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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Land of further discovery~ Hong Kong photographic tour'18 summer~②

さて、今週のご紹介は、前回からの香港・澳門ツアーの続き、行程二日目、澳門のフェリーターミナルからまた水中翼船に乗って、九龍サイドに戻ったところからいきます。

のっけからセコい話で恐縮ではありますが、この香港⇔澳門間の水中翼船、24時間運航であるのはイイのですが、昼間と夜間・早朝の料金が大幅に異なり、HKD171が何と、HKD211、その差HKD40と足元のレートでは約600円の差になってしまい、宿の付近の香港大学エリアでは気の利いたスィーツの一品も食べられる金額がアップしてしまうので、17時15分発の便に乗って香港に戻ったということなのです。

閑話休題、まずは恒例の簡単な行程紹介いきます。
行程二日目は朝は香港の上環は信徳中心のフェリーターミナルから出掛け、帰りは対岸の九龍地区のフェリーターミナルに戻るといういつものパターンだったのですが、ここで大きな誤算と云うか、がっくし出来事がああり、それは何かと云うと、澳門の議事堂前噴水池に面したモールに入っていた「ロクシタンカフェ」が潰れていて、ではせめて、九龍の海洋中心一階の行きつけの高級ヴェトナム料理でも、と時折降りつける雨もものかわ、水中翼船の着くターミナルから「海洋中心」に歩いて行って、まずは腹ごしらえとばかり、一階の食堂街を探しても、在るべきところに無~い!!ということで、澳門の行きつけに加え、香港でも毎回訪問するのをた楽しみにしていたレストランが潰れてしまい、仕方なく、地場系のファミレスで晩飯食べてから周辺の夜景撮影を行った次第。

そして翌三日目は、この日また、香港大学そばの宿の15階の部屋の窓から見る香港の景色は雨模様、しかし、今回は前々から行きたいところがあったので、前回の台湾ツアーで買い求めた頑丈な大型折畳傘をカメラバッグに忍ばせ、徒歩1分の位置にある、アイランドラインのMRT西営盤駅から地下鉄に乗って、中環経由、今まで仕事以外では足を踏み入れたことが無かった「新界(NewTerritories」の中でも最古の歴史を誇り、近年、日帰り観光地として人気急上昇の「屏山文物径」を15時過ぎまで雨の中散策し、しかるのち、お土産調達も兼ね、MRT太子駅まで戻って、そこから、MRT佐敦駅まで歩きながら撮り、駅至近の「裕華百貨店」に着いたところで、今回の撮影ミッションは無事終了、となった次第。

では、さっそく、当日の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、澳門外港から水中翼船に乗った時はまだ陽は残っていたのですが、九龍のターミナルに到着し、入国審査を通り、「海洋中心」まで徒歩で移動し、中でお目当てのレストランを探していたら、とっぷりと陽が暮れてしまい、まずは腹ごしらえとばかり、スターフェリー乗り場前の商業ビル地下一階の「大家楽」にて、晩飯食べ、地上に上がってすぐ目の前の時計塔付近の様子を撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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二枚目のカットですが、この日も夜になってからも、雨が時折、激しく降ったかと思うと、さっと上がったりする、まさに熱帯のスコールそのものの気象条件だったので、雨の上がった合間を見計らって、対岸の香港島のや夜景が見えるテラス二階に上がり、夜景もさることながら、まもなく始まるというレーザーショーを待ち構えななながら、スマホなどで夜景など撮っていた観光客達のシルエットが面白かったので、背後から一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_020.jpg
三枚目のカットですが、100万ドルの夜景を撮るのにも飽きてきたので、また「海洋中心」に戻って、ライカ関連のお店でもひ冷やかそうと思って徒歩で移動していたら、ちょうど屋根付きの歩道が「海洋中心」の入口に到達する辺りまで来た辺りで、また突如のスコール、絹ではなく、図多袋を裂くようなヲッサンの怒号に目を転じれば、雨に追い立てられるが如く、写真付きの壁面看板の前を子供と一緒になって「海洋中心」に雪崩こもうとする親子の姿が目に留まったので、とっさに一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、翌三日目の朝は、結果としてガックシの海老雲吞麺の朝食を香港大学そばで摂ってから、MRTでまず中環に移動し、そこから徒歩で香港駅まで移動、まず「東湧線」に乗って「新界」の「屯門」方面へと向かう、「西鉄線」に南昌で乗り換え、合計で1時間弱で目的地「天水囲」駅に到着、小雨降る中、親切な軽鉄道の駅員に教えて貰った通り、「屏山文物径」の散策を始めるべく、手始めに駅の前に在る石積の古びた佇まいの塔を撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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五枚目のカットですが、実際に「屏山文物径」の散策を始めるには、いったん、駅から左手方向を数百メートル進んだところに在る祠のような佇まいの建物に立ち寄り、そこで道のりやら、それぞれの古建築などの曰く因縁の書かれたガイドブックのようなものを貰うように駅員さんには云われていたので、言いつけに従い、ほ訪問してみると、なかなか親切な係員のヲバサマが居て、説明してくれたり、出口まで見送ってくれたりと幸先良いスターだったので、建物の中の雰囲気を撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、貰ったガイドブックレットとスマホンの地図を頼りに歩いていくと、程なく「上章園」という、北京で云えば「胡同」、上海で云えば「老房子」みたいな、壁と一体化した門と、通路を持った長屋みたいな共同住宅街の成れの果てのような遺構に行き当ったのですが、まだ数世帯はお年寄りが居住しているらしく、この朱地に達筆な漢字の書かれた門を時折、何人かが通り過ぎていったのですが、その合間を見て一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、ここも「屏山文物径」の移動途中の廃屋のような建物の壁ですが、こういうイイカンジにヤレた建物は台湾とか澳門の旧市街ではたまに目にしますが、地価や諸色が高い香港では、今までなかなか目にすることがなく、却ってとても新鮮に思えたので、嬉しくなって一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_025.jpg
八枚目のカットですが、同じく「屏山文物径」の移動途中の集落の佇まいで、ガイドブックの説明によれば、ここのルート上に点在する、それぞれの古建築や祠の類い以外にも、道すがら、なかなか風情ある建物とか、路地みたいなものが目につき。これまでの経験では、こういう石造りの建物の裏通りは台湾とか、北京、上海に出掛けないと見られないので、嬉しくなって、一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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九枚目のカットですが、文物径を散策していると、当然のことながら、現地に暮らす人たちの生活圏にお邪魔しながら、ルートを進んで行かざるを得ないので、出会う方々への挨拶は必須ですし、それがきっかけでちょっとした立ち話になって、隠れ撮影ポイントの情報なども貰えることが多々あるのですが、途中、スマホンでハイビスカスの写真撮っていたら、うちの庭先の自慢のハイビスカスも撮って行ってくれ、と流暢な英語では話しかけてきたご老人が居たので、甘えてくっついて行って1枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_027.jpg
十枚目のカットですが、確か三番目の札所ならぬ、古建築は、ここのかつての有力者であった鄧一族が、集集落の若者?のため、学習する施設を作っていたということで、それが残っていて、ルート上の文物として紹紹介されていたのですが、まさに密集する住宅街の路地の奥に位置しており、途中、大雨にも祟られながらも何とか到着出来たので、建物の中を散策しながら、その重厚な佇まいを一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_028.jpg
十一枚目のカットですが、雨もほぼ上がったようで、空も若干明るくなってきたので、ピッチを上げ、次なる目的地へ向かいがてら、もう2時前だったことに腹時計に気付かされ、何処かでランチもせなあかんなとか思い、お食事処なども探しながら、ガイドブックレットに示されたルートの最後の方を歩いていたら、突如、祠のような古建築の門前にミツオカのなんちゃってクラシックカーみたいなのがドーン!と鎮座ましまし、面食らって眺めていたら、向かいの「Ferrari Cafe」とか云う街の食堂のヲヂサンが出て来て、カッコイイだろ、写真撮ってイイから、何なら、クルマと一緒に記念撮影でもしていくか?とかニタニタ笑いながら話しかけてきたので、記念撮影は遠慮し、クルマだけ一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、無事、全行程を踏破し、終点手前のローカルレストランでなかなか旨い、中華ハム入りのオムレツ乗せご飯のランチを戴き、しかも、大の親日家というオーナーのご厚意で熱いミルクティまでごご馳走になり、すっかりキブン良くなって、地図にあった、路面電車の停留所に歩いて行く途中見つけたお洒落な路地を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_030.jpg
十三枚目のカットですが、「屏山」という名前の路面電車の停留所からちょうどやってきた電車に乗って、スタート地点の「天水囲」より二つ香港市内に近い「元朗」というMRTの駅まで移動、そこからまた「美浮」乗換えで「太子」駅まで移動し、初日に発見した金魚屋街に直行、目を付けておいた店頭一杯、ビニール袋に詰めた金魚を売っている店を訪れ、女店主に声かけて一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはPO59-1 50mmf2.0.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十四枚目のカットですが、同じく「太子駅」近くの金魚屋街で、何かまた面白い被写体はないか、地味ながら何となく異様な存在感放つソ連製ミリタリレンズをライカにはめたまま徘徊していたら、開け放たれた店の入り口付近で、相方のオッパが金魚だか熱帯魚を血眼になって物色しているのがよほど退屈なのか、スマホンでゲームに没頭していた金髪のローカル小姐の姿が目に留まったので、横から1枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはPO59-1 50mmf2.0.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、陽が暮れるまでに、ネイサンロード沿いの撮影スポットは全て回ってしまいたかったので、金魚屋街を後にして、次なる目的地、「女人街」へ足早に向かうと、入り口付近の交差点では暮れかかった景色と傍らの商業ビルから放たれる照明の人工光がイイ案配にミックスされて、その中をせわしく人々が行き交っていたので、交差点に佇み、その様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはPO59-1 50mmf2.0.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_033.jpg
十六枚目のカットですが、「女人街」といっても、全ての店舗が女子供向けのアクセサリやら装束関係を商っているわけでもなく、当然のことながら、原宿の竹下通り同様、そういった物販店の間には、テイクアウト専門のスィーツやら、スナックのお店が相当数点在しており、こと、買い食いが好きな中華民族のこと、よほどのハズレ店で無い限り、どの店もそこそこ行列が出来ており、買い求めた人間は、近傍の路地などで、獲物にありつくわけで、ちょうどこれから食べようかね♪という小姐二名組を目撃したので、通りざまに1枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはPO59-1 50mmf2.0.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_034.jpg
十七枚目のカットですが、そういえば、この日は、前日の澳門と異なり、誰にも声かけて撮ってなかったな、とふと気づき、一人でクレープ店の行列に並ぶでもなく、茫然と通りを眺めていた、ポーランドからという小姐に声かけて、暮れかけた女人街の雑踏を背景に満面の笑顔でモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはPO59-1 50mmf2.0.による開放、絞り優先AE撮影となります。

今回の感想ですが、いやはや、最初から最後まで冒険続きの旅で楽しかった・・・飛行機は往復とも「香港航空」なるLCCに毛が生えたような格安便を利用し、宿も常宿が取れなかったので、その姉妹店を取り、これまで訪問したことのない、「新界」の奥地を大雨の中散策する・・・もう香港は仕事とプライベートで30回に手が届くほど来ていたので、もう卒業かな、とか思っていた自分の未熟さを改めて思い知らされた感有りです。

さて、次回はたぶん、製造中のレンズがまだ間に合わないので、ストックでまだ発表していないものを見繕ってレポートしましょうかね、乞うご期待!!
  1. 2018/07/29(日) 19:16:26|
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Land of further discovery~ Hong Kong photographic tour'18 summer~①

さて、今週のご紹介は、一週スキップし、かねてから予定していた夏の連休を利用した香港ツアー'18から、二週連続でハイライトをご紹介していきたいと思います。
まずは簡単な行程紹介ですが、7/13(金)の奉公先を休み、朝9時45分成田空港発の「香港航空」便で香港入り、15時には税関も抜けられたので、空港内で軽く腹ごしらえしてから、空港快速電車で終点「香港駅」迄移動し、そこから勝手知ったるではないですが、アイランドラインのMRTに乗り換え、何と中環駅から二つ目の西営盤駅前に聳え立つ「Western Best Hotel Harber View」にチェッキン、即座にLeica M(TIPO240)にレンズ二本のみ持って、いつもの撮影ポイント北角駅周辺の路上マーケットに出掛け、そこで日暮れまで撮り、ししかるのち、また中環からMRTを乗り換え、油麻地まで移動、本来はそこから尖沙咀まで歩きながら街撮り
する予定だったのが、方向を180度間違え、太子駅方面へ向かってしまった上、雨が降り出したので、おとなしくMRT乗って、途中、上環で翌日のマカオ行水中翼船の切符を買ってから、宿に戻ったというのが到着日。
そしてその翌日は、宿を9時前に出て、水中翼船のターミナルがある信徳中心で軽く朝飯を済まし、しかるのち、マカオ入りし、初め埋立地エリアのカジノホテルでランチし、しかるのち、半島部の世界遺産地区で夕方まで街撮りして、日暮れ前の水中翼船で出発したのとは反対の九龍側ターミナルに移動、そこからまた尖沙咀のスターフェリー埠頭界隈まで撮り歩き、またしても雨に祟られたので、おとなしく晩飯食べて宿に戻ったというのが到着二日目の行動でした。
では、さっそく、この二日間の行動に沿って、逐次、実写結果を見て参りましょう。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズは各カットで書き記します。

HK18_001.jpg
まず一枚目のカットですが、カメラを持って最初に向かったのは、もはや定点観測地区と化している「北角」の路上マーケットで、その間を通り抜ける二階建てトラムはもはや、世界的なインスタスポットと化しているようなので、もしかすると、先に撮影禁止となってしまった太古駅近くの「モンスターマンション」こと、「益発大厦」の如く、いつ撮影制限がかかるか判らないので、撮れるうちに撮っておきたいと思い、昂る気持ちを抑え、東側の外れからアプローチし、ちょうど停車していたトラムを下から撮ってみたもの。
レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_002.jpg
二枚目のカットですが、北角路上マーケット東端の直角コーナーの手前でトラムの通過を待ち構えていたら、なかなか目に鮮やかなショッキンピンクの衣装を身に纏ったインド系の妙齢のご婦人が買い物帰りの様子で前を通りがかったので、ゴミゴミとした如何にもアジアのマーケットですよ、という背景と相俟って、なかなか素晴らしい画になりそうだったので、とっさに目の前を通り過ぎる刹那、シャッター切ったもの。
レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_003.jpg
三枚目のカットですが、待つこと15分強、やっと待望のトラムは来たのですが、その前を太刀持ち・露払い宜し宜しく、小汚い貨物車が船頭する格好になっていて、これは画的にはNGですが、トラムの車体のラッピンじ自体はとても魅力的なので、どうしたものかと考えあぐねていたら、牛歩並みのとろとろ走行のトラムの傍らにこれまた派手なショッキンピンクのフィリピン系の妙齢の女性が現れたので、ちょうど並んだ頃合いを見計らってシャッター切ってみたもの。
レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、北角周辺は思う存分撮ったのと、日暮れ時間までの逆算の勝負ですから、早々に次なる撮影ポイントである、ネイサンロードの上の方のエリア、即ち、油麻地や、旺角の辺りに移動しなければならず、早々に引き上げてMRT経由、油麻地に降り立ったのですが、陽はもう暮れかけている上に、昼から天候は全然好転せず、厚い雨雲がかかっていて、いつも以上に暗くなっていましたから、夜型スナップモードに変更、時折降り出す雨を避けながら、ネイサンロードから一本入ったところにある、ペットショップ街で、いいたいけな仔猫をマックシェイクかなんか呑みながら、冷徹な眼差しで観察するローカル小姐の姿を通りざまに一閃浴びせたもの。
レンズはCanonL50mmf1.2による開放、絞り優先AE撮影となります。

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五枚目のカットですが、翌7月14日は10時15分香港上環発のターボジェット連絡船に乗り、マカオには12時前に入ったものの、ここでもやはり、雨模様の基調は変わらず、降ったり止んだりの繰り返しではありましたが、まずは腹ごしらえが肝心とばかり、屋内で何らかのカットが撮れることもまたこれあり、まずはフェリーターミナル前の無料バス乗り場から埋立地エリアのヴェネチアンリゾートホテルに向かい、そこで、勘案辛苦の挙句、何とか名物のエビ入り餡かけ焼きそばなどを戴き、しかるのち、半島部に戻る前、無料バス乗り場付近の屋内オブジェを撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、メシさえ食ってしまえば、カジノみたいなおぞましいもんには全く用など無いワケで、そ早々にまた元の出発地である、フェリーターミナル前の無料バス乗り場に舞戻り、そして、今度は旧市街地ち中心部に位置するカジノ、リスボアホテルへの無料バスに乗り換え、旧市街に戻り、帰りのタダ券をちゃっかり貰ってから、至近距離にあるセナド広場へ向かい、そこでお登りさんよろしくキョロキョロしていた白人観光客の小姐二名に言葉巧みに近づき、モデルさんになって貰ったもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_007.jpg
七枚目のカットですが、毎回様子が変わっている、議事堂前の噴水池ですが、今回は季節を考慮したのか、オーソドックスに蓮の植栽を持ってきたらしく、水が吹き上げる池の周辺を蓮の葉が覆い、その合間に蓮の白い花が見え隠れしていたので、蓮は西洋人には珍しいのか、結構な数の観光客がスマホンやら思い思いのデヂカメで撮影していたので、その様子を一枚撮ってみたもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_008.jpg
八枚目のカットですが、これ見よがしにライカなんか首から提げて、腕組んで仁王立ちして、広場を眺めていいたら、後ろから、中国人特有のアクセントで声かけてきた小姐が居たので、いかにも日本人英語ですよと云わんばかりに返事したら、要は小姐の愛機である、日本ブランドのオリムパスのミラーレスで必殺ショットをな何カットか撮って欲しいとのことだったので、こちらのお願いも聞いてくれたらイイよ、と条件交渉し、モデルさんになって貰ったもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_009.jpg
九枚目のカットですが、次なる撮影ポイントである、聖ポール天主堂遺構へ移動すべく、案内標識に沿って、観光客でゴッタ返す石畳の道を、鵜の目鷹の目で獲物を探しながら歩いていたら、広場から左手の道に入ってまもなく、店舗の廂がせり出し、昼なお暗い裏通りと交差するところがあって、その狭くて薄暗い石畳の道を相合傘で歩いて行くアジア人の小姐二名組の後ろ姿がなかなか画になったので、立ち止まって一枚撮ってみたもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_010.jpg
十枚目のカットですが、また聖ポール天主堂遺構方面のメインストリートに戻って、竹下通り並みの通行人数にかて加え、台湾の九份份基山街を上回る密度感で以て土産物屋が所狭しと軒を並べる細い通りを歩いていいたら、ふと人通りの密度が低下した開けた箇所があったので、その傍らに佇み、通り掛かる観光客の様子を撮ってみたもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_011.jpg
十一枚目のカットですが、同じく聖ポール天主堂遺構へ向かう途中、やはりメインストリートと交差する緩い坂道の細い裏道が目に留まり、ここも他の通り同様、店舗の看板が何の遠慮会釈無しに路上へとせり出してき来ていたのですが、地味な色彩の裏通りには不似合いな、ブラジル国旗をモチーフとしたブラジル料理屋の看板の下を体格の良い韓国アガシ二名が大股で通り過ぎて行ったので、その対比が面白く、一枚撮ってみたもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_012.jpg
十二枚目のカットですが、途中で道草を食ったものの、何とか観光客でゴッタ返すメインストリートを通り抜け、やっとマカオ随一の観光ランドマーク、聖ポール大聖堂遺構の聳える丘の麓の広場まで到達、さて、何をどうやって撮るんべぇか、とかまたしても腕を組んで仁王立ちしたていたら、スマホンを差し出し、シャッター押してくれません、日本の方ですよね?とか妙に愛想が良いというか馴れ馴れしい白人小姐の二人組に声掛けられ、常套手段のバーターで以てモデルさんになって貰ったもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_013.jpg
十三枚目のカットですが、先の二人組にやれもっとくっつけとか、笑いはもっと自然にせえよ、とかいちおう、注文つけながら、相手のスマホンやら、自分のライカで撮っていたら、ハィさよならとか云って立ち去ろうとした直前、別の独り旅という白人小姐に我も我もとか即席観光地記念写真屋さん役を頼まれ、ぢゃ、モデルさんになってね、とお願いしたら、良いけど、よく撮れてたら、そっちのをGmailで送ってねとかカウンターされ、交渉成立、モデルさんになって貰ったもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_014.jpg
十四枚目のカットですが、このままだと、次から次へとインド人から中国人から声かけてきて、イイ鴨になりそうな悪い予感がしてきたので、本堂までは到達せず、次なる目標、旧市街の古建築密集地「快艇巷」付近へ移動しようと思い、天主堂遺構左下の側道を西に向かって歩き出してすぐ、楽しそうなお買い物帰りの地元民の親子を発見し、しばらく後を付け、背景が開けた辺りで1枚戴いてみたもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、ここもかなり有名なインスタスポットと化している、天主堂遺構が背景に見える南欧風の石畳の坂道で、何組かの小姐グループは相互にモデル役とカメラマン役を演じ分けて記念撮影に励んでいたのですが、一組だけ、本土の何処かの都市の演劇学校の生徒さんとかいう小姐が友人の女性を専らカメラマン役として引き連れ、様々なポーズなんかしながら、相手に指示して撮影させていたので、小休止の時に声かけて、後で送るからと約束し、モデルさんになって貰ったもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

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十六枚目のカットですが、ここマカオ半島部旧市街の世界遺産地区はその街並み自体も素晴らしいですが、時折、中国本土や台湾でも考えられないようなシーンに出くわすことが有って、くすんだ街並みの中、目がい痛いような鮮やかな色使いの大胆なデザインの車が道の傍らに停められているという、まさに先のカタロニアの観光地シッチェスやらタナゴナの石畳の古い街並みで見たのとそっくりのシーン出くわし、嬉しくなって、一枚撮ってみたもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

HK18_017.jpg
十七枚目のカットですが、旧市街の最もコアなエリアでの撮影も終え、そろそろ陽が暮れてしまう前に香港行きの水中翼船に乗りたいと考え、無料バスが出発するグランドリスボアホテルに戻る道を辿り始めてすぐ、とある店舗兼住宅のアパート街の中庭に設けられたちょっとした商店街の中の洒落たブティックの店員さんが自店のショーウィンドを背景に電話に打ち興じていたので、その様子を通りざまに1枚戴いてみたもの。
レンズはVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

さて次回は、マカオのフェリーターミナルからまた水中翼船に乗って、九龍サイドに上陸し、尖沙咀のスターフェリーターミナル周辺を撮ったところから、翌15日にこれまでで一回も訪問したことがなかった、新界地区は「屏山文物古径」を雨もものかわ散策し、その後、初初日に雨で中断した油麻地から尖沙咀まで撮り歩いた成果をお披露目致しましょう、乞うご期待!!!

テーマ:旅の写真 - ジャンル:写真

  1. 2018/07/22(日) 18:07:09|
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Return to Narita for exciting festival in summer~Narita Gion Festival '18~

さて、今週のご紹介は、またしても予定変更、というか完ぺきに放念上人していた、真言宗智山派総本山成田山新勝寺の祇園祭のレポートを行いたいと思います。
行程的には、先の土曜日10時半前に深川の自宅兼工房を出て、東西線/京成線経由、お昼前に成田駅に着いたので、駅前でちょっとがっつり系のランチを戴き、しかるのち様々なお店の建ち並ぶ表参道を辿って、撮りながら本堂まで移動し、お参り後、周辺を撮り歩き、16時過ぎに現地を引き上げたというのが大まかな当日の動き。

では、さっそく、その土曜当日の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、京成線の成田駅に着くと、いったん、JRの駅前に出ないと新勝寺の表参道には入れないので、ロータリーまで歩いて行ったら、運よく、童子二名がちょこんとお客様として乗った人力車をじ爺さまにも等しい年齢の車夫さんが威勢よく引っ張って来たので、交差点で速度を落としたタイミングを見計らってシャッター切ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

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二枚目のカットですが、JRの駅前に九州系の居酒屋が在って、何年か前に気立ての良い小姐が店頭で串焼きやら生麦酒やらを商っていて、買わないのだけどと前置きして、モデルさんお願いしたら、それでも快くOKしてくれたので、夢よもう一度というか、柳の下の二匹目のどぜうを狙って店の前に来てみれば、ちょいとカメヲタ風のヲッサンがビールを買い求め、小姐にポーズを要求していたので、拙者も混ぜてと断り、撮らせても貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

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三枚目のカットですが、勝手知ったる何とか、とは良く云ったもので、甲府、成田、佐原、栃木、鹿沼、石岡、そして栃木は、毎年一回はお祭りで訪れているため、道のりは完全に頭に入っており、それどころか、何処がさ撮影上のインターセプトポオイントかも、感覚的に判っているため、お囃子のする方向に表参道を速足で進んでみれば、見事ビンゴ!ちょうど宿場町のような街並みのど真ん中で山車の一台に追いつけたので、これ幸いにと広角で街並みと一緒に収めてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCine-Xenon28mmf2.8改Mによる絞り優先AE、開放撮影です。

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四枚目のカットですが、無事、今年一番最初の山車撮影に成功し、しめしめとかほくそ笑みながら、本堂方向へと歩き出して程なく、商店前、歩道上のベンチに腰掛けた祭り装束のヤンママオモニが、いたいけな極小姐の娘さんにカラフルなかき氷を与えていたので、声かけてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

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五枚目のカットですが、同じく本堂に向かう表参道の途上、付近に山車はいなかったのですが、幸町のお祭り社中が、おそらく停車時の演舞の練習でもあるのか、懐かしい佐原囃子を口ずさみながら、表参道の真ん中で扇をひらひらとさせて舞う練習なんかしていたので、これはシャッターチャンスとばかり背後に近寄り一枚戴いてみたもの
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

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六枚目のカットですが、表参道をどんどん進んでいくと下り坂から成田山の本堂やら三重塔などが見えてくるエリアに入るのですが、そこを下ってすぐ、平坦になった辺りで、今度はヂェットスター航空と地元の専門学校生達が参加している混成軍社中①の山車の一団に追いつき、なかなかカラフルな法被と古風な街並みの取り合わせが面白かったので、背後から一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

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七枚目のカットですが、カラフルな混成軍社中①の列を追い越すと、米屋の大きな物販店の軒先に設けられたお旅所が目に留まり、そこで山車が発車の準備をしていたので、顔本用の写真でも撮るんべぇか?とか足を踏み入れたら、入り口付近の祭り装束の小姐二人組と何回か目が合ったので、モノは試しと声かけてみたら、人と違う珍しいカメラ下げてるんで気になったとのことだったので、交渉成立、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

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八枚目のカットですが、歩くこと30分弱、やっと本堂の在る、小高い丘のてっぺんの平地に辿り着き、まずは撮影の無事と、ここに来るまでと同様の撮影上の戦果を期してお参りをしてから、本堂上のテラスから境内を眺めると、三重塔がなかなか良い姿かたちをしていることに気づいたので、下に降りて、逆光にならぬよう、南西方向から全体像を撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCine-Xenon28mmf2.8改Mによる絞り優先AE、開放撮影です。

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九枚目のカットですが、無事お参りを終え、再び、山車が巡行する本堂下の山門の面した表参道迄降りて行く行くと、さっそくの御利益か、聞き慣れた佐原囃子を奏でながら、なかなかの美形の小姐を据えた下座連の乗った山車が目の前に現れたので、スペイン渡航前に丹念な調整を受けたレンジファインダの威力を発揮すべく、側面至近距離に回り込んでこん渾身の一枚を撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

Narita18_010s.jpg
十枚目のカットですが、ずっと撮っているとさすがに暑くなってくるので、時折、変わったシャッターチャンスへへの期待も込め、日陰へと避難したのですが、山門上両側の池の周囲の石柱の前で、アヂュモニがまだ幼幼い極小姐を持ち上げて、石柱のすき間から、観光客が亀めがけて小銭を投げつける蛮行を見せ、亀さんもお金稼ぐのは大変なんだね、とかしみじみ言い聞かせていたので、その様子を横から1枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

Narita18_011s.jpg
十一枚目のカットですが、本堂下、山門前のちょっと広場では所せましと様々な露店、屋台の類いが軒を並べ並べていたのですが、その間を浴衣に身を固めた大小二名の小姐というかアガシが冷やかし気味に見て回っていたので、声掛けて、趣旨を説明したら即OK、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

Narita18_012s.jpg
十二枚目のカットですが、再び、佐原囃子が近づいてきたので、屋台広場を東から出て、表参道どん詰まりのカーブ手前に陣取っていると、上町の山車が通り過ぎ、少し行った辺りで休憩のため停車したので、顔役に挨拶し、至近距離まで入れて貰って、いたいけな小々姐社中を下から撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

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十三枚目のカットですが、上町社中の山車を撮った後、また山門付近をインターセプトポイントとすべく、表参道をまた戻ることとし、歩き出したら、赤い鶴さんと共同戦線を張る混成軍社中②の成田国際高校の生徒各位がもぐもぐタイムとばかり、キュウリの漬物だかを串に刺したのを買い食いなんかしてたので、せめて武士の情けとばかり集団の後ろ姿を撮ろうとしたら、運悪くこっち向いちゃった小姐が居て「あ、顔見られちゃったゼィ、新聞とか載ったらどーしようwww」という次第。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

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十四枚目のカットですが、再び山門まで辿り着いて、その真ん前の歩道のガードみたいなパイプを逆Uの字に曲げた金物に腰掛けて、次なる獲物を待ち受けていたら、ライカTL2を下げたタイ人のヲッサンが流暢な英語で、娘と一緒にこの門をバックに何カットか撮ってくれないか、そのMよりは簡単だと思うので、と頼んで来たので、そのお礼にと娘さんをモデルにしてくれたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

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十五枚目のカットですが、参拝の御利益が出て来たのか、次々と良いシャッターチャンスに恵まれたので、次なる獲物は?とか周囲を見回していたら、山門より東側の路上で発車前の準備をしていた社中の金棒曳の最前列中央、バレェで云えばプリマドンナに相当するなかなか美形の小姐が閑そうにアクビした直後、目が合ってしまい、バツが悪そうに俯き加減に照れ笑いしたので、すかさず歩いて行って声掛けて、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Summicron50mmf2.0 Coll.による絞り優先AE、開放撮影です。

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十六枚目のカットですが、小姐にお礼を述べてまた元の山門前の金物に腰掛けて待っていたら、お囃子とともに山車が動き出したので、邪魔にならないよう向かって右側面に回り込んで、顔役の人と雑談しながら少し一緒に歩き、周囲が開けた辺りで、屋根の上の演者も入れて一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCine-Xenon28mmf2.8改Mによる絞り優先AE、開放撮影です。

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十七枚目のカットですが、顔役にお礼と来年の再会の約束をしたのち、先の山車を見送ってから、また山門前に戻ってみると、ちょうど、本堂に敬礼を行うため、社中先達の金棒曳の小々姐が山門前で順番を待っていたので、顔役に挨拶して社中の最前列に入れて貰い、凛々しい表情で出待ちしていた、金棒曳のプリマドンナ以降を撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCine-Xenon28mmf2.8改Mによる絞り優先AE、開放撮影です。

さて次回はまたしても海外遠征予定につき一週スキップ、その翌週はその戦果を二週ぶち抜きくらいでレポートやりましょう、乞うご期待!!!
  1. 2018/07/08(日) 20:11:32|
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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