深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Western Japan Tour '17 vol.2

さて、今週のアップは予告通り、関西出張に引っ掛けての関西撮り倒れツアー後編をお送り致します。
まずは、恒例の行程紹介ですが、京都先斗町の夜を撮り終えた七夕でもある金曜日の晩、湖西線経由、近江八幡駅に着き、駅至近の宿にチェッキンし、翌土曜日は8時前に起床し、宿ご自慢のサービスの朝食を戴いたのですが、ブッヘコーナーのテーブル上に並べられた手作りの惣菜の中に「赤こんにゃく」を発見し、改めて近江の国の宿を借りたことを実感、しかるのち、いったん部屋に戻って準備をし、まずは市内随一の観光エリアである「日牟礼八幡」に赴くべく、駅前のロータリーからバスに乗って移動、そこでランチ込みの撮影を14時過ぎまで行って、しかるのち、隣接した江戸時代の街並みが残るエリア、たまたまミニ縁日をやっていた萎びた商店街を撮らせて貰ってから、再びバスで近江八幡駅に戻り、今度は湖西線で長浜市まで移動、日暮れまで黒壁スクェア周辺を撮って、駅付近でお茶して、電車で近江八幡駅に戻ってまた一泊、日曜の朝9時台半ば近江八幡駅発で江戸に戻って来たと云う次第。
では、行程に沿って当日の実写結果を見て参りましょう。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Nikkor3.5cmf1.8オリヂナルによる、全コマ絞り開放AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、近江兄弟社前のバス停に着いて、真っ先に目に留まるのが、このウィレム・ヴォーリーズ、帰化名、一ツ柳メレルに日本のいたいけな小々姐が心尽くしの花束を闊達に片手で差し出している像の姿が、いつ見ても、彼の優しく誠実な人柄、そして当時の日本の純朴な民草の心根を素晴らしく象徴的に表しているため、共感と敬意を表して一枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、日牟礼八幡宮へ続く八幡堀という掘割にかかった橋の正面に位置する昔の学校で、今はミニ博物館というか観光案内所のような使われ方をしている白雲館という建物で、いつもは改めて写真を撮ろうとも思ったことは無かったのですが、この日は夏の清々しい青空に入道雲が広がり、ちょうど、白雲館の背後にも掛かっていたので、まさにその名の通りの構図となったため、一枚撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、掘割にかかる八幡橋の上から、東の方向を眺めて観ると、おそらく、写真が日本に入って以来、何万カット、いや、手書き絵画の時代からすれば何十万カットも描かれてきたであろう、関西屈指の水辺の風景が広がり、テレビ時代劇のロケには必須になって、必殺シリーズでは隠れたレギュラーと云ってもおかしくないくらい頻繁に登場した八幡堀の佇まいを上から撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、堀にかかる橋を渡り切ると、目の前には日牟礼八幡宮ではなく、関所の如く立ち塞がるのが、「たねや日牟礼舎」とその付属施設である「Club Harie Confectionaries」の建物ですが、日牟礼舎の方は、江戸期の豪農の母屋を移築して手を加え、店舗兼料亭にしたもので、その店舗前の軒下周りには、専門のコーディネーターが四季の趣向を存分に取り入れたデコレーションが施されており、まずは、涼し気な軒先の瑠璃色の風鈴を一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、同じく日牟礼舎の入口左脇のダミーの井戸桁の上には竹の簀子が載せられ、ここもいつも季節の趣向を凝らしたオブジェが飾られており、秋には実の付いた柿の木一枝、盛夏には井戸の水面に西瓜を浮かべる等々ですが、今回はいつもの定番である、時代物の鉄瓶が錆びかけた鎖に繋がれ、簀子上にさりげなく置かれていたので、軒先をバックにローアングルから一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、店先で何枚か撮らせて貰ったあと、初めてロープウェイで八幡山の頂上に登り、しかるのち、日牟礼舎の二階で至極の懐石料理を戴いたあと、腹ごなしとばかりに八幡堀の水面ぎりぎりに作られた細い石畳の通路を辿っての撮影を開始し、まずは橋の下から逆光気味に西の方面の水辺の佇まいを撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、まずは八幡橋からどん詰まりが近い東方向、即ち「瓦ミュージアム」方面に向かって撮りながら歩いていたら、ミュージアムから堀に続く石の階段から、優しい目をしたお武家様が降りて来られて、目が合ったら思わず凍り着いてしまったのですが、「こんにちは、観光ですか」と声を掛けられ「さよう、江戸表は深川から・・・」と反射的に答え、相手が笑ってくれたのをきっかけに「卒爾ながら写真など宜しゅうござるか」、「はぃどうぞ、こんなカンジでイイですか?」と侍の恰好で現代語を話す初老の男性と現代人で江戸時代の侍言葉で話す中年男性という奇怪なシチュエーションで撮られたもの。

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八枚目のカットですが、奇妙な遭遇による胸の高鳴りを残したまま、毎回、なかなか秀逸なカットが撮れる「瓦ミュージアム」の敷地に上がり、入場料を徴収されるのが、建物の中だけなのをイイことに敷地内の庭園、付属の登り窯みたいな窯業施設などをタダで見物し、好きなだけ写真も撮り歩いたうち、瓦を敷き詰めた細い道の手前に季節の紫陽花が可憐に咲いていたので白い建物を背景に撮ったもの。

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九枚目のカットですが、瓦ミュージアムを後にして、堀沿いの石畳の道を西方向に歩きながら、行けるところまで行って、撮ってみようと考え、八幡橋を潜った辺りで、東に向かって船がやって来るのに気づき、しかも、それが、潮来の娘船頭みたいな不当景品表示法違反そのものみたいなシロモノではなく、がたいはデカいが、一応、栗色に染めた長い髪を清潔そうにポニーテールに束ねたいたいけな若い女性船頭さんだったので、橋を通り過ぎる頃合いを見て何枚か撮ったうちのベストショット。

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十枚目のカットですが、同じく八幡堀沿いの石畳の道を歩いていたら、道の傍らに紫陽花の比較的大きな植栽があり、ちょうど見事に濃紫の花が満開だったので、堀をバックにカッコ良く一枚に収めようと構図やら露出やらに腐心していたら、ラッキーなことに背景に船が通りがかったので、エイヤとばかりにシャッター切ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、紫陽花の花を撮ってから更に西方向に歩いて行くと、堀が緩くカーブした先にちょっとした一級河川並みに広がったエリアがあるのですが、そこへ向かう途中、カーブから出て来た船の屋根部先頭付近に比較的ぱっと見の良さげな小姐が団扇で扇ぎながら涼しげに遊覧を愉しんでいる風情だったので一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、八幡堀も西のどん詰まり近くまで到達し、周囲は何の変哲もない住居やら工場、店舗の街並みに変わってきてしまったので、早々に離脱し上の道路に上がり、相当暑さも酷くなってきたので、次なる撮影スポットである江戸時代の街並みをちょこちょこっとスマホン中心に撮り歩いて、しかるのち、その出口付近の公園前辺りからバスに乗って駅に向かおうかと思った矢先、道路反対側の萎びた商店街でミニ縁日みたいなことやってたんで、冷たいものを恵んで貰った手前、チンドン屋に扮した街の有志を追いかけながら撮った一枚。

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十三枚目のカットですが、商店街の縁日を撮らせて貰ったあと、目の前のバス停から駅に向かい、駅から湖西線経由長浜に着いてすぐ、向かった先が観光の中心のひとつ、というか長浜観光の目玉的ランドマーク「黒壁スクェア」で、まずは35mmをAPS-C換算1.5xで52.5mmのほぼ標準レンズ画角で何をどう撮ろうか、中心部の交差点前で佇みながら思案しているところにいたいけな浴衣姿の小中学生が通りがかったので、反射的に撮った一枚。

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十四枚目のカットですが、数年ぶりの来訪の街ですから、まずは中心部の交差点から見える風景を標準レンズ画角で撮ってみるのも悪くはないだろうと思い直し、交差点の真ん中でぐるっと見回しながら、東方向の祇園の山車をモチーフにした商店街のアーケードの下を通る民草と傍らの物販露店を捉えてみたもの。

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十五枚目のカットですが、アーケードの下では縁日の如く、様々な露店が出ていて、なかでも、色鮮やかなカラーボールすくいや、牧歌的な田舎の童子達の眼に潜在的な狩猟本能の炎が灯る金魚すくいなどは恰好の撮影現場なのですが、これだけの人通りにも関わらず、閑古鳥がなく店先で「どーしてお客さん来ないんだろうね」とかまだ口も利けないいたいけな乳幼児に語りかける老露天商の哀愁滲む様子を一枚撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、近江八幡の八幡地区に負けず劣らず、琵琶湖岸の街、長浜も水路が張り巡らされており、黒壁スクェアの近所もかつては高瀬舟のようなフラットボトムの櫓舟が行き交ったであろう両岸に船着き場の階段が設けられた掘割があって、その岸付近にコルテンという錆で腐食を抑制する特殊鋼をレーザーで切り抜いたと思しきポニーテールのいたいけな小姐のオブヂェが建てられていたので対岸の土蔵をバックの一枚撮ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、今の時期、もはや船が日常的に行き交うこともなくなった掘割は水位も極めて低く、それこそ靴脱げば、ひざ下くらいの深さなので水遊びも出来ようかという浅いせせらぎとなっていますが、それでも往年の水運を利するべく設けられた水辺の階段は、いたいけな若いカポ-の憩いの場となっており、さっそく先客が居たので、声かけて一枚撮らせて貰ったもの。

今回の旅の感想ですが、いやはや、出張帰りの撮影旅行、イイもんです。何か仕事上のミッションをやり遂げた開放感も有って、普段、自腹ではなかなか来られない地方の撮影をのんびり楽しめるって、宮仕えの身としては、ちょっとしたボーナスみたいなもんでとても有難いと思いました。出張をお膳立てしてくれた支社の仲間に心よりお礼を申し上げたいと思いました。

さて、次回は、上州は太田世良田に400年以上も伝わるという、かつての「関東三大山車祭り」の一角「世良田祇園祭り」からお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2017/07/30(日) 19:41:02|
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Western Japan Tour '17 vol.1

さて、一週スキップしての今週のアップは予告通り、会社の久々の関西出張に引っ掛けての関西撮り倒れツアーからお送り致します。
現地に赴いたのは今を遡ること7/7の午後、そう七夕と花金のWネームに出張を入れるなんて!?とか見栄もあり、会社では多少騒いではみたのですが、よくよく考えてみれば、撮影にはこんな又とない機会はまずなく、さもありなん、出張先の支社でも、会議終了後「ほな、心ゆくまで関西撮って帰っておくれやす♪」ということで、はなから魂胆を見抜かれた出張のお膳立てだったということです(笑)
それで、肝心の行程ですが、金曜の夕刻、まず中之島の大阪東洋陶磁美術館を振り出しに、新世界、先斗町と巡って、宿舎の近江八幡には10時半も回った頃チェッキンし、翌土曜日は朝から近江八幡市内の八幡堀周辺を撮ってから、お昼を「たねや日牟礼舎」で頂き、しかるのち、午後遅くに長浜入りして日暮れまで撮って、また電車に乗って近江八幡の宿まで戻り、翌日曜日は降雨の可能性高かったため、9時台の電車で米原経由、お江戸に戻ったという次第。
前編は夕暮れの大阪から京都は先斗町の夜の風景までをお送り致します。

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まず一枚目のカットですが、淀屋橋から御堂筋線に乗り、動物園前で下車、何度か辿った道のりを記憶を頼りに辿って、よく日本紹介のCMなどででてくる「づぼらや」の巨大フグの看板と通天閣を一画面に収められる地点を目指して狭い商店街を歩いていた途上に、そのえもいわれぬ昭和の香りに惹かれるものがあって、振り返りざまに撮ってみた一枚。
カメラはX-Pro2、レンズはZM Distagon25mmf2.8による絞り開放、AE撮影です。

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二枚目のカットですが、狭い商店街のアーケードを抜け、やっとお天道様の下に出て、まず目に留まったのが、アヤシゲな南海の孤島の魔神の子供の木彫り像みたいなテイストの「ビリケン」で、これが妙に夕陽を浴びて木目も生々しく照り返していたので、横の呼び込みの小姐共々一枚に収めようと声かけたら、あーどうぞご自由に撮ってって下さいとか笑いながら奥へ引っ込んぢゃったので仕方なく、像のみ撮らせて貰ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはZM Distagon25mmf2.8による絞り開放、AE撮影です。

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三枚目のカットですが、木彫りのビリケンをご神体とするお店を後にして、やっと通天閣が望める多少広めの通りに出て構図を考えて立ち尽くしていたら、おもむろに物凄い巻き舌の英語で話し掛けた白人の小姐がいて、要は、アンタは良さげなカメラを提げて、上手そうだから、アタイの記念撮影して頂戴!ということで、2~3週間前の浅草寺の時の如く、やれ全身入れろだの、バストアップで振り返ったところだの「づぼらや」の呼び込み担当の小姐店員も一緒に入るように撮ってくれ、だの相当注文付けられ、彼女らにi-phoneで撮って上げ、そのお礼にやっとモデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはZM Distagon25mmf2.8による絞り開放、AE撮影です。

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四枚目のカットですが、注文の多い料理店ならぬ注文の多い白人女性観光客が立ち去ったあとは、いたいけなマレーシアからの小姐二名がもじもじとこちらを見ていて、しかるのち、おずおずと歩み寄って来て、アタイらも上手に撮って!ということで、今度は通天閣のみならず、交差点のほぼ全周で背景を変えて、小姐のi-Phoneで以て10数ショット撮って上げたお礼に二人揃ってモデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはZM Distagon25mmf2.8による絞り開放、AE撮影です。

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五枚目のカットですが、「づぼらや」の巨大フグ看板の手前に通天閣へ続く道と並行する裏通りがあり、そこがえもいわれぬ佳き雰囲気を醸し出していたので、ついつい釣られて、撮りながら入り込んで行ったら、ちょうど、表の道路と交差する道との交差点で夕陽をバックにいたいけなシモテーと思しきカポーが漫才のノリよろしく、ボケと突っ込みしながら夕陽に向かって歩いていったので、その後姿にいたく感動し、一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはZM Distagon25mmf2.8による絞り開放、AE撮影です。

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六枚目のカットですが、新世界の南北を走る主要な道路を北方向に暫く歩いたら、程なく、大阪きってのランドマーク、関西の名所にも関わらず、何故か関西系の雄、松下でも、シャープでもなく、関東というか南東北系企業の代表格である、日立製作所の宣伝が大々的に掲げられている、通天閣の真下近くまで辿り着いたので、その手前の海賊船みたいなオブヂェが印象的なシーフードのお店の下から見上げる格好で撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはZM Distagon25mmf2.8による絞り開放、AE撮影です。

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七枚目のカットですが、そろそろ、新世界も撮り尽した感があったので、次なる目的地の京都は先斗町へ移動すべく、駅方面へ戻る道すがら、今度は、真っ白々のあたかもギリシャ彫刻の如きテイストで造形されたビリケン像があったので、その横顔越しに新世界のハデな街並みでも写そうかなと思った矢先、なかなか今風のいたいけな小姐二名が通りがかったので、急遽そちらにピンを合わせたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはZM Distagon25mmf2.8による絞り開放、AE撮影です。

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八枚目のカットですが、やっと先ほどの「づぼらや」の巨大フグの看板の掲げられた交差点付近まで戻って来たら、先ほどは交差点の真ん中付近でしか撮っていなかったので、あまり気にも留めていなかったのですが、逆方向からフグ看板越しに大阪風なんでも居酒屋のド派手な店構えを入れると、これはこれで面白いカットになるな、と思い、「づぼらや」の女給さんが熱心に観光客のグループ相手に営業掛け始めたのを潮時に一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはZM Distagon25mmf2.8による絞り開放、AE撮影です。

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九枚目のカットですが、次なる目的地、京都は先斗町へ移動するためには、まずはJRの大阪駅に出た方が良いかなと思い、元来た「動物園前」駅をそのままパスし、「新今宮」駅まで歩いて行く途上、いかにも「新世界」でござい、という風情の建物と、まだ陽が高いうちから、血中アルコール濃度は酒気帯び以上でおます♪みたいなエキストラ役のヲヂサマがやってきたので、これを潮時としてさっさと一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはZM Distagon25mmf2.8による絞り開放、AE撮影です。

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十枚目のカットですが、結局、先斗町にはJRで行くと京都駅で地下鉄に乗り換え、そこからまた歩く距離が半端ないので、阪急京都線で行くこととし、大阪駅経由、阪急梅田駅から河原町に着いた時には、陽もとっぷりと暮れ、人工光のカクテルライト下を行き交う世界各国からの老若男女を目にしたら、一瞬、日本の千年都市に来ているのか、はたまた、もう上海に来てしまったのか、或いはGW中の香港に引き戻されてしまったのかと錯覚を覚え、正気に戻った次の瞬間、目についた白人カポーに横顔を一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanon N-FD50mmf1.2Lによる絞り開放、AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、河原町駅から東にすぐの四条大橋を渡り、程なく目的地の先斗町の通りに入りましたが、ここも、先ほどの河原町の歩道上と全く相違なく、世界各国からのゲスト各位に占拠された状態で、寧ろ、倭人グループは少数民族に転落しているありさま・・・それでもその存在感を少数精鋭で発揮せんと、この時間にはもう一次会が撥ねたのか、十分にアルコールが回った若い男女が通りで、大げさなヂェスチャも交え楽しそうな雰囲気を十分発揮していたので、では遠慮なくとばかり、通りざまに一閃浴びせたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanon N-FD50mmf1.2Lによる絞り開放、AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、人混みでごった返す先斗町の細い通りでも、やはり白人の観光客は街並みからして目立ちますので、この手の夜景撮りには格好のターゲットで、歩きながら撮っていた工房主のほかにも、明るいレンズを付けたデヂ一眼構えた、おそらくは中国人の若い観光客も他国からの観光客の姿を捉えんと通りの傍で構えていましたが、ちょうど、前方にイタリア人のファミリーが数組、小々姐世代も交え、食事を兼ねた散策でもしていたのでしょうか、目に付いたので、これ幸いにと一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanon N-FD50mmf1.2Lによる絞り開放、AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、先のカットのイタリア人ファミリーは、かなりの頻度で、これは!と思ったお店の店先のメヌーというか店のコンセプト紹介も兼ねた書き物みたいなのを丹念にチェックしながら、歩いていて、なかなかその様子が珍しかったので、少々離れたところから一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanon N-FD50mmf1.2Lによる絞り開放、AE撮影です。

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十四枚目のカットですが、メインストリートに相当する南北の鴨川沿いの通りと交差する裏通りというか、路地には、表通りの雑踏とはうらはらに人気が全くなく、京都の祇園エリア本来の夜の静謐を讃えたところもたまにはあるので、それを見つけた時、思わず嬉しさに足を止めて一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanon N-FD50mmf1.2Lによる絞り開放、AE撮影です。

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十五枚目のカットですが、先斗町のメインストリートは、一見さんお断りを基本理念とする祇園地区のお茶屋街とは異なり、お値段はそこそこ吹っ掛けていますが、店先にメニューを掲げて、初めての観光客でも懐に余裕さえあれば、安心して飲み食いして先斗町で飲食を遂げたという思いで作りも出来るのですが、何せ、多言語対応とはいかないらしく、やはり日本通を気取って、いたいけなGF連れで来た白人男性もメヌーを前に悪戦苦闘し、結局、何料理屋かくらいしか判らなかったらしく、イチかバチかで入ってみるか、同行者と相談しているところを一枚戴いてみたもの。

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十六枚目のカットですが、先ほどの路地とはまた別の人気の無い路地で、何とか移り気な遠方からの観光客の注意を喚起せんと、趣向を凝らしているなかで、なかなか洒脱なステンドグラスのオブヂェをぶら下げていた飲み屋街が在ったので、中ほどまで入り込んで、そのオブヂェを撮影させて貰ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanon N-FD50mmf1.2Lによる絞り開放、AE撮影です。

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十七枚目のカットですが、先斗町での撮影も正直、キリがないので、9時を回った辺りでほどほどに切り上げ、少し離れていますが、乗り換えなしでJR京都駅へ直通する地下鉄四条駅まで歩いて行って、そこから京都駅まで移動、駅の構内のバカ高い和風パスタ屋で遅めのデナーを戴いてかた、湖西線に乗って、近江八幡に移動する途上、ホームでとても後ろ姿の美しい白人小姐を観かけたので、斜め後ろに忍び寄り、一枚戴いてみたもの。

さて次回は、関西撮影ツアー後編の琵琶湖東海岸の旅お送り致します、乞うご期待!!
  1. 2017/07/23(日) 22:30:22|
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藍青出於藍出了比艾②~NikkorH・C5cmf2 Silver apature ring~

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さて、今週のアップは予告通り、引き続き秘宝館からのご紹介ですが、先週の黒絞り環モデルのNikkor H・C 5cm f2の僚機の銀環モデル行ってみましょう。
先週の黒帯はなんでも最後期モデルでコレクションアイテムとしてはそこそこ珍品でコーティングも改良されたものを使っていたため、性能的にも優れているそうですが、今回の銀環は3群6枚のゾナータイプの構成こそ同じですが、スタンダードモデルにあたります。
このレンズは10年以上前に買って、暫くしてからやはり絞り直後の凹面がやや霧状のくもりが出たので、絞り羽根の油除去とヘリコイドグリスの入れ替えも合わせて、西大井のニコンOBの営む修理工場に分解清掃をお願いして、そのまま工房附設秘宝館に眠ったまま、半ば忘れられていて、黒環の修理を行った時、ふと思い出し、発掘したら出て来たもので、記憶によれば、Nikkor5cmf2は白黒合わせてあと2~3本は埋蔵されていたのではなかったでしょうか。
しょせん、趣味の世界の在庫管理なんか、厳密な台帳に基づく定期的な棚卸管理をするでなし、記憶とキブン次第のコレクションですから、さもありなんというところでしょう(笑)
では、さっそく実写結果行ってみましょう。
カメラは同様にFuji X-Pro2、絞り開放により絞り優先AEモードでの撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、本堂西側の階段下でレンズを黒環から銀環のものに換装し、南側に出たらすぐ、洋装の友達とミニ撮影会みたいなことをやってたインドネシアからの小姐達が居たので、声を掛けて彼らのカメラやスマホンで何枚か撮って上げたあと、このカメラでも一、二枚撮らせてね、とモデルさんになって貰ったもの。

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二枚目のカットですが、ミニ撮影会の小姐達が写真を送って欲しいというので、アドレスを教えてから歩き出したらすぐ、香港から来たと云う小姐が離れたところから様子を見ていたらしく、アタイも何ショットか撮ってよ、と声かけてきて、スマホンとSONYの高級コンパクトを取り出して来たので、小姐のリクに従って、バストアップやら全身、後ろ向いて見返ったところとか、合計10ショットくらい見物人を集めながら撮影し、最後にぢゃこれで撮らして貰うよ、ということでモデルさんになって貰ったもの。

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三枚目のカットですが、これも中国本土からの小姐2名組なのですが、スマホンで腕自撮り棒を駆使して、二人で肩組んで撮っていたので、予めそのどことなく楽し気な努力の様子を横から撮らして貰い、しかるのち、モデルさんになって貰ったのですが、こちらの方が画的には好みだったので本編採用としたもの。

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四枚目のカットですが、タイからの小姐3名組が、ちょっと見、比嘉愛未似の小姐をモデルに、宝蔵門下でポーズ付けて、ここでもミニ撮影会みたいなことを楽し気にやっていたんで、カメラマン役の隣の指示をする役の小姐に声かけて、ヲヂサンもバンコク暮らししてことがあって、タイが好きなので、一枚撮らせてよ、とか、うろ覚えのタイ語で話し掛けて混ぜて貰って撮った一枚。

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五枚目のカットですが、同じくピーカンの宝蔵門下は、かつての大阪万博会場、或いは今は原宿の竹下通り並みの国際化が進んでおり、韓国の小姐2名が腕自撮り棒を駆使し、スマホンで撮った写真が気に入らないのか、画面を覗き込んで、ソウル周辺の京幾道辺りのアクセントであーだら、うーだら品評し合っていたので、声かけて、その様子を一枚撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、多国籍軍展開状態の宝蔵門前広場を後にし、再び、元来た仲見世通りを雷門方面へと歩き出したら、土産物屋で親子でおもちゃみたいなものを物色していた中国人一家が居て、ピーカンの陽光を浴び、なかなか画になるカンジだったので、通り掛かりざまに一閃浴びせたもの。

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七枚目のカットですが、同じく仲見世の別の土産物屋の前で、おそらくはオランダ人と思しき、ドイツ語のようで、ドイツ語ではない、鼻濁音を多用する欧州系言語を話す夫婦者が、さすがにこの日本の蒸し暑さにギブアップしたのか、気の利いた団扇でも買い求め、扇ぎながらそぞろ歩きでもしようと考えたのか、スタヂオヂブリ系のキャラクター団扇を手に取って真剣に物色しているところを一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、仲見世通りが伝法院通りと交差するちょっとした広場みたいになった辺りで、やっと日本人小姐で浴衣に身を固めたグループに遭遇したので、じっと観察した結果、声を掛けて正面からわざわざモデルさんになって戴くのも申し訳なく、やや自粛モードで斜め後ろから一枚戴いてみたもの。

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九枚めのカットですが、これも仲見世通りをもう少し雷門方面に進んだ、おそらくは人形焼きの製造販売やってるスキンヘッドのヲヤヂさんの居た店の付近ではなかったかと思いますが、やはり斜め後ろからがその美しさを最大限に発揮する中国人小姐2名が居たので、同様に一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、同じく仲見世も雷門がよく見える辺り、韓国人のカメラ小姐、もといアガシがピーカンの陽光の下、オシャレなカンカン帽なんかかぶって同行のアガシとしみじみと語らい合っている笑顔モードがなかなか素敵だったので、軒先から一枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、仲見世も雷門手前、美人茶屋「あずま」さんの手前まで来てしまったので、先ほど、到着早々に黒環をテストしたのと同様、この銀環も至近距離での試写を行うべく、仲見世側角に位置する扇子屋さんの軒先に飾られた大和絵の団扇のうち、下から二番目の雷神の画を撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、至近距離からの団扇の撮影を終え、再び仲見世に戻ろうとしたら、「あずま」さんの売り子の小姐が交代で、交通整理というか、客の誘導兼、道案内みたいなことをやっていたので、カメラを向けても気にする素振りも見せないので、お仕事中、お邪魔をするのも不本意につき、そのまま横顔を一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、このレンズの宿痾である絞り直後の凹面の曇りは、こと金属反射への不必要なフレアという形ではっきりと表れますから、調子に乗って、いたいけな小姐、アガシの類いばかり撮っていたら、その本当の健康状態は判らないワケなので、修繕中の雷門下にぶら下げられたパナソニック殿ご寄贈の大提灯の金具を一枚撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、国内外からの観光客でゴッタ返す雷門前の広場で、シンガポールからという二人組の小姐にスマホンでの記念撮影を頼まれたので、そのお礼に3カットばかり撮らせて貰ったのですが、押されてブレたり、人が写り込んでしまったりと混雑する観光地での記念撮影の失敗続きで、やっとものになった一枚。

今回の感想ですが、白環と黒環、やはりどちらも同様に良く写るのは撮影前からのコリメータテストで或る程度は判っていましたが、個人的には、ごく僅かではありますが、解像感、コントラスト、そして画質の均質性という観点から、先にテストした沈胴のズミクロンにも勝るとも劣らない高性能ぶりを発揮した黒環に軍配を上げたいと思いました。

さて次回は恒例の夏の海外遠征で一週スキップ、その次の週から二週かけて、久々の大阪~琵琶湖東海岸の旅お送り致します、乞うご期待!!
  1. 2017/07/09(日) 19:57:48|
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藍青出於藍出了比艾①~NikkorH・C5cmf2 Black apature ring~

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さて、今週のアップは予告通り、秘宝館からのご紹介ですが、パーツ状態だったのをレストアしたのを機会に久々に棚ざらえをやって、僚機のうちの一本を発掘出来たこともあり、二週続けてのNikkor5cmf2祭りとさせて頂きます。
まずはこのレンズのご紹介ですが、言わずと知れた日本光工学全盛期のレンジファインダー機Sシリーズ用に開発されたゾナータイプの5cmf2をおそらくはタナックやニッカ用として供給すべく、ライカスクリューマウント化して供給したもので、50年台半ばから前半の製造と考えられます。
構成は3群6枚のゾナータイプというよりエレメントの細部の違いは度外視すればイエナのゾナーそのもので、写りも工房附設秘宝館にある5cmf2のゾナーに酷似しています。
幾つかヴァリエーションはあるようですが、ニコンヲタ各位の間で最も一般的な区分は絞り環の色で、白環と黒環ということで、まず今週は導入したてのコリメータを駆使してレストアした黒環モデルの実力から見ていきたいと思います。

カメラはX-Pro2、全コマ開放での絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、本日日曜日の14時半過ぎに浅草に着き、地上出口から雷門方面に向かったら、いつもの車夫の兄ちゃん各位が歩道上で熱烈商談を繰り広げており、大柄な中国人小姐達を相手に何処かの英語学校で習い覚えたと思しき英会話を駆使し、時折ジョークなど交えて一生懸命に勧誘している姿が面白かったので、通りざまに一閃浴びせたもの。

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二枚目のカットですが、修繕中の雷門を潜り抜け、いつもの定点観測スポットである「美人茶屋 あずま」さんの店頭から売り子というか製造オペレーターとセールスを兼業している浴衣姿の小姐達の中に明らかに国際化を考慮したと思しきエキゾチックなお顔立ちの小姐が八面六臂の活躍でテキパキと注文をこなしており、その様子に関心して観光客の合間から一枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、次なる定点観測スポットは最短距離付近の描写と背景の遠景ボケを同時に愉しめる、仲見世側道のあずまさん裏の扇子屋さん店先に飾られた大和絵をモチーフとした高級団扇で今回は下から二番目の段真ん中の雷神の図にピンを合わせて撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、その扇子屋さんの仲見世側の壁際には「お値打ち品」と称するアウトレット的な商品を乗せたワゴンのようなものが置かれており、こんな世界各国の観光客が行き交うところで、大胆なことをするものだなぁと感心して眺めていたら、浴衣をばっちり決めた中国人小姐二名がやって来て、しっかり物色、そのうち一名がお目当ての品物をゲッチュしてそそくさとお店に向かうのに合わせてスマホンに没頭しつつワゴンを離れた小姐を狙って一枚戴いたもの。

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五枚目のカットですが、仲見世商店街の中ほどで、一見、日本人小姐と区別が付かないような装いのコーディネーションの中国人小姐二名がスカイツリーがどのこうのとお店の前に立ち止まって、おそらく今後の身の振り方、少なくとも浅草寺お参りの後の行動予定について真剣な眼差しで合議していたので、通りざまに一閃浴びせたもの。

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六枚目のカットですが、浴衣の中国人小姐に遭遇した直後、白人の姉妹が目の前のお店で買ったおやつなどを堪能していたので、一枚撮らせてよと初め英語、きょとんしていたので、スペイン語で話掛けてみたら、横の白人紳士が、娘たちはまだノンネイティブの英語をすぐ理解出来なくて済まないな、写真なら全然構わないけど、ボクも入れてね、ということで交渉成立、ご一行さまの記念写真、アイポン無料撮影付になったもの。

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七枚目のカットですが、同じく仲見世の中ほどを少し過ぎた辺り、人形焼を実演販売しているお店の陰でホントはルール違反なのですが、別のお店で買ったアイスなどを食べている、中年の白人夫婦が居て、そのシルエットが、先のケネディ駐日大使に似てなくもなかったので、横から一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、これまでSタイプのNikkor5cmはf1.5だろうとf2だろうと、日中の開放撮影だと、結構、フレアが著しくて、それが同じ仕様のZeiss製Sonnarと比べると欠点に思えたのですが、レストアしたてではどんなものかと思い、手っ取り早くチェックするため、照明の下にいる白衣の人間を撮ろうと思い、人形焼き屋の店内で一心不乱に焼き方を務める職人さんを撮ってみたもの。

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九枚めのカットですが、人形焼のお店を出てすぐの四つ角の西南側の角で中国人小姐が仲間とはぐれたのか、或いはワザとはぐれてBFとラインでもやっていたのか一人でスマホンいじりながら時折、雑踏を眺めていたので、声かけてモデルさんになって貰ったもの。

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十枚目のカットですが、後で香港からのゲストと判明するやんちゃ小々姐がかき氷を食べながら、スカイツリーの写真を自分のスマホンで撮るため、伝法院通りの東側にすたすたと歩いてきたので、ラムネ屋の横を通り過ぎた頃合いを見計らって一枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、色々なお客が集まる伝法院通り東側、スカイツリーの向こう正面に陣取ったラムネ屋さんに了解撮って店の横で張らせて貰ったら、集まるは集まるは、その赤でもとてもソウルフルな巻き舌跳ね上げ語尾の英語を話す黒人娘が率いるグループがそこそこ英語の使えるラムネ屋のオヤヂに「ラムネの語源はレモネードなのか」とかいきなり難問を吹っかけて、ヲヤヂもそんなことを聞いてくる客なんか初遭遇みたいで、降参、悪いけど、後でスマホンででも調べて頂戴とか苦笑して楽しいやりとりしていたので、その様子を屋台の脇から一枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、ラムネ屋のヲヤヂさんに協力のお礼と買わなくてゴメンとお詫び云って別れ、宝蔵門近くの伝法院の東側の塀沿いを歩いていたら、ソフトリーゼントにレイバンのサングラスと、ひと昔前の香港映画のわき役みたいなカッコの中年男と目が合って、向こうもニヤっと笑ったので歩み寄って声かけたら、待ってけろ、家族も一緒に撮ろう、ということで、宝蔵門前で記念撮影していた家族を呼びに行ったら、さっきの浴衣小々姐のヲヤヂさんだったという奇遇な一枚。

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十三枚目のカットですが、仲見世通りを歩き切ったら、宝蔵門の真下で交代で色んなアングル、ポーズで記念撮影していた中国小姐二名組が居たので、声かけて陽光を受けて燦然と輝く本堂の総チタンの甍をバックにモデルさんになって貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、総チタン屋根の宝蔵門をくぐり抜け、浅草寺境内の定点観測スポットである本堂向かって右側のお御籤売り場に足を運ぶと、仲間同士でお御籤を抽いている様子を交代で撮りっこしている中国人小姐のグループに遭遇したので、ここでも交渉してその仲間に加えて貰って撮ったベストショット。

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十五枚目のカットですが、本堂前の巨大香炉の前までやって来たら、アジア系の小姐と小柄な黒人の小姐の二人組が見事に浴衣を着こなし、お互いにスマホンで記念撮影の撮り合いなんかやってて、時折、肩寄せ合って、その結果を確かめるため、画面を覗き込んでいる姿が微笑ましく、後ろから一枚戴いてみたもの。

今回の感想ですが、いやはやコリメータって便利、無限取るだけぢゃなく、内部反射の調整にも使え、その調整結果後の試写でも、ピーカンの浅草でいつも気になるハイライトのフレアを殆ど撲滅出来たのですから・・・

さて次回は発掘したての白環の試写結果行ってみましょう、どんな結果になるのか?乞うご期待!!
  1. 2017/07/02(日) 23:51:39|
  2. 深川秘宝館
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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