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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

星港旅情'17~ Singapore Photographic Tour'17~③

さて、今週は三週に亘ってお送りする10月初旬のシンガポール旅行からのハイライト、最終回をお送り致します。

まず恒例の行程のご紹介ですが、9日の深夜1時50分発の日航機で帰国することになっていたので、実質的最終日である8日は少し早めに起き、宿自体のチェックアウトは12時とのことだったのですが、10時半前にはチェックアウトし、荷物まで夕方まで預かって貰うこととし、最後にオーチャード通りの「翡翠小厨房」でランチを食べた時に気になっていた「松發肉骨茶」を食べてから、撮れるだけ撮ろうと考え、まずはMRTでオーチャード通りに向かい、そこでランチ挟みで1.5時間強くらい滞在し、しかるのち、またMRTでチャイナタウンに向かい、ここで、途中雨宿りも含め2時間くらい滞在し、ちゃっかりこんと職場や実家への土産なんかも買い込んで、撮るだけ撮って、まだ日暮れまでには気が遠くなるくらいの時間があったので、雨上がりのマーライオン公園で、この国の守護神に永の暇乞いでもしようと、地図でみたら案外近い、マーライオンまでチャイナタウンから歩いて行って、周辺で記念撮影に勤しむ世界各国からの老若男女の様子などをスナップし、前日寄ったローカルの茶店があいにく閉まっていたので、スタバでお茶しながら時間調整し、宿のあるゲイランにいったん戻って、荷物を受け取り、MRTでチャンギ空港に離陸から6時間以上も前に入って薄ら寒いラウンジで時間潰してから夜行便乗って帰って来た、という次第。

ではさっそく、当日の行動に沿って、逐次実写結果を見て参りましょう。

カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り優先AEでの全コマ開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、当日は朝早くから断続的に雨が降っていたようで、宿を出た時はたまたま上がっていたのですが、第一目的地であるオーチャード通りに着いてみると、ここでは直前まで降っていたようで、歩道の至る所が濡れて、ところどころに水たまりのようなものも出来ていましたが、それでも地元民各位はそんなの慣れっこで、慌ただしい日常の中の休日を精一杯楽しもうと、通りを闊達に行き交っていたので、その様子を特徴的なショーウィンドあるデパ前で一枚撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、流行の最先端のように形容されることも多い、ここオーチャード通りですが、何とその真ん中辺り、地価も東南アジアでは一番高そうなエリアに、二階建てのプラナカン建築様式のみが建ち並ぶ通りがあるのは、到着二日目にレポ-トした通りですが、その時は、奥まで行ってみようとは思わず、入り口から100mかそこらの店舗が多いエリアで何枚か撮っただけで撤収してしまったのですが、何せ最終日は夜中の1時50分の二時間前、即ち11時50分までは何とか時間潰さなければならず、またその一方、三日目午後遅くのマーライオンパークでの降雨、そして当日も空模様が怪しい状態だったので、撮れる時に枚数を稼いでおきたいと思い、奥まで歩きながらかなり入念に撮ったのですが、店舗が無くなり、住宅だけのゾーンに入ってすぐの個人宅前に咲いた熱帯植物の様子を一枚撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、中国文化圏固有の建築様式らしく、台湾の老街でも、上海の水郷でも良く見られる、家と家の軒下を繋いでしまい、あたかも道側が開放された軒下の長い廊下のようになっている長い長い通路を奥へと向かって歩きながら、各戸の特徴的な玄関回りや、そこから見える道の反対側の景色などを撮っていたら、既に奥まで行き着いて戻ってきたのか、鼻歌加減の白人一家が、器量良しの小々姐を先頭にこちらに向かって歩いてきたので、立ち止まって一枚戴き、挨拶などして別れた時のもの。

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四枚目のカットですが、プラナカン建築通りのだいぶ奥地に来た頃、一軒の家の前の植栽と軒の間に目をやると、苔むした古木の枝から、おそらくは竹と思われる木製の筒に、元はカラフルな幾何学模様が施された風鈴或いは呼子みたいな物体が吊り下げられており、それが、長い時間、南国の太陽や雨風に晒されて、イイ案配に色も褪せたカンジが心惹かれるものがあったので、プラナカン建築の軒先をバックに至近距離で一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、奥まで辿り着き、また反対側から長廊下みたいな軒下の様子をところどころ撮りながらオーチャード通りの方に向かって歩いて行ったら、10月初旬とはいえ、さすが南国の太陽、透水性のタイルの水分は殆ど消失し、白っぽい色調に変わっていましたが、また新たなお客さんとして、ゲコゲコ聞こえる中国語、おそらくは広東省辺りからの観光客と思しき若い小姐を交えた一家が賑やかにやってきたのですれ違いざまに一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、オーチャード通りのMRT駅からチャイナタウンに向かい、地上に出たは良いが、またしてもスコールに捕まってしまい、駅から商店街に出るところにある高くて巨大なアーケードの屋根の下の石の階段の隅に腰掛け、行き交う人々を眺めながら30分以上も時間を潰し、やっと上がってきたので、まずはアーケードのすぐ近くのお店で土産物を買い揃え、しかるのち、カメラをバッグから出して通りに出てから、雨上がりの商店街の街並みをバックに行き交う人々の様子を撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、後から分かったことなのですが、当日は、中華街奥のシンガポール最大級のヒンズー教寺院で、裸祭りみたいな行事が行われていて、それを観たり、応援したりするため、中華街があたかもインド人街であるリトルインディアに乗っ取られちゃったみたいな状況になってて、それでも雨で客が全然来ないよりはマシという雰囲気の華僑たちの店の前で親子で腕自撮りやってるインド人親子の姿が目に留まったので、声かけて、シャッター押して上げる代わりにモデルさんになって貰ったもの。

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八枚目のカットですが、雨上がりでまだ人通りもイマイチの中華街で、白人観光客にしてはかなり珍しく、一人で自撮り棒なんか片手に、あちこちで立ち止まっては記念撮影し、おそらくはツイッターかインスタかなんかにリアルタイムに上げてるという面白い小姐を見かけたので、目の前で自撮りしてからSNSに上げるのを待って、声かけて中華街の街並みをバックに何枚か撮らせて貰ったうちの一枚。

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九枚目のカットですが、ブギスのアラブストリートでも、リトルインディアでも気づいたのですが、ここシンガポールのエスニック地区は、目抜き通りからちょっと入ったところの建物の壁面に、かなり洒脱な落書きというか、今風の壁画が描かれているところが結構な数あって、それも、欧米のガイドブック、ないし、ネットの旅行記で紹介されているのか、記念撮影スポットと化しているのですが、ここでは珍しく人気が無かったので、奥で一服する兄ちゃんを借景に一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、中華街奥のヒンズー寺院のイベントは男性だけが演者のようで、妻子はその間、無聊を託つほかないようで、買う気があるか否かは推し量るよりありませんが、かなりの数のインド系の女子供が華僑の営む土産物屋とかヂューススタンドの店先にたむろしていて、目の前でも軒から吊るされた色とりどりのキッチュな品物の数々を手に取って熱心に物色していたので、その様子を横から一枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、せっかくのチャイナタウンではありますが、日本では大きなヒンズー寺院などなく、仮にあったとしても、宗教的行事は異教徒にはオープンにはしていないでしょうから、奥の寺院でどんな行事が行われているのか、帰る当日と云うこともあり、好奇心はムクムクとアンダマン海上の積乱雲の如く心の中に沸き起こり、あわよくば写真でも撮らせて貰おうと思った時にはすでに歩き出しており、程なく人混みでごった返す寺院の前に着いたら、既に先客の中国系観光客やら白人の一家が思い思いのカメラで殆ど裸ん坊のインド人男性の群れをニコニコ笑いながら撮っており、それでも一応、近くの整理員と思しきご婦人に撮っても良いのか?と聞いたら撮りたいのか?と反問され、イエスと云ったら、腕を引っ張られて至近距離で好きなだけ撮れ、と連れて来られた入り口付近の画。

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十二枚目のカットですが、それでもやはりチャイナタウン、それも世界に名高いシンガポールの中華街にやってきたのですから、野次馬精神剥き出しで、当たるを幸いにインド人ばっかり撮っていたら、この街を築いた華僑各位に失礼に失礼に当たると思い、何か特徴的なものを、と思い、前回同様、中華街の遥か彼方にそびえる真っ黄っ黄の薄型高層中華風味ビルをバックに異国情緒たっぷりのヒンズー修行者のコスプレを愉しむインド人男性が歩いてくるところを撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、チャイナタウンにも何故か、大陸からの観光客が回遊するようで、きれいな北京語をしゃべる麦わら帽子の小姐とその愉快なお友達と思しき、お揃いの人民解放軍払下げみたいな国防色のTシャツを着込んだ二人組がいきなり視界に現れ、何も言わず目の前で同じ建物を撮り始めたので、おいおいどういうメンタリティーしてんだ、コイツらは?とか思いながら、中華街に真正中国小姐二名登場、しめしめという思いには勝てず、後ろからそっと一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、中華街ではもうゲップが出るくらいに撮ったので、実は歩いて行ける距離にあるマーライオンパークでも最後に訪問しようと、方向を見当付けて歩き出したのですが、とにかく、この小さな都市国家の何処にこれだけのインド人、しかもヲッサン達が居たのかと思うくらい大量のインド人男性が歩道上に溢れ返り、それがお揃いの黄色ないし、オレンジがかった色の衣装を身に纏っているのですから、ブキミなポケモン大集合にも見えないことはないと思い、その一種異様な通りの様子を撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、チャイナタウンからマーライオン公園のあるラッフルズプレイス界隈までは直線距離で1キロ程度なのですが、そこはそれ、見るもの全てが物珍しいシンガポールの通りをテクテク歩いての移動ですから、いつもの大手町やら丸ノ内、有楽町界隈の1キロとは所要時間は全然別物で、何のかんの、見たり撮ったりで30分以上も掛かっての移動となり、文明化博物館近くのビルの谷間にこれまた面白げなオブジェが向かい合って建てられていたので、そのお見合いみたいな状態を一枚撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、博物館の周りを通って、マーライオン公園に隣接するフラートンホテルの前まで来たら、何故か英国植民地の高級ホテルではお約束になっているかの感アリアリのロールスロイスがエントランス前にこれ見よがしに置かれており、その前で通りすがりにしっかりちゃっかり借景記念撮影しているインド人一家が居たので、これまたちゃっかり横から一枚戴いたもの。

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十七枚目のカットですが、今滞在三回目のマーライオンとのご対面を果たすべく、当日最後の訪問エリアとしてやって来ましたが、世界三大がっかりから脱却して以降、あいも変わらず、世界各国の老若男女に取り囲まれ、飽きもせず、24時間、各人思い思いの記念撮影に付き合って上げている、心優しいシンガポールの守護神の前で、嬉しそうに嬌声を上げてポーズに余念がない、韓国からの小姐達を入れての一枚。

今回の感想でしたが、うーん、シンガポールは遠いですが、それでも楽しい・・・しかも、お金があれば有るなりに、もちろん、お金をそれほどかけずにも、コンパクトな観光名所を回り、好きなだけ撮って、安くて旨いフードコートで満腹し、安くても快適で利便な宿で心地良く惰眠を貪ることが出来る・・・また来年も訪問したいですね。

さて、次週はまたしても修行に出掛けるため一週スキップ、その翌週は驚異の新レンズ開発レポートか旅レポ行きます、乞うご期待!!
  1. 2017/10/29(日) 19:56:49|
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星港旅情'17~ Singapore Photographic Tour'17~②

さて、今週も前週に引き続き10月初旬のシンガポール旅行からのハイライト、二回目をお送り致します。

まず恒例の行程のご紹介ですが、到着二日目、10/6の晩は、いったん宿に戻って装備を置き、このところ夜間専用と化している感無きにしも非ずのX-Pro2にF1.2のハイスピード玉を付けて、MRTで宿の在るアルジュニード駅からクラークキー駅に向かい、そこで散策しながら、週末のお祭り騒ぎと云うか、無国籍的などんちゃん騒ぎを野次馬目線で撮影し、再びMRTで最寄り駅まで戻って、駅前の地元民各位御用達の旨くて安いフードコートで晩飯を戴き、宿に戻り、翌10/7はまたブランチを食べる都合も有ったので、いったんオーチャード通りに出て、写真も撮らず高級飲茶「翡翠小厨房」で豪華ランチを戴いてから、当日の撮影エリアその壱、アラブストリ-トに向かうべくMRT経由、ブギス駅へと移動、そこで残暑?もものかわ、1時間半近くも粘り強く撮影し、しかるのち、昼間のマーライオンにまだ挨拶してなかったっけな?とかふと思い、ラッフルズプレイス駅経由、マーライオン公園まで移動し、スコールに中断されるまで撮り続け、雨が小降りになってから、雀のお宿ならぬ、マーライオンのお宿ことフラートンホテル近くのカフェお茶して日暮れ前に宿に戻った、というのがその日の行動。では二日に亘る行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、6年前に初めて来た時とはルートが若干異なった上、このエリアのイルミネーションも前にも増して大がかりかつどぎつくなっていたので、若干戸惑いましたが、M8と銀塩機しか持ってこなかった前回に比べ、今回はX-Pro2という夜景には滅法強い相棒と一緒でしたから、風景を撮るにはあまり向いていない50mmクラスのハイスピードレンズで場所を色々変えたり、構図を工夫したりして、何とかクラークキーの入り口の夜の艶やかさを表現しようと苦心した一枚。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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二枚目のカットですが、さっそく少々毒々しい色使いでライトアップされた橋を渡り、クラークキーのレストランなどが所狭しと軒を並べる通りに足を踏み入れてみると、まさに老若男女、様々な人種・国籍の人々が、それこそ灯りに誘われる昆虫の如く、それほど広くはないアーケードの真ん中に広げられた屋台のような物販店などを冷やかしたりして、飛び交うあまたの言語を耳にしていると、まさに"異国の夜の夢"という実感を得たので、目の前の様子を撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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三枚目のカットですが、橋を渡る前から、法令に厳しく秩序維持第一の厳格法治国家とは思えないようなPAの凄まじい音量で流れてくる、ドイツ民謡?のような調べを耳にしたので、人の流れとも合致する、音源の方に歩いて行ったら、広場のようになったアーケードの集合点みたいなところに特設ステージが設けられ、そこで、オクトーバーフェストと思しきイベントで、ステージ上のチロルの民族衣装みたいなコスプレしてた芸人さん達が、ノリノリで歌舞音曲の類いを演じていたので、警備スタッフに話つけてステージ袖から何枚か撮らせて貰ったうちの一枚。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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四枚目のカットですが、同じく、クラークキーのオクトーバーフェストみたいなイベントで、ステージを撮り終えて、警備スタッフにお礼を述べて帰ろうかと思った矢先、ステージ下の各客席テーブルの間を、ミュンヘン辺りの飲み屋の小姐みたいなコスプレした中華系の小姐が精一杯の笑顔で酔客の好き勝手な繰り言聞きながら健気に営業活動やってる様子が目に付いたので、警備スタッフに会場で写真撮ってもイイかと聞いたら、止めたってみんな云うこと聞かないよ、と二つ返事でオケー貰ったので、客席とドリンクをサーブする通路脇をキープして何枚か撮った内の一枚。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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五枚目のカットですが、同じくオクトーバーフェストみたいなイベント会場から、警備スタッフとフロアマネージャみたいな黒服前掛けの兄ちゃんが話してたので、一応、お礼だけ述べて立ち去ろうとして、ふと横向いたら、なかなかポロシャツにジーンズ、そしてお揃いの前掛けが決まっている、ポニーテールの白人の女給さんのきれいな横顔が目に付いたので、出がけの駄賃に一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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六枚目のカットですが、夜が更ける毎にテンションも益々上がっていって、シラフではとても気恥ずかしいようなオクt-バーフェストの会場を後にする時、客席の後ろを静々と歩いて立ち去ろうとしていた刹那、ステージ方向を眺めてみれば、後ろに近い客席の白人の小姐が相当出来上がっちゃったみたいで、ステージやテーブルの上のジョッキなどをスマホンで撮りまくり、ツイッターかなんかで現場中継宜しく上げていたので、その様子を通りすがりに一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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七枚目のカットですが、クラークキーの一帯で心行くまで写真が撮れた、というより、プラプラと写真撮りながらほっつき歩き回っていたら、時間も21時近くにもなってしまったため、晩飯の心配も出て来たので、そろそろ安くて旨いフードコートがあまた位置する最寄り駅に戻るべく、それでもそのまま来た駅から帰ってしまうのも芸が無いので、心地良い夜風に吹かれながら河岸伝いに下流のラッフルズプレイス駅までは写真撮りながら歩こうと思い、河岸のベンチで対岸の灯りを横顔に受けた、いたいけな若者達の姿を撮ったうちの一枚。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り優先AEでの開放撮影です。

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八枚目のカットですが、翌朝は冒頭述べた通り、ブランチするだけ、と硬く心に決め、つい撮影に夢中になって昼時を過ぎて人気レストランに入れなくなるのを予防した結果、途中出会ったシャッターチャンスを何回も見逃しても、「翡翠小厨房」にて、香港と比してもそれほど高いとは思われない点心類を戴いてから、そそくさとMRTに乗り、その日の最初の撮影エリア、ブギスのアラブストリートに向かったのですが、アラブストリートと云いながら、ざっと見て、インド人が半分弱、中華系が三分の1程度、残りがマレーシアないしインドネシアムスリムにパキスタンかバングラのイスラム教徒というカンジで、如何にも中東から来ました的な人間には遭遇しなかったのですが、ヒンズー寺院と道教の廟みたいな施設が立ち並ぶ付近の屋台の花屋の小姐店員さんがカンジ良かったので斜め後ろから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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九枚目のカットですが、同じくブギスのアラブストリート奥のヒンズー寺院前の歩行者天国みたいなエリアに立ち並ぶ献花用の花を商う屋台の花屋には、概して信心深いのが相場である年寄り連中ばかりでもなく、それこそ、セントーサ島のウニバーサルスタヂオ辺りにカポーで遊びに行った帰りのような風情の若い人々も、極自然な雰囲気で立ち寄って花束やら線香を買い求め、しかるのち、ヒンズー寺院かその隣にある道教の廟みたいなところのどちらかに入って行って、その宗派の決めた様式に則って参拝していくのですが、そのうちの一名の小姐のお姿を収めてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十枚目のカットですが、この日というかちょうど彼の地に滞在していた期間中、何某かのヒンズーの祭礼期間だったらしく、この翌日、出発前に立ち寄ったチャイナタウン奥の大きなヒンズー寺院でも盛大な行事を目にしたのですが、ここアラブストリート奥の寺院付近でも、広場にテーブルを沢山並べた無料のランチお振る舞いみたいな会場が有って、順番を待っていた老若男女の列に、如何にも人の良さそうな家族連れの若いヲヤヂさんの姿を認めたため、声かけて一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、よくよく考えてみれば、日本国内は勿論、国際都市と呼ばれる香港でも上海でも、釜山、ハノイでも、民族衣装に身を包んだインド人を頻繁に見かけることはあまりなく、記憶をたどれば、バンコク駐在時代にインド人街が有って、そこに民族衣装来たインド人店員さんがあちこちに居たので、休みのたびに写真を撮りに行ったのを思い出したくらいで、実はなかなか珍しい光景ですから、集団ランチが終わって、気分も開放的になったのか、路端会議の傍ら、ハイテンションで電話などをかけまくるインド人婦人連のお姿を近くから一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、寺院通りでのスナップもそろそろ飽きてきたので、まさにカオスの形容詞がぴったりのアラブストリートのブギス駅方面へのアーケード内でも撮ろうかいな、とか思い、駅方面へ歩いていたら、かなりカラフルな色彩の人力車。それも上海やバンコクやハノイ辺りでよく目にする自転車と荷台というか搭乗台が一体化した三輪タイプのリキシャではなく、何とサイドカータイプの変わったヤツで、しかも後ろに気の利いたセリフなんか書きなぐってあったので、面白半分に一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、寺院のあるエリアから大通りを挟んで反対側のビルの間を縫うように設けられたアーケードは、かつての上野のアメ横とか、那覇の平和通りの奥の方みたいなカンジで、何故か薄暗い照明になっており、それとは正反対に個々の店舗は店内と云わず、商品と云わず、思い思いの照明方法で煌々とライトアップしており、スナップをするには、必ず何処かの商店の灯りが届く範囲でないと、ストロボでも焚かない限り不可能に近いので、注意深くシャッターチャンスを探りながら歩いていたら、練り物屋の店頭で、かなり美形のインド人小姐がいかにも頑固そうな中華系のヲヤヂに根切交渉なんか始めちゃったので、これ幸いにと人垣から顔出して一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、薄暗くて人混みでごった返すアラブストリートのアーケードを通り抜け、反対側のビルの袂にあるMRTの入り口に向かおうとしていたら、地図も見ず、前を向いて足早に歩く工房主を地元民と見間違えたか、さっき写真撮ってたヒンズー寺院と道教の廟みたいな施設が立ち並ぶエリアへの道を聞いてきたので、彼らの地図をもとに親切に教えて上げた代わりにモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十五枚目のカットですが、ブギス駅から程近いラッフルズプレイス駅でMRTを降り、前回と合わせれば、10回ではきかないマーライオンパークへの道を辿る・・・つもりだったのですが、出口を点対称で180度間違えてしまい、アジア文明化博物館の入口前の出口に上がってしまい、ぐるっと回ってマーライオンに逢いに歩いて行こうとしたのですが、今回も怪我の功名、健気にも時間があるたびに顔を出す日本からの観光客に気を使ってくれたのでしょうか、結婚式の記念撮影をしている一行に遭遇し、カメラマンの機材点検の合間に一、二枚撮らせて貰ってイイか?と聞いたら快諾して貰えたので、ポーズ撮って貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十六枚目のカットですが、博物館の敷地を出て、フラートンホテルの前の河岸沿いの道を通ればマリーナベイに繋がる幹線道路に当たり、その下をくぐる河岸沿い歩道経由、マーライオンの背後に出られるのですが、橋の下は昼なお薄暗く、潮風が心地良いため、いつでも2~3組の若いカポーが石造りの柵というか低い塀みたいなところにちょこんと並んで座り、所在なさげにぷらぷらと足を揺らしたりしながら、時の移ろいを愉しんでいるのですが、今回は一組ぼっちでこれが背後の赤い花の咲いた緑の植栽をバックになかなかイイ画になったので、通りざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

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十七枚目のカットですが、この日は撮影途中でスコールが来て、結局、先ほどの橋の下の歩道の柵と云うか塀みたいなところに一時間以上も座ってやり過ごし、また降られても困るので、陽が暮れる前に帰ってしまったとは、最初に述べた通りなのですが、着いてすぐの時は陽射しも良く、世界各国からの老若男女の観光客が今や「世界三大がっかり」から町ぐるみの尽力で脱し、今やアジア屈指の観光ランドマークへと飛躍したマーライオンの前後左右で写真を撮っていて、広東省辺りからやってきた小姐軍団が自撮り棒や手を駆使して記念撮影しているさまを傍から一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはElmarit21mmf2.8による絞り優先AE撮影です。

さて、次回は最終回、出発前日というか、夜行便の出発前の昼間にせっせと枚数稼いだ、オーチャード通りのプラナカン建築通りから、今回、実は昼間は訪れるのを忘れるとこるだった中華街からのレポートをお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2017/10/22(日) 16:28:33|
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星港旅情'17~ Singapore Photographic Tour'17~①

さて、今週からマイル修行も兼ねてのシンガポール旅行からの三週に亘ってのハイライト、一回目をお送り致します。

まず恒例の行程のご紹介ですが、10/5のお昼前の羽田発の日航機でシンガポールはチャンギ国際空港に着いたのは現地時間の夕方17時前、そのまま空港から、MRTで以て魔界都市とも云われるゲイラン地区のど真ん中に位置する日本のビヂネスホテルより宿泊賃の安いローカルチェーンの宿に直行し、チェッキン後、荷物を置いて直ちにマーライオンに長の無沙汰の挨拶でもしようと出かけ、宿のフロントの女の子に念のため、最寄り駅を訊ねてみれば、何とマーライオンの対岸のベイマリーナホテル最寄りの駅を教えられ、そこからマーライオンを目指し、夜風に吹かれながら写真撮ってそぞろ歩きして、マーライオンパークに辿り着いて無事ご対面、それから、晩飯を食べることも考慮し、ホントは徒歩でも行けたのですが、夜で6年ぶりということも考慮し、地下鉄を乗り継ぎ、30分近くかけ、わずか1kmかそこらのチャイナタウンには22時前に到着し、写真を撮りながら、晩飯食べる場所を探し、屋台街みたいなところで、鴨のローストと焼き豚の合い掛け飯みたいなものと海老ワンタンを食べて16シンガポールドルもの大金を払い、なんかおかしいなぁ?とか思いながら、またMRT経由、宿の在るゲイラン地区へ戻ったというのが一日目の晩。
そして、翌10/6は少々早起きして、まずはこの国というか街と云うかの一番の繁華街、オーチャードロードで多国籍軍的なスナップを撮ろうと出かけ、そこで写真撮りながら、ブランチも摂ってしまおうと考え、初日の宿代現金前払いで手元の現金が少々心細くなったこともあって、現地紹介のサイトで見つけた両替商の集積地、ラッキィビル地下で両替商を回り、アホなことにレートを逆に計算していて、ダントツでレートの悪い入口付近のインド人経営の両替商で両替して、奥の一番レートの良い店と比べ、日本円で1万円に対し240円ほど損してしまったのをじくじく悩みながら、ラッキィビル奥のタイ人の小姐とアジョシがやってるタイ料理のお店で安くて旨い、パイナップルチャーハンとトムヤムグーンを戴き、やっと気持ちのテンション上げて、1時間かそこらオーチャード通りで、時折、通行人に声を掛けスナップを行い、しかるのち、MRT経由、リトルインディアに向かい日暮れまでスナップに勤しんだ、というのが今週の粗筋。
では、さっそく、二日の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、怪我の功名とは都合の良い日本語の言い回しは有るもので、お目当てのマーライオンの正反対の岸に出てしまったのですが、なかなかどうして、夜景が素晴らしく、ちょうど、上海でいえば、高層ビル群が浦東に集中しているため、旧市街の外灘から川越しに眺めた方がきれいなのと同様、ここでもラッフルズプレイスからクラークキーにかけてライトアップしたビル群が集中しているため、息を飲むような景色を眺められ、また当初降りた側もさすが金持ち国家の金持ち企業体の事業だけあって、マリーナベイ辺りには奇抜な建造物も多々あり、サンズ・マリーナベイホテルの南東にある、美術館だかの開く途中の蓮の花みたいな建物もブルーバイオレットにほんのりとライトアップされていたので、f1.2レンズの威力を活かして撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

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二枚目のカットですが、見た目は結構距離があるようでしたが、夜景を眺めながら、時折、珍しいカメラとレンズを提げて上機嫌で歩いている東洋人を珍しく思うのか、声を掛けてくる、いかにもカメラ好きそうな白人観光客や裕福そうな上海か香港辺りの中国人観光客と立ち話などして、そぞろ歩きしていたらものの30分もしないうちに目的のマーライオンの足元というか、足がないので、ヒレ元に着き、その勇姿をラッフルズプレイス周囲のビル群を背景に桟橋上から撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

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三枚目のカットですが、マーライオンへの長の無沙汰の挨拶を済まし、周囲の写真も満足行くまで撮ったので、次なる目的エリアである、チャイナタウンへ向かうべく、最寄りのMRT駅であるラッフルズプレイスに移動し、そこから一回乗り換えでくだんのチャイナタウン駅に着いたのですが、ガイドブックを熟読しての前回とは異なり、スマホンにWifi付けてますから、判らんかったら調べればイイや♪程度の出たとこ勝負のお気軽旅行につき、やはり、一番の目抜き通りの出口とは全然違うところに出ててしまい、仕方なく、人の流れに沿って歩いて行ったら、見覚えある街角に出て、その周囲のお店でキビキビ商品をパッケージングするちょんまげ小姐店員と、中国人観光客の嬉しげな表情の対比が面白かったので、背後からそっと一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、中華街とは云っても、米国以上の多民族国家シンガポールですから、アラブ人街の奥に大きなヒズー教の寺院と道教の廟が並んでいたりするのと同様、ここ中華街の奥にもかなり大きなヒンズー教の寺院とその関係施設が鎮座ましましている関係上、昼夜問わず、中華系の人間と負けず劣らず、インド人の老若男女を目にする機会が多く、ちょうど探し当てた屋台街の入り口付近で、インド人の小姐同士が、デザートでしょうか、プラカップに入ったフルーツを串刺しにしてアーンとやってるところを一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

Spore17_005.jpg
五枚目のカットですが、屋台街でさぁて何を食べようかと迷うフリをしつつ、抜け目なく、面白そうなシーンをX-Pro2の静かなシャッターを活かしてちゃっちゃっと撮り歩いていたのですが、或る共用テーブルスペースで、白人の初老男性が、かなり巻き舌ながら流暢なドイツ語を操る、年齢的には少し上の中華系の男性と一杯ひっかけながら議論していた姿が面白かったので横から一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、ここシンガポールは基本的に物価がまんべんなく高いことで有名ではありますが、日本同様、アルコール類には政策的に高額な課税が課せられており、仕入れ値が元々高価なうえ、店によって販売価格が全然違う、というのがここシンガポールの商売ですから、ロシアからと思しきこのうら若き小姐はボーイフレンドに飲ませるビールを一セントでも安く買おうと、値札を見て回り、屋台街の一番外れにある、飲み物専門店で瓶保証料無用のローカル缶ビールを買い求めていたので、その健気なお姿を斜め後ろから一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放、AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、翌6日は、今回のシンガポールの宿も朝飯無しなので、少し遅めに起きるようにして、11時半前くらいにオーチャード通りに着くようにして、冒頭説明した経緯で、両替、ランチを済ませ、天気も良い通りに出て、スナップしようと、鵜の目鷹の眼で獲物を探しましたが、牧歌的な台北や釜山と違い、行き交う人々も、なかなか撮らせてくれるか否かのオーラを見抜く勘を取り戻すのに時間がかかり、仕方なく青空に浮かぶ雲を背景に荘厳な教会の佇まいを一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、しかしながら、通りの歩道上で観光客の多いエリアを行きつ戻りつ、30分も声かけちゃ断られ、またそれでも声かけながら歩いていたら、横で見ていたスペインからの観光客という心優しい婚約者同志が、我らで良ければモデルになるぜ、その代わり、撮った画はメールかなんかで提供せいよ、と反対に声かけてきてくれたので、有難くお申し入れを受け、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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九枚めのカットですが、心優しいカポーによる支援のおかげで、すっかり復調し、折れそうな心もしゃんとしてきたので、気分を一新し、極めて現代的な通りに面した、19世紀以前の様式を色濃く残した住宅群が軒を並べるプラナカン建築通りに足を踏み入れ、まずはその全体的な佇まいを一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十枚目のカットですが、そのプラナカン建築通りの入り口付近には、パリのシャンゼリゼとか、ミラノのドゥーモ周辺にある雰囲気の屋根付きオープンテラス的な長いカフェが有り、たまたま外を眺めながら、オモニとブランチを摂っていたフランス人の小姐と目が合ったら笑顔を見せてくれたので、これ幸いにと、お食事中ながら一枚撮らせて貰って宜しいか、と聞いたら、ノープロブレム、どうぞ、ということだったので、お言葉に甘えて一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十一枚目のカットですが、同じくプラナカン建築通りのちょい入ったところの店舗兼住宅みたいなカンジの欧風建築の袂にて、お友達同士でモデル撮影ごっこみたいなことをしている上海からという小姐二名が居たので、日本から来たんだけど混ぜてよ、と声かけて、もう一名の小姐が望遠ズームで撮ってた横から撮らせて貰った一枚。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十二枚目のカットですが、同じくプラナカン建築通りのちょっと入ったところから見た通りの全景で、カメラを構えて構図とか露出を考えていたら、後ろに人気を感じ振り返れば、タイ人の家族連れが写り込まないようにか気を使って立ったまま待っていてくれたので、マイペンライなカップと声をかけ、前に行けというゼスチャをしたら歩き出したので、後ろ姿モデル♪後ろ姿モデル♪と有難く一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十三枚目のカットですが、プラナカン建築通りでそこそこ撮った後、またメインストリートであるオーチャード通りに戻り、次なる目的地であるリトルインディアへ移動すべく、MRTオーチャードロード駅へ向かって歩いて行ったら、日本の縁起物である紅白の水引をモチーフにしたがごとき、赤と銀、金のメタリックな玉を頂点が開いた円弧上に造形し組み合わせたオブジェが目に付き、その円弧の組み合わせた中心を通行人が通りがかった瞬間にシャッター切ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十四枚目のカットですが、MRTオーチャードロード駅のまさに入口まで来た時、人待ち顔の幼い兄妹が目に留まり、妹の方と目が合ったら笑顔を見せてくれたので、兄の方にゆっくりした英語で日本から来たのだけど、写真撮らせて貰ってもイイかな?と声かけたら、笑顔でうんうん頷いてくれたので、異邦人に写真を撮って貰えることで、いかにも嬉しそうな笑顔に幼い妹と硬い表情の兄ちゃんのツーショットとなったもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、MRTでほどなくリトルインディア駅に着き、ここでも、ガイドブックなんざ見てなかったので、またしても前回同様の目抜き通りへ一発アクセスとはいかず、あまり人気のない通りに面した出口から地上へ上がってしまったため、仕方なく持ち前の勘を発揮し、人通りの方向性を見極め、ずんずんと歩いて行ったら、まさに怪我の功名、前回は気づかなかった、結構、サイケな配色と構造のフードコート付きマーケットモールのような場所の中庭に偶然出て、お天気も宜しかったので、そこから眺めた青空も入れて一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

Spore17_016.jpg
十六枚目のカットですが、マーケットモールの中庭を抜け、勘を頼りに丁度MRT駅の面する通りと並行する大きな通りに出てみたら、まさにビンゴ、前回同様、迷路のようなインド人街の入口に到達出来、6年ぶりの再訪に思わず嬉しくなってその近傍の様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

Spore17_017.jpg
十七枚目のカットですが、さっそく、インド人街へ足を踏み入れてみると、そこは6年前と相も変わらず、混沌と商魂が支配するカオスの世界で、そもそも店と通路の区分などなく、目に見える物体は店員とレジ以外全て売り物という風情で、あちこちで、英語、中国語、そしてウルドゥー語と思しきインド系言語で、売り子の呼び込みやら、値切りの交渉なんかやってるので、ただ眺めて通っているだけでも楽しくない筈もなく、その様子をぜひ残しておきたく、一心不乱に物色するインド人一家の至近距離で一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

さて次回は、滞在二日目の晩、クラークキーの賑やかな夕べの様子と翌滞在三日目のオーチャード通り、アラブ人街であるブギス駅周辺の様子についてお送り致します、乞うご期待。


  1. 2017/10/14(土) 20:00:00|
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An amazing existance among tremendous numbers of optics human beings have ever produced ~IBELUX40mmf0.85~

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さて、一日遅れとなった今回のアップは予告通り、久々の新レンズ導入、その驚愕の性能をレポートしたいと思います。
レンズ銘は「Handevision Ibelux40mmf0.85」、これまで市販された写真用レンズでは、ライカのノクチルクス50mmf0.95とそれに先駆け市販化されていたCanon50mmf0.95があり、概ね、"ハイスピードレンズ"と云えばf1.2クラスが一般的でしたから、このf0.85というチャレンジングな開放値は実に驚愕すべきものだったと考えます。
しかも、このレンズを送り出したプロジェクトが実に興味深く、アダプタでは確固たる地位を築きつつある、上海のKIPON社がドイツの光学設計専門機関IB/Eオプトに設計を依頼し、上海の光学機器製造工廠で製造したというのです。
発売は2014年、確か日本では世界の中古カメラ市の渋谷東急東横店での回で銀一さんが持ち込んでいたのが初お目見えだったと記憶していますが、最初の印象は、とにかく重い、そして中国製なのに22万円!?ということで、とても手を出そうという気持ちにはならず、これまで通り、f1.2の"ハイスピードレンズ"の蒐集に血道を上げてきたということです。
ところが、ふと或るきっかけで、このレンズのモデルチェンジが近いらしく、既存品はバーゲンセールになっていることを知り、密林に踏み入り、思わずポチっとな!してしまい、気づいていたら手元に来ていたという映画の中のラブストリリ-のひな型のひとつみたいな経緯で導入したのです。
構成は8群10枚で重さは1.2kg近くあるため、軽快なストリートスナップや、海外へ持ち出してどうこう、はとてもムリですが、それでも映画「バリーリンドン」のロウソクの灯での撮影を可能にしたという世界に10本しかない「アストロプラナー50mmf0.7」に次ぐ超弩級のハイスピードレンズを我が物としてスナップに使えるという昂揚感は何物にも代え難い思いました。
では、さっそく到着翌日の土曜日にX-Pro2に装着し、深大寺に出掛けて行った全コマ絞り開放AEでの試写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、いつもは普通のレンズを持ち出しているので、それほど何を撮ろうか考えずに深大寺境内や門前町、そして神代植物公園附設水棲植物園辺りで適当にシャッター切っているのですが、今回は、はなから特別なレンズ、という意識が頭の中を支配しており、何でもかんでも手当たり次第とはいかず、逡巡しながら境内を徘徊していたら、聞き慣れた北京アクセント中国語が聞こえてきたので、観光で来たと云う中国人の母娘さんにお願いしてモデルさんになって貰ったもの。

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二枚目のカットですが、一枚目に手堅く人物ポートレを撮れたので、やっと平常心を取り戻し、近距離でのシャープさと背景のわさわさ感を見るのにちょうど良いところがあったのを思い出し、山門脇のシャープなエッジを四隅に持った笠をかぶる石灯篭を狙って背景の樹々の緑、そして木漏れ日を入れて撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、とんでもないレンズならとんでもない背景の大暴れ具合いであろうと予想していたら、二枚目の試写結果を背面LCD画面で確認したところ、全然まともな50mmf1.4クラスのレンズとさして相違ないノーマルな後ボケにやや拍子抜けしながらも、だいたいのコツが掴めてきたので、灯篭の至近距離にある芒の穂越しに門前通りの様子を撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、こうなるといつもの試写パターンで対応出来そうなので、重さがケタ外れに重いのをガマンし、山門の階段を軽快?に駆け下り、まずは深大寺窯の店先に飾ってある、瀬戸物の絵付け風鈴の群れの一番手前のものを最短距離で撮ったら、さて背景はどうなるのか、試しに一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、ここまで来ると、完全にいつもの試写パターンに乗ることが出来てきて、続いては、深大寺窯のお隣り、浅草は仲見世の美人茶屋「あずま」さんと並ぶ深大寺の美人茶店「八起」さんの店頭で団子等の日本的伝統菓子・軽食の類を一心不乱に実演販売する小姐をモデルさんに一枚です。

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六枚目のカットですが、美人茶店「八起」さん店頭で小姐の撮影を行ったら、まさにおんぶにだっこの喩えではないですが、同じく「八起」さんの店舗奥の通りに面した柵の一部を切り欠いて設置してある自然石を組んで作った蹲に水が満々と湛えられている様子を最短距離で一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、背面LCD画面で濡れた蹲の写りようを確認し、なかなか満足行く描写であることが判ってきて、重いのをガマンさえすれば、夕暮れや宵の口の据えもの斬り的な撮影にはこの上ない得物であるなぁとか感慨に耽っていたら、すぐ脇の日傘付の長腰掛けに犬連れの母娘が座り、犬と楽しく晩秋のカキ氷なんか堪能していたので、その様子を横から一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、山門下を南北に細長い門前通りを今度は山門を挟んで反対側の時代がかった雰囲気の建物の蕎麦屋兼土産物屋が軒を並べる界隈にあって、ひときわ大きな水車が回っていて人目を惹く店舗の前まで歩いて来て、木陰の被写体で、果たして回転を止めるほどのシャッター速度が稼げるか否か試し、結果はとても満足行くことが判ったという一枚。

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九枚目のカットですが、大きな水車を軒先に据え付けた蕎麦屋と山門までの間には、結構な人出のある飲食物の店頭販売のお店が在って、いわゆる「おやき」と称する和風肉まんみたいな食品やら蕎麦饅頭、そして9月も最終週というのにソフトクリーム、アイス最中などという歯に沁みそうな恐ろしいおやつを売っているお店の店頭で、抹茶ソフトを頼んで、出来上がりを待っていた若いヲヤヂさんとその腕に抱かれた極小姐の様子を背後から一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、至近距離の被写体のテクスチャと背景のボケの比較が確かめられる格好の場所が、山門真下の観光蕎麦屋「嶋田屋」さんの軒先に、それこそ狛犬の如く左右対で据え付けられた五百羅漢のうちの二体のうちの向かって左側の石像で、例年、石像の左側のプランターにコスモスなどがはみ出さんばかりに植えられていて、石像の背景のボケを彩ってくれるのですが、今年はそれがなく、やや寂しいものとなってしまった一枚。

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十一枚目のカットですが、深大寺門前町から徒歩3分程度にある神代植物公園附設水棲植物園の上に位置する、知る人ぞ知る四季通じての撮影スポット深大寺城址の入り口付近に設置された、まさに正真正銘の「深大寺蕎麦」畑で白い可憐な花が満開に近い状態だったので、至近距離で畑の様子を一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、深大寺城址と云えば、これまた知る人ぞ知る、なんちゃって「この木、何の木」が有りますが、登って来たアングルからだと、ちょうど蕎麦畑の仄かな白い花々の彼方に力強く枝葉を広げる「この木、何の木」の偉容が見える格好なので、その構図で一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、そして深大寺城址での試写とくれば、これはもう欠かせないマストアイテムとなっているのが、かつてのお城の本の丸の館跡の柱の位置を示す、てっぺんが丹念に磨き上げられ、黒光りする黒御影石群とそれらが置かれた芝生の緑の対比で、今回も手前の石のエッヂにピンを合わせて石の列を撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、今回の深大寺行きの目的のひとつ、年一回の彼岸花こと曼殊沙華の可憐な花の姿を捉えることで、この驚異のレンズの性能を測り知ることだったのですが、幸いなことにピークは一週間程度過ぎてはいましたが、それでも、新調したレンズを持って訪問してくるのを心待ちにしていたかの如く、何本かの株は威勢良く赤い花を咲き誇っていたので、嬉しい気持ちで、心の中で花々の妖精に感謝しシャッターを切ったもの。

今回の感想ですが、うーん、とても素晴らしいものを買えたという思い以上に、こんな尖った、使い手を選ぶようなレンズを商品化してしまうという、まだ若い中国人社長の清々しい心意気に触れられたような気持ちに慣れて、とても嬉しくなりました。

さて、次回は、今朝帰って来たばかりのシンガポールハイライト、三週に亘ってお送り致します。
  1. 2017/10/09(月) 20:42:20|
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美麗島旅情'17~Taiwan Photographic Tour'17②~

さて、今回のアップは予告通り、9月の3連休に有休1日くっつけて出掛け秋の台北ツアーから、16日午後からの行程による後編をお送りしたいと思います。
前回述べた通り、とんでもないアクシデントというか、自称「旅慣れた旅行者」がしかも、20回近く訪問していて、「勝手知ったる他人の家」も同様の台湾の台北近隣エリアで、乗り慣れている筈の鉄道でのチョンボ連発で、結局、予定変更を余儀なくされた滞在二日目の夕方の「饒河観光夜市」、そして翌日、滞在三日目の「三峡」、「淡水」からご紹介したいと思います。
なお、このところ、二台のカメラに別々の焦点距離のレンズを付けて、それらで撮り分けるという撮影スタイルは封印し、昼はM8メイン、夕方以降はX-Pro2というように得手不得手を踏まえ、速写に向いた機材選択で、極力、撮影枚数を積み上げる方針としたのです。
では、さっそく、二日間の行程に沿って、逐次、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、昼間の難行苦行の疲れもあって、いったん台北駅近くの常宿に戻り、シャワーなどを浴びてから、ひと休みし、すっかり夜のとばりが降りた頃、市内中心部の長春路交差点に建つ、「好美飯店」で美味しい晩飯を戴き、その足で出掛けた「饒河観光夜市」に入り、まず目についたのが、国は違っても、どこでもいたいけな童子達の大好きな金魚すくいで、この日ははしゃぎもせず、老練な漁師の如き冷静さで黙々と煌びやかな小魚をすくう、一人の健気な小姐姿が感動的ですらあったので、傍らから一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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二枚目のカットですが、いつ来ても人混みでごった返す観光夜市の通りを人にぶつからないよう、被写体を探しながらキョロキョロと中に進んでいったら、灯りを煌々と照らし、9月とはいえ、さすが南国の島だけあって、これからビーチリゾートにでも遊びに出掛けるような恰好で黙々と業務に精勤する露店商の小姐の姿が目に付いたので、ちょいと失礼と一声かけて、隣の露店との間の通路みたいなところに入れてもらい、そのお仕事ぶりを一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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三枚目のカットですが、もう一方の夜市の雄である「士林夜市」に比べ、ここは元々、夜に夜市が開催される前提で、道路インフラ等が整備されていることもあり、比較的ゆったりした造りで、タイミングとチャンスさえあれば、結構面白い画が撮れるので、向こうに行かないことはあっても、こちらに来ないないくらい通っていて、今回も馴染みのお客との談笑風景が通りがかりに目に留まったので、またしても、露店の内部に入れて貰ってその微笑ましい様子を一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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四枚目のカットですが、この一キロ近くある観光夜市をどんどん奥へと進んでいくと、時折、煌々と照らされた灯りの下で、妙齢かつ容姿端麗な小姐が黙々と調理兼販売業務に従事しているのを目にすることがあって、そういえば、中国のツイッターもどきのSNS「微博」か何かで、呆れたことに大陸からの観光客が、この共産党非支配下の島の夜市でどの街のどの夜市にはかくかくしかじかの店にこれこれこういう美小姐が居る云々、頼まずとも宣伝してくれ、またそれを見たスキモノが寄ってくる、というインフィニットループを描く・・・などと考えながら、ふと目に留まったローカルスイーツ売りの小姐の働きぶりを一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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五枚目のカットですが、同じ中華圏の括りでは、香港や上海に比べればまだまだですが、ここ「饒河観光夜市」では、少なくとも東京の何処かで開かれている夜の縁日よりはまだ欧米からの観光客を見かける頻度は遥かに高く、この日も数人の団体から一人の女性客、そしてカポーも相当数目に付いて、なかなか慣れた様子でしかも、工房主より遥かに旨い北京語で注文なんかしている白人観光客の姿が目に留まったので、すかさず一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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六枚目のカットですが、この夜市に限らず、もちろん他の夜市でも、前日に訪れた観光地化された老街でも、結構な頻度で童子向けのスマートボールが目に留まり、おそらくこれは、見本統治下の庶民の娯楽が、日本でも水上とか栃木の山奥辺りの辺鄙な温泉街で細々と露命を繋いでいるのとは対照的にこちらでは幼児用娯楽として独自の生態系を持つに至ったのであろうかとか考えていたら、経営者の子女と思しき極小姐が物差しみたいなものを持ち出して台の調整みたいなことを始めたので、驚きの目で一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはPORST50mmf1.2開放による絞り優先AE撮影です。

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七枚目のカットですが、翌9月17日は、朝から桃園駅の一つ手前の駅である鶯歌駅経由、本当は前日に訪問するつもりだった「三峡老街」へ訪問し、ここでも危うくバスに乗ったまま、オーバーランしかけたのですが、幸いなことに老街最寄りの駅で、工房主以外の乗客が全員降りてしまい、信号に停った時に一番前の席に座っていた工房主に対し、運転手が何処まで行くのか、と親切にも声かけてくれたので、三峡老街まで、と答えたら、あ、それは今さっきのバス停だ、ここですぐ降りなさい、と停留所でないところで降ろしてくれ、ほうぼうの呈で教えられた方向に小走りに向かい、目に着いた老街入り口のランドマーク、日本統治時代の警察署の建物を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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八枚目のカットですが、ヘタこいたら昨日同様のしょっぱい成り行きになりかねなかったというヒアリハット感もものかわ、老街に足を踏み入れてすぐ、レンガ造りの軒の低めの商店街の佇まいを目にして、とても昂揚した気分となったので、強い日差しを避けるべく、通りの両側の商店軒先を連結したアーケードを歩いていたら、スマホンで家族写真なんか撮ろうと試みている一家の姿が目に留まったので、声かけて撮って上げた代わりに一家揃ってモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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九枚めのカットですが、このエリアの人々はなかなか柔和な表情の方々が多く、アーケードを歩きながら、目が合った地元民各位に笑顔の挨拶なんか交わしていたら、すかさず首から提げてたライカを目ざとく見つけ、声かけてきた、自転車で子連れの若いヲヤヂさんが居て、良く写るんだろうなぁなどという話しなんかしている行きがかり上、ぢゃ、一枚撮ってみようか?でも光線状態良くないからダメなんぢゃ?とか言って、後から送ってあげる前提で一枚撮ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十枚目のカットですが、この日はここ老街での何かの縁日だったらしく、日本の中華街辺りでも見かける三国志の英雄や伝説上の偉人を祀った廟のような建物がこの老街にも幾つかあって、その一番大きなところで、祭壇前の広場みたいなところにテントをかけ、そこで、いたいけな少年たちが龍の舞みたいな催しを後ほど披露したのですが、そのイベント絡みで廟の近くの両側アーケード間に張られた大型テントの中にカラフルな赤を基調とした中華系お祭り用引き出物が並べられていたので、一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、カラフルな引き出物が整然と並べられた大型テントを後にして、また店舗の軒先を繋いだアーケードを歩きながら被写体を探していたら、居ました、居ました、今時、山形辺りのお百姓ですら被らないような、或る夏の日、霧積温泉の谷底へ飛んで行った一張を最後に内地では絶滅したと思しき麦わら帽子なんざ被った、漫画ワンピースの主人公気取りのいたいけな童子の姿が目に留まったので、すかさず一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、老街の華やかな表通りのみ歩き回って撮影しているだけでは、真実の半分も捉えたことにはならないですから、国内外の如何に関わらず、路地裏撮影マニアの半ば天邪鬼的な欲望がむくむくと沸き上がり、表通りからふと目にした煉瓦積みの壁が特徴的な側道をさてどうやって撮ろうかいなと逡巡している時、まさに飛んで火に入る何とかの喩え通り、楽し気に散策に迷い込んで来た家族連れにエキストラ出演願ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、その日は12時を少し回るまで「三峡老街」で撮り続け、それからまたバスで鶯歌駅まで戻ってそこから在来線で台北駅に戻り、そこの二階食堂街で点心ランチなど頂き、しかるのち、MRT淡水・信義線で終点「淡水駅」まで移動、淡水河の河口に沿って広がる遊歩道上山側の観光エリアに足を踏み入れ、さぁて何から撮ろうかいな、と思った矢先、軒下に設けられた屋台でいかにも夏っぽい清潔そうなピンクのワンピースなんか来た小姐が「熱狗」(ホットドッグ)を買おうとしていたので、面白い中国語の商品札同様、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十四枚目のカットですが、河の向こう側の八里の山並みも雄大でそれなりにに画にはなりますが、やはり見てて楽しく、スナップの最適な素材は人の世の営みということで、日本にもないようなユニークな屋台や店頭販売の品物やそれを買い求める老若男女を眺めながら歩いていたら、或るお店で、新手のアイデア商品らしく、食べると発煙するアイスクリームとかいうキテレツ商品を売っていて、これがまたどういうワケか流行っていたので、その店の横で、口と云わず鼻と云わず、盛大に白い煙を吐き出し悦に入っている小姐とその取り巻きの姿を一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十五枚目のカットですが、物販に人が群がっている辺りを過ぎ、河岸と遊歩道の幅が狭まり、歩きながら水面も見えるくらいになってきた辺りで、売り出し活動中の新人アイドルなのか、ただの目立ちたがり屋のお調子者なのか、最後まで判別付かなかったですが、高校生くらいの色の黒い小姐がマイクとスピーカを持ち出して、ローカルの歌謡曲なんか歌って居たので、取り巻きに撮らして貰うよ、どーぞドーゾ、でセンセイは何処からお越しで?東京だけど何か、ホントですか、そりゃスゴイ、まだ行ったことが無くて、ぜひ撮って宣伝して下さいよてなやりとりの行きがかり上、完全な逆光もものかわ、一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十六枚目のカットですが、物販店が建ち並ぶ遊歩道もほぼどんづまり、極小さな漁港みたいな河岸の切込みを回り込んで河口方向へと続く、幅3m程度の狭いコンクリート舗装の木陰の道の手前で、来た方向を振り返ってみれば、姓名判断だかのテントに群がるいたいけな小姐達の姿を茫然と見つめるタトー入りのマッチョマンの後ろ姿に妙に哀愁を感じたので背景の山並みなどと一緒に一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

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十七枚目のカットですが、写真を撮りながらそぞろ歩きをして辿り着いた淡水の河岸沿いの遊歩道のどんづまりの先、木陰の細い河沿いの道へと嬉々として友達同士で大声で語らい合いながら歩いて行った、地元小姐のコンビの後ろ姿を川面の様子も写すべく、露出控えめのセミシルエットで一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8開放による絞り優先AE撮影です。

今回の感想ですが、やはり台湾はイイところですね、バス停で一人待っていても、バスで降り遅れても、誰かしら気に留めて声を掛けてくれますし、言葉が100%までは通じないというだけでやはり古い日本の、自分以外の周りを思いやり、気を配る、という心掛けがいまだ息づいていることを嬉しく思いました。

さて、次回は久々の新レンズ導入、さてその驚愕の性能やいかに!? 乞うご期待!!
  1. 2017/10/01(日) 19:15:59|
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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