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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Rediscovery of Leitz's legacy①~Vario-Elmar28-70mmf3.5-4.5R~

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さて、今週の更新は、予告通り、昨年末に急遽入手出来たLeica M(TIPO240)による既存レンズ再評価の一環として、同じくLeitz社が70年代からリリースし、2000年代初めに絶滅した一眼レフシリーズのR系レンズのうち、工房にある何本かを不定期にテストしてレポートしたいと思います。
その記念すべき第一号は、やはりRレンズで一番最初に買い求めたVario-Elmar28-70mmf3.5-4.5R3カムモデルで、これは、1983年から初のライカブランドの標準域ズーム35-70mmf3.5の継承モデルとして気持ち広角側を伸ばしたもので1990年代に登場、生まれは日本の狛江市とも云われる、洋魂和才の極めて有能なハーフのモデルであります。
今回はありきたりながら、一番、モデル獲得の難度が低い浅草でテストしました。
では当日の行程に沿って、実写結果を逐次見て参りましょう。撮影条件はいつも同様、全コマ開放による絞り優先AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、土曜日は色々と野暮用をこなしていたら、工房発が14時を過ぎてしまい、日本橋を通過したのが14時半、仕方なく、東京駅まで一旦出て、オアゾの地下一階でランチを戴いてから、また日本橋経由、浅草に着いたのは15時も半近くになってのことで、メトロの駅から地上に出た、道路の歩道沿いにずらっと並んだ人力車の漆黒の幌が壮観だったので、傍らの兄ちゃんに声かけて路上から一枚撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、いつも通り浅草第一のランドマークである雷門の周辺で目ぼしい画を拾おうとしたのですが、当日は、おそらく屋根からの落雪や落氷を警戒してなのか、周囲を囲ってあって、中を通るどころか、周囲にも寄り付けない状態だったので、真下から提灯を撮ることも出来なかったので、柵ギリギリからしゃがんで大提灯を斜め下から撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、真下に入り込むことも出来ず、遠巻きに見守ったり、集団自撮りを試みる観光客達を後に、次なる撮影スポットである、仲見世通りの「美人茶屋 あづま」さんの店頭で、観光客に紛れて、甘酒やらきび団子やらの実演販売に勤しむいたいけな小姐を撮ろうと、店頭の商売の邪魔にならない位置を陣取って待ち構えていたのですが、いやはや、それでも前を平気で観光客が入り込み、やっとモノになったのがこの一枚、それでもカラーバランスが夕焼けみたいなオレンジトーンになっちゃったので、ソフトで弄っていたら、昔のコダックの色褪せたカラーネガの画みたいになっちゃったもの。

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四枚目のカットですが、同じく仲見世通り上の「美人茶屋 あづま」さんの店頭のすぐ近く、側道への曲がり角にウラヂオストックからの観光客と云うベビーカー持ちの親子連れが居て、女の子が目が合ったらニッコリしてカンジ良かったので、まだ若いヲヤヂさんと英語で何とか出演交渉、あづまさん横で一家揃っての記念撮影となったもの。

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五枚目のカットですが、あづまさん付近で撮ったら、次の撮影ポイントはおのずと決まっていて、仲見世通りを宝蔵門方面に向かって右の角を曲がって10m程度のところに位置する、老舗の扇子屋さんの店頭に掲げられた大和絵や浮世絵などの図柄が手書きされた高級団扇をモチーフに背景のボケを撮る構図で、今回もしっかり撮りましたということ。

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六枚目のカットですが、無事、扇子屋さんの店頭での撮影を終え、また仲見世通りに戻ろうとあづまさんの角を曲がろうとしたら、林檎印のスマホンを差し出してきて、記念撮影したいんで、シャッター押してくれる?とか頼んで来たんで、オケーオケーと適当に3枚ほど撮って上げてから、おもむろにこちらからもお願いがあると云うことで、一瞬、金でもせびられるかと笑顔が消えかけましたが、レンズテストに付き合ってよ、と切り出したら、笑顔で喜んで、となったもの。

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七枚目のカットですが、仲見世通りを被写体探してキョロキョロしながら、人にぶつからないように歩くこと数分、やっと伝法院通りとの交差点辺りまで来て、ふと東の側道である観音通りを眺めると、人気爆発?のメロンパン屋反対の壁に友達の買い物につき合わされてうんざりしたのか、いたいけな小姐二名がアンニュイな雰囲気で壁際に立ち、スマホンなんか弄っていたので、ズームの望遠モード発揮し、そのお姿を1枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、側道からまた仲見世通りに戻り、ふと西側の伝法院通りに目をやれば、何と、まだ除雪もされずに道路のど真ん中に先週の雪が丸々と残っており、観光客は云うに及ばず、地元民各位もそれを避けて恐る恐る辺りを通行するという有様だったので、記録も兼ねてその様子を一枚撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、伝法院通りとの交差点を過ぎてすぐのところに在り、いつも物見高い観光客の注目を集めている人形焼の店頭実演販売を行っているガラスの横で、いたいけな二人組の中国人青年二名が居たので、その姿を撮ろうかなと思ったら、そのうちの一名が只ならぬ雰囲気を察知して、オレ、トイレ行くわ、後でまた来っから、てなノリで居なくなってしまったため、残り一名にご出演願ったもの。

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十枚目のカットですが、仲見世通りをどん詰まりまで歩き通し、宝蔵門の辺りまでやって来て、第一の撮影スポットである門下付近で声を掛けられそうな個人、グループを探しましたが皆無のため、次なるスポットである手漕ぎポンプもこの寒空の下、誰が伊達や酔狂で、わざわざ冷たい水なんか酌み出すわけもなく、人っ子一人いなかったので仕方なく、門横から境内に入ると、御籤売り場の前辺りで、レンタル着物に身を固めた若い中国人小姐のグループが、この国での悲惨な事件の事を知ってか、知らずか、はしゃぎながら、ミニ撮影会みたいなことをやっていたので、一番、器量の良さそうな小姐に声かけて一枚撮らせて貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、小姐達のグループを後に御籤売り場へ足を向けると、籤結び用の棚の前で白人の童子連れのどう見ても父親とは思えない謎の東洋人がたどたどしい英語で、お金払って買い求めた御籤を何故ここに結んで置いて帰るのか説明していたので、その熱心さに感心して、横から1枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、何故か、当日は何処からか湧いて出て来たようなカメ爺・カメ婆のグループが後から境内に入って来て、被写体を狙う工房主の横を囲んで真似カットを撮るとか、悪行三昧状態が目に付き出してきたので、じっくり撮るスタイルを変更、一撃離脱的にシャッター切るスタイルとし、御籤売り場奥で抽いた籤を肩寄せ合って眺めていた中国人カポーの姿を通りすがりざまに撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、悪の老人秘密結社が五重塔やら御籤売り場での撮影に興じている間に足早に、連中の苦手な巨大焼香場までやって来て、なかなか美形のフィリピンからの小姐にロックオンし、彼女が線香を買い求め、夕陽を浴びながら厳かな表情で火をつけたところを撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、同じ焼香場の横の着火場で、中国人小姐も何かお経のようなものを唱えながら線香に火をつけていて、その横顔をなかなか魅力的だったので、光線状態の悪さもものかわ、すぐハイライトがサチュレートしてしまうEVFのピントは参考程度として、咄嗟に露出補正し勘でシャッター切ったもの。

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十五枚目のカットですが、ふと焼香場の方向を振り返ってみれば、先ほどの美形のフィリピーナ小姐がお線香を上げ、お願い事を唱え終えたのか、晴れ晴れとした表情で本堂に登ろうとしたので、卒爾ながら、とすかさず声を掛け、モデルさんになって貰ったもの。

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十六枚目のカットですが、EVFで見ても美形フィリピーナのカットは得心の一枚だったので、あとは消化試合的な気持ちになって、あと数枚撮って、ブログ用の枚数揃えたら、ハヤタカメララボでも行くっぺか?とか考え、また本堂前から宝蔵門方面へと来た道をまた辿って戻り始めたのですが、せっかく28mmをフルに使えるのに、まだそれが判る大型の建物なんか入れたカットとか真面目に撮っていなかったことを思いだし、振り返りざまに林間のベンチ等で寛ぐ人達も入れて宝蔵門の半分と空を撮ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、撮ってた横をシーズン終えたサンタクロースが糟糠の妻を伴って、遥々と極東の風光明媚な島国に温泉旅行にでも来たような雰囲気を纏ったスウェーデン人の老夫婦が通り過ぎて行ったので、後をついて行って、宝蔵門の下でお互いに記念撮影をし始めた時に声かけて、シャッター押して上げる代わりにヒゲの旦那にモデルさんになって貰ったもの。

今回の感想ですが、初めてのフルサイズミラーレス使用でのスナップということになりましたが、いやはや、普段使っているX-Pro2の出来の良さを再確認したようなもので、とにかくブラックアウトの時間が長い、シャッター切ってから、書き込み終えるまで、ほぼ一呼吸以上掛かっているカンジで、やはりこれはレンヂファインダ機として使うのが正規の使い方で、EVFが最新の国産機同等の機動性を持っていると期待してはいけないのだということを痛感してしまいました。

さて、次回はまた何かRレンズをフルサイズ判でテストしてみましょうかね、乞うご期待!!
  1. 2018/01/28(日) 17:23:41|
  2. 街撮り写真
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A festival full of amazing automobiles and attractive ladies~Tokyo Autosalon'18~

さて、今週の更新は、1/12(金)に急遽飛び込んで来た、東京オートサロン'18での顧客表敬及び営業の真似事の合間に年初からフル活躍のLeica M(TIPO240)の習熟も兼ねて持ち出し、明るめのポートレートレンズでテストしたものです。
当日は、16時まで会社でまじめにサラリーマンのお仕事に従事し、しかるのち、京葉線で海浜幕張まで移動、そこから徒歩で10分弱の幕張メッセに移動し、17時前には会場に着きましたが、初日とはいえ、来訪者でごった返す会場内を歩き、入場券を恵んで頂いたマフラー専業メーカーブースを訊ねて、ご挨拶ののち、製品写真を数枚撮らせて頂き、勤務先のパンフをカバンに入れたまま、きれいどころの撮影と、これは!と思ったブースへの勤務先の製品の営業という二刀流で、会場閉場の19時ギリギリまで粘ったのです。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズは1枚目のみKern Makro-Switar50mmf1.9、2枚目以降最後までLeitz Summarit50mmf1.5のいずれも絞り優先AEでの開放撮影となります。
では、会場を徘徊した行程に沿って、実写結果を逐次見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、目的の顧客ブースを辞してすぐ目に留まったのが、すぐ裏というか奥に位置する、ウィンドシールドの補修材の会社のブースで、比較的清楚な白地に青のアクセントの衣装を身に着けた、気立ての良さげな小姐二名が、道と云うかブース間の通路を行き交う人々に、自社製品のパンフ一式を詰めたバッグを受け取って貰おうと声を掛けているのですが、チューニングカーの祭典では地味な補修部品はどうしても脇役的立場でなかなか関心を惹けず苦戦していたご様子のため、励ましがてらモデルさんになって貰ったもの。

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二枚目のカットですが、実質、初訪問に等しいオートサロン、見るもの、聞くもの、皆珍しいことには疑いようもないのですが、それでも主役は、まごうことなく、ハイパフォーマンスカーと云われる、メーカー、チューナー如何に関わらず、一般的な市販車とは比べ物にならない、お値段、性能、インテリア、エクステリアの個性を発揮しているクルマ達で、まずはその横綱である日産自動車様のGT-Rの雄姿でも撮らせて頂こうと、会場奥の巨大ブースのステージ上に鎮座ましますご本尊さまを1枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、日産ブースでのGT-R撮影も無事こなし、その後、周辺の様子を物色してみれば、居ました居ました、去年の東京モーターショーでは完全スルー状態の欧州製のスーパーカーの雄であるランボルギーニのウラカンだかのオープンカーと、それ向けに特注で誂えられたという、ハンドメイドのチタン製エクゾーストシステムが恭しく展示されていたので、特製マフラーを主役にランボをバックグランドとして一枚撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、ランボの芸術的なチタン製マフラーにため息ついた後、次なる獲物を求めて会場内を徘徊していたら、やはり資金力がモノを言うのか、大手メーカーのブースの方が数も多く、専用ユニホームも揃えたいたいけなコンパニオン各位が満面の笑顔で来訪者を出迎え、クルマを見に来たのか単なるカメコなのか判らないような連中が、人垣を作って、コンパニオン各位の写真などを撮っていたので、工房主もちゃっかり混ぜて貰って一枚撮らせて貰ったもの。

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五枚目のカットですが、ここオートサロンではもう10年以上も前にビックサイトでやってた頃来たことがあっただけなのですが、自動車メーカー、タイヤメーカーなど、大手の資金力もある出展者は元より大きなブースの中にステージを設け、照明・音響なども凝ったダンスなどをお披露目して来訪者の注目を集めていたので、お江戸は京橋に本社のあるタイヤメーカーのブース内のステージでのパホーマンスを撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、どちらかと云うと、大手メーカーのブースは会場の壁際に陣取っていて、内側には、大小取り交ぜ、様々なチューナーやパーツメーカーなどのブースが、来場者の注目を惹こうと様々な趣向を凝らしたデコレーションやら、パフォーマンスなどを行ったいたのですが、いわゆるアキバ系の、漫画から抜け出たような着物をモチーフにしたユニークなコスチュームの小姐が笑顔を振りまいて、行き交うカメコを惹き付けていたので、それに乗じて一枚撮らせて貰ったもの。

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七枚目のカットですが、アキバ系の漫画的コスチュームの小姐が人気を博していたブースのすぐ近くで、やや正統派というか、90年代のレースクイーンみたいなコスチュームでやはりカメコの人垣を作っていた小姐が目に留まったので、さっそくダッシュでポジション獲得、レンヂファインダ機の特権である、目線下さ~いとかファインダ覗きながら声掛けたら、ズッキューン!なんかやってくれたので、すかさず一枚戴いたもの。

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八枚目のカットですが、やはり近所のブースで、確かチューニングカーを得意とする中古車販売業者のブースだったかと思いますが、追っかけと思しきカメコ各位と爆笑しながらやりとりしていたコンパニオン三人組のうち、真ん中の"黄レンヂャー"の小姐の笑顔がとても眩しかったので、しばらく眺めながら、ここぞという瞬間を見定めてシャッター切ったもの。

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九枚目のカットですが、そういや、ホンダのNS-Xの二代目って一回も見たことなかったよなぁとか急に正気に返って、同じ会場建屋内奥のホンダのブースげ向かうこととし、さっそく会場に着いて市販タイプや各種のレース仕様を眺め、ブース内のレイアウト上、標準レンズでは全景が収まらないので、専らGALAXY S7 EDGEのカメラで車関係は撮影し、さて次は何処見ましょうか♪とブースを立ち去る時、「有難うございました」と声かけてくれたコンパニオンの小姐がなかなかカンジ良かったので、ついついモデルさんになって貰ったもの。

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十枚目のカットですが、そろそろ他の会場も行ってみないと閉場まで1時間切っちゃったとか思いながら歩いていたら、大手メーカーにしては珍しく会場の内側にそれほど大きくないブースを出していた車載オーディオメーカーのところで、何故かアテンドしていた全員?のコンパニオン各位がステージ上に一列に並んでBGMに合わせて交代でポージングなんかしていたので、横から一枚撮らせて貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、到着してからずっと内部を徘徊していた会場を今、まさに立ち去らんという出口に近い辺りで、エアラインのCAのユニフォームをモチーフとしたと思しきお揃いの赤・白コスチュームを纏った、気立ての良さげなコンパニオンの小姐がミニトークショーみたいなイベントやっていたので、通りざまにフラリと立ち寄り、ステージ横から一枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、ここオートサロンは幾つかの大きな会場のみならず、会場間を結ぶ階上の通路にも個性的なブースが出展しており、隣の会場へ歩いて移動する途上、確か自動車工具の老舗のスナッポンだったかのブースで赤のレザー調のお揃いのコスチュームに身を固めた目のぱっちりした小姐と目が合ったので、声かけて一枚撮らせて貰っ

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十三枚目のカットですが、隣接する、ほぼ同規模の巨大な展示会場のフロアにエスカレータで降りていくと、まず、ファン獲得を目的としたのでしょうか、国内のプライベーターのレーシングチームがブースを出展していて、レーシングカーを主役として、昨年の各レースでの戦績などをPRするパネルなども華々しく展示しているのですが、やはり花形は自チーム所属のレースクィンの小姐で、笑顔を振りまき、撮影やサインなどに応じてくれていたので、ファン各位に混じって、モデルさんになって貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、そろそろ19時の閉場も近づいてきて、館内放送がその旨をアナウンスし出したので二番目に訪れた会場を後にしようと歩き出したら、階上通路に登る手前辺りに位置していた、おそらくクルマのコーティング剤か何かのメーカーの宣伝目的のブースでしょうが、ラストスパートとばかり、コンパニオン、社員総出で、足早に通り過ぎようとする来場者にパンフを持って帰って貰おうと声を掛けていたので、足を止めて話を聞いて上げた上でモデルさんになって貰ったもの。

今回の感想ですが、なかなかフルサイズのCMOS機は使いこなすのが難しいです。おそらく同じレンズを付けて、M8とかR-D1sであれば、ブレなかったであろうシーンで、残念なことに、拡大してみるとフジのX系列と同じようにCMOSミラーレスに有りがちな被写体ブレを起こしているカットがかなりあって、もうちょいAUTO ISOの使い方を上手くしないと、油断大敵、シャッターチャンスをドブに捨ててしまいかねないと思いました。

さて、次回はこのM(TIPO240)のEVFを使ってのLEITZ Zoomのフルサイズテスト撮影行ってみましょう、乞うご期待!!
  1. 2018/01/21(日) 18:38:24|
  2. イベント写真
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Taipei '18 photographic Tour with my new partner ②

さて、今週の更新は1月5日から台北へ渡った今年一発目の撮影旅行からの後編をお送り致したいと思います。
まず恒例の行程紹介ですが、あいにく滞在二日目は前日晩からの雨をひきずっており、あたかも日本の梅雨時の如き雨模様の天気で、仕方なく、朝食時の食堂のテレビの全島天気予報を信じ、夕刻から降雨という表示の新竹・桃園地区へと向かうこととし、候補地は出発前に決めていた新竹市の「湖口老街」として台湾国鉄とバスを乗り継いで向かったはイイが、最寄駅では結構な降雨の上、乗り継ぐバスの案内図も時刻表も剥ぎ取られた状態で、湖口駅のインフォメーションで聞いても、下で待っとけの一点張り・・・仕方なく目的地変更し、お隣は桃園市にある馴染みの「大渓老街」へと向かって、そこで小雨のもと、2時間弱ほど撮ってからまたバスと電車乗り継いで、台北市内へ戻り、その日は小籠包の新興勢力である「金品茶楼」で小籠包他を戴いてお仕舞い。
そして翌滞在三日目も朝からどう見ても降雨、朝の食堂のテレビでも台南から高雄のエリアを除き、全島降雨ということで、ここは逆張りということで、年間降雨日数が最多の九?・金瓜石地区へと向かうこととし、11時前に宿を出て、MRTとバスを乗り継いで、まずは九?に入り、そこでランチ込みで2時間弱も撮ってから、帰りのバスの確保の観点から金瓜石へ向かい、そこで日暮れまで撮ってから、バスに乗って台北市内へと向かい、最終日前日の晩でしたが、雨なので夜市撮影もギブアップ、仕方なく、バス停そばのそごう忠孝復興店の「鼎泰豊」でまたしても小籠包他を戴き、余勢を駆って、MRT経由、長春路沿いにある「好記坦仔麺」へ向かい、そこで名物の坦仔麺を戴き、雨がいっこうに収まる気配もなかったため、夜市撮影はギブアップし、おとなしく常宿へ戻った、という今年一発目の海外遠征としては、まさに文字通りしょっぱい結末となった次第。
では、当時の行程に沿って実写結果を逐次見て参りましょう。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズは1~9枚目迄がLeitz Summicron50mmf2.0、10~17枚目迄がCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、桃園駅からやや離れた桃園客運のバスターミナルから大渓行きのバスに乗り、40分少々かけて、老街の入口まで辿り着き、記憶を頼りに古建築が建ち並ぶ通りを目指している途中、台湾には何処にでもありそうな青空マーケットの片隅で、木の実や果実などを商っている老婆が雨を眺めて所在なさげにしていたので、その後ろ姿を一枚戴いたもの。

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二枚目のカットですが、これも同じく大渓の老街へ向かう途上の青空マーケットの中で、屋台・露店があまた商う中、台湾で採れるのかどうか判りませんが、洋梨のような緑も初々しい果実を板を広げた台の上に山積みにして商っていた、菅笠姿の老婆の後ろ姿を1枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、バスを降り、記憶を頼りに市場通りを抜けて程なく、清の統治時代から戦前の日本による統治にかけて建てられたと云われる、往時の極めて裕福な商店が軒を並べる大渓の老街に辿り着き、よくよく考えてみれば、いつも夏のカンカン照りの時にばかり訪れていて、ましてや雨の街並みを見たのは初めてだったことに気づき、何処となく艶やかさを増した感のある、雨の街並みを撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、ここ国内外のガイドブックにも載るくらい知名度が高く、台北からは2時間程度で訪れることの出来る正真正銘の観光スポットでも、雨だと客足が鈍るのか、前来た時は、通りの上に人が歩いていない瞬間すら見たことが無かったのに、今回は、かなりの頻度でメインストリートも人通りが途絶えがちで、それでは画にならないので、ちょうど遠くから、雰囲気あるカポーが傘さして仲睦まじそうに歩いて来たので、これ幸いにと1枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが、この大渓老街もご多聞に漏れず、本来の目的とは異なった使われ方をするようになった店舗も数多く、老舗の薬種問屋と思しき商店の看板を掲げたまま、せめて木材製品繋がりということなのでしょうか、いたいけな童子達向けと思しき竹や木の玩具が店の前の時代掛かったテーブルに積まれていたので、至近距離で1枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、ここ大渓老街のメインストリートも奥に歩き進んでいくと、さすがに、ランドマークであり、毎年夏の関羽の生誕祭が盛大に行われる関帝廟付近に来ると、カフェなども多いためか、人通りも増えて来て、極めて古風な街並みの濡れた石畳を色とりどりの傘をさした人々が行き交う様子がとても美しく、また艶めかしく感じたので一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、古風な佇まいの店舗が軒廊下で繋がっている、中華圏固有の老街の軒下では、時間によっては昼なお暗いことがままあり、夏は仮借ない亜熱帯の陽射しから人々を優しく守る役目を100年以上に亘って担ってきたのですが、当日のような雨天だと、人工光源を使わないととても通行人の眼を惹くことは叶わないので、それぞれのお店では店頭のディスプレイ、ライティングとも創意を凝らしているのですが、ふと目に留まったフラワーアレンヂがステキなお店の佇まいを撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、老街の半分以上奥に進んだ辺りで、それこそ、昨年訪れたシンガポールのプラナカン建築様式やマカオ辺りの旧市街でも見られるような、各商店の軒先の廂を数軒、或いは数十軒そのまま繋げて、近現代のアーケードみたいにした軒廊下の最も典型的な形態が残っているエリアが有ったので、そこに陣取って、人が通るのを待ち構えてシャッター切ったもの。

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九枚目のカットですが、一番最初にここ大渓老街を訪問した時は、運良く街が一番賑やかな関羽の生誕祭の日だったのですが、ちょうど関帝廟前がイベントで塞がれてしまって、そこから奥へは進めなくなっていたので、廟の横にある細い路地に入り込んだら、材木関連で財を成し、町全体が裕福だったこの街の裏の顔、即ち、路地裏の庶民の暮らし、それも表通り見合いで古風な金瓜石の鉱山住宅街とか、材質こそ違え、北京の胡同にも通じるような佇まいの住居がひっそりと佇んでいたのを発見したので、今回もそこを訪れ、雨天の表情を撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、翌日、台北は忠孝復興のそごう横バス停から中距離バスに乗って、お昼過ぎに九份に着き、ここでもかなりの降雨ではあったのですが、メインの基山街は不完全ながらアーケードもあるし、別の観光客の傘の下に潜り込んでシャッター切ることも可能なので、傘はたたんだ状態で基山街へと足を踏み入れ、上手くアーケードが掛かっているところから、とある食堂の軒先で名物「魚丸湯」を煮込んでいる小姐の様子を撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、晴れの週末であれば、押し合いへし合いでとても通りの真ん中でカメラ構えてシャッター切るなどという芸当は不可能に近いここ基山街ですが、さすがに雨の予報だと、観光客は敬遠するのか、或いはこのところ、阿妹茶店周辺の夜景目当ての客が増え、昼はそれほどでもないのか判りませんでしたが、商店の軒先の実演販売員の小姐各位もどことなく手持無沙汰で、腰に手を当て、あーぁ今日はホントに暇だわとか吹き出し付けて上げたいような小姐が目に留まったので、これ幸いにと1枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、ここ基山街で食堂が商うものと云えば、凡そ、「魚丸湯」、「魯肉飯」くらいと相場は決まっていますが、それでも店構えや照明などで少しでも他店と差別化を図って一人でも多く客を呼び込もうという涙ぐましい努力がそこここで繰り広げられており、店内を薄暗くしておいて、阿妹茶店みたいな雰囲気の提灯を掲げて、その下で食事させるというコンセプトのお店が結構賑わっていたので、軒先から1枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、年に一回くらいしか、ここ九份は訪れませんが、それでも、ここでランチを食べる店は決めており、自称元女優のお婆が今も軒先で元気に客を捌いている、店内に有名人とのツーショット写真が所狭しと掲げられているお店で、たまに来る「自称写真家」に気を使ったのか、台湾美人の日本語専攻という女子大学生二名を相席させてくれたので、雑談がてら撮らせて貰ったもののうち一枚。

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十四枚目のカットですが、おそらく九份一有名で、観光パンフや紹介サイト等を通じ、世界中の人々の目に触れているであろう阿妹茶店のカラフルな佇まいを、ちょうど灯りが点され始めた頃合いを見計らって、竪崎路の石段の横に設けられた観光用ミニ展望スペースのようなところから撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、これも九份に関する幾千もの観光媒体で使用されているアングル、モチーフではありますが、同じく竪崎路の石段の下の方から、阿妹茶店とその向かいのお店の軒先に挟まれたところを次々下って来る観光客の様子を1枚撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、九份での撮影も一通り終え、バスで、更にその奥にある元金鉱労働者の集落である金瓜石へと向かい、まずは黄金博物館側のキチンと観光用に鉱山の設備、施設が整備されたテーマパークのようなエリアを眺めながら写真を撮っていたのですが、前回、水南洞での撮影と移動に時間を取られ過ぎて尾根の反対側に位置する鉱山労働者の住宅街を撮れなかったので、今回は雨で滑り易いリスクも承知の助で足を踏み入れ、戦前からの労働者の住宅の軒先の煉瓦塀越しに家屋を撮ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、足元には細心の注意を払い、時には集落に住み着いた猫たちの案内で細い通路や階段を通り抜け、様々な暮らしの痕跡を撮り歩いていたのですが、そろそろ帰りのバス停に戻ろうかと思いながら歩いていたら、手前の住戸の屋根から降りてきたトラ猫がしっぽを立てながら先導してくれたのでついて行ったら、このような素朴な美意識の滲み出たオブヂェに遭遇出来たもの。

今回の感想ですが、4日間のうち、3日は降雨、しかも南の島なのに肌寒い雨のそぼ降る天気での撮影ツアーとはなりましたが、大渓の老街も、九份、金瓜石の老街もいつもとは違う、観光の顔ではない、時に置き去りにされたかのような哀愁の表情を見せてくれたのが印象的でした。
それにしてもM(TIPO240)は年末ギリギリに懐に飛び込んできたのに、こんな悪条件の撮影でも良く活躍してくれた、と感謝しています。

さて翌週は昨日、お仕事半分で出掛けた幕張メッセでの「東京オートサロン'18」からM(TIPO240)で捉えたきれいどころの写真でも上げましょう、乞うご期待!!
  1. 2018/01/14(日) 19:21:46|
  2. 旅写真
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Taipei '18 photographic Tour with my new partner ①

遅まきながら新年あけましておめでとうございます。

さて、さっそくですが今年一発目の更新は、先ほど帰って来た、新型機の試運転も兼ねての台北ツアー'18から二回に亘ってお送りする全編行きます。
まず、恒例の行程紹介ですが、出発は新年早々1月5日の金曜日、会社の年休を新年早々貰って、11時15分成田発の台北行き日航機に乗って、台北は桃園国際空港に少々遅れて現地時間14時25分にランディングし、空港からの高速MRT経由、北門駅近くの常宿にチェッキンしたのが16時前、それから新しい相棒である、LEICA M(TIPO240)にレンズ2本だけ持って、宿からは徒歩で15分弱くらいの台北市内きっての老街である「迪化街」へと向かい、日没までスナップし、しかるのち、宿には戻らず、駅でお茶し、しかるのち、東門駅から徒歩3分という交通至便の地にある台南料理の名店「度小月」を再訪し、坦仔麺をはじめとした台南の名物料理を堪能した、というのが1日目の全行程です。
では、さっそく、当日の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。
カメラは新鋭のLEICA M(TIPO240)オンリー、レンズは1~16枚目までがLEITZ ELMARIT28mmf2.8、最後の17枚目のみCANON L50mmF1.2での全コマ開放による絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、北門経由、迪化街の入口付近にやってくると目に付くのが、重厚な外観の、おそらくは日本統治時代の石造りの建物を改造した今時の若者向けカフェのようなお店ですが、丁度、その前にいたいけな現地の小姐が信号待ちのため立ったので、これ幸いにと1枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、くだんの旧建築リノベカフェを過ぎるとすぐに、ここが迪化街であることを示す、横浜の中華街や、神戸、長崎にもありそうな、赤字に金泥をこってりまぶした木ないし、真鍮製の植字を行ったド派手な看板が目に付き、これをモチーフに通りの入口付近の全景を撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、赤地に金文字の看板を過ぎるとすぐ、通りの両側には、オリヂナル状態、或いはオリヂナルの外観、或いは両側の店舗のテクスチャに合わせてリノベされたものかに関わらず、おそらくは日本統治時代以前、もしかすると、清の時代くらいまで遡れるような建築様式の建物が整然と建ち並んでおり、さっそく嬉しくなり、まずはアイレベルで一枚撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、この迪化街、南北のメインストリートのみならず、その両脇から東西に延びる側道に至るまで、観光地であることを意識してか、景観重視の街づくりとなっており、通りを歩きながら、交差点に当たるたび、フォトヂェニックな街並みがないか、鵜の目鷹の目で探していて、これは、と思って入口付近から撮った一本目の通りの様子。

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五枚目のカットですが、迪化街の入口から暫く歩いたところにある永楽市場付近がちょっとした広場になっていて、前回同様、今回も色々な露店、屋台の類いが路上に軒を並べていたのですが、もう陽も相当暮れかけてきていたので、ぽつぽつと灯火を点し出した店もあったので、そのうちの人の良さそうなお婆ぁがやってる店の軒先で商いの様子を一枚撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、この迪化街随一のランドマークである永楽市場横の広い歩道上で、フルサイズ機による28mmレンズの威力を試すこととし、まずはローアングルで市場横の日暮れ間近の歩道上をせわしく行き交う人々の様子を捉えてみたもの。

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七枚目のカットですが、永楽市場前の広い歩道の上の露店、屋台の類いは、寒空の下にも関わらず、物見高い台湾人各位や、面白くて格安な台湾土産をゲッチュしようという下心満載の外国人観光客で、結構賑わっており、その中でも、オクターブ上げて、値切交渉やってた韓国人アガシ二名の姿が感動的だったので傍らから1枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、永楽市場を過ぎて、更に通りを奥に歩いていくと、程なく関帝廟?みたいな中華風道教寺院が見えてきて、その周辺も永楽市場付近と同様、散策を愉しむ台湾国内外の人々で賑わっていたので、寺院入口の両脇を固める狛犬の左側をモチーフに付近の全景を撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、寺院の反対側、方角で云えば西側に当たる通り沿いにも当然のことながら、迪化街の構成員として、メインの乾物、漢方薬種、或いは布切れの煉瓦ないし石造りお店が建ち並んでいて、陽も暮れかけてきた時刻に、行き交う車も灯火を点し出したので、そのコントラストが得も言われぬ素晴らしさを醸し出していたので、ローアングルから一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、幾ら建物や通りの佇まいが素晴らしくても、そこに人の息吹がなければ、ただの建築写真の出来損ないに過ぎませんから、ちょうど良い被写体が通りがかるのを待っていたら、程なく、自転車に乗った、白人男性とその連れがやって来たので、これ幸いにと1枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、観光的には季節も季節、時間も時間なので、写真などを撮ろうという手合いには遭遇しませんでしたが、国籍不明の中東からのゲストと思しき、うら若き女性がかなり真剣な表情で、日本製のデヂタル一眼レフを片手にストリートスナップをしていたので、すれ違いざまに一閃浴びせたもの。

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十二枚目のカットですが、迪化街ももう半分以上奥に進み、道も狭く、オープンエアの歩道に代わり、ほかの老街にも見られるような、中華圏固有の、建物の一階の廂が隣同士繋がって、あたかもひとつも回廊となったかのような構造の建築群が増えてきたので、その煉瓦造りの街並みをすっかり陽も落ちた頃合いの北の空をバックに一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、迪化街のどん詰まりを目指して、独り、写真を撮りながらとろとろと通りを歩いていると、結構な数の人々が速足で追い越していくのですが、おそらくは香港辺りからやって来たと思しき、きれいな発音で英語を話す小姐達が、Excuse Me!とか声かけて追い越して行ったので、追いかけざまに後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、ここ迪化街も奥の方になってくると、観光地の顔から、地元民のための問屋街的な商圏へと装いを変え、入口から何本か東西を走る幹線道路を超えた辺りから、建物の統一性と観光客向けのカフェ、ファンシーグッズ店舗が少なくなってくるのですが、その一方、伝統的な文脈は尊重しながら、大胆な機能性重視の現代的リノベ物件も散見されたので、そのひとつを真下から広角活かし撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、どん詰まりから数百メートル辺りになってくると、漆喰作りの店舗兼住宅のお隣が総煉瓦張りになっていたりと、観光的な配慮は何処へやらといった風情になっきますが、それでも、個々の建物はきちんと手入れされ、歴史を感じさせる本物の風格を十分湛えており、その前に最新のポルシェのRVであるマカンが停まっていたので、その対比が面白くて一枚撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、迪化街の奥でも古くなって、商業に適さなくなった数件を併せてリノベし、それこそ鹿港とか、三峡辺りの老街にも比肩し得るような、煉瓦造りの建造物群とその一階部分を貫く屋根付き回廊を再現しているので、その熱意に敬意を表し、薄暗い廊下に佇み、その様子を一枚撮ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、迪化街のどん詰まりまで辿り着いた頃にはもう既に陽はとっぷり暮れて、人工光下での帰路となりましたが、運良く、メインストリートの一本東の通りを当てどなく彷徨い歩いていたら、道教寺院前の椅子に一人腰掛け、胡弓でテレサテンの曲を奏でていたご老人が居たので、思わず嬉しくなって駆け寄り、日本語と、中国語のチャンポンで会話し、別れ際に一枚撮らせて貰ったもの。

さて、翌週は訪台二日目、三日目の雨の中の必死の撮影から厳選カットをお送り致します、乞うご期待!!

  1. 2018/01/08(月) 22:12:06|
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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