深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

A great challenger from curtain of iron~OKC-8-35-1mod.M~

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さて今宵のご紹介は予告通り、当工房の秘蔵っ子、たびたび撮影結果は登場してきましたが、ご本尊の登場はまだであったことに気がつき、満を持しての登場となります。

まずはレンズの説明ですが、このレンズは旧ソ連のレニングラード光学機器連合(LOMO)が、崩壊前の1991年におそらくは外貨獲得目的の輸出用として、アリフレックス等のシネレンズの交換用レンズブロックとして製造されたものと思われます。

何故、そう推測するのかと云うと、実は或る旧ソ連領内の業者から、いつもは必要な量だけの改造用パーツ等を調達しているのですが、或る時、急に金が要り様なので、特殊なデッドストックのシネレンズブロックを買ってくれないか? というオファーがあり、値段も同スペックの西側中古レンズの5分の1程度だったので買いたい旨返事したら、何本買ってくれるのか?と聞いてきたので、5本でも10本でも、と答えたら、100本以上持っているので、大量に買ってくれたらディスカウントも考える・・・とのやりとりがあったので、当工房で保有する特殊用途のPO59-1のように1本しか見つかっていないものからすれば、比較にならないほど大量生産され、その捌け口としては、輸出向けと考えるのが妥当だからです。

構成は4群6枚のオーセンティックなプラナータイプ、コーティングの色は、T*より寧ろローライのHFTコートの最新のものに似ているように見えます。

ではさっそく実写結果を見て参りましょう。

今年5月のハノイツアーでのストックフォトから蔵出し致します。

カメラはLeica M8、 絞り優先AEでの全コマ開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、今回で二回目の訪問のため、周囲もすっかり見慣れた、ハノイ旧市街中心部、ホアンキエム湖至近の大聖堂裏の路地奥に佇む常宿前の狭い通りにところ狭しと左右から張り出した建物の様子を撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、着いた翌日にハイフォンまでの列車旅行の切符を買いに旧市街中心北部にあるロンビエン駅まで歩いて行く道すがら、ホアンキエム湖北方の職人街の幹線沿いの歩道を物色していたら、店頭の低い椅子に腰掛け、楽しそうにガールズトークに打ち興じるマヌカン3人小姐の楽しそうな姿が目に留まったので、声掛けて撮らせて貰ったもの。

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三枚目のカットですが、同じく職人街を歩いている時、店頭の特売品カゴみたいなコーナーを、とても子供とは思えない鬼気迫った様子で物色しているポニーテールのいたいけな小々姐の後ろ姿が目に留まったので、通りざまの一閃で一枚戴いたもの。

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四枚目のカットですが、幹線道路から職人街の中の比較的細い道路に入って、駅を目指していたら、色々な服装の老若男女がエキゾチックな店舗の前を行き来していて、何枚撮っても飽きないカンジだったのですが、通りの角に建つ、比較的、今風の若者向けのファッションを扱うお店から、無事、お目当ての買い物を終えたのか、恵比須顔で出てくる、いたいけな小々姐二人組の姿が目に留まったので、すかさず一枚戴いたもの。

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五枚目のカットですが、職人街も駅と隣接する市場地区の手前まで来たら、市場で買い物を終えた人々や、午後の行商に向け、市場で仕入れた品物を自転車の荷台に積んで、これから稼ごうという気概に満ちた表情を浮かべて通り過ぎるアヂュモニやら、とても活気に溢れている様子だったので、画的にも面白く、一枚戴いたもの。

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六枚目のカットですが、これも市場近くのエリア、五枚目のアングル前方へ100mかそこら歩いて、前方に特徴ある建物が見えてきた辺りで、ちょうど、菅笠のアヂュモニが前を歩いていたこともあり、如何にも東南アジアの街角という雰囲気を色濃く漂わせた通りの様子を一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、市場エリア入り口付近の雑貨屋兼ドリンクスタンドみたいな半屋台的店舗で、来るか来ないか判らない気紛れな客相手の商売の常でしょうか、白髪頭に背の曲がった爺様が傍らにトラのネコを寝そべらせて、悠々と新聞を広げて記事に見入っている姿が、何故か台湾とか香港の街角の様子にも思え、面白かったので通りざまに一閃、戴いたもの。

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八枚目のカットですが、駅で翌朝の切符を買っての帰り道、再び職人街を通っていたら、南国の風物詩でもある、ドリアンを山のように自転車の後ろの荷台に積んだまま、通り沿いの商店のショーウィンドを呆然と見つめる菅笠のアヂュモニの姿が面白かったので、これも通りざまの一閃で戴いたもの。

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九枚目のカットですが、ホアンキエム湖まで戻る時、来た道と違うルートを通ろうと決めていたので、少々遠回りして、北東方面に回ろうと思い、造花街を通っていたら、とある商店の店先に目にも鮮やかな赤い南国の花が飾ってあったので、これも良く出来た造花だわいな、とか近寄ってみればホンモノの熱帯植物だったのでこの鮮やかな赤い花をモチーフとして通りの雰囲気をバックのボケとして一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、勝手知ったる他人の街、とばかりに地図も見ず、ずんずんと歩いていたら、交差点の信号で立ち止まっている時に、オランダからの旅行者という小姐2名にホアンキエム湖への戻り方を聞かれたので、地図を出して貰い、大まかな現在位置と、湖の方角を教えて上げたら、せっかくだからと彼女達のアイホンで記念撮影の上、モデルさんになって貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、やっとホアンキエム湖そばの大聖堂が建つエリアまで戻って来たら、路地の入り口でいたいけな極小姐がお店を経営するオモニのお手伝いか、何らかの植物系食材の皮向きとヘタ取り作業やってて、ひと段落したのか、大きく伸びなんかして深呼吸しているところに通りざまに目が合い、ニッコリと微笑み返ししてくれたので、傍らのオモニに声掛けて一枚撮らせえて貰ったもの。

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十二枚目のカットですが、ホテルへ続く路地の入り口に立つ大聖堂で、この日は洗礼式と思しき行事をやっていたので、その行事に参加するらしい聖歌隊の文字通りいたいけな極小姐に眉目秀麗なフランス人旅行者の小姐が満面の笑顔でしゃがみ込んで色々と話しをしている様子が微笑ましかったので、かなり至近距離まで近寄って数枚撮らせて貰ったうちの一枚。

さぁ、どうでしょう・・・工房主の勤務評定としては、このOKC-8-35-1、なりは小さいですが、少なくともM8のAPS-H、或いは工房主力機のX系列のAPS-Cであれば、周辺まで破綻無く、精緻で端正な画を捉えてくれるので、こういう色彩豊かな土地でしかも機動性が求められるようなシーンではまさに真骨頂を発揮するのではないかと思いました。

さて、来週は秘宝館からこのところマイブームの国産常用域ズームのメンテナンス済のものの実写結果でも行きましょう。乞うご期待!!
  1. 2015/11/29(日) 22:49:32|
  2. Mマウント改造レンズ
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A great legacy of optical manufacturer gone~Minolta MD Rokkor zoom 35-70mmf3.5~

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さて、今宵のご紹介は予告通り、工房修理品で秘宝館のコレクション入りした、知る人ぞ知る世界的な銘玉?ミノルタMD Rokkor Zoom35-70mmf3.5となります。
このレンズは1980年台初めにミノルタXDでのシャッター速度優先AE、プログラムAEを可能とする専用交換レンズシリーズMDロッコールの常用域ズームとして投入され、XEをR3、XDをR4からR7までのベース機として提供し、更に本格的RFコンパクト機の共同開発も行った関係から、某L社の常用域レンズの座をフランスアンジェニ社から譲り受けたという逸話もある隠れた高性能機です。
では、さっそく、当工房でエレメントのクリーニングと内面反射防止の増強を受けた往年の銘玉の写りを見て参りましょう。
ロケ地は清澄白河周辺、ボディはX-E1、絞り優先AEによる開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、先の撮影地、築地から大江戸線に乗って清澄白河駅に着き、地上に上がると真っ先に目に留まるランドマークは、昭和初期の面影を今だ残す長屋店舗群で、特にこの白く塗られたブティック系の建物は外観のリノベのセンスも大変良いので、通行人を入れて撮ると素晴らしい画となるので、待っていたら、いたいけな女子高生が自転車で通り掛かったので、何枚か撮ったうちの一枚。

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二枚目のカットですが、これも清澄白河の長屋店舗群のうちの一軒で、確か家具兼インテリアショップだったと思うのですが、大きなショーウィンドに白ペンキでカレンダー風のおっされ~な書き込みがあり、その前に虹色系の如何にも軽快そうな自転車がいつも置かれているので、いつも通り、感心するとともに一枚戴いたもの。

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三枚目のカットですが、場所は移って、駅前に続く長い塀の内側、ムショではなくて、かつてのお大尽、岩崎家の庭園だったという清澄庭園に入場料を払って入り、午後の陽光を照り返し、水面を燦然と輝かせる池の周囲で被写体を探していたら、感心なことに父娘で池のカルガモやら、そのおこぼれを虎視眈々と狙うコバンザメの如き巨大鯉どもに餌付けしていたので、ズームの効果を活かし、背後からそっと見守りつつ、いたいけな極小姐がヲヤヂさんに実弾を貰いに振り返った瞬間を捉えたもの。

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四枚目のカットですが、ちょっと前に来た時は修理中で渡橋不能だった、浮島へ続く、木製のセミ太鼓橋の上を国際色豊かなカポーがいそいそと散策なんかしてて、そのお姿が午後の陽光に照らされて、輪郭がすっきりくっきり浮かび上がるが如き情景だったので、これもズームの望遠端を活かし、数枚撮ったうちの一枚。

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五枚目のカットですが、工房主もそのリニュアルされた木製のセミ太鼓橋を渡り、池の中に浮ぶ島へ足を踏み入れてみると、殆どのものが、天頂から西にだいぶ傾きかけた陽光の射線のお陰で、逆光に近い状態で輪郭が浮き立ち、とてもイイ雰囲気を醸し出していたので、眼を細めてスマホンでメールなんか打つ、健気な小姐の美しい横顔をズームの望遠端を駆使して捉えた必殺の一枚。

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六枚目のカットですが、或る意味、これが今回の30年以上前のズームのメンテナンスに成功したことを如実に示す証拠となるのではないかと思いますが、ちょうど、水面に陽光が反射し、眼も開けていられないくらい眩しいアングルで、ウミウが相当図々しくも、手を伸ばせば届きそうな距離で羽繕いなんかしてたので、ほぼ標準域で数枚撮ったうちのベストショット。

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七枚目のカットですが、庭園の池の周りを一周すると、結構同じような独りで散策しながら写真撮る人間が居るもので、中国からの旅行者と思しき、いたいけな小姐が時折立ち止まっては、愛機の某医療用光学機器メーカー製の110サイズ撮像素子の白いミラーレスで風景撮っていたので、これもズームの威力を駆使し、風景の一部として一枚戴いたもの。

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八枚目のカットですが、庭園の南部にはちょっとした植樹と手入れは宜しくないものの、一応、芝生らしい植物が植えられた広場があり、いつもそこそこイイ画が撮れるので、今回も足を運んでみたら、秋は読書、とばかり、芝生に寝転んで、ファッション雑誌なんか読みながらごろごろと戯れる、いたいけな小姐二人組の姿が目に留まったので、その楽しげな様子をズームの望遠端で一枚戴いたもの。

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九枚目のカットですが、庭園ではもう十分に撮ったので、次なるランドマーク、安藤広重の画にも描かれた深川万年橋を目指し、ほどなく橋の袂まで辿り着いたので、陽の射す方向を考え、鋼製橋の硬そうな質感を醸し出すべく、陰影が強くつく、北詰から南東方向に向けて橋梁を撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、芭蕉像のすぐ下の堤防脇の建物前で、これも、江戸時代の染物、陶磁器のモチーフとしては極めてポピュラーな木賊が植わっている擦りガラスのオフィス前にカラフルで現代的な自転車が並べられている対比がいかにも面白いのでいつも撮らせて貰っているカット。

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十一枚目のカットですが、木賊の植わったオフィスのお隣りの家の前で、妙齢の女性が年代モノのベンツを一生懸命磨いていて、その傍らに、如何にもいたずらっ子っぽい雰囲気のまだ若いゴールデンレトリバーが寝そべっていたので、雑談がてら撮らせて戴いたうちの一枚。

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十二枚目のカットですが、帰りは森下から大江戸線に乗るつもりだったので、深川神明宮界隈の道を歩きながら被写体を探していたら、八名川小学校に隣接する災害避難所兼公園で遊び終わって、これから買い物がてら家に戻ろう、という雰囲気の大人と子供の混成軍がこれまた午後の傾き掛けた陽光に照らされ、輪郭がとてもキレイに見えたので、通りざま、木立ち越しに一枚戴いたもの。

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十三枚目のカットですが、森下の駅の近くの大通りから一本入った辺りにある地元民各位向けと思しきカフェバー系のお店の店頭に渋いヴィンテーヂ系バイクが停められ、それがアーリーアメリカンテイストのお店のエクステリア周りと妙にマッチし、何で江戸の下町、深川で米国はアリゾナの√66テイストの店構えなの???とか云う余人の疑問を差し挟ませない堂々とした店構えに感心して一枚戴いたもの。

今回の感想ですが、いやはや、1980年以降の国産のズームは性能イイし、お値段お手頃だし、遊ぶにゃ丁度良いですね・・・
それにしても、この後継機の元になった、国産ズーム・・・早く紹介したいなぁ(笑)

さて、次回は久々に工房製レンズを何か紹介しましょう、何が出るかは乞うご期待!!
  1. 2015/11/23(月) 19:49:19|
  2. 深川秘宝館
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An inspection of patient's recovery in Jindaiji Area

さて、今宵のご紹介は工房作品と秘宝館収蔵品夢の競演企画です。
そもそもの今回の企画の着想はと云えば、当工房はレンズの改造と奇妙奇天烈なレンズの蒐集にばかり血道を上げる変態写真愛好家、悪く言えば、ブラックジャックが悪趣味な患者の症例を集めて独りほくそ笑んでる状態・・・という陰口もそこここ聞こえてきたので、その汚名を挽回すべく、レンズの通常メンテも通常の業者さん並みには出来るという実例を示す必要があったのです(笑)
が、しかし・・・クリーニング&内面改良の前の描写の写真を施工前に撮ってなかった・・・
ま、手を入れると、この程度まで写りますよ、との目安として楽しんで下さい。
で、今回登場のクランケ(患者)さんは、中度の白内障を患っていた、Cine-Xenon28mmf2.0改M、と同じく中度の白内障と水虫(カビ)と過度のダイエット障害(ヘリコオイル抜け)に悩まされていたSigma Mini-wide28mmf2.8の二本です。
では、この病み上がりの二本が雨の上がらなかった深大寺でどのようなパホーマンスを見せてくれるのでしょうか、早速、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、深大寺山門に本日の同行者お二方との待ち合わせ場所に11時に着いて、なかなか揃わないので、手持ち無沙汰に撮ってみた、山門前の嶋田屋さん前に狛犬よろしく二体揃って置かれている石像のうちの右側のもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSigma Mini-wide28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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二枚目のカットですが、比較するなら同時に撮れば良かったのですが、雨中に傘持っての撮影だとなかなかそういうこまめな芸当に疎くなってしまい、お昼を食べ、水棲植物園、深大寺城址を撮って15時も回った頃、茶店街を再び通った際に、嶋田屋さん前で思い出して石像を撮った時間差攻撃の一枚。
カメラはX-E1、レンズはSchneider Cine-Xenon28mmf2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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三枚目のカットですが、食べもしないのに借景ばかりで申し訳なかったのですが、11時過ぎの集合後、嶋田屋さん裏手の回水型庭園と茶店街の道との境界付近に生えている楓が見事に色づき、しかも雨に濡れ、艶やかな佇まいを見せていたので、庭園を借景として一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSigma Mini-wide28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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四枚目のカットですが、これも水棲植物園、深大寺城址撮った後、再び茶店街に戻って、そうそう、こっちのレンズでは庭園を借景とした紅葉撮ってなかったわね☆ということで、危うく思い出し、別の枝ながら、一応似たような構図をでっち上げたもの。
カメラはX-E1、レンズはSchneider Cine-Xenon28mmf2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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五枚目のカットですが、集合後暫く茶店街の界隈で写真を撮っていたのですが、マストポイントである”美人茶屋”八起さんの前でもくもくと上がる湯気の向こうでいたいけな女給さんが、顧客の求めに応じ、ガスコンロでお団子の類いを加熱しているところを傍から一枚撮らして貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSigma Mini-wide28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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六枚目のカットですが、これも八起さん店頭の比較する写真が無いことに気付き、深大寺城址から戻って来た際に茶店街を通りざまに八起さん店先で撮った一枚。
カメラはX-E1、レンズはSchneider Cine-Xenon28mmf2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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七枚目のカットですが、これは比較対象が無いのですが、写真としてかなり気に入った上がりになったのでアップしたかったのですが、11時過ぎの集合後の茶店街での撮影時、八起さん前の団子類販売コーナーでかなり大きめの老犬を力強く抱いた母親が見守る向こうでいたいけな極小姐が若いヲヤヂさんからお金を出して貰い、ガスで焼きたての団子を買い求めていたので、その微笑ましい様子を一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSigma Mini-wide28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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八枚目のカットですが、いつもの定番撮影アイテム、八起さん横のミニ庭園入り口付近に置かれている水成岩製の蹲の水がこんこんと湧き出る様を奥手の竹の簾みたいなパーツにピンを合わせて撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSigma Mini-wide28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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九枚目のカットですが、これも午後の茶店街再訪時に思い出して、八起さん横庭園で比較のため、撮ってみたもの。
カメラはX-E1、レンズはSchneider Cine-Xenon28mmf2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十枚目のカットですが、これも後ボケに加え、逆光でのコントラストと階調再現性を確かめるには格好のテストスポットである深大寺山門手前の狛犬とか仁王像、或いは金剛力士像代わりの二対の灯篭のうち、本堂方向に向って右側のものを裏から茶店街方向向けて撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSigma Mini-wide28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十一枚目のカットですが、これも、午後の茶店街撮影時に思い出して山門に登り、比較用に同じ灯篭を似せたアングルで撮ってみたもの。
カメラはX-E1、レンズはSchneider Cine-Xenon28mmf2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十二枚目のカットですが、だいたい鈴木光司の小説が好きなので、ついつい井戸を見ると”山村貞子”を思い出してしまい写真を撮りたくなってしまうのですが、ここ深大寺にも、先の栃木の悪代官屋敷遺跡ほどではないにせよ立派な掘り抜き井戸が有るので、今が旬の紅葉を主役に背景として登場して貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSigma Mini-wide28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十三枚目のカットですが、お昼前の撮影時に嬉しいことに父母勢揃いで会社が別々のミラーレスに思い思いのMFレンズなんか付けて、愛娘の七五三の晴れ着なんか撮ってる若い家族連れが居たので、声掛けて、同好の士ということで撮影に応じて戴いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSigma Mini-wide28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十四枚目のカットですが、本堂横の池の脇の灯篭が適度に苔むして、これも雨に打たれる池の水面を背景としてイイ風情を醸し出していたので柵越しに一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSigma Mini-wide28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十五枚目のカットですが、これも本堂脇で三脚まで立てて本格的に七五三に家族写真なんかおっぱじめようとする一家が目に留まったので、シャッター押して上げるから、そんな面倒でみっともないことやめなさいと説得し、撮ったお礼に一枚モデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはSigma Mini-wide28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十六枚目のカットですが、午後の撮影時に”美人茶屋”の異名を持つ?八起さんにそろそろ美人の女子大生焼き方兼女給さんがやって来ないものかと覗いてみれば、まだ朝と同じ仏頂面の小姐が黙々と錦糸町の炉辺焼の職人みたいな堅い表情で団子をガスのコンロみたいなので焼いていたので、仕方なく、お隣の深大寺窯のシンボル、愛くるしい狸像に代役を務めてもらったもの。
カメラはX-E1、レンズはSchneider Cine-Xenon28mmf2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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十七枚目のカットですが、そろそろ引き上げ前に名水でお茶でもしませう♪ということで移動前にどうしても逆光のテストがやりたかったので、山門にまた登り、門の垂れ幕の裏側から南西の空に向けて一枚撮ってみたもの。
カメラはX-E1、レンズはSchneider Cine-Xenon28mmf2による絞り優先AEでの開放撮影です。

今回の感想ですが、いやはや、確か修理前の登場は栃木祭りでX-Pro1で撮ったら、色は出ないはコントラストは低く、線が甘いというとても使おうという気が起きなかったシネクセノンでしたが、全部バラしてクリーニングとコバ塗り、そして内部の要所への工房特製無反射グラファイト塗料塗布やったら、お気に入りのBaltar25mmf2.3並みにファンキーな写りを見せてくれて我ながら感動しました。
そしてシグマのミニワイドですがこれがほぼ輸出専用だったとは勿体無い・・・まだ新品買えるみたいだから、別マウントのを幾つか買おうかな(笑)

さて、次週ですが、翌々週月曜晩更新ということで、これも修理品の国産ネオクラシックズームの威力をお見せ致します、乞うご期待!!
  1. 2015/11/15(日) 23:06:01|
  2. Arri改造レンズ群
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A natty event in Japan's nostalgic provincial town~Tochigi Stockyard Street Skinship-festival’15~

さて、今宵のご紹介は、先週末に豪華ゲストもお迎えし、気心知れた仲間内で出かけた、栃木市「蔵通りふれあい祭り2015」を巡る冒険?から厳選カットをお送り致します。

そもそも、この「蔵通りふれあい祭り」とは何ぞや?ということなのですが、これは二年に一回の頻度で開催される「栃木祭り」の開催されない年に観光客誘致のため開催される深川で言えば富岡八幡祭りの「陰祭り」のようなもので、本格的な山車の運行こそないですが、お囃子実演あり、山車の展示有り、しかも今年はハロウィンの仮装コンテストみたいなのもあって、結構楽しめました。

当日は11時過ぎに集合してそこから鬼のように撮りまくる目論見だったのですが、いやはや趣味人が集まっちゃうと、四方山噺に花が咲いて、結局、12時過ぎに一旦集結したファミレスからランチのお店に徒歩で移動しながら少々撮って、そこでランチを戴いてから、歩行者天国撮って、定番の代官屋敷方面へ向う、というコーコースだったのですが、予想以上に日没が早く、観光の定番スポットうずまき川の周辺はあまり撮れず、初参加のメンバーには申し訳ないことをしてしまったと、反省しております。

と長い前置きはこれくらいにして、当日の行動に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、蔵通りのメインストリートには蔵造りの店舗のみならず、実際、明治から昭和初期くらいまでの様々な度合いのレトロ建築が混在していて、それをあーだの、うーだの論評しながら撮り歩くのが楽しいのですが、ランチを終えてすぐ大通りに戻って、タイル張りの古めの元店舗兼住宅と今や絶滅危惧種の業態である「荒物屋」の前を爺ちゃん、婆ちゃんと歩いて通り過ぎる、いたいけな童子の姿が見えたので、建物のアクセントとして3名一緒にご出演願ったもの
カメラは、X-Pro1、レンズはRobot-Biotar40mmf2改M距離計非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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二枚目のカットですが、ここも蔵造りの大通りにある古くからの肥料業者の店舗脇の中庭へ続く通路脇に咲く、可憐な秋の花、黄色い菊をモチーフに板張りの肥料業者の店舗の古風な佇まいを捉えてみたもの。
カメラは、X-Pro1、レンズはRobot-Biotar40mmf2改M距離計非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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三枚目のカットですが、これも店舗脇の菊の花を撮らせて戴いた肥料業者店頭のオブヂェというかディスプレーである、黒塗りの大八車の上に秋のシンボルであるいが栗や、ドライトマト状の野草の実のようなものをさりげなく広げておいてあるものをせっかくなのでみんなで代わりばんこに撮ったうちの一枚。
カメラは、X-Pro1、レンズはRobot-Biotar40mmf2改M距離計非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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四枚目のカットですが、フェスティバルの新機軸として始まったらしい、ハロウィンの仮装コンテストで同行ゲストが言葉巧みにいたいけな小々姐各位を次から次へとリズミカルに撮っておられたので、やや出遅れ感もあったため、ターゲットを変え、目に付いた一番巨大な被写体、親子でドラゴンボールだかのカッコをしている外人さんとその日本人の奥さんに声掛けて、親子でモデルさんになって貰ったもの。
カメラは、X-Pro1、レンズはRobot-Biotar40mmf2改M距離計非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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五枚目のカットですが、羽を生やし、愛くるしい髪飾りの極小姐が目に留まったので、古風な店舗を背景に後ろ姿を撮ろうとカメラを向けたら、横の親御さんが、写真撮ってくれるんだって、こっち向いて!とか気を回して声を掛けてくれちゃったもんだから、急に振り返って、びっくりポン!の表情でシャッター切ってしまったもの。
カメラは、X-Pro1、レンズはRobot-Biotar40mmf2改M距離計非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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六枚目のカットですが、結構、入念の衣装を拵えて、歩き方なども練習したらしく、参加者の中ではかなり目立っていた、魔女っこコスチューム二人組の小々姐にステージ登場後、すぐに声掛たら、これもティーン向け雑誌かなんか読んで練習したらしく、決めポーズで「ハッピーハロウィーン!」とか云いながらモデルさんになってくれたもの。
カメラは、Leica M8、レンズはFujinon50mmf1.2L39、絞り優先AEでの開放撮影です。

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七枚目のカットですが、後ろ髪引かれる思いで、賑やかな蔵造りの大通りを後にして、代官屋敷「岡田家遺跡」へ向う途上に置かれている消防車のミラーだかに引っ掛けて陰干しされている消防ヘルメットの様子が面白かったので一枚撮ってみたもの。
カメラは、Leica M8、レンズはFujinon50mmf1.2L39、絞り優先AEでの開放撮影です。

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八枚目のカットですが、到着した代官屋敷「岡田家遺跡」へ到着し、さっそくその敷地に咲く、可憐なピンクの花を庭の中の茶室兼書斎みたいな不可思議な作りの小さな木造家屋をバックに一枚撮ってみたもの。
カメラは、X-Pro1、レンズはRobot-Biotar40mmf2改M距離計非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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九枚目のカットですが、代官屋敷入り口付近に、守衛か番兵代わりに無造作に置かれていた、かなり巨大な信楽焼か万古焼の狸さんの像のドアップの図。
カメラは、Leica M8、レンズはFujinon50mmf1.2L39、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十枚目のカットですが、代官屋敷本邸のお屋敷探訪している際、お座敷の縁側辺りに無造作に置かれていた、もう何年も子供が遊んだ形跡の無さそうな、少々寂寥感漂う木馬のおもちゃを一枚撮ってみたもの。
カメラは、Leica M8、レンズはFujinon50mmf1.2L39、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十一枚目のカットですが、これも、先の木馬を撮った直後に座敷の中でかなり強烈な光源を背後から照らした竹を編んだメッシュ状の一輪挿しみたいなものが木の板の上に無造作に置かれていて、それがまた妙にイイ雰囲気を醸し出していたのでかなり難しい光線状態もものかわ、精緻な細工の様子を捉えるため、一枚撮ってみたもの。
カメラは、Leica M8、レンズはFujinon50mmf1.2L39、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十二枚目のカットですが、敷地内に幾つも林立する土蔵や木造の蔵屋敷みたいなところの合間には季節の花々や草木が植えられていて、訪れるゲストの眼を楽しませてくれるのですが、ちょうど、芒が、建物の立派な屋根を見上げるアングルで茂っていたので、秋らしいモチーフで一枚撮ってみたもの。
カメラは、Leica M8、レンズはFujinon50mmf1.2L39、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十三枚目のカットですが、コンパクトな敷地内には、それこそ時代劇を思い起こさせるようなアイテムが散在しているのですが、漆喰で固められた土蔵の手前には、屋根をさし掛けて、滑車と釣瓶を配した、「山村貞子」風の井戸があるのですが、その手前に見事な菊の花が咲いていたので、あぁ、同じ井戸でも、そうか「番町皿屋敷」の方の井戸だったんだ・・・と妙に納得して、可憐な「お菊さん」を一枚撮ってみたもの。
カメラは、Leica M8、レンズはFujinon50mmf1.2L39、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十四枚目のカットですが、暗くなる前に銘木で拵えられた隠居屋敷の方も存分に撮りたかったので、代官屋敷本宅を後にして、通称「翁島」と呼ばれるうずまき川上流の三角州に有る別邸に移動し、まずは立派な庭園を撮ってから、室内撮影することとし、その途中、軒下から、窓越しに白熱電球が暖かそうな光を放つ2階を見上げる格好で撮った一枚。
カメラは、X-Pro1、レンズはRobot-Biotar40mmf2改M距離計非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十五枚目のカットですが、代官屋敷別邸も存分に撮って、そろそろ陽も暮れかけてきたので、今回の撮影テーマのひとつである、うずまき川流域の古建築も撮らねばならないと思い、そこそこの早足で一行は移動し、ところどころで立ち止まりながら撮影スポットを押えていたのですが、ちょうど川沿いの大土蔵横の通路へ差し掛かった時、若い小姐が和装でその石畳の道をすたすたと歩き出したので、まさに天佑!とその希少な後ろ姿を頂戴したもの。
カメラは、X-Pro1、レンズはRobot-Biotar40mmf2改M距離計非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

Tochigi15_016B.jpg
十六枚目のカットですが、同じく川沿いの道で、もう駅に近い辺りまでやって来た頃、LEDでライトアップされ、しかもご丁寧なことに既設の水銀灯まで煌々と照らしている橋の上で赤子を抱いた若妻の写真を橋上で撮った若い旦那がその妻に写真を見せようと、二人で満面の笑顔でスマホンの画面を覗き込むさまがとても幸せそうな夕暮の光景に見えたので、カメラとレンズの限界ギリギリだったにも関わらず、なんとかブレ、ピンボケを起こさず、場の雰囲気を捉えた一枚。
カメラは、X-Pro1、レンズはRobot-Biotar40mmf2改M距離計非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

今回の感想ですが、やはり、いつも行き慣れた場所でも違う仲間と回ると、新鮮な発見が有ったり、今まで気付かなかった撮り方を教えて貰ったりと、自分としては実りあるツアーだったと思いました、でももうちょい雑談タイムを減らしてマジメに撮らねば(汗&苦笑)

さて、次回は工房でクリーニングして見違えるような性能になったシネレンズと国産輸出用広角レンズ、同一焦点距離での夢の?競演、いきます、乞うご期待!!
  1. 2015/11/08(日) 21:12:37|
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An eye as a legacy~Olimpus Pen F E Zuiko100mmf3.5~

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さて、今宵のご紹介は予告通り、今を去ること9月に訪れた深大寺でのHelios33と同時にテストを行った、OlimpusはPen Zukio100mmf3.5のレポートをお送り致します。

まずこのレンズの氏素性ですが、1963年に発売になったOlimpus Pen F、FT用の中望遠レンズとしてリリースされたもので、ハーフ判なので、135判換算だと150mm相当の画角になります。
構成は4群5枚のいわゆる改良エルノスター型でこの焦点距離と開放値ではかなり贅沢な構成になっていると思います。

よくよく考えてみれば、PEN F,FTシリーズのハーフ判というのは135判の半裁ですから、フジX系列に代表されるAPS-Cフォーマットのミラーレスとは90度配置が異なりますが、いわば同一フォーマット専用レンズと云って良さそうなので、これがどんな写りとなるのか、当日の行動に沿って実写結果を見て参りましょう。

カメラはX-E1、絞り優先AEでの全コマ開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、深大寺裏手のペットセメタリー近くにある手打ち蕎麦の銘店「松葉屋」さんの手打ち蕎麦せいろ大盛りを戴いて、やる気まんまんになって、最初の撮影エリアである深大寺城跡まで、茶店街を歩いて移動する途中、買ったばかりなのでしょうか、ぎこちない手つきでベンチに座ったいたいけな極小姐を一眼レフで撮影しようとしてる若い健気なオモニが居たので、その様子を通りざまに一枚戴いたもの。

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二枚目のカットですが、深大寺城跡の廓近傍に或る、”秘密の花園”こと、彼岸花畑に到着し、いつもと勝手が違う中望遠でどうやって、この可憐な花達の晴れ姿を撮ろうかと思案にくれていたら、西方から黄揚羽蝶がヒラリヒラリと飛んで来て、レンズ最短距離のちょっと先の花にとまって蜜など吸い出したものですから、EVFのクロップ拡大モードを駆使し、精密射撃し捉えたもの。

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三枚目のカットですが、撮影クリアランスがとりずらく、構図に制約が多い彼岸畑で一枚、決めカットが撮れたら、多少は心にゆとりが出来、冷静になって、背景が開けている方角を探してみれば、北方向に空が開け、しかも西南西から午後の低めの陽光が射している花が何輪か目に付いたので、可憐な花達の茎や地上に顔を出す地下茎を踏んで傷付けないように気を使って移動し、一番大輪で陽の当たる花を最短撮影距離で撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、深大寺城址と云えば、このブログでも喧伝した成果もあってか、地元民やらネット民に間で定着しつつある呼称で知られる、深大寺城跡のなんちゃって「この木、何の木、気になる気」を撮らないわけには行きませんが、早い話、全景を収めるとなると、広角でも、標準でも中望遠でもそれほど有意差が出ませんので、特徴あるカットを、と考え、大木のシルエット越しに常設ベンチを撮ろうと考え、いつもよりだいぶ離れた位置から撮ってみたもの。

Zuiko100_005-1.jpg
五枚目のカットですが、ここ深大寺城跡もその下の神代植物園附設水棲植物園も都の管理下なので、16時入場終了、16時半総員退場という掟があるため、陽光の加減も考え、廓を後にして、丘陵を下って水棲植物園まで下りて、ここの風物詩、水稲の刈り取り前に雀などの野鳥に稲を食べられてしまわないように張り巡らされた薄いオレンジ色の防鳥網が秋風にそよぎ、たゆたう海面のような風情なので、その様子を中望遠的な構図で一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、深大寺城跡の廓周辺の彼岸花畑で思う存分、彼岸花は撮った筈なのに、生えている周辺が違い、背景が違い、そして何よりも光線状態が違うと、また撮りたくなってしまうのが、写真撮りの倣いで、水棲植物園東側の土手に群生している彼岸花のうち、特に大輪で陽が当たっているものを土手の上から最短距離で撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、いつものパターンどおり、16時過ぎから夕暮までの短い時間で、深大寺山門前の茶店街の様子をちゃちゃっと撮るため、水棲植物園を後にして、茶店街に入ったら、すぐ目の前の別院に繋がる小さい石橋の辺りでデジカメの獲物を背面液晶で点検する中年のオモニとその足元で退屈そうに、アニメソングなど口ずさみながら、千日回峰の修行僧よろしく石橋を行ったり来たりしているいたいけな童子が居たので、その様子を一枚戴いたもの。

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八枚目のカットですが、境内でも何か中望遠で撮ったら面白そうなものはないか物色していたところ、本堂の扉脇に据え付けられた板金屋さんの手仕事と思しき大きな銅製の燭台が夕陽を受けて鈍い銅色の反射を見せていたので、その質感を捉えるべく一枚戴いたもの。

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九枚目のカットですが、先にHelios33で「美人茶屋 八起」さんのミニ庭園でお茶などしばいている様子を撮らせて貰った、中折れ帽のいたいけな小姐とその愉快な?お友達がおみくじ売場で、自らの運命について真摯に語らい合っている様子だったので、それを背後から一枚戴いたもの。

Zuiko100-1.jpg
十枚目のカットですが、調布市と云えば漫画家の水木しげる大先生の終の住まいが在ったことから、鳥取県の境港同様、ゲゲゲの街として知られており、ここ深大寺にも鬼太郎茶屋なる、原宿の竹下通りにもあるようなキャラクターショップ兼テーマカフェがバス停至近に在って、そこの傍らのそこそこの樹齢の木の梢にミニ鬼太郎ハウスが設けられているので、それを中望遠のリーチの長さを活かし一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、描写については、勿論云う事無しですが、それにもまして、画角150mm相当というと、ちょっと使いにくい気がしてたのが、あにはからんや、実際に人口密度がそれほど高くなく、撮影のクリアランスの裕度が高い、ここ深大寺では、少なくとも75mm相当の50mmや、53mm相当の35mmとは、撮り方さえ工夫すれば、それほど遜色ない使い前ではないかと感じました。
来年春の川越ツアーとか横浜でのCP+で美人撮影に縦横無尽に活躍して貰おうと思いました。

さて、来週は、今週土曜に訪れた、栃木祭りの裏番組「栃木蔵造りの街ふれあい祭り」からレポート致します、乞うご期待!!
  1. 2015/11/01(日) 22:00:11|
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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