
さて、今宵のご紹介は予告通り、工房附設秘宝館から、PETRI55mmf2CCの登場です。
このレンズ、中野と秋葉原で買われた2本から、イイトコ取りした上、エレメントクリーニング、鏡胴内部の反射防止策、そしてヘリコイドグリスを深川ブレンド入替えで組み上げたものです。
構成は通常の4群6枚の何の変哲もないPlanarタイプ、発売されたには1960年代前半から半ばと考えられています。
しかし、今以て不可思議なのは、PETRIのレンズというのは、両極端の程度のものが多く、前玉が江戸切子のウィスキーグラスの文様並みに多大なる擦り傷が入っていて、こりゃダメだわ、といいつつ、ヘリコやローレットには異常が皆無で、反対に前後エレメントは奇跡的に無傷でも、絞り羽が足りなかったり、中身のエレメント自体が足りなかったり、或いはヘリコ自体が食い込みか何かで不動だったり・・・そんな何処かしら欠陥抱えているものは、元々がデジタル時代にアダプタも無く、完全に取り残されてしまっている存在なので、値段は安く、1000円~2000円程度でよりどりみどり買うことが出来るのです。
ただ、SONYが満を持して発売したフルサイズのミラーレス兄弟は、ペンタプリズムみたいなデザインの突起が付いていて、妙にクラシックレンズとも似合いそうですから、こんな世間に忘れ去られたような、まさに秘宝もそのうち、手の届かないところに消えてしまうのかしれませんね。
では、早速、実写結果を見て参りましょう。
今回の機材も深川の秘宝、PETRI V6黒にモノクロフィルムはチェコ製のFomapan100EX36を詰めての全編開放撮影の浅草ロケです。

まず一枚目のカットですが、地下鉄浅草駅から地上に上がると、いつもの人力車の溜り場の傍らを通るのですが、そこで、東南アジアから来たと思われる観光客のカップルが物珍しそうに人力車に乗り込み、車夫の兄ちゃんもたどたどしい英語でリラックス、リラックスとか云って、必死にコミュニケーションを図ろうとしていたので、その様子を残すべく、一枚戴いたもの。
PETRIのレンズは開放ではそれほどシャープさを感じさせないチューニングのようですが、硬くなりがちなモノクロでもふんわりと、でも細部や質感の描写はしっかりとこなしている、という印象を受けました。
背景のボケは二線でもなく不可思議なボケで、特に面白いと感じたのは、かろうじて判別出来る、通り過ぎる自転車の車輪が、ドーナツ、もしくはかもめの水兵さん愛用の水色の浮き輪のように写り込んでいることです。

二枚目のカットですが、雷門前のちょっとした広場では、いつも途絶えることなく、世界各地からの観光客がやって来て、思い思いに記念写真などを撮っています。
このカットの極小姐もパパとママを採りたい、ということで、カメラを渡したお爺、お婆と思しき後期高齢者と広東語みたいな言葉で話していたので、中国からのお客さんなのでしょう。
モノクロには色彩情報が無いですから、その場の雰囲気を伝えるには、カラーに対し、かなりのハンデを負っているとも云えますが、それでも、この衣服のテクスチャから、笑った表情までデテールを余すところなく精緻に捉え、階調再現性に優れた描写によるハーフトーンの表現が一生懸命、両親を笑わそうと尽力する極小姐の奮闘をあますとこなく伝えてくれると思います。

三枚目のカットですが、雷門を通り過ぎ、仲見世通りを進んですぐの曲がり角にあるきび団子と甘酒のお店「あずま」さんの看板小姐の図です。
ここは先の毒キノコレンズの試写とほぼ前後して撮ったものですが、かなり強めの光線状態のため、全般的に程好い加減のハロが掛かった感じになり、えもいわれぬ雰囲気を醸し出しています。
また、この距離では背景の人物達の飲み食いする様子がやんわりとしたボケ加減でコミカルに描かれていると思いました。

四枚目のカットですが、先週の毒キノコ編でも登場戴いた、気のいい江戸下町の小姐コンビの図です。
先の登場ではどちらかと云えば、向かって左の淡色系着物を召された小姐主体に描写されたカットとなったのですが、今回は向かって右の濃い色の着物の小姐にピンを合わせて撮らせて貰っています。
ここでの描写を見てみると、現像されたモノクロフィルムをフロンテアでCD-Rに焼き込み、更にこのブログの容量制限に合わせて長辺830pに間引いていますからシャープネスはだいぶそがれるはずですが、向かって右の小姐の髪の毛に見られる精緻な描写は、やはりこのレンズは只者ではない、と思わせる説得力があります。
一方、背景は二線ボケを通り越し、それこそ油彩での抽象画の表現のように、それぞれの人、物の原型を留めない、凄い状態となっています。

五枚目のカットですが、仲見世通りの中ほどに在る、人形焼とおこしを店頭で製造販売しているお店で、いつもと違う若い衆が店先でニヒルにキビキビと働いていたので、「ちょいと兄さん、一枚撮らして貰うよ♪」と声掛け、はぃ、どうぞ☆とのことだったので、ぢゃ、そのままお仕事中のところを、ってことで早速一枚戴いたもの。
モデル役の兄さんの姿は勿論細部までビシっと描写していますが、このカットを採用した理由は、その奥、更にまた奥で働くおぢさま達との姿がとても佳き構図でボケの変化と共に楽しめるところなのです。

六枚目のカットですが、仲見世を中ほどで西に折れた伝法院通りの伝法院南側通用門前のちょっと引っ込んだところでの人力車揃い踏みの図です。
ここも毒キノコで撮りましたが、毒キノコでは、画質の均質性が非常に宜しくなく、中央部はシャープで周辺は結像がグダグダになってしまうという、それはそれで面白いエフェクトで描写しましたが、この真面目な逸品、PETRIの玉はそんな変化球ぢゃなく、まさに剛速球ど真ん中の極めてオーソドックスな描写で、程良いコントラスト、画面全体に亘る安定した画質で記録的でありながら、何処となく叙情的なテイストも匂わす作画を見せてくれたと思いました。

七枚目のカットですが、宝蔵門近くのお店の店先で、日本の伝統的遊具である竹とんぼで戯れる親娘が目に留まったので、ダッシュで出演交渉、まぁ、珍しいカメラだこと、ホラ撮って貰いなさい、ということで、一枚撮らせて貰ったもの。
本来であれば、この臨場感溢るる、極小姐の弾んだ声さえ聞こえてきそうなカット、是非ともその場でお見せしたかったのですが、何せ、フィルム、しかもミニラボぢゃ手に負えない存在になってしまったモノクロですから、残念ながら、この上がりはご覧戴けていないのです。う~ん残念。

八枚目のカットですが、宝蔵門をくぐり、浅草寺境内に入り、お参りしてから、中を散策しながら、色々と撮ったのですが、その中で、おみくじ売場越しにスカイツリーを撮ったカットが面白かったのでアップしたもの。
ここでは画面向かって左端のカップルにピンを合わせたのですが、面白いことに後方はかなり被写界深度に入っているようにも見えるのですが、手前に位置する右側のリュックの小姐はより被写体に近い筈なのに後方の人物よりボケ加減が大きく見えます。
曇天気味の天気だったという記憶ですが、肝心要のスカイツリーはまさに空に溶け込むような白色系の塗料だけあって、このカットでは空に滲んで屹立しているようにも見えます。
今回の感想としては、PETRIの標準レンズでの撮影は今回で3回目、フィルムでは今夏の富岡八幡宮でのお祭りでのEKTAR100の撮影に次いで二回目ですが、PETRI V6黒もミラー、ファインダアイピース系を交換し、巻き上げ、シャッタ-周りもきちんと清掃、注油して整備してありますので、なかなか信頼性も高く、巻き上げ、レリーズのフィーリングも素晴らしく、気持ち良く撮れ、描写も現像してガッカリってことが無く、良い方に裏切られ続けていますから、産まれ落ちた1964年当時とは異なり、少なくとも21世紀の深川ではNikon、Canonのフラッグシップ機と同等に活躍して貰えそうです。
さて来週は、今週土曜日の深大寺ツアーからのレポートをお送りしようと思います。乞うご期待。
- 2013/11/24(日) 19:59:41|
- 深川秘宝館
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さて、今宵のご紹介は予告通り、久々の工房作品をご紹介します。
といっても、今回のは出来合いのレンズブロックにマウント付けたり、或いはマウント換装したりという、ちょっと気の利いたマニアなら誰でもやりそうなおイタぢゃなく、完全自社設計光学系の第三弾です。
見た目は、冬にも関わらず、季節はずれの毒キノコみたいなカッコしていますが、前群がゾナーの2群4枚構造、後群が2群3枚のガウス構造で、そう、昔々のトプコール5cmf1.5だかの構成を参考に前をジュピター8Mのエレメント選抜隊、後をキャノン50mmf1.8の曇らない特製エレメント入りアッセンブリを使っています。
しかし、エレメントの硝材、曲率、そしてコーティングも合わせて専用設計したわけではなく、エレメントの組み合わせで前後アッセンブリを組み、そしてそのクリアランスを試し、焦点距離を51.6mm付近とし、像面湾曲を抑える、という大よそ21世紀の手仕事とは思えない手法で、またしても作り上げたという代物です。
では、そんな大人のおイタがどのくらい性能を発揮出来るのか、実写結果を見て参りましょう。
ロケ地は浅草、カメラはX-Pro1での絞り優先AEでのオール開放撮影です。

まず一枚目のカットですが、銀座線の出口から上がって、雷門周辺でモデルさんを物色していたら、居ました、居ました、ちょいとヒネてて物好きそうな黒人がこれまたひと癖もふた癖もありそうな白人女性と口角泡飛ばしながら、胸にはX-E1にアダプタ経由、エルマーみたいなレンズつけてたので、卒爾ながら、と声を掛け、モデルさんになって貰ったもの。
撮らせて貰ったあと、この画像を見せ、アンタらは世界で一本しかないレンズで撮られたのだぞ、とか恩着せがましく教え諭したら、高かったろう、どこで買ったんだ?とか聞き返されたので、「殆ど手間賃、ハンドメイドで~す♪」とか云ったら、両手と顔を天に向け、何てクレージーなんだ、とか苦笑してウケてました。
周辺はかなり甘いですが、画面中央付近の解像度も色再現性も悪くはなく、まぁまぁ面白く使える玉だということが判りました。

二枚目のカットですが、いつもご好意に甘えて、いたいけな店番の小姐達を撮らせて戴いている仲見世入ってすぐの「黍だんご あずま」さんの前でかいがいしく働く、ショートカット新顔の小姐のお姿を一枚戴いたものです。
ここでも、タングステン光と蛍光灯のミックス、そして外光も入ってくるというかなり難度の高い光線状態ですが、このキメラの子は全然お構いなく、X-Pro1の正確無比なEVFのクロップ拡大の力を得て、かなり忠実に、若い小姐の柔肌やら、愛くるしいピンクのコスチュームのテクスチャなど精緻に描き出しています。
また前ボケも、名だたる銘玉でも見苦しいものが結構有る中で、及第点上げられるレベルではないかと思いました。周辺が甘いのはここでも同じですが、まぁご愛嬌ということで。

三枚目のカットですが、ここも定番撮影スポットのうち、あずまさんの北西に位置する扇屋さん店頭のオブヂェの図です。驚くことに11月に入ったいうのに、まだ夏の季語であるほうづきがこれ見よがしに飾ってあったので、いつもの団扇だけのカットとは若干アングル変えて撮ってみたもの。
ここでも、ピンを合わせた、かろうじていまだに色味が残っているほうづきの実は文句無く、シャープで色再現性も良いですが、周辺はコマ収差と像面湾曲の影響でえらいことになっています。尤も、離れた後ボケはなかなかナチュラルに融けるようなボケでそこそこ味わい深い、というのが不思議な現象ではありますが。

四枚目のカットですが、仲見世をまた宝蔵門方向に歩いていたら、健気にも着物姿の小姐が二名、いそいそと歩いてきたので、またしても卒爾ながら、と声掛けて並んで一枚撮らせて貰ったもの。
向かって左側の小姐の左目の睫でピンを合わせていますが、本人の髪の毛に一本一本までかなり微細に描写してはいますが、このレンズ、或る程度以上、反射率の高い被写体は大の苦手と見えて、色白?の小姐のお肌の様子はかなり飛び加減でデテールは省略していますし、白の着物に至っては完全ハイライト飛びを起こしています

五枚目のカットですが、伝法院通りを西に折れ、暫く行くと天丼の大黒屋さんの前辺り、伝法院の南の通用門の前のちょいと引っ込んだ辺りで複数台の人力車が停車し、観光案内なんぞやっていたので、これ幸いにとばかりに一枚戴いたもの。
ピンは二台並んだ奥の力車の姐さんの横顔で合わせましたが、この距離になると、周辺の流れというか崩れは結構目立つようになり、比較的きれいなものだと関心していた前ボケも周辺領域になると、像面湾曲やらコマ収差、非点収差なんかが入り乱れ、大変なことになってしまいます。

六枚目のカットですが、力車が停車していたすぐ近くに番屋もどきの建物があり、その障子戸の脇には、時代劇さながらの防火用水桶が積まれています。
ここでは、ピンは中央付近の桶上の「伝法院通」の文字に合わせていますが、全体的にコマフレアが覆い、周辺はぐずぐず気味で、まさに収差のデパート、もとい、よろず屋さん状態です。

七枚目のカットですが、また仲見世に戻り、浅草寺まで着いたところで、久々に経済復興でも祈願すべくお参りしようとか柄にもないことを考え、まずはお清めとばかり、手水場に寄ったところ、ここでもイイ光線加減の上、いたいけな童子に「ハィ、しっかりと手を清めてね♪」などとオモニが優しく教え諭しながら水など掛けてあげている姿がいかにも平和的で日本的風景そのものだったので、EVFのピーキングモードで決め打ちしたもの。
ピンは当然、いたいけな極小姐のご尊顔に合わせていますが、中は薄暗く、外からの自然光で水面はかなり反射し、また参道の石畳もそこそこ照り返す、という悪条件で、よくもここまで撮れたものだ、と改めてX-Pro1の高性能さにも関心してしまったものです。
今回の感想としては、出来たのは三番目ながら、石垣島に行った四号機や、江ノ島で活躍した五号機に先を越され、この佇まいからしてオリヂナルっぽい三号機の登場は生誕から1年近く経ってしまいましたが、X-Pro1との組み合わせで、R-D1sやM8と組んだ弟、妹にも負けない出来になったのではないでしょか。
さて、来週はまた続々新規入荷中の附設秘宝館コレクションのご紹介です。乞うご期待!!
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2013/11/17(日) 21:00:00|
- その他Lマウント改造レンズ
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さて、今宵の更予告通り、先般の三連休での琵琶湖東北岸エリアの旅からの後編をお送り致します。
滞在二日目はまず旅程従い、長浜に向かうことにしていたのですが、ホテルでのモーニングを戴いて部屋に装備を取りに戻り、さて外出すっぺか、というところで、フロント横にこれ見よがしに貼り出してあった、彦根城祭りのポスターが目に留まり、んんん、「本日午後から武者行列が街を練り歩きます・・・」とな。
これは見逃すことは出来ませんな、ということで気もそぞろに長浜まで出掛けたというのが、前回までのあらすじの実情なのです(笑)
そこで、今回のアップは二日目の彦根のお祭りに取って返したところから、帰る直前まで散策した夢京橋キャッスルロードでの出会いまでをお送り致します。
機材はデジ、フィルム混用ですので、それぞれのカットでご説明致します。

まず一枚目のカットですが、駅前の観光案内所で武者行列の場所を確認して貰い、終了ギリギリの時刻ということが判ったので、最終集結地点の城東小学校付近で張ることとし、そこで、海上自衛隊舞鶴音楽隊の奏でる勇壮な軍艦マーチに合わせて、優美なダンスを踊りながら行進してくるいたいけなバレリーナみたいな小姐の姿が目に留まったので、一緒に歩きながら、アイコンタクトしつつ、何枚か撮ったうちの一枚。
機材はカメラがZeiss Ikon ZM、レンズがCooke Amotal 2'f2による絞り優先AE撮影での開放撮影です。
ホントはもっと至近距離で目線もばっちり貰ったのもあるのですが、こちらの方が、パレードの全貌が判るので採用した次第。

二枚目のカットですが、武者行列の童子隊ということで、子供店長ならぬ、子供殿様の凛々しい乗馬姿を至近距離で戴いたものです。
機材はカメラがX-Pro1、レンズがCooke Speedpanchro32mmf2改Mによる絞り優先AE撮影での開放撮影です。
奇しくも、二日目の午後遅くの彦根祭り撮影は民需用Cookeと産業用Cookeの競演、しかも片やデジ、片やフィルム、しかも撮像素子サイズからの画角換算では51.6mm対49mm弱といことで、ほぼ同格、面白い対比になったのではないかと思います。

三枚目のカットですが、城東小学校にパレード隊列が続々集結する中、望外の各地のミス小姐達も集まって来たので、秀吉の水攻めに合うという災難に見舞われた高松城のミスが目に付いたので、早速声掛けて一枚撮らせて貰ったもの。
機材はカメラがZeiss Ikon ZM、レンズがCooke Amotal 2'f2による絞り優先AE撮影での開放撮影です。
Hyper-Lomo35mmf2みたいな怪物レンズに目が慣れちゃうと、なんか甘い結像にも見えてしまいますが、それでもピンを合わせた向かって右の小姐のデティールについては、余すところなく精緻に描写しており、一枚目のカットしかり、フロンテアCD-R化、及びブログアップのためのリサイズによる元の画像の情報密度の間引きを考えれば、なかなかのものではないかと思います。

四枚目のカットですが、会場にはパレードに参加した色々な小隊が戻って来ますが、結構面白かったのが少年少女奴隊のご一行なので、待ち構えて一枚戴いたもの。
機材はカメラがX-Pro1、レンズがCooke Speedpanchro32mmf2改Mによる絞り優先AE撮影での開放撮影です。
スティルでの画像では、この行列の面白さが100%伝わらないのがくれぐれも残念なのですが、このいたいけな少年少女奴隊のご一行様がたは単なるコスプレ集団だけではなく、伝統に則り、掛け声、歩く時の振り付けまで、きちんと当時のものをなぞっていました。といっても、それが判ったのは、夜、ホテルに戻って、別の地域での時代行列で大人の奴さん達が同じようなことをやっているのを見て初めて得心したのですが。

五枚目のカットですが、武者行列とは云いながら、その実態はかなり曖昧かつ鷹揚な仮装行列みたいなもんで、何故か、いたいけな少年少女のJリーグみたいな装束のご一行が現れたので、遠目が利くことをいいことに、早速、被写体をロックオンし、一枚戴いたもの。
機材はカメラがX-Pro1、レンズがCooke Speedpanchro32mmf2改Mによる絞り優先AE撮影での開放撮影です。
健康的に日焼けした横顔に黒目がちの伏せ加減のまなざし、まさにこの健気なサッカー少女を題材にスポコン漫画かなんか出来てしまいそうな印象を受けました。

六枚目のカットですが、翌日、滞在三日め、当日夕刻の新幹線で江戸表へ戻る日、10時過ぎに徳川の功臣であり大老の井伊殿の居城にも挨拶に伺わねばなるまいと、ホテルに荷物を預け、着の身着のまま、ふらりと出掛けた彦根城のお堀に映る紅葉が美しかったので一枚戴いたもの。
機材はカメラがX-Pro1、レンズがCanon L 28mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。
このCanon28mmf2.8はモノコートのくせにやたらコントラストが高く、線が細い割には硬い描写なので、ローパスレスのX-Pro1ではどんな描写になるか楽しみでしたが、感覚的には、やはりフィルムよりシャープでクリアに描写している雰囲気で、お堀の水の冷たさまで伝わってくるような印象を受けました。

七枚目のカットですが、まずは前回、面白い古代蓮の写真が撮れたお城東北エリアの運動公園近傍まで歩いてみようとのことで、お堀伝いに歩いて行って、結局、蓮の写真は撮れなかったのですが、その代わり、歩きながら、ヘンテコなジェスチャを繰り返す熟年カップルの男性が居たので、江戸城のお庭番宜しく、音も無く接近し、その瞬間を捉えたもの。
機材はカメラがZeiss Ikon ZM、レンズがBausch & LomB Baltar35mmf2.3ノーコート改Mによる絞り優先AE撮影での開放撮影です。
やはり、お昼近くの高い位置の太陽でノーコートで撮ると、曇天とは云え、逆光撮影となってしまうため、内面反射によるコントラストの大幅低下が認められます。また、この対称系のレンズは元々イメージサークルが小さめなので、一定以上の距離になると光線の広がりが少なくなることから四隅が欠ける現象が認められるのが少々残念なところでもあります。尤も、この後、このれっきとしたプロの道具はきっちりと倍返しの手柄を立ててくれるのですが・・・

八枚目のカットですが、お城と庭園の共通入場券に大枚600円(税込)を支払い、まずは訪れたのが彦根城敷設庭園である玄宮園で、その中を被写体探して散策していたら、居ました、居ました、神戸から遥々やって来たというご一行様のうちの極小姐が、庭園を掃除しているお年寄りから「何処から来たの、お嬢ちゃん幾つ?」とか親しげに話し始めたので、そのほのぼのした様子を一枚戴いたもの。
機材はカメラがX-Pro1、レンズがCanon L 28mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。
早速、傍らの親御さん、お爺さまにX-Pro1の背面液晶で撮影結果をご覧戴いたら、「速い、しかもこれデジタルだったんですか?」と嬉しいような驚きの声を聞かせて戴きました。

九枚目のカットですが、神戸のご一行様と別れ、また単独で園内を散策していたら、またしても面白い構図を見つけてしまい、手前の橋、奥の橋、そして池の冷たそうな水面に映る建屋と樹木の影、という風景撮影のお手本みたいなテンコ盛りシーンを一枚戴いたもの。
機材はカメラがX-Pro1、レンズがCanon L 28mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。
このレンズでやはり凄いな、と思ったのは、地上の橋や樹木を精緻に描写しているのは当たり前として、よくよく目を凝らしてみれば、手前水面には、空に浮かぶ雲の模様までくっきりと捉えていたのです。

十枚目のカットですが、この庭園の中でお茶とお菓子を振舞う(と云っても有償ですが・・・)お茶屋みたいな建物が在って、たまたまその前を通りがかった時、二人組の小姐が建て方の妙齢の和服女性に愛機?NEXによる可動背面モニタを活かしたローアングル撮影の説明なんかされていたので、しめた!とばかり表で張ってて、出てきたところを、卒璽ながら、と声掛けてモデルさんになって貰ったもの。
機材はカメラがZeiss Ikon ZM、レンズがBausch & LomB Baltar35mmf2.3ノーコート改Mによる絞り優先AE撮影での開放撮影です。
勿論、X-Pro1とCanon L 28mmf2.8の組み合わせでも撮らせて戴いたのですが、こちらの方が、なんとはなしにライブ感が勝っていたので採用としました。
このノーコートBaltar35mmf2.3改Mもこのくらい近くで撮れば、光束が広がるので、イメージサークルは135判の43mmでも実用上概ね気にならないレベルまで大きくなるようです。

十一枚目のカットですが、庭園の南東部分からは、浮島への橋越しに名城彦根城が見渡せるので、あえて、しゃがんで手前の樹木の枝葉を入れないようにせず、立った位置からの見え加減を再現すべく撮ったものです。
機材はカメラがX-Pro1、レンズがCanon L 28mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。
ここでは、無限にピンを合わせ、手前の庭園風景を前ボケとしてしまわず、ここのひとつの見せ場である古めかしい木造の橋と、渡った先の浮島の造型が明瞭に見えるよう、手前の橋の付け根の石の付近にピンを合わせ、背景の天守閣自体は28mmf2.8のぎりぎり被写界深度で収めたものです。

十二枚目のカットですが、庭園を後にして正面入口から本の丸に登り、天守閣を訪問したのち、本の丸エリアを散策している時、散策用に管理事務所だかが観光客に貸し出している、竹杖みたいなもので、いたいけな極小姐姉妹が落ち葉をかき回したりして遊んでいたので、傍らの親御さんに、「愛くるしゅうござなぁ、拙者にも一枚撮らせて戴きとうござるよ」、とか急にお侍モードになりお願いしたら、バカ受け、ハィハィお侍さま、どうぞ♪ということで一枚戴いたもの。
機材はカメラがX-Pro1、レンズがCanon L 28mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。
ところが、ハプニングはあるもので、厠に行くとのことでその場をはずしていたオモニがお姉ちゃんに預けていたスマホンに突然、アヂュモニからの電話がかかってきて、せっかく、その気でこっち向いてポーズ決めてたのが、ハィいきますよ、とシャッター押す段になって「もしもし、お婆ちゃん?」とかなって、ま、いっか!?と撮ったのがこんなカットになったということです。

十三枚目のカットですが、本の丸エリアの散策を続けていたら、品の良いアヂュモニが極小姐の手を引いて、色々と歩きながらお話しをしている姿が目に留まり、手前まで歩いて来たところで、お孫さんと仲良しこよしのところを一枚撮らせては戴けませんでしょうか?とまた現代人モードに戻り、快諾戴いたので一枚戴いたもの。
機材はカメラがX-Pro1、レンズがCanon L 28mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。
主役のお孫さんは何が起こったか判っておらず、表情はキョトンとしておりますが、お孫さんと一緒に記念撮影キブンのアヂュモニは幸せそうな表情で、こちらまで幸せなキブンをおすそ分けして戴きました。

十四枚目のカットですが、本の丸エリアの散策を続けていたら、一眼レフが欲しいわぁとか云いながらすれ違った小姐2名組が折り返して来て、小生の佇む傍らを通り過ぎ、石垣の道を下って行こうとしていたので、またしても、卒爾ながら、と声を掛け、モデルさんになって貰ったもの。
機材はカメラがX-Pro1、レンズがCanon L 28mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。
撮らせて戴いた後、早速、背面モニタで実写結果をご確認戴きましたが、へぇ、ミラーレスでもこんなに良く写るんだ、一眼レフだけぢゃなくて、ミラーレスも面白そうだから研究しま~す、というご感想を戴きました、まさに撮影旅行というより、写真人口拡張員の出張みたいです(笑)

十五枚目のカットですが、お昼もとうに過ぎ、お腹も空いたので、お城から降りて、もう一つの撮影スポットである、夢京橋キャッスルロードに向かい、そこで、ランチを戴き、お茶&スィーツを堪能して、まさに通りを歩きながら、何か最後に佳き被写体はないかなと物色していた時に、反対側歩道上にお子さんを肩から下げて疾走するマッチョな若いヲヤヂさんの姿が目に留まったので、こちらも、往年の陸上競技参加の経験を活かし、信号が変わるや否や猛ダッシュし追いすがり、卒爾ながら、と声を掛けて撮らせて戴いたもの。
機材はカメラがX-Pro1、レンズがCanon L 28mmf2.8による絞り優先AE撮影での開放撮影です。
娘さんと一緒の姿撮らせてと云われ、嬉々満面のヲヤヂさん、それに反して、いたいけな極小姐の方は、「お父さん、はずいよぉ~」とか照れまくり、なかなかこっちを向いてくれません、でも、お年頃の極小姐のそんな心の揺らぎみたいなものも写し取ったこのカットがなかなか気に入ったので最後の一枚としてアップした次第です。
今回の旅もとても良かったと思いました。正直、初日の近江八幡では、声掛けようにも、声掛ける相手がなかなか現れず、今回はだいぶ勝手が違うスタートになったなぁとか正直不安にもなりましたが、やはり琵琶湖東北岸エリアの方々、またそこを旅する人々にも「同じ時代を活きる人々のありのままの姿を伝え、残したい」という情熱は通じたようでした。
さて次回こそは工房製品紹介いきます、大丈夫、昨日、しっかりと実写してアップするネタ仕込んで来ましたから。乞うご期待!!
テーマ:旅行の写真 - ジャンル:写真
- 2013/11/10(日) 21:00:00|
- 旅写真
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さて、まずは恒例?の予定変更に対するお詫びから。
またしても、3連休、旅に出るのを忘れていて、前週に「工房作品を紹介します♪」とかいい加減なことを云いながら、せっかくの新鮮な旅行ネタをムダにしよう筈もなく、予定を変更し、今週、来週と近江八幡、長浜、彦根と三日間に亘り、デジ、フィルム計600枚にも及ぶカットから厳選し、二週間に亘りご紹介致します。
今週分として、2日の到着直後に訪問した近江八幡、翌3日の長浜までをお送り致します。
機材はオールX-Pro1の絞り優先AE、レンズは1から8枚目まではBausch&Lomb Baltar35mmf2.3No_Coated、9~14枚目までがCooke Speedpanchro32mmf2改M、15枚目は謎の57mmf1.2、全カット、例の如く開放撮影です。
では、現地での行動を追いながら実写結果を見て参りましょう。

まず一枚目のカットですが、13時半過ぎに彦根のホテルにチェックインし、それから東海道本線の電車で向かった先は近江八幡、そこで馴染の「たねや」さんの「日牟禮茶屋」でゴーヂャスなランチを戴いてから最初に撮った、今回の旅の正真正銘の一枚目、店先の井戸にかざったあけびと鉄瓶の図です。
ここの店先の井戸には、山村貞子ならぬ、季節の風物詩がさりげなく置かれていて、いつも心和ませてくれます。

二枚目のカットですが、いよいよ、日没迄の二時間、気合いを入れての撮影開始、とばかり、日牟禮八幡したを流れる八幡堀とその周辺の和風建築群全景を撮ったもの。
この日、11月2日はあいにくの曇天でしたが、この時の流れが止まったかのような風景には陽光燦々と降り注ぐ情景よりも、午後の傾いた陽光が雲の合間から射し込むくらいがちょうど良いかも知れません。

三枚目のカットですが、先ほどのカットの画面奥、中央左手が、観光施設としての八幡堀の終点なのですが、そこの観光船の船着場の様子を撮ってみたもの。
瓦ミュージアムの和風建築と木造船っぽい屋形モーターボートがなんとはなしに時代劇の世界に迷いこんだかの如き錯覚を覚えさせてくれる、お気に入りの撮影スポットです。

四枚目のカットですが、船着場の奥から、二枚目のカットを撮った、八幡橋方面を屋形モーターボートの屋根越しに撮ってみたもの。
午後遅くの傾いた陽光が静かな水面にたゆたうさまがとてもおだやかな気分にさせてくれるような気がしました。

五枚目のカットですが、船着場のベンチで暫しぼぉっと時の移ろうままに任せていたら、突如、瓦ミュージアムの通用口から、紛れもない二本差しのお侍様が足早に歩み出て来たので、不謹慎にもカメラのファインダを覗きながら追尾し、程よい背景で回りに現代人が居なくなった頃合いを見計らってシャッター切ったもの。
本当のところは時代劇のロケかなんかだったのかも知れませんが、あまりにも着慣れていて、そしてあまりにも風景に融け込み過ぎていたので、一瞬キツネにつままれたかのようなキブンを味わいました。

六枚目のカットですが、戻って来た船が再び出航するらしいので、歩いて追跡しながら写真撮ることとし、八幡堀が西に向かい、左手、即ち北方向にほぼ直角に曲がる付近が景色も開けるので、ちょい先行の上、待ち伏せて一枚戴いたもの。
辺りは風致地区同然に見渡す限りの和風建築、そして秋色に染まった木立の景色が暮れ行く秋の装いの如く、水面にも写り、それは過ぎ行く船のさざ波で揺らいでいました。

七枚目のカットですが、船を見送ってから堰堤を暫し歩いていたら、不思議な少女が走り回っていて、小生の傍らをバラの香りを振りまき通り過ぎ、それから堰堤の上に駆け上がって、大きな倉庫を改造した店舗か食堂方面に駆け去ろうとしたところを撮った3枚のうち一枚。
なぜ不思議な少女かと言えば、写真を撮ったあと、気づいたのですが、3枚が3枚とも、足が地に着いていない・・・偶然のいたずらにしては大胆過ぎます。ホントは人の形をした天使だったのかも(笑)

八枚目のカットですが、八幡堀伝いの散策も終点近くについてので切り上げ、池田町地区に在るヴォリーズの設計したという洋館街を久々に見物し、駅へ戻る途中で角の店舗兼住宅を撮ろうとしたら、飛び入りして来た旅のサイクル小姐ごと写った写真。
さすがのX-Pro1もf2.3のレンズではこの明るさでは1/125分まではいきませんでしたから、こんな期せずして動きの有るカットが撮れたという次第。

九枚目のカットですが、到着二日目、撮影予定地の長浜へ向かう彦根の駅で、電車を待ちながら一心不乱にメール打ちに没頭する小姐が居たので、旅情あふるるカットとして一枚戴いたもの。
この日は夕方から大雨になるとのことで、朝の10時過ぎでもホームは結構薄暗く、f2のレンズでも、1/160程度しかシャッター速度稼げず、電車はこんな被写体ブレ状態でした。

十枚目のカットですが、目的地の長浜に着いて、目指した先は黒壁スクエア、そこでいつも撮らせて貰ってる、ガラス工房さんの中庭へ抜ける通路のディスプレーを一枚戴いたもの。
ここでは、庭先からの天然光、天井からのハロゲンスポット、そして青いガラスのオブジェ越しの蛍光灯の灯り、色々な色温度、角度からごっちゃ混ぜになっていますが、さすがX-Pro1、かなり、目で見たカンジに近い雰囲気に描写しています。

十一枚目のカットですが、ガラス工房の中庭から隣接する古民家カフェへ続く通路に飾られた絵画額縁、そしてガラスのオブジェを撮ってみたもの。
32mmf2のレンズでも、手前から二枚目以降の画はなだらかにボケ始めており、背景の家屋の姿は油彩のようなボケとなっています。

十二枚目のカットですが、黒壁スクエアの中心部の交差点に面した観光案内所兼物販店の店先で、年配のお父さんがいたいけな赤子をあやしていて、ちょうど、ニッコリと笑った時、通りがかった工房主と目が合ったので。これは撮って欲しいのだ!と勝手に判断し、傍らの父上に、ほぅら笑った、笑った、イイ笑顔ですねぇ、一枚撮らせて貰いますよ、とか声掛けたら、はじめは驚き、ほぅら、撮ってくれるんだってよ、笑って、笑って!と云うノリでおやぢさんが横であおりながら撮ったもの。
こういう色白の赤子は露出が難しいんですよね・・・普段なら、EVFでもさっと撮って、ハィ有難うございました、とか瞬時に済んでしまうところ、露出補正なんかしながら、結構真剣に露出合わせて撮りました。

十三枚目のカットですが、今回の旅でのきれいどころ、やっと登場てなカンジで、黒壁スクエア地区から更に奥へ進んで大通寺という古刹へ通じる道の途中にある、昔ながらの鉄鍋仕込みのお豆腐屋のちょい手前の電信柱の傍らで一心不乱にメールしていた美形の小姐が居たので、すかさず、卒爾ながら、と声かけ、豆腐屋さんの前まで移動して戴き、メールしているお姿を撮らせて戴いたもの。
このサイズのカットではあまり良く判らないかも知れませんが、絣のもんぺ上下に黒髪で切れ長の涼しげな目元のかなりの美形の小姐でありました。

十四枚目のカットですが、大通寺からの参道の途中になかなか雰囲気の良いお店が在ったので、ちょうど、反対側に停まっていたメカニカルなものの象徴である、バイク越しに撮ろうかと思っていたのですが、垢抜けたカンジの小姐がオモニと思しき年配女性と共に歩ってきたので、急遽、ピンを置く位置を変え、この小姐ご一統様を撮らせて戴いたもの。
しかも、今回採用した理由はと言えば、こんな垢抜けたルックスを誇りながら、通りざまに「あ、入っちゃった、ゴメンなさい」とかわざわざ詫びを言われたのです。こっちは心の中で「いえいえ、飛び入りモデル大歓迎ですよ、有難う!!」と感謝の言葉で一杯でしたが。

十五枚目のカットですが、再び振り出しに戻る、とばかり黒壁スクエアの中心の交差点付近に戻って、レンズを変えて、被写体を探していたら、お、居ました、居ました、人力車のお兄さんが・・・ってことで、一枚撮らせて貰いますよ、あ、そのまま、自然に撮らせてね、とか結構細かい注文つけて、暫く横で間合いを計って、エイヤっとばかりに撮った一枚。
早速、兄さんに見せたら、へ~これデジカメだったんんですね、てっきり古いフィルム使うヤツかとばっかり思ってました、でも、背景ボケてきれいに写るんですね~と。
さて、次回更新は予定では二日目、再び、彦根に急遽とって返し、彦根お城祭りで鬼神の如く撮りまくった中から厳選したもの、そして最終日の彦根城エリアで撮った渾身のカット?からお送り致します、乞うご期待!!
テーマ:旅行の写真 - ジャンル:写真
- 2013/11/04(月) 23:50:28|
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