深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

나는 일본 도쿄에서 왔습니다.~Soulful Seoul Tour'16②~

さて、今宵のご紹介は先週に引き続き、2月の連休を利用して訪問してきた、お隣は韓国、ソウルの旅二日目、梨泰院(イテヲン)の路地裏~南大門周辺の街角スナップを予告通り、お送りいたします。

実は到着した翌日かそのまた翌日に前々から水原(スウォン)という世界遺産の史跡都市に行きたかったのですが、この日、韓国国鉄の12時7分発の特急電車に乗って、水原の駅に40分少々で着いてみれば、出てきたソウルよりも激しい雨で、それでも傘は以て来ていたし、前回の慶州の時のように雨に濡れた石組みの史跡も良いかなと思い、ガイドブックで紹介されていたバスに乗って、華城行宮を目指したのですが、幾ら乗ってもそれらしき建物の辺りの停留所は見えて来ず、しまいには、地元民の乗客で満員バスになってしまい、自分の座っている側の窓から見える景色だけが頼りなのですが、あいにく停留所側でなかったので、周囲の状況も把握できず、30分強かけて、結局、市内の主だったところを一周して駅に戻っただけとなってしまい、その日は仕方なく諦め、駅ビルで韓国伝統スタイルのビビムッパを食べて、地下鉄で一時間掛けてソウル市内に戻った頃、ちょうど雨も上がったので、30年ぶりに梨泰院を訪問してみようと云う気になったという次第。

で、地下鉄で南山の南の麓に広がる、どこか懐かしい米軍基地の街、梨泰院に降り立ち、ただひたすら路地裏を求め、あてどなく彷徨って撮り歩いたのが今回の写真。

さっそく、当日の行動に沿って、実写結果を見て参りましょう。
今回のカメラは全てX-Pro1、レンズはElmarit21mmf2.8での開放での絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、梨泰院の駅から地上に出て、大きな幹線道路を暫し歩き、側道に下りる道沿いに店舗やこじんまりとした住宅などが所狭しと建ち並ぶエリアを発見したので、さっそく、その方向に歩き出し、階段を降りる途上で発見した地元民向け飲食店の軒先ディスプレイのやかん群を一枚撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、日頃からの国内外の路地裏撮影で培われた、何がしかのシャッターチャンスに出会えそうな第六感に任せて、高台を貫く幹線道路から枝葉のように下に続く側道を進んで行くと、日本でも、台湾でも、そしてここ韓国でも共通の東アジア的な路地裏の風景が目の前に現れ、雨も小降りとなって来たので、その佇まいをフレームに収めようとしていたところ、ちょうど地元民が通り掛かったので、エキストラとして画面に納まって貰ったもの。

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三枚目のカットですが路地裏の奥までとりあえず踏破し、民家の玄関とその周囲は崖というところから引き返し、今度は幹線道路の反対の高台を探索しようと階段を上がり始めたら、ちょうど、いかにも人が良さそうなアヂュモニと幼アガシが階段を降りて来てた目が合ったので、アンニョンハセヨと声掛けたら笑顔で挨拶を返してくれたので、東京から来たんですが、写真一枚撮らせて貰って宜しいか、とご自慢の平壌訛りの韓国語で聞いてみたら、苦笑しながらOK、OK、ということで一枚撮らせて貰ったもの。

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四枚目のカットですが、幹線道路を暫く歩き、ここでもさすがもと進駐軍の街、梨泰院、道路沿いのそこここに東洋人離れした洒脱なオブヂャがあり、もう使われていないであろう屋外の公衆電話の壁際にマイケルヂャクソンっぽい、電話を掛ける人のシルエットの壁画が描いてあり、ついこの洒落っ気たっぷりの路上アートに心奪われ、一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、幹線道路を歩いていたら、イスラミックの寺院みたいな尖塔が二つ並び立つ建物が遥か彼方の斜面中腹に建っているのが見えたので、比較的大き目の側道に舵を切って、斜面を登るコースをとり、その途中でも面白そうな路地があれば入り込んで撮っていたのですが、南の谷側には低いレンガ塀の韓屋、そして北の山側には漆喰とガラスの無機質な工場の事務棟の壁面というとてもシュールな光景を目にしたので、嬉しくなって一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、進駐軍のみならず、各国の貿易商のような人々も暮らしていたというだけあって、一口に路地裏と云っても、色々な表情が楽しめ、そういった意味では、ここ梨泰院は日本や台湾の裏通りよりはマカオや香港のそれに近い特異エリアのような気がして、この地中海の島の住宅地みたいにベーヂュの漆喰で固められ幾何学的な曲がり方をした坂道の表情を捉えてみたもの。

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七枚目のカットですが、地中海社会やイスラム圏のような佇まいの裏通りから程近いところで見つけた、台湾は九份や金瓜石辺りに近い雰囲気を湛えた、石積み塀と幅広コンクリート階段の裏通りを一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、散々寄り道をして、やっと丘の中腹の見晴らしの良い高台に立つイスラム寺院に辿り着き、敷地内を散策して、建物自体は、スマホンで散々撮ったのを顔本にも挙げてしまったので、きちんとしたカメラで撮ったのをわざわざまた挙げるのも屋上屋なので、敷地内を散策しているうちに見つけた、やはりモロッコのカスバ辺りのような漆喰で塗り固められた階段の壁の右上部に何らかのアラビア文字が書かれた狭い階段を撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、献金するでなし、異教徒があまり敷地内をうろうろとするのも、正直、居心地が宜しくないのもあって、北西に開けた視界から、南側斜面にひな壇のように建ち並ぶ色とりどりの住宅群を望遠で撮りたかったのですが、守衛室の隣ということもあって、早々に退散して、斜面の家々が撮れる別のところを探そうと寺院下の道を歩き出したときに目に入った雑貨屋とその前を通り過ぎる河童姿のバイク乗りのオッパーの姿を捉えてみたもの。

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十枚目のカットですが、幹線道路まで降りて来た際、また人の良さそうなアヂュモニがいたいけな幼アガシの手を引きながら、なんらかのK-POPの歌でしょうか、一緒に歌いながら歩いてきたので、またしても、声を掛けて、一緒に撮らしてね、とお願いしてモデルさんになって貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、幹線道路を歩いていたら、雨は殆ど上がったとは云え、上空には厚い雲が立ち込めているとみえ、まだ日没にはかなり時間があったはずなのですが、辺りはそこはかとなく薄暗く、それが却って、車や店舗が灯りを点し、濡れた路面に反射するという効果を生み出し、停車していた車とその横のスイセンみたいな黄色い可憐な花を引き立てていたので、一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、梨泰院での路地裏撮影に満足し、地下鉄を乗り継ぎ、ちょうど、南山を挟んで反対側の北方の位置にある、南大門市場でスナップでも撮るんべぇかということで、徘徊していたら、一名はマスク、もう一名は無しで歩いていた、いたいけなアガシ二人組とすれ違ったので、すぐにとって返し、声掛けたら、向って右の元からマスク無しのアガシはえ-どうしよぅ???てなカンジで笑いながら照れていたのですが、左のアガシがマスクを剥ぎ取るや、相方の腕をとって、日本から来てくれたんだから、撮って貰おう!と云ってくれて、モデルさんになってくれたもの、まさにカムサムニダ!です。

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十三枚目のカッですが、南大門市場といえば、築地とアメ横を足して更にもうちょい那覇の平和通りくらいの観光テイストを加えたくらいのまさに商魂エリアと云うイメージだったのですが、なかなかどうして、遊休店舗を改造したのか、なかなか洒脱なカフェみたいな飲み屋も出来ており、そこで愉しげに語らい合いながらグラスを傾けるオッパー達の姿を捉えてみたもの。

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十四枚目のカットですが、ソウルと云えば、ここを撮らないとお話しにならないと云う、アジア三大門のひとつ(と工房主が勝手に云っている(笑))であり、この街一番のランドマーク、南大門のライトアップされた見事な姿を、復活後、初めて見た感動も相俟って一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、南大門市場では昔ながらのオモニ、アヂュモニによる露店がそこここに店を広げて商っており、表通りから程近いこの路地みたいなところでも、少し高い台の上に設けられた乾物みたいなものを商うアヂュモニの屋台に白人のオモニとアジア人の旦那という組み合わせの家族が、何かを買い求めていたので、その様子をかなり近くから撮らせて貰ったもの。
因みに帰って来てから気付きましたが、前回もこのアヂュモニの屋台を撮ってました(笑)

さて、次回はソウルツアー最終回、ソウル中心部の、朝の宮殿の衛兵交替の様子から、ひょんなことで再トライして初訪問を遂げた水原の史跡、水原華城行宮の様子をお送り致します、乞うご期待。
  1. 2016/02/28(日) 19:58:24|
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나는 일본 도쿄에서 왔습니다.~Soulful Seoul Tour'16①~

さて、お待たせ致しました。
一週間のスキップを経て、2月の飛び石連休を利用して旅してきた、韓国はソウル3泊4日の旅からお送り致します。

まずは簡単に行程のご説明から。

2月11日の建国記念日の12時過ぎの便で羽田を経ち、ソウルの表玄関、金浦空港に着いたのが3時前、そこから地下鉄一本で常宿化しつつある西大門駅至近のビジネスホテルに向い、前回、すっかりお世話になった気の良いキムおぢさんに土産の日本酒などを渡し、部屋に荷物を置いて、ソウルにくればまず真っ先に向う景福宮へ向うべく、宿から徒歩10分圏の地下鉄市庁駅から一駅乗って、光化門前で降りて、幸先良いスタートを切った次第。

そして、日暮れまで景福宮から北村、明洞と撮り歩き、夜も9時を過ぎてから、これまた馴染みの韓風カフェでお茶してから宿に戻り、一日をは終えたという次第。

今回はかなり日韓友好の成果があった、初日編をお送りしたいと思います。

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まず一枚目のカットですが、光化門駅から地上に上がってみれば、目の前に光化門が見えるには当たり前ですが、何と、その手前のキングセヂョンの銅像前広場に色とりどりの目にも鮮やかなチョゴリを纏ったいたいけな小姐、もといアガシ各位がたむろしているではないですか・・・ということで、手当たり次第に声を掛けて撮らせて貰った一組目。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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二枚目のカットですが、広場から広い道を隔てた光化門前にも、鮮やかなチョゴリ姿の愛くるしいアガシ達がたむろしていて、お互いのスマホンで撮り合ったり、ふざけてど突き合ったりして、誠に微笑ましい牧歌的な風景だったので、ここでも、数少ない韓国語の会話フレーズを駆使して、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはFujifilm X-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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三枚目のカットですが、光化門を潜り、とりあえず、いたいけなアガシ濃度が濃そうな、景福宮敷地へと入ったところ、居ました、居ました、街中のチョゴリアガシ勢揃いぢゃまいか?と思えるくらい、健気にも民族衣装に身を固めたアガシ達が、ここ首都ソウルから70km弱の国境地帯では相互に緊張感が高まっているのもものかわ、頭に春が来た日は赤いスィートピー♪状態で我が世の春を謳歌しているので、悲壮な決意で国を出て来た、工房主の決死行に撮影して貰おうと、当たるを幸いに敷地内で声を掛け始めた栄えある一組目。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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四枚目のカットですが、景福宮の敷地内は、普段はどこに隠れていたんだろうと?頭を捻り、首を傾げたくなるくらい、あちこちにチョゴリアガシが散開していて、門すぐ裏のちょっとした宮廷風建物というか韓国風神社みたいな建物の階段部分に座って、二人して、中国製と思しき、出来の悪い自撮り棒で、あーだ、こーだ云いながらツーショット写真撮ってたんで、これまた歩み寄って、声掛けて、シャッター押して上げる代わりにモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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五枚目のカットですが、同じく景福宮の広い前庭でお揃いのモダン花柄チョゴリでお互いに撮りっこしながらじゃれていた、アガシ三人組が近づいて来たので、またしても声掛けて、撮って上げるから、良い子は元イケメンの日本人カメラマンのモデルさんになりましょうね♪とか適当なこと云って、宮殿を背景に一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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六枚目のカットですが、敷地内で鵜の目鷹の目で色とりどりのいたいけなアガシの姿を目で追っていたら、人目で高いと判る、それこそ宮廷女官みたいなチョゴリを優雅に着こなした二人組みのアガシがお付き?のカメラマンに撮影させながら敷地を移動していたので、声掛けて、混ぜて貰って数枚撮ったうちの一枚。
カメラはFujifilm X-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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七枚目のカットですが、次なる目的地、北村韓屋村へ向うべく、景福宮の敷地を後にして、国立民族博物館方向へ歩道を歩いていたら、これまで出会ったのとはひと味違い、白を基調とした清楚な雰囲気のチョゴリをバッチリ決めたアガシ二人組みが愉しそうに大声で語らい合いながら歩いて来たので、すれ違いざまに声掛けてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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八枚目のカットですが、すっかり慣れた景福宮~北村韓屋村の道すがら、高台に位置する韓国式家屋群の北斜面の麓に位置する、日本で言えば、原宿辺りに雰囲気が似ているエリアで、またしても遭遇したカラフルなチョゴリの三人組に声掛けて、北村ノカヂュアルな街並みをバックに一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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九枚目のカットですが、韓屋村の麓の商業エリアは観光客相手になかなか小洒落た店舗も多く在って、今回は旧正月期間中の休日ということもあり、アガシはチョゴリ、オッパーは韓装という時代掛かったペアルックで、結構大胆にデートなんかしちゃってくれてますから、新旧融合したユニークな店舗の前を通りざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十枚目のカットですが、北村の商業地域はファッション関係のお店、お土産物屋などと並んで、かなりオシャレで高級なレストランも多く営業しており、歩きながら、そのひとつから、器量良しのアガシ二名が出てくるところが目に留まったので、ダッシュで駆け寄り、声掛けて出演要請したら、向って右のアガシに、「あ、東京から来た日本人の方ね、このコも東京からよ♪」ってことで、一気に打ち解け、気易い雰囲気でモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、商業エリアの隅から隅まで走破し、やっと当初目的地である韓屋村エリアに登り、このエリア最大のランドマークにして、「例の坂」で通じてしまう、「冬のソナタ」をはじめとする季節四部作、そして視聴率モンスタードラマこと「天国の階段」でも幾たびか登場した、ソウル市内が一望出来る視界の開けた坂までやって来て、さて、坂の写真でも撮ろうかいなと下を眺めたら、なんと真っかっ赤な袴も目に鮮やかな、一見、日本の何処かの著名神社の巫女さんのような雰囲気のアガシが5~6名で仲良く代わりばんこに写真を撮りっこしていたので、声掛けて並んで貰い、彼女らのスマホンと工房主のカメラで記念撮影しようとしていたら、奇声を上げて中国人観光客が乱入し、あっという間にアガシの列に割り込み、撮影の妨害をしてくれちゃった画です。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、せっかくの獲物を貪欲な中国人民に横取りされて腹も立ちましたが、それでも、言葉の出来ない中国人に成り代わり、親切な日本人が韓国の心優しいアガシ達との橋渡しをして、哀れな中国人民に一生の記念となる撮影場を設けて上げたという憐憫の情を以てすれば、いつしか怒りも解けてきたので、キブンを変えて、再び坂の上に駆け上がり、月並みながら全景を撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、アガシの写真ばかりで終ってしまうのもなんなので、お得意の路地裏、裏通り写真ってことで、韓屋村の裏通りの様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十四枚目のカットですが、陽もとっぷり暮れてきたので、晩飯を兼ねて、明洞地区にでも移動しようかと大通りに出る道を歩いていたら、またしても、街灯の下で、裏通りをバックに撮りっこをしていた、いたいけなアガシ二人組が居たので、声を掛けて、シャッター押して上げるから、モデルさんになってね♪と話しをつけて一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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十五枚目のカットですが、明洞エリアに移動し、まずは何枚か撮ってから晩飯にしようと、明洞きってのランドマーク、明洞大聖堂の全景を撮りに教会の位置する高台へと登り、その帰りに街灯に照らされながらスマホンだか、デヂカメの背面液晶を仲睦まじそうに顔を寄せ合って覗き込むカポーの後ろ姿を撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十六枚目のカットですが、明洞と云えば、昼はファッショナブルなショッピングの街ではありますが、夜はアジアの都市共通の夜市の街と化し、到るところに食べ物や、衣料品、雑貨等の露店が立ち並び、観光客のみならず、地元民各位も結構気軽に飲み食いしているようで、オモニから与えられた丼物を豪快にすする、健気なアガシの姿を捉えてみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十七枚目のカットですが、明洞の露店立ち食いシリーズ第二弾ということで、長い焼き鳥みたいなものを、ファッショナブルな防寒着に身を包み、路上であられもなく大口を開けて食するいたいけなアガシ達の姿を捉えてみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro1、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

さて来週は、雨に祟られ、せっかく水原まで出かけ、バスで市内を一周して、駅の食堂でビビムパだけ食べて尻尾巻いて退散し、仕方なく、梨泰院に目的地変更し、そこで路地裏撮影に没頭した二日目の撮影結果をお送りしたいと思います、乞うご期待!!
  1. 2016/02/21(日) 22:25:20|
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A dramatic optics with fainltly green reflection ~MC W Rokkor Si 28mmf2.5~

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さて今宵のご紹介は予告通り、工房附設秘宝館から、新規にコレクションに加えた玉をアップ致します。
その名も MC W Rokkor Si 28mmf2.5、ぱっと見、望遠レンズのように見えますが、れっきとした広角レンズです。
この大ぶりな外観と怪しげな微かな緑の反射光を湛えるf2.5というこの時代では画期的に明るかった稀代の広角レンズは、SIの記号が示すが如く、7群9枚の構成で1966年から発売されたといいます。
それ以上にこのレンズの特徴として挙げられるべきは、3群4群のエレメントをいわゆる酸化トリウムガラスを採用し、その高屈折率を用いて曲率を緩め、像面湾曲等の収差を抑え込んで開放値のアップを図ったということです。
今回は新宿の山系のお店で、おぃちゃん、何か面白いの無ーい?と聞いたら、へへへ、旦那、イイ娘っこが入りやしたぜ♪というノリで、結構汚れ放題汚れ、絞りの前後も硝材の劣化なのか油染みなのか判らないようなクモリ状の欠陥があったので安かったのですが、土曜日に愉快な仲間達各位と会う予定だったので、金曜日にお得意の夜更かしをして、前後の光学系を八丁畷の業者さん特製クリーニング液を二種類してすっきり綺麗にして、ピンポイントで内面反射を改善し、ヘリコイドにテフチューンを施し土曜の午後に浅草へと出撃したのでした。
では、さっそくその50年ぶりの実力を見て参りましょう。
カメラはX-Pro1、全コマ開放による絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、営団線浅草駅を出て、雷門周辺で被写体を探していたら、正直、一瞬目を疑いましたが、門前にて、季節外れの浴衣っぽい和装の小姐がその旦那と思しき兄ちゃんと、車夫のセールストークに熱心に耳を傾けていたので音も無く近寄り、背景からその様子を一枚戴いたもの。

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二枚目のカットですが、門の裏側、仲見世の入り口付近では必ず、異人さん達が、門の前の朋輩を撮ったり、或いは自撮りしたり、門単体を撮ったりとまさに門の裏表なく、フル稼働で観光に貢献していますが、その中で素晴らしく色使いのセンズの宜しい韓国人の小姐が真剣なまなざしで朋輩を撮ろうとしていたので、その様子を斜め前から一枚戴いたもの。

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三枚目のカットですが、やはり声掛けをしないとポートレ写真を撮ることが出来ず、わざわざ人混みの凄まじい浅草くんだりまで深川から出てくる意味が無くなっちゃいますから、まずは、お手軽にピン外人の写真撮影小姐ということで、門周辺を撮り終わったところで、声を掛け、同じフジのユーザーだから仲良くしよう♪とか牽強付会にモデルさんになって貰ったもの。

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四枚目のカットですが、いつもの定点観測スポット、美人茶屋「あづま」さん裏手の仲見世西側側道沿いの交差点に建つ扇子屋さん店頭の大和絵団扇を1.2m付近で撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、人混みの凄まじい仲見世の途上で立ち止まって何かしら撮ろうというのはまさに至難の技以外の何物でもなさそうで、仕方なく、万国の人の流れに流されるまま、気が付けば宝蔵門前まで歩いて来ていて、ふと視界が開けたところに、また浴衣と見紛うような淡い明るめの絵柄の留袖の大陸小姐が揚げ煎餅かなんかの順番を並んで待っていたので、その愛くるしい髪飾りとお揃いの着物の図柄を宝蔵門をバックに一枚撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、ロシアから来たと思しき複数名の男女が宝蔵門前の仁王像ハウジング付近に佇み、眺めて「ハラショ!」とか盛り上がりながら交替で写真なんか撮りっこしてたので、気配を消して間合いに入り込み、あたかも一行のフリをして愉しげな様子のひとコマを捉えてみたもの。

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七枚目のカットですが、宝蔵門をくぐって、境内に入ると、ここもまた浅草寺撮影での定点観測スポットであるお御籤売場前で、世界各国からのゲストが果たして、意味が判るのか、ただ単に他の観光客もやってるから何かのLucky Drawingの一種かと思い、恋するフォーチュンクッキーのノリで金払って試してるだけなんぢゃないかとは思うのですが、いつもお御籤抽いては、ラックに結んでいるので、尤もらしくしかめつらで紙と睨めっこしてるところに近づき一枚戴いたもの。

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八枚目のカットですが、次なる撮影スポット、手水場、巨大香炉近傍で被写体を探していたら、何と、いたいけな幼い兄妹が若いラッパー風の親御さん各位がフリートークの没頭しているのをイイことに、火遊びなんかしようとしている素振りだったので、反射的に一枚撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、いつもの倣いで本堂まで来たら、一応、こころばかりの賽銭という名の喜捨を行い、今日も面白い写真を撮って帰れますように☆とか都合良いことなどもお願いして本堂を西側に抜けたら、何と、白人観光客から中国人団体に代わる代わるにカモ状態にされていた振袖小姐二人組が居たので、嵐が去ったあと、肩で息していたにも関わらず、声掛けて一枚撮らして貰おうとしたら、なんとこのお二人も台湾からのゲスト、それでは、とモデルさんになって貰ったあと、彼女達のスマホンとコンパデヂで晴れ姿を撮って上げましたとさ、めでたしめでたし(笑)

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十枚目のカットですが、レンズ修理後のテストパターンとしては結構重宝している、本堂脇の巨大天水桶の一番コントラストの上がる補色関係の濃色どうし、明朱色の文字?と暗深緑の桶本体の組み合わせをスカイツリーを背景に大胆に空も入れて撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、本堂西エリアから、レンズ交換のため、また一旦、宝蔵門付近のベンチに戻ろうと歩き出したら、ちょうど巨大香炉の東側を通り過ぎようとしたら、英米圏の女性だけのグループがやって来て、香炉の煙で自ら燻製になろうとしたり、我が子を燻製にしようとしたりする、異教徒には到底理解の出来ない修羅場を捉えようと一行のうち数名がカメラを構えたところを撮ろうとしたら、別のメンバーがSo So Sorry!!とか云いながら画面を横切ってしまったので、丁度頃合い良くエキストラ出演して貰ったもの。

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十二枚目のカットですが、手水場付近、本堂東側下のちょっとした広場ではお参りの待ち合わせなどにいつでも誰かしらたむろしているのですが、今回もなかなか雰囲気のある黒尽くめの小姐が人待ち顔で佇んでいて、時折通り過ぎる傍若無人な国籍不明の小集団に押されて、風に揺れるたおやかな柳のような風情だったので、一枚戴いてみたもの。

今回の感想ですが、え、こんな値段でこんな佳きレンズ買えちゃって良いの!?と自問自答したくなるような試写結果では無かったかと思います、ただ、50年経った今、同じ28mmでもf2.0で容積が1/3くらいになっちゃっているので、今後の出番は専ら、近場でのお遊び用で、なかなか遠出へのお供には厳しいかも知れません。

さて、次週は海外遠征で一周お休み、その翌々週から二週、ないし三週連続で海外ロケ編アップ致します、乞うご期待!!
  1. 2016/02/07(日) 22:53:26|
  2. 深川秘宝館
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プロフィール

charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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