のセンター街付近と異なり、ここ中野の北口界隈は、店の代謝が低く、老舗のお店も多く残っていて、そこここにそのお店のコンセプトを打ち出したオブヂェが配置されていて、街撮りを行う我々にとっても、好ましい被写体を用意していてくれるのですが、ペコちゃんカメラ本店の二本ほど北側の東西を結ぶ通りに在る北海道をコンセプトとした居酒屋店頭の機関車の鋼鉄製の車輪と背景の土壁をモチーフに一枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが同じく中野駅北口のラーメン、焼鳥、居酒屋等接待を伴わない飲食業が密集するエリアで、アーケード街から一本外れてしまうと、まだ人出も戻り切っておらず、土曜日のお昼過ぎというのに閑散とする通りに赤提灯のみ灯が点されて、いつ来るとも知れぬお客さんを待ち侘びている様子が何となく沁みるものがあったので、至近距離で一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、ここサンモールより一本東を並行する飲食店街でも、以前よりはまだまだ少ないとは言え、緊急事態宣言終息後、初の週末ということもあって、これまで、7月7日の織姫と彦星よろしく、おおっぴらに逢うこともままならなかったいたいけな若い男女のカポー達がここぞとばかりに手に手を取ってしっぽりと人通りもまばらな通りをそぞろ歩きなんかしていたので、そっと音もなく背後に忍び寄り、逢瀬の様子を一枚戴いてみたもの。

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七枚目のカットですが、サンモール東の側道も早稲田通りに近いくらいの奥地になってくると、路地や裏通りも入り組んできて、それがまた昼間なので店舗が閉まっていて、妙な非日常感を醸し出してくれるのですが、その中を、大黒天、ないし大国主命よろしく白い巾着袋を肩から下げたいたいけな若い小姐が何の臆面もなくすたすたと歩み入っていったので、その意外な組み合わせに驚き、後ろから一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、ここサンモール東側のエリアには、新宿三丁目、或いは浅草観音裏、吉祥寺ハモニカ横丁の如き、接待を伴う夜の飲食業における昭和の残滓が至る所に佇んでおり、大学時代から中野には足を運んでいたのに、つい5~6年前に初めて発見した歌舞伎町奥の風鈴会館の改装前の姿か、或いは渋谷の宇田川町辺りの再開発に取り残された雑居ビルの双子の生き残りみたいなおどろおどろしい造形、色使いの建物が残ってしかも現役として供用されているのですが、その手前の通りでいたいけなカポーがネコを見て癒されていたので、遠目で一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、話は前後しますが、画面の中のいたいけなカポー達がしゃがんだり、みゃおみゃおと奇声を上げていたので、もしや中野に渦巻く、生類憐みの令によるお犬様屋敷が残した畜生霊にでもとり憑かれたのかと思って、恐る恐る近寄ってみれば、黒猫と三毛猫もどきが閉まっている店舗前の段ボール箱の上で昼寝していたので、何とか手名付けようと無駄な努力をしていたので、一枚撮らせて貰うよ、と割り込ませて貰って撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、今回は50mmレンズなので、正面の通りからでは、おどろおどろしい雑居ビルの全貌を写し切れないので、いったん、側道の戻り、もう一本北の東西通路の入り口付近から建物の全景を狙おうと歩き出した矢先、だいぶ前に気づいていた、ベニア板に手書きのイラスト看板の向こうをお手々こそ繋がないまでも中年のカポーがしょうがないしょうがない云いながら歩き去ろうとしていたので、かろうじて背景に収め一枚撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、例の雑居ビルの東側通路入り口付近にて、50mmの画角で何とか撮れるクリアランスが確保出来る位置を探り当て、さぁて、スターウォーズに出て来そうながめついヒューマノイド型エイリアンが経営する酒場が密集していそうな雰囲気の古びてはいるが、不可思議な造形と色使いの雑居ビルの全景を撮ろうとした矢先に自販機で何か買おうと云う白髪のご老人が現れ、いーぞ、いーぞ♪とシャッター押す直前に速足で飛び入り参加したステテコ姿のヲッサンとマンボパンツ小姐のカポーも一緒くたに撮ってしまったもの。

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十二枚目のカットですが、無事、中野ブロードウェイ最奥部に鎮座ましますペコちゃんカメラ別館で結構な掘り出し物を三点も買えて、しめしめ、これで当面、改造パーツには困るまい♪とホクホク顔で再び駅を目指そうと思ったものの、屋根付きで人通りも密なサンモール経由では思うように試写出来そうにはないので、さきほど通った道より更に一本東の「中野新道」というよりマニアックな飲み屋街に足を踏み入れるや否や、自転車のオモニを追い越すべく、奇声を上げたいたいけな童子が走ってきたので、通りの一部として一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、不審者モード全開で中野新道の昼の顔をきょろきょろと眺めながら駅に向かって歩いて行ったら、バミューダパンツ姿の若いヲヤヂがオカッパ頭の男の童子の手をひいて、楽しそうに語らい合いながらすれ違っていったので、場所とアンマッチな組み合わせに面白さを感じ、即座に振り返り、その幸せそうな後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、中野新道もペコちゃんカメラの近くまで来たら、先行き、あまりお店もなくなってきたので、サンモール方面へ戻ることとし、サンモールを東西に貫く路地のようなところを歩き出したら、珍しい材質の赤提灯とは言えないような赤いセルロイドっぽい宣伝ぼんぼりにこれまた「カッパ」という見方によっては潔いとさえ言えるような屋号が記されたもつやき屋さんがあったので、暇そうな店番の中年小姐に今日は寄れないけど、宣伝するから撮らせて、と頼んで一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、駅に戻る前にもう一か所、無くなってしまう前に撮っておきたいものが有って、そこに立ち寄ったのですが、それは何かというと、冒頭でご紹介した煉瓦造りのレストランカフェ「BRICK」さん店頭の年季の入った青銅とキャストガラス製の街灯で、心の中で永年ご苦労様でしたと声かけながら、最短距離で一枚戴いてみたもの。

今回の感想ですが、いやはや、コピー製品のしかも寄せ集めのリビルト品でも、ゾナーってイイですね。
レンズの特性に関し、フィルムのように感光面の厚みとプラスティックフィルムを巻いていることによる甘いフラットネスと違い、SONY製の裏面照射型CMOSのしかもローパスレスは古いレンズには過酷極まりないテストベッドですが、周辺のひずみも解像度低下も殆ど認められず、満足いく試写結果を出してくれたのは、天才ベルテレの遺徳によるものだと改めて感じてしまいました。

さて、次回は田舎に帰らなければ、JUPITAR8Mの三号機テストはちょっとひと休みして、国産のコンパクトRFのレンズを例のテストベッドで試写した結果でもお送り致しましょう、乞うご期待!!
  1. 2020/06/07(日) 19:17:49|
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Japan's authentic treasure with ancient maount fecing to extinction~W-Nikkor35mmf2.5S~

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さて、今宵のご紹介ですが、予告通り、ストックしてあった、国産銘レンズ、しかも今やデヂタル化の波に乗り遅れ、絶滅危惧種となりつつあり、よほど希少価値の高いモデル以外は右肩下がりの値付けとなりつつある、ニコンSマウントの広角、W-Nikkor35mmf2.5の黒鏡胴モデルをお送りいたします。

実は、この個体、先に買い求め、中身をより新しい設計であるUW-Nikkor35mmf2.5に換装した銀鏡胴のものが、あまり外観が綺麗ではなく、持ち歩きにはちょっと・・・ということで、外装スワップと光学系もUW-Nikkor35mmf2.5も逆光時に緑のゴーストが映り込むマルチコートモデルの後期タイプではなく、青紫の前期型で程度の良い光学系を押さえていたので、そちらに換えて、S-Mアダプタで街撮り用のコンパクトな35mm玉としてM(TIPO240)での海外遠征用の交換レンズとして加工しようと買い求めたものでした。

しかしながら、黒鏡胴のもののオリヂナルの描写性能も見ておきたいという思いはあったので、新参者で、やっと計測機器扱いから、街撮り用のパートナーに昇格したα7RIIとコンビを組み、外出自粛で声かけ撮影などままならない状況下、歩き慣れた下町を撮ったらどうなるか、と試してみたものです。

では、さっそく当日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。もちろん、例によって例の如く、全コマ開放により絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、泣き出しそうな天候ではありましたが、月島方面から佃、新川と巡って、門仲経由、木場の工房まで戻るコースを選定していたので、まずは月島迄の最短ルート、越中島から海洋大学前を通って月島へ抜ける道を歩いていて、いつも通勤時に傍らを通り、何となく江戸っぽい雰囲気を気に入っていた、調練橋付近の船溜まりの様子を一枚撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、海洋大学の前の清澄通り交差点を南に向かうと、海洋大学越中時キャンパスの中に時代がかった煉瓦造りの建物二棟が見えますが、これが、国指定有形文化財の観測台の建物で、写真に写っている鉄薄板ドーム屋根の八角形の建物が第一観測台で1903年、おん歳117歳の歴史的建造物に敬意を表し、塀外から一枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、本当は、優雅な明治丸の全景図を撮りたいところだったのですが、今だ、修復中の工事現場の囲いが残ったままで、至近距離では無粋な写真にしかならないので断念し、傍らを通り過ぎ、相生橋途上の中の島公園の高台から、公園の桜花の枝越しに付近の河岸に係留されている屋形船共々一枚撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、明治丸とその周囲の写真を撮り終え、さて早々に橋を渡り切って、月島へ上陸しようかいなとか思いきや、頭上で、鳩の鳴く声がしたので、ふと目線を走らせてみれば、屋根の面材のない、垂木だけの構造体がなかなか面白い意匠で、しかもこれが今にも泣き出しそうな曇天の空に妙にマッチしていたので、情報提供者である鳩各位ともども一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、この時期、気温もそこそこ低かったため、月島に上陸してからもあちこちで、葉桜にはなりつつも、そこそこ花を残した樹をあちこちで見掛け、ここ、相生橋から程近い堤防伝いの道路の両脇に植えられた街路樹の桜並木も葉桜というには勿体ないくら盛大に花を残していてくれて、花のトンネルで通る者のを歓迎しているかのような雰囲気だったため、足を止めて一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、つい桜並木の見事さに道草を食ってしまいましたが、この日は、まず月島駅前のヨナタンというファミレスで食事をしてから周辺を撮って、佃大橋経由、湊、新川へ歩いていく予定だったので、メインストリートに戻り、お店を目指しましたが、その途中の猫の額ほどの児童公園真ん中に一点だけ置かれていたアシカだかオットセイの合掌型の遊具が面白かったので、足を止め、一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、月島の東西を貫くメインストリート沿いには、古くからの住人が住まれている町会があるのですが、そのところどころに道祖神ではないですが、街路樹の切れ目のようなところに、思い思いの縁起物のオブヂェをこれでもか!と並べて、通行人の目を愉しませてくれていたのを、今回、恥ずかしながら初めて気が付き、しゃがみ込んで一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、ここ月島の画的に面白いところは、下町のとても古めいた木造建築と遥か彼方に聳え立つ、都内屈指の高級タワーマンション群との対比ですが、それがニューヨークやバンコクのように、住民の階層を反映した対立があるわけでなく、香港のようなアジア的フュージョンで有機的に溶け合い、新住民も古来からの住民も分け隔てなく、円満な地域コミュニティを作り上げているとのことで、その象徴的な光景を一枚撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、下町の中心部のチェーン店ファミレスで、望外の上出来な昼食を終え、再び元気を取り戻して向かったのが、佃島随一のフォトスポット、住吉神社裏の船溜まり、赤い橋越しに超モダンなタワーマンション群が一望出来る雁木造りの岸壁で、嬉しいことに年に一度しかない桜のシーズンに花見客の混雑とは無縁に花を入れた景色の写真を撮ることが出来たもの。

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十枚目のカットですが、桜がまだ存分の残っていた船溜まりの写真が撮れたことに大満足し、次いで向かったのが、まさに絶滅の危機に瀕している月島商店街、ここは通り自体も低いアーケードの下には昔ながらの駄菓子屋やら電器店、洋品店などが、よそ者目当てのもんじ焼屋の店舗の合間合間に程よく残っていて、特にスナップ撮影で嬉しいのはその商店街に直交する狭い通りがそのまま路地になっていて、二階の渡り廊下みたいなもの越しに聖路加のタワーが望めたりして面白いので、いつもの通り一枚撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、ここ月島の商店街も普段の週末ともなれば、決して安くも旨くもない、もんじ焼目当てに、よそ者の老若男女が押し寄せ、地域住民各位のための生活道路も、徒党を組んで横一列に並び、あっちをうろうろ、こっちをきょろきょろと蛇行などして迷惑極まりない若者各位が跳梁跋扈するのですが、幸か不幸か新型コロナ騒動のため、人気はまばら、午後の書き入れ時のこの時間も、数分に一回、人が通るかどうか、という具合いだったのですが、レトロ交番を撮ろうと交差点に立ったその時、通り過ぎる、いたいけな親子が居たので、急遽、後ろ姿でエキストラ出演願ったもの。

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十二枚目のカットですが、佃島、月島も目ぼしい定点観測スポットは人もおらず、撮り尽してしまったので、早々に対岸の湊、新川エリアに移動することとし、雨風さえなければ絶景の眺めで、徒歩により渡るのがオススメの佃大橋を渡り、浅草方面を眺めてみれば、佃のタワーマンション群、真っ白いハープのような外観も優美な中央大橋、永代橋越しに、遥かスカイツリーも勢揃いで、安藤広重がこの景色を見たらどんな画を描くのだろうとか想像しながら新東都名物揃い踏みを撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、佃大橋から再び江戸の地に上陸し、茅場町方面へと歩いていくと、ここもやはり古くからの街並みがあちこちに残る下町であることには変わりなく、正体不明の木造建築が、大きな通りから一本入ったところに残っていて、驚くべきことに、今でもそこで人が暮らしている、という事実を目の当たりにするのですが、ここもそのうちのひとつ、謎のコロニアル風木造店舗兼住宅の姿を前から一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、佃大橋から新川に向かう途中、たぶん、湊との境界辺りではなかったかと思いますが、何と、関東大震災で崩れ落ちてしまった両国橋の鋼材の一部をそのまま再利用して建造したという、近代建築史、或いは我が国鉄鋼業の歴史に照らしても極めて貴重な近代産業遺産である、南高橋という橋でその歴史の重みに敬意を表し、道端の花をメインに据え、その佇まいを撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、雨も降りだしてきてしまったので、カバンに忍ばせてきた折り畳み傘をさして、家路へ就くこととし、たまに奉公先から気が向くと歩いて帰る時に通るルートである鍛冶橋通りに出て、一路、永代橋を目指してあるくと、新川からは目と鼻の先なので、ほどなく、都内の橋の王様である永代橋の雄姿が目に入り、帰り際にどうやったらこの威厳が撮れるものかな、と思案して撮った一枚。

今回の感想ですが、いやはや、人が居なくても、スナップはそれなりに何とかなりますな・・・ついつい安易に声掛けてそれに頼っちゃうと、構図とか、露出とか、それ以上に街の至る所に潜む蠱惑的なモチーフを見落としがちになってしまうので、この人の居ない時期に精一杯、腕を磨くことといたします。

さて次回は、加工途上のレンズと家の近所からちょい離れたエリアまで2時間近く散策して撮ってきた画を申し訳程度にアップします、ちょい乞うご期待!!
  1. 2020/04/19(日) 22:17:28|
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Exciting travel to gorgeus local city with 400 year's history~Kanazawa photographic tour'20.Mar③~

さて、今宵のご紹介ですが、予告通り、3月の連休を利用して、久々に旅行して来た金沢、及びその周辺一帯の旅からのレポート、実質最終日の三日目となります。
まずは簡単な行程のレヴューからですが、滞在三日目は、東京を出る前から予め計画していた、ほぼ丸一日使った、定期観光バスによる輪島半島ツアーに行くこととしていました。
滞在二日目の夕刻に駅前の北鉄バス案内所で前売り券7500円也を購入し、三日目は朝7:50に金沢駅東口の1番バス乗り場出発で、一路、輪島の観光朝市を目指し、2時間以上かかって、朝市から程近い輪島塗会館の駐車場にバスを停め、そこから徒歩で朝市が開かれているメインストリートへ移動、50分の自由行動でしたが、そもそも、出発時にバスのお客さんが7名しか乗っていないという暗澹たる道行きなので、推して知るべしの通り、写真でも判る通り、観光客は僅少、露店の売り子さんや、用向きで通る地元民各位の方がまだ多い状態で、10年ほど前に来た時はこんなものではなかったのに・・・と思い、ガイドさんに感想など述べて見れば、今日はこれでも賑わっている方・・・と返され、一足先の外出自粛とはこんなものなのか?と正直驚いた次第。
そして、そこから白米千枚田、キリコ会館を経て、志賀町の丘の上のホテルでそこそこ豪華なランチを戴き、あとは道の駅みたいなところでトイレ休憩以外は車中見学で巡り、金沢駅前に戻ってきたのが16時半過ぎ、当然、まだ写真が幾らでも撮れる時刻なので、駅前のアパホテル一階カフェでお茶してから、今度は市内バスでひがし茶屋街に向かい、前回はパスした主計町茶屋街を撮り歩いてから、日没間際のひがし茶屋街へ移動、声掛けてきた小姐各位も含め、撮るだけ撮ってから、晩飯時間も考え、駅前まで歩いて戻ったという行程。

では、さっそく当日の行程に沿って実写結果を逐次眺めて参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、バスを降り、何となく、少々欲求不満の柴犬みたいカンジの顔立ちの若いガイドさんの案内で、バスを停めた輪島塗会館から歩くこと5分強で、見覚えのある、朝市通りの入口に到達、さっそく、撮ろうかいな・・・と思いきや、両側の露店というか屋台みたいなのは適度な密度感で通りに面して建ち並んでいるのですが、観光客を含めた通行人が圧倒的に少ない・・でも何か朝市の雰囲気を現わすものは、と目に留まったのがテントの下の魚の干物、買わないけど、宣伝するから一枚撮らしてね、と頼んで一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinonIII50mmf1.8mod.M by Fukagawによる開放AE撮影となります。

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二枚目のカットですが、別のバスの団体観光客なのか、或いはマイカーによる個人観光客なのか判りませんが、いたいけな小々姐連れのやや年配夫妻がやってきて、オレンジ色も目に鮮やかな露店テント前路上で、買物会議みたいなのを始めたので、ここぞとばかり、黒のダウンとオレンジのテントのコントラストを活かすべく、小々姐の艶やか黒髪にピンを合わせて撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinonIII50mmf1.8mod.M by Fukagawによる開放AE撮影となります。

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三枚目のカットですが、ここ朝市通りは、何も朝市オンリーが店を広げているわけではなく、カフェもあれば、塗り物屋さんも、あまり値打ちものが有るとは思えませんでしたが、店頭のビジュアル的には十分この閑散とした通りに彩りを添えていたようなので、店頭で欠伸してた女将さんに頼み込んで、売り物の極彩色の獅子像を一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinonIII50mmf1.8mod.M by Fukagawによる開放AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、獅子像を撮ったあと、お若いのに骨董に興味がお有りか?とか、よほどヒマなのか、女将さんから、茶を淹れるから寄っていけ、とか云われたのを有難く固辞し、ひたすら枚数を稼ぐべく、入口とは反対の方向目指して歩き出してほどなく、またしても別の観光客の一団と遭遇し、逆光気味ながら、一人の小姐の栗毛が風になびくさまが心惹かれるシーンに遭遇したので、とっさに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinonIII50mmf1.8mod.M by Fukagawによる開放AE撮影となります。

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五枚目のカットですが、朝市通りに着いてから30分ほども経ってから、そこそこ通りの上の観光客というか、自分みたいに絶対に爪楊枝一本買わないとこころに決めた冷やかしを含めた通行人の数はそこそこ増え出し、るるぶ女子とか昔云われたような、都会っぽいファッションで観光地を巡るような小姐二名組とすれ違ったので、やり過ごしてから、後ろ姿を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinonIII50mmf1.8mod.M by Fukagawによる開放AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、おそらく、今回も旅でのベストショットであろう、朝市通りを背中の曲がった老婆が渾身の力で以て荷車を推して通っていくところをすれ違ってから、逆光気味ながら、通りの全景も入れて撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHygomeyer KinonIII mo.M by Fukagawaによる開放AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、通りの端まで行ってみたら、更にその先に輪島塗の職人の作業場の集落みたいなのがあるようなので、そこも一通り眺めてから、そろそろ集合時間が近づいてきたので、朝市通りの一本海側の通りを通って輪島塗会館方面を目指して歩いていたら、路地の入り口で猫が見つめてきたので近づいて写真撮ろうとしたら、何もくれないのが判ったか、振り返りながら歩いていってしまったので。せめて後ろ姿を、と一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinonIII50mmf1.8mod.M by Fukagawによる開放AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、輪島塗会館の駐車場を後にした大型バスはたった7名の乗客と2名の乗員を乗せ、一路、白米千枚田へと向かい、実はここは初めての訪問だったのですが、観光バスが何台も停まれるような立派な駐車場と、道の駅のような売店を備えた立派な観光地化されてはいたものの、やはり朝市通り同様、やはり時期が時期だけに閑散とした様子ではありましたが、それでも、結構、写真が好きとかカメラの腕には自信有りといった若者各位がやってきて、EVFを付けたミラーレスで何枚か撮ったあと、満足気にその場を立ち去ろうとする小姐の姿を認めたので、後ろから千枚田をバックに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinonIII50mmf1.8mod.M by Fukagawaによる開放AE撮影となります。

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九枚目のカットですが、話は前後しますが、苗が植えられた後、或いはあせめて水が深々と張られた状態であれば、ここが水田であると一目瞭然なのではありますが、まだ田植えの時期には少々早く、しかも、個々の田が別々のオーナーの所有、委託管理先も複数らしく、一斉に水を入れてシーズン突入とはならないようで、駐車場から徒歩で行って帰って来られる範囲では、単なる段々状の丘陵斜面なのか、田植え前の水田なのか釈然としないカンジではありましたが、戻り際、何とか、それらしい雰囲気の場所を見つけたので、青空をバックに一枚撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による開放AE撮影となります

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十枚目のカットですが、夕暮れ前の早い時間に金沢駅の出発したのとは丁度反対側の西口の点対称の位置にバスは到着、少々欲求不満の柴犬みたいカンジの顔立ちの若いガイドさんも珍しく愛想良く笑って、見送ってくれたので、気分も上々、まだ撮れるなとか思いながら、少々、駅前でサボってから、市内循環バスに乗り、ひがし茶屋街と主計町茶屋街の共通した最寄りのバス停で降り、陽も暮れ出した主計町茶屋街に足を踏み入れ、その入口付近の閑散とした様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.M by Fukagawa による絞り開放AE撮影となります。

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十一枚目のカットですが、暫し、どうやって撮っていこうか、街並みの中に佇んで思案していたら、程なく、夕暮れのお茶屋街をインスタにでも上げるためでしょうか、いたいけな若者各位のグループが何組かバス停方面からやって来たので、少し引いたところから、通行人代わりに出演願い、一枚撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.M by Fukagawa による絞り開放AE撮影となります。

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十二枚目のカットですが、ここ主計町茶屋街は近隣のひがし茶屋街と比べると、かなり小規模なエリアなので、入口から奥まではゆっくり歩いても10分と掛からず、メインストリートだけではありきたりの画を撮ることしか叶わないので、いきおい、路地裏散策に切り替えることとなりますが、偶然、尾道の斜面の街並みに似た通りを発見し、嬉しくなって一枚撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.M by Fukagawa による絞り開放AE撮影となります。

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十三枚目のカットですが、日没まで時間配分を考え、主計町茶屋街の主だった路地、裏通りも一通り眺めて、撮ったので、大通りを挟んだひがし茶屋街へ徒歩で移動、すっかり、陽の落ちたメインストリートの各お店の店頭の街灯に灯が点り、その下を通行人が過ぎていくさまがなかなか風情有ったので、一枚撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.M by Fukagawa による絞り開放AE撮影となります。

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十四枚目のカットですが、ストロボ無しで通りを撮っていたのがよほど不思議だったのか、近くでオリムパスケムンパスサロンパスのマイクロフォーサーズ機で交互に記念撮影なんかしていた小姐二名組の一名が、ストロボ焚かずによう撮れますね、とか声掛けてきたので、絞り開けてシャッター速度調整すれば、今のカメラは感度も自動調節できるから簡単♪とかいいながら、彼女らのカメラで何枚か撮って上げて、お礼にモデルさんになって貰ったもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.M by Fukagawa による絞り開放AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、三人でカメラを覗き込んでかなりワイワイがやがややってたてのを通り掛かりで見かけた別の小姐二名組が、写真お上手なんですか?とか声掛けて来たので、論より証拠、そこに立ってみなはれ、と返して、気に入ったら後で送って上げるから、と約束してモデルさんになって貰ったもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.M by Fukagawa による絞り開放AE撮影となります。

今回の感想ですが、本来、この日程は、上海行きを計画していて、それが未知の伝染病によりキャンセル、釜山かソウルに行こうとして、そこもどうやらやヴぁそうということで、見送り、では札幌は?と計画変更を試みたものの、結果はご存知の通り、結局、手近で感染者数も少なそうな金沢へと変更したのですが、美味しいものは思う存分食べられたし、思いのほか、小姐の写真も撮れたし、なかなか佳き結果となりました。

さて、次回は、買ったまま試写もしていなかった国産の銘レンズをα7R2で厳格に試写した結果をレポート致します、乞うご期待!!
  1. 2020/04/12(日) 21:53:47|
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Exciting travel to gorgeus local city with 400 year's history~Kanazawa photographic tour'20.Mar②~

さて、今宵のご紹介ですが、予告通り、3月の連休を利用して、久々に旅行して来た金沢、及びその周辺一帯の旅からのレポート、二日目となります。
まずは簡単な行程のレヴューからですが、滞在二日目は、前日の地の天気予報では、雨、時々曇りという、写真を撮るには絶対絶命、ピンチの見通しで、それでも、降水確率は午後には10%になり、その代わり予測困難な、局地的にわか雨は有る、といった状態だったので、今回の目玉として楽しみにしていた、輪島半島へのランチ付きほぼ丸一日バスツアーは滞在三日目送りとすることにし、湯治との朝は目覚めたのが宿のオマケの朝食提供時間もとうに過ぎた10時過ぎ、そこから身支度し、駅まで徒歩で移動、駅前のバスターミナルから、前日に買い求めておいた北鉄バス市内一日乗車券を使い、市内では一番シャッターチャンスが転がっていそうな「ひがし茶屋街」へ移動し、そこで1時間ばかり声かけたり掛けられたりもして何枚か撮り、そろそろお腹も空いてきたので、徒歩で15分程度の近江町市場まで移動し、そこで何枚か撮りながら、お目当ての海鮮系料理屋に向かい、1時間以上待ちましたが、至極の海鮮丼を戴き、しかるのち、市場至近のバス停からバスに乗って、今度は反対側のにし茶屋街へと移動、ひがし茶屋街に比べると相当閑散としている街並みを陽が傾き出すまで路地裏にも足を運んで撮り尽くし、しかるのち、またバスで駅まで戻る途中に翻意して、広坂兼六園下で降り、そこからご苦労なことにいったん通り過ぎた21世紀美術館まで、金沢城址の石垣などを眺めながらとぼとぼと歩き、すっかり陽も沈み出した黄昏の美術館庭の風景を何枚か撮って、翌朝はバスの時間も相当早いので、晩飯を早めに摂るべく、早々に駅前に引き上げたというのが滞在二日目の行動のあらまし。
では、さっそく当日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、ひがし茶屋街最寄りの川沿いのバス停に降り立つと、新型コロナの影響に関する話が喧しい昨今であったにも関わらず、茶屋街方面へと歩いて行く人間は結構居て、道案内の看板など見る必要などないくらい、5分もかからないうちの入口に達し、一軒、京の町屋みたいな店舗兼住宅の前で1枚撮りませうとカメラを取り出したところ、関西弁の小姐二名がレンタル着物も颯爽と通り過ぎていったので、後ろ姿のエキストラ出演して頂いたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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二枚目のカットですが、10年近く前の記憶を頼りにメインストリートを目指して茶屋街の中を進んで行くと、通りに面した店舗兼住宅の軒先に、時折、面白いオブヂェみたいなものが掲げられていたりすることがあるのですが、その中でも目を惹いたのが、何と麻で編んだテーブル掛けみたいな生地の上に、トタン板を切り抜いて作ったと思しき、石川県全体の図柄が麻糸で縫いつけられており、よくよく、至近距離で観察すると、何と、整形したあとに溶融亜鉛メッキ槽に付けられたものであることが判り、気合い入ってるなぁとか感心して軒先で一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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三枚目のカットですが、メインストリートまで目と鼻の先の石畳の道の曲がり角の手前の側道に、どう見ても、昨日今日、レンタル着物を来てみました♪という着こなし、身のこなしとは別物の艶やかな小姐が、スニーカー並みに軽快な足取りの草履履きで石畳の小径へ歩き去っていく姿が目に留まったので、追い縋って、 通りの街並みの中の後ろ姿を一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、そうこうしてメインストリートに到着、記憶に残るひがし茶屋街のメインストリートよりも、はるかに人通りが少ない、あたかも早朝の如き街並みを、果たしてどうやって、この超広角レンズで収めましょうかとか思案し、結局、道のど真ん中に陣取って、ローアングルで何カットか撮っていたら、背中に人の気配を感じ、あ、こんなに真ん中占領したら、車は通行禁止とは言え、記念写真なんかの邪魔だわな・・・とか思って立ち上がって振り返ると、いたいけな名古屋からという小姐分隊が「あのぉ、お願いがあるんですけど・・・」ということで、何枚か、別のスマホンとオリンムパスケムンパスのマイクロフォーサーズの入門機でグループの写真を撮って欲しいという嬉しいリクだったので、朝飯前ならぬ昼飯前だけど、というこちで、お礼代わりにモデルさんになって貰ったもの。

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五枚目のカットですが、工房主が珍しいレンズ?で撮った画も是非送って欲しいということで、代表者の小姐に名刺を渡し、別れてから、メインストリートの奥まで行って、戻りがてら、付近の側道をスキャンいたら、なかなかオシャレな弁柄格子のお店が建ち並ぶ、石畳の小路があって、前回来た時には、全然気が付かなかったわな、とか独りごちながら、道端に立って、通りの全景を収めようとしたら、そんな姿にはお構いなしに七五三みたいにレンタル着物が浮き立っている若き人々が次々通り過ぎて行ったので、頃合いを見計らって、一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、同じくひがし茶屋街の側道のひとつで二階の大きなガラス窓が特徴的な店舗の建つ石畳の通りが目に留まり、ここも、結構な頻度で、大人の七五三が行き交っていたので、面白そうな画が撮れそうな気がして道端に佇み、シャッターチャンスを待っていたら、またしても、大声で嬌声を上げながら、いたいけな小姐三名組がやってきたので、頃合いを見計らってシャッター切ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、記憶を頼りにメインストリートと交わる側道を覗きながら歩いていたら、赤い弁柄染めの木の外壁の店舗が建つ石畳の裏通りを大人の七五三カポーみたいなのが、遥か彼方から歩いて来るのが目に留まったので、立ち止まって、目の前に来た頃合いを見計らってシャッター切ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、そういえば、メインストリート反対側からのひがし茶屋街の全景を撮っていなかったことを思いだし、反対側に着いてから、人通りが少ない頃合いを見計らって、入り口方面に向かってシャッター切ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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九枚目のカットですが、ここひがし茶屋街のメインストリートは遠目に見ても、調和がとれ、個人的には、京都の一力茶屋の在る祇園のメインストリートのひとつである花見小路にも負けない素晴らしい風情を持っていると思うのですが、それにもまして、ここのお店が軒先のデスプレィに細かな気配りを働かせていて、出入り口の脇に通る人の目を愉しませようと、野の花を一輪挿しに挿して、さり気なく飾っておくその奥ゆかしさに心打たれ、一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

Kanazawa20_025.jpg
十枚目のカットですが、そここで立ち止まって、カメラバッグを右肩から下げ、首と左肩から、見慣れぬカメラなど吊るして、しゃがみ込んだり、中腰で撮ったりして、撮り直しなんかやってたので、近くでスマホンの集団自撮りやってた小姐集団が声掛けてきて、すみません、上手そうなので、撮ってくれません?という嬉しいリクしてくれたので、もっと寄ってとか、肩を上げて、顎を引いてとか、それらしく色々と小うるさい注文付けて、スマホンやらキャノンの小型一眼レフデヂで撮って上げたあと、変はレンズで撮らせて貰うよ、ということでモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinoIII50mmf1.8改L39壱号機による絞り開放AE撮影となります。

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十一枚目のカットですが、先に撮って上げた小姐グループたちが、すっげぇ!とか、マヂとか、スマホンの画面とかキャノンの背面LCD見て、喜びの声なんか上げてるのを見た、別の小姐二名組が、えー、うちらも撮って欲しいんすけど・・・ただ、場所は大通りがイイです、ということで、少々歩いて移動し、ひがし茶屋街のぐるぐるになった茶屋街の街並みをバックに可愛く撮ってあげたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinoIII50mmf1.8改L39壱号機による絞り開放AE撮影となります。

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十二枚目のカットですが、、ランチの時間を考え、ひがし茶屋街からそぞろ歩きすること20分少々、やっと近江町市場に到着したのですが、幾つかあったランチ候補のお店は何処も恐るべき行列で、戦意喪失しそうになりそうな気持を奮い立たせ、本命のお店はメインストリートからは外れていたことを思い出し、そこなら、多少はマシなんぢゃまいかと歩き出したその時、果敢にもマスクもせずに鮮魚を買い求めようと店員さんとハードネゴに臨んでいたカポーの姿が目に留まったので、路上から一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinoIII50mmf1.8改L39壱号機による絞り開放AE撮影となります。

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十三枚目のカットですが、1時間以上もかけはしたものの、築地場外だったら、いったいいくら取られたんだろう!?と造像もつかないような超豪華な地魚(含む甲殻類)満載の海鮮丼を戴き、身も心も豊かになって、市場の最寄りのバス停から周遊バスに乗って、金沢駅経由、今度は反対側に位置するにし茶屋街を探検することとし、駅からは10分少々で着いたにし茶屋街の入り口から、楽しそうに散策している小姐二名組が通り過ぎるのを待って一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十四枚目のカットですが、これもにし茶屋街のメインストリートで、この頃には、昼過ぎくらいまでぐずりがちだった天気もようやく落ち着いてきて、北陸の冬から早春にかけての特徴であるどんよりとした低く厚い雲の合間から、澄んだ青空も見えるようになってきたので、ちょうど良いグループ客がやって来た頃合いを見計らって、街並みを撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、にし茶屋街自体はメインストリートの長さも、側道の広がりもひがし茶屋街とは比べ物にはならないくらい小さく、それ以上に、声掛けたり、掛けられたりして、着物姿のいたいいけな小姐各位の写真を撮れる確率が、天文的に低い気がしてきたので翌朝の輪島行定期観光バスの発車時刻が小学校の林間学校かボーィスカウトのキャンプ並みに早いので早々に晩飯食べて寝ようと思い、にし茶屋街を後にし、途中、21世紀美術館前を通った後に気が変わって、ひとつ先のバス停で降りてとぼとぼ歩いていって、夕暮れのガラス張りの建物全景を撮ってみたもの。

さて、次回は今回の金沢の旅のメインエベント、北鉄定期観光バスによる、輪島半島の旅、そして、夕刻のもうひとつの茶屋街、主計町茶屋街の様子をレポート致します、乞うご期待。
  1. 2020/04/05(日) 19:40:49|
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Exciting travel to gorgeus local city with 400 year's history~Kanazawa photographic tour'20.Mar.①~

さて、今宵のご紹介ですが、諸般の事情でアップが一日遅れてしまいましたが、予告通り、3月の3連休+1有休を利用しての、久々の400年の歴史を持つ100萬石の古都金沢からのレポートを3回に分けてお送りいたします。

まずは恒例の簡単な行程紹介ですが、出発は3月19日の木曜日の9時半過ぎの北陸新幹線に乗り、金沢には12時半に到着、まずは腹ごしらえということで駅ビル内の充実した食堂街を丹念に物色し、昼間は定食、夜は海鮮系居酒屋というスタイルのお店で豪華、治部煮のランチを1500円そこそこで戴き、しかるのち、駅西口の福井方面に位置する新しく出来たチェーン店系ホテルに荷物を預け、まずは徒歩で、武蔵辻、近江町市場、そして金沢城公園、兼六園、21世紀美術館と陽があるうちに巡ったのが一日目の行動。
では、当日の行程に沿って実写結果を逐次眺めて参りましょう。
当日の機材はカメラがLeica M(TIPO240)、レンズがVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による全コマ絞り開放での絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、久々の金沢への旅の昂揚感と、駅食堂街での本格的治部煮、そして脇役であろうはずの刺身、天婦羅の旨さに気分も上々、1キロ超の道のりの足取りも軽く、記憶を頼りに歩いても、程なく、近江町市場に到着し、時期が時期だけに記憶に残る賑わいこそなかったものの、鮮魚店の店頭では、レンタル着物に身を包んだいたいけな若者カポーが買うつもりなのか、単なる興味本位の冷やかしなのか知るすべもありませんでしたが、山と積まれたズワイガニのケースの前で店員さんの説明に聞き入っていたので、その様子を横から一枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、同じく、昼なお暗く、人工光が支配する近江町市場の内部、煌々と照らされた鮮魚店の店頭では、一口サイズの甘エビやらホタルイカの沖漬け、或いはカニのほぐし身などを小分けして店頭で食べさせていて、着物姿で関西弁の小姐二名がいかにも嬉しそうに買い求めて、ほな一緒に食べよか♪というところを横から一枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、近江町市場は実に人通りが少ない上、築地の場外のように天然光で撮り易い環境でもないので、早々に見切りをつけ、兼六園方面の出口から退出し、まずは金沢城公園を目指し、歩くこととしたのですが、さすが古都だけあって、関東の小江戸と云われる川越やら佐原、栃木がいかにも観光目玉ですよと云わんばかりに歴史的建造物をまとめて、街並み化しているのに対し、ここでは、そういった茶屋街、武家屋敷跡、寺町といった塊の他、そこここに江戸時代から明治、大正、そして昭和初期の歴史的建造物が建っているので、宝探しのキブンで散策するのも楽しく、赤い弁柄格子の建物を見かけたので、嬉しくなって一枚戴いてみたもの。

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四枚目のカットですが、近江町市場から金沢城公園、そして隣接する兼六園への距離はそれほどではなく、ところどころに建てられた案内板をちら見しながらそぞろ歩きすれば、10数分でその公園エリアへに一番近い入り口へ到着するので、公園へと繋がる坂道から城跡を囲むお濠が見え、その畔の土手にきれいな黄色い小花が咲いていたので、その様子を一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、門を潜り、公園内部に足を踏み入れてみれば、まず目に飛び込むのが、これだけの市街地の中心部には破格の広大な芝生の広場で、当日は天気も良く、気温も暑すぎも、寒すぎもせず、ちょうど良い頃合いだったので、これまた関西からの遠征組の小姐三名のグループが交互に絶叫しながら芝生に思い思いのゼスチャをしながら走って、残りのメンバーがアイポンかなんかの動画で記録する、なんて青春の一コマをエンヂョイしていたので、その様子を一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、ここ金沢城公園は、城跡とは謳っていないものの、明治の御維新以前に、天守閣はなく、また長屋門や各櫓の類いも戦後、逐次再建されたらしいので、400年以上前からの建物が現存する、姫路城や彦根城などとは比べるべくもないですが、それでも史実に忠実に再現された建物群は重厚な雰囲気を醸しだしており、何よりも鉛板を葺いたという鉛白の屋根の白さが独特の美を主張しているようなので、金沢美人と思しき小姐が通りがかったのを潮時に一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、金沢城公園と兼六園とは交通量の多い道路を隔てて隣り合っているのですが、歩道橋のような通路で繋がれており、道路を下に見てそぞろ歩きをすれば、あっという間に兼六園のチケット売り場に到着、そこで320円だったかを支払い、園内に足を踏み入れれば、時期も時期だけに園内はがっらがーら、園内屈指のインスタスポットとも称される「琴柱灯籠」の前で記念撮影する着物姿の金沢美人に話を付けて撮らせて貰おうと暫し足を留めましたが、結局誰も来ず、仕方なく、セミシルエットの灯篭だけ撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、そろそろ、石川県立美術館に移動しないと十分な見学時間が取れないので、本来ならハイシーズンであるのに、人の出も閑散とする兼六園に早々に見切りをつけ、県立博物館方面への最寄りの出入口へ向かう緩い坂道を下っていたら、けたたましい笑い声と関西弁のおしゃべりとともに、いたいけな小姐三人組がやってきて、声掛ける間合いを測っているうちに通り過ぎて行ってしまったので、仕方なく、後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、兼六園から石川県立美術館へ徒歩で移動し、無事、開館時間一杯、九谷焼の銘品等を堪能させて貰い、まだ陽が残っていたので、このところ評判うなぎのぼりの21世紀美術館へ向かうこととし、その道すがら、あたかも川越の氷川神社の如く、いたいけな小姐各位が着物姿も居れば、裏原宿のぱっつんぱっつんスカートに提灯袖のブラウス+ベレー帽みたいなカッコも居るというような思い思いのいで立ちで、御籤を抽いたり、本殿に向かい何度も頭を垂れたりとなかなか画になるスポットの神社を見つけたので、御籤結い場で張っていて、おとなしそうなジモティの小姐二人組が作業を始めた頃合いを見計らって
一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、同じく、21世紀美術館が目の前にある、その縁結びの神様の境内で、あたかも伏見稲荷のように、何十柱もの真っ赤な鳥居がトンネル状に建てられている不可思議な結界になかなか愛くるしい小姐が願掛けのためでしょうか、仲間を入り口付近に残し、すたすたと着物の袖を振って歩いて行ったので、仲間は喚声を上げ、スマホンやコンパデシで思い思いに写真なんか撮り始めたので、混ぜて貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、道を渡れば、くだんの21世紀美術館の敷地に入れますが、ここの評判が高いのは、その収蔵品がどうのこうのというのもさることながら、無料で入れる敷地内にもかなり意欲的な体験型の展示物が複数設置されていて、まずは昔出来てすぐの頃には無かったカラーアクリルの壁を渦巻状に建てて、その中の人の立つ位置によって、複数の色越しに見えるので、絶妙なグラデーションが外の観察者から楽しめる、というコンセプトのようだったので、中のお友達を面白がって撮っているいたいけな小姐達と一緒になって撮ったうちの一枚。

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十二枚目のカットですが、ここ金沢21世紀美術館が出来て当初から話題になったのが、地下の配管を通じ、敷地内の何処かのラッパ状の通話管と繋がっていて、思いもよらぬ会話による出会いを楽しめる、といったオブジェなのですが、お年頃の若者各位だけではなく、まだ年端も行かない極小姐までもが、自分の両手いっぱいくらいのラッパを抱え込んで、見知らぬ相手に呼びかけて楽しんでいたので、傍らの若いヲヤヂさんに声かけ、その様子を一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、これも21世紀美術館無料エリアである芝生の庭に無造作に設置されたオブジェ兼椅子で、当日は曇天の上に日も陰り出したので、果たして、この反射率100%を超す磨き上げられた肌を持つ総アルミ製の鋳物の空豆みたいな椅子がどのように写るか試しに撮ってみたところ、背景の芝生との輝度差により、あたかも虚空に浮かぶ謎の物体のようなニュアンスで写っていて、とてもアーティスティックだな、と感じた一枚。

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十四枚目のカットですが、同じく21世紀美術館無料エリアである、敷地内芝生広場のあちこちに立つ通話管を正面から撮ろうと思い、背景にちょうど花も見ごろの桜の樹を入れて撮ろうとしたら、今風のカッコの兄ちゃんと小姐がスマホンなんか一緒に覗ながら歩いてきて正面、樹の奥に立ち止まってくれたので、あ、これはエキストラ出演したいのだな・・・と忖度し一枚撮ってみたもの。

Kanazawa20_15.jpg
十五枚目のカットですが、これが21世紀美術館無料エリア随一の目玉展示オブジェであるステンレス製の全面鏡面仕上げのぶどうの房というか、石鹸の泡というか、はたまたなぞの巨大蛙の卵というか、その異様な存在感に目を奪われたいたいけな若者各位が空を流れる雲をバックに個々の球体に写る己が姿を面白がって、一味違う自撮りに喚声を上げて勤しんでいたので、その様子を一枚戴いてみたもの。

さて、次回は滞在二日目、市内のインスタスポットであるひがし茶屋街を中心にやっと声かけ撮影の間合いが判ったので、一旦街頭ポートレ始めたら、後は次々、自分達から声掛けて来るいたいけな着物姿の小姐達の艶やかな姿も含め、一切合切、工房謹製レンズで撮りまくった街の様子を渾身レポ致します、乞うご期待!!
  1. 2020/03/29(日) 23:01:10|
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Friend in need is friend indeed ~Hugomeyer KinonIII40mmf1.6mod.M uncoupled by F.G.W.G.~

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さて、今宵のご紹介ですが、急遽、予定変更、夕刻に浅草に出掛ける用事が出来たため、それまでの空いてる時間に何かちゃちゃっと作っちまおう♪と閃き、いわゆる”降りて来た系”の工房主は、作業机の横で、後端加工のみ行って、レンズクリーニンと内面反射処置待ちの一連のペツバール系レンズの最終仕掛であるHugomeyer KinonIII40mmf1.6の存在に気づき、朝飯前とは行かず、ゆったりとランチを食べてきてから着手、何とか6時過ぎにはコリメータ試験OK出たので指標位置等の最終調整の上、持ち出して試写した次第。
このレンズもおそらく1950~60年代の16mmフィルムの映写機に投影レンズとして装着されていたもので、さすがに高価なレンズだったらしく、丁寧に扱われていて、エレメントには傷ひとつなく、真鍮削り出しの重厚な鏡胴もクロムメッキの傷みや劣化もなく、改造意欲を沸かせるには十分なものでした。
今回の仕様ではヘリコイドの繰出し量が比較的大きくとれたので最短は30cm程度まで可能で、この閑散を通り過ぎ、殺伐とした街撮りには楽しい相棒となりました。
ではさっそく、その実写結果を逐一眺めて参りましょう。
カメラはFuji X-E1 開放による絞り優先AEモードとなります。

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まず一枚目のカットですが、深川から東西線、銀座線を乗り継ぎ、浅草に出て来たのは、とうに陽も山の彼方に沈んでしまった18時半前、用事をちゃちゃっと済ませて、近傍を撮り歩こうと、いつもの仲見世の一本東の側道を歩いていたら、この新型コロナ肺炎で街が打ちひしがれつつあるこのご時世に、店先を煌々と照らし、江戸っ子の粋と意気、とばかり営業している老舗の煎餅屋さんがあったので、道草代わりに一枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、これも用事の前の道草ショットですが、伝法院通りとの交差点前のおしゃれ系按摩屋さんの店先の順番待ち用椅子の座布団の上に、客も居ないので、せめてもの景気づけにという想いなのか、可愛い木目込み細工の猫のつがいが置かれていたので、傍らの客待ちの兄さんに「お客ぢゃなくてゴメンね」とひと声掛けて撮らせて貰ったもの。

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三枚目のカットですが、用事を済ませてから、時節柄に加えて時間も時間のため、いっそう閑散としたほぼ無人くん状態の仲見世を抜け、宝蔵門を潜り抜けて境内に足を踏み入れていると、人が来ないかも知れないのに、お御籤売り場はきちんと難解な判じ物の如き御籤の文面をしかと読み取れるよう、煌々と辺りを照らしており、一組の中国産男女が、まさに"傍弱無人"を良いことに辺りの目を気にせず、中国語で語らい合いながら、止まり木に結わえようとしていたので、その様子を一枚戴いてみたもの。

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四枚目のカットですが、今回のレンズは至近距離も得意中の得意なので、いつもの美人茶屋あづまさん裏の扇子屋さん店頭の大和絵団扇でテストしたかったのですが、経験則上、日没後は店仕舞いし、工芸品である団扇のデスプレィも店内に引き上げてしまうことは判っていたので、諦め、何かないかと逡巡していたら、ふと、御籤抽選器とその背景に神籤の紙を収めた抽斗があったので、これを被写体としてテストさせて貰ったもの。

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五枚目のカットですが、至近距離撮影の集中から、ふと男女の話声に我に返り、横を眺めてみたら、先ほどの中国産男女が、あろうことか、二回目、ないし、三回目の神籤にチャレンジし、文面をスマホンに写して翻訳させたものを大声で読み上げて、持って帰るべき紙なのか、はたまたまた止まり木に結わえて、次なるチャレンジを決断すべきか悩んでいるようにも見えたので、その様子を有難く一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、当日は某日本橋のやきとん屋さんの1000円割引券の使用期限だったので、晩飯はそれに決定していて、その前に時間調整を兼ねてお茶とスィーツなどを楽しもう♪ということで、雷門前のデニーズでも寄ろうかいな、と思い立ち、本堂に一礼ののち、そそくさと雷門方面へと歩き出す前に宝蔵門したの大雪洞の緻密な金文字を捉えてみたもの。

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枚目のカットですが、宝蔵門をくぐり抜けて直後、雷門方面から、宝蔵門に向かって、いたいけな田舎の女子高生集団が方言丸出しの大股で歩いてきたので、よっしゃ、大提灯下を潜ったところを一枚戴こう☆と思って張ってたら、同じこと考えたヲッサンが、女子高生集団が真下を潜った瞬間に間に小走りに割り込み、横取りされたので、仕方なく通った後を撮ったもの。

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八枚目のカットですが、宝蔵門前の広場を通り抜けて、仲見世を足早に歩もうとした刹那、記念撮影した写真を確認していたいたいけな若い男女が居たので、後に回り込み、夜の宝蔵門の威容を背景に、その仲睦まじいお姿を一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、ハヤタカメラも在る伝法院通りとの交差点まで来たら、白人一家が買い物帰りなのか、仲良くお手々繋いで、Twincle Twincle Little Starなんか歌いながらスカイツリー方面に向かってゆっくりと歩いて行くところに遭遇したので、即座に構え、スカイツリーを背景として、通りの様子と共に一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、時間も時間なので、仲見世では殆どのお店がシャッターを締めていましたが、雷門近くでそこそこの人出が期待出来る辺りでは、低額なお土産、或いは買い食い向けの駄菓子系のお店がまだ頑張ってお店を開いており、その中で、可愛いイラストの貼紙を店頭に貼っていたお店があったので、店の棚の商品をバックにグルングルン写真を撮らせて貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、雷門を通り抜けると、関西人のDNAの為せる業なのでしょうか、剽軽な関西弁のいたいけな小姐二名が、雷門のシンボルである真っ赤な大提灯をバックに「これ、幸之助はんのお礼の品やで!!」とか見た目とは裏腹な博学ぶりを披歴しながら思い思いのポーズ付けて記念撮影なんかしてたので、その様子を一枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、雷門前のデニーズでお茶とスィーツなどたっぷりと堪能させて戴き、あまり遅くなると、やきとんのお店でも品切れが予想されるので、深川迄戻ることとし、その前にスマホンでスカイツリーと巨大金色排泄物の全景でも撮ろうと大川河岸まで歩いていって、松屋前の地下街入り口から下に降りていく途中に豪胆にも、地下街の一杯飲み屋でおデートしている男女が居たので、有難く一枚戴いてみたもの。

今回の感想ですが、いやはや、夕刻の浅草は声かけ撮影が禁じ手になってしまうので、なかなか被写体探しが大変でしたが、近接を得意とするレンズだったので、その収差の出具合いを楽しんで頂ける作例はそれなりに撮れたのではないかと。

さて次回ですが、街がどうなるかは予想もつきませんが、可能であれば、出番待ちのSonnar50mmf1.5で街撮りをしたいな、と願っております、乞うご期待。
  1. 2020/03/01(日) 22:13:45|
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加油、台湾!! ~Taipei Photographic Tour’20 Jan. ②~

さて、今宵のご紹介ですが、本年初の海外遠征、台北ツアー'20Jan.ハイライト二週目、滞在三日目の鹿港編をお送り致したいと思います。
まずは当日の行程紹介ですが、実は、朝の時点では、久々に十分、九份でも宿の近く、北門駅前のバス停から直行バスで出掛けて回ってこようと思っていたのですが、北門遺構の近くまで来たら、ポツリ、ポツリと雨粒を検知したので、平地がこのどんよりした空と雨模様であれば、山間の九份近傍は前回みたいな大雨になって、ほうぼうの呈で逃げ帰ってきて、仕方なく迪化街で撮るなどという失態を思い出したため、台湾新幹線こと高鐡の三日間乗り放題切符を持っていたので、行先変更、北回帰線の向こう側で天気がいつも良い台中経由、彰化県に属する鹿港の方が良さそうと判断し、結局、また昨日と同じ10:10発左営行の高鐡で台中まで乗り、そこからバスで小一時間の鹿港古鎮に移動したのでありました。
鹿港では名物料理の昼餉の時間もはさみ3時間半ほど滞在し、かなりのシャッターチャンスの恵まれたのと、声掛けて写真撮らせてもらったら、一緒に撮らせてというリクエスト受けたり、或いは八曲巷の名物建築の前で自撮りを試みたら、通りがかりの観光客にスマホンで撮って貰ったりとなかなか面白い出会いも経験し、やっぱりアジアの旅は面白いなと思った次第。
では、さっそく当日の行程に沿って実写結果を見て参りましょう。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による絞り開放AEモード撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、鹿港のバスターミナルに着き、まずは歴史的建造物が集中する「巷」云われる昔ながらの路地、裏通りが多数ある、中山路南西に広がる鹿港老街エリアを目指し徒歩で移動し、ほどなく、東西のメインストリート民権路に入口を開く「後車巷」から老街へ足を踏み入れ、歩いて1分もしないうちに左手に口を開けた古い佇まいの狭い路地の様子を撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、同じく「後車巷」の中を北西に向かって進んでいくと、いつもこの時期は旧正月の前なので、いつもは質素で色気のない古民家の軒先も、ここぞとばかり、趣を凝らし、赤やら金やらの幣紙類で思い思いのデコレーションで着飾り、春の訪れを心待ちにしているかの如き風情であったので、その住いの主のときめく心の象徴の如き玄関先を一枚撮らせて貰ったもの。

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三枚目のカットですが、ここ鹿港の観光地化した老街の中でも、やはり、あちこちに廟が在ったり、石敢富が建てられていたりと、仏教、道教の民間信仰が空気のように満ち溢れる不思議空間で、煉瓦造りの古建築の壁面を利用して作られたお御籤の販売所のようなところにも、いたいけなヂモティ小姐がたむろして、一礼して籤を抽いていたので、その様子を背後霊の如く後ろから一枚頂いたもの。

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四枚目のカットですが、ここも「後車巷」内の古民家の軒先ですが、イイ案配に歳月を経て、日に焼けた木製の扉と如何にも中華文化圏の建築物であります、という装飾の文法に則ったかの如き曇りガラスの窓に施された木製の幾何模様の格子、これらが午後の傾き出した陽光が狭い裏通りに射し込んできて、半分だけ照らしている様子がとても穏やかな新春の到来を暗示しているように思えたので、一枚撮らせて貰ったもの。

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五枚目のカットですが、「後車巷」の奥には、有名な鹿港天后宮とは別に勅命で建てられたという新天后宮の前の広場周辺ではいつも荷台でアイスクリーム売ってる爺さまやら、ヤドカリを盥で遊ばせて量り売りしている夫婦とか、ストリートミュージシャンの若者やら、またそれらを目当てに集まる老若男女が居るのですが、鋭い眼つきのヒゲ男性が不似合いなトイプーを前掛けバッグに入れて歩いて来たので、声掛けて、不承不承一枚撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、そろそろランチを食べる場所を探さねばならないので、いつも寄っている、中山路沿い、鹿港天后宮の手前のシーフードを食べさせる店の建ち並ぶエリアで、前回の記憶を頼りに店先の様子を一軒、一軒眺め、奥まで行って、また戻って、やっといつものお店を探り当てたのですが、その途中、軒下の屋根付き廊下状の場所に設けられた小間物商いのお店で物色する母親とその傍らでヒマ潰しをするいたいけな童子達の様子を一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、無事、蝦蛄やら蝦やら蛤やら、現地の名物をふんだんにランチで戴き、お腹も心も満たされた状態で、後半戦の撮影に臨み、まずは中山路でモデルさんになってくれそうな人々を物色していたら、目にも鮮やかなピンクのダウンに身を包んだ、年端も行かないいたいけな極小姐連れの爺さまが目に付いたので、出演交渉、自分は遠慮するので、孫娘だけなら好きなだけ撮ってということなので、有難く、一枚撮らせて貰ったもの。

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八枚目のカットですが、中山路で暫く撮ってから、またもと来た道を辿り、新天后宮経由、鹿港市場前広場から「八曲巷」「乳擦巷」を回って広角を付けたM(TIPO240)の威力を目に物見せてやろうじゃまいか、ということで歩き出し、新天后宮の敷地に足を踏み入れた途端、日本のチバラギ仕様の族車も、それこそ今を時めく、世界に冠たるアキバの痛車も、お見逸れ致しやした!と土禁、もとい裸足で逃げ出しそうな、お祭りの出し物を演じるというド派手なデコ車があったので、その雄姿をさっそく一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、新天后宮を後にして、「後車巷」より一本西の路地「瑶林街」を市場方面に向けて、ときどき撮りながら歩いていたら、如何にも優しげで、パパの瞳で泳ぎたぁいとか抜かしたら、そのまま極小姐を目に入れてしまいそうな雰囲気の若いヲヤヂが娘を肩車してこの世の春とばかりデレデレ、ニヤニヤしながらフラフラと歩いてきたので、声掛けて呼び止め、幸福の絶頂を一枚撮らせて貰ったもの。

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十枚目のカットですが、その路地の出口、即ち民権路への出口付近で、日本でもお馴染み、上海でもバンコクでも、ここ台湾なら九份、淡水界隈なら10メートルおきにありそうなあんず飴の屋台で、いかにもやんちゃな雰囲気の童子がポケットから小遣い渡し、買い食いしようとしていたので、声掛けてモデルさんになって貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、民権路に出て、よくよく考えてみたら、バスまではまだ時間があったので、先ほどはあまり熱心のサーチしなかった、鹿港天后宮の付近でももうちょい撮ろうと思い直し、民権路をそのまま中山路の交差点まで歩き、そこから北西に歩いて程なく鹿港天后宮前の広場に出て、辺りを物色していたら、日本の原宿辺りの裏通りの街角に佇んでいそうな、髪の毛を緑とグレーに染め分けたビンテージものデニムに上下を固めた前衛アート系小姐が細いメンソール系のたばこなんか指に挟んでスマホなんか眺めてたので、蛮勇を決して声を掛けてみたら、日本大好き!!ということで二つ返事でポーズを決めてくれたもの。

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十二枚目のカットですが、鹿港天后宮の横の路地を中山路方面に抜けられることが判ったので、歩きながら面白そうなものを撮ろうと歩き出したら、ほどなく、時代がかった石壁に青いペンキの撥ねの跡が残る路地にポツンと一台停められた台湾島内産の古いスクーターにやや場違いな日本生まれのカワイイの権化、ハローキテーのメットが載せられていたので、そのアンバランスの美に心を打たれ、一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、同じ裏通りでですが、ハローキテーのメットの写真を撮っていたら、何とその持ち主の親子が戻ってきて、笑顔で、ハローキテーは娘が好きでこのメットを被らされてるとか、若いヲヤヂが説明してくれたので、キテーも可愛いけど、小姐はもっと可愛いね♪とか精一杯のお世辞を述べて、路地をバックに一枚撮らせて貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、民権路に面したお宮の手前の路上で、コワモテヲッサンのドライバーながら、対極的に世界共通の価値観となりつつあるカワイイ!!を具現化したかの如きカラフルなリキシャが客待ちしていたので、そのお宮の門やその門前市をバックに一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、「乳擦巷」を激写し、バスターミナル目指して戻る途上、民権路と中山路の交差点からやや北へ戻った辺り、道の両側に色とりどりの飲食店や物販店が建ち並ぶ辺りで、こちらの地方ではやや控えめと思われる、お爺といたいけなお孫さん計三人乗りのスクーターを発見、発車直前に記念撮影をお願いしてみたもの。

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十六枚目のカットですが、中山路からバスターミナルへ戻る途上になかなか風情のある路地を発見し、さてどうやって撮ろうかなとか逡巡しながら何枚か撮ってたら、入ってもイイですか?ときれいな北京語で聞いてきた若いカポーが居たので、通しておいて、インボランタリー通行人エキストラとして、後ろからズバッとやっちゃったもの。

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十七枚目のカットですが、これも中山路からバスターミナルへの移動途中、ふと目に付いた路地で道草している最中に発見した、如何にも旅行雑誌、しかも、今流行りの女子供迎合的なプチプラと回るグルメ旅・オシャレ旅系の雑誌表紙でも飾りそうな作られたっぽい玄関回りの景色ですが、さにあらず、そのままで凛とした美意識を発揮していのでた、敬意を表して一枚頂戴してみたもの。

今回の感想ですが、台湾は何といっても癒しの島であるということ、そして、もうお気づきの通り、やっぱりM(TIPO240)は心強い旅の相棒、ということ。
実は一緒に持って行ったX-Pro2は一枚も使われず、野球でいえば、ベンチヲーマーで終わってしまいましたが、そのわけは、Leica M(TIPO240)による広角レンズの圧倒的な表現力、そう背面LCDで確認しただけでも判る写りの質感の高さ、そして、このところ昼はライカ、夜はフジという役割分担だったので、韓国や欧州などと違い、夜に撮ることが今回は無かったので出番がなかった次第。夜市でも撮りに出かけてればまた違ったのでしょうが・・・

さて次回は帰省のため、一週スキップ、その次は、久々の秘宝館から何か出てくるのか、それとも工房新作レンズのお披露目となるのか? 乞うご期待!!
  1. 2020/02/09(日) 22:23:49|
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加油、台湾!! ~Taipei Photographic Tour’20 Jan. ①~

さて、今宵のご紹介ですが、予告通り、本年初の海外遠征、台北ツアー'20Jan.から二週に亘ってハイライトをお送り致したいと思います。
まずは恒例の行程紹介ですが、出発は1月10日の金曜日、お昼前のScootにて、台湾桃園空港まで約3時間のフライト、着いてから、いつもはすぐに空港捷速こと桃園MRTで常宿そばの北門駅まで直行なのですが、今回は出発前に日本で台湾高鐡の海外ゲスト専用割引フリーキップを到着日起算で買っていたため、さっそく元を取らなくちゃ♪ということで、空港捷速を台北市内と反対の桃園駅方向に乗り、MRTから新幹線駅に乗り換え、20分の旅を楽しんだのでした。
そして駅で軽く遅い昼飯摂って17時半過ぎに宿に着いてから、今回は久々に故宮博物館でも観に行こうと思い立ち、MRTとバスを乗り継ぎ、故宮博物館に到着、閉館時間ギリギリまで楽しんでから市内に戻り、長春街にある、馴染みの台南料理屋「好記坦仔麺」こと「阿美飯店」で晩飯を戴き、南京通り沿いのモスでお茶&スィーツ楽しんでから宿に戻ってお休み、翌日はちょい早起きして10時過ぎの新幹線で台南へと移動し、まずは名物で腹ごしらえとばかり、タクシーで蝦飯屋へと移動、蝦飯と浅蜊スープを堪能し、それから、前回気になっていた米国供与の駆逐艦が退役後、国防教育用のテーマパークと化した「徳陽艦」公園で艦内部を探検しつつ、現地の若い親子連れと交歓し、それから鄭成功の籠城拠点となった安平城そばの安平老街へ徒歩移動、暫く撮ってから、台南観光のメインテーマ、神農街へはバスで移動し、夕暮れまで撮って、また新幹線で台北駅まで戻って来た、というのが今回二日目までの行程。
では、さっそく当日の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、名物料理を堪能後、タクシーで徳陽艦前につけてもらい、さっそく埠頭に接岸された巨大な駆逐艦の入場券売り場に足を運ぶと、地元の若い親御さん数組が一緒にハイキングに来ており、艦をバックにいたいけな童子達の合同記念撮影しようとしていたので、声掛けて仲間に入れて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeica Elmarit28mmf2.8での絞り開放AE撮影となります。

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二枚目のカットですが、50台湾元の入場料を支払って艦内に入ってみれば、かつて、横須賀港の一角に安置されていた三笠記念艦のスカスカ感やハリボテ感は全くなく、無効化されているとはいえ、主砲、ミサイルランチャ類はオリヂナルのものが艤装されたまま展示されていますし、操舵室、暗号無電室も当時の機器類を可能な限りそのまま残して展示しているので、軍艦の迫力、緊張感がそこはかとなく伝わってくるのですが、見学者には、女性同士のペア、一人はストリート系男装、もう一人はカワイイ系ファッションで艦内をお手々繋いで楽しそうに散策しているので、場違い感甚だしく、面白いと思ったので、ネイハオ!とすれ違いざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeica Elmarit28mmf2.8での絞り開放AE撮影となります。

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三枚目のカットですが、退役しているとはいえ、戦のために産まれ、海の上を何十年も航行してきた船ですから、そこここに往時の究極の機能美が宿っており、ふと見上げた艦橋上部の鋼構造製マストの望楼兼レーダーアンテナを、抜けるような青空をバックにセミシルエットで眺めたら、ふと、港の一角で余生を送る幸せな鋼製の戦士の魂を垣間見た気がしたので、一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeica Elmarit28mmf2.8での絞り開放AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、艦内の見学を一通り終え、出口から厠を備えた土産物センター方向に歩く際、直立、敬礼をしてその場を離れた後、艦橋からは対岸に見えた安平老街へ向かうため、かつてここを発見した際のバスのルートを思い出し、港をぐるっと回って移動しようと安平地区に渡る橋の手前のガジュマルが立ち並ぶ公園まで来たら、凧揚げやら、シャボンで遊ぶ家族連れが複数いたので、手っ取り早く手近な家族連れに声掛けて、いたいけな小姐に実演して貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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五枚目のカットですが、公園一角の芝生の上では、所狭しと色とりどりの洋凧が風になびいて展示されており、どうやら、凧を持ってこない家族向けに販売している業者さんが複数出ているようだったので、いかにも人の良さそうなヲヂサンにこのドラエモンみたいなのキレイだよね、とか適当に話し掛け、陽光を浴びて風にそよぐ海賊凧?の群れを撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、ヲヤヂさんとカメラの話をしていたら、千客万来とばかり、着いたばかと思しき、いが栗頭の童子連れの親子がさっそく一枚買い求め、近くで揚げだしたので、ちょいと失礼とばかり、ヲヤヂさんとの会話を切り上げ、偽日立の樹?をバックに楽しい凧揚げの様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、帰りの新幹線の時間と台北での晩飯を考えると、あまり予定外の道草も食ってられないので、再び安平エリアを目指して公園から歩き出した矢先、巨大なシャボン玉が風に乗って流れてきたので、振り返ってみれば、ポニーテールのいたいけな小々姐が大きな器具を回して渾身のシャボン玉造りに勤しんでいたので、声掛けて、その雄姿を一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、そろそろ安平エリアへ渡る橋が見えてきた辺りの沿岸公園の一角に巨大なクジラを模した鋼構造の展望台的なオブヂェが設置されており、そこに登ったり、或いはそのオブヂェの造形に興味を持ったかして背景として記念撮影をするヂモテーグループが居たりと結構な人気ぶりだったので、全景が入る辺りまで下がって一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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九枚目のカットですが、港の両岸を繋ぐ橋を渡り切って、目印の安平古鎮の望楼塔を目印に老街へ歩いて行ったら、まず入り口付近で、とても人懐こい、老ボルゾイ犬を連れたヂモテーのヲヤヂさんと遭遇し、犬がしきりに頭を撫でてくれと近寄ってくるので、撫でて上げてから、一枚記念に撮らせて、と頼みツーショットでの撮影となったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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十枚目のカットですが、ここ安平老街に限らず、夜市、繁華街には所せましと露店、屋台の類いが軒を並べて、また台湾人もアジアの庶民のご多聞にもれず、路上での買い食いが無類に大好きなので、お昼時はとうに過ぎて、晩飯にはまだずいぶんと早い半端な時刻にも拘わらず、火に滴る脂が焦げて香ばしい煙を上げる烤香腸、即ち腸詰のグリル焼き屋台には老若男女が列をなし、順番がくるのを固唾を呑んで待つ、という情景だったので、その様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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十一枚目のカットですが、こういった老街の歩行者天国みたいなところでは、飲食、物販のみならず、ゲーム機を据え付けた露店も数多く、一億総スマホン中毒と化した21世紀ではゲーセンなんかに血道を上げる物好きは絶滅危惧種と化しましたが、ここ台湾では、英才教育の一環なのか、いたいけな極小姐が露店のボードゲームみないなのに熱中し、楽しそうにはしゃいでいたので、傍らの親御さんに話し掛け、一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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十二枚目のカットですが、ボードゲームのような景品目当ての射幸心をそそるゲーム系も現地の童子達には人気ですが、片や、DIY系のお店、自分で買うものを自分で拵える、しかもそれが家や学校などでは出来ない非日常系のものだと、結構、いたいけな童子達は熱中するもので、日本では目にすることがなくなった、カルメ焼きを自分で作らせて持ち帰らせるといった趣旨の屋台には、順番を待って、現地の良い子達がチャレンジしていたので、見栄えが良さそうな小々姐の番になった時、傍らでスマホン撮影しようとしていた若いヲヤヂさんに声掛けて一緒に撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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十三枚目のカットですが、またしても路上ゲーム、しかも日本では山奥の温泉地とか、日本ではいまだに丁髷武士と島田結いのゲイシャガールが木と紙の家の建ち並ぶ街並みで仲良く暮らしていると信じているような海外の田舎者がノコノコやってくるという江ノ島のスパナ通りのお店くらいしか置いてないような、どアナログの象徴であるスマートボール盤に熱中していた童子の姿が目に留まったので、傍らのヲヤヂさんに声掛けて、一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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十四枚目のカットですが、安平老街でも一通り撮り終えたので、バスで次なる目的地、今回の台南のメインである神農街へ移動することとし、「好行公車」という観光地巡りのバスで最寄りの停留所まで乗って、そこから歩くこととし、程なく、夕暮れ間近の神農街の入り口に到着、路地の入り口に掲げられた赤提灯を撮ろうと近寄ったら、コスプレ撮影の先客が居たので、ごっつぁんです、とばかりにそのまま撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、コスプレ撮影組に礼を言って、神農街の奥の名前の由来の廟を目指して撮りながら歩いていたら、廟手前で可愛い黒のトイプードルを抱いた、如何にも気の良さそうなヲヂイサンがライカを目ざとく見つけて、かなり上手い日本語で話しかけてきたので、少々、思い出話に付き合ってから、別れ際に一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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十六枚目のカットですが、廟の右手方向にはまだ路地が続いていそうだったので、行けるところまで撮りながら歩いて行って、廟前まで戻って来たら、ちょうど日暮れからオープンすることにでもなっているのか、髪の毛をとうもろこしの髭みたいな色に脱色したチャキチャキ系の小姐が開店準備してたので、その様子を傍らから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

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十七枚目のカットですが、台南市駅から台鉄在来線、そして高鐡台南駅から新幹線乗って台北に戻り、さて、晩飯は長春街で撮ろうと思い、台北駅からそのまま淡水線のMRTに乗って中山駅で降りてみたら、そのすぐ真上の公園スペースみたいなところで、LEDを使ったイルミネーションを行っていたので、あまりのキレイさに一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.での絞り開放AE撮影となります。

さて次回は滞在三日目、再び新幹線に乗って移動し、高鉄台中駅経由、鹿港古鎮老街での路地探検からハイライトをお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2020/02/02(日) 23:35:40|
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Exciting, Nostalgic, Freindly, and more~Shanghai Photographic Tour ’19 autumn②~

さて、お待たせ致しましたが、今年最後の海外撮影ツアー、上海での3泊4日の旅の後編、滞在三日目の「朱家角」、「田子坊」の様子をお送りしたいと思います。
まずは恒例の行程紹介ですが、滞在三日目の朝はまず虹橋経由、「朱家角」に行くこととし、それから「田子坊」へと地下鉄を使って回ることとしました。これまで上海を訪れるごとに最低一か所は水郷古陳を訪問し、出張で来た際の休日に現地商社のスタッフに連れて来て貰った「周荘」を皮切りに「西塘」、「七宝」と周り、ここ「朱家角」が最後に残っていたのですが、つい最近、地下鉄が開通したため、今回jは日本出発前から訪問を計画していて、訪問することとなったもの。
また「田子坊」は名前がコミカルなこともあるのですが、そもそも工房主は上海のコロニアル様式の街並みに興味あるので、よく地下鉄を交通大学駅で降り、淮海中路を東に向かって歩き、「新天地」、「上海老街」経由、「豫園」そして「外灘」というルートを、或る時はぶっ通しで、また或る時は部分的に地下鉄併用で歩き、ところどころ、大きな通りに入り口を開けている「老房子」という低所得者層向けの古い住宅街に入り込んで、租界時代の石造りの建物がそのまま残っているのを今の住民の暮らしぶりそのままで撮るのが好きなのですが、よく行く「新天地」はゼロからの老房子再現、そして「田子坊」は昔からの石造りの建物が建ち並ぶ老房子の街の一帯をそのまま活かしてリノベしたということで、ここも渡航前から訪問しようと決めていたところだったのです。
では、さっそく当日の行程に沿って実写結果を逐次眺めて参りましょう。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による全コマ開放、絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、朱家角の古鎮は上海市内中心部からは確かに最寄りの駅までは虹橋乗り換えで地下鉄で行けるのですが、虹橋から17号線に乗り換えて、小一時間かけて朱家角の駅に着くと、また古鎮の入り口までは徒歩で20~25分くらいかかるとのことで、その行程も楽しみの一部とポジティブに捉え、道案内の看板は適当に流し、見当付けた方角に歩いていくことにしたのですが、駅を降りてすぐの運河か小川か分からなくなっている水面を眺めて、ヲッサンが独り水辺でボォッと生きていたので、叱るでなく、その哀愁に満ちた後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、運河みたいな小川みたいな水路の途中で東に曲がり、古鎮の方向を目指して先ほどの鄙びた風景とは一転して、宿の在る上海の下町とそれほど変わらない雰囲気の商店街みたいな街中を歩いていたら、いたいけな極小姐二名が、カッコ良くスケボー乗るでなく、二人で前後に背中合わせで座って乗っかり、おしゃべりしながら押したり、押されたりして遊んでいたので、傍らのオモニに声掛けて一枚撮らせて貰ったもの。

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三枚目のカットですが、看板に従い、商店街を北に曲がると、前方にやっとそれらしい造りの石の橋が見えてきて、さっそく、その上に登ってみたら、水路沿いの古鎮の街並み、しかも商店や食堂などが軒を並べる中心部からは外れた、生活ゾーンのような質素なエリアが見えてきたので、嬉しくなって、橋の中央から一枚撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、橋を商店街とは反対側に渡り、水路に面した家の裏の細い石畳の通りに降り、先の蘇州の山塘街の経験を活かし、まずは、繁華街と思われるエリアとは反対側を目指して歩きながら撮っていたら、路地にネコが座っていたのを見つけ、そっと近寄って撮ろうとしたら、この猫、前世は犬だったのか、目が合うとニャーォとか鳴きながら近寄って来たので、適当なところで腰を下したところで一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、先ほどの橋を起点に繁華街とは反対方向に家の裏の通路を歩くこと15分程度で、住民の生活ゾーンのどん詰まりが見えてきましたが、その二つ手前に比較的大きな橋があったので、そこに登って、背後に林が控えた水辺の街を水面に映る空と雲を入れて撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、古鎮の西端、住民の生活ゾーンのどん詰まりまで到達したので、折り返すこととし、今度は東に向かって、水路とそれに面して建っている家の裏の道を歩いていたら、商業ゾーンがそろそろ始まるか、といった趣きの家並みの辺りで、民宿みたいな家の前のベンチで白人の中年バックパッカーみたいな小姐がお茶しながら一心不乱にスマホンいじってたので、そのミスマッチが面白く、カメラ向けたら、何を勘違いしたのか、記念撮影途上だったヂモティみたいな小姐がおもむろにこちらに向き直り笑顔なんか見せてくれたので、有難く出演願ったもの。

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七枚目のカットですが、基本的にここ「朱家角」でもどこの水郷古鎮でも全く同じなのですが、古鎮の中心部の目抜き通りといった一部を除き、家が船着き場を備えている構造上、通路が家より内陸にあって、従って、普通歩いている時は水面は見えない造りになってるのですが、それでも橋以外にも共同洗濯場や船着き場などで家々の街並みが途切れて水路に出られるところがあり、中心部へ向かう途上、ちょっとした広場と高い石造りの橋が在ったので、上に登って、家の建ち並ぶ水路を行く観光船を撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、中心部にやっと入ると、先ほどの質素な生活ゾーンと同じ名の街とは思えないような、先日の杭州の「清河坊」、或いは市内の「豫園商場」もかくやあらんばかりの色とりどりの物販店やら大勢の人通り、その中で宋の時代以前の衣装を着せて、著名な橋をバックに記念撮影をしてくれるお店があって、面白そうなので、暫し立ち止まって眺めていたら、ちょうど中学生くらいの小姐が衣装に着替えて出て来て、これから記念撮影するようだったので、カメラマンに頼んで混ぜて貰ったもの。

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九枚目のカットですが、商業ゾーンの果て、古鎮の東端まで歩き通し、東洋のヴェネチアと呼ばれるこの街の、「リカルド橋」に相当する著名大型橋「放生橋」の辺りを過ぎたら、周りは新しい造りの店舗ばかりになってきたので、そろそろ引き返すことにして、また元来た道を歩き出したら、水路に面した家の奥の通路に入った辺りで、如何にも人柄の良さそうな若いヲヤヂさんが物販店で買い物をしているオモニをいたいけな童子とともに待っていたので、声掛けてモデルさんになって貰ったもの。

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十枚目のカットですが、また朱家角の駅まで歩いて戻って、そこから小一時間かけて、虹橋駅まで移動、次なる目的地「田子坊」を目指したのですが、最寄りの地下鉄駅から地上に出てびっくり、表通りに面したガラスショーケースを備えた一般的な低層商業ビルみたいなのが建ち並んだ一角にぽっかりと黒い出入り口が口を開けていて、そこからひっきりなしに若い人々が出入りしていたので、直感的にそこが「田子坊」エリアの入り口と思い、入ってみたらすぐに、コスプレして自撮りしていたメガネの小姐が居たので、声掛けてモデルさんになって貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、おそらくは原宿に匹敵する人の出だと思いましたが、どの通路も若い地元民、そして、結構な数の白人観光客で溢れていて、またそれらに対し、道まで出て来て勧誘を行う物販店等の店員が居るので、活気には満ち溢れているのですが、写真撮るには被写体までの距離が撮りづらく、先ほどのメガネ小姐以降はなかなか声掛けて撮らせて貰うシチュエーションに恵まれなかったのですが、或る曲がり角でいたいけな童子達のはしゃぐ声が聞こえてきたので、足を踏み入れてみれば、串に刺した杏雨みたいなのを売っている、あまり流行っていなそうな店頭で、童子達が若いヲヤヂさんと遊んでいたので声掛けて一枚撮らせて貰ったもの。

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十二枚目のカットですが、なかなか微笑ましい写真が撮れたのに気を良くして、親子に心からのお礼を述べて、また新たな路地探検の旅へと歩き出したら、隣でも同じようなもの売ってて、そこにはヂモティと思しき、地味なカッコの小姐二名がテーブルについて、買ったものを食べるぢゃなし、スマホン見ながらダベってるご様子だったので、背後から一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、屋根のため、昼なお暗い迷路のような通路が縦横無尽に走るここ田子坊ですが、中には屋根のない、オープンエリアの通路も有り、店先のデスプレイも照明もユニークなお店が建ち並んでいたので、通行人を入れて、その佇まいでも撮ろうかいなと思ったところ、いたいけな極小姐連れの白人一家が折良く通りがかったので、一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、東のどん詰まりみたいな店舗の壁面がなかなか面白げな造作となっていて、その前で記念撮影なんかしていた、ヂモティの小姐二名組が居たので、声掛けて、二人まとめていっぺんに撮って上げるからとの条件で、デジ一で撮って上げた代わりにモデルさんになって貰ったもの。

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十五枚目のカットですが、まだ陽暮れには時間があったのでオープンエアの通路で自然光下で撮れるだけ撮ろうと思い、比較的広い通りを見つけたので、そこで赤提灯の下を行き交う人々の様子をテーブルで食事を摂ってる人物越しに撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、一見どん詰まりに見えて、その実、クランク状、或いは稲妻状に曲がって、奥へと続いている細い通路があちこちに有るのですがその中へといたいけな若いヂモティのカポーが仲睦まじく歩いて行ったので、その後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

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十六枚目のカットですが、そろそろ陽も暮れて、晩飯時間も近くなってきたので、屋根の有る通路での人工光下でも撮っておこうと思い、建物の密集する路地裏のようなエリアに足を踏み入れてみたら、オーガニックの石鹸やらローションやらを商うお店の店頭に造り物のフラミンゴを据え付けた池状のオブジェが置いてあって、そこでいたいけな極小姐二名組の写真なんか撮っていた若いオモニが居たので、声掛けて撮らせて貰ったもの。

今回の感想ですが、うーん、やはり上海は面白い、料理が旨いことはさておいても、人々は素朴でオープンで、時としてお節介で・・・街はと云えばひと月単位ででも表情を変えますし。
出来れば年に2~3回は通いたいものだと思いました。

さて次回は、久々の工房新作改造レンズのご紹介、乞うご期待!!
  1. 2019/12/01(日) 19:40:33|
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Exciting, Nostalgic, Freindly, and more~Shanghai Photographic Tour ’19 autumn①~

さて、今宵のご紹介は予告通り、二週に亘ってお送りする、今月初に久々に訪問した上海、及びその近郊への旅で撮ってきたカットから厳選集?をお送りしたいと思います。
まずは恒例の行程紹介ですが、まずは11/1の成田空港午後13時発の中国東方航空便で一路上海を目指し、上海には時差も1時間あるため、15時ちょい前にランディンし、巨大空港であるため、ターミナル間の移動と入国審査に時間を取られ、両替後、リニアに乗れたのが小一時間も経ってのことで、まずは第二ターミナル駅からリニアで時速300kmで浦東と市内の中間地点の駅まで移動、そこから上海の地下鉄網を乗り継ぎ、外灘の北に位置するホテルに着いたのは18時前になっていました。
その日は、翌日からのハードスケジュールに備え、新天地界隈でちょっと撮ってから食事だけして宿に戻る前提で、宿の英語が全然わからない従業員一同を前に七転八倒の上、チェッキンし、そのまま部屋に荷物を置いて、カメラだけ持って地下鉄経由、新天地へ出掛けて、ハイスピードレンズの威力を遺憾なく発揮し、撮るだけ撮ってからお目当てのお店に向かったら、なんと撤退していたので、仕方なく、日本出る前に調べていた海鮮料理の名店まで徒歩で移動し、名物のシャコを頼んだら、シーズン終わっちゃったので置いてなく、代品を頼んだら、オーダー入っておらず、仕方なく、お粥と青菜の蒸し炒めしたものの二品だけたべ、130元、日本円にして1700円近くも払って宿に戻ったというしょっぱい一日となり、滞在二日目は日本で既に新幹線のキップを予約していたので、虹橋駅に1時間半ほど早く着き、窓口でキップを受け取ってから客家料理と小籠包のセットを戴いてから無事新幹線に乗って、そこから一時間の快適な旅で杭州に移動、そこで12時過ぎから18時過ぎ迄ランチををはさみ、撮りに撮った、という次第。
ではさっそく、当日の行程に沿って実写結果を逐次眺めて参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、外灘北地区にある宿から地下鉄を乗り継ぎ、新天地には30分以上かかりましたが、地上に上がってみれば、辺りはとっぷりと暮れて、石造りの古めかしい重厚な建造物群は仄かな人工光に浮かび上がり、まさに不夜城の名を欲しいままにする上海中心部の観光スポットだけあって、昼間にも増して人撮りも多く、そんな街角で、一心不乱にスマホンをいじって人待ちの小姐が居たので、声をかけてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.2ash.による絞り開放AE撮影となります。

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二枚目のカットですが、ここ上海に着いたのが金曜日の晩であったため、ここ新天地の飲食店では、テラス席、或いは、窓際のオープンエアの席は、11月に入り、季節的にはもう冬の入り口に差し掛かっているというのに大入り満員で、陽気に乾杯なんかで盛り上がっていた白人のグループが目に留まったので、その様子をお店の外から一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.2ash.による絞り開放AE撮影となります。

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三枚目のカットですが、いつも寄っていたシンガポール系の広東料理店は新天地奥の商業ビルの二階に位置しているので、撮りながら移動することとして、今までの経験と勘で声かけたら撮らせてくれそうな相手を探しながら歩いていたら、美しいヂモティの銀行員という二人組の小姐が目に留まったので、声掛けてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.2ash.による絞り開放AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、夜の上海、しかもその歓楽街の代表選手のような新天地は、日没以降はすっかり大人の世界・・・と思いきや、どっこい、いたいけな童子達も親に連れられ、親が友人達と乾杯タイムの時は、別々の行動で盛り上がっているようで、近くのちょっとしたベンチやらで大げさなゼスチャ込みで盛り上がっていたので声掛けて一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.2ash.による絞り開放AE撮影となります。

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五枚目のカットですが、ここ新天地のロードサイド店では、テラス席にはあえて明るい灯火を点さず、机の上のキャンドルだけで、ゲストには楽しいひとときを過ごして貰おうと云う心遣いのお店もそこそこあって、その中のひとつで、なかなか楽しそうに盛り上がっていた豪州からというカポーに声掛けてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.2ash.による絞り開放AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、ここ新天地は、いまや田子坊と並ぶ、上海いおける租界をイメージした商業エリアの代表地ですが、表通りのみならず、その路地もなかなか上手く風情溢れるリノベが施されており、そんな裏通りの宵の街並みを撮ろうかいなと思ってカメラを構えたら、大声で歌なんか歌いながら、ヂモティの小姐一個分隊がやって来たので、有難く出演して頂いたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.2ash.による絞り開放AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、新天地の観光客で賑わう一帯を抜け、本来なら大規模複合商業施設の二階に、シンガポール発の広東料理チェィン「翡翠小籠包・麺店」が営業している筈だったのですが、その前まで来てみて、ガーン!! なんとその商業モールは大規模リノベ中、従ってそのお目当てのお店も営業していようはずもなく、仕方なく近隣で別のお店を探そうと、まずは座って調べられるベンチを探していたら、巨大看板の前を自転車のヂモティオモニがとぼとぼと通り過ぎていく様子が何ともイイ雰囲気だったので、とっさに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.2ash.による絞り開放AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、翌朝、宿を8時ちょい前に出て、最寄りの地下鉄駅へ移動途上にある、マクドで軽く豪勢な朝メシなど頂き、そこから小一時間かけてほぼ市内中心部の反対に位置する新幹線の虹橋駅へ移動し、そこから1時間乗って東杭州駅に着き、まずは一仕事とばかり、銭塘江傍の再開発地区に建つ、チタン製巨大建造ブツの写真なんか撮ってから、まず第一目的地の「清河坊」へと地下鉄で移動し、駅から10分弱ほど歩いてエリアに入ってすぐの店舗でアクセサリなんか真剣な眼差しで物色する小々姐の姿を一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5.による絞り開放AE撮影となります。

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九枚目のカットですが、歴史保全地区だけあって、中国の宋代の衣装を身に着けた若者を、かなりの頻度で見かけたのですが、たまたま通りのど真ん中で、ご自慢の器量よしの娘さん二人に着付けをしている、若夫婦とその両親のグループが目に留まったので、通じるかどうかイチかバチかで北京語で話し掛けて趣旨を説明したら、うん、良く判るよ、ライカで撮ってくれるの?イイね!と快諾して戴き、いたいけな小々姐二名にモデルさんになるよう指示してくれたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5.による絞り開放AE撮影となります。

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十枚目のカットですが、とても鷹揚なジモティ一家にお礼を述べて撮影結果をご覧戴いてから、次なる獲物を探して清河坊の表通りを歩いていたら、上海市内では珍しい街頭の似顔絵描きの露店が何軒か軒を並べていて、そのひとつに、なかなかお転婆なカンジの小姐が、描いて貰ったばかりの自分の似顔絵の仕上げが待ち遠しくて、立ち上がって画家の方をじっと凝視している様子を傍らから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5.による絞り開放AE撮影となります。

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十一枚目のカットですが、ここ清河坊は観光地になったからそうなのか、或いは宋の時代からの習わしなのか判りませんが、メインストリートのど真ん中に布袋様だの龍だのの金属製の巨大な像みたいなものが、アクセサリーなどを商う小店舗の合間にドカンと鎮座ましましていて、それをまた信心深い中国の人々、殊、老人層が行き当たり次第、深々と頭を下げて手なんか合わせるもんですから、お散歩につき合わされる、いたいけな童子達は好奇心むき出しで、あれ何、これ何、なんで頭下げたり手を合わせたりするの?とか聞きたがって、苦笑する老婆が、昔からそういうものなの・・・とか苦しまぎれに説明しているようなシーンに出くわしたので、物陰から一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5.による絞り開放AE撮影となります。

Shanghai19_012.jpg
十二枚目のカットですが、清河坊は交通の便が極めて良く、かつ世界屈指の大都市、上海から160km程度上流に位置するため、市の中心部は元より都市化が進んでいたのですが、新幹線の開通後にその動きが加速し、古い建物は駅周辺やオフィス街近傍ではすっかり姿を消してしまったようですが、この清河坊は築うん百年といった佇まいの木造の店舗兼住宅が至る所に建ち並び、それがリノベによって、活気にあふれた商業・観光地になっているため、人通りが極めて多いという不思議な風景になっているので、その様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5.による絞り開放AE撮影となります。

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十三枚目のカットですが、清河坊のメインストリート自体は1kmもなく、せいぜい、5~600mといったところですが、その至る所に日本、或いは韓国や他のアジアの国々、こと中国文化の影響を受けた地域でもまず見られないような面白い景色があって、今回、地味ながら面白いと思ったのが、漆喰張りの土蔵の壁面全前面に巨大な漢字が描かれていたことで、どうすればその迫力が伝わるか逡巡の上、撮った一枚。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5.による絞り開放AE撮影となります。

Shanghai19_014.jpg
十四枚目のカットですが、漢字の記された巨大な薬種問屋の旧居を過ぎたらすぐに、街並みの前でシャッター押して欲しいと、香港からやって来たと云うOLさんから声掛けられ、感心なことに自撮り棒みたいな無粋なものを持ち歩かずに、写真撮りたくなったら、自分の腕か、誰かに頼めばイイや、ということでやってきたということで、見事、白羽の矢が立った記念に一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5.による絞り開放AE撮影となります。

Shanghai19_015.jpg
十五枚目のカットですが、メインストリートのどん詰まり手前に山手に登っていく道があり、公衆厠所もそちらにあるとのことで、脇にそれて少し歩きながら撮っていたら、地元の大学生という二人組が、「それ、ライカちゃう?二人仲良く撮ってくんない?」との軽いノリと中学生以下の英語で話しかけて来たので、まず、どうやって写真送ってくれる?とか撮る前にしっかり入手方法を確認し、約束してから撮らせて貰った一枚。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5.による絞り開放AE撮影となります。

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十六枚目のカットですが、そろそろ帰りの新幹線の時刻を気にしながら西湖の畔も撮らにゃならんので、後ろ髪惹かれる思いで清河坊を後にし、徒歩で20分くらいかけて、西湖の畔に辿り着いたら、ちょうど、陽が対岸の遥か向こうの山並みのスカイラインに沈みかけていたので、湖上にせり出した中華風のあずま屋みたいな建物とそこに集う人々をセミシルエットで捉えてみたもの。

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十七枚目のカットですが、西湖の畔でも日没前にあと何人かは人物を撮りたいと思い、ちょうど良いモデルさんを探していたのですが、なかなか若くて写真写りの良さそうな小姐とsの愉快な仲間達に遭遇せず、その中で、日本製のα7シリーズに薄めのレンズ付けてた上海からの観光客という小姐がライカの写りには興味ある、ということで夕陽の中のシルエットでモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(Tipo240)、レンズはLeitz Summaron35mmf3.5.による絞り開放AE撮影となります。

さて、次回は滞在三日目の水郷「朱家角」と、上海市内で人気急上昇中のリノベ観光スポット「田子坊」からの厳選カットをお送りいたします、乞うご期待!!

  1. 2019/11/24(日) 18:29:23|
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Nice to meet you again, Folmosa~Taiwan Phographic Tour ’19 Autumn②~

さて、今宵のご紹介は予告通り、9月の連休を利用して出掛けた台湾旅行の後半戦、到着三日目の老街巡りの旅からお送り致します。
この日は前日とは異なり、高速鉄道ではなく在来線経由、新竹駅の手前の「港口駅」迄出掛け、そこからバスは期待出来ないことが前回の失敗で判っていたので、駅前にたむろするタクシーに「湖口老街へ行きたい」と云ったら、150NT$とか即座に返してきたので、おぃおぃ、世界最高の親日国家でタクシーがボッタか?とかちょっとがっかりした気分で「メーターで行って、メーターで!!」ときつめに申し付け、乗ってから15分弱ほどで老街の入り口に140NT$かっきりで着き、そこで1時間ほど撮り歩き、それほど広く、見どころの有る老街でもないので、早々に引き上げ、さて、どうやって湖口駅まで戻ろうかいなとか思い、幹線道路に出りゃバスかタクシーのどちらかには乗れるだろうとか500mほど市街地寄りのコンビニ前のバス停に移動してみたら、運行時間がアバウトで全然アテにならず、30分弱待っていたら、流しのタクシーが来たので、それに乗って駅まで戻り、ちょうどやって来た自強号(特急)に立見席で乗って、1時間ほどで台北に戻り、駅の二階食堂街で何故か空いてた客家料理を食べ、なんで駅で客家料理食べてんだ?とか我に返りながら賞味し、しかるのち、地下鉄というか高架鉄道経由、木柵駅まで移動し、そこからバスに乗り、深坑老街へ向かい、30分程度で着いたので、テータイムと晩飯の時間から逆算して16時過ぎ迄撮ったというのがその日の行動。
ではさっそく当日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、湖口老街の入り口で降ろされ、自動車禁止の歩行者天国状態のメインストリートを歩いていくと、程なく、両側に台湾の老街のお約束であるアーチ状の開口部を持った、家の屋根が歩道に張り出し、それがまた街全体で繋がっていて、あたかもアーケードのような「騎楼」構造の煉瓦造の街並みが見えてきたので、手っ取り早く中に入って、灯りが点いてはいないですが、それなりに雰囲気のある赤い布製の提灯みたいなものにピンを合わせて、騎楼の内部を撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

Taipei19autumn_019.jpg
二枚目のカットですが、騎楼の外に出て、いちおう石畳になっているメインストリートの全体像を撮ろうと、誰か通らないものかと待ち構えていたら。いかにもヂモテーという雰囲気を纏った家族連れが傍らを通り過ぎて、天気もそこそこで気分も良かったのか、上機嫌で話も弾みながら通り過ぎていったので、後ろ姿でエキストラ出演して貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

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三枚目のカットですが、老街のメインストリートを注意深く散策しながら、何か面白い被写体は無いものか索敵していたら、居ました、居ました、東南アジアから東アジアにかけての路上の風物詩、暑さにへたって、警戒心ゼロ状態でコの字型になって寝込んでいる路上の犬、しかも大好物のこげ茶色のヤツです、これを撮らない手はないので、背後に近寄り目を覚まさないよう注意しながら撮った渾身の一枚。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、またしても騎楼の内部ですが、先ほどの薄暗くて開店休業状態の店舗兼住宅とは違い、こちらの方は、なかなか人通りも多く、また商っているものが時流に乗っているのか、そこそこ観光客が足を止めて、品物を物色していたりしたので、画になると思い、ちょいと引いたところから一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

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五枚目のカットですが、入口からどん詰まりまで300mほどのコンパクトな老街でほかの大渓や、鹿港、三渓のようにメインストリートのみならず、複数の通りに騎楼やら古い煉瓦ないし石造りの街並みが広がっているわけでもなかったので、入り口から目に見えるどん詰まりまで撮りながら歩くと、とりあえずはひと通りは何処に何があるのか把握出来てしまうので、いきおい、建物や街並みだけではなく、そこに居る人々やら通りがかりの人々にお願いしてモデルさんになって貰う必要が出てくるのですが、どん詰まり手前の店舗店頭で椅子に腰かけて、孫と日なたぼっこしていたご老人に声かけたら、全然相手にされず、仕方なく別を当たろうとしたら、親切な台湾人のジェントルマンがメイアイヘルプユーと云うや否や、おそらくは客家語で趣旨を説明したら、ご老人は笑顔で立ち上がってカメラを指さし、そして自分達を指さし、交渉成立、無事撮影となったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、老街どん詰まりまで歩き切ったら、そこには、これまた台湾の老街のお約束の道教系の廟が建てられていて、その前のちょっとした広場では、休みの日ということもあってか、台湾島津々浦々、どの廟境内でもやっていそうな景品系遊戯をやってて、これはおそらく巨大な輪投げ的なゲームで、輪を通した景品を貰えるといったシンプルなルールで、それでもなかなか取れず、小さなバケツ一杯の輪を目くら滅法放り投げて、運試しをしているかのような様子が面白く、斜め後ろから係員の小姐もろとも一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、メインストリートのどん詰まりまで着いてしまった以上、こんどは目線を変える意味もあって、入り口方面を目指して歩きながら撮ろうと思い、歩き出す前にメインストリートの両側路上に並ぶ露店、屋台の類いも入れて全景を撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、メインストリートの全体像を撮ってから歩き出して、数十秒、利発そうな小姐と目が合ったので、傍らのオモニに二人一緒に写真撮らせてよ、とか云ったら、娘さんと二人で撮りたいのかと、笑顔で有り得ないことを聞き返してきたので、そうじゃなくて、お母さんと一緒、と云ったら、OK、OKと笑い、娘さんを抱き寄せて笑顔を見せてくれたのですが、別れ際に「多謝、再見!!」と云ったら驚くべきことにこんな年端もいかない小々姐が「うん有難う、さよなら!」ときれいな日本語で返してきたという驚きの一枚。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。


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九枚目のカットですが、ゆっくりめに歩きながら撮ったつもりなのですが、300mそこそこのコンパクトで一直線の老街では入り口までは30分もかかろうはずもなく、あっと云う間に着いた時には団体客2~3組に記念撮影用背景として占拠されていた、老街唯一の娯楽施設であった映画館の切符売り場の遺構が珍しく辺りに人っ子一人居なかったので、至近距離で一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十枚目のカットですが、ところ変わって、こんどは台北市近郊の老街である「深坑老街」、市内中心部からでも1時間圏内という地の利を生かしてか、翌日は、会社や学校という日曜日の夕方でこの人出で、寂れて、何処かうらぶれたカンジが老街の最高の演出であるにも関わらず、台湾最高(知名度という点で・・・)の観光地である九份や、淡水もかくやあらんばかりの人出で、先ほどの交通不便で日本からの観光客にもまず見向きもされないような過疎老街とは異って、流行っている飲食、物販店舗もかなりあるという流行っている老街入り口のようすを撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十一枚目のカットですが、ここも人出が多いとは言え、広さから云えば、先ほどの湖口老街とは文字通り五十歩百歩で、人が閑散としていたら、入り口からどん詰まりまでせいぜい400mかそこらで脇道があるとは言え、そもそも川の河岸段丘上に作られた街なので、店舗の間を抜けてちょっとした広場みたいなところに出てもすぐ河原に降りる階段が見えるという案配で、戻ろうとしたら、目が合った孫連れヂモティのヲヂサンにモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十二枚目のカットですが、ヂモティのヲヂサンに背面液晶の撮影結果を見て貰ってお礼を述べてから別れ、またメインストリートに貰って、被写体を探していたら、ちょうど、人通りが少ない辺りで、蛍光色のフード付きトレーナもオシャレな若いヲヤヂさんが、人混みに疲れ果てたのか、胸にしがみついたまま眠りこけている極小姐を抱えたまま傍らを通り過ぎていったので、すぐに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十三枚目のカットですが、紹介が遅れましたが、食事を済ませてから来たので、全然気にも留めていなかったのですが、ここ深坑老街は「臭豆腐」なる、くさやや鮒すし、或いはノルウエイの腐敗缶詰シュルストレーミンに比べればまだ可愛げがあるのですが、相当きつい臭いを発するという発酵食品が有名ということで、常設店舗は云うに及ばず、屋台、露店の類いでも自家薬籠中のレシピでこさえた自慢の臭豆腐を商う店が立ち並んでいて、いたいけな若者が贖うところを一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十四枚目のカットですが、陽も傾き、曇天気味だったので、現地時間で16時前というのに重厚な佇まいの煉瓦造りの店舗内部は電球色の暖かい灯りで煌々と照らされ、その前を今風のファッションに身を固めた、いたいけな若者各位があちこち眺めながら物見遊山で通り過ぎて行く様子を路上観察的に一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、と或るローカルスウィーツを商う煉瓦造りの店舗の店頭で、おそらくは買い物中のオモニかアヂュモニの戻りを待っていたであろう、温厚な眼差しの爺さまとその上で利発そうな目線で通りを行き交う人々を観察していた、色白でふっくらした極小姐の姿が目に留まったので、声をかけてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十六枚目のカットですが、どん詰まりまで行ってまた折り返す途中、入り口から100mも離れていない辺りの騎楼の廊下というか通路というか、テーブルが置かれていたので、テラスとも言えそうなところで、お茶とスィーツで寛ぎながら談笑していた、北京からという一家が目に留まったので、声をかけてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十七枚目のカットですが、老街入り口が見えてくる辺りの確か、お茶屋さんの店先で、赤い紐で首に鈴をつけられた小奇麗な猫が足元に寄ってきたので、店番というかのんびり道行く人々を眺めているだけといった風情のご老人に撮ってもイイ?と聞いたら、どうぞどうぞということで、超ローアングルから撮ったら、なんと暖かげな笑顔でその様子を見守るご老人の姿も写っていたというラッキーショット。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

今回の感想ですが、いやはや、新開発のレンズのシャイクダウンテストも兼ねての旅でしたが、去年は10月の台北行が、京成電鉄のバカヤロのおかげで飛行機に乗り損ね、結局今年の1月にずれ込んでしまったこともあり、今年最後の秋の台湾旅行が楽しめたことは感無量でした。

さて、次回は、台湾編①で登場した謎のペッツバールタイプの正体が明かされるか・・・それとも別の新作になるのか?夏休みの工作で未発表のものが数本あるので、そのどれか行きます、乞うご期待!!
  1. 2019/10/06(日) 22:32:42|
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Nice to meet you again, Folmosa~Taiwan Phographic Tour ’19 Autumn①~

さて一週明けての今宵のご紹介は、予告通り、9/20~23にかけて訪問してきた、南洋に浮かぶ「美麗島(Folmosa)」こと台湾への撮影旅行から二週にかけてお送りする前編いきます。
まず恒例の行程紹介ですが、9/20(金)は奉公先をサボって、14:20発の中華航空便で成田国際空港から台湾桃園国際空港へ約3時間のフライト、混み合った入国審査をクリアするのに約1時間ほど掛かり、桃園机場捷運ことエアポートエクスプレスで台北市北門駅についたのが19時過ぎ、小雨でもあったのでにチェッキン後、撮影はギブアップし。いつもは帰国前日の晩に訪れる「度小月 永康街店」にて坦仔麺ほかローカルの美食を戴き、マンゴー地獄とも云うべき鬼のようなカキ氷の山と格闘後、そのまま宿に戻って、翌朝は、8時起きで天気予報を参考に降雨のない台中以南のエリアということで、台湾高鐡経由、このところご無沙汰気味の「鹿港古鎮」へ急遽訪問することにしたもの。
では、さっそく当日の行程に沿って、実写結果を逐一眺めて参りましょう。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはUnidentiied Petzbar51mmf1.8 mod.L39 coupledによる全コマ開放でのAE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、台湾高鐡で台中までは約1時間の道のり、11時台初めの列車に乗れたので、高鐡台中駅には12時半前に着くことが出来、ランチは思案のしどころだったのですが、現地で名物料理を戴くこととし、10分も待たずやってきたバスに乗って、そこからまた小1時間かけて到着した鹿港の老街散策でニッケルシルバーの外観も十分怪しいライカを首からぶら下げて、モデルさんになってくれそうな人を探しながら人通りでごった返す狭い道を歩いていたら、ちょうどエメラルドグリーンのお揃いの服も目に鮮やかで、しかも赤茶色のレンガの街並みの補色なので浮き立つこと間違いない親子連れが目に留まったので、追い縋って
交渉の結果、モデルさんになって貰ったもの。

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二枚目のカットですが、古めかしい造りのレンガ壁や塀に囲まれた狭い道は観光客でごった返している上に両側に露店やら屋台の類いみたいなものが所せましと店を並べているので、なかなか立ち止まって辺りの様子を撮るのは畏れ多いのですが、日本からきた観光客だと判ると、お店の傍らのちょっと空いたスペースに立って撮らせて貰えたので、屋根の下から、陰影のメリハリ効いたショッピン中の観光客の姿を撮ることが出来たもの。

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三枚目のカットですが、ここ「鹿港」老街は主要な通りや広場はところ狭しとお店が軒を並べ、それを目当てにした観光客も押し寄せ、ちょうど日本で云えば、裏原宿みたいな様相を呈していますが、それでもジモティ各位の生活の場であることは疑いようがないので、家と家の間の1mにも満たない幅の通路は、完全に生活道路になっているのですが、逆に俗化していないので、Youtube向けの動画のためのパオーマンスしたり、インスタ映えを狙ったりする観光客が出てくるわけで、この時もソニーのミラーレスで動画録るために新体操みたいなポーズをしている男女ペアが居たので、助監督みたいな兄ちゃんに声かけて混ぜて貰ったもの。

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四枚目のカットですが、また表通りの繁華街みたいなところに出て、奥を目指して歩き出したら、廟の裏手のちょっとした広場みたいなところで、木工品のけん玉を体験販売している露天商が居て、ベトナムからという兄ちゃん達のグループが結構熱くなって、けん玉実技に没頭し、売り手も商売そっちのけで目を見張って拍手なんかしてたので、ちょうど空いた真っ正面から一枚撮らせて貰ったもの。

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五枚目のカットですが、この狭い通りのあちこち、ちょっと空いたスペースあれば、人が集まって、ワイワイと商売そっちのけで盛り上がる、といったノリが面白く、あちこち冷やかして歩いていたのですが、建物の屋根が比較的低く、土産物屋の店先が太陽光を入れたアベイラブルライト条件で撮れるポイントに行き当たったので、そこに暫し佇み、丁度いいモデルさんが店頭で物色を始めた頃合いを見計らって一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、そういえばまだランチを食べないまま、なし崩し的に本格撮影モードに入ってしまったことに気づき、腹が減っては云々という昔の格言なども思いだし、前回、旨いシャコの天ぷら入りお好み焼きとか、魚丸湯などを食べさせてくれたお店を探そうと記憶を頼りに奥の方へと歩き出してすぐ、或る物販店の店先でひと休みしていた親子が居たので、趣旨を説明し、モデルさんになって貰ったものですが、この撮影後、何故か呼び止められて、一緒に写真撮ったり、お買い物から戻ったオモニを入れて一家三人の写真をスマホンで撮って上げたりと、ミニ交流デーとなったきっかけの一枚。

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七枚目のカットですが、束の間の交流を楽しんだローカルの親子連れと別れて、また食堂を求めて奥地へと歩を進めて行ったら、天蓋経由、赤茶色の色調の物販店舗の店先がふと目に止まり、真っ白いウインドブレーカに白いキャップという清楚な韓国人観光客のアガシが何かを買い求めていたので、おぃおぃ日本から浮気して台湾旅行かよ・・・とか思いながら、その様子を斜め後ろから一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、無事、記憶を頼りにお店を探し出し、今回はシャコの天ぷら入りお好み焼き、エビチャーハン、そして蛤汁、〆て200NT$(約770円)を戴き、イイ気分になって、再び、人混みでごった返す通りに出て、最短距離付近で何か画として面白いものはないか物色して歩いていたら、デズニーネタからサンリオ、そして台湾国旗をモチーフにした風車を刺した屋台が目に留まったので、お客が来なくてお茶挽いてる傍らのヲヤヂに趣旨を説明して一枚撮らせて貰ったもの。

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九枚目のカットですが、台北での晩飯時間を逆算し、バスに乗る時間も考慮し、残りの撮影スポットを効率よく回らねばならないので、急ぎ足でこの「後車巷」から、次なる撮影スポット、道路を跨ぐ楼橋の在る「八曲巷」を目指して歩き始めたのですが、それでも天蓋の下の物販店の店先の陳列棚で掘り出し物を物色していると思しき、リボン付きの白い帽子も目に鮮やかな、いたいけな小々姐の後ろ姿が目に留まったので、足を止め、一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、もう大きな幹線道路まで200mも切った辺りの非物販店の古めかしい民家の前で、いたいけな台湾人観光客の小姐二名が中華圏名物の自撮り棒で首を傾げながら記念撮影なんか試みてたので、声かけて、心に残る一枚を撮って上げるからモデルになって、と言葉巧みに説得し、まんまと一枚撮らせて貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、そろそろ幹線道路への出口も見えて来そうな辺りの、これまた非物販店の民家の古めかしい玄関前で髪の毛も今風に染め分けシャギーっぽくした若者のグループが次何処回る?何処行っても人ばっかりで、面白くなくね???などという行く先を決めるのが目的なのか、ただ単に仲間内でダベるのを楽しんでいるのか、第三者には皆目見当が付かないような小田原評定で盛り上がってたので、傍らから、通りすがりに一枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、もう幹線道路を行き交う自動車の走行音やバイクの排気音が聞こえてきそうな辺りの物販店の店先に据え付けられたスマートボールをより原始的にしたような遊具やら輪投げみたいな景品取りにいたいけな童子達が一心不乱に取り組んでいたので、いちばん近くのピンクのTシャツにポニテも愛くるしいミニギャンブラの姿を横から一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、東西の幹線道路を渡り、「八曲巷」への移動途中に公設市場の在る広場を抜けることになるのですが、南北を貫く一番交通量の多い幹線道路沿いの店舗の軒下を通っていくより、再び、民家と民家の間を縫う路地裏みたいな通路を移動する方が近いし撮影チャンスも多いので、そのルートを歩き出して間もなく、店舗の軒先の赤提灯に照らされたオモニと斜めに射し込む太陽光により自然な色合いの極小姐とのコントラストが面白く、斜め後ろから一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、市場の在る広場へと向かう、民家の建ち並ぶ裏通りで、青く塗られた木製の玄関門扉が、陽光なのか、雨風によってなのか、色褪せ、ペンキも剥げかけたところに深紅の護符が両側に貼られ、その中央を真鍮製の錠前で鉄の輪を繋ぐ、という構図に惹かれ、足を止め、一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、移動途上の裏通りで数少ないお食事処みたいなお店が在って、店先の様子でも撮っておこうかいなとか思案していたら、ちょうど中から、昼食会でも終わったのか、色とりどりのチャイナドレスに身を固めた年齢も様々な小姐、中姐、大姐の一個分隊が出てきたので、さっそく声かけてモデルさんになって貰ったもの。

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十六枚目のカットですが、市場の在る広場へ出てすぐ、老街を巡る人力車というか、自転車で曳く車が停まっていて、それがなかなか風情のある赤貴重の車体に屋根の模様、後ろの広告が目を惹き、また石畳の路面を行き交う背景の人々も良い構図になっていたので、再び足を止め、しゃがみ込んで後から一枚撮ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、市場の在る広場手前の商店の店頭で、なかなか美形の黒髪ショートカットの小姐がかなり控えめに薬草茶のプロモーションなんかやってたのが目に留まったので、暫し考えたのち、おもむろに歩み寄り、一枚撮らせて貰って良いか?と聞いて、黙って頷いてはくれたのですが、結局、目線は貰えず、横からのカットとなってしまったもの。

さて、次回は現地三日目の訪問、今回の最大の目的である、未訪問の老街二箇所訪問の様子をレポート致します、乞うご期待!!
  1. 2019/09/29(日) 17:56:41|
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Sunshine, Friendship,Hospitality, etc.~Yokota Air Base Friendship Festival ’19~

さて、今宵のご紹介は予告通り、武蔵野の国は福生にある進駐軍の横田空軍基地が年に一回の現地人との交流デーということで、有り難くも普段は鉄条網に囲まれ、警戒厳重な基地の中に入れて頂けるというので、行って、撮ってきたものをアップ致します。
今回は台風影響もあり、天気予報は午後から雨、しかも突発的に大雨になる可能性も有り、というのに、今流行りの「天気の子」を地で行く”ハイパー晴れ男”の神通力を恃みに傘も持たず、午後からのこのこ出かけて、この日のために磨き上げたと思しき愛機の前で説明員を務めているパイロット諸兄と語らい合ってきたものです。
では、当日のどこか牧歌的なお祭りの様子を逐次見て参りましょう。
カメラは1~16枚目がLeica M(TIPO240)、レンズが同じくCarl Zeiss Biogon25mmf2.8ZM、17枚目がカメラはFuji X-ro2、レンズがVoigtlaender Heliar75mmf1.8VMによる全コマ開放での絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、最寄りの牛浜駅からは唯一の入場口である第5ゲートまで、歩行者渋滞で30分近くかかりましたが、エントラスのセキュリティは殆ど形式的なものでパスポートを見せてから、カバンを開けて中身を申告しておしまい、中に入ると広いだけあって、人は相当出ているのですが、十分な解放感あり、今年も並んで出迎えてくれるであろう大空の戦士達との再会に胸が躍り、自ずと足も早まりますが、滑走路横のイベント会場兼機体地上展示スペースで一番最初に展示されているのが、大型の哨戒機でその巨体のもたらす日陰に多くの人達が憩いのひと時を過ごす様子を一枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、エントランスから基地内に入って、この大型機の横を過ぎると、目の前の膨大な誘導路上のイベントスペースの全容が見て取れるのですが、今年も、入り口から向かって右がレシプロ軽飛行機、戦闘機、哨戒機、左がオスプレイ、ヘリコプタ類、そして奥に向かって、日米の大型輸送機が駐機していて、希望者には内部を見学させていたのですが、まずは何よりもお目当ての戦闘機、戦闘機と気も急いていたところに笑顔で談笑しながら基地の警備兵三人衆が歩いてきたので、声かけ一発目の練習台になって貰ったもの。

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三枚目のカットですが、最初の機体展示である哨戒機から歩くこと約5分少々、やっと再開できたのは、韓国は烏山基地からこの日のために富んできてくれたというF16の最新アップデイトバージョンだそうで、パイロットとは話できなかったですが、整備兵の入れ墨マッチョマン曰く、「仔豚のおもちゃのタンクがトンネルから出てきた途端にA10と一緒にボコボコにして、そのままR.I.P.だ・・・」とか威勢の良いことを言っていたのを横目に一枚戴いてみたもの。

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四枚目のカットですが、こちらはグアムから遥々飛んできてくれたという米空軍所属のF15とそのパイロットで、実は基地外で反対運動やってた一味と思しき老人が、この兄ちゃんを捕まえて、わざとヘタな英語で、何人の人を殺したのか?は、人を殺したことがないって、キミは仕事をサボってるのか、それともチキンなのか?どちらも給料泥棒だな・・・とかやたらしつこく絡んでいたので、横からすみませんがモデルになってくれない?と声かけて、そのしつこい老人から引き離し、愛機の前で平和を一緒に祈りながら一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、毎回、レギュラー展示となっていて、しかも唯一の触って記念撮影が出来る、A10Cフェアチャイルド、NATOコードネーム"サンダーボルト"地上攻撃機のところまでくると、ここも例外なく、機体横で、金髪碧眼の美男美女の広報担当官がパイロットと一緒になって、ワッペンだら、ストラップだら、部隊のTシャツだら、アメ横の中田商店も顔負けの商魂逞しい物販ブースを広げていたのですが、そこでも、すかさず工房主のライカに目ざとく気づき、アラ良いカメラぢゃないの、沢山撮った?とか商売そっちのけで話し掛けてきた烏山基地所属の女性衛生兵さんがいたので、百聞は一見に如かずとばかりモデルさんになって貰ったもの。
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六枚目のカットですが、これがA10Cフェアチャイルドの有名な、「極厚チタンのバスタブ」が入っているという操縦席で、並べば中を見せてくれて計器周りも撮らせて貰えるとのことだったのですが、驚くべきことに何故か、中国人の団体客が大勢で長蛇の列を拵えてくれていて、炎天下、30分も並ばせられそうな雲行きだったので下から一枚撮るだけにしたもの。

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七枚目のカットですが、こちらは旧機なのですが、本邦初公開?少なくとも羽田ではお目にかかったことがない、海軍機F18E/Fスーパーホーネットで、ぱっと見、空軍機のF15シリーズと似てなくもないですが、こちらの方がだいぶ設計、製造は新しく、日本のFX選考でF35と最後まで競った機ということもあり、また不遇の名機F14の後釜として、米海軍の航空母艦の艦載機の主力機種であることから、ついつい見入ってしまいながら、一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、やっと出ました、自衛隊機の出番です、ということで、遠目ではこの赤主体の派手なカラーリングはもしかして、今回、台湾への供給が決まったF16最新機種でも持ち込んで来たのかなとか思いながら至近距離に近寄って観察してみれば、要は令和に移行した記念カラーリングの三沢基地の機体で、去年も言葉を交わしたパイロットの兄ちゃんが傍らにいたので、台湾空軍機かと思ったよ、と話したら、そう云われたの昨日から10回ぢゃきかないです、と苦笑してからの一枚。

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九枚目のカットですが、やっと出ました、大空の守護神、世界最強の現役戦闘機F15Jということで、小松基地が15、16日と航空祭なので、今年も遠路遥々千歳基地から飛んできてくれたということで、こちらのパイロットの兄ちゃんも去年と同じだったので、また意地悪質問でもしてあげようかなとか思ってたら、進駐軍のMPが熱中症対策なのか、ミネラルを配りにきて、肩たたきながら談笑始めちゃったので、仕方なく、機体だけおとなしく一枚撮らせて貰ったもの。

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十枚目のカットですが、こちらは近所の百里基地から飛んできてくれたというRF4、要はF4ファントムの偵察機で、パイロットが不在だったので整備兵の兄ちゃんの説明によれば、足の速さを活かし、超高齢なるも第一線で偵察任務を続けてきたが、戦闘機の機体でもガタが来て、先般、百里基地でも脚が折れた機体が出たり、さすがに使い続けるわけにはいかなくなったので、今年限りで引退することになって、今回が最後の展示なので、この雄姿をしっかり目に焼き付け、写真に撮ってやってくださいとのことなので、心して、一枚戴いてみたもの。


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十一枚目のカットですが、今年限りで引退するRF4の話を聞き、しんみりとした気分で誘導路西方面に歩き出したら、またしても、ポータブルオーディオからの音楽に身をくねらせ、ファンキーな仕草で来場者の人気を集めている、根っから陽気なカンジの基地兵の黒人二人衆が居たので、こちらは写真撮影の行列が短かったので、並んで気分転換に一枚撮らせて貰ったもの。

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十二枚目のカットですが、いちおう、誘導路の西端、規制線のテープが貼られたところまで辿り着き、牛浜の駅から基地のエントランスまで歩いてくる途中、三回ほど頭上を飛んでいたA10CとF16が居たので、望遠で写真撮ってからまた折り返し、先ほどは遠目で眺めるだけだった南側の輸送機、ヘリコプタ類を眺めて撮ることとし、まずは時期対戦車・対地上攻撃用ヘリの最有力候補ベル社のAH-1Vの展示スペースに向かい、一番カッコイイ正面から、セミシルエットで一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、AH-1Vの横に置かれていたのも同じく地上作戦用のヘリコプターで確かUH60ブラックホークの後継機候補か何かのUH-1Yという機種でこちらはちょっと地味であまり説明聞きたがるお客も来ないのか、あれライカ?珍しいのさげてるね、今回初めて見たぞ、とか親指立てて話掛けてきたので、ぢゃ、どんな風に写るか試してみよう、とモデルさんになって貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、同じく誘導路南側の展示スペースの西側よりに置かれていた、自衛隊運用の準国産輸送機、C1の迷彩塗装モデルで、自衛隊の広報誌やHPにいつも出てくる有名な機体で、その天井から羽根が下がったような独特のパッケージングが良く判るよう、真っ正面から一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、自衛隊機の西側には、米国の大型輸送機が何機か駐機していて、その中でも目を惹かれたのが、今は亡き、マグネダルダグラス社のDCシリーズという垂直尾翼の根っこに三本目のエンジンが嵌っている機体で、民間の旅客機では既に目にすることもなくなったのにここ米軍基地では軍用機として全面エアフォースグレーに塗られ、窓も埋められ、精悍な姿で佇んでいたので、近寄ってみれば、その翼の下で、仲睦まじい基地従業員のカポーが目に留まったので、一枚撮らせて貰ったもの。

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十六枚目のカットですが、誘導路北側、戦闘機よりも奥のエリアには対潜哨戒機やら空中給油機などマニアックな機体が幾つか並べられており、何よりも至近距離、しかもノーガードでジェットエンジンの実物が観察できるので、歩み寄って、何枚か撮ってから移動しようとしたら、羽根の下で涼をとりながら歓談する基地従業員のカポーが目に留まったので、声かけてモデルさんになって貰ったもの。

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十七枚目のカットですが、15時も回り、朝は遅く摂ったとはいえ、ランチがまだだったし、何よりも水分欲しくなってきたので、ここらが潮時とばかりに出口を目指して歩き始めたら、先ほどはノーマークだった、自衛隊のUH60ヘリ展示スペース脇のテントに浴衣姿でショートカットの若い小姐の姿が目に留まり、じっと目を凝らして眺めたら、目が合ってしまい、ニッコリと笑ってくれたので、意を決して話し掛け、展示機体前でモデルさんになって貰ったもの。

今回の感想ですが、いやはや、やっぱり横田基地の友好祭はグレートです。沖縄の基地の周辺は何か緊張感が漂っていて、兵隊さんも何処となくよそよそしい雰囲気で話し掛ける雰囲気ではないですが、ここ横田はベトナム戦争以降、実戦の後方基地としては使用されたことがないことも、この全体的に優しげな雰囲気の遠因なのではないかとも思いました。

さて、次週は久々の海外遠征で一週スキップ、その翌週、翌々週は、海外での撮影結果をご開帳、乞うご期待!!
  1. 2019/09/16(月) 10:26:01|
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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