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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Hong Kong winter photographic tour'18~②

さて、今宵のご紹介は、先週からの香港・澳門ツア'18冬の後編をお送りしたいと思います。
今回は全行程を通じ、そこそこ天気には恵まれたのですが、滞在三日目に市街地から遠出することとなった大墺(タイオー)では撮影途中からあいにく雨に祟られ、いつもの二台使い分けというわけにも行かず、防水性能に優れるX-Pro2のみでの撮影となってしまったのが残念で、その反面、最終日は空港には12時過ぎに着けば良かったため、出発前に北角のホテル周辺を小一時間ほどスナップして回る時間があったのには助かりました。
では、さっそく、当日の行程に沿って、実写結果を逐次見て参りましょう。
機材は、1~11枚目はFuji X-Pro2にLeitz Elmarit28mmf2.8、12~17枚目はLeica M(TIPO240)にVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.による全コマ開放での絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、宿の位置する北角から当日の撮影目的地「大墺」へは、まず港島線のMRTで中環に移動し、そこから、ランタオ島へ向かう空港快速線と平行して走る東涌線に乗り換え、終点の東涌駅で降り、そこから徒歩3分程度のバスターミナルに移動し、大墺行きバスに乗って、小一時間のドライヴののち、やっと到着した終点、大墺バスターミナルから老街へ移動する途中の堤防上から見た風景を撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、バスターミナルに到着して、大墺の目抜き通りに出るには、ミニ勝鬨橋みたいな、ブルーのペイントも色鮮やかな可動吊り橋を渡ることになるのですが、その橋の根本には、ちゃっかり、観光船の受付と勧誘の人々が待ち構えていて、気の弱そうな観光客を言葉巧みに釣り上げ、周辺を遊覧する舟に乗せるですが、その橋に続く、建物のような回廊の入り口を一枚撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、ミニ勝鬨橋を渡り切ると、すぐそこは台湾や釜山、或いはアユタヤの水上マーケットににも通じるような、アジア固有の、店舗でありながら、限りなく、露店や屋台に近い非日常感のテイストを前面に出し、右も左も判らないような、いたいけな観光客各位にお金を落として貰おうと渾身の努力が窺われるのですが、その中でも、脱力系のお店も少なからずあるもので、猫に店番任せ、店主のようなアヂュモニはあくびしながらぼぉっと生きてるカンジだったので、その様子を店先から一枚撮らせて貰ったもの。

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四枚目のカットですが、まずは老街を通り抜け、昼飯前の一仕事とばかり、集落奥、右手方向のどん詰まりに在る船着き場迄、撮りながら集落を散策しようと思い、なんか、10月に出掛けた鞆の浦にそこはかとなく雰囲気似てなくもないな、などと取り留めもないことを考えながら歩いていたら、この日は小雨模様だったにも関わらず、年に数回の低潮位の日だったとのことで、砂浜というか、泥の干潟に座礁したドラゴンボートの威容が目に留まったため、至近距離まで降りて行って、一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、撮ったあとに石の上ですってんころりと転げ、不幸中の幸いでポケットにハンケチを入れていた右側のお尻で、尖った岩に着地したので、名誉?の負傷は避けられたのですが、またて堤防の上の通りに戻り、船着き場を目指して歩いていたら、いつも目に付く、シルバーメタリックに塗りつぶされた未来的ながら、そこはかとなくチープでキッチュなカンジの住宅群を間の通路から撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、集落奥の船着き場迄の浜沿いの一本道を歩いていくと、そこここで、日除けパラソルやら、イベント用テントやらを軒先に並べて、プランクトンの回遊を待ち構えている腔腸動物よろしく、観光客のそぞろ歩きを狙い、"特産物"と称する手作り系の土産物などを商魂逞しく商っていたのですが、そこはそれ、中華系のゲストも値切りには一家言有りますから、丁々発止で値切り合戦しているさ最中に利敵行為とも取れるような、あれ欲しい、これ欲しいとの収拾着かないカオスショッピンの様子を裏から笑顔で撮らせて貰ったもの。

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七枚目のカットですが、船着き場へ続く集落の一本道沿いには、なかなか風情のある民家もあちらこちらで目に付き、理由は不明ですが、こんな海沿いというか、半分近く家屋が水上に迫り出したような強腐食環境で総金属(トタン?)張りの住宅に好き好んで住んでいて、概して銀色なのですが、たまには、ネイチャー志向なのか、緑に塗ってみたり、たまにはカモフラーヂュ柄にでもしてみたかったのか、禿げたままにしていたりと、なかなか面白い美的感覚を見せて貰えるので、感心して一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですがこの道に面して建てられている住戸は何もヨド物置の親類みたいな、武骨で無機的な四角形の箱型メタリック建築という訳でもなく、概してヨド物置系は海側に多いのですが、たまには、庭付き一戸建て4LDKみたいな、堅気の勤め人にマイホームみたいなのがあって、そういう家の人間は概して日本ファンが多いらしく、庭の植栽の異物に目を凝らしてみれば、何とドラエモンのフィギュアが百舌のはやにえの如く木の枝に飾られていたので、面白がって一枚撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、庭付き一戸建ての住戸は船着き場方面に何戸か建っていて、その並びが切れる辺りで、何故か、干し蝦の加工広場が有り、その番犬ならぬ、鳶除けの任務を負わされたと思しき猫が人恋しいのか、みゃぁとか啼いて、逃げもしないので、至近距離でその緩い雰囲気ごと捉えてみたもの。

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十枚目のカットですが、通りの起点に相当するフリーマーケット場みたいな場所から、そぞろ歩きすること約20分ばかしで一番奥に位置し、徒歩ないし、軽車両で到達可能な場所である船着き場迄辿り着き、そこでは撮るものもなさそうだったので、スマホンで到着の証拠写真のみ撮って、また元来た道を辿りながら歩いていたら、道の両側に物販コーナーが建ち並ぶ辺りで、なかなか軽い足取りで前を歩くロコガールが目に付いたので、速足で追いつき、後ろ姿モデルさんになって貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、そろそろ、雨足も強くなってきたのと、夕方に近づくと、東湧への唯一のこ交通手段であるバス待ちの行列が信じ難いほどに成長し、前回などはGWに来てしまったがために、ラマ島の饅頭レースの殺人的混雑を避けようとした行楽難民各位とバッティングし、1時間以上の行列でバスを待たねばならなかったため、集落を一回りして撮るだけ撮ったら、長居は無用とばかり、バスターミナルに向かう途中、水上住居の佇まいを対岸から撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、そもそも香港は日本と1時間の時差があるため、ふだん、物ぐさこいて、休みの日は9時過ぎに起きるような体内時計を持っていても、こちらでは8時過ぎに目が覚めることになり、15時発のフライトでは12時台に空港に着けば、ラウンジでランチ戴いて寛げるので、12時チェックアウトといということもあり、11時前迄に宿戻りゃイイんぢゃね、とすぐ裏の北角のマーケットプレイスに足を運んだ時、目に付いたフェラーリレッドのトラムを撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、基本的に香港の市井の人々、特に中高年の庶民は観光気分の外国人に写真なんか撮られることを極度に嫌いますから、ここ北角でも、トラムが高層アパート谷間のマーケットプレイスを進んで行く画は撮り放題でも、両側の商店ではカメラなんか向けようもんなら、あっち行け!とばかりにしっしっと手払いされてしまうので、遠慮がちに店頭の色鮮やかなバナナなど撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、不用意に店の中にカメラなんか向けようもんなら、それこそ反日デモでも起こさんばかりの鬼気迫る表情で追っ払われますが、意外と、通り上で写真撮ってても、通行人のアジュモニやら、オモニなど、嫌がる風でなく、笑顔で談笑しながら歩いてきて、あたかも街路樹の傍らを通り過ぎるが如く、すれ違っていくので、結構、自然なカンジのストリートスナップが撮れますよ、との物証的一枚。

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十五枚目のカットですが、同じく北角マーケットの路上で、なかなか楽し気な雰囲気で語らい合いながらすれ違っていった親子連れが居たので、後ろ姿なら、当事者は勿論のこと、誰も文句の言いようがないでしょう、とばかりに足早に追い縋ってビルの谷間を背景に撮ってみた一枚。

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十六枚目のカットですが、そうこうしているうちに時間も迫ってきて、朝飯代わりに、着いた時から気になっていた"オマールロブスタ入りお粥"を食べねばならないので、早々に切り上げようと、カメラを仕舞いかけた丁度その時、ピンク基調のカラフルなトラムがマンションの谷間をそろりそろりとチンチン警報を時折鳴らしながら近づいてきたので、暫し空腹も忘れ、間合いを測って撮った必殺ショット。

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十七枚目のカットですが、北角のマーケットプレイスから、目抜き通りであるキングスロードを挟んで反対側に位置する「海皇粥店」へと向かう途上、ふと名残を惜しみ、トラム停車場を横切る形で設置された、横断歩道の途中に立ち止まって、香港の朝って、ホント、みんなせわしそうに歩いているんだねぇ・・・とか妙に感心しながら、その往来の様子を一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、3泊4日の中二日コースでしたが、到着時も、帰国日も有効に撮影に使えたので、そこそこ枚数も伸び、思う存分とは言えないものの、旨いものもそれなりに食べることが出来たので、格安航空券+激安ホテルによるお手軽ツアーも悪くはないと思った次第。何せ、出張の時の3分の1以下のコストでの渡航でも滞在時の満足度は遥かに高いですからね・・・

さて、次回は遅れがってになっていますが、工房製国産旧レンズと巡った川越の街の新年の様子をお送りしたいと思います、乞うご期待!!

  1. 2019/01/27(日) 19:04:04|
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Hong Kong winter photographic tour'18~①

まずは、お詫びと訂正ですが、海外遠征が年明けに入っていたのをすっかり失念して、次回予告などをしてしまい、大変失礼致しました。
さて、今週のご紹介ですが、次回に亘り、昨年末に訪れた香港・澳門ツアーから、初日の北角、尖沙咀での夕刻~晩と二日目の澳門の様子をお送りしたいと思います。

恒例の行程紹介ですが、12/21の12時過ぎの便で成田から香港へ発ち、夕刻、香港空港に降り立って、前回の反省を込めて、目に付いた、到着ロビィのお高い空港レストランでは食事を摂らず、わざわざ出発ロビィの安くて旨い「大家楽」まで移動し、そこで蓮包みの鮑飯を戴いたのち、空港快速で、ホテルの位置する「北角駅」迄移動、徒歩五分の宿にチェッキンののち、北角エリア、そして日没前に半島側の「旺角駅」に移動、そこからネイサンロードを南下し、撮ったり、ショッピンしたりお茶したりして、日没後に対岸のアイランド側の「百万ドルの夜景」を見て、撮って、翌日のマカオ行のヂェットフォイルのチケットを買ってから晩飯を上環のフェリーターミナルビルで食べて、香港大学そばの行きつけのスィーツ屋に寄って、ホテルに帰って、その日は終了、翌日は朝早起きして9
時半前に上環のフェリーターミナル着いたら、10時15分のチケット買っていたのに、空いているかからという理由で30分も早い9時4分発の便に振り替えられて、予想以上に早く着くはずが、波高の関係等で、結局、着いた時間は10分程度しか早まらなかったというヲチで、着いた先のマカオが外港フェリーターミナルからは、必殺、無料交通機関で、半島部旧市街中心部迄、速攻、移動し、ししかるのち、そこから徒歩5分のセナド広場迄移動、そこから撮影スタートとなった次第。

機材は、カメラは1、2、4、5、6、7、8、11、12、13、16枚目がFuji X-Pro2、3、9、10、14、15枚目がLeica M(TIPO240)、レンズは1、2、4枚目がVoigtlaender Nokton50mmf1.2asph.、3枚目がVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.、5、6、7、8、11、12、13枚目がProminar45mmf2.0mod.M、9、10、14、15枚目がLeica Elmarit28mmf2.8による全コマ開放撮影となります。

では、さっそく、当日の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、香港国際空港には15時前に着陸したのですが、空港快速で中環まで移動し、そこからMRT港島線、で今回の宿舎の在る北角駅に移動し、いつもは西営盤から香港大学あ辺りの宿からMRTに乗って撮りに来ていたのが、今回は宿のすぐ裏がいつもの高層アパートの下の市場の間に線路があってそこを二階建てトラムが通る画を撮れるポイントだったので、チェッキン後、すぐにカメラバッグだけ提げて、撮りに出て、ちょうどやってきた、トラムならぬ半身裸のターレット運転手の兄ちゃんを撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、北角の市場界隈は路上で撮る分には全く問題無いのですが、実は、一階部分の殆どの店舗が"No Photo"と貼紙が貼られ、実は写真を撮られるのが嫌いな香港人の気質が窺がわれるような案配で、路面電車ばかり撮っていても飽きてしまうので、早々にまたMRTに乗って、前回、雨ながらそこそこ風情ある写真撮れたネイサンロード沿いの旺角界隈に移動することとし、降りてすぐ、夜市みたいなところで、おっかなげなスキンヘッドの白人男性がいたいけな童子を抱えて品定めなどしているご様子だったので、通りざまに一枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、ネイサンロード沿いに歩きながら撮ったり、いつものお土産調達スポットでである裕華百貨店でショッピンしたりして、尖沙咀先端の埠頭部に到着した頃にはとっぷりと陽が暮れてしまい、重要文化財っぽい雰囲気の時計塔がきれいにライトアップされているのが、なかなかカラフルポスター類が張り出れた音楽堂の長い壁の先に見えたので、その辺りの雰囲気を一枚撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、対岸の「百万ドルの夜景」を堪能するために設けられた、埠頭横の公園の水際の二階建てデッキの奥上部に上がってみると、ちょうど、華やかなレーザーショーが始まってしまっていために、視界の開けた最前列には到底辿り着けない状況で、仕方なく、人垣越しにライトアップされた高層ビル群を眺めていたら、ちょうど前の若い白人パパが肩に抱えたいたいけな童子が、あぁ早く終わってくんねぇかな・・・退屈してしょうがねぇよ、とか云わんばかりに対岸の一大ペーヂェントそっちのけで、周りを見回し、何度か目も合ったので、これも何かの縁だと思い、一枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが、到着二日目は、朝早起きして、上環9:45発のヂェットフォイルで一路、マカオに向かい、いつもの秘策を使い、マカオでは移動のための交通費を一セントも使わないというポリシーを徹底した上で、11時半前にはマカオの世界遺産地区の中心部、セナド広場に到着出来たので、すっかりクリスマス気分に浮かれる、噴水周辺の様子を撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、噴水の周囲では季節に合わせた色々なオブヂェやらキャンペンの看板やらがそれこそ雨後の筍の如く、あちこちに置かれているのですが、観光客もしたたかなもので、世界遺産の街に来たら、伝統的な景色を楽しむものだ、という日本人の固定観念を蹴散らかすかの如く、目を惹くオブヂェの前でいたいけな小々姐の写真なんか記念に撮ってたりするので、オモニに声かけて混ぜて貰ったもの。

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七枚目のカットですが、セナド広場から歩くこと20分弱、小高い丘の上に聳える、かつて、東洋一の威容を誇りながら、19世紀の台風による火事で焼け落ちてしまったというセントポール大聖堂遺構の前面ファサードの下に到着するのですが、その階段でこれ見よがしにライカなんか手に持ってもモデルさんをうろうろ探していたら、アイポンのシャッター押して!と声かけてきた東南アジアからの若いカポーと思しき旅行者に遭遇したので、キレイに撮って上げる代わりにモデルさんになって貰ったもの。

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八枚目のカットですが、ここもセントポール大聖堂遺構下の石段の上で、中国は北京からやって来たという小姐達のグループがお互いにポーズなんか付けて、記念撮影ごっこを愉しんでいた様子だったので、一番、見栄えの良さそうな小姐をモデルに一同が撮影モードに入っている時に声かけて混ぜて貰ったもの。

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九枚目のカットですが、実は、年がら年中、観光客でごった返すセナド広場からセントポール大聖堂遺構、そしてモンテ砦界隈よりも、植民地時代の中華・西洋の街並みの折衷状態がかろうじて残存している、聖堂遺構西から西南にかけての古めかしい石造りの家屋の並ぶ、路地、裏通りに魅力を感じていて、香港に来ると必ず一回はマカオにやってくるのは、それらが残っているうちに記録的目的かからも写真を撮っておきたい、という思いからなのですが、聖堂遺構すぐ西隣の低所得者層住宅のエリアに足を踏み入れて撮った入り口付近の画。

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十枚目のカットですが、ここも大聖堂遺構に隣接した低所得者住宅エリアの奥、普通の観光客であれば、まず存在を知らないでしょうし、知っていても、単独で入っていくのは憚られそうな奥まったところに残っている、現住住戸の間に現存する、半ば朽ちかけた19世紀の廃屋の姿を近くまで足を踏み入れ撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、大聖堂遺構西隣エリアはどん詰まり迄到達したので、また観光客で賑わう大聖堂遺構前の階段広場に戻って、そこでモデルさんを探すこととし、キリスト教の大聖堂遺構に付属するかの如く建立された道教の女神廟前で、またしてもスマホンで記念撮影して、というフィリピン産小姐二名組が居たので、では!と撮って上げる代わりにモデルさんになって貰ったもの。

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十二枚目のカットですが、大聖堂遺構前の石段広場を後に、西南に位置し、毎回訪れている「快艇巷」の石造りの高い家屋に囲まれた路地の写真を撮りに、広場西側から東西に走る道路へと斜めに降りる石段の坂道をあ歩くこと5分少々で、目的地に到達し、昼飯前、とばかりに辺りの様子を撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、古めかしい石造りの路地が変わりなく保存されていることに安堵し、思う存分撮ったので、今度は、いつもスキップしているモンテ砦に登ろうと、いったん、セナド広場からセントポール大聖堂遺構へと繋がる道へと分岐する地点迄戻ろうとしたら、居ました居ました、裏通りで、カッコ付けて記念撮影しているタイからの親子連れが・・・ということで、タイ語を駆使して交渉し、そのままモデルさんになって貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、モンテ砦に向かう道すがら、どうやら、下町の青年会みたいな組織が、クリスマス時期の集客とチァリテー活動を兼ねたようなイベントを路上のあちこちでやっているようで、思い思いの屋台・露店の類いや、車台販売みたいなものまで至る所で見かけたので、ちょうど良い背景の辺りで、一枚撮らせて貰ったもの。

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十五枚目のカットですが、実は、モンテ砦の登り口というのは、セントポール大聖堂遺構のすぐ東か側の道を隔てた、ちょっとした公園みたいなところに在ったのですが、何せ、もう3年以上来たことがないので、完全に記憶喪失していて、結局、下に行って、また似たようなルートを登ってくる、ととかいう、写真撮るためだけに下へ降りたようなもんでしたが、無事、砦の頂上に位置する城郭の塀の銃眼単位に置かれた、骨董品ものの大砲で戯れるヂモテー親子の微笑ましいお姿を後ろから一枚撮らせて貰ったもの。

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十六枚目のカットですが、モンテの砦敷地内で色々と見て、撮って、満足したのち、またセナド広場方面に戻るべく、歩いていたら、シーズンがシーズンだけに、店頭で様々な集客キャンペーンや、ままたそのための呼び込みをやっていて、若い男女店員のサンタさんが、その愛くるしいいで立ちのたためか、結構、観光客に人気で、一緒に記念撮影なんか引っ張りだこ状態だったので、声掛けてモデルさんになって貰ったもの。

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十七枚目のカットですが、午後も16時を回ってきたので、セナド広場から、外港フェリーターミナルへ戻ろうと思い、タダの交通機関でさっと帰っても良かったのですが、これだと乗った途端に写真撮影は終了になってしまい、シャッターチャンスもむざむざと棄てることになってしまうので、何十回も辿った道なので、フェリーターミナルまでの道筋は殆ど記憶していましたので、多少、写真撮る都合上、道をそれても17:30のイブニングクルーズ料金適用になる迄には、ターミナルには到着すする自信はあったので、裏通りを選んで、キリスト教墳墓とか、ランドマークを縫うようにして、あ歩いた道すがら、紙器店の店頭で、店番しているかのようにおとなしい猫が居たので、モデルさんになって貰ったもの。

さて、次回は、滞在三日目の朝から出掛けた、ランタオ島は大墺の様子と、帰国日1/24の午前中、出立前に宿付近の北角で撮った渾身にストリートスナップをご紹介致します、乞うご期待!!
  1. 2019/01/20(日) 18:50:05|
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Arrival of new masterpice by F.G.W.G. ~Kowa Prominar45mmf2 mod.M~

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まずは、遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
昨年末にもう一回更新しようと思っていたのですが、12/28迄きっちり奉公先で精勤し、その晩から、工房併設のわび住いの大掃除やら、神社仏閣への参り納めなんかやっていたら、あっという間に12/30の晩になってしまい、上州の老母の待つ実家へも帰省せねばならず、不本意ながらスキップせせざるを得なかったという次第。
ではさっそく、新年一発目のご紹介に参りたいと思います。
今回は久々の工房力作、しかもそれほど元手要らずの創意工夫とひたすらの努力のみが生み出した、まさに労働集約型の銘玉でシャッターとファインダがおかしくなってしまった、Graflex Century35Nから取り出していた、Prominar45mmf2の前後群を活かし、これまで蓄積したWガウス型光学系の前後群間、即ち、L3とL4の間のクリアランスの計測、及び再現の技術を駆使し、ライカマウントに仕立て直したものです。
元のカメラ、Graflex Century35Nは1960年に今は亡きKOWA OPTICSより米国のグラフレックス社にOEM供給されたもので、日本ではカロ銘、米国ではセンチュリー銘で併売されていたようです。
構成は4群6枚でセイコー製レンズシャッターを挟み、3枚ずつが前後の全周スレッドで装着されている形式で、一般的なレンズシャッター式レンジファインダ機の構造ですが、これがシャッター機能を除去、ないし無効化して、ヘリコイドと絞り機構を使ってライカマウント化しようとしてもなかなか上手くいかず、やむなく、他のレンズで実績もノウハウの蓄積もある、キャノン50mmf1.8の内鏡胴に前後2ヶ所のインタープラグを装着し、前後で6ヶ所ものネジ切りの上、この宝石の如く貴重な光学系を装着の上、調整を行い無限を出して撮影出来るようにしたという次第。

では、さっそく実写結果を見て参りましょう。
カメラはFujifilm X-Pro1、全コマ開放により絞り優先AEモードでの撮影、ロケ地は浅草寺周辺となります。

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まず一枚目のカットですが、浅草でのいつもの定点観測スポット其の壱、雷門前で、着物にショール、そして、足元にはぽっくりと年末モード完全武装の関西弁の小姐2名が門をバックに自撮りしようとしていたので、その様子を前から1枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、同じく雷門前広場にてスマホンを片手にうろうろしていた挙動不審の着物姿の異国風の顔立ちの小姐が居たので、中国語で声を掛けてみればビンゴ、聖地雷門をバックにスマホンで晴れ姿を撮って欲しいというので、願いを聞き届けて上げたあと、モデルさんになって貰ったもの。

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三枚目のカットですが、雷門の裏側に回り、もう一組くらい着物姿の男女くらい撮りたいものだ、ととか逡巡して立ち尽くしていたら、ドイツから来たと云う、EOS Rなど片手に持ったカメラ好きの爺様が、それはライカかね?とか話し掛けてきたので、いやいや、これは富士フィルムが副業でやってるカメラ造りのプアマンズライカみたいなデヂカメで、このレンズは自分の副業でこさえたコーワの遺産をライカマウント化したものだ、とか説明したら、どんな写りか見せてくれ、というので、ほい来た!とばかりモデルさんになって貰ったもの。

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四枚目のカットですが、雷門西側の竜宮城のようでもあり仏閣のようでもある不可思議な佇まいのか雷おこし本舗の店頭販売で、冬山に出掛けるようなお揃いのインディゴの防寒着に身を固めた親子が、オモニへのお土産のおこしなどを物色していたので、斜め後ろから一枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが、ここも浅草での定点観測スポット、其の弐、美人茶屋あづまさん店頭での甘酒の製造販売を行う、小姐達のかいがいしくきびきび働く様子を、伝説のお菓子黍団子ともども買い求めようとする顧客の合間を狙ってシャッターチャンスをものにしようとする中国人観光客各位とせめぎ合い、ものにした一枚。

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六枚目のカットですが、同じく浅草での定点観測スポット、其の参、美人茶屋あづまさん裏、仲見世西通りの角に面した扇子屋さん店頭の大和絵の団扇の至近距離撮影で、今回は見本品設置の高さのつ都合上、いつものひょっとこではなく、その上の俵屋宗達画の風神の目にピンを合わせて撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、扇子屋さんの横の仲見世西通り方面に目を転じれば、居ました、居ました、基本的に歩きながらの飲食や、他の店舗での飲食持ち込みが禁じられている仲見世では、いたいけなカポ-といえども、せっかく買い求めた名代?のメロンパンもラブラブ状態で賞味出来ようはずもなく、必然的に裏通りで、あ~んちて♪となるわけで、その瞬間をフォーカスさせて頂いたもの。

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八枚目のカットですが、仲見世を宝蔵門方向に向かって、被写体など物色しながら歩いていたら、向こうから、如何にもカメラ好きオーラを漂わせたSONY α7系列に大きめのズームなんざ付けたのを右手に持った異国の小姐が同様に被写体探しながら歩いてきたので、卒爾ながら、と声を掛けて、趣旨を説明の上、モデルさんになって貰ったもの。

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九枚目のカットですが、仲見世の真ん中よりちょい手前、確か舟和の仲見世支店というか物販店にて、着物姿の娘さんとその母親と思しき中年女性の二名が、年末の挨拶回りのご進物にでも使うのか、結構な量のスィーツなど買い求めていたので、その小姐の髪に飾られたピンクの髪飾りにピンを合わせて一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、仲見世も宝蔵門がかなり近くに見える辺りに来ると、伝法院通りと交差しますが、そこで伝法院通りでも何か画が拾えないかと六区方面に歩き出してみれば、お目当ての人力車は人出を憚って出て来ませんでしたが、中国産の一家が天丼の有名店「大黒屋」前で出発の身支度していたので、その様子を一枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、伝法院通りと六区通りの交差点手前に特設ステージが拵えられており、お客一人、演者一人という不可思議な結界で女性漫談なんかやっていたのですが、そのお客さんの女性が、なかなか革ジャン決まっていたので、声かけたところ、至近距離はアラが出るからイヤ・・・とのことで距離をとっての一枚となったもの。

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十二枚目のカットですが、六区通りとの交差点付近には、店頭のスタンドで草団子だかを販売していいるお店があり、その周辺でモデルさんが来るのを待ち構えていたら、来ました、来ました、着物というか、大正時代のハイカラさんみたいなコスプレ姿で絶滅危惧種のフィルムカメラなんか片手に持って、お団子なんか買い求めに来たので、買った直後に声かけてモデルさんになって貰ったもの。

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十三枚目のカットですが、六区通りの一本手前、いわゆるホッピー通りを歩いて、被写体を探していいたら、陽も西に傾き出した時分なので、日陰となるこの辺りでは灯が欲しくなるのか、或るお店で赤提灯ならぬ肌色提灯に灯りが点されていたので、イイ雰囲気の路地をバックに一枚撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、ホッピー通りのどん詰まり、花やしき通りとすしや通りとの交差点まで到達したので、浅草寺方面に戻るべく、今度は花やしき通りを東に向かって、被写体を探していたら、薄暮の通りに提灯が点され、その前を冬支度に身を固めた人々が足早に通り過ぎていくので、その様子を一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、奥山方面かた浅草寺境内にアプローチし、本堂の横迄やってきたら、またしても中国人一家から記念撮影のシャッター押して欲しいとのリクエスト、お願いを聞き届けて上げたのち、一家を撮らせてよ、と頼んでみたら、娘二人だけ撮った方がキレイでしょうとか逆提案されたので、抗う理由もなかったので、提案に乗ったもの。

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十六枚目のカットですが、本堂に会釈のみして、宝蔵門方面に歩いて行ったらお御籤売り場前で、中国人グループが仲間内の比較的美形の小姐二名をモデルに仕立てて、ミニ撮影会なんか敢行していたので、声かけて混ぜて貰って撮ったうちの一枚。

Prominar45mmf2_017.jpg
十七枚目のカットですが、再び仲見世通りを雷門方面に歩いて行ったら、雷門裏の豆屋の柱にもたれかかっていた、目のきれいなヒゲ男と目が合ったので、声をかけて、二言三言話しをしてみたら、べ米国はロスアンゼルスから初めて日本にやって来たということで、GFとの待ち合わせ中とのことだだったので、それではとモデルさんになって貰ったもの。

今回の感想ですが、いやはや、ピンの山が非常に狭くてスナップには慣れが必要でしたが、逆にこのX-Pro2のEVFではピーキングが良く効いたので、慣れてしまえば、なかなか快適に撮り進めることが出来ました。
ただ、この製品はまだ拡張余地があり、もともと回転ヘリコイドで製造していたので、傾斜カムを切りさえすれば、距離計連動化も可能なのですが、今回判った通り、被写界深度がf2レンズにしては異常に狭いので、コシナのMマウント機で合わせてもM型デヂでは誤差が出てしまう可能性高いので、当面は非連動で使うこととします。

さて、次回は年末に出掛けた香港から、微調整後のこのレンズも含めたレンズ軍団大暴れでクリスマス前の香港・マカオの様子を二回に亘ってお送りしたいと思います、乞うご期待!!
  1. 2019/01/06(日) 21:52:57|
  2. Mマウント改造レンズ
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charley944

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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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