深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

第一回Gr.K.O.M.S2写真展 写真のチ・カ・ラ~Photo will be~

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【撮影データ】カメラ:1~4枚目;Zeiss Ikon ZM、5枚目;R-D1s、レンズ:1~2枚目;Bausch&Lomb Baltar35mmf2.3、3枚目;Cooke Speedpanchro40mmf2、4枚目;Wollensak Oscillo-Raptar2.04"f1.5、5枚目;Cine-Sonnar50mmf1.5 全コマ開放、フィルム;Kodak Ektar100、絞り優先AE
さて、今宵のご紹介は、工房附設秘宝館から何か引っ張り出そうかとも思っていたのですが、そうそう、大事なことが頭の中からすっぽり抜け落ちていたのを、本日の写真展会場の帰りに思い出しました。

それは、弊工房ブログサイトの愛読者で写真展会場に来たくとも来られない方のために出展作をサイト上で公開するということです。

今回の写真展は、いつもの会場選択とはちょっこし趣向を変え、今年の7月にオープンしたばかりという、裏通りの一軒家の一階リビングを丸々展示場にした風変わりなギャラリーをお借りしての展示でした。

その名は「Gallary Marche Jouets」、場所は信濃町と四谷三丁目のちょうど中間くらいの左門町の交差点を東に一本入った住宅街にあります。

運営のスタッフの方はフレンドリーだし、二階のダイニン&キッチンは格安でパーティに借りられるし、上手に使えば、アマチュア写真家の登竜門になるかも知れません。

さて、前置きはこれくらいにして、早速展示作品の紹介いきます。

まず一枚目。
これは、写真仲間の某ご夫妻に誘われ、神奈川県の座間市に在る、進駐軍の座間基地のフレンドシップデーというイベントに行った時のカットです。このイベントは被占領民に基地を開放し、物量豊かな米国の文明の一端にでも触れ、二度と無謀な戦争なんか仕掛けるんぢゃねーぞ、という教訓を垂れるという極めて有難い平和教育の場なのです。
会場入ってすぐ、木陰のゾ-ンで、年端もいかない美少姐二名がアイスだかを食べながら、ガールズトークなんかい打ち興じていたところを偶然発見し、普段の生活では有り得ないようなダッシュで接近し、「Hold up your hand!」と言いたいところ、ぐっと堪え「Excuse me. May I take your photo?」と語らい掛けたら、向かって右の小姐が「Yes, please!」とか言って、満面の笑顔で見つめ返してくれたので、新作レンズのシェイクダウンも兼ね、Baltar35mmf2.3を装着したZeiss Ikon ZMで捉えたものです。

このカットだけで、電車賃の往き分くらいは取り戻したラッキィな気分になりました。

そして二枚目。
我々3名は時には買い食いなんかして会場を徘徊していたら、ナチョスを売っていた売り場の裏、ちょうど水道に手を洗いに行く途中で、麻雀みたいなものをしている親子を発見しました。
何だろうと牌に目を凝らしていたら、熱い視線を感じたオヤヂさんの方が、笑顔で手を挙げ、「Hi!」とか、米国式の軽いノリで挨拶なんかしてきたので、こりゃ、何か話し掛けて、コミュニケーションなんかとらにゃ、こちらの文化的敗北で戦後の総括どころではなくなると思いまた「Excuse me. May I take your photo?」と何とかのひとつ覚えです。
すると、向こうも「Of course, yes, Pleaase!!」とかオクターブ上がった声で返事し、石立鉄男ばりのチリチリ毛髪がオシャレな童子にも、ベストの笑顔でカメラを見るよう指示し、すっかりお膳立てが出来たところで、シャッター切ったのがこの一枚。
しかし、大伸ばしして気が付いたのが、親子の二人だけでなく、その背後の人たち全員がカメラに笑顔と暖かい目線を送っていたのでした、いやはや、進駐軍基地内というか、ハワイかサイパンのチャモロの部落で写真撮ってるみたいでした。

これもあと一枚の面白い写真とどちらにしようか最後まで迷ったのですが、背景の人たちもカメラ目線で笑顔送ってくれたので、こちらの勝ち、当選でした。

これで帰りの電車賃分も出たんぢゃね、と大伸ばしして写真展会場で飾ってからしみじみ思った次第。

続いて三枚目。
場所は変わり、座間基地訪問より遡ること2週間、夏真っ盛りの沖縄を訪問した時のことです。

那覇空港について、市内、バスターミナル前の宿に向かうモノレールの中で、翌日、またその翌日と北谷美浜ビレッジの海岸界隈で大規模なフェスティバルが行われるとの情報を入手しました。
となると、大勢の人が溢れ、撮影どころではなくなってしまいます。

そこで、空港からホテルに着き、まだチェックインには間が有ったため、荷物だけ預け、目の前のバスターミナルから、いつもの名護線のバスに飛び乗り、軍病院前を目指しました。

しかし、極端といえば、極端、さすがに夏の暑い盛りでは、いつもと違って、殆ど歩いている人さえまばらです。

そこで仕方なく、そこそこの画は撮れる、アメリカンヴィレッジのレストラン街に足を向け、暫し息を潜め、獲物、もとい、被写体を待ちます。

すると来ました、来ました、好いカモ、もといモデルさんが・・・小生の佇む目の前の「Bocca della Verità」
そう、おもむろに走ってくると、真実の口にてじゃれ始めた男女つがいの童子達が居て、あろうことか、小々姐の方が、背伸びして、その口の中に可愛いお手手を差し込んだのです。

その刹那、何も考えずにファインダを覗き、たぶん仕事用のD2H並みの合焦速度でピンを合わせ、シャッター切ってました。まさに使い慣れたZeiss Ikon ZMだからこそ出来たワザです。

ほんの一瞬の出来事で、手を引っこ抜いた小々姐は、ホラ、手が有った、手が有った、ワ~ィと脱兎の如く画面から走り去って行ったのです。

これがデジなら、その場で、やっぱ上手くいったワィ、と独り勝手に合点し、すぐに忘れてしまったのでしょうが、生憎、フィルムだったので、現像してCD-R経由、撮影結果を確認し、改めてこの僥倖を感謝した次第。

まだまだの四枚目。
こちらは北谷美浜の僥倖から遡ること約2ヶ月、GW後半に沖縄に出掛けた時の話。

たまには、糸満市場でも行って、何か撮ろうと思い、バスに揺られ、ロータリー前で降りて、とぼとぼと市場まで歩いて行ったのですが、生憎というか、やっぱりというか、全然書活気が無く、閑散としていました。

仕方なく、去年の11月の写真展でもう使ってしまったネタながら、南国風情溢れる市場の芝生の庭をまたアングルでも変えて撮って帰ろうかと半ば諦め気分で歩いていたら、な、なんと、おばぁ2名とその孫が店仕舞いが一段落したらしく、芝生方面に歩いて行くではありませんか・・・

こりゃ、またラッキィ☆と思い、またモデルさんの交渉をします。

一般的に沖縄の人を撮る時、一番交渉し易いのが、小中学生の男女で、次が20代の男女、そして、おぢぃなのですが、難敵はおばぁ・・・まず断られます、牧志市場でも、外で寛いでいるおばぁ数人に、ちょっこし撮らして♪とか、声掛けても9分9厘断られます。

ここでも、やはり抵抗が強かったのですが、イイ宣伝になる、多くの人が来る、市場に活気が戻る、経済的に潤えば、基地依存体質から徐々に抜けられるようになる、ハリネズミ並みに軍備の張り巡らされた沖縄から、基地が減れば、東南アジアの緊張もほぐれる・・・だから商売繁盛と世界平和への礎とすべく、一枚撮らしてつかぁさい!とか、かなり強引に説教したら、恥ずかしいねぇ、でもキレイに撮っておくれよとかいうことになり、その結果がこのカットです。

デジタルでの撮影結果ばかりだった、Oscillo-Raptar2.04"f1.5のKodak Ektar100での珍しい作例でもあります。

最後の五枚目。
時間はずっと下って、先月の上旬、佐原祭りの最終日、前日からの雨もやっと上がり、出番を待ち構えていた善男善女達の法被姿が午後の傾き掛けた秋の陽光に映えました。

我々、撮影隊一行は残された時間を惜しむが如く、無言で鬼神の如くシャッターを切り続けました。
勿論、ここぞ!というシーンでは、祭りの社中の輪に一声掛けて入り込み、レンジファインダー機での最近接を駆使して、瞬間を収めました。

もう帰りまであと30分、というところで、粋でいなせな佐原娘の一行が、ワィワィ言い合いながら、お互いの髪型のチェックやら、髪飾りの挿し替えなんかやっています。
そこに撮らせて貰いますよぉ~とずけずけ入り込み、最短距離で、その楽しげな空気まで写し撮ろう、と試みたカットがこの一枚。

ほかにも遠近感が優れていたり、いたいけな童子達のつぶらな視線が目を引いたものが有って、実際に大伸ばしして較べたのですが、祭りというもののイメージ性を凝縮しているカンジがして、結局、佐原から選んだのがこの一枚でした。

写真展は本日が千秋楽でしたが、ご来場の皆様、この場をお借りして、心より御礼を申し上げます。

次回は本隊、ノンライツRF友の会/新宿西口写真修錬会の第五回写真展を来年2月にJCII Club25にて挙行致しますので、それまでは、本ブログにてお楽しみ下さい。

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  1. 2010/11/28(日) 22:00:00|
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Beat a toxic mushroom~Primoplan58mmf1.9 mod.L39~

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【撮影データ】カメラ:R-D1s 露出 ISO200 +1/3 全コマ開放 絞り優先AE ロケ地;鎌倉
さて、今週も定常更新いってみます。
このところ、シネレンズよりも、フツーの改造レンズを使う機会が多くなり、これはこれで新鮮な感動を勝手に覚えています(笑) しかし、そもそも改造レンズを使うってのが普通ぢゃないし、自分で作ったレンズを愛用するなんてのがますます、普通の写真愛好家からはかけ離れた異常偏愛ですね(汗)

今回のご紹介は途中、エプソンさんのご招待イベントが入りましたが、先週のプラナー35mmf3.5のレポートの時、一緒に鎌倉を回ったレンズです。

このレンズ、58mmf1.9という半端な焦点距離、開放値ですが、元々は1950年代にエクザクタ用に作られたもののバリエーションとしてM42もリリースされたようです。

何故58mmかというと、それは、エクザクタは一眼レフであり、ミラーボックスがあるため、フランジバックを伸ばさねばならず、構成やエレメントのパワー配分を大幅に変えないでフランジバック伸ばすのを、焦点距離を8mm伸ばして半分稼ぎ、前後エレメントのパワー配分をちょっこしいじって、主点を後群の方にずらす方法で半分稼いで、約16mmのフランジバックを伸ばすことに成功した、と考えるべきなのでしょう。

構成は4群5枚で、かのVade Mecumeによれば、「この5枚玉のレンズの美徳は中心部がとてもシャープなことだが、欠点は四隅や周辺が甘くなることである云々」とか書いてあります。

しかし、四隅が甘くなるとは言え、R-D1sでは面積比で6割5分程度した中心から使いませんから、まぁ、美味しいところだけ戴けるわけです。

ところで今回の改造は実はまだこの特異な焦点距離のお陰で、まだ距離計連動機能の設計は完了しているのですが、施工に至っておらず、試写も伴走機のS2の距離計頼みの非連動仕様でのものでした。

では、早速作例行ってみましょう。

まず一枚目。
小町通りの入口付近から数十メーター進むと、20本だかの骨を持つ傘を販売しているお店があります。
要は丈夫さといった実用性もさることながら、骨が多いことが特徴だった、江戸時代の和傘のテイストも活かしたデザイン性もセールスポイントにした商品のようです。
しかも、このお店のディスプレィ方法が物凄い、傘を満開にして地上高2メーター以上のところに天地真逆で並べてあるのです。
風が吹いたらどないなるんや!との無粋な突っ込みは無しです。
その背景の蔦の絡まるチャペルならぬ店舗建屋がイイ感じの対比だったので傘の文字に合わせて、背景をアウトフォーカスにして撮ったカット。
この時点で、既に渦巻きの傾向が出ていますが、発色は意外とあっさり気味で、同伴のプラナーとは対照的でした。

続いて二枚目。
いつもの撮影ポイントを次々こなし、小町通りのひとつのランドマーク、蔦の絡まるカフェレストランの前、人力車が縦列駐車して、車夫さん達が幸福の絶頂にあると思しき、いたいけな若いカップル達へのセールストークを繰り出しているポイントの手前まで来ました。

ここで、金属反射に対する耐フレア・ゴースト性のテストを行うこととしました。
人力車のフェンダーと幌の開閉金具のピカピカに磨き上げられたクロムメッキ金具にピンを置いて、遠景のカップルが完全なアウトフォーカスになるような配置でシャッター切ったのがこのカット。

フレアは殆ど認められず、しかも副次的な発見としては、幌の生地の黒がなかなか締まっていて好ましく、さすが、マウント加工前に一旦開けて、全エレメントへの雑巾掛けやった価値が有ったと思いました。

このカットでは背景のカップルはかろうじて男女の見分けが付くか付かないかほどに融けてしまっていますが、不思議とグルグルにはなっていません。

それから三枚目。
小町通りを鶴岡八幡方面に歩いて行くと、必ず忘れてはならない定点観測スポットがあります。
それが、このミニクーパーガレージです。
仲間と行っても、一人で行っても、必ず黙々とこの赤いボーイズレーサーの雄姿に向けてアングル変えシャッターを切るのです。
今回はこのカットでまさにこのおとなしめのレンズの面目躍如といった感を覚えました。
この赤の艶かしい発色、レンズの金具からフェンダーの峰にかけて合焦したため、ガレージの壁面からルーフキャリアにかけ薄っすらとアウトフォーカスになり、えも言われぬ立体感を醸し出しています。

まだまだの四枚目。
この往年のボーイズレーサーが惰眠を貪るガレージの横では朝顔が絢爛豪華に咲き誇っていました。
その有様を最近接である90cmで捉えてみました。
手前の花弁一個にピンが合い、それより後ろは全てアウトフォーカスになり、若干のグルグルになっていますが、それでも、緑の葉の中に薄紫の花弁がモザイク状に鏤められ、何か油彩のようなテイストのカットになったのではないかと思いました。

最後の五枚目。
小町通りの終点、鶴岡八幡宮前を走る大通りにぶつかる手前で引き返し、また面白そうなシーンに出会えばシャッターを切っていきます。

そこで、ちょうど、遅い午後の傾きかけた光線の下、今日のラストスパートでしょうか、車夫の青年がかなり熱く、小姐二人組への営業活動を行っていました。
車夫の青年、小姐達とはしょっちゅう撮らせて貰っているので、文句の出ようもないですが、交渉相手の小姐達にヘンな不安を与えてはいけないので、正面のおかっぱ小姐と目が合った時にカメラ構え、ニカッと笑いながら、アイコンタクトしたら、向こうもそのまま商談を続けたので、撮影了承と理解し、一番良さげな表情の時にシャッター切ったのがこの一枚。

シネレンズ並みのシャープさもN-FDほどの色の再現性も持ち合わせてはいませんが、何故か、とても懐かしく、撮った画がほっとさせるような描写を見せてくれたのではないでしょうか。

こんな面白い銘玉が電子湾内ではたった150ドルかそこら・・・一方、これが50mmで"猛毒キノコ"とも呼ばれるオリジナルライカマウントとなれば軽く7000~8000ドル。さて、ご注文はどっち!?

次回は攻守交替、秘宝館コレクションから何か見繕ってお届け致します。乞うご期待。

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  1. 2010/11/22(月) 04:00:00|
  2. その他Lマウント改造レンズ
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Someone finds tiny autumn~深大寺ツアー'10秋~

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【撮影データ】カメラ:R-D1s 露出 ISO200(1~5枚目)、ISO800(6枚目)、絞り優先AE 全コマ開放、レンズ:1~3枚目;Apo-Rodagon50mmf2.8改L39、4~6枚目;Gauss-Tachar32mmf2.3改M
さて、今宵のご紹介は、関係者のみ待ちに待っていた?とかいう極めてマイナーなイベントレポートです。
ロケはオール深大寺、毎年、秋のお蕎麦&撮影ツアーからの作例ご紹介です。

当日は、やや薄曇でしたが、定刻の11時過ぎには、メンバーは1名を除き全員集合、10名にも達する大所帯です。しかも、途中から2名合流され、しかも外国籍の方も2名参加という、極めて異例の撮影ツアーとなった次第。

これだけの数だと、「白い巨塔」の財前教授の回診じゃあるまいし、ぞろぞろ隊列をなして歩いていたら、思うように撮ることさえままならないので、何班かに別れ、途中、集合場所と時間だけ決めての自由行動タイムです。

我々の班は、あずセオリー通り、日中、陽の高い時間の方が彩度の高い画が撮れる神代植物園方面に出撃しました。
そして、このあと、深大寺城址、水生植物園と回る計画です。

まずは一枚目。
神代植物園の中は幾つかのゾーンに分かれていまして、まずは椿、さざんか園方面を回り、それぞれ工夫をこらした画を撮ったのち、紅葉が多いゾーンを抜け、芝生広場を目指しました。
その途中で見かけた、真っ赤な、まさに紅葉の見本そのものずばりの枝が有ったので、これを、アポクロマートレンズの性能を確かめれるためにも一枚頂き。
最近接での葉はマクロレンズも顔負けの精緻な描写ですが、遠景はキレイに融けて油彩のような抽象モチーフと化しています。しかし、中途半端に近い枝葉はシャープなレンズの副作用か、やや二線ボケ傾向です。

そして二枚目。芝生広場に入って、お目当てのバンパグラスとかいう昭和枯れススキの親玉みたいなのが群生しているゾーンを目指しました。
すると、同行のNさんが目敏く、いたいけな小々姐がシャボン玉アワーにうち興じているのを発見、親御さんの承諾を得て、一眼で連写しまくらちよ子状態です。

しかし、アングルが甘い・・・正面から色々高さや角度を変えて撮っていますが、シャボン玉アワーは、口から真っ直ぐ放出されそれから拡がるので、斜めから撮るのがセオリーなのです。そこですかさず、「拙者も御免仕る」と名乗りを上げ、プチ撮影会に参戦です。
その結果がこのカット。
シャボン玉の干渉色といい、いたいけな小々姐のさりげない表情といい、まさに美味しいところを戴いてしまった感アリでした。
一通り撮影を終え、親御さんにカメラマン2名のそれぞれのブログURL入り名刺をお渡しし、是非、ご覧戴ける様、抜け目なく、ヒット数向上対策も遂行してしまったのでした。

それから三枚目。
植物園から、水生植物園に移動するには、一旦ゲートを出ねばなりません。
そこで、また元来た道を辿り、深大寺門を目指して早足で歩いていたら、枯葉のカーペットの上で楽しげに遊ぶ乳幼児のお子さんとそれを幸せそうに眺めておられる若いご両親の姿が目に留まりました。

そこで、一枚撮らせて下さいね、とお願いし、初めは後ろ姿を撮ったのですが、ご両親に当ブログ名刺をお渡ししてお礼を述べ立ち去ろうとした刹那、親御さんが声を掛けたので、乳幼児のお子さんがこっちを振り返り、その瞬間、反射的にシャッターを切ったのがこの一枚。

ややピンが甘めではありますが、日本の秋を五感で楽しもうとする風雅な子供の雰囲気がなかなか良く捉えられているのではないでしょうか。

続いて四枚目。
まず深大寺城址に登り、通称「日立の樹」と呼ばれる巨木と、「外人墓地」と呼ばれる城の館の柱址を示す黒御影石もモチーフに何カットか撮っていたら、ちょうどレンズ交換した直後に、童子達が落ち葉だか木の実だかを袋に拾って、ベンチで戦果確認をしようとしているシーンが目に留まりました。

そこで、普段、千代田区内では絶対しないような、猛ダッシュで桜田クラブフェンス際の木陰のベンチを目指し、いたいけな童子達に「一枚写真撮らして♪」と声を掛けると、お姉ちゃんと思しき小々姐がにっこり笑って他の童子達の手を引いてベンチに座り、カメラ目線をくれるのですが、どうやら合流遅れの童子が一名居て、慌てて画面に飛び込んだところでシャッター切ったのがこの一枚。

そう、よく修学旅行の記念写真で、セルフタマーを過信して、ゆっくり隊列に戻ろうとして、急にパイロットランプの点滅が早くなって慌ててポーズ決めようとしたら、後ろ姿で慌てた姿のみ写っていた、というシ-ンを彷彿とさせるカットです。

ここでも、童子達にお礼を述べて立ち去ろうとしたら、親御さん達がちょっこし離れたところに居られることが判り、ここでもお礼を延べ、当ブログの名刺をお渡しした次第、営業?活動にも余念がありません・・・目指せ200ヒット/日!

まだまだの五枚目。
深大寺城址での撮影も無事終わり、水生植物園へと降りていきました。
園内を散策しながら、クランク状の木橋だの枯れた蓮の葉だのストイックな撮影を続けていたら、突如、素晴らしい被写体が現れました。
そう、家族連れの行楽客です。
しかも、水の中のガメラこと巨大野生化ミドリガメに喚声などあげ、イイ表情をしているではありませんか・・・
そこで、決死の柵乗り出し攻撃でこのシーンを激写、何とか思うようなカットを捉えました。

ここでは、さすがGauss-Tachar、背景は良く出来た印象派の油彩みたいに融けてしまっています。

最後の六枚目。
水生植物園を撮ったのち、15時に一行はいったん集合し、おやつ代わりの蕎麦をたぐりながら、戦果の中間報告タイムです。
小30分程度、寛いだ後、17時前の出発に向け、陽も沈み掛け、灯火の恋しい、門前の土産物屋&茶店街をスナップして歩きます。
はい、ここで定番スポットからのカットです。
これをワンカットでも載せないと深大寺に撮影に行った意味が無いので、深大寺窯横の「八起」さん店頭のいたいけな小姐のかいがいしく労働するシーンを数枚戴いたうちのワンカットです。
ホントは、蕎麦まんじゅうを一個買い求め、その取引上優位な立場を利用して、小姐店員さんにモデルになることを強要し、撮らせて貰った、独禁法抵触まがいのカットが有ったのですが、緊張のためか、ピンがやや甘だったので、ボツとしてこちらを採用した次第。

さて次回は工房作品からのご紹介となります。乞うご期待。

テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真

  1. 2010/11/21(日) 22:00:00|
  2. その他Lマウント改造レンズ
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浅草で撮った・遊んだ・語らった・・・そしてご馳走様でした(其の弐)

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【撮影データ】カメラ:EPSON R-D1s、IS200、 露出:+1/3、レンズ:Angeniuex35mmf2.5改M 全コマ開放
さて、土曜日アップ分では舞台裏を先にご開帳する形になってしまいましたが、本日はいよいよ大団円ということで、その撮影会の時に撮った二百数十枚の中で特に「これは!」と思ったもの・・・というか、「ブログに載せるんで、一枚撮らしてネ!」のノリで撮っちゃった行きがかり上、載せなければならない義務感が生じてしまったものが五点と、撮影に関し、どうやっても本(人)というか主要被写体の了解を取りつけようが無かったカット一点です。

レンズは軽い街撮り用のAngeniuex35mmf2.5改。これは一回、渡名喜島に持ち出したものの、日差しが強くて、なかなか性能を発揮しきれていなかったので、実質上、フランチャイズ同様の浅草界隈でのスナップで失地挽回を試みました。

このレンズ、今回、目にされた同行者の方々も多かったので、くどいようですが再度、仕様をご説明しますと、もともと家に何故かエクザクタマウントのAngeniuex35mmf2.5のタイプ違いでそれぞれ難アリが3本有って、、1本は、直進ヘリコイドで前玉に貝殻割れ、1本は、回転ヘリコイドながら、前玉傷多く、後ろ玉もやや曇り気味という「帯に短し襷に流し」状態、そしてもう1本は前・後玉とも傷だらけの直進ヘリコイドという状態でした。

このうち、一番最後のものが、比較的程度がまとものように思えたので、大久保のレンズレストア名人のところに修理をお願いし、マスターレンズがかしめてあって分解出来なかったということで、新品同様の前玉が付いた直進ヘリコイドの個体が返ってきました。

そこで、この前玉と、残り二本からマスター光学系、そして回転ヘリコイドを採取し組立て直し、その上で当工房お得意のライカマウント改造を施した次第です。

さて、前置きはこのくらいにして、作例のご紹介行きます。

まず一枚目。
会議室でのブリーフィングの後、10時半過ぎに出発した一行はほどなく第一目的地の雷門前に着きました。
すると、居ました居ました、江戸情緒たっぷりの無料モデルさん達が・・・
鎌倉でも浅草でも川越でも、車夫(婦)さん達、気前イイですねぇ。
今回も早速、ハナシを付けて、某麦酒社の派手派手ビルをバックに楽しく語らい合っている姿を演出して貰ったのです。
三人それぞれのユニフォームの赤の描写が微妙に異なっているのが判りますでしょうか。
後ボケも煩くなく、まずまずの表現です。
しかし、これだけ明るい空を背景にしたカットでもこれだけコントラスト高く写るということは、世間一般のAngeieuxの評判は、不当評価である、と言えなくもないのかも知れませんね。これ見て眠い写りだ、とか抜かす人は、まず本人が寝ぼけていると考えた方が良さそうです。

そして二枚目。
雷門の近く撮る時は必ず例の扇子屋さんにテスト撮影に行くのですが、今回、通りがかりに雷門のすぐ後ろに見慣れないブースが立てられ、若い元気そうな男女が談笑しているのが目に留まりました。
もはや、目が合ってしまった以上、モデルさんになって戴く申し出をしないワケにはいきません。
そこで、ブログに乗っける写真撮ってるんで、一枚お願いシマースとか、調子イイこと言って撮らせて貰ったのがこの一枚。
撮った後、お話しを伺ったら、何でも、今月13日(土)~21日(日)までスタンプラリーをやっている案内をしておられるそうで、なかなか面白そうでした。これを読んでてヒマと自負する読者各位におかれましては、是非お試しあれ。
1.5m前後での撮影でしたが、柔らかな描写と思いきや、お二人が掲げた印刷物の印字はかなり細かいところまでしっかり捉えているのがこのレンズのキャラを表しているのではないでしょうか。

続いて三枚目。
お二方にお礼を述べ、仲見世を歩いていたら、お、居ました居ました、格好のカモが・・・もといモデルさんが。
初めに声かけると、こういう兄弟は演技に走っちゃう可能性大なので、そっと近寄り、まずシャッター切ります。
それからおもむろに「キミ達面白いカッコしとるなぁ、フーテンの寅さんのモノマネかな?」とか声掛けると、「えー寅さんって何、そんなのしらねーよ、オヤジの趣味で買った帽子かぶってんの」とか答えてきますので、「へへへ、さっき一枚撮ったけど、気が付かなかったろー!?」「え、まじ、まじ、どんなんなったん、見して、見して!」と乗ってきます。
そこですかさずR-D1sの3大ギミック機能のひとつ、反転モニタを返して、撮ったばかりの画像を見せたら、まず、おーと驚き、次いで「なーんだ、カッコイイオレの顔全然写ってないぢゃん、おっさんの写真の腕、大したことないなぁ・・・」と罵詈雑言。少年よ、キミ達にスナップという芸術を理解するにはまだ20年ばかし早いようだ。

それから四枚目。
浅草寺境内に辿り着くと、定点観測地点のうちのひとつ、おみくじ売り場に向かいます。
しかし、今回はEPSONさんから支給されたタグを提げているので、いつもに増して大胆、勇気百倍です。
すかさず、おみくじの文意を読み解いている、カップルに声掛けて、結ぶところ撮らせて貰いますよ、と強談判。
向こうも気迫に押されたのか、こんな厚かましいことを要求する人間がよもや地球上に存在するとは夢にも思わなかったらしく、素直に言うことを聞いてくれました。
しかも図々しいことに、やれ目線がカメラを意識してるだの、カップルはもっとくっついて笑顔のひとつも浮かべて共同作業しないと、晴れの舞台のケーキカットで失敗するぞ、とか口からでまかせでダメ出ししてやっと三回目にOK出したのがこのカットです。
なかなか精緻な質感描写も、男の子の斜め後ろから射す日当たりも柔らかげで気に入った一枚になりました。
ただ、後ろはグズグズにボケてしまい、つのだじろうの恐怖新聞の何処かのカットを見たような思いです。

まだまだの五枚目
境内で思う存分撮ったので、ちょいと早いですが、お昼前の集合場所である、宝蔵門前をぶらつきました。
すると、当日のナビゲーター兼講師であらせられる三井先生が眼光鋭く、かなり長い望遠の玉で、眉目麗しく、スカートも短めな、小姐二人組みを遠巻きに激写しておられる。

先生が十分撮り終えて、満面の微笑みでモニターを確認しているのを横目に見て、広角と標準しか持ってこなかった小生は、足と口で稼ぐよりほかなく、恐らく関西あたりから出てきたであろう、この派手目の小姐達に「あっのぉ、すいません、この提灯バックに一枚撮らしてくれません? これでお二人はブログデビューですぜ♪」とか、一歩間違えば場末のナンパ師と間違えられかねないノリで話し掛けると、えーどうしよう、でも一杯有る提灯はヤダ、お寺の本堂バックに撮りたいと思ってんのよ・・・とか言ってたので、「へへへ、任せてください、シャッター押すくらいは10回でも百回でもタダです、ハィ、カメラ貸してね♪」とまず一名からカメラを受け取り、色々とポーズを決めさせ、ハィチーズ!と一枚、そしてもう一名からもカメラを受け取り、同じように雰囲気たっぷりに撮って上げたら、すっかり信用してくれて、「イイけど、ピント甘めに撮ってね」「いやいや、美しい人はより美しく、そうでない方もそれなりに・・・」などと考古学的コピーを駆使し、打ち解けた雰囲気の中で撮ったのがこの一枚です。
二人お揃いの白い衣装がフレアッぽくなっていますが、それでも質感は充分に伝えていますし、ホントはレフ板が欲しかったところですが、その場の楽しい雰囲気は伝わってくるのではないでしょうか。

最後の六枚目。
今回は、人物シリーズでお手軽に済ませる気だったんだろう・・・と勘繰った愛読者のアナタ、当工房ブログはそんな甘いモンぢゃありませんぜ。

浅草寺で思う存分、人物スナップなどを楽しんだ後、一行はいよいよ本日のメインイベント、屋形船遊びをするため、船着き場が在る駒形橋まで歩いて移動したというのは前回書いた通りですが、13時10分過ぎに出航した船が、揚げたての天麩羅に舌鼓を打つのにも飽きてきた頃、ちょうど2時過ぎあたりに向島の桜橋付近に停泊し、スカイツリーを船上で眺めていたら、突如、カモメの集団が飛来し、その大乱舞を目の当たりにすることとなったのです。

要は、餌付けされている大川の餓えたカモメさん達が、「ほ~ら、またカモがネギ背負ってやってきた、ちょっこしおちょくったれ!」と餌を播く船頭さんや窓越しにおっかなびっくり食べ残しの天麩羅なんかを与えるお客さん目当てに飛来したというのが真相のようです。

小生は深川住まいですから、カモメなんざ珍しくも何ともなかったのですが、いやはや、今回は正直驚きました。
こんな至近距離で餌を貰うためにホバリングするカモメの真剣?な表情、優雅ながらも意外に力強く羽ばたき、滑空するその雄姿。
また機会が有ったら、是非やってみたいと思った、楽しいひと時でした。
その触れ合いの中で、餌を貰った恩返しのつもりか、スカイツリーをバックに羽ばたく姿を見せてくれたのですが
、その中で何枚か奇跡的に上手く撮れたうちの一枚がこのカット。

Angenieuxで撮ったら、何故か建設中のスカイツリーがエッフェル塔に見え、純白のカモメがサモトラケのニケにダブッって見え、そして自分達はセーヌ河の上で漂っているような錯覚に囚われたのは、まさにこのレンズに秘められた魔力だったのかも知れません。

今回の感想としては、本当に居心地のイイ一日で、しかもRーD1sがここまで皆さんの注目を集めるとはとても嬉しく誇らしかったです。

三井先生、スタッフの皆さん、どうも有難うございました。
また機会が有りましたら、是非宜しくお願い致します。

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  1. 2010/11/15(月) 23:05:40|
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Eine Legende der Asymmetrie~C.Z. Planar35mmf3.5~

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【撮影データ】カメラ:NikonS2、フィルム:Kodak Ektar100、全コマ開放、ロケ地:鎌倉小町通り界隈
さて、もう冬本番ですが、弊工房ブログ愛読者各位におかれてはいかがお過ごしでしょうか?
今週は、攻守交替、附設秘宝館からのご開帳です。
実は、このレンズ、もう既にご紹介したものとばかり思い、ずっと放置されたままになっていたのですが、実は初見参だったということです。いやはや、なかなか整理が付かないもので・・・

今回のロケ地は鎌倉、この辺りには、某散策会諸氏と夏に行ったきりで、その後はずっとご無沙汰していましたので、土曜のお休みを活かして、電車乗り継ぎ、さっと撮りに出かけたという次第です。

作例の説明(個人的解釈???)に行く前、まずはレンズの氏素性をおさらい致しましょう。
この真鍮削り出しの重厚なレンズは、戦後、ContaxIIa、ContaxIIIa向けにCarlZeiss社が送り出した広角レンズで、一般的には35mmf2.8のBiogonの普及版などと言われています。製造は1950年代の前半と思われます。

しかし、そこそこの希少性も有って、中古市場では、ことによるとBiogon25mmf2.8より数万円高いことがままあります。

このレンズはその名の示す通り、4群5枚の非対称系、ツァイスの説明によれば、戦後のニュータイプの設計ということで、本来の4群6枚から、絞りを挟んだ前群は貼り合わせ面がなく、後群のみ貼り合わせが1群有る構成になっています。

確かにこれほど枚数を節約し、開放値もf3.5などという低感度フィルムの時代では使えるシチュエーションが限られたこのレンズは、枚数も多く、開放値もf2.8と半絞り明るいBiogonとの比較で、普及版とのレッテルを貼られたのもむべなるかなです。

しかし、スペックでは語れない素晴らしさがあるのです、このレンズには。
論より証拠、ここで作例のご紹介です。

まず一枚目。
2時半過ぎに鎌倉駅に着くと、何はともあれ、小町通りに向かいます。
ここには、色々なお店や色々な人々が行き交う、まさにストリートフォトグラファーにとっては、この上無い腕試しの場所なのです。
小町通りのゲートというか、道を跨ぐ頭上の看板みたいなものを通り過ぎると、すぐにお花屋さんが見えてきます。

このお花屋さんで、「お、月桃花ですか!? 本土ぢゃ珍しいですね・・・」などという会話を交わしたのち、鶴岡八幡宮方面に目を向けると、如何にも楽しそうで、また幸せ感を全身で表現しながら闊歩する、若いお父さんと娘さんの"カップル"が目の前を通り過ぎていきました。

おっしゃ、これ行こう☆ 近頃良いニュースも無い世の中、せめて幸せそうな画でもブログを通じて日本中に配信すれば、少しは世間も明るく出来るんぢゃないか!とか勝手な理屈をつけ、この二人の後を歩幅まで合わせ、格好のインターセプトポイントで切った一枚です。

このカットをご覧頂ければ、良く雰囲気が出ているのが判ると思いますが、そう、この二人は歩く際、足を上げるタイミングまで全く一緒なのです。

娘さんが大きくなってくると、オヤヂと一緒に歩くのはこっ恥ずかしい!とかなっちゃうことが多々有りますが、この寄り添って歩く、いかにも幸せそうな父娘さん達はいつまでも仲良く暮らして欲しいと思いました。
さすがにPlanarの開放だけあって、合焦部の二人の姿は3Dの如く浮き立って見えますね。

一方、f3.5と比較的暗めのレンズにつき、この被写体との距離では後のオフフォーカス部も殆どボケていないように見えます。

そして二枚目。
心の中で、有難う、お幸せに!と念じ、くだんの父娘さん達を見送り、いつもの定点観測ポイント、小町通りを横切って流れる唯一の川の橋のたもとまでやって来ました。
そこには、いつも通り、商売熱心な車夫さんたちがたむろしています。
橋の上から何カットか撮ってたら、なかなかお客が捉まらないのか、或いは単にカメラに興味が有っただけなのか判りませんが、この白地に黒文字の粋でいなせな兄さんが、「へぇーここからのカットって画になるんすねぇ、いつも立ってるのに気が付かなかったす・・・」などと満面の笑顔で語りかけてきてくれたので、しめた☆とばかりに、「宣伝になるから、一枚撮らせてくんない?後ろからちょっと見返ってるカットが欲しいの」と商売にもならない勝手なリクエスト。
それでも、気の良いこの車夫の兄さんはイヤな顔一つせず、相棒の赤にも協力を呼びかけ、こんなカットを撮らせてくれたワケです。
デジではないので、どんな具合に撮れたのか、その場で見せて上げられなかったのはちょっと残念でしたが、この気の良い青年達の醸し出す雰囲気は良く捉えているのではないかと思います。
柳の枝葉がちょうど前のオフフォーカスに入っていますが、全くナチュラルで気にならないボケ方だと思います。

それから三枚目。
お兄さん達に「ハィOKです!有難うございました」と大きな声で礼を述べ立ち去ると、向こうも「有難うございました、お気をつけて」と声を揃え返してくれたので、とても良い気分になり、また小町通りを進みます。
すると、居ました、居ました、格好のモデルさんが。

そう、おばあちゃんとお孫さんが、交差点に在るお煎餅屋さんの前で買ったばかりの焼き立てせんべいをちょうど食べ始めたのです。

まず、お孫さんの方を見たら目が合ったので、ニコリと笑い、つかつか歩みより、おばあちゃんの方に「あの、ブログに載せる写真撮ってるんですが、お煎餅食べてるとこ、一枚撮らせて貰ってイイですか?」と声をかけたら一発快諾。

すっかりしっかり、お孫さんの目線も頂き、観光PR写真のいっちょう上がりです。

そしてこのレンズの面白いところは、結構、被写界深度が深いので、後ろの人々の仕草、表情が良く判るのです。

特に後ろで、ぐにゃりとした格好で携帯で話しをしているおぢさんの表情が名脇役になったのではないかと思います。

まだまだの四枚目。
このまた幸せそうなお二人にも丁寧に礼を述べ、再び小町通りを鶴岡八幡宮方面へと歩いていきます。
すると、いかにもツァイスのレンズテストに使ってくれぃとばかり、赤を基調とした店頭ディスプレィのお店が目に留まりました。

みたらし団子を店頭で焼いて売っているお店が在ったのです。
ここで、お店のディスプレィ越しに空を入れて八幡宮の森の緑を入れたカットを撮ろうと企んだのです。
ところが、ファインダを覗いて人の流れが途絶えるのを待っていたら、嬉しい誤算が・・・

そう、スキンヘッドの白人中年男性が歩いてきたのです。
こんな格好のシチュエーションは無い!とばかり、シャッターを切ったのがこの一枚。
さすがに1mそこそこの被写体に合焦したら、その背後3m強の辺りを歩く人物はボケてしまいましたが、これはこれで、後ボケも極めて美しく自然にボケるという結果が判ったので良しとしました。

おしまいの五枚目。
小町通りを奥まで進み、主な撮影スポットを一通り全て撮ってしまったので、また駅方面へと引き返します。
良く考えてみれば、3時過ぎていたのにまだランチを食べていませんでした。

歩きながら、どこか適当なところで、名物しらす釜揚げ丼でも頂こう、とかそわそわしながら歩いていたら、おっ、またまた居ました格好の被写体が。

先ほどのみたらし団子とは別のお菓子屋さんの店頭で、ちょうどお母さんと坊やがお団子を買い求めようとする瞬間に居合わせたのです。

「あー、済みません、一枚撮らせて貰いますよ」とお店の人でなく、お母さんでなく声を掛けたら、お店の人が、ハィどうぞ、と返してくれたので、一連の動作の中で一番画になりそうな瞬間を狙ってレリーズ。それがこのカットです。

さすがにお店のおぢさんは撮影の承諾してしまったので、かなり表情を意識してくれてましたが、お客さんのお母さんと坊やの表情までは撮れませんでした。残念。

さて、来週は、たぶん、某散策会の諸氏と今年最後になるであろう最大イベントの深大寺撮影ツアーからのハイライトシーンご紹介となります。乞うご期待。

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  1. 2010/11/14(日) 22:00:00|
  2. 深川秘宝館
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浅草で撮った・遊んだ・語らった・・・そしてご馳走様でした(其の壱)

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【撮影データ】カメラ:EPSON R-D1s 絞り優先AE ISO200 露出+1/3 全コマ開放、レンズ:1、4、5枚目;Angeniuex35mmf2.5改M、2、3枚目;Baltar25mmf2.3改M
さて、明日の定常更新に先駆け、今日はイベントへのご招待が有ったので、その様子をレポート致します。今回は舞台裏編、そして来週の月曜か火曜に撮った作例をアップすることと致します。

今日のイベントというのは、EPSONさんが写真の普及活動の一環として行っておられる、「写真大好きブロガーさんご招待フォトイベント~東京下町ふぉと散歩クルーズ」という企画でした。

場所は浅草田原町のとある雑居ビルの二階会議室、朝9時45分を前に自慢のカメラを提げた老若男女が続々と集まってきました。
そう、この会議室に一旦集合し、本日の講師を勤められる「三井公一先生」のレクチャを受け、ここに集まった、全国?のブロガーが思い思いのカメラを持って、浅草の街を練り歩いて、傑作をモノにしよう、という企画なのです。

会場に入って、控えめに一番後ろの席にそぉっと目立たないように座っていたのですが、提げてたカメラがカメラなんで、目敏いスタッフの方々が次々集まって来られました。

製造・販売しておられる会社の方でも、このR-D1sを実際使っている人間を目にするのは珍しいらしく、ずいぶんと開始前にも、イベント中にも写真を撮って頂きました。ま、レンズもレンズでしたが・・・

10時になり、いよいよ三井先生の作例を交えた撮影ポイント説明、スナップの奥義などのレクチャが始まります。
【画像一枚目】
なかなか軽妙で洒脱なトークに参加者一同引き込まれてしまいました。

会場から出て、雷門前経由、仲見世を練り歩き、皆思い思いのカットを撮影しながら、暫定集結地の浅草寺宝蔵門を目指します。

浅草寺についてから、12時半近くまで散開して、それぞれスナップに励み、また境内で集合して、本日のメインイベントたる屋形船の桟橋の有る、駒形橋方面に仲見世経由そぞろ歩きです。

しかし、自分も含め面白い、と思ったのが、歩きながら、視界が広がり、スカイツリーが見えるところに出ると、誰とはなしにスカイツリーのミニ撮影会が始まってしまい、なかなか進まないのです。

途中、吾妻橋で一旦撮影時間を撮り、あの世界中に有名な某麦酒社の派手派手ビルを入れて成長途上のスカイツリーを撮ってみたり、思いつめた表情で大川を行き交う水上バス、屋形船、艀などを撮ったり、皆さん思い思いアウトドアでの撮影の醍醐味をエンジョイしたようです。

そして、船の出発時間の13時10分に「あみ清」さんの桟橋に到着し、船の用意を待ちました。
出航の用意が出来、船頭のおじさんが乗船の手伝いをするため、桟橋方面に歩いてきました。
【画像二枚目】
揺れる船上で一日の殆どの時間を過ごすだけあって、歩き方というか足腰の捌きは、そこらの若いもんでもなかなか真似出来ない敏捷さを秘めていたようです。

船が出港すると、お酒抜きではありますが、ウーロン茶での宴席の始まり始まりです。
実は、ご招待状には、「船上で弁当支給」って書いてあったので、あまり期待していなかったのですが、乗船してびっくらしまくら千代子さん・・・
中華風の料理は有るわ、煮物系は有るわ、ちらし寿司みたいなモノは有るわ、しかも、てんぷらを次から次へと揚げて、小姐が席まで持って来てくれるぢゃあーりませんか。
【画像三枚目】
野菜天にイカ天、海老天、そして揚げたばかりの穴子とハゼが旨かったですねぇ・・・
しかし、お料理のサーブされるタイミングとスカイツリーが良く見える、或いはカモメの水兵さんの閲兵式が重なっちゃうのは、食欲と寫欲のせめぎ合いで結構困りましたがな・・・

お食事が一段落したころ、船は向島沖の桜橋付近に停留します。
そこで、エサを播くかして、カモメを呼び寄せたのです。
一羽二羽なら、「カモメの水兵さ~ん♪ 並んだ水兵さ~ん♪」などと上機嫌で鼻歌のひとつも出ましょうが、エサを播くと物凄い・・・

オマエらホントカモメかよ!?白くペイント済みのトンビかなんかぢゃね、ホントはさ!!とか文句のひとつも言いたくなるようなアタックぶりです。
【画像四枚目】
EPSONさんのイベントスタッフの方々が必死にカメラを構えてこの獰猛な雑食猛禽類の勇姿を捉えようとしている様が、何故か昔のインベーダーゲームの地上砲台とラップして見えて思わず笑ってしまいそうになりました、ごめんなさい。

楽しい屋形船クルーズも2時40分で終わり、桟橋に着いてから、今日撮影した結果をプリントして遊ぶため、また朝の雑居ビルの会議室に戻りました。

するとどうでしょう。な、何と太っ腹なことに参加者一名につき一台、最新型と思われるプリンタが席に据えつけてあるではないですか・・・
しかも、ふんだんに紙も置かれてある。
よくよく見てみれば、"EPSON 903A"と書かれた漆黒の精悍なプリンタでスキャナも付いているし、ずいぶん立派なもんです。
【画像五枚目】
これで2時間近く遊び倒してイイとは、EPSONさん、さすが太っ腹!!
でも、こんなに色々なサイズの紙を沢山支給されても、どーせ使い切れるわけないよなぁ・・・とかタカを括っていたのですが、L、ハガキ、そしてA4、合計で数十枚有ったのですが、17時までに全部使いきってしまったのです。
う~ん、家庭用プリンタがこんな早くなったとは、目からウロコ状態でした。
しかも、光沢用紙使えば、お店プリントと遜色ないし・・・

EPSONさん、何から何まで有難うございました。写真好きのスタッフの方ばかりでとても居心地良かったですよ。


さて、次回は本日の作品ハイライト編を紹介致します。

テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/11/13(土) 23:54:06|
  2. 街撮り写真
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A British excellence confront Japanese tradition~Dalmac50mmf3.5 mod.S~

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【撮影データ】カメラ:R-D1S 絞り優先AE 露出 +1/3 ISO 400 ロケ地;深大寺近傍
早いもので既に11月、あと幾つ寝ればお正月♪の射程圏内に入って参りました。
しかし、その師走前の霜月には必ず行かなければならないイベントがあります。
そう、知る人ぞ知る"深大寺撮影ツアー"なのです。
ただ、今回はその下見に行って、先のVictar50mmf3.5改L39と同時テストを行った成果なので、まだ本番はもうちょい先です。

さて、今回のレンズは、英国Dallmeyer社の誇る銘汎用レンズ Dalmac50mmf3.5の弐号機です。
このレンズはなかなか面白い構成になってまして、しょせん開放でしか撮らない小生にはあまり関係ないのですが、絞りが前玉の真後ろについているタイプで、要はぱっと見、Elmarタイプなのです。

しかしながら、不思議なのは、3群4枚、一番後ろが貼り合わせのテッサー派生型であれば、普通フランジバックがもっとずっと長くなる筈なのですが、これはかなり短く、ニコンSにしても、コンタックスCXマウントにしても、マウントの口縁から4mm程度しか前に出ないので、焦点距離とフランジバックとの関係で見ると、主点が1枚目の真後ろ、即ちちょうど絞りのところが50mmくらいになるのです。

特徴は前にも述べましたが、オール真鍮の削り出し、黒艶消しエナメルの焼付け塗装の重い鏡胴には30mmちょっとの細いネジが後端に切られています。エレメント自体は弗化マグネシウムの淡いブルー単層コート、ここだけ捉えれば、ふんわかとした時代めいた、先のVictarと老いの道行きみたいな写りが想像されますが、実写結果はさにあらず・・・

ということで早速作例行ってみましょう。

まずは一枚目。
Victar50mmf2.3改L39で一通り撮り終えてから、レンズをマウントカプラーごとつけ変えてのテスト撮影開始です。
この時点では既に陽がだいぶ傾いて、歴史がかった風景の撮影には丁度良い光線加減となりました。
そこで、いつも最低ワンカットは撮らせて戴いている深大寺窯の前での一枚です。
ちょうど、ほうずき越しに秋の夕陽が映え、背景が暗いモチーフだったこともあって、画面構成的には満足行くカットとなりました。
しかし、この描写が60年近く前に製造され、ロンドンの写真用品問屋の倉庫にずっと眠っていて、それが目覚めてすぐの一枚って信じられますか?

そして二枚目。
ゲゲゲ効果でお客さん倍増、西宮神社ぢゃあるまいし、ホクホク恵比寿顔のお嬢さんの笑顔をまたまた激写です。
ここのカットでも人工光と自然光のミックスでしかも光源のかなり近くの清潔感溢れる白い手拭いの姉さん被りですから、大フレア大会になるかと思いきや、最新のレンズとほぼ遜色ない描写で、しかも、ライティングの位置の関係で輪郭が強調されているだけあって、立体感の際立つ描写となったと思います。
後ボケも極めてお行儀が良く、解像力を除けば、同時代のシネレンズとも拮抗し得る性能を持つことを窺わせます。

それから三枚目。
閉園前にまたしても神代植物公園水生園に向かいます。
ここでは、かろうじて田んぼの畦に彼岸花が咲いていました。
そこで空の残照を受け光る水面を背景に彼岸花を写してみました。
その結果はこの通り、逆光に近い条件にも関わらず、かなりハイコントラストでシャープな写り、黙っておれば、クラシックレンズで撮ったとは誰も気付かないでしょう。
ましてや、デジタルでは、CCD撮像面との入射光のリバンドでコントラストは若干落ちると考えるのが妥当でしょうから、お馴染みのEKTARフィルムで撮った画の凄絶さは想像するに余ると思います。

まだまだの四枚目。
やっとここで、クラシックレンズらしいクセが出ました。
それは、また深大寺城址に登ると、塞堤上からいたいけな小姐が奇声を発し駆け降りてきたので、とっさにピンを合わせシャター切った一枚だったのですが、被写界に反射し射し込んだ太陽光は計算外だったため、画面右上に丸い光輪が薄っすらゴーストとして写り込んでしまったのです。
これが、やっと60年近く昔のモノコートのレンズだという自己主張をした一枚なのではないでしょうか。
このレンズ、生れ落ちた時は、デジタルなどという海のものとも山のものとも判らないような撮像機の眼として、風景を捉えるとは夢にも思ってはいなかったでしょうし。

最後の五枚目。
Victarのテストをした時に居た、イイカンジの大人のカップルはこの時点では既に店仕舞いしたか見当たりませんでしたが、このフィールドアスレチックマニアみたいな小姐が家族とマターリとした時間を過ごしていたので、木陰のベンチ越しに一枚頂きました。
ここでは家族にピンを置いていますが、前ボケとなるベンチも、斜めの陽光が当たり光っている葉もかなりキレイなボケとなっていて、驚いてしまいました。

今回の感想としては、まさにDallmeyer侮りがたし。実力からすれば、3群4枚のテッサー型の範疇を遥かに超え、ゾナーや、良く出来たクセノター型、或いはWガウス型とも比肩し得る総合性能だと思いました。

実はもう一本、工房の防湿庫にはこの兄弟が眠っていますので、今度はL39マウントで改造してみたいと思いました。
これで3本のレンズヘッドはCX、S、L39と世界の三大宗教ならぬ、世界のノンライツRF三大マウントを制覇することになるのです。

さて、次週はまた工房附設秘宝館から何かご紹介致しましょう。それにしても次から次へと良く出てくること・・・汗
  1. 2010/11/07(日) 22:00:00|
  2. Sマウント改造レンズ
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CMタイム~ファン感謝デーもといGr.写真展のお報せ~

案内ハガキ案1
裏案2j

当ブログ愛読者の皆さん、今度、新しいグループを結成したので、その旗揚げに一発写真展やろうってことになりました。
会期は今月の22日(月)から同28日(日)まで、但し水曜はギャラリーの定休日です。
時間は午後1時から宵の口の7時までやってますんで、会社帰りにいかがでしょう。
もちろん、お代はタダ、ギャラリーは今流行りのグランメゾンスタイル、早い話が路地裏の一軒家丸々一階を貸しギャラリーにしちゃってるという、マターリとした雰囲気が売り物の会場です。
なお、23日(火)の祝日には、夕刻、何らかのファン感謝デーのイベントが有ると思いますが、そこはそれ、来てのお楽しみということで・・・
以上CMタイムでした。

テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/11/02(火) 23:29:20|
  2. CMタイム
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プロフィール

charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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