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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Stable Color Ultranit50mmf2.8 mod. L39 uncoupled

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まず、先週は、天気の良い土曜日にふと降りてきたものがあったため、終日、レンズ加工に入ってしまい、翌日曜日には結構な雨が降って、その前の週に完成していたハラショーなレンズの試写に出掛けることが出来ず、不本意ながらスキップしてしまいました。
そこで、今週のご紹介は、先週レポート予定だったハラショーなレンズを無謀にも二年に一回の開催という絢爛豪華な栃木祭りの場でテストすることとし、他の二本とともに11時過ぎから昼食挟みで14時半という短い時間で試写をした次第。

まずは恒例のレンズ紹介ですが、このStable Braun Color Ultranit50mmf2.8は云わずと知れた、1950年代に流行った、レンズシャッター式の距離計連動機構付きレンズ交換レンジファインダ機Braun Paxette2型以降のモデル向けとして、Stable社がブラウン向けに供給した、L39ネジを持った交換レンズなのですが、径、ピッチともライカのL39と全く同一なのに、フランヂバックがライカの28.8mmに対し、44mmという一眼レフ並みの長さで、Paxette用レンズはそのままではライカには使えないので、あちこちでスペーサというかカプラを作って、何とか使われていたようです。
実を云うと、色々改造し、それこそレイドルフなどというマニアックなものまでライカマウントに改造していたのに、それよりもずっとポピュラーなPaxette用は今回が初の加工で、それは、レンズ単体ではなかなか程度の良いものが出てこなかったからでもあります。
ところが今回は新宿某所で、ヘイコイドが固くて動かないという状態で、光学系はピッカピカの個体が素晴らしいお値段で出ていたので、買ってきて分解、整備し、マウント改造を行ったもの。
構成は3群4枚のオーソドックスなテッサー型、この時代は50mmのテッサーはf3.5がスタンダードだったはずなので、無理しているのかと思いきや、実写ではその性能を如何なく発揮してくれました。
では、さっそく実写結果を見て参りましょう。
機材はFuji X-Pro2、全コマ、絞り開放による絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、11時10分過ぎに当日のメンバー3名が栃木駅で全員集合し、そこから祭りの会場である旧市街へと歩いて行ったのですが、大通りを通行止めにして仕切ったお祭りエリアのあちらこちらには絢爛豪華な山車が停められ、お囃子などを奏で、その周辺には出待ちの金棒曳の小姐各位も居たので、さっそく一番最寄りの社中の先達の極小姐に声かけて山車をバックにモデルさんになって貰ったもの。

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二枚目のカットですが、お祭りメイン会場である大通りを奥へと歩いていくと、次々と豪華な山車、そしてその周囲を取り巻く、町会の社中の人々に遭遇するのですが、目にも鮮やかな赤を基調とした衣装の金棒曳小姐軍団が完全にお茶挽き状態でヒマそうにしていたので、二年ぶりに江戸から撮りにやって来た旨伝えて、ご自ご自慢の町会の山車をバックにモデルさんになって貰ったもの。

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三枚目のカットですが、どんどん大通りを進んでいくと、見覚えのある山車に次々と遭遇し、頭の中で、鹿沼、川越とこちらの山車の上のお人形さんキャラが混乱しそうになっていたのがだんだん思い出して来て、そうそう、いたいけな童子が弁慶のお人形さんの下でバリバリのカツラかぶって、素通しの竹笛みたいなのを吹くま真似してたっけかな♪とか思い出して、目の前の武蔵坊弁慶の山車の主従をモチーフとして撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、そもそものそもお祭り撮影と云うものは、とにかく会場の隅である大通りの一番奥まで行ってみないと埒が明かないので、どんどん撮りながら歩いていたら、或る町会の社中とふとすれ違った時、一人の小々姐がなかなか粋でいなせな組み紐の髪飾りなんかして、祭り半纏なんかもバシっと決めこんでいたので、踵を返し、斜め後ろから一枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが、同じくお祭りメイン会場の大通りの半分以上過ぎた辺りで、市長を始めとした主催者、及び来賓の挨拶の終わるのを待って、出発の用意をしていた山車の前でなかなか良い、不敵な表情を浮かべて山車が不意に動きだすのを抑えていたおとっつぁん二人の姿が目に入ったので、立ち止まって一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、途中、ランチを挟んで、また撮影を再開したのですが、確か夜だけだとばかり思っていいた、山車どうしのお囃子合戦、いわゆる”ぶっつけ”の現場にたまたま遭遇し、ちょっとイイですか、とか町会の役付きの半纏来た方に声かけたら、中へ中へと押し込まれ、気が付いたら、社中どうしが手に手に提灯ややら扇子を振り上げて相手を圧倒しようとしている最前線にまで来てしまい、凄まじい臨場感で撮ったうちの一枚。

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七枚目のカットですが、大通り上の、同じく”ぶっつけ"合戦の最前線では、通してくれた町会と相手方の町会の演者も手が届くくらいの近さで見られるわけで、向きを変えてみたら、いたいけな小々姐の演者が山車のさ最先端のお立ち台みたいなところに立っていて、声を限りに自分の属する町会の名を叫び、渾身の力を込めたかの如き力強さで提灯を振り上げていたので、目が合った時にカメラ持ち上げ、指で"1"と示したら、暫くこっちを向いてくれたので、有難く一枚撮らせて貰ったもの。

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八枚目のカットですが、この”ぶっつけ”というものは、相手のお囃子のリズムに引き込まれるか、或いはお囃子担当の下座連の演者が力尽きて、スローダウンするかしないまで決着がつかないワケで、最前線で、声を張り上げ、腕を振り上げる担当は何回も交代することになるので、見ていた間に何回か入れ替わって、通してくれた町会の方で、世話役の爺さまに抱えられたいたいけな極小姐が力強く応援するのを見届けて、その場を後にする直前のカット。

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九枚目のカットですが、サンルートホテルの前も過ぎ、大通りも奥まって、そろそろ通行止めの金物も見えてこようという辺りで、栃木祭りの山車の中では一番の大細工である「諫鼓鶏」という伝説上の鶏を載っけた山車に遭遇したので、その絢爛豪華な太鼓のオブジェの上にとまる巨大鶏を正面から撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、会場の端までいったん歩いて行って、また集合時間までの間、大通りで色々なシーンを撮ろうと、辺りを見回しながら歩いていたら、南の方向に向かっているので、基本的に前方の人物は全部、逆光ないし、それに準じた光線状態となるのですが、それでも祭り装束に纏め髪の小々姐の頭のてっぺんのお団子が陽に透けてとても美しく見えたので、コントラスト低下具合いも確かめるため、斜め後ろから追いつきざまに一枚撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、今回の栃木祭りではどうやら新しい試みとして、ガイドパンフでスタンプラリーみたいなことを愉しむような趣向となっていたらしく、大通りのあちらこちらに瓦版屋とか、町娘風の江戸時代のコスプレをえ演じていた人々が居て、なかなか自然な振る舞いが目を惹いたので、そのまま接客するところを撮らして貰うね、とお願いしたもの。

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十二枚目のカットですが、これも大通りを南から北の方向に進んで来た山車の先達を務める金棒曳のご一行様で、朝からこのピンク基調の清楚なカンジの衣装の社中は初めて目にしたのと、演者の小姐達自体も他の町会よりやや上で、なかなか堂に入ったカンジの行進だったので暫く並走し、横から一枚撮らせて貰ったもの。

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十三枚目のカットですが、メイン会場の大通りはやはり蔵造の街並みを売り物とする佐原、川越と同じように厳密には江戸時代の蔵造りの店舗兼住宅もあれば、大正、昭和初期、戦前の建築様式も混じっているワケで、街並みをバックに山車の雄姿を撮るといっても、背景が昭和初期ではやはりアンマッチ感は拭えないので、おのずと山車を撮影しようとしたら、インターセプトポイントは決まってきてしまうため、セオリー通り、そこでま待ち構え、横顔が吉田沙保里選手とよく似た演者の奏でる山車を撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、今回持参した3本のレンズ全部で撮ってみた、元肥料店、今は確か和菓子店か何かの店舗の前にさりげなく置かれた大八車とその上の野草を手前の車輪のエッヂにピンを合わせて、背後の白い小さな花のボケ具合いを確かめてみたもの。

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十五枚目のカットですが、再集合場所の近くまで戻ってきた時、と或る町会の山車が別の町会の山車と仲良く並んで、"ぶっつけ"のリハーサルを行っていたようで、先の向かい合って、町会総出で声を張り上げ、腕を振り上げ渾身で競い合う雰囲気ではなく、何となくまったりしたカンジで周囲の社中もお互いに歓談しているような雰囲気だったのですが、その中でショートカットで日焼けも初々しい小姐が健気に動き回っていたので、そその様子を一枚戴いてみたもの。

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十六枚目のカットですが、同じく、"ぶっつけ"のリハーサル中の二台の山車のうち、反対側の町会の方の山車の前の方で、いたいけな金棒曳の小姐三人娘が所在無さげに本番到来を待っていた様子を横から一枚撮ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、再集合迄はまだ時間が少々有ったので、ゆっくりと大通りを行進していく山車とその社中の様子でも撮ろうかと待ち構えていたら、まだお若いのに、一般的に山車祭りでは灯りが点って本番じ状況になる夕暮れを前にお疲れモードのいたいけな童子達がやってきたので、すかさず一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、いやはや、ツァイスやスナイデル、ローデンストックという一流レンズメーカーは云うに及ばず、イスコやスタインハイルと比べても二流どころとまで酷評されることもあるステーブルのテッサー型、しかもこのタイプでは限界に近いf2.8でここまでの描写が出来るとは正直驚いてしまいました。これだからレンズ遊びはやめられないのです。

さて、次回は、またしても生まれてしまった閃きの一本、これを同じく栃木祭りでの撮影でお送りしたいと思います、乞うご期待!!
  1. 2018/11/11(日) 21:42:40|
  2. その他Lマウント改造レンズ
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Cheap but working precisely~Schneider Xenar50mmf2.8 mod.L39 by F.G.W.G~

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さて、今週のご紹介は、予告通り、先の横田基地で試写した、久々の当工房製改造レンズのレポートいきます。
今回改造したのは、前にもフィルムで試写結果を挙げたことのあるAkalele、Akaletteシリーズ用AKAスピゴットマウントの独Schneider社のXenar50mmf2.8(3群4枚テッサー型)に工房特製L39距離計非連動アダプタを付け、更にそれにLMリングを装着し、Mマウントで使えるようにしたものです。
今回はX-Pro2で試写してますから、3つのアダプタ経由の撮影となります。
今回も全コマ開放、絞り優先AEでの撮影となります。
では、当日の行動に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、基地に入って会場である、滑走路南の誘導路上の一番近いところには対潜哨戒機と思しき、大型のターボプロップ4発機が駐機し、そのコックピット下辺りでは、サービス精神旺盛な基地関係者が、9月とはいえ、日中の暑さもひとしおだったにも関わらず、アメコミやらハリウッド映画の話題作のキャラに扮し、かぶり物装けて、来客サービスに励んでいたのですが、その中でも一番不気味なプレデターがいたいけな国内外の若者に人気で、ベトナムからのご一行様をおもてなししているところを後ろから覗いていたら、気づいた仲間が前を開けて押し出して最前列で撮らせてくれたもの。

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二枚目のカットですが、同じく対潜哨戒機下のキャラクターとのプチふれあい広場?でベトナム人ご一行様の後に家族連れが蛮勇を奮い起こし、実は気の良い狂暴宇宙人キャラに手招きされるまま,その前に立ち、如何にも勇気有るんだぞとか言いたげに目いっぱい笑い、剽軽なポーズなぞしている様子が面白かったので、横から一枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、対潜哨戒機を後にして、会場奥へと歩いて行くと、ピーカンではなかったものの、まだ残暑がきつい時期にも関わらず、アスファルト敷きの会場地面にはレジャーシート状の敷物を敷いて、まさにプチハイキングのノリで大入り満員状態で、その中で背筋を伸ばし、遠い目線で携帯で文字を打つ黒装束の小姐が目に付いたので、カメラ目線の立ち食いヲバサマは度外視し、一枚戴いてみたもの。

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四枚目のカットですが、この二日間の基地開放フェスティバルの目玉、というかマスコミ等も注目し、喧しく報道していたため、観客動員数増加に役立ったと思われる、オスプレイ、複数機体の地上、飛行展示が当日もちょうど開始され、アナウンスに従って滑走路から垂直離陸したあと、ターボプロップの軸を水平飛行に移行するデモンストレーションをしていたので、無限の描写を見るのにちょうど良いため、当日のメインレンズであるG-Biogon21mmf2.8付のX-E1に換え、このXenarで撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、観客の多くが注視する滑走路のちょうど反対側、輸送機やヘリコプタ類が展示されていた誘導路南側スペースにも地上展示されている機が有ったのですが、この機は来場客に内部を見学させるのみならず、α9を抱えた女子報道員の小姐のための展望スペースにもなっていたようで、髪の毛をお団子にした、愛想の無い女性兵士が一心に最新鋭機オスプレィの雄姿を撮るのに余念がなかったので、その様子を真下に行って黒人のノリの良さげな番兵に話をつけ、撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、女子報道員の小姐はカメラを構えている合間に手など振って笑顔を見せても、全然、関心ななく、不愛想な状態ままで、そのうち、オスプレイが会場の観客の皆様にお集まり頂いたお礼のお辞儀をしますとか云うので、また滑走路方面に向き直ると、機種をこちらに向けて角度を下げだしたので、熱演?に見入る観客越しに一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、デモ飛行も一段落し、オスプレイも何処かに飛んで行ってしまったので、再び地上展示のスペースに戻ってくると、一仕事終えたのか、先ほどの女子報道員の小姐が地上展示機の後ろ側に移動し、そそくさと機材を仕舞い出したので、また、下の黒人番兵に断って、そのお仕事ぶりを見上げる格好で一枚撮らせて貰ったもの。

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八枚目のカットですが、今回の見せ場も終わってしまったので、誘導路北側、ちょうど滑走路を背負う形で、せ戦闘機、攻撃機の類いが複数展示されているエリア迄歩いて移動、もう殆ど常連と化し、しかもその特徴的な武装であるA-10フェアチャイルド機首の30mmモータードガトリンガンに野次馬がみんな指突っ込んで記念撮影していたので、その合間を縫って雄姿をほぼ最短で撮影してみたもの。

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九枚目のカットですが、その地上展示スペース人気者機体、A10フェアチャイルドの番兵兼エスコートをしていたのが、これまた、かつての英国のチャールズ皇太子を思わせる長身でハンサムな渋い兵隊さんだったので、客の合間の手持ち無沙汰に下をぼぉっと眺めていた時、手を挙げてカメラ向けたら、渋い表情作ってくれたので、ここぞとばかりに有難く一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、機体展示の間には、抜け目なく、アメ横の中田商店の上前撥ねるみたいなサープラスの売店が出ており、その中で、長いブロンズヘアにアポロキャップみたいなものをかぶって、文字通りエビス顔で売り上げを数えていた美小姐が居たので、音もなく気配消して近寄ってから、遠慮がちに一枚撮らせて頂けると大変有難いとか声掛けたら、金勘定の現場を押さえられた気恥ずかしさからか、目いっぱい笑顔浮かべてピース迄しししてくれちゃったので、大変良い気分で撮らせて貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、会場の地上展示では、国内外の様々な基地から看板機体を持ち込んだため、結果的にF16及びその派生機種が一番多くなってしまったのですが、その中でも、韓国は烏山(オサン)基地かからのエースパイロットが乗っているという機体は観客への見学はさせておらず、キャノピーのみ開けて、外観写真撮影用に特化していたのですが、正面から見た照準器のガラスの反射光が美しいため、それを活かす構図で撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、こちらも地上展示スペースに駐機していた、先ほどのキャノピー開けていたF16の傍らには見慣れない複座型の機体が展示されていて、さっそく、その場で調べてみたら、F16Dという派生機種のようで、この機体も外観撮影のみオケーの展示ということだったので、近くのデッキに登る順番が来たので、ほぼコクピットと同じ高さから撮ってみたもの。

今回の感想ですが、久々のAKA-L39のアダプタ作成、AKALELEの前板を外し、ボディ側の全周スレッドの採寸から始め、金物を削り出してから、フランジバック補正兼マウント部のパーツに捻じ込み、コリメータ見ながら無限を追い込んでいって仕上げたのですが、手間かけた甲斐あって、なかなか良く写るし、また手持ちの別のレンズにも幸いにして互換性ありそうなので、また試してレポートしたいと思います。

さて、次回はこの週末に満を持して出掛けた久々の佐原秋の大祭からレポートしたいと思います、乞うご期待!!
  1. 2018/10/14(日) 18:45:20|
  2. その他Lマウント改造レンズ
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Failure in production but something attractive~Fukagawa Experimental Optics 001~

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さて、今週のご紹介は、微妙に予告とはズレますが、簡易版の工房製造、脱力系レンズのご紹介行きます。
これは何で簡易版なのかと云えば、決まったサイズの内鏡胴というか、エレメントハウジング、スペーサ、そして外形は全て同一、度数の異なる凹凸を組み合わせて、とりあへず、無限で結像することを確認し、ヘリコイドに固定してでっち上げた、まさに真面目な光学設計者の方が見たら、赤面して激怒しそうなお遊びなのですが、なかなかどうして、条件さえ合えば、そこそこ面白いソフトフォーカスレンズにはなるので、また分解してべ別の構成に作り変える前にいちおう、実写結果だけでも上げとこうかな、と思った次第。
今回の構成はドアスコープの使えそうな度の強い凹に対し、一枚当たりの曲面を緩めるべく三枚の度数の異なる凸を合わせて、凹を一群にしてしまうと、一眼レフのレンズ並みにバックフォーカスが長くなってしまい、かカッコ良くないので、リバースして、当初考えた構成と180度引っくり返して、凸(強)、凸(中)、凸(弱)、凹(激強)の構成として、ハウジングに収め、ヘリコイドに固定したもの。
焦点距離は、だいたい45mm程度に仕上がりました。
従って、今回テストのX-E1だと、68mm程度の中望遠くらいの画角になるワケです。
絞りは入れていないので、全コマ、開放になります。
では、さっそく土曜の浅草での実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、この日は出来上がったばかりの拙写真展のハガキをハヤタカメラボに届けたかったので、その前に辺りを撮り歩こうと思い、まず仲見世の東側側道付近を物色していたら、少々時期は外れましたが、ほうずきの鉢植えが店頭に吊るしているお店が有ったので、至近距離に接近し、売り物のせんべいを背景に一枚撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、同じく、仲見世の東側側道の商店街のとある店頭にて、ひょうたんを吊るしていて、そそれが背景の藍染の暖簾と朝顔の花の造り物との配置がなかなか洒脱だったので、これまた近寄って、周りで物珍しげに見守る外国人観光客もものかわ、一枚撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、ここも仲見世の東側側道でちょうど伝法院通りとの交差する辺り、ちょうど、ハヤタカメラボの親会社?である早田カメラ並びにある某有名洋食店の飾り窓兼、季節、ないし、手書きでお勧めメニューを記した鏡状のサインボードに記された文字を撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、早田カメラの面した伝法院通りの仲見世を挟んだ東側すぐの辺りに白波五人男のシーンだったかを模した、大見得を切っている石川五右衛門のプラ製オブジェが置かれており、中東辺りの外人観光客のグループが興味深げに代わる代わる記念撮影を愉しむのを待ってから、そのご尊顔を撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、ハヤタカメラボで用を済ませた帰り、伝法院通りの頭上に高く掲げられた門の如き通り名称の看板の真下付近で、白人か観光客のカポーがスマホンと紙ベースのガイドブックを見比べ、あーだら、うーだら行先を議論していたので、その様子が面白く、通りざまに一閃浴びせてみたもの。
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六枚目のカットですが、伝法院通りとの交差点から仲見世に入り、目の前に見える宝蔵門までやって来たら、既に17時を回っていたので、秘仏ご本尊様を安置しているという本堂の扉は固く閉ざされてしまったものの、境内は既にライトアップが始まって、門下に吊るされているメガ赤提灯も様々な角度かからスポットライトを浴びせられ、煌々と輝いていたので、その威容を一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、宝蔵門をくぐって、境内に進むと、主である本堂が店仕舞いしてしまっているというのに、五重塔をはじめ建物や境内の主要施設は煌々と照らされ、真夏の昼間の熱気を避けたかの如く、日没後もなかなか人通りは多く、定点観測スポットである御籤売場でも国内外の善男善女が、自らの運命を知るべく、真摯に籤の解読に努めていたので、その様子を横から1枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、同じく浅草寺境内は御籤売場にて、レンタルの浴衣に身を固めた、おそらくはマレーシアかインドネシア辺りの言語を話す東南アジアからの観光客の小姐グループが、籤の内容はそっちのけで、浴衣装束と境内の風景との組み合わせが相当気に入ったらしく、交代で色々なポーズなどつけて、インスタ用か何かの写真をスマホンやらタブレで撮っていたので、その様子を横から1枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、これも境内は宝蔵門周辺でのカットですが、独り旅と思しき、白人小姐が自撮り棒を色々いじくって、セルフポートレを撮ろうと試みていたらしいのですが、暗い中、色々な角度からスポットライトが当てられていて、なかなか上手く撮れないのか、撮っては険しい顔でモニタを確かめ、また試すという動作を繰り返していたので、普通のレンズなら、声かけて一枚撮って、メアド聞いて後で送って上げるね♪が出来るのですが、さすがにこのレンズでは、背面モニタ見た途端、困惑した顔でノーサンキュ!とか云われるのが怖くて、声を掛ける着になれず、遠巻きに一枚撮るに留めたもの。

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十枚目のカットですが、使っていて、だんだん特性が判ってきたのですが、このレンズ、フレアは物凄いですが、意外や意外、中心部分の解像力はそれほど悪くはなさそうなので、それを簡単に確認するため、スポットライトを浴びた宝蔵門下のメガ赤提灯に記された墨書の芳名を撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、同じく宝蔵門下のメガ赤提灯と並んで吊るされている、黒地に金泥で花びらか何かの散らし模様に同じく金泥で描かれた芳名を撮ってみたのですが、これも意外や意外、文字自体がかなりは反射率が高くスポットライトの光を弾いているのにも関わらず、ピンを合わせたところは、それほどフレアには覆われず、個々の文字が読めることが判ったもの。

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十二枚目のカットですが、宝蔵門から少し離れたところから宝蔵門下の煌々と照らされた二つの提灯とその下で記念撮影を楽しむ外国人観光客のグループとその横を通り抜け、こちら方面に歩いてくる東洋人の小姐2名の姿がなかなか面白いモチーフになったので、物は試しに一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、ここも日没後も国内外からの観光客で賑わう宝蔵門付近で、ライトアップされた浅草寺の五重塔、宝蔵門、そして少し遠方に花やしきのフリーフォール系アトラクションの鉄塔の姿が見える辺りで中南米からのカポーが撮影結果をデヂカメの背面モニタで確認しながら、早口のスペイン語で何かを議論していたので、横からその様子を一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、宝蔵門を後にし、そろそろお茶とスィーツでも楽しもうかいな、と思い、仲見世を通って、雷門前のデニーズにでも行こうかいなとか思って歩き出したところ、軒先を煌々と照らした店舗が雷門迄真っ直ぐ続く、夜の仲見世の風景も、昼とはまた異なって趣きあると思い、強力な光源が真っ正面に入っていいるのもものかわ、一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、歩くこと、3分程度で、あっと云う間に目の前の雷門に到達、ここでも門全体は云わずもがな、スポンサーであるパナソニック殿の前社名「松下電器」のご尊名が記されたメガ赤提灯一号も同様に四方八方からスポットライトで煌々と照らされ、福々しく照り返していたので、その一部を切り取って解像感を確かめてみたもの。

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十六枚目のカットですが、同じく雷門下のメガ赤提灯一号付近ですが、四六時中見かける、提灯の真下に立ち止まり、或る者は、提灯の真下から金物に手を伸ばす同行者の姿を、また或る者は真下から提灯自体のい威容を捉えようとシャッターを切るのですが、これもEVF越しに眺めれば、そこそこ人物の姿は良く判別出来たのでシャッター切ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、浅草寺近傍から、隅田川の対岸に聳え立つ東京スカイツリーの雄姿でも捉えようかと思い、雷門前広場を後にして、神谷バーの前を通って、浅草一丁目の交差点を渡り、水上バス乗り場に面したテラス迄やってきて、趣向を凝らしたというLED照明に照らされたその姿を一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、当工房のコンセプトですと、即不合格、解体処分という出来ですが、もしかすると、「蓼食う虫も好き好き」とも言いますから、今度の写真展の会期中までは保存して、仲間内の反響を窺ってみたいと思います。

さて、次回は何か国産の陽の当たらなかったレンズでも発掘して夏休み時期の東京でも撮りましょうか、乞うご期待!!
  1. 2018/08/05(日) 20:57:46|
  2. その他Lマウント改造レンズ
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The true charm of handmade optics~Fukagawa 9th Anastigmat 45mmf1.8~

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さて、今週のご紹介は、予定変更、金曜日の晩に軽く飲んで帰ってきてから、手元のジャンク機を分解して取り出した国産コンパクトカメラの前後アッセンブリをいじくり回していたら、突如、インスピレーションが降りてきてしまったので、土曜の朝から旋盤回してぐりぐりと加工し、コリメータ見ては修正し、ということででっち上げたオリヂナル光学系のご紹介となります。
メインパーツはCanonL50mmf1.8Iを使用し、その中の光学エレメントを一切取り払ったどんがらとし、そこに、jかねてからジャンク機を分解して取り出してストックしていたエレメントを組み合わせて標準域の焦点距離をも持つ光学系を作り出したということです。
何故、土曜の朝からちゃっちゃっとやって、日曜には試写出来るくらいのスピードで開発、製造出来たかというと、実は元々、HEXANON45mmf2.0のコンプリートが一式揃っていて、そのリマウントを行おうとパーツを作り込んでいたのですが、最後群、即ちL6にカビ跡やコーティングムラこそあれ、キャノンの内鏡胴に無加工で押し込める後群アッセンブリを発見し、それがCOLOR YASHINON DX45mmf1.7で、せっかくなので、L6はまマミヤかリコーから取り出したちょうど寸法の合う凸玉に入れ替えて三社連合の光学系とした次第。
しかも、今回のチャレンジは光学系をでっち上げたことよりも、今までは薄塗りと白文字入れが困難だったので、絞り環の黒塗り化は諦めていたのですが、今回、たまたまペイントブラシ並みに吐出量コントロール出来るスプレーを発見し、それを使い塗装後、焼付けし、水性リキテックス使って文字入れした次第。
では、さっそく、その実力のほどを確かめて参りましょう。
ロケ地は原宿から表参道、カメラはFuji X-Pro2、全コマ絞り開放によるAE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、木場から地下鉄に乗り、移動した先は明治神宮前/原宿の駅でそこから竹下通りに向かうと、浅草の仲見世や新宿歌舞伎町の目抜き通りをも凌ぐ雑踏で、しかもその中ほどに立ち止まって、自撮りなんか敢行する外国人観光客が後を絶ちませんから、シャッターチャンスがあちこちに落ちているのも同様、有難く中国産小姐の自撮り模範演技を横から1枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、行き交う人の間を縫って、被写体探しながら竹下通の中を進んでいくと、結構、カメラやレンズには興味を持つ人も居るようなので、すれ違いざま、工房主のカメラとレンズに一瞥をくれた中東系の殿方と白人のご婦人のかカポーに声を掛け、趣旨を説明の上、栄えある本日第一号のモデルさんになってもらったもの。

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三枚目のカットですが、竹下通りの原宿側入口から200mかそこら中に入ったところにある、七色のウンコ型綿菓子を商う店の二階店舗への階段踊り場で、赤い髪の毛の白人小姐が流暢な日本語でテキパキと客をさ捌いていたので、下から撮ってイイ?と声掛けたら、うんうんと不承不承頷いてくれたので、有難く1枚戴いてみたもの。

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四枚目のカットですが、階段上の赤毛の小姐にお礼を述べて、また竹下通りを表参道方面に進んで行くと、ままたしても、撮らせてくれそうオーラを発しているハーフの殿方と白人小姐のカポーに遭遇、さっそく、出演交交渉し、竹下通りの雑踏を背景に二人揃って一枚撮らせて貰ったもの。

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五枚目のカットですが、二人組を撮り終え、例を云って、歩き出して直後、MARVELLとDCの映画キャラのコスプレ混成軍みたいな白人男女の集団が歩いて来て、これはしめしめ、とか思い、たまたま目が合った、スーサイドスクワットに出て来た「ハーレィクィン」のカッコしてる小姐に「Buenasu Tardes,Harey Queen!」とか声掛けたら、如何にも判って貰えて嬉しいとばかり破顔したので、モデルさんになって貰ったもの。

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六枚目のカットですが、ここ竹下通りは人通りもお店も多いですが、長さ自体は大したことないので、写真撮りながらでも15分も歩けば、表参道側の出口に到達してしまい、ただ、この出口の門の辺りからは比較的見晴らしが良いので、後から後から歩い来る人間を撮るのには好都合なので、ゲート下に佇み、個性的な白人小姐が来たのを見計らってシャッター切ってみたもの。

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七枚目のカットですが、竹下通りを出て、反対側の原宿通り経由、表参道まで移動しようと、明治通りに面した交差点で信号待ちしていたら、赤い大柄チェックの長袖シャツを粋に着こなしたザンギリ頭の東南アジア系小姐が、おもむろに自撮りなんか始めたので、その様子を通りざまに1枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、同じ明治通り沿いの交差点で、右手方向を向けば、これまた若い外国人観光客が、マドリッドやパリぢゃあるまいし、真昼間から背中に手なんか回しちゃって、仲睦まじさを最大限発信しちゃってくれてましたから、それぢゃ遠慮なく、と有難く後ろから一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、明治通りを横断し、原宿通りに入って100mも行かないうちに浴衣の小姐発見、何処か適当なところで追い縋って出演交渉しようと思い、まずは風情有る通りの中で後ろ姿でも、とか歩きながら撮っていたら、あらら、店舗の中に入っちゃって、これきりのカットになってしまったという残念なもの。

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十枚目のカットですが、ここも浅草仲見世の扇屋さん店頭の大和絵団扇同様、定点観測スポット化しつつありますが、一階がファミマ、地下が確か美容室とかなっている店舗兼住宅の地下に降りる階段入り口になかなかイイ経年変化した木の椅子とその上にランプ風オブジェが置かれていたので、背景に適度に観光客も入れて撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、ここ原宿通りも竹下通り以上に短い通りで、すぐどん詰まりに行き当たってしまい、奥のコンクリート防護壁伝いに北へ曲がるか、手前を南へ曲がって表参道のメインストリートに出るよりないので、その手前の南へ曲がる角にあった時計屋さんのセール看板にピンを置き、背景に観光客を入れて撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、原宿通りから表参道へ抜ける道の途中にもアパレルから小物の物販店、そしてび美容室等々、なかなか趣向を凝らした店舗等が立ち並んでいますが、その中でも配色やモチーフが秀逸とお思った店舗側面の壁画の前を、今風の装束に身を包んだいたいけな小姐二人組が過ぎて行こうとしたので、とっさに一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、同じく表参道へ抜ける裏通りに面した半地下店舗の店頭に、紫の色も鮮やかな、このシーズンの象徴の如き、紫陽花の株が植えられていたので、店頭壁面に描かれたお店のロゴをバックに最短距離で一枚撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、そろそろ表参道との境界であるPolo by Ralph Laurenの重厚なビルが見えてきそうな辺りの店舗の店先でタンクにCFRPのテクスチャのシールを貼り付けた黒い大型バイクが停められていたので、華やかなこの通りにはやや異質な存在が却って作画的には面白く、ローアングルから一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、被写体を物色しながら歩いていくと、程なく、Polo by Ralph Laurenの煉瓦張りの、大学と見まがうが如き重厚な建物の近くまで到達し、今回の標準域の焦点距離では、ポジション的に建物の全体像は獲れないので、適当な通行人を入れて、特徴的な部分のみ撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、表参道へ上がるスロープ状の通路上にはちょっとした広場のようなところがあって、いつも国内外の観光客がたむろして賑わっていますが、今回もタイ人と思しき若いカポーが、もぐもぐタイムで一休みしているところを戴こうかと思ったら、子連れ狼拝一刀宜しく、険しい目つきの白人男性が携帯で話しながら乳母車を押してきたので、役者揃ったところでシャッター切ったもの。

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十七枚目のカットですが、表参道に出たらもうそんなに被写体はないだろうなぁとか逡巡しながら、青山通りこ交差点目指して出してすぐ、この産まれたばかりのレンズの初陣を祝福するが如き珍客が路上に現れたので、すかさず人混みを縫って車道際まで撮って、その光輝く黒い車体を撮らせて頂いたもの。

今回の感想ですが、うーん、こういうレンズが好みという人が居る話を聞いていなかったら、作り直しをしていいそう(笑)
但し、絞り環の黒塗り焼き付け+白文字入れの技術をほぼ確立したので、次回以降の製造技術アップにはお大幅に役立ったようです。

さて次回は田舎に帰省予定につき一週スキップ、今度こそLeica M(TIPO240)による古玉再発見でもやりましょう、乞うご期待!!
  1. 2018/06/24(日) 22:23:29|
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The 8th optics from F.G.W.G.~Fukagawa Anastigmat 45mmf1.6L

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て、今週のご紹介は予告通りに久々の工房製オリヂナル標準レンズ八号機のご紹介を致したいと思います。

一件、えっ何の変哲も無いCanonL50mmf1.8ぢゃね!?とか思って、すぐにページ閉じようとした、そこのお兄さん、カメ小姐さん、ちょっと待った(笑)

確かに工作精度や、加工効率からキャノン50mmf1.8の前後光学エレメントアッセンブリ以外、すべて流用してますが、中の光学系は真っさらの新設計、新規製造であります。

ネタを明かしますと、前群、即ち絞りユニットより前の凸+凸/凹の漏斗型のモジュールはほぼ新品同様無傷のものが手元にあったため、ヤシカエレクトロ35のカラーヤシノンDX45mmf1.7をそのまま使っていますが、後群は絞り直後の凹/凸の径がより大きいヘキサノン45mmf1.6のものを使い、一番後ろの緩い凸はちょっとコートムラが気になったので、ほぼ同じサイズの予備パーツ、おそらくオリンパスのコンパクト機かOMズイコー辺りから外したと思しき、殆ど度数が同じものがあったので、コーティングの色調がちょっと違うのに目をつぶって押し込み、前後モヂュールのクリアランスを確認するため、仮鏡胴に装着し、捻じ込みの深さを加減しながら、ひたすらコリメータで周辺のシャープさと周辺の歪み、そして色収差を見ながら位置決めし、それを計測し、図面におとして、キャノン50mmf1.8の内鏡胴の内部を切削して前後のモヂュールを新たに真鍮無垢から削り出したインナージョイントを介して固定し、光学ブロックを完成させ、そしてそれをヘリコイドに無限位置を割り出してスペーサをこれも超ヂュラルミン2024から削り出したスペーサを咬ませて固定したという次第です。

ではさっそくその労作?の実力を見て参りましょう。カメラはX-Pro2、ロケーションは1~11枚目までが浅草、12枚目が渋谷、13枚目は永代橋上となります。もちろん、全コマ開放での絞り優先AEさ撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、組み上げたばかりのレンズを持って向かった先は浅草、浅草寺への仲見世の起点である雷門に向かうと、いつでも浴衣みたいなデザインの着物みたいなコスチューム着ている若い男女がたむろしてますから、被写体には事欠かず、大赤提灯をバックに自撮り結果を確認している中国産小姐二人組が居たので、さっそく、通りざまに1枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、この日は結構天気も良く、午後13時前だったので、この大赤提灯も陽光にて照らされ、片や門の中の仁王像の辺りは昼なお暗い状態ですから、これを一枚の画面内に収めれば、な内面反射の具合いとコントラスト、階調再現性が判るということで、赤提灯の入る割合をよく考えて撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、雷門を過ぎ、仲見世に足を踏み入れるとすぐに、第一の定点観測スポットであある美人茶屋あづまさんの店頭に到達しますが、あいにくこの日は美人店員さんが品切れだったようで、仕方なく、店頭に居合せた清楚なカンヂの仔馬髪的中国小姐の後ろ姿を撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、美人店員さんが品切れ状態の美人茶屋には用が無いわけで、次なる定点観測すスポットである仲見世西側側道との交差点に位置する扇屋さん店頭の大和絵団扇を被写体にしてのてテスト撮影ということで、前回は何故か全て東側に向けられていて、撮るのに苦労しましたが、今回はまた店の出入口と平行して南向きだったので、風神画のでべそにピンを合わせて一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、また仲見世に戻ろうと踵を返したら、さきほどの中国人小姐が妹と思しき極小姐を傍らに従え、伝説上の英雄、桃太郎も彷彿させる有様で、手を伸ばす妹に適宜きび団子を渡してああやしながら、結構、豪快に団子を串から頬張っていたので、有難く横から1枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、宝蔵門を目指し、仲見世を歩きながら被写体を探していたら、明らかに自分でデザインし、染めたと思しき、大胆な図柄の着物風のコスチュームを纏った茶髪の日本人小姐二人組が傍らを肩で風切って追い越して行ったので、声かけて前からだと背中の図柄撮れないので、しばし後をついて歩き、周囲が開けたところで、一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、仲見世の真ん中をちょっと過ぎた辺りの繁盛店、実演販売人形焼のお店の軒下の焼き方さん達がガラス越しに見える位置で、凄まじく真剣な眼差しで職人の仕事ぶりを凝視するフィリッピン人の小姐の姿が目に留まったので、傍らから一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、これも仲見世の伝法院通りとの交差点近くの東側側道に面した、人気店の軒下で確かメロンパンかなんかではなかったかと思いますが、並んで買う順番を待っていた白人カポー観光客の小姐側にピンを合わせて撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、再び仲見世を歩きながら撮ろうと思い、伝法院方向に向き直った途端、またしても浴衣のようなデザインの着物みたいなコスチュームをまとい、日本人では絶対にやらない、ラムネにストローを突っ込んで呑みながら、きょとんとした表情で歩いている中国人小姐のお姿をとっさに1枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、伝法院通りをかの早田カメラ方向に歩くとすぐ目に入るのが、洋食屋オウミのミラー状の窓ガラスに白ペンキで書き出されたお勧めメヌーで、これは白ペンキと鏡面という、日中の撮影ではかなりシビアな被写体ですが、あえて、フレアの出具合を確かめたくて撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、浅草での用事も済ませ、次なる目的地、原宿へ向かう際、神谷バー前の浅草一丁目交差点に差し掛かったら、珍しく、若くて美形の着物風コスチュームに身を包んだ小姐二名がごゴキゲンで人力車に乗ってこちらにやってくるのが見えたので、EVFのピーキング機能を信じ撮ってみた必殺の一枚。

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十二枚目のカットですが、場所は変わって渋谷の夜、裏原宿でのクラシックカメラフェア、そして東急本店での中古カメラ市と連戦の後、センター街中ほどの馴染みの沖縄料理屋で楽しく飲み食いした後、店の向かいのクレープ屋か何かの前にいたいけな若者各位がたむろしていたので、これ幸いにと人工光下での試写を行ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、当日は、お開きの時間が9時前とかなり早めだったので、茅場町から門前仲町までの区間は歩きながら何か撮ろうかと思い、残念ながら、このところ、永代橋自体のブルーライトアップは行っていないようでしたが、それでも、月島マンハッタンの夜景はいつもになく蠱惑的で美しかったので、橋の上に三脚立てて並んでいるカメラマン諸氏の間から一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、いやはや、測定機器をちゃんと使って、きっちりこんと組み上げると、ここまで良く写るんですねぇ・・・しかも、同行のOさんにお願いしてM(TIPO240)でも試写して戴いた結果、フルサイズでも、Wガウスの失敗レンズではありがちな像面湾曲も殆ど無かったとか・・・よし、次回以降もこうやってきちんと製造しよう(笑)

さて次回ですが、翌週は週末帰省の関係上、一週スキップ、翌々週は本日製造を始めた工房製カスタムレンズの試写結果、ご紹介出来ると思います、乞うご期待!!
  1. 2018/05/27(日) 22:13:29|
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Birth of ultimate optics in F.G.W.G.~Fukagawa 7th Anastigmat45mmf1.7~ 

Fukagawa Anastigmat7-1
さて、今週のご紹介は、確定申告のペーパーワークが何とか夕方までに目鼻ついたので、なんとかブログの更新に辿り着き、前回、覆面レンズとして登場した、当工房オリヂナル設計、製造の標準レンズのご紹介いきます。

このレンズは元々、前にご紹介したOlimpus PenF等を遺してくれた近所の遠縁のをぢさんの持ち物で、本家の収納庫に30年以上もしまわれていて、工房主へ譲るという直筆の手紙とともに発掘されたため、元より古いカメラなどに興味など全くない、当主の従弟からやっと本来の相続人の元へやって来た中の一台のコンパクトカメラのレンズで、その時点検したら、何故か後玉にひどい引っかき傷があったのとシャッターが粘り、二重像も薄くなっていたので、何とか役に立てたいという思いはあったものの、具体的なアイデアが湧かないまま更に防湿庫の中で2年ほど眠っていて、突如閃き、工房に蓄えられていた、別のレンズの後群と組み合わされて新たな内鏡胴、そしてヘリコイドを得て、さすがに回転ヘリコイドではなかったので、ミラーレス用の標準域レンズとして生を受けたものです。
構成は4群6枚の標準的なプラナータイプです。
では、さっそく、この奇跡のレンズの実力を見て参りましょう。カメラはX-Pro2、全コマ開放による絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、先にご紹介したヤシカ製ズーム35-70mmf4の試写を終え、表参道に面したちょっとした広場でこのレンズに換装し、まずは目の前のタブレットで一心不乱に地図の確認をしていた、中国からの二人組の小姐の後ろ姿を拝借して試し撮りを行ってみたもの。

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二枚目のカットですが、中国からの小姐の隣には、タイから来たと思われる若いカポーが居て、この人達も、周囲はそっちのけで、男性の撮ったEOSの背面LCDモニタを一心不乱に覗き込んだまま、何とはなし盛り上がっていたので、至近距離まで近寄り、その熱心なお二方の横顔を一枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、表参道に面した広場からまた元来た原宿通り、竹下通り経由、明治神宮前駅まで戻ることとして、歩き出してすぐ、一段高いところに位置するガラス張りの瀟洒なブティックみたいな店舗脇の道をいたいけな若者各位が次々と絶え間なく通り過ぎて行くのが目に留まったので、その様子がなかなか画になると思い、狙い定めて一枚戴いてみたもの。

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四枚目のカットですが、ここも原宿通りの観光スポットのひとつらしく、店舗にロボット犬が置いてあり、その犬が常にドッグフードを食べるしぐさをしているのがなかなかユーモラスでいたいけな若者のハートを鷲掴みにするのか、常に誰かしらが横に立って記念撮影などやっているので、中国人一家が小々姐に頭を撫でさせているところを記念撮影している斜め横から一枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが、ここ原宿通りは目抜き通りの表参道や、ドル箱の竹下通りから比べれば、人通りこそ少ないですが、それでも都内のファッションの最先端エリアの一部であることは疑いようもなく、洒脱なデスプレイを誇る、若者や外国人観光客向けの店舗が軒を並べており、その中でもオッサレ~な帽子をラックに掛けて飾っていたお店があったので、これ幸いにと一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、同じ原宿通りの途上、地図持参で道を聞いてきた、いたいけな米国人の小姐二名が居たので、聞かれたことにはちゃっちゃとお答えし、ついでに手製のレンズのテストやってる最中なんで、せっかくの美人揃いなんだから協力して行ってよと頼んだら、まぁ面白い♪ということでモデルさんになって貰ったもの。

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七枚目のカットですが、ここも原宿通りで、先のヤシカ製ズームでテストを行った、地下にあるレストランだかカフェの看板代わりのオブヂェである階段横の木製ロッキンチェアにランタンみたいなものを乗っけて、まだ陽のあるうちから光らせていたのを一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、竹下通りとここ原宿通りを隔てる大きな通りの手前まで戻って来たら、いたいけな小姐のグループがいわゆるナンパを待っているのか、或いは所持金が底を尽き、他に行くところもないのでただたむろしているだけなのか判りませんが、とにかくスマホンなどいじりながら漫然と立ち尽くしていたので、その様子を背景の通りと合わせて一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、竹下通りに再び戻って、シャッターチャンスを探しながら歩いていたら、とあるクレープ店で、季節外れのサンタクロースみたいな赤いモコモコのお揃いの衣装でクレープを贖っているいたいけな小姐二名組が居たので、音もなく近寄り、シャッターを切ったところ、妙に感が良く、振り返ってカメラ目線となったもの、でもシャッター切ったあと横ピースされても遅い・・・

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十枚目のカットですが、これも竹下通りで、お揃いファッション、イメージ的にはヤクルトスワローズの巨大な九官鳥かなんかのマスコットを彷彿とさせるような光沢のある長めのジャンパーに背負い紐が何となく長めでルーズなカンジのピンクのリュックを背負い、白いミニのフレアスカート履いた山出しっぽい小姐二名組がショップ店頭のバーゲン品を一心不乱に物色していたので、2mくらいの距離から一枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、竹下通りも原宿駅に近いところまで戻ってきたところ、ふと通り横の側道入り口の脇にしゃがみ込んでいた、優しい目をしたテンガロンハットの美青年?と目が合ったので、これも何かのご縁、と思い、やぁ、とってもクールに決めてるねぇ、ところで手製のレンズのテストやってるんだけど、どう写るか興味無い?とか一気に話し掛けたら、実は女性・・・面白そう、ぢゃ、撮ってみて、ということでモデルさんになって貰ったもの。

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十二枚目のカットですが、竹下通りの中ほどを過ぎた辺りで、スキンヘッドのヲヤヂさんを頭領としたなかなかファンキーな一家が居たので、手製のレンズのテストしてるんだけど、協力してくれる?と聞いたら、おもむろに「TV局のイタズラ番組か何かか?」とか真顔で聞いて来て、いや違う、趣味で遊んでいるだけだけど、と返したら、判った、じゃ四人でちょっとパフォーマンスするからその瞬間撮ってみろ、と云われて撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、来る時もシャッターチャンス満載だった、七色綿菓子を商う店の前までやって来て、さて何か面白いものはないかと物色していたら、インドネシア人っぽいエキゾチックな顔立ちの極小姐がもう七色綿菓子を食べ終えようとしているのか、その巻き芯材である竹のひごみたいなのから手でむしっては口に運んでバクバク食べていたので、その対比が面白く人垣越しに一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、ここも七色綿菓子のお店の店頭のちょっとした広場で、いたいけなOL風の若い小姐グループが脇目も振らず、本来ならダイエットの大敵であるはずのザラメ糖の化身である綿菓子片手に恋バナだか、余暇の過ごし方に関する突拍子もない話を仲間としながらうんうん頷いたり、ケタケタ大声で笑い出したりと傍弱無人の盛り上がりぶりだったので、斜め後ろからそっと一枚戴いてみたもの。

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十五枚目のカットですが、竹下通りもどん詰まり、山手線と並行して走る大きな幹線道路から通りに下る、ちょっとした坂道の上から、通りの賑わいを写し取るべく、ただ漫然と何処にピンがあるのか判らない写真では意味がないので、手前の小姐グループの比較的美形の、黒キャップのアガシにピンを合わせて撮ってみたもの。

今回の感想ですが、うーん、やっぱり、国産の高級コンパクトカメラはイイレンズ使ってたんですね。何処のメーカーを使ったか明かしてしまうとヂャンクの程度の良いものが払底し、ロクなことにならないので、ここでは伏せますが、加工さえきちんと行えば、違う会社同士のエレメントでもここまでパフォーマンス発揮してくれるのですから・・・

さて、次回は秘宝館から何か紹介しましょうかね、乞うご期待!!
  1. 2017/03/05(日) 22:19:57|
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Minor but incredibly capable~Staeble Lineogon 35mmf3.5 mod.L39 uncoupled by F.G.W.G.~

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さて今宵のご紹介は久々の工房製品、とは言ってもオリヂナルのAKAマウントでは、Akaletteに装着しての目測フィルム撮影での作例を挙げたことはあったので、改造後初のデジタルでのお披露目となります。
まずはこのレンズの氏素性のおさらいですが、Staebleというミュンヘン郊外のレンズ専業メーカーが送り出した汎用?の広角レンズで一番有名なのは、Paxetteというブラウン社のレンズ交換式のレンジファインダ機の交換レンズで、この個体はAkaletteとその後継機のAkalele用のスピゴットマウントとなっています。
構成はおそらく貼り合わせ無のし4群4枚、製造年は1950年代の初めから中頃と思われます。
では、さっそくL39仕様に生まれ変わっての工房新主力機X-Pro2とのコラボをご覧あれ。
ロケ地は浅草浅草寺界隈、全コマ開放による絞り優先AEモード撮影です。

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まず一枚目のカットですが、地下鉄の駅から地上に上がって一番最初の定点観測スポット、雷門前の車夫溜まりで、年端もいかぬいたいけな小姐二名が海千山千の車夫軍団オッパーの果敢なセールスマシンガントークに陥落寸前、まぁ、これだけ熱心に説明してくれるのだから、悪いから乗っちゃおっか?てな心の揺らぎを見せたかの一瞬を通りざまにX-Pro2のデヂタルスプリットイメーヂを使い捉えたもの。

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二枚目のカットですが、ここ浅草は、江戸情緒をイメーヂさせる都内屈指の観光地ですから、浴衣で訪れる若い人々、しかも国籍を問わずで、あちこちでお互いに記念撮影しまくったり、或いは着慣れない浴衣の服装チェックをし合ったりと、そんな楽し気な小グループが雷門から本堂周辺に至るまで無数に出会ったうちの一組目をぱっと戴いたもの。

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三枚目のカットですが、雷門を抜け遥か彼方に見える宝蔵門を目指して仲見世を歩き出すと十数メートル先に在る定点観測スポット第二号、「美人茶屋 あづま」さんの、お腰に付けた黍団子、ひとつ私に下さいな♪と店頭で黍団子を売る様子を撮るところなのですが、当日は、男性店員メインかつ、紅一点のはずの売り子さんの顔色と表情、機嫌みたいな雰囲気がいまいち?だったので、店舗横で賞味中のいたいけな観光客の小姐に代打をお願いしたもの。

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四枚目のカットですが、仲見世を更に進んで行くと、今流行りという何とか云う、ちょっと市中のもののとは違うメロンパンだかを商うお店が有って、その周辺で並んで買ったり、賞味したり或いは食べ終えて身づくろいをしたりと、色々な楽しみ方をしている観光客各位の姿が目に留まったので、横から、その様子を一枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが、仲見世も宝蔵門の近く、伝法院通りとの交差点のちょっとした広場みたいになっているところでは、東に視界が開けていて、天気が良ければ、スカイツリーの偉容が間近に見えますが、この夏はちょうどその手前で夏の風物詩、ラムネの屋台が出ていたので、その手前で記念撮影している小姐二人の様子をその前からラムネの幟、スカイツリーの遠景も入れて一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、仲見世のどんづまり、宝蔵門の手前辺りで、かなり上手に浴衣を着こなしている風情の小姐二名組を発見し、追いついたら声かけて撮らせて貰おうと思い、その後ろ姿もなかなか艶やかだったので、追尾しながら、宝蔵門をバックに一枚戴いてみたもの。

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七枚目のカットですが、先の浴衣二名組が途中の店舗に入って、キッチュな小物の物色モードに入ってしまったため、追尾は暫し中断、別のターゲットを探すべく、周囲をスキャンしたら、居ました居ました、韓国人小姐グループが伝法院通りとその遠方の花やしきの塔かなんかをバックに記念撮影している姿が目に留まったのですが、後ろから見ても、古めの木造店舗兼住宅がバックに控えており、これはこれで面白い画になるな、と思って、そのまま後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、宝蔵門の手前まで歩いてみたら、なんと、先に見失った筈の浴衣着こなし上級者と思しき小姐二名が揚げ饅などを旨そうにバクバクとやってる姿が目に留まったので、ダッシュで駆け寄り、声かけて、お世辞の二つ三つも並べてモデルさんになって貰ったもの。

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九枚目のカットですが、宝蔵門を潜って境内最初の定点観測スポット、手漕ぎ井戸の前に大勢の観光客が集まって、何かしら歓声を上げていたので、速足で駆け寄って、人の輪の隙間から覗いてみれば、何とインド人の幼い兄妹が額に汗して健気に水を汲んでいるその先には地元の悪ガキどもが、あぁうめぇとかもたらされた真水を代わる代わる飲んだり、顔を洗ったりと上機嫌、その周りを中国人観光客が面白がって写真撮っている、という何やら怪しげな国際分業が繰り広げられていたので、では拙者も、と批判もせず一枚戴いてきたもの。

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十枚目のカットですが、せっかく浅草寺に来たのだから、本堂に寄って開運祈願のお参りでもして行こうと、手水場へ向かう途上、背の高い髭づらの白人男性が、同行と思しきいたいけなやまと撫子二名に向かって、宜しくなさそうな冗談かワガママでも云って困らせてる雰囲気のシチュエーションに遭遇したので、通りがけざまに本堂撮るフリして一枚戴いたもの。

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十一枚目のカットですが、手水場の手前、焼香用の屋根付き巨大香炉の傍らで線香を頒布している窓口が有って、その前で、点火した線香の火がなかなか消えず、困った表情でシェゲナベイベー♪とばかりに振り回していた、清楚な雰囲気の服装の小姐の様子をさっと一枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、境内の屋根付き巨大香炉の傍らで親切なことに親子連れの中国人の記念撮影ノシャッター推して上げたり、自らも一緒に入って、連れの仲間にシャッター押させたりと八面六臂の活躍ぶりの浴衣姿の茶髪小姐軍団のリーダー各の小姐の写真を傍らから一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、本堂に無事お参りし、いつもの通り、西側出口、そう奥山の方面の階段から降りようとして、ひどい巻き舌の英語が聞こえて来たので、振り返ってみると、おぉ、モーフィアス船長、娘さんとアサクサ見物か!?とすっかりマトリックスの世界を思い出しそうなコワモテの黒人パパさんが居たので、すかさず声かけて、いたいけな娘さんと一緒に撮らせて貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、再び宝蔵門方面に歩き出したら、白人の小姐三名様が腕を伸ばし切っても、宝蔵門の全景と自分達が上手く収まらないらしく、撮っては首傾げていたので、話し掛けて記念撮影して上げたら、かなり喜び、しかも首から下げたX-Pro2とレンズを目ざとく見つけ、こりゃ何ぢゃいとか聞いて来たので、まず話は撮ってからだ!と上から目線でモデルを要求し、宝蔵門をバックに一枚撮ったもの。

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十五枚目のカットですが、白人三人娘にしてみれば、英語も満足に話せない、話しても通じる人が少ない浅草の観光地で佳きタダガイドを捕まえたようなもんですからなかなか釈放して貰えず、やれオールドスタイルの日本レストランの前で写真撮りたいの、ハリウッドみたいにスターの手形が並んだところが有るはずだが、そこは近いのか、とか、やれ、オーセンティックな日本のラーメンを安く食べられるところへ連れてってくれ、とかまさに注文の多い料理店状態で、オールドスタイルの日本レストランである今半別館の前でもう一枚撮らせて貰った一枚。

今回の感想ですが、各サイトでこのレンズの評判を調べましたが、経年変化に対する適切な手当が行われていないものが殆どらしく、またアダプタというか、フランジバックが44mmもあるため、咬ませたスペーサ内の反射防止が適切に行われていなかったりと、必ずしも、このレンズの実力が正しく評価されていないのではと思った次第。

さて次回はうまく行けば、都下某所から再び異国情緒溢るる写真のオンパレードをお送り出来る・・・かもです、好天を祈りつつ、乞うご期待。
  1. 2016/09/11(日) 19:59:56|
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Lens aus Frankreich einen Schlummer zu bringen~Boyer Paris Saphir≪B≫2"f3.5 modL39 uncoupled~

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さて、今宵のご紹介は予告通り、工房製の改造レンズ、Boyer Paris Saphir≪B≫2"f3.5の登場となります。
このレンズ、言わずと知れた往年のフランス製で、超ブランド品?のKinoptikeやAngenieux、そしてSom-Betiotなどの陰に隠れ、地味で電子湾でのお値段的にも決して正当な評価が付けられているとは思えませんが、さる通人のお勧めに従い、電子湾の夜釣りで釣り上げ、入手したものです。
ただ、着いた当初は前後の玉とも埃や脂、そして煙草のヤニと思われるような汚れ、そして中の絞り前後のエレメントも絞り機構のオイルの揮発ないし撥ねと思しき汚れの膜が覆っており、全分解してエレメントのクリーニングと内面反射防止対策を行いました。
そういった手当の甲斐あってか、かなりコントラストも改善され、フレアも少なくはなったのですが、それでも、長年の酷使によるものか、最後面のコーティングもずるずる状態で光に透かすと、前玉にも薄っすらと磨き傷が認められるので、とりあえず現況でマウントをつけて試写し、しかるのち、光学系再生のプロの手に委ねようと考えた次第。
ところで、この玉の出自と仕様ですが、生まれはフランスで1950年半ばから後半、自社では製造出来なかったようで、Som-Bertiot社での委託生産とのことで、構成は4群6枚で両外群が貼り合わせのいわゆるオルソメタータイプの対称系です。
では、4月のストックフォトで入院前の実力?を見て参りましょう。
カメラはX-E1により絞り優先AE、全コマ開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、古河のもも祭りに撮りに出掛ける前に、まずは腹ごしらえとばかりに、駅からゆっくり歩いて15分弱の鰻&川魚料理の名店「たたみ家」さんに歩きながら色々と寄り道しているうちに桜の樹が立派なお寺のすぐ近くの飲食店の店先に咲く花々がきれいだったので、試写してみたもの。

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二枚目のカットですが、駅からの道中、道から見て境内の桜がちらほらと咲きかけていた名刹にお邪魔し、本堂裏の墓地界隈の桜の樹の下まで辿り着き、見上げる格好で、薄ピンクの桜の花を空を背景として数枚撮ったうちの一枚。

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三枚目のカットですが、お寺での桜撮影を終え、再び、「たたみ家」さんへの道を辿り、駅から続く広い幹線道路伝いに歩いていると、祭り用を中心とした提灯、雪洞の類いを商うお店が目に留まったので、最短距離付近での試写の目的も兼ねて、店先の商売物の提灯を撮らせて頂いたもの。

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四枚目のカットですが、同じく「たたみ家」さんへの移動の道すがら、通りまらちょっと入ったところに、いつものメンバーならおのずと好みそうな昭和40年以前系のトタン外装のアパートが小奇麗な表通りの繁栄から取り残された、それこそ、そこだけが異界の如く佇んでいたので、デテールの再現性なども見たかったため、フレーム一杯に入る前提で試写してみたもの。

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五枚目のカットですが、無事、「たたみ家」さんでふっくらとした旨い鰻重をご馳走になり、身も心も充実したキブンで駅前のシャトルバス乗り場に歩いて戻る道すがら、街の様子など撮っていたのですが、ちょうど、黒尽くめの土蔵の背景に現代的な超高層マンションが聳えているアングルが有ったのですかさず一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、会場に着いて、時間まで自由行動で撮りましょう、ということで、会場内を徘徊しながら、桃の花のみならず、来訪者などで面白そうな被写体などないか鵜の目鷹の目、探していたら、陽光を燦然と照り返している、白毛犬ことピレネー犬と、その大きな肢体の横では小型犬にも見えてしまいそうなゴールデンレトリバーが日向ぼっこしていたので、何枚か撮らせて貰ったうちの一枚。

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七枚目のカットですが、同じくもも祭りの会場である古河総合公園では、利根川のすぐそばの湿地帯エリアというロケーションもあって、園内には大小の池沼やクリークなどが配されており、いつもの撮影スポットである手動ポンプのところで、おそらくは地元のよゐこが水をくみ上げる肉体労働に勤しんでいたので、輝く水面を背景に一枚頂いたもの。

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八枚目のカットですが、最短距離での試写として、園内の池沼を背景として、今を盛りとして咲き誇る桃の花のクローズアップを撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、やはりおフランス製のレンズですから、おフランスと云えば印象派の絵画、そんなモチーフで田園地帯を撮ったらどうなるか、無限付近での結像と画面全体の画質の均質性も確かめたかったので、もも祭り会場奥の、毎年、熱気球試乗コーナーが設けられていた辺りから南東方向の一番大きな池沼の岸辺と池沼にかかる橋を撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、公園南方面の最大の池沼の畔を一人散策しながら、おフランスのレンズの得意とする?風景を撮り歩いていたのですが、公園内最大の池沼の東の果てまで辿り着いてしまったので、池沼の中の浮島のようなところに建てられた東屋のような建物と、護岸の岩石などを水面の反射なども入れて撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、もう4~5年は通っていた古河もも祭りではありましたが、公園南側の古民家園には訪れたことがなかったので、何か面白い画でも撮れるかと、同行の愉快な仲間達を誘って古民家園に来てみれば、ちょうど、もも娘の小姐達が、観光協会の指示により団体見学客の供応に出て来ていて、記念撮影なんかも一緒にやっていたので、相乗りとばかり後ろから一枚頂いたもの。

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十二枚目のカットですが、同じく公園内の古民家園にて、前ボケの具合いも見たかったので、古民家の茅葺屋根を柴垣超しに撮ってみたもの。

今回の感想ですが、まぁ、可能な限りクリーニングして、コバ塗りや内面の反射防止をやったとしても、後玉や前玉の研磨再コートをして乱反射対策を徹底しないと、こんなもんでしょう・・・というカンジで、数か月後に光学系の再生が出来たら、再びビフォー&アフターとばかり、改善結果をご紹介したいと思います。

さて次回は久々に工房付設秘宝館から、国産の古い玉の描写でも紹介しましょうかね、乞うご期待!!
  1. 2016/06/19(日) 17:31:09|
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Amazing rebirth of Japanese enthusiastic optics~Aires Coral 4.5cmf1.9 mod.M uncoupled~

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さて、今週のご紹介は予告通り、工房製品行きます。
このレンズ、フィルタを嵌めているため、ちょいと見ずらいかも知れませんが、銘板には「Aires Coral 4.5cmf1.9」と刻印されています。
少しでも、国産カメラにお詳しい方であれば、え、Airesって、ライカマウントの玉って出してたっけ???とその異常さに驚かれると思います。

それもその筈、元々はレンズシャッター付きのヂャンクから、ほぼ新品を作る手間を掛けて再生したのですから。

元々、新宿東口駅前の山岳系の店名のお店を毎回覗くと、結構な珍品を信じられないような値段で買えることが年に数回あるのですが、このAiresの玉も前玉には擦り傷、無可動のレンズシャッターに前後のブロックが付いた状態でヂャンク箱の中に誰にも省みられることなく転がっていたのを、最初は前にKodakのシグネットでやったことがある、絞り機構以外のレンズシャッター内部部品を外してしまい、云わばどんがら状態のレンズヘッドにヘリコイドをつけてしまえば良いだろうと思い買って帰り、その週末には大久保の名人の元に持ち込み、エレメントの修復を依頼したのでした。
ところが磨き&再コーティングから上がってきて、首下のネジに合わせて、削りだしたシャフトを合わせようとしたのですが、これがなかなか上手くいかない上、絞り機構も妙に引っ掛かり感があって、得心出来なかったので、他にも魅力的なレンズヘッドの在庫が複数有ったため、数年間、防湿庫の中で眠りについていたのでした。
そして、この工房主に有りがちな、”降りて来た系”の閃きがあり、前後の光学アッセンブリを別の鏡胴に嵌めて、その間に絞りを入れれば良いと、まさに深川アナスティグマットシリーズ1~6号機までの開発ノウハウを活かした加工法で再生すれば良いと気付いたのですが、はてさて、それは削り出して、絞りを入れた上で前後にネジ切って光学アッセンブリを装着するのか、或いは何か既存のものを使って、径の違いをネジ付きスペーサ削り出して、それを噛まして装着するのか?・・・結局、基本構想から工作着手まで更に数週間を要し、既存の有りふれたヂャンクの鏡胴を使って再生すると決めてから、また前後のクリアランスを割り出すのにも手間取り、結局、通常の改造の3本分以上の手間隙を掛けた挙句、この稀有なレンズが甦ったということです。

このAires Coral4.5cmf1.9というレンズ、1957年にアイレス写真機製作所から発売されたアイレス35IIILというレンズシャッタ-式レンジファインダカメラのレンズで、4群6枚、素人眼には当時のキャノン、ニコンとも遜色のない良い硝材が採用されているように見えます。

では、約58年ぶりに甦り、21世紀の景色を撮ることになった、当時の外貨獲得の担い手、Aires Coral 4.5cmf1.9の写りを夏の浅草の景色とともに逐次追って参りましょう。

カメラはFuji X-E1、全コマ開放による絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、浅草寺境内は本堂前のご焼香を行う、屋根付き巨大線香立て付近、手水場をバックに何がしか語らい合う、異国のいたいけな若者達のグループの様子を捉えてみたもの。

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二枚目のカットですが、浅草寺本堂を背にして、宝蔵門に向った方向で、自らのスマートホンで精一杯腕を伸ばして晴れ姿を撮ろうとしていた関西からの健気な小姐二人組に声を掛けて、シャッター押して上げる代わりにモデルさんになって貰ったもの。

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三枚目のカットですが、浅草寺境内から南南東の方向に位置する弁天堂の前の道、仲見世の東側側道に面した店舗前で、お堂の階段での童子達の追いかけっこに疲れたのか、軒先で、息も荒く、一休止している、いたいけな地元民の極小姐の後ろ姿を捉えてみたもの。

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四枚目のカットですが、同じく仲見世の東側側道では、観光客を載せた人力車がバンバン通るのですが、たまたま、この通りに面した何箇所かの説明スポットである旧「暮れ六つ」の前で、ここで行われる料理と江戸演芸について、若い車夫さんがたどたどしいカタカナ英語で一生懸命説明したあと、それヨイショ!と走り出す刹那を捉えたもの。

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五枚目のカットですが、途中から仲見世に戻り、雷門方面に歩くと、いつもの撮影スポット、美人茶屋「あづま」さんが道の向って右側に在り、店頭では年端も行かない小姐各位がかいがいしくきび団子やら、甘酒やら、青汁、もとい冷やし抹茶を観光客相手にひさいでおり、今回はその裏手のイートインスペースで、幸せ一杯オーラを放ちながら、冷やし抹茶ときび団子を堪能するカポーの様子を一枚戴いたもの。

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六枚目のカットですが、同じく美人茶屋「あづま」さんの店頭、仲見世に面したきび団子売場で、中国から来た健気な小姐が飲みかけのペットボトルの緑茶も放っぽり出して、カウンター越しの和装のギャルソン小姐から、きび団子と冷やし緑茶を買い求めようと、財布から慣れない異国の小銭を取り出して支払っている様子を一枚戴いたもの。

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七枚目のカットですが、雷門前で暫し佇み、画になりそうな被写体の登場を待っていたら、渋めの柄の浴衣にアップの髪型もバッチシ決まった、小柄でイケてる小姐が独りで、下駄の音もカランコロンと、ゲゲゲの鬼太郎か、牡丹灯篭のお露さんかとばかり軽快に響かせ通り過ぎて行ったので、追い縋りざまにその粋な後ろ姿を一枚戴いたもの。

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八枚目のカットですが、もう陽も傾き掛けて、人工光が目立ち始めた時分、雷門周辺にたむろする商売熱心な車夫諸兄は、スマホンやら、コンパデヂで記念撮影をせんと欲する、いたいけな小姐達を目ざとく見つけては、ビヂネスチャンス到来とばかり、まず、無償でシャッタ-押して上げて、しかるのち、思い出作りと云えば、人力車みたいな非日常体験がもってこいですよ♪などとセールストークも巧みに乗車へと勧誘していくのですが、雷門提灯真下で行われていた、その勧誘の様子をちゃっかりと一枚戴いたもの。

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九枚目のカットですが、陽も暮れて、辺りもとっぷりと暗くなりかけてきた、雷門の全景を道の反対側の歩道の上から捉えてみたもの。

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十枚目のカットですが、深川への帰り道、営団地下鉄銀座線の乗り場へと繋がる、日本最古の地下商店街のひとつ、浅草駅地下街の様子をノーファインダで捉えてみたもの。

今回の感想ですが、実は、オリヂナルの状態での写りを見たことがないので、周辺がちょい甘いとか、ハイライトが若干滲むという、今回の試運転で出た特徴が、果たしてクリアランスの違いによるものなのか、或いは、もともと開放では撮らない前提でこんなものなのか、いまひとつ判りかねますが、何れにせよ、この加工法、即ち、リハウズィングが、死にかけたレンズシャッター機の希少レンズ復活の有効な治療法であることは判りました。

さて次回は秘宝館から何か紹介しましょうかね、乞うご期待!!
  1. 2016/01/31(日) 17:34:44|
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I'm back~Fukagawa Anastigmat IIIa 50mmf2~

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さて、今宵のご紹介は、旅写真が入ったりで延びてしまいましたが、先に工房導入初の富士フのAE/AF純正レンズSuper EBC XF Fujinon23mmf1.4Rと伴走して改善結果をテストした、Fukagawa Extra AnastigmatIIIの改良版IIIaの実写結果をお送り致します。

このレンズ、今を去ること2013年の11月に産声を上げ、ほぼ同時にレストアから上がったPetri55mmf1.8と浅草で並行テストを行ったのですが、さすがメーカー純正レンズに、画質の均質性という、当工房では一番大事な評点でボロ負けで、暫くお蔵入りになっていました。

ところが、何かの弾みで当時の実写結果を見てみると、色収差と画質の均質性から見れば、箸にも棒にも掛からないダメダメガラクタレンズだったのですが、ただ、中央部の解像度が素晴らしく高かったので、何とかしようと考え、そして、一番最後の緩めの凸レンズを別のものに交換してクリアランスなども変更し、何とか、マイルドな描写特性に治せたのかな・・・というところです。

したがって、構成はオリジナルの設計、製造時と同じ4群7枚の、絞りから前がゾナータイプ、絞りより後ろがオーピックタイプという変則光学系のままです。

ではさっそく実写結果、見て参りましょう。カメラはX-E1、全コマ開放による絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、いつも展示作品よりも目を奪われてしまう、乃木坂は新国立美術館の内部の構造を逆光でシルエット気味に撮ってみたもの。
こういう構図だと、周辺の崩れは目立たないのであまりテストにはならないですね。

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二枚目のカットですが、富士フの本社ギャルリとXシリーズのショールームの在る、ミッドタウン前のちょっとした広場の孔の開いた大きなオブヂェ越しに通行人各位が孔の真ん中に来た頃を見計らって撮ってみたもの。
前の仕様ではこういうハイライト部の周辺には、色滲みが出て、ちょいと幻滅しましたが、この仕様に変えて、だいぶ緩和されたようです。
ただ、周辺は外方向へ相当流れるような結像の崩れが認められます。

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三枚目のカットですが、場所を日比谷公園に移してに試写ですが、真っ先に目に付いた、愛くるしい武人埴輪氏にモデルになって貰いましたが、ここでも、周辺が流れに流れてはいますが、破廉恥な色滲みなどはだいぶ改善が認められます。

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四枚目のカットですが、最短撮影距離付近で公園内の馬酔木みたいな花を撮ってみたのですが、ちょいピンが甘いこともあり、結像自体が緩いですが、それでも、背景の点光源のボケ方の面白さは良く判るサンプルになったのではないかと思います。

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五枚目のカットですが、これも同じく公園内のスズランみたいな花を公園内の松本楼と苔むした古木を背景に撮ってみたものですが、風があって被写体ぶれが起こってはいますが、それでもヘンなフレアとかゴーストもなく、それなりに雰囲気の有る描写にはなっていると思います。

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六枚目のカットですが、広場を抜け、木立の中の小径を歩いていたら、突如視界が開け、池と、その中央の鶴舞う形の噴水が見えたので、これも格好のテストパターンと思い、木陰から一枚撮ってみたもの。
さすがに木漏れ日は盛大なフレアとなって、シルエットとなるべき木の葉を食ってますが、この構図であれば、周辺の流れはそれほど気にならないと思いました。

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七枚目のカットですが、池の周りを通り、野外公会堂でのイベントを横目に見ながら再び、広場迄で出たら、公園名物のベンチに様々な人々が腰掛け思い思いの時を過ごしていたのですが、就活が思うように捗らないのでしょうか、ポニーテールの白皙の若いアガシが放心状態でベンチに座っていたので、心の中で応援しながら、背景から一枚戴いたもの。
ピンを合わせた耳の周りはクリアで素晴らしい解像力を発揮してくれていますが、ほぼ同一焦点面に近いベンチの下半分はぐずぐずに崩れてしまっています。

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八枚目のカットですが、日比谷公園から帝国ホテル前を通り、日比谷シャンテ前まで歩いて来たら、いつものゴジラ像が珍しく観光客に取り囲まれていなかったので、XFフジノンでキチンとしたカットを撮って、こちらでは、画面の流れを逆手に撮って、怪獣映画風に演出しようと考え、遠方のクレーン先端にピンを合わせ、アンダー目の露光でゴジラをシルエット風に撮ってみたもの。
こういう使い方だと前ボケがとても柔らかく均質で、面白い使い方が出来るのではと思いました。

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九枚目のカットですが、日比谷から有楽町に抜け、ここも銀座界隈ではプロ、アマとも有名な撮影スポットとなっている、ガード下のレトロ居酒屋ホールの中を狙い、真ん中のスキンヘッドの怖そうなヲヂさまに心の中で手を合わせて、EVFの中でピンも合わせて一枚戴いたもの。
ホントは低めのコントラストのモノクロでの表示が良かったかも知れませんが、こういうシーンというか構図だと周辺崩れても、前ボケがマイルドで同一焦点面の被写体が中央付近に寄っているので、演出的にはアリかなと思いました。

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十枚目のカットですが、さすがに有楽町駅前も電気ビル前までくれば、フランチァイズも同様ですから、観光客にも余裕で声掛けられますから、さっそく、電気ビル前の花壇に腰掛けて観光地図なんか読んでいた外国人一家の、なかなか洒脱なカンジのヲヤヂさんにハンドメイドのレンズのチューニングのテストにお子さんを一枚撮らしておくんなさいと声掛けたら、ノープロブレム!ということで、一枚撮らして貰ったもの。
真ん中の極小姐の目にピンを合わせて撮りましたが、ほぼ同一焦点面に居た、兄ちゃんの顔がやや流れ気味なのが残念でした。
発色はだいぶ良くなっていると思います。

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十一枚目のカットですが、これが今回の最大の謎なのですが、信号待ちの白いサマーレ-スの清楚な小姐の後ろ姿を狙って撮ったのですが、その甲斐あって、頭からベルトくらいまでは満足行く解像力を発揮してくれていますが、そこから下はお約束通りのぐずぐず、しかし、遥か彼方のビックカメラ前の交差点で待つ人々はかろうじて顔の造作が見分けられるくらいに解像されているのです。
もしかして、ピンが合う位置が複数あるのかな、とか不思議な感覚を覚えたカットでした。

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十二枚目のカットですが丸の内仲通りを大手町方面に歩いていたら、オフィスビルの1階部分で営業しているカフェレストで、随分とシュールで洒脱なオブヂェをテーブル上にデスプレイしていたので、傍らのギャルソン氏に声掛けて一枚撮らして貰ったもの。
このカットでは、滲みも周辺の流れも全くと云って良いほど気にならず、ふつうに使えるレンズぢゃね?とか思ってしまいそうです。

今回の感想ですが、まだまだ改善の余地有り、構成的にはIV号の前後別の用途のレンズのエレメントを組み合わせたオーピック形式が一番性能良く出来たのは検証済みなのですが、ただ、こういう面白い形式は改良の楽しみがあるので、ヒマ見つけては直して、経過報告していきたいと思いました。

さて次回のご紹介は、先般、四万温泉のお供に行った、あの子はもう16年近く付き合ってるのに、まだ1回もここで紹介してなかったぁ・・・ということで、近場でフルサイズ機で以てロケしてご紹介します、乞うご期待!!
  1. 2015/06/28(日) 19:58:57|
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One of the strongest triplet in the world~Astro-Berlin Kino-Hyper5cmf3 mod.L~

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さて、今宵のご紹介は、何回かイベント撮影での非正規登場はあったものの、その姿が公開されずにきた、Goertz Kino-Hyper5cmf3改Lいきます。

このレンズ、産まれは1939年、Bolex用の望遠レンズとして、かつてドイツに存在した、ゲルツ社がリリースしたトリプレットタイプの光学系です。

エナメルの黒塗りも美しいこの小ぶりなレンズヘッドは、来日当時は経年劣化による硝材の酸化のためか、表面がごく僅かに白濁していたので、大久保の名人にお願いして研磨、最コートしてもらい、このような宝玉の如き美しい佇まいに戻ったものです。

で、その写りや如何に?・・・昨年の成田祇園祭りのストックフォトから、実写結果を追っていくことと致しましょう。
カメラはR-D1s、全コマ開放による絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、成田山新勝寺へは結構アップダウンのある参道を辿って向うことになるのですが、その途上、ちょうど、木造の元宿屋、今は川魚料理屋になっている店舗が立ち並ぶ辺りの手前で通りの様子を撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、参道を暫く歩いていたら、如何にもキャンペンガールっぽい風情の小姐2名が佇んでいたのが目に留まったので、もしや何かお役に立てることでも、とか声掛けて、ぢゃ一本呑んで感想聞かせて!ということで、レッドブルなる精力飲料を馳走になり、お近づきの印に、とか一枚、正確には、ヘキサノン35mmf2.8+X-Pro1でも撮っていたので、二枚撮らせて貰ったもの。

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三枚目のカットですが、参道沿いの店舗兼住宅前でいたいけな童子3人が祭り装束の写真をデヂカメで撮るのに、一人がシャッター押そうとすると、三人揃って撮れないので、どうしようと困っていたので、シャッター押して上げたついでに、おぢさんにも一枚レンズテストで撮らしてね、と云って協力して貰ったもの。

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四枚目のカットですが、声掛けて正面からのポートレートだけでも面白くないないので、歩きながら、露店に集う人々の横顔とか、後姿なんかも遠慮がちにバシバシ撮っていたのですが、ちょうど日なたの位置に出ていたラムネ等清涼飲料水販売業者さんの露店に集う兄ちゃんと極小姐達が陽光に燦々と照らされ、イイ雰囲気だったので、横顔を一枚戴いたもの。

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五枚目のカットですが、また参道を山門方面に向かって歩いていると、お揃いの祭り装束のいたいけな姉妹が目に留まったので、すたすたと歩み寄り、74年前のレンズをテストしているのだけど、モデルさんになってくんない?とか単刀直入に勧誘したら、マヂ~?面白そう!とかノリノリでモデルさんになってくれたもの。

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六枚目のカットですが、参道の途中で、焼き鳥なんか焼きながら売っていて、結構若いお客さんで繁盛していたので、その様子を一枚戴こうと音も無く車道から歩み寄り、渾身のシャッター切ったら、只ならぬ雰囲気を察知した、いかにも千葉辺りによく居る、気の良さそうな小姐がレリーズの瞬間にこっちを向いて、撮り終えた頃にピースなんかしてくれちゃった、という惜しい一枚でした。

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七枚目のカットですが、参道の途上の露店でテントの下で、かき氷なんか商っていて、シロップ掛け放題!といういかにも太っ腹なお店があり、そこに浴衣の極小姐が、削って貰った氷にシロップなんか掛けようとしていたので、傍らの若い親御さんにお願いして至近距離で一枚撮らせて貰ったもの。

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八枚目のカットですが、山門付近まで来たら、木彫りの彫刻も眼に鮮やかな山車が停車していたので、至近距離まで歩み寄り、燦々と降り注ぐ陽光に照らされ登り龍の彫り物と町会の提灯をモチーフに一枚戴いたもの。

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九枚目のカットですが、新勝寺境内にもかなりの数の露店が出ていて、そのうちの赤いテントの中では、昔懐かしい、コルク栓の射的なんかやってて、しかも、いたいけな童子達が集い、結構熱くなって遊んでいたので、端から一枚戴いたもの。

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十枚目のカットですが、本堂まで登って集結した山車の写真なんか撮って、また参道を戻る途中、とある店舗店頭の太鼓叩き体験コーナーみたいなところで、太鼓を叩く演技をしながら、健気にも道行く観光客に自らの姿を撮って貰いたいがため、キョロキョロと挙動不審な童子の姿を一枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、お団子髪から足袋までバシッと祭り装束に身を固めた、まだ若いオモニが、まだ幼い我が子を背に担ぎながら、咽喉が渇いて仕方なかったのでしょう、冷水に清涼飲料水を浸して商っていた露店の店頭で物欲しげに眺めていたところを一枚戴いたもの。

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十二枚目のカットですが、作戦行動も終わり、京成成田駅前のドトールで茶などしばいて、さぁ、電車に乗って、お江戸さ戻っぺかと再び歩き始めら、思い思いの浴衣に身を包み、エステの客引きなんかしていたちょっと派手目ないかにも千葉小姐ってカンジの二人組が目に留まったので、かくかくしかじかでモデルさんになってよ!とかうどん県副知事ばりの特殊交渉術で交渉し、このように仲良くツーショットとなったもの。

今回の感想としては、いやはや、トリプレット恐るべし、トリプレットでここまで写るなら、ガウス、ゾナーは勿論、テッサーである必要すら疑いたくなってしまいます。そういう枚数多い光学系の唯一のアドバンテージは、CanonL50MMF1.2とか、NOKTON35mmf1.4SCが示すように、背景から浮き立ったような輪郭の描写くらいなのでしょう。記録用途として写実的な描写が求められるのであれば、この玉のような描写で十分かも知れません。

さて、来週は、再び、工房附設秘宝館から何かご紹介致しましょう。何が出るかはお楽しみ、乞うご期待!!
  1. 2014/10/26(日) 23:10:05|
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Born for military but loving peace for ever~Fastax Raptar2"f2 mod.L39 by F.G.W.G.~

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さて、今宵のご紹介は、久々に工房作品の紹介です。
このレンズ、加工自体は3年以上前に上がっていたのですが、何せ、競合ひしめく50mmクラスでは、出番が少ない上、どうしても国内外の出張撮影だと、広角主体になってしまっていたので、なかなか登場の出番が回って来なかったというのが実情です。

米国Wollensak社製のレンズは過去にも、Oscillo Raptar51.6mmf1.5、Enlarging Velostigmat2"f2.8、Duplication Velostigmat2"f2と数回ご紹介しましたが、個人的には、同じ米国でも、限りなくドイツ製に近いテイストを持つ、Bausch & Lomb社発売の米国Goertz製のBaltar系列の方がどちらかと云えば好みなので、どうしてもそちらを持ち出してしまう、という傾向もありました。

この軍用グレーも精悍なごつい鏡胴のレンズ、既に色々な文献やサイトで紹介されているので、ここでくづくど氏素性を書き連ねることはしませんが、生まれは1950年代の米国はロチェスター、目的は、16mmの超高速撮影カメラであるFastaxの交換レンズです。

そのFastaxというのは、終戦間際から、弾道やら、爆発物の挙動等を調べるために開発された軍用品らしく、戦後は日本にも入って来て、昭和30年代初頭の故糸川博士のペンシルロケット以降のロケット研究にもBell&Hawell社のカメラ共々お役に立ったことが知られています。

構成は4群6枚のプラナータイプ、ただ、分解、清掃し、また山崎名人のエレメントの再生をお願いした後、深川基準の反射防止塗料塗布のため、中を開けましたが、4群め、即ち最終エレメントがやけに厚かったと記憶しています。

では、早速実写結果を見て参りましょう、本日は天気が大荒れに荒れるとの予報もあったため、レンズ加工に勤しみ、ブログでの写真は、今年3月の古河桃祭りのストックフォトです。

カメラはR-D1s、全コマ開放による絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、古河桃祭りの会場は湖沼地帯だけあって、そこここにクリークが流れており、その浅瀬近傍には、手汲み井戸が有って、オモニ達が、文字通り井戸端会議している近傍でいたいけな童子達がヒマを持て余して遊んでいたので、オモニ達に声掛けて、どうぞご自由に、ということで、カメラの前に童子達を残し、横に引いたので、では遠慮なく、と一枚戴いたもの。

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二枚目のカットですが、色んな人間がクリークの浅瀬伝いに歩いてくるので、暫く、そこで被写体を張っていたら、来ました、来ました、いたいけな乳児の片手を岸から引いて、中腰でお散歩してくる初老のご老人が目に留まり、一枚撮らせてね、と声掛けて、微笑ましい光景を撮らせて戴いたもの。

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三枚目のカットですが、この玉は元々、ストロボとシンクロして至近距離の被写体を捉えるのがお仕事ですから、ピーカンの桃の花を最短距離で撮ったら、どうなるか試してみたもの。レンズはそこそこまともに捉えましたが、R-D1sのISO最低感度200とシャッター速度1/2000ではやはり露出オーバーでサチュレートしてしまったようです。

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四枚目のカットですが、池のほとりで桃の花そっちのけでスマホンでメールだのゲームだのに打ち興じる、いたいけなローカル小姐2名組が目に留まったので、せめて横顔なぞ、と借景モデルさんになって戴いたもの。

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五枚目のカットですが、桃祭り会場は元々自然を最大限生かした公園なので、当然のことながら、木製の遊具などが設置されており、まだ風雅を解するお年頃になっていない童子達は、近場とは云え、日頃、家に寄り付かないヲヤヂさんと遊べてご満悦状態のようで、このいたいけな小々姐も傍らのヲヤヂさんに声掛けたら、一人でも大丈夫だよな、とか手を離し、さぁどうぞ!と云うことなので、将来の親離れを支援する気持ちも込め、一枚戴いたもの。

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七枚目のカットですが、桃祭り会場本部テントそばのイベント広場で、大道芸みたいなのをやっていると聞き、何か面白い画が拾えれば、と思い直行したら、案の定、重ね台乗りの軽業師の兄ちゃんがちょいと可愛い極小姐が最前列に居たのを目ざとく見つけ、即席アシスタントに仕立て上げ、パフォーマンスの傍らに引っ張り出したのはイイのですが、緊張と、そもそも何やったらイイのか判らず戸惑っている姿を観客席から一枚戴いたもの。

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八枚目のカットですが、大道芸会場を後にし、またしても公園内を徘徊していたら、池の方面にヲヤヂさんの手を引き、嬉々として駆けて行こうとする、健気な童子とヲヤヂさんの微笑ましい姿が目に留まったので、自然を背景に一枚戴いたもの。

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九枚目のカットですが、祭り会場である公園の中央部にはかなり大きな築山?があり、そこには大人の膝よりちょい高い程度の植栽が植えられ、その植栽の間に上下左右のけもの道みたいなものがあり、下で見ていると、時折、追いかけっこでもしているのでしょうか、いたいけな童子達が喚声を上げ駆け下りてくるので、その様子が面白げだったため、下で待ち構えて一枚戴いたもの。

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十枚目のカットですが、築山の西側斜面にはかなり切り立った岸のクリークがありますが、そこを挟んで追いかけっこをしていた、いたいけな童子達が居たので、クリークを跳躍するところでも捉えてやろうと、張ってたら、案の定、大声ではしゃぎながら走って来て軽々と飛び越えるいたいけな小々姐が居たので、一枚戴いたもの。

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十一枚目のカットですが、西側出入り口、即ち、シャトルバス発着場所近くのステージでは、よさこいパフォーマンスみたいなものをずっとやっていたのですが、応援隊と思しき、お揃いのコスチュームに身を固めたけなげな極小姐2名の姿が目に留まったので、横顔を一枚戴いたもの。

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十二枚目のカットですが、お祭り会場からバス発着場に歩いて行く途中に田園風景のような景色があったので、これもまた一興ということで、近接撮影用と云われて来たこのFastaxの無限域での性能を見るため、一枚シャッター切ってみたもの。

今回の感想は、コマ収差なのか、内面反射がまだ残っているからなのか、厳密には断定出来ませんが、50mmf2クラスではちょいと甘めの結像で、カリカリの手が切れるような輪郭描写が大好物の工房主の趣味では、なかなか出番が回ってきそうにないですが、使い方によっちゃ面白い玉かも知れません。例えば、台湾の古建築巡りにR-D1sのモノクロモードでお供したら、とか。

さて、次回は攻守交替、工房附設秘宝館から何かご紹介します、乞うご期待!!
  1. 2014/08/31(日) 19:59:42|
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Rätsel der Geschichte japanischer Optik~Ofunar5cmf3.5mod.L39~

Ofunar5cm.jpg
さて今宵のご紹介は、金曜日から続いた関東地方の大雨の影響により、作例作りに出かけられなかったため、予定変更し、急遽、名実ともに"隠し玉"いきます。

このレンズはかつての大船光学が、引伸用として戦後まもなく開発したとされている4群4枚(異説有り)の光学系で、どうやら、オリジナルは前身の富岡光学大船製作所の頃に設計されたカメラ用レンズらしいです。

らしい、というのも、このレンズも大船光学自体もまだ研究が進んでおらず、そのためか、かなり良い状態で、値段も捨て値と言っても過言ではない値札付いた状態で新宿の某カメラ市場の引伸レンズ/ヂャンクの棚にこれ見よがしに置かれていましたが、誰も省みる人がおらず、たまたま目に付いたので、工房主が値段が値段だから・・・というアヴァンチュールキブンでお金を払い、家に連れ帰ったという次第。

しかし、改造しての初デビューが異例のM8をパートナーとしての街撮りでしたが、英国のCooke社や米国Wollensak社の同時期のトリプレットを蹴散らす、超高性能ぶりを発揮してくれたのです。

では、早速実写結果見て参りましょう。ロケ地は先週末のものと同じ「京島」です。撮影条件jはカメラM8、絞り優先AEでのオール開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、路地裏を散策していたら、イイ案配に枯れたトタン屋根壁の住居とその壁面に、これも味のある消火器収納函が目に付いたので一枚戴いたもの。

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二枚目のカットですが、同じく京島二丁目の迷路のような路地裏を彷徨っていたら、「甍の波と雲の波」ならぬ、七重八重のトタン屋根の山脈が目に留まったので、一枚戴いたもの。

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三枚目のカットですが、ここ京島は、深川に比べれば、遥かにスカイツリーに近いので、少しでも南に開けた路地があれば、このように、突如として、この街並みとアンマッチなカンジが漂うスカイツリーが顔を覗かせている、と云う状態を撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、今も残る京島二丁目名物の長屋造りの店舗兼住宅の代表的ランドマーク、「安食屋豆腐店」さんをモチーフに一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、前回、下見した時は見落としていたようなのですが、災害対策用の雨水汲上げ用人力ポンプのイイ錆びかけ具合いが目に付いたので、背後に回って一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、午後の一番陽の強い時刻だったのですが、ちょうど、街で一番高いと言われる「マンモス滑り台」越しに世界一高い自立式鉄塔がその雄姿を誇っていたので、これを撮らない手はないので、真逆光であるにも関わらず手でハレ切りの上、撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、これもスカイツリーが民家の屋根越しにその巨大な姿を覗かせているので、引伸レンズは無限は全然ダメ、という俗説の反証の目的で無限の解像度を見る目的も有って、ツリーに焦点合わせてシャッター切ってみたもの。

今回の感想としては、う~ん、さすが富岡クオリティ・・・これぢゃ、カールツァイスもパートナーとして選ぶ訳だ、ということ。
そういえば、二年くらい前に富岡光学を京セラが買収して改名した、「京セラオプト」がミラーレス用レンズを開発するとか、さかんに喧伝していたのはどうなったのかな???

戦後まもなくのレンズがこれだけ頑張るんだから、本家カールツァイスも、そのライバルたるシュナイダやライカを超えるものをリーズナブルなお値段で出してくれてもおかしくはないと思うのですが。

さて、次回は、あやめ祭りで今週登場予定だったレンズも交え、大撮影大会、そのレポートお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2014/06/08(日) 19:30:08|
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A toxic mashroom grown in Fukagawa~Fukagawa Extra III Anastigmat2"f2~

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さて、今宵のご紹介は予告通り、久々の工房作品をご紹介します。
といっても、今回のは出来合いのレンズブロックにマウント付けたり、或いはマウント換装したりという、ちょっと気の利いたマニアなら誰でもやりそうなおイタぢゃなく、完全自社設計光学系の第三弾です。
見た目は、冬にも関わらず、季節はずれの毒キノコみたいなカッコしていますが、前群がゾナーの2群4枚構造、後群が2群3枚のガウス構造で、そう、昔々のトプコール5cmf1.5だかの構成を参考に前をジュピター8Mのエレメント選抜隊、後をキャノン50mmf1.8の曇らない特製エレメント入りアッセンブリを使っています。
しかし、エレメントの硝材、曲率、そしてコーティングも合わせて専用設計したわけではなく、エレメントの組み合わせで前後アッセンブリを組み、そしてそのクリアランスを試し、焦点距離を51.6mm付近とし、像面湾曲を抑える、という大よそ21世紀の手仕事とは思えない手法で、またしても作り上げたという代物です。
では、そんな大人のおイタがどのくらい性能を発揮出来るのか、実写結果を見て参りましょう。
ロケ地は浅草、カメラはX-Pro1での絞り優先AEでのオール開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、銀座線の出口から上がって、雷門周辺でモデルさんを物色していたら、居ました、居ました、ちょいとヒネてて物好きそうな黒人がこれまたひと癖もふた癖もありそうな白人女性と口角泡飛ばしながら、胸にはX-E1にアダプタ経由、エルマーみたいなレンズつけてたので、卒爾ながら、と声を掛け、モデルさんになって貰ったもの。
撮らせて貰ったあと、この画像を見せ、アンタらは世界で一本しかないレンズで撮られたのだぞ、とか恩着せがましく教え諭したら、高かったろう、どこで買ったんだ?とか聞き返されたので、「殆ど手間賃、ハンドメイドで~す♪」とか云ったら、両手と顔を天に向け、何てクレージーなんだ、とか苦笑してウケてました。
周辺はかなり甘いですが、画面中央付近の解像度も色再現性も悪くはなく、まぁまぁ面白く使える玉だということが判りました。

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二枚目のカットですが、いつもご好意に甘えて、いたいけな店番の小姐達を撮らせて戴いている仲見世入ってすぐの「黍だんご あずま」さんの前でかいがいしく働く、ショートカット新顔の小姐のお姿を一枚戴いたものです。
ここでも、タングステン光と蛍光灯のミックス、そして外光も入ってくるというかなり難度の高い光線状態ですが、このキメラの子は全然お構いなく、X-Pro1の正確無比なEVFのクロップ拡大の力を得て、かなり忠実に、若い小姐の柔肌やら、愛くるしいピンクのコスチュームのテクスチャなど精緻に描き出しています。
また前ボケも、名だたる銘玉でも見苦しいものが結構有る中で、及第点上げられるレベルではないかと思いました。周辺が甘いのはここでも同じですが、まぁご愛嬌ということで。

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三枚目のカットですが、ここも定番撮影スポットのうち、あずまさんの北西に位置する扇屋さん店頭のオブヂェの図です。驚くことに11月に入ったいうのに、まだ夏の季語であるほうづきがこれ見よがしに飾ってあったので、いつもの団扇だけのカットとは若干アングル変えて撮ってみたもの。
ここでも、ピンを合わせた、かろうじていまだに色味が残っているほうづきの実は文句無く、シャープで色再現性も良いですが、周辺はコマ収差と像面湾曲の影響でえらいことになっています。尤も、離れた後ボケはなかなかナチュラルに融けるようなボケでそこそこ味わい深い、というのが不思議な現象ではありますが。

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四枚目のカットですが、仲見世をまた宝蔵門方向に歩いていたら、健気にも着物姿の小姐が二名、いそいそと歩いてきたので、またしても卒爾ながら、と声掛けて並んで一枚撮らせて貰ったもの。
向かって左側の小姐の左目の睫でピンを合わせていますが、本人の髪の毛に一本一本までかなり微細に描写してはいますが、このレンズ、或る程度以上、反射率の高い被写体は大の苦手と見えて、色白?の小姐のお肌の様子はかなり飛び加減でデテールは省略していますし、白の着物に至っては完全ハイライト飛びを起こしています

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五枚目のカットですが、伝法院通りを西に折れ、暫く行くと天丼の大黒屋さんの前辺り、伝法院の南の通用門の前のちょいと引っ込んだ辺りで複数台の人力車が停車し、観光案内なんぞやっていたので、これ幸いにとばかりに一枚戴いたもの。
ピンは二台並んだ奥の力車の姐さんの横顔で合わせましたが、この距離になると、周辺の流れというか崩れは結構目立つようになり、比較的きれいなものだと関心していた前ボケも周辺領域になると、像面湾曲やらコマ収差、非点収差なんかが入り乱れ、大変なことになってしまいます。

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六枚目のカットですが、力車が停車していたすぐ近くに番屋もどきの建物があり、その障子戸の脇には、時代劇さながらの防火用水桶が積まれています。
ここでは、ピンは中央付近の桶上の「伝法院通」の文字に合わせていますが、全体的にコマフレアが覆い、周辺はぐずぐず気味で、まさに収差のデパート、もとい、よろず屋さん状態です。

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七枚目のカットですが、また仲見世に戻り、浅草寺まで着いたところで、久々に経済復興でも祈願すべくお参りしようとか柄にもないことを考え、まずはお清めとばかり、手水場に寄ったところ、ここでもイイ光線加減の上、いたいけな童子に「ハィ、しっかりと手を清めてね♪」などとオモニが優しく教え諭しながら水など掛けてあげている姿がいかにも平和的で日本的風景そのものだったので、EVFのピーキングモードで決め打ちしたもの。
ピンは当然、いたいけな極小姐のご尊顔に合わせていますが、中は薄暗く、外からの自然光で水面はかなり反射し、また参道の石畳もそこそこ照り返す、という悪条件で、よくもここまで撮れたものだ、と改めてX-Pro1の高性能さにも関心してしまったものです。

今回の感想としては、出来たのは三番目ながら、石垣島に行った四号機や、江ノ島で活躍した五号機に先を越され、この佇まいからしてオリヂナルっぽい三号機の登場は生誕から1年近く経ってしまいましたが、X-Pro1との組み合わせで、R-D1sやM8と組んだ弟、妹にも負けない出来になったのではないでしょか。

さて、来週はまた続々新規入荷中の附設秘宝館コレクションのご紹介です。乞うご期待!!

テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真

  1. 2013/11/17(日) 21:00:00|
  2. その他Lマウント改造レンズ
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鐵幕從內部的鏡~PO59-1 50mmf2 mod.L39~

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さて、今宵のご紹介は予告通り、工房作品、かなり前から実機化し、海外にも連れ出していたのですが、今回初登場となる、旧ソ連製の謎の産業用レンズPO59-1です。
構成は5群7枚の前半分2群3枚、後半分3群4枚のいわゆる改良ズマリットタイプです。
このレンズ、コーティングの色や硝質などから判断するに1950年代半ばから60年にかけての製品と思われるのですが、何せ、工房にやってきた時の佇まいが物凄かった・・・
そもそも、取引有る旧CIS域内の業者から「大きなスリーブに入った用途不明のレンズが手に入ったが、あんたなら何とか使えるだろう、かさ張るので運賃掛かるが、その分値段安くするから買ってくれないか?」というオファーがあり、如何にも軍用特殊用途の匂いぷんぷんの怪しげな玉のハンディロケットランチャの子供みたいな無骨なスリーブ兼ヘリコイド?に入った姿の写真などを送ってきたので、硝質は悪くなさそうだったし、それに先に買ったPO3-3Mの性能がとても満足出来るものだったので、買った次第です。
幸いなことの米国産のミッチェルやアイモのように鋼製の盲ピンなどトラップもなく、通常の蟹目を駆使して、レンズブロックを外し、キャノンのヘリコに合体させ、絞りリングは真鍮丸インゴットから削り出して、ほらご覧の通り、アヤシゲなレンズの一丁上がりです。
では、このレンズの実質デビュー戦、昨年の成田山祇園祭からの実写例を見て参りましょう。
カメラはLeica M8 絞り優先AEでの開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、京成の駅から降りて、新勝寺の参道伝いに歩いて行ったら、これからお祭に出掛けようとしていたいたいけな極小姐がおばぁと兄ぃと仕度の最終点検なんざしながら、商店の店先で楽しく夢を語らい合っていたように見受けられたので、あいや暫し、と成田屋ばりに芝居がかった声をかけ、一枚撮らせて貰ったもの。
ピンは勿論、浴衣姿がばっちり決まっている、いたいけな極小姐のご尊顔に合わせており、同一被写界深度内のおあばぁ共々シャープにあますところなく可憐な姿をリアルに捉えていますが、前の兄ぃはオフフォーカス、当然の後ろの陳列商品もオフフォーカスとなっており、前後のボケとも悪くはありません。

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二枚目のカットは参道を歩き進んでいたら、かき氷なんか食べながら楽しく語らい合う、いたいけな小々姐二人組が眼に留まったので、すかざず出演交渉、一枚撮らせて貰ったもの。
このカットを久しぶりにしげしげと見て気付いたのですが、高緯度での日射量・時間の少ないエリアで開発、使用されたレンズであるためか、通常の50mmF2クラスの玉より、直射日光下でのハイライトが飛び易い傾向があるとの印象を受けました。
向かって左の小々姉の白いシャツはテクスチャが飛ぶ寸前ですし、右の小々姐の陽が当たる方の左側の頬も似たり寄ったりの状態です。

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三枚目のカットですが、参道途中の駐車場みたいなところを開放したミニ露店広場みたいなところを覗いてみたら、お揃いのワンピなんぞ着た、健気な極小姐姉妹がスーパーボウル掬いなどに打ち興じていたので、傍らの親御さんにお揃い素敵ですなぁ、一枚撮らせて貰いますよ、などと声掛けて、おもむろに一枚戴いたもの。
テントの下の低光量状態では、普通の銀塩撮影用の古レンズだとカラーバランス崩れたり、線描写自体も甘くなるものがよく見られますが、この旧ソ連製の謎のレンズ、あんたはヘソ曲がりかいな!?と突っ込みを入れてやりたく
なるくらい、色といい、コントラスト/階調再現性のバランスといい、秀逸に描写しています。

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四枚目のカットですが、これも参道脇の天津甘栗屋の前でお友達と待ち合わせをしているのでしょうか、いたいけな小々姐が約一名佇んでいたので、一枚撮らしてね、とか声掛けたら、ぢゃ、斜め後ろからなら、とか云っていたのですが、結局シャッター切った瞬間にこっち向いて、ばっちし写っちゃったんで、背面LCD見せて、どうする?とか聞いてみたら、あ、結構フツーに写ってるからイイです、とかお許しを貰っての掲載です。
このカット、まさにこのレンズの人物描写の性能を表しているのではないかと思います。
10歳かそこらの無垢な小々姐の健康的な小麦色の肌のハリやツヤ、そしてしなやかな黒髪の生え際の若々しい様子まであますところなく描き切っていると思いました。
また仄暗い店内のボケのナチュラルさも、この小々姐の愛くるしい姿を浮かび上がらせるのに一助買っていると思いました。

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五枚目のカットですが、参道を歩き切り、階段を上り、やっと新勝寺の境内に辿り着きました。
この日は最終日だったので、全ての山車、屋台の類いが全て本堂前広場の集結し、その華美さ加減を競い合っていたので、ちょうど、五重塔前に陣取った山車が岸和田のだんじりと見紛うが如きパフォーマンスを始めたので、下から一枚戴いたもの。
ここでは、ハイライトが飛び易い傾向は背面モニタで判っていたからでしょうか、EXIFデータを確認したら、露出補整を若干アンダー気味にして、撮っていました。
その結果、発色もコントラストもかなりイイカンジで、伴送機のR-D1sに装着していたBaltar35mmf2.3のコーティング付とほぼ拮抗し得るような艶やかなカットとなりました。

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六枚目のカットですが、本堂前からまたもと来た参道を辿って、駅に戻る途上、歩道上に設けられたベンチで休憩していた黒人の親子が居たので、声を掛けて一枚撮らせて貰ったもの。
時間的には午後も遅くになってはいたのですが、7月中旬のこと、参道上はまだ陽射しが結構強く、あいにく、こちらの写真撮る都合など通行人各位にはお構いなしですから、ちょうど、シャッター切ろうとした瞬間、レフ板並みに陽光を反射する白いTシャツ来たヲッサンが無慈悲にも後ろを通り掛かり、写り込んだ結果、露出をアンダーにしてしまいこの黒人のお父さんの優しげな表情はより描写が難しくなってしまったのですが、それでも、ソフトでちょちょちょいと露出補整して上げれば、ほれこの通り、このレンズはきちんと細部までシャープかつクリアに描き出していてくれたのです。

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七枚目のカットは参道をJR駅に着く手前で左に折れ、京成方面へ抜ける道の傍らの飲食店の店頭販売コーナーで楽しくお友達と買い食いをエンヂョイする、いたいけな下総小姐軍団の予備軍の雄姿?です。
せっかく、ハィ撮りますからね♪と声掛けてからシャター切ったのに、手前の極小姉はよほど空腹に耐えかねていたのでしょうか、一瞥もくれず黙々と串にかぶりつき、奥の極小姐は豪快に串にかぶりつきながらのカメラ目線でした。
ここでも、肌や髪の毛などは極めて精緻にテクスチャを描写していますが、白い生地の浴衣はやはりハイライトが飛ぶ寸前に見えます。

今回の感想としては、このレンズ、夏の働きはこんなもんでしたが、一昨年の真冬のソウル、氷点下15度の屋外での働きは目覚しかった・・・どんな光線状態でも、氷点下の屋外から、暖房効いた屋内に入っても、曇りも生ぜず、こんな頼りになる相棒は居なかった、ホント、改造技術を磨いていて良かった、こんな掘り出しものを自在に使うことが出来るのですから。

さて、次回はまた国産絶版レンズの発掘成果を発表したいと思います。乞うご期待。
  1. 2013/09/29(日) 17:17:58|
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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