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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

潮来花嫁さんは~♪ 2013

さて、今宵のご紹介は、工房新作秘密兵器の紹介というより、活躍ぶりからご紹介することにして、毎年お邪魔している、「潮来あやめ祭り」での実戦テストでの実写結果をアップ致します。
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まず一枚目のカットですが、会場中央付近の木陰のベンチで浴衣を着て親御さんと一緒に寛いでいた極小姐のお姿です。
声をお掛けしたら、快く撮影に応じて戴き、しかも、ステージママよろしく、お子さんに、やれカメラの方向いてネ♪とか、ハィ笑ってネ♪とか、まさに至れり尽くせりのご協力ぶりで、ご好意に甘えて持参した機材2台で撮らせて戴きました。
で、このカットは独断と偏見で選んだ、X-Pro1+CanonFL58mmf1.2というこのところのお気に入りコンビでの開放撮影です。
木陰とは云え、浴衣も幼子の白い肌もかなり照り返していますが、鑑賞を害するようなフレアは殆ど認められません。
保護者の方、もしこのブログなられておりましたら、メール戴ければ、ほんのお礼代わりにもう一台で撮った二枚とも、お店プリント可能な画像ファイルでお送り致します。

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二枚目のカットはお子さん連れのご家族にお礼を述べ別れ、14時から「花嫁舟」が出航する埠頭の様子を確かめに云って、水の都、深川では100年近く前に絶滅したとも言われている和船「ザッパ舟」が数隻舫いてあったので、嬉しくなって背景の太鼓橋を入れて撮ってみたもの。
機材はEOS50D+Rokkor58mmf1.4改EFの絞り優先での開放撮影です。
実はEOS50Dは当日が初陣で工場出荷ままのパラメータなので、お気に入りのEOS20Dよりも何故か描写がぎこちないカンジがするのはやむなしかもしれません。(このブログ書きながら直しましたが・・・苦笑)

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三枚目のカットは「あやめ祭り」に来て、本来主役である筈の可憐な植物の咲き誇る姿を撮らずして何の写真ブログたるや!との思いから、早速、Rokkor58mmから、去年の反省を踏まえ「花嫁舟」対策に導入した中望遠「Karenar135mmf2.8」で撮った画です。

実はこのレンズ、金曜日の新宿中古カメラ店巡回の際、良くある、レジ横の見切り品コーナーみたいなところに置き去りにされていて、誰にも顧みられることがなかったのですが、エレメントは傷もカビもなし、鏡胴も少し使った形跡を残すのみで、ただプリセット絞りが開放ままということで、捨値で叩き売られていたということでした。

ダメ元で買ってきて、夜の2時過ぎまで修理して、翌朝、EOS50と初陣同志でコンビを組んだ結果がこれです。

元が古いM42でf2.8の開放を誇るため、若干の口径食はやむを得ないですが、この描写、まさにレンズの恩返しではないかと思いました。

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四枚目のカットは、この手のイベントには必ずつきものの、「潮来あやめ娘」の"チームA"の艶やかなお姿です。
機材はX-Pro1+CanonFL58mmf1.2の絞り優先AEでの開放撮影です。
ピーカンの下、フードも無しで50年近く前の国産レンズがここまでの性能を発揮するとは、夢にも思いませんでした。
尤も、別のもっとマニアックで生半可な気持ちで覗いてはイケナイとの下馬評もある別の掲示板で、夕暮に江ノ島で撮影した白人カップルのカットを掲載した翌日に新宿の中古カメラ店じゅうのFLのf1.2計4本全てが姿を消した、という事実があるだけに、或る程度の性能は予測していましたが・・・
因みに「チームA」という所属は工房主が勝手につけたもので、程なく、もう一組の3人組とチェンジしたので、最初に遭遇した組を便宜上「チームA」と呼んだに過ぎません(笑)

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五枚目のカットは太鼓橋に登って、上から会場俯瞰図でも撮ろうかいな・・・と思った矢先、橋のたもとでドンヂャラほィ♪てなカンジでおばぁがいたいけな極小姐にカップ麺のような、具沢山のカップ味噌汁のような不可思議な食事を与えているのが目に留まったので猛ダッシュで駆け寄り頼んで撮らせて戴いたカットです。
機材はEOS50D+Karenar135mmf2.8の絞り優先AEでの開放撮影です。
ハィ、こっち見て笑ってね♪とか云ったら、私は撮らないでね、と云ったおばぁが、「あれまぁ、この子ったら、カメラ目線で、まぁ食事してるとこの写真にぁならんね」とか素直な感想を述べられておりました。

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六枚目のカットはそろそろ花嫁舟の出航時刻も近づいてきたので、再度、埠頭を点検しに行った時、たまたま見掛けた「娘船頭」さんと、ベテランの初老船頭さんとの交歓の図です。
機材は同じくEOS50D+Karenar135mmf2.8の絞り優先AEでの開放撮影です。
この素朴で健康美に溢れる「娘船頭」さん、別のマニアックな掲示板サイトに斜め後ろからのカットを上げたら、某東北地方の裕福な独身男性が見初めたようですから、案外、「娘船頭」転じて「潮来花嫁」となり、北前船で奥羽地方へ輿入れする日も近いかも知れません(笑)

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七枚目のカットは、やっと主役登場「潮来花嫁」さんの登場の姿です。
BGMは勿論「潮来花嫁さんは、潮来花嫁さんは、舟で行く~♪」で、前後を行くご両親もこのBGMに合わせて流される、プロのナレータによる、「花嫁さんのこの日への思い」の朗読にホロリとしていたようです。
機材はまたしてもEOS50D+Karenar135mmf2.8の絞り優先AEでの開放撮影です。
去年は40mmより短い玉しか持って来なかったのですが、やはり今回はKarenarの恩返しか、とても良いものを見せて貰いました。
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八枚目のカットですが、いよいよ乗船、そして前川を大利根に向かって漕ぎ進む、花嫁舟の勇姿を河岸から撮らえたものです。
機材はここぞとばかりのEOS50D+Karenar135mmf2.8の絞り優先AEでの開放撮影です。
いつも常用する50mm以下の玉では、こういう動体も余裕を持ってピント、構図、或いは露出補正まで出来るのですが、今回の花嫁舟ではまさに舟が主体で舟が進む河岸の風景を撮るわけではないので、かなり気合いを入れて撮りました。
が・・・よくよく考えてみれば、EOS50DはM8やX-Pro1などとは較べものにならない連写機能、オートブラケッティング機能が有ったワケですから、それを使えば、いかな初体験の135mmf2.8のMFでも、労せずして良い画が撮れた筈でした(苦笑)

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九枚目のカットは、無事、利根川に出て、花婿さんとの遭遇箇所まで無事辿り着いた花嫁舟を見てから、観客一同、やれやれとか、イイ結婚式だったね!!とか好き勝手なことを云いながら三々五々に堤防から戻る途中、なかなかイケてる親子連れ?の方が視界に入りまして、しかも撮影の好都合なあやめ畑の中の浮橋の上を歩き出していたので、卒爾ながら、と声をお掛けして一枚撮らせて戴いたもの。
機材はX-Pro1+CanonFL58mmf1.2の絞り優先AEでの開放撮影。
因みにお二方の関係をお伺いしなかったので、お母さんと娘さんなのか、お姉さんなのか、良く判ってません(笑)
もしこのブログご覧戴いておりましたら、メールでも戴ければ、お約束どおり、ほんのお礼代わりにお店プリント出来るよう画像ファイルをお送りしますので、どうぞご遠慮なく。

今回の感想としては、やっぱり、太平洋側の茨城、千葉の方々は陽気で気さくでイイなぁ・・・何故か黒潮の繋がりか、台湾の親切な人達を思い出してしましました。これから夏~秋とお祭りお邪魔しますよ~!!

さて、来週の予定は、やっぱ工房の秘密兵器?ですね、これ行きましょう♪ ということで、乞うご期待。

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  1. 2013/05/26(日) 19:58:44|
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可以拍照嗎?Returns!~台湾熱撮ツアー③~

さて今宵のアップは予告通り、台湾ツアー'13春からのご紹介で、三週目、台北北部の港町「淡水」からのカットとなります。

実はこの日が一番濃厚で、朝、雙連駅近くの露店マーケットに寄ってから、MRTに乗ってお昼前に「淡水駅」着いたのですが、そもそも夕陽がキレイとの触れ込みだったので、まさに「撃ちてし止まん」の精神で、とにかく、路地裏から陽の当たる河岸の散歩道まで撮って、撮って撮りまくる、ということで、当日はM8と伴走機のX-Pro1合計で軽く500カット以上撮っていました。

しかも・・・自画自賛との謗りを受けるとしても、今回の「淡水」での出来はかなり自分でも満足行くレベルのもので、M8とX-Pro1で撮った画から人物中心に載せたいカットをピックアップしたら、30カットは優に超えてしまったので、心を鬼にして、M8でのものだけに厳選し、そこから、このFC2のブログに掲載出来る最大数を選び直したということです。

本当に、快くモデルになって頂いた現地の老若男女各位には申し訳ないとは思いますが、X-Pro1での撮影分丸々とM8での数点は今回は掲載見送りとしました。

でも、この心理的な借りは、またそう遠くないうちにこの「心優しき島」へ舞い戻って、渾身のカットを撮りまくり、ここのブログ等で島のPRを行うことでお返ししたいと思っています。

ということで、台湾からの最終回、「淡水」編、全カットM8+Elmarit21mmf2.8の絞り優先AEでの開放撮影でお送り致します。

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まず一枚目のカットです。

お昼前にMRT「淡水站」につき、とにかく、人の多そうなところにはシャッターチャンスが転がっている、との信念から、まずは大通りに出て、河口方面を目指して歩き始めました。

すると、駅前の通りに街路樹の目的でか植えられたガヂュマルの樹の根元に妖精「キジムナー」みたいな雰囲気のいたいけな極小姐が居て、目が合ったらにっこりと笑ってくれたので、すぐ傍らに控えるオモニに「こんにちは、写真撮っても宜しいか?と広東訛りの中国語で聞いてみたら、あにはからんやまたしても満面の笑顔で「好 是!」とのお返事を戴いたので、それではと21mmでかなり寄って撮ったもの。

初対面のおっさんがかなり至近距離に寄ってカメラなんか向けたもんだから、どうして良いか戸惑い、ちょっと硬い表情なのがとても牧歌的で可愛らしく思えました。

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二枚目のカットは、当てどなく徘徊しているうちに彷徨い込んだ市場の中で見かけた肉屋さん一家のやんちゃ坊主の勇姿?です。

大きな通り沿いにそのまま河岸の遊歩道兼お祭り広場みたいなところにストレートに出てしまっては面白くないので、人々の生活臭の滲み出る通りに彷徨い込んでみることにしたのです。

すると、裏通りの更に側道のような小路にアメ横とか築地場外で見慣れたアジアの典型的市場が有って、そこには河口近くなので魚介類は言わずもがな、肉、蔬菜、その他生活用品の個人商店がところ狭しと軒を並べており、えも云われぬイイ雰囲気を醸し出していました。

ここでも、坊主と目が合ったので、手前のアヂュモニに「こんにちは 写真撮ってもイイ?」とか声掛けてみたら、よほど嬉しかったのか、坊主中心に一家を挙げての滑稽な表情と演技で香港の喜劇映画みたいなカットになってしまったのが面白かったです。名づけて「喜劇駅前市場」

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三枚目のカットはやはり「喜劇駅前市場」からほど近い個人商店の店先でアヂュモニがお孫さんと思しき極小童子を抱っこし、子守と店番の完全兼業体制やってたのを目敏く見つけ、またしても広東ママリの中国語で挨拶がてら、写真撮ってもイイ?と聞いてみたところ、またしても「ほーら、写真撮ってくれるんだってよ、おぢちゃんの方見て笑って」というような趣旨のことを言い含め、こっち向けてくれた瞬間を撮ったものです。
まぁ、市場はアジアであれば、どこでもこんなもんでしょうけど、背後に天井から吊るされたと思しき、紅、橙、ピンクの派手な買い物用ビニール袋がイイ味出してるな、と思った次第。

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四枚目のカットは迷宮のような市場の小路を抜け、河岸の遊歩道とほぼ平行している目抜き通りに面したローカルフードレストランで名物の「魚丸湯」と「川海老炒飯」を戴いてから、河岸の遊歩道でロックオンした地元の女子大生3名様のお姿です。

まぁ、若い人達は英語で話し掛けて、ちょいと時候の挨拶なんざしてから、おもむろにここらで皆で一枚撮らしてよ♪てなカンジでやると、え~撮ってくれるの、マヂ~!?てなノリで戸惑う素振りを見せながら、カメラを構えて、ハィ、シャッター切るから、拙者の方見て、カレシの愛の告白受けた時みたいな目一杯のスマイル頂戴ね☆とか指示飛ばすと、ホレこの通りです。台湾小姐恐るべし!です、でもこういう成り行き、正直云って、大好きです。

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五枚目のカットは暫し、対岸を眺め風に吹かれた河岸で、長い黒髪を風になびかせた若い母親が乳母車をおしながら工房主の視線を横切った時、目が合い、笑顔を浮かべて通り過ぎて行ったので、そのまま、光を読んで、黒髪が風になびく後姿のシルエットを一枚戴いたもの。
ふだんのM8だこういう輝度差の大きい構図だと、大ハズレを量産しがちですが、この初代Elmarit21mmf2.8との連繋プレーでは6ビットコードの助けを借りずとも、心地好い露出レベルを導き出したようでした。

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六枚目のカットは「淡水」屈指の観光資産、「紅毛城」の定番カット?大砲と煉瓦館です。何故か、こんなカット、香港の総督府跡の観光施設でも、釜山の砲台跡でも撮った記憶があるのですが、画になり易いのかも知れません。
Elmaritは開放から適度にシャープで、素晴らしいカラーバランスで、M8があたかも関西系の電機メーカーが出している万人受けのコンパデジになってしまったかのような艶やかな写りを見せてくれました。

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七枚目のカットは「紅毛城」から降りて次なる観光スポット、カソリック教会の古建築を訪れる際、小路を歩いていたら、先の税関長官屋敷跡で借景結婚写真を撮っていたカップル数組のうち、青いドレスを着た組が車でやって来て、教会の望める小路を歩きながら撮影しているのを通りすがりざまに抜き打ちで撮った一枚です。
この日は大安吉日でもあったのでしょうか、「紅毛城」で三組、税関長官屋敷跡でこの青ドレスを含め二組も遭遇し、そのたびに何故か、自分まで晴れがましいキブンになり、心の底から「末永くお幸せに!」と祈りのエールを送らずにはおられませんでした。

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八枚目のカットは河岸の埠頭からフェリーに乗ってついた対岸の町、「八里」の河岸散策中に見つけた、対岸、即ち「淡水」に向かう桟橋の姿です。

ホントは薄着の美小姐でも桟橋の真ん中でニッコリとしてたら、写真としては100点満点の出来なのでしょうが、さすがに河岸の遊歩道を通り過ぎて行く小姐を桟橋まで引っ張ってて、個人撮影会を行う度胸はありませんでした。

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九枚目のカットは遊歩道の終端まで辿り着き、また埠頭までの道を戻ろうと歩いていたら、チリンチリン♪とベルを鳴らし通り過ぎようとした自転車が居たので振り向いてみたら、なかなかの美形コンビだったので、少し先の渋滞ポイントでキャッチアップし、英語で一枚撮らしてくれよ☆と頼んで、またしても快諾戴いたので、それでは♪と一枚戴いたもの。

鬱蒼としたガジュマルの中の遊歩道みたいなところのちょうど光が背後から売店の屋根越しに射すというかなりシビアな撮影状態でしたが、画像処理ソフトで少々ブライトネスを上げただけで、このように鑑賞に堪える?カットになった次第です。

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十枚目のカットは自転車二人乗りの女子大生と別れてから、河岸の遊歩道の開けた辺りを散策していたら、砂浜に賢そうなノラ公が散歩?していたので、口笛なんか吹いて呼んでみたら、或る程度迄は接近して来たので、背景を調整しながら一枚撮ったもの。
このカット、ちょっと見では標準で撮ったのかとも思えるような雰囲気ですが、左手々前方向への河岸の石や貝殻の描写など、シャープな結像が醸し出す臨場感とは別の不可思議な空間構成を見せてくれています。

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十一枚目のカットは「八里」の渡し舟埠頭近傍に在る、漁船溜まりの風景を21mmのレンズの威力を試すため撮ってみたものです。

肉眼で見ると、岸から程近い辺りに普通に漁船が何隻か舫われていて、遠景には「淡水」市街の外れ、「フィッシャーマンズウォーフ」とか云われるエリアが見えるだけなのですが、このElmaritの力を借りると、絵画のように不思議な空間の広がりで以て描写されてしまいます。

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十二枚目のカットは、日も暮れ、そろそろ、雨も降って来ようかという頃合いにMRTの駅に戻ろうする途中、昼に通った目抜き通りを再び通り過ぎる際、このアジアの活気そのものを何とか写し撮ろうと思って、道の真ん中に佇み、ちょうど良いカンジの人通りになった頃合を見計らいシャタ-切ったもの。

別に狙って撮ったワケぢゃなし、でも画面の真ん中を買い食いしながら闊歩しているカップルはしっかりとカメラ目線でこっちを見てくれてます。

これが日本なら、顔を手で覆うか、或いは画面から逃れようとして道の端によけてしまうところですが、何事にもオープンでフレンドリーな台湾のこと、こんな大胆なカットも可能なわけです。

今回の旅を通しての感想は、懐かしいだけぢゃなく、常に刺激的で元気が貰える島、ということを強くカンジました。
出来れば、最低でも年1回は通いたいと思いますし、現地に写友やモデルさんになってくれる若い仲間が出来たら最高ではないかと思いました。

さて、来週は、また工房作品による驚愕?の撮影結果をレポート致します。乞うご期待!!

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  1. 2013/05/19(日) 00:30:30|
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可以拍照嗎?Returns!~台湾熱撮ツアー②~

さて、今宵のご紹介は、予告通り、台北滞在3日目、台湾新幹線こと「台湾高速鐵道」にて日帰りツアーに出かけた高雄市、およびその主要観光地である「旗津島」からのカットをアップ致します。
前日の九份では着いて早々も空はどんよりとしていて、午後遅くから雨も降り出してしまいましたが、高鐵に乗って高雄の街に訪れようとようとするその日は、あたかも、島自体が改めて歓迎の意を表するが如くピーカンの好天でした。
前日に予約した11時半の高鐵は日本で云えば、「のぞみ」に相当する最速列車らしく、台北から高雄左営までには3駅くらいしか停まらず、13時6分には着いてしまいました。帰りは余裕を見たつもりで17時かっきりの台北行きを取っていたのですが、これがなかなか・・・見どころ満載で、帰りは発車まで間一髪となりました。
では、さっそく行動に沿った写真を見て参りましょう。
当日は全てM8+Baltar35mmf2.3C改Mの絞り優先AEでの開放撮影です。

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まず一枚目のカット。
左営の駅からまたMRTに乗って高雄の駅前に降り立ったのですが、近代的なビルが立ち並ぶ、日本の何処かの県庁所在地のようで、なかなか撮影スポットが思い当たりません。
そこで、いつもの第六感です。とにかく、大きな道から外れて、遠くに寺院・廟の類いが見える裏通りのようなところは門前に市を為している可能性が高いので、駅から南に向かって歩きながら、それを探しました。
するとありました、ありました、関羽だか張良だかを祀った廟が遠方に見え、人通りはそれほど多くないながらもそれなりに風情の有る商店街みたいなカンジの通りがあったので、そこを散策しながら撮ろうと思い立ったのです。
入口から100mも歩かないところで、子供達が勢いよく駆けて来て小生にぶつかりそうになったので、慌てて追いかけてきた若いオモニがしきりに謝ろうとしているのですが、あにはからんや、中国語は書いて貰わないと殆ど理解出来ません。適当に笑顔でイッツオーケーノープロブレムとか返したら、観光で来たのか?とか笑顔の英語で聞き返してきたので、そうとも、このおチビさん達を是非撮らしてよ、と云ってみたら、オモニはおチビさんたちにそっと耳打ち、その結果の必殺ポーズがこのカットという次第。
特におしゃぶりしたままの弟さんが一生懸命手を伸ばしているのに実は人差し指が曲がっているのが梅図かずお氏のマンガみたいで後で見て笑えました。

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二枚目のカットですが、更にその鄙びた商店街を南に向かって進んでいくうちにふと目に入った、牧歌的な露天商のアヂュモニの勇姿?です。
「烤地瓜」と書いてありますが、その加熱炉?の横の素材篭に入っている物体と云えば、どうみてもさつまいも、しかも日本でよく見られる「紅あずま」ではなく、「黄金千貫」のように見えます。
これは何か?と聞いてみたいところではありましたが、アヂュモニは白河夜船状態ですし、中国語も全然判んないので、仕方なく、写真だけ撮らして貰い、黙礼してその場を後にしたのです。

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三枚目のカットは商店街の半ばを過ぎた辺りで、とにかく通り過ぎる人を見たら、辺り構わず吼えるという、日本のロングヘアダックスクンではまずお見かけしない、かんしゃく持ちのワンコに手を焼いていたスクーター小姐が居たので、中国語でご挨拶して、一枚撮らして貰ってイイかね?と聞いたら、「好 是・・・」まで聞き取れたのですが、後は良く判んないので、この盲導犬ならぬ獰猛犬の鎌首が届かぬギリギリのリーチまで接近し、「美女と野獣」とばかりに一枚戴いたもの。たぶん、噛まれないように気を付けて撮れよ!てな意味だったのかも。

こんなに獰猛で、鎌首の届く範囲であれば、120%、人間様を齧るであろう獰猛犬でも可愛らしくて仕方ないらしく、猛り狂う小猛獣を抱えながらも、このスクーター小姐、楽しそうな表情を終始浮かべておりました。

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四枚目のカットは商店街での撮影を終え、そのまま最寄りのMRT駅からMRTに乗って、「西仔湾」駅まで行き、そこから更に渡し舟で「旗津島」へ渡る途中にたまたま乗り合わせた現地の女子大生の小姐に頼んで、デッキで遠い島影を撮ってるシーンを撮らしてねと云ってシャッター押したもの。
左手側の鉄骨?は白、右手側のキャビン外壁は赤とキレイに塗り分けられており、その間で遠い目をして写真を撮ろうとしている如何にも健康的な小姐の姿はアジア的なイメージを与えてくれるのではないでしょうか。

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五枚目のカットは島の波止場に着いて、さぁ、上陸だ、島っぽい雰囲気、リゾートテイストを撮りまくるぞぉ~と一人気合いを入れた3分後以内にキャァキャァ喚声を上げながら海岸方向から歩いて来た現地の女子高生集団を撮ったもの。
ここでは英語で、やぁキミ達、日本の小姐かと思っちったわ、だって、この通りで一番イケておるぞよ、高雄の果ての島にもこんなイケてる小姐達がいるとは新鮮な驚きだ、是非一枚撮らしておくれ!とか適当なお世辞のマシンガントークですっかりその気にさせて撮らせて貰いました。でも、ホントはもっと光線状態の良い浜辺で個人撮影会状態で撮りたかったなぁ・・・というのが本音のところ。

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六枚目のカットは島のメインストリートのスナップ中のスナップ。
とにかく、歩く人より、スクーター、バイクの類いが多い、しかもその8割方が2人以上乗ってます。
女子高生集団と話していたのを遠くから見ていたのか、分かれてからとぼとぼと海岸方向に一人歩いていったら、奇声とクラクションを鳴らして通り過ぎて行った二人乗りのスクーターが居たので、抜き打ちとばかりにシャッター切ってみたもの。
結果としては、水平も出てないですし、背景に黒い車が不恰好な配置で写り込んでしまっていますが、何とは無しに夏の香りが漂うスナップになったのではないでしょうか。

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七枚目のカットはやっと浜辺に着いて、「名も知らぬ遠き島より♪」とか口ずさみながら、誰かモデルさんになってくれる人は居ないかな?と歩き回っていたら、極小姐と遊んでいた若いオモニとふと視線が合い、ニコッと笑ってくれたので、ここぞとばかりに歩みより、写真撮らせて貰って良い?と聞いたところ、またしても「好 是!」と快諾して戴いたので、ポーズを決めてもらいシャッター切ったもの。
ホントは砂遊びをする極小姐の無邪気な姿を撮るつもりだったのですが、後からこのカットを見たら、どう考えても、オモニの方がノリノリのような気がして面白かったです。
しかし、装備がM8で良かった・・・このピーカンの浜辺では開放ではR-D1sはもちろんのこと、X-Pro1ですら、4000分の一しかないので、オーバー過ぎて画にならなかったのでは・・・と思いました。
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八枚目のカットはそろそろ帰りの高鐵の時刻を気にしなければならない頃、ふと「砲台跡」という看板が目に留まり、しかもその高台への道が旧市街のように古建築が残っているエリアを通るのですから、興味を惹かれっぱなしで、取り壊された家の浴室の漆喰とタイルの壁のみが妙に清々しく陽光の下で輝いていたので、一枚撮ったものです。
この近辺には沖縄ともまた少し違う赤瓦の古民家や民家の廃墟などが点在し、時間かけて散策したらなかなか面白そうでした。

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九枚目のカットはかなり早足で「砲台跡」の高台に登り、先客が居るのを確認し、突端の展望台みたいなところに登って、わざとらしく何枚か景色なんか撮っていたら、あにはからんや、まんまと「シャッター押して下さい♪」とか広東語みたいな訛りで声掛けて来たので、英語で貴殿らに向けてシャッター切れば宜しいのか?と聞き返し、ハイ左様で、というやりとりの後、少々お話をしてからこの香港の女子大生2名にモデルさんになって貰ったものです。
イイですよね・・・こういう警戒心ゼロの開けっぴろげな旅写真って、まさに旅の恥は・・・ぢゃなかった旅は道連れ世は・・・てな諺を実感した次第。
勿論、帰りのフェリーの中でも別の女子高生2名を捕まえてモデルさんになって貰いましたが、そちらは原則として写真展向けのネタということで・・・笑

さぁ、来週末は最終回の三週目、台北からMRTで一時間ほど北に位置する、「東洋のベニス」こと「淡水」の街での一日をお送り致します。乞うご期待。

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  1. 2013/05/12(日) 19:39:03|
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可以拍照嗎?Returns!~台湾熱撮ツアー①~

さて今宵のご紹介は予告通り、満を持しての台湾ツアー2013春からのご紹介となります。
今週から三週にかけて一挙に現地での撮影活動をアップ致します。
まずは、旅のあらましですが、4月の27日から4泊5日で空路台北に入り、台北駅隣の西門駅からほど近い木賃宿を拠点として、前回の旅以降、研究を重ねた台湾国内というか島内の撮影スポットを巡りました。
九份、高雄、淡水、どれも一般観光客とは違った視点からのスナップを敢行しました。勿論、国境を越えた「声掛け撮影術」もフル活用です。
では、さっそく、現地での行動に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、西門駅至近の路地裏にある木賃宿にチェックインし荷物を置いて、まずは初日の時間の有効利用策として考えていた故宮博物館へ向かう途上で、挨拶代わりにロコガール緒姉に声掛けて撮ったものです。
機材はM8+Apo-Componon40mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。
ホント、言われなければ、日本の小姐と判らないくらいファッションも垢抜けていますが、ただ大きな違いは、サービス精神旺盛なところ・・・日本から写真撮りに出て来たのさぁ、とか英語で説明したら、こんなカンジでノリノリで撮影に応じてくれたのです。この気立ての良い小姐2名の撮影が今回のこの島での幸先良いスタートになったのでした。

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二枚目のカットは同じく初日の故宮博物館への移動途中の西門エリアのカフェの店頭でTVゲームに熱中する地元童子に対し、老犬が「おぃおぃ、兄ちゃん、TVゲームのやりすぎはアフォになるぞよ!」とか戒めているかのような風刺の効いたシーンに出会ったのですかさず撮ったものです。
機材はM8+Apo-Componon40mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。
時刻は17時半も回ったころで、いかな南の島、台湾とは云え、陽も傾き曇天も相俟って人工光源が勝ってきた頃ではありますが、頼みのM8はここでもそこそこ正確なオートホワイトバランスでこのコミカルなシーンをあますところなく捉えてくれました。

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三枚目のカットですが、同じく西門の路上、と或る電子機器商店(AVショップとも言う)の店頭で???かのロスのカメラ見本市でポラロイドが発表したというミラーレスもどきに良く似たレンズ交換式?のコンパデジみたいなモノの体験キャンペーンみたいなイベントをやってる小姐にいつものフォトエクスポのノリで一枚撮らしてよ♪と声掛けて撮ったもの。
機材はM8+Apo-Componon40mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。
ここでは完全にハロゲン光下での人物撮影になってしまっていますが、ボケの汚さには目を瞑るとして、さすが
ドイツ製カメラにドイツ製レンズの組み合わせ、台北の路上を横浜のフォトエクスポ会場であるかのような華美なシーンをプレゼントしてくれました。もっとも、M8構えて、個人撮影会状態の小姐にお世辞云いながら、こっち向いて笑ってとか首をちょい曲げてとか細かな注文付けて撮ってたら、周りに見物人の垣根が出来ていたのは相当こっ恥かしかったですが・・・

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四枚目のカットは、翌28日に11時過ぎのバスの乗って1時間半近くかけて訪問した台湾屈指の観光地「九份」の目抜き通りというかアメ横内部みたいな「基山街」で、「伝統的魚丸湯」と銘打って、名物の魚介類のミンチを団子にして、清湯スープで食べさせる食堂の店頭で撮らせて貰ったものです。しっかり帰りには寄って味見しましたが。
機材はM8+Elmarit28mmf2.8の三代目の絞り優先での開放撮影です。
「九份」と言えば、鄙びたレトロの街というイメージでしたが、いやはやその人出たるや、週末のアメ横か、浅草仲見世並み、まさにここでは程好い広角であるElmarit28mmf2.8が、間合いを十分に取れない狭い場所での、光線状態も宜しくないシーンのスナップに信じ難い神通力を発揮してくれたのです。

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五枚目のカットは先ほどの狭い通りから抜けて少し開けたところで、お土産物屋さんだかのチラシを配っていた、いたいけなロコガールの小姐に声を掛けて、撮らせて貰ったもの。
これだけの人出が有りながら、写真撮らせて♪などという酔狂な申し出を行った者は皆無だったらしく「好!」とふたつ返事でOKの上、「ちょっと待って」(という意味の中国語なのでしょう・・・)と言って、後ろ向いてポケットのスマホを鏡代わりに髪を揃えて、ややはにかんだ笑顔での撮影となりました。
機材はM8+Elmarit28mmf2.8の三代目の絞り優先での開放撮影です。
向かって左手の海側に開けた方向から陽光が射し、こういう観光地の雑踏で黙々とチラシを配る健気な小姐の姿がとても良く捉えられたのではないかと自分では思いました。

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六枚目のカットはチラシ小姐にお礼を述べ別れてからまた、商店が処狭しと並ぶ迷路のような「基山街」の小路を歩きながら、被写体を物色しながらキョロキョロしていた小生と目が合った極小姐が居たので、お店の中に居た、オモニとアヂュモニに声掛けて撮らせて貰ったもの。
機材はM8+Elmarit28mmf2.8の三代目の絞り優先での開放撮影です。
さすが、お店で衆人環視のもと、お料理手伝ったり、場合によってはお店番なんかもするのでしょう。なかなか聡明そうな極小姐で、さすがに中国語ではムリなので、「この極小姐は将来、賢いし、器量良しの素敵な娘さんになるだろうね」とかオモニに英語で言ってみたら、意味が判ったのか、表情を読み取ったのか、嬉しそうに「謝々!」とか云って送り出してくれました。

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七枚目のカットは「基山街」を抜けた「九份」の街のほぼ頂上?付近にあるお店で、飲食店兼土産物屋のようなコンセプトにも関わらず、やれ金魚は居るわ、鳥籠は吊るして有るわ、犬猫は店内を自由に闊歩するわの、日本的衛生感では到底受入れ
難いカンジのお店で番頭格?のワン公が呼び込みに出て来て、その営業戦略にまんまと嵌まった現地カップルがワン公と一緒に記念撮影をしている様を背後から戴いたもの。
機材はM8+Elmarit28mmf2.8の三代目の絞り優先での開放撮影です。
背景となった「九份」の街の名物の石段や赤い提灯もさることながら、カップルの兄ちゃんの方が使っているカメラが日本製のマイクロフォーサーズというのが興味を惹かれました。

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八枚目のカットは同じく「九份」のメインストリートとも云われる「豎崎路」を下る途中、街で一番有名な?「阿妹茶酒館」の前で一人でiphoneだかで記念撮影しようとしていた「チェ・ジウ」似の香港小姐に声掛けて、シャッター押して上げた際、話しをして一枚撮らせて貰ったもの。
機材はM8+Elmarit28mmf2.8の三代目の絞り優先での開放撮影です。
背景に空が入ってしまいましたが、M8は珍しく適正露出で「チェ・ジウ」女史を捉えています。またボケてはいますが、この「豎崎路」の雰囲気も掴めるカットになったのではないでしょうか。

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九枚目のカットは、午後遅くに陽も傾き出した頃、雨も降り出したので行きの台北からの直行バスに代え、瑞芳の街経由、台湾国鉄で台北に戻ることとして、バス停で待つこと30分以上、やっと来たバスに飛び乗り、着いた瑞芳の駅で電車まで時間が有ったので街を徘徊していた時に撮った地元の極小姐の姿です。
機材はX-Pro1+Canon N-FD 50mmf1.2Lの絞り優先での開放撮影です。
実は、この極小姐、駅前の露店街を撮影していた時、或るお店の中でかいがいしく働く極小姐が居たので、お客越しに屋台の中を何枚か撮っていたら、ファインダーからその極小姐が消え、いつの間にか路上に立っていて、じっと小生を見上げていました。
黙って写真撮っていたので、文句でも云いたかったのかなとも思いましたが、見つめる表情から心中を窺うにそうではなさそうで、モノは試しにと、この極小姐の前にかがんで同じ目線で「你好、小姐 可以拍照嗎?」と笑顔で聞いてみたら、「是 好!」とこの上ない笑顔で答えてくれたので、急遽モデルさんになってもらったもの。
毎日、毎日、田舎の街で屋台の手伝いばかりして写真など撮って貰ったことが無かったので余程嬉しかったのかも知れません。
こういう突然の出会いが有るからこそ、旅写真はやめられないのです。

さて 来週は3日目の高雄~旗津島編をお送り致します。乞うご期待。

テーマ:旅行の写真 - ジャンル:写真

  1. 2013/05/05(日) 23:58:20|
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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