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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Fantastic southern paradise!! ~Hanoi Photographic tour'19①~

さて、今週のご紹介は、予告通り、先の春のお彼岸の飛び石連休を利用して、このところ、確定申告後の息抜き兼自分へのご褒美化している恒例の春のハノイツアーへ出かけてきたレポート前後編のうち、前編、ハノイの宿に着いてから、翌朝、中距離列車で港町13番地ことハイフォンへバインダクアという蟹出汁ラーメンを食べに行ってきたところまでお送りしたいと思います。
まずは恒例の行程紹介ですが、出発は3/21(木)の朝9時30分発のベトジェットエアでこれが約1時間ほど離陸が遅れたのですが、律儀なことに15分遅れの14時15分にハノイノイバイ国際空港着、そこからバックパッカー御用達の「86番バス」に乗って市内のメリアホテル前停留所迄乗って、勝手知ったる旧市街のこと、病院前の安宿街を目指して10分少々歩いて迷うこともなく、宿にチェッキン、しかるのち、最短距離で街撮りなんかしながら、翌朝のキップ買いにロンビエン駅迄そぞろ歩き、無事、翌朝9:28ロンビエン発、15:00ハイフォン発の往復を買って、また撮りながら宿に戻り、あしかるのち、お気に入りのコロニアルメゾンスタイルのフレンチベトナミーズ「マダムヒエン」で珠玉のデナーなど頂き、翌朝は早めに宿を出て、また撮りながらロンビエン駅に向かい、時間通り出発の列車に乗って、2時間半の旅を楽しみ、ハイフォンに着いてから、また目的地を古刹二件に定め、途中、お楽しみの蟹汁麺「バインダクア」と海鮮かき揚げなど頂き、しかるのち無事二件とも訪問し、15時発の列車で17時20分にロンビエン駅帰着、そこからまた日暮れ迄スナップしたという、写真好きならそのまま大往生してしまいそうな一日を過ごしたのです。
では、さっそく、当日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。
カメラは1~9枚目迄がLeica M(TIPO240)、10~17枚目がFuji X-Pro2、レンズは1~9枚目迄がVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.、10~17時枚目がUW-Nikkor28mmf3.5mod.FX by F.G.W.G.による全コマ開放での絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、旧市街、大聖堂西側の宿を出て、そのまま真っ直ぐ前の大きな通りを北方向に向かって歩けば、旧市街の北側のどん詰まりであるハイフォン方面への鉄道高架橋が東西に走っており、それを西方向に歩くとすぐにロンビエン駅なので、宿から歩き出し、暫くすると、お婆さんと年代物の木製ベンチに腰掛け、キャッキャとはしゃぐいたいけな坊主頭の童子と目が合ったので、すかさず、横の婆さまに声かけて一枚撮らせて貰ったもの。

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二枚目のカットですが、同じ旧市街の南北を走る通り沿いでは、平日の夕方の時間なので、物売りの人々が一日の売上げの総括とばかり、果敢に営業活動を繰り広げており、地域住民のみならず、世界各国からの観光客ですら例外ではなく、これでもかと南国の色鮮やかなフルーツを天秤に下げたオモニが通り過ぎようとする白人観光客にフルーツは如何?とか流暢な英語で売り込みしているところを横から一枚撮らせて貰ったもの。

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三枚目のカットですが、宿の前の大きな南北を走る通りを北方向に歩いて暫くしたら、東西に走る大きな通りとの交差点にぶつかり、いちおう、信号が設置され、動いているようなので、それに従って、歩道上で青に変わるのを待っていたら、近くの中学校からの帰宅の迎えでしょうか、目の前に停まったオモニのバイクの傍らで、何となく学校つまらなかったオーラを放つ小姐が打ち合わせ後席に乗り込まんとしていたので、すかさず一枚戴いてみたもの。

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四枚目のカットですが、平日、退勤時間帯だったので、同じ東西南北の旧市街の広い通りの交差点を色とりどりのバイク、スクーターが思い思いに行き交い、日本的な交通道徳の視点で見たら、殆どカオスで弱肉強食のようにも思えるものの、滞在中、大小問わず、交通事故を一件も目撃しなかったという不可思議な路上の様子を交差点脇から一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、もはやインスタ、或いはトリップアドヴァイザー、個々人のブログ等で、ネット上にはそれこそ何万カットも挙げられている感無きにしもあらずのハノイ市内の超有名観光スポット、ロンビエン鉄橋の鉄道路両脇に設けられた二輪車専用のレーンを日暮れ前にハノイ市内に向かって大群をななして走ってくる様子を一番外側の歩道レーン上に佇み、密度が高そうな頃合いを狙って一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、まずは翌朝の往復キップを買えないとお話しにならないので、列車に乗り込み出発することになっているロンビエン駅方向に向き直ってみると、先ほど高架に登る時に見えた、如何にも共産圏御用達の雰囲気プンプン、おそらくはソ連の経済援助で運行を始めたと思しき武骨な機関車の先頭車両が鉄橋方向を向いていたので、駅からすぐの鉄橋線路部分の真ん中からシンメトリーに一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、工房主は決して鉄ちゃんでも世界のオンボロ鉄道嗜好のバックパッカーでもないのですが、メカが好きでこんなヤクザな工房やってる行きがかり上、やはり年代ものの重厚なメカには惹かれるものがあり、工事中の駅舎の傍らに停車している先頭動力車の近くに歩み寄ってみれば、幾星霜を超えてきた銅合金製の銘板が夕陽を受けて輝いていたので、鉄橋をバックに一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、無事、翌日のハイフォン迄の往復キップ、窓際を手配することが出来、晩飯までは楽しいスナップのお時間♪と心も軽く、旧市街でも最もディープなエリアと云われる、ドンスアン市場北側エリアに向かって歩き出し、そういえば、前回はこの時間帯にはキャノンの50mmf1.2でスナップしたんだっけかな、とか思い出しながら、今回は最新鋭の明るい非球面での描写を試すべべく、スパイスマーケットのお店の店先で一枚撮らせて貰ったもの。

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九枚目のカットですが、この時間にはさすがに市場北側の路上での花や生鮮野菜の自転車荷台での売り買いは一段落し、行商のオモニ、アヂュモニの人達も帰路に就く仕草でそれほどイイ画も撮れそうになかったので、明日のハイフォンからの帰着後に賭けることとし、とりあえず、36通り沿いの街区に移動して、商店店頭で声かけ撮影でもやろうと移動する途中、フルサイズの35mmレンズであれば、ドンスアン市場の向こう正面の威容が画面に収まることに気付き、道の反対側から一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、翌朝、9時28分にロンビエン駅を発つ列車に間に合うには、宿からは15分も歩けば、余裕で間に合うことは判っていたのですが、行く道すがらの行程も撮りどころ満載の旧市街ですから、時間を気にせず、早朝のハノイの素顔をスナップすべく、約1時間前の8時半過ぎに宿を発ち、宿の近傍の路上のお店の中と云わず前と云わず、歩道と云わず、低いテーブル、椅子を並べて、朝食を囲んでの井戸端会議にうち興じる、地元民各位のバイタリテーに溢れる朝のひと時を一枚撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、これもロンビエン駅に向かう南北を走る大通りの路上、確か大きなデパートだか、ショッピンモールだかが通りの西側に聳え立つ交差点のすぐ近くで、行き交うバイク、自転車相手に生花を商うオモニが居たので、ちょうどスクーターのアガシが立ち寄り、買い求める瞬間を待って一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、交差点を過ぎてすぐの辺りの大通りに面した店舗兼住宅の軒先で、お爺がいたいけな孫娘でしょうか、朝飯代わりのお粥だかヨーグルト状の離乳食でしょうか、アーンちて♪というような雰囲気で食べさせている様子がなかなか微笑ましかったので、思わず立ち止まり、声をかけてその様子を一枚撮らせて貰ったもの。

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十三枚目のカットですが、そろそろ、旧市街の北の外れ、ハイフォン線の鉄道高架が見えてくる辺りまでやって来たら、とある美容室の前で、開店前のミーチンでしょうか、お揃いの黒のワンピの小姐三人が椅子に腰かけて、大声で談笑している傍らを通り過ぎようとする際、一番右側の東ちづるに似たカンジの小姐目が合ったので、シンチャオとか声かけたら、何処から来たの?日本からなら、三人一緒に記念に撮って!とかお申し入れあったため、有難く一枚撮らせて貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、無事、9時28分ロンビエン駅発の列車に乗り込み、一人で車窓からの景色でも愉しもうかとか思っていた矢先、後から隣の席に乗り込んできた、日本大好き青年のホン君と2時間半に亘って、英語で雑談したり暇つぶしをしてたら、あっと云う間にハイフォンに着き、昼飯でも一緒にどう?とお誘いしたものの、ボクはこれから仕事に向かうんで・・・築地のお寿司お願いします♪とか言い残してスクーターを拾いに行って別れてしまったので仕方なく、コロニアル形式のハイフォン駅の全景を撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、前回来た道を良く覚えていたので、ハイフォン駅から目の前の東西に走る大通りに出て、時折近寄ってくる、しつこいバイタクには中国語、タイ語で丁寧にお断りをしながら、同時に側道、路地に面白い被写体はないか虎視眈々と探しながら歩く散策は、いかにもアジア的で面白く、その道すがら、ふと異世界への入り口みたいな雰囲気の路地の入り口を見つけたので、嬉しくなって一枚撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、駅を出てから、名物、バインダクアの食事を挟んで、そぞろ歩きすること約20分、やっと最初の目的地である古刹、ドゥハンパゴダへの大通りからのアプローチ路を見つけたので、高ぶる気持ちを抑え、入り口付近のパラソル下でバインミーだったかの店を拡げていたオモニのちょっとファンキーなベィビィの様子を一枚撮らせて貰ったもの。

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十七枚目のカットですが、一件目の名刹は、前回、時間に余裕を見過ぎて18時現地発の帰便を取ってしまったこともあり、時間調整の目的もあって、1時間半程度滞在したのですが、実はそれほど大きな寺院でもなく、当日は法事みたいな行事中で本堂は入れて貰えなかったので、敷地内の面白げなオブヂェだけ何枚か撮って、おトイレ借りてから、次なる目的地、フォーチューパゴダに向かうべく、大きな湖を目標に歩き、湖が見えて来たので、彼方に見える10重の塔を目指して歩きながら、いたいけな小姐数名乗ったバイクが来た時、シャッター切ってみたもの。

さて次回は、ハイフォンからまた15時ちょうど発の列車に乗ってハノイに17時20分に戻り、日暮れ迄、旧市街でスナップし、翌日は0時55分の夜行便で帰国するまで、丸々使えたので、初訪問のタンロン遺跡訪問を含め旧市街周を撮りまくった中から厳選カットをお送りする予定です、乞うご期待!!
  1. 2019/03/31(日) 22:31:08|
  2. 旅写真
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Startke conversion beyoud difference of formats~Zunow Tele-Cine 38mmf1.9 mod.FX by F.G.W.G.~

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さて、今週のご紹介は先の横浜CP+'19ツアーで伴走機にカモられてしまい、すっかり影が薄くなってしまった感なきにしもあらずの新作レンズのご紹介行きたいと思います。
そのレンズは、何とDマウントからAPS-Cフルカバーレンズにコンバートされた、Zunow Tele-Cine lens 38mm f1.9であります。
ものの記録によれば、ズノーフレックスでコケてカメラ事業から撤退し、1961年にアルコ写真工業の連鎖倒産で会社がヤシカに吸収されてしまうまでの間に作られていた8mm、16mm共用のレンズだったらしく、Dマウントのそれこそ針孔の如きマウント金物一体化のヘリコイドからレンズヘッドを取り外してイマーヂュサークルをチェックしたら、APS-Cは何とかカバー出来る程度あることが確認出来たので、レンズヘッドを摑まえインターリングを削り出して、いつものディスク型ヘリコイド経由、FXマウントの金物に結合したもの。
構成はネットで調べても良く判らず、全エレメントをバラしたわけではないので、推定ですが、4群6枚の変形オーピック型ないし、5群6枚の変形クセノター型ではないかと思います。
では、さっそく実写結果を逐次見て参りましょう。
カメラはX-Pro2、全コマ開放による絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、このレンズは浅草寺の境内に辿り着いてからリレーの襷を渡されたもので、本堂下の建屋屋根の下の手水場は、ちょうど、夕陽が斜めに射し込んで、半逆光くらいの位置からだと、人物のセミシルエットの輪郭が浮き立つので、ちょうど良いモデルさんが登場するのを待ち構えていたら、いたいけな小々姐の姉妹がやってきて、輪郭が光を帯びてきたので、ここぞとばかり一枚撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、今日は陽気も宜しかったので、普段は海外からのゲストの着物姿の方が多いのですが、珍しく日本人の方が圧倒的に多く、あちこちで腰掛けたり、立って記念撮影したりと、まさに渡りに船状態だったので、高校生くらいの小姐二名が石のベンチの腰掛け、おしゃべりしながら、スマホンなんかいじくっていたので、ダメ元で声かけたら、イイですょとの快諾得たので、二人並んでスマホンいじっているところを撮らせて貰ったもの。

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三枚目のカットですが、先ほど、境内に入る時はいつもの定点観測スポットである、手漕ぎポンプの辺りには人っ子一人居らなかったので、スルーしたのですが、ふと思い出して足を向けてみたら、居ました居ました、人の良さげな中国人の親子が居て、いたいけなアナ雪の衣装をまとった極小姐が必死にポンプにしがみついて、水汲み労働に勤しんでいたので、ヲヤヂさんに声かけたら、快諾して頂いたので、極小姐に注文つけてモデルさんになって貰ったもの。

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四枚目のカットですが、宝蔵門の前でも何か面白い画が拾えないかと足を運んでみたら、仲見世沿いに露店が所せましと店開きしており、その一番宝蔵門に近いお店に、ポニーテールもオシャレななかなかの美形の小姐がやってきたので、お店の脇から、夕陽を浴びて輪郭の光る小姐の美しい横顔を一枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが、そういえば、お御籤売り場もまだ撮っていなかったことを思い出し、足早に立ち寄ってみれば、来ました、来ました、いたいけな、まだほっぺが赤いような女子高生の二人組が、奇特なことにお御籤を買い求めて、自らの前途多望な将来を占おうとのことらしかったので、またしても、ヲッサンは図々しく声などかけて、横からお御籤抽いてるところを撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、同じく浅草寺境内の御籤売り場の屋根の下、中国人小姐二人組が妙に神妙な顔つきでやってきて、どこで教わったのか、御籤売り場に着くや否や、御籤の収められた木製キャビネットに向き直って、深々と頭を下げ始めたので、その凛とした姿に打たれて、背景がぐるぐる回るのもものかわ、即座に一枚戴いてみたもの。

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七枚目のカットですが、御籤売り場でなかなか面白い画が撮れたので、陽が有るうちに、別のところでも撮りたいと思い、本堂前の巨大香炉のところに差し掛かったら、結構な数の人々が、それぞれ、思い思いのゼスチャで香炉から立ち上る、というかもうもうと吐き出される紫煙を全身に浴びんとししていたので、張って居たら、なかなか面白いパフォーマンスをしてくれた小姐が来たので、反対側から腰だめで一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、陽も傾いてきたし、浅草寺境内で思う存分撮ったので、この後、17時前には雷門前デニーズでスィーツなんか戴きながら、豪華なテータイムをエンジョイしたかったこともあり、仲見世を雷門方面に戻りながら撮ることとし、ほ宝蔵門を出てすぐ、揚げ饅頭屋さんの店の傍ら辺りに停まっていた人力車二組の様子を一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、人力車の車夫さん達に目礼してその場を去り、仲見世を歩き出す前に再度、宝蔵門方面を振り返ってみれば、天気も良いこともあって、総チタン張りの建造物二棟のコンビが、夕暮れ前に、なかなか端正な佇まいを見せてくれていたこともあり、宝蔵門の真ん中の屋根にピンを合わせて一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、浅草寺境内南側のメロンパン屋さんの前まで来たら、何と、同じ富士のミラーレスX-T30を使って、宝蔵門と五重塔をバックに自撮りを試みていた中国人小姐二名が居たので、声かけて、三枚ほど撮って上げたお礼にモデルさんになって貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、境内南側の通路から再び宝蔵門前広場に戻ったら、門をバックにまたしても富士のミラーレスX-E3でお互いに記念撮影の撮りっこをしていた着物姿の日本人アガシ二名が居たので、二人一緒に一枚撮らせて!と声掛けたところ、後でシャッター押してくれるなら、というたやすい条件提示付きでモデルさんになって貰ったもの。

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十二枚目のカットですが、、宝蔵門前のまだ咲いていない桜の立ち木の前に来たら、たまに見かけるカメ爺のグループが、着物姿の日本人アガシ二名に、ホレ、プロが撮って上げるからそこに立って、こっち向いて・・・とかやってたんで、いかにも写真同様、話好きそうなカメ爺集団だったので、スマホンで何枚か撮って、画像を確認し終わったのを見計らって、こちらも一枚撮らせて、とアガシに頼んでモデルさんになって貰ったもの。

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十三枚目のカットですが、そろそろペースを上げないとデニーズで並ぶことも想定するとゆったりおお茶してる時間がなくなっちゃいますから、速足で仲見世を歩き、しかも、鵜の目鷹の目でシャッターチャンスを探すという離れ業をやっていたのですが、或る物販店で、和風アイスかなんかを店頭で注文するシステムになっていて、なかなか決め切れず、やっと店員に発注しようとしていた西欧からのゲストの小姐の横顔を店頭から一枚撮らせて貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、伝法院通りとの交差点迄歩いてきたら、ふと、早田カメラでも覗こうかという気になって、東に曲がったら、すぐに一対の石造りの重厚な狛犬の姿が目に留まり、しかも背景が赤い垂れ幕みたいなものがぶら下がっていて、その奥の店先は薄暗い、といういかにもブツ撮りににはお膳立てしたかの如きシチュエーションだったので、有難く一枚撮らせて貰ったもの。

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十五枚目のカットですが、そういえば、このレンズ、特に無限に近い被写体を入れた構図だと周辺の流れがドラスチックだったことを思い出し、仲見世通りの人通りがやや薄くなったあたりで、立ち止まり、頭の上にカメラを掲げ、勘で構図と水平を取ってシャッター切ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、仲見世を歩くこと5分強、やっと雷門が近くに見える辺りまで辿り着いたら、店頭で土産物を物色している風情の東欧からの小姐二名に遭遇、声を掛けたら、古いレンズに興味大ということなので、二つ返事で仲見世の雑踏をバックに二人並んでモデルさんになって貰ったもの。

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十七枚目のカットですが、やっと雷門のところまで到着し、ここでも良い画が撮れることが多いので、目と鼻の先のデニーズにすぐにでも行きたい衝動を堪え、柱の横で佇んでいたら、中国人の子連れ家族が次々やって来て、どういう経緯か、雷門のメガ提灯に触れると幸運になるのか、しきりにいたいけな童子を持ち上げて、金物に触れさせて、童子達もおっかなびっくりながら嬉しそうな表情で手を伸ばしていたので、その和やかな様子を傍らから一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、いやはや、これが元Dマウントの物故メーカーの、誰にも顧みられなかった古レンズの写りとは・・・そういった意味では先のニコノス用UW-Nikkor28mmf3.5と同様、一般的にミラーレスでの撮影には向かないと考えられてきたものを蛮勇を奮い起こし、情熱を持って改造を行えば、驚くようなパフォーマンスを見せてくれる、ということでした。

さて、次回は連休による海外遠征で一週スキップ、再来週、そのまた次の週は、旅先からのレポートをお送り致します、乞うご期待。
  1. 2019/03/17(日) 19:53:27|
  2. X-mount改造レンズ
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An amazing festival of photo and optical/electric devices at Yokohama, Japan '19.

て、今宵のご紹介は、予告とはちょいと趣向を変えて、今年誕生したハラショーなレンズの競演により横浜中華街からみなとみらい地区のパシヒコ横浜で行わていたCP+2019会場内までの撮影結果をご紹介することと致します。

まず簡単に当日の行程をご紹介すると、3/2(土)の11時半過ぎに港町横浜は石川町駅の中華街口に集合し、そこから徒歩で中華街に移動し、由緒ある中華街老舗で昼のコース料理を戴いたのち、中華街を散策しながら少々撮って、それから山下公園へ徒歩で移動、ガウディパクリ系のオブヂェなどを歓声上げながら撮ったのち、氷川丸横を通り、CP+会場へ向かう前に早めのテータイムを付近で楽しみ、会場に入ったのは15時30分過ぎとなり、そこから閉場の18時迄、気合を入れて撮りまくったということです。
機材は、カメラが全て富士X-Pro2、レンズが1~9枚目迄が謎の39mmf1.9改Fuji-FX、10~17枚目が既出のKowa Prominar4.5cmf2.0改Leica M非連動になります。
では、当日の行程に沿って、実写結果を逐一眺めて参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、中華街の老舗中華料理店で満足行く食事を戴いたあと、お店の表に出て見れば、腹が減っていたためか、入店時には全く気付かなかった、台湾の迪化街とか、淡水対岸のは八里のうらぶれた遊園地みたいなところにひっそりと置かれているような、いかにも年代物で外観がヤレて来ている、それこそ本物の童子達が見たら怖気づきそうな不気味唐子系オブヂェが目に着いたため、さっそく一枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、中華街からは目と鼻の先の山下公園まで、一行は徒歩で移動しながら撮るここととし、そぞろ歩きすること10分ちょいで山下公園の西というか南の果てに到着、階段を登って、上から埠頭部に設けられた公園メインゾーンにアプローチすることとなったのですが、中華街方面かから入って来ると、一回、公道から階段経由、高台に上がって、また階段を下りて埠頭部に下りていく行程になっているのですが、その園内の階段を見て???、去年のGWに訪問したバルセロナはグエル公園のソツクリさんぢゃまいか!?ということで、それらしく見えそうなアングルで一枚撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、グエル公園の思ひ出にさよならし、前に向き直ってみれば、お!噂に聞く豪華客船、しかもつい最近、重要文化財指定されたというハナシの「氷川丸」の威容が目に入り、実はに肉眼で見たのは生まれて初めてだったので、年甲斐もなく浮き立ったキブンとなり、係留ロープには、臨海部の街、深川~木場エリアでは普段珍しくも何ともなく、そればかりか、マンションのベランダに粗相をしでかすので、お尋ね者扱いのウミネコが行儀よく並んでとまっていたので、唱歌「かもめの水兵さん」なんか歌いながらその雄姿を撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、「氷川丸」をはじめ、山下公園はなかなか見どころがあったのですが、時が経つのは早いもので、逆算すると、ここらでお茶をしないと、会場近辺では茶店、カフェの類いは混み合っていた、これだけの一行が入る店を探すだけでも一苦労だったので、カモメ一業態目に留まったので、そこへ入ろうと道を渡ろうとした刹那、目にも鮮やかな赤いヴァーゲンがやってきたので、ここぞとばかりすれ違いざまに一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、お茶と豪華なイチゴ&プディングのスィーツをアテにテータイムを堪能し、みなとみらい線経由、CP++2019会場に乗り込むこととし、最寄りの駅から乗って移動すること15分強、会場への入場手続きでは目立った混雑もなく、そこはかとなくスムーズに通過することが出来、退館前の集結場所である、「JCII 日本カメラ博物館」ブースにそこの主の方への挨拶も兼ね、いったん寄って、しかるのち、野に放たれた野獣宜しく、会場を徘徊し、コンパニオンの小姐のご尊顔を撮り始めたい一発目のカット。

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六枚目のカットですが、同じくCP+の会場内で、今回は目ぼしい新製品はなさそうな前宣伝は聞いてはいましたが、やはりX-Pro1,X-Pro2、X-E1、XA-2と四台も保有、利用するヘヴィユーザーとしては、メーカー担当者とのダイレクト会話の場はやはり貴重に違いないので、色々と意見を述べ、また今後の動向についても話を聞いたあと、展示カメラ以外はダメよぉ、というブース内の撮影セットの中があまりに魅力的だったので、最寄りの係員の方に今日はカバンに二台入っているから、一枚くらいと撮ってもイイっしょ!?とかおねだりし、えぇ、全く他社機というワケでもないので、目立たないようにやって貰えれば・・・ということで、隅から一枚戴いてみたもの。

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七枚目のカットですが、ここCP+会場では、遠来の客に対するもてなしの精神はとうに廃れてしまったのか、「展示機以外のカメラでの撮影お断り!!」という世知辛いブースやら撮影セットが太宗を占めたのですが、数少ない例外として、カールツァイスの自前ブースでは、かなり洗練された白人小姐のモデルさんを配置し、「展示機以外でもご自由に撮影下さい、但しストロボ、動画はお断り致します」云々と、工房主の撮り方の琴線に触れるような嬉しい告知だったので、各レンズ一回ずつ立ち寄らせて頂いた一回目のもの。

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八枚目のカットですが、会場内では勿論、ニコン、キャノン、ソニー、パナソニック、富士フといった超大手メーカーのみならず、中小規模の用品業者もここぞとばかり趣向を凝らしたブースを設けており、それぞれ、サービス精神で客を呼び込めと言わんばかりにブース前に美人小姐を配置し、カタログを配布がてら、カメヲタ、カメ爺の厚かましい要求にもイヤな顔ひとつせず、微笑んで、しっかり自社製品宣伝のためのパンフなどを掲げて撮影に応じてくれていたので、手っ取り早く、カメヲタの行列の後ろについて一枚撮らせて貰ったもの。

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九枚目のカットですが、ここも用品メーカーのブースで、他のブースに比べると、コンパニオンの小姐のコスチュームには刺激や派手さはありませんでしたが、なかなか清楚で愛敬ある小姐が満面の笑顔で自撮り棒にも簡易三脚にもなるという、気の毒なペッパー君からもいできた華奢な腕みたいなブツを片手に撮影に応じて戴いたので有難く一枚撮らせて貰ったもの。

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十枚目のカットですが、会場内で、数、質ともに某メモリーメディアメーカーのブースは通りがかった時に目だっていて、さっそく声を掛けてみたら、「ステージ上のショータイム時には撮影には応じられませぬ・・・」ということだったので、京都の諺でやないですが、一回りしておくれやす、ということで、二回目に巡回したら、ショータイム終わり、コンパニオンの小姐も手持無沙汰気味だったので、声かけてモデルさんになって貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、この頭でっかちっぽい名前の豆レンズ、Dマウント出身のクセに結構イマーヂュサークル広くて、APS-Cくらいなら余裕でカバーしてしまい、フランヂバックが短かったため、これまで使えなかったのだろうと思って、X-Pro2のEVFで覗きながら撮っていたら、或るブースの前で、小姐に声かけて、ファインダ覗いてびっくら島倉千代子状態で、照明の回り加減が尋常ではななく、あたかも地上にアンドロメダ星雲が降臨したかの如くだったので、さっそくその前に移動して貰い、どっちが主役か判らない状態で一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、このブースも基本的に持ち込みお断りのようなのですが、それは向こう正面での撮影に関するルールだけのようで、脇というか、大通りに面した方角からは係員も居らない上、結構な数のカメヲタ、カメ爺が華の下伸ばして、長い望遠で薄着の小姐を狙っていますが、待てど暮らせど、こっちを向いてはくれません、それでも何とか待ちに待って、横顔が判るくらいの動きがああった瞬間を狙って撮ったもの。

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十三枚目のカットですが、五枚目と同じ自撮り棒系のアクセの宣伝やってた小姐がヒマそうに行き交う人々を目で追って無為に時間を過ごしていたので、機を見計らって、やぁやぁやぁ、またレンズか換えて戻って来てしまいました♪とか普段からすると有り得ない、軽いチャラ男系のノリで話し掛け、またモデルさんになってくれる?とか聞いたら、ハィ喜んで!ということだったので、図らずも、国産のマニアックレンズメーカーの対決となったもの。

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十四枚目のカットですが、こちらも九枚目の時に頭でっかちレンズで撮らせて貰った小姐がたまたまブースの前を通り掛かったら、お茶挽き状態で茫然自失のご様子だったので、またレンズ換えたんで美人に実験台になって貰わないとブログの閲覧数伸びないからね♪とか楽屋オチ系で攻めてみたら、まぁ面白いとかお世辞モードで対応して頂いたもの。

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十五枚目のカットですが、まだ閉館までは時間あったので、中小ブースが並ぶ小路でモデルさん探し半々、面白げなレンズ探し半々で、鵜の目鷹の目で歩いていたら、先方にかのAKB某の渡辺某にぱっと見似てなくもない小姐が精いっぱいの笑顔で行き交う人々にパンフなど渡して、自ブースへの誘因をしていましたが、はかばかしくなさそうなので、見せて貰うよ、その前にキレイなモデルさん、一枚撮らしてね♪と女心をくすぐるセリフで秒殺、即座にモデルさんになって貰ったもの。

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十六枚目のカットですが、先ほど二人いたコンパニオンの小姐のうち一名が馴染みのカメヲタないし、コンパニオンの金魚のフン、もとい追っかけみたいな、如何にも、こういった行事以外、日常的にお年頃の小姐との接点はございません的オーラを全身から発する黒ぶち眼鏡ジャンパー髪もぢゃのオッパーと話し込んでいて撮らせて貰えなかったのですが、今回、通りががったら空いていたので声かけ撮らせて貰ったもの。

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十七枚目のカットですが、今回のベストショットで、先ほど撮らせて貰ったカールツァイスのブースでいちおう、ドイツ語でお礼を述べ、簡単にレンズの説明を述べたら、覚えてくれたのか、定位置かから歩いてきて、目の前で色々なポーズしてくれたので、ご厚意に甘え、必殺の一枚を撮ってみたもの。

今回の感想ですが、うーん、やっぱり、通常のレンズ改造数本分の手間とアイデアをぶち込んだ、コーワのプロミナは良く写る・・・因みにパール光学のブースで解像度を測ったら、4K以上、惜しくも8Kには届かず、というトンデモない高性能ぶりで、古いレンズも侮れないな、と思った次第・・・ということで、影が霞んでしまった新作レンズ紹介はまた来週以降ということで、乞うご期待(汗)
  1. 2019/03/10(日) 18:57:02|
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Destruction of common sence~UW-Nikkor28mmf3.5mod.FX~

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さて、今宵のご紹介は、先々週の予告通り、今年の工房製レンズ第二弾、通説を裏切る驚異の実写結果をご紹介したいと考えます

まずは恒例の簡単なクランケさんというかレンズの氏素性のご紹介から参りたいと思います。
このレンズはかつて、日本光学(現Nikon)がフィルムカメラを作っていた太古の昔、フランスはスピロテクニーク社のカリプソという水中/全天候カメラを自社製レンズを用いたシステムカメラとしてラインアップに加えるべく、1963年から製造を開始したニコノスの広角レンズとして、1965年にと登場し、III型が1975年に発売になった翌年、マルチコート化されたものです。
構成は前面の度の弱い凹レンズ込みの5群6枚のため、これがない状態だと、4群5枚となります。
完全にバラしたワケではないので、正確かどうかは保証致しかねますが、おそらく前群が貼り合わせの凸/凹、絞りを挟んで、凹、凸、凸のように見えました。
これまでは前面の凹レンズのおかげで地上では近距離専用だとか、そもそも結像しないという風説流れ旅状態で、少なくとも5m以内のスナップから無限の街並みまで試写して例は無なかったと記憶しています。
当工房では、これをハウジングから摘出し、新たにXマウント化することで、最短30cm程度からそそれこそ月面まで精細に描写出来るよう再生したものです。
では、さっそく実写結果を見て参りましょう。
カメラは富士X-Pro2、全コマ開放により絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、今回のテストフィールドに選んだ築地で、遅めのランチの後、卸売市場本体が豊洲に越してしまった後も健気に都の台所として営業を続ける築地場外の小路にひとつ、店頭で強力なバーナーなど使って、網の上の貝類を一気に焼き上げて、観光客に提供している店が在ったので、焼き子の兄ちゃんに赤いヂャンパがステキ!とかおだて上げ、店先の様子を撮らせて貰ったもの。

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二枚目のカットですが、ここも狭い路地のような南北の小径に乾物屋、まぐろ小売業者、そして道具屋が林立しており、いつ来ても観光客でごった返しているのですが、その一角で、鋭い眼つきのブルゾンを着たスキンヘッドの店員さんが辺りを睥睨しながら包丁を研いでいるお店があって、いつもが外国人で賑わっているのですが、店頭で品定めしていたドイツ人のご老人のお姿を一枚撮らせて貰ったもの。

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三枚目のカットですが、狭い南北の小径と比較的広い東西の一本目の通りが交差する手前辺りに年がら年中、揚げ物の隣でアイスクリームを商うお店があるのですが、その店頭で、防寒完全武装に等しいいで立ちで、アイスを注文しようとしている、それこそエスキモーアイスの実写版みたいなシチュエーションの極小姐の様子を横から一枚撮らせて貰ったもの。

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四枚目のカットですが、東西を走る、鮮魚店の多い一本目の通りを西方向に歩き出したら、一番近くのお店で、中国人の小集団がどうやら買い出しモードに入っていたらしく、同行のいたいけな童子達は、無情の放置プレー、買い物に血道を上げる大人達に傍らのベィビィカーの守りみたいな役目を押し付けられ、憮然とした表情で店内を見渡す小々姐の後ろ姿を一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、同じく、万国の観光客でごった返す場外市場の東西通路上では、大人達が狭い店内で、真剣勝負を挑む足手まといとばかり、童子道士で路上に放置されているケースが散見されたのですが、そこはそれ童子達もしたたかなもので、親からしっかりスマホンを預かって、いたいけな童子道士で輪になり、日本製アニメなんざを路上で夢中になって眺めるという対抗策に出ていたので、中国童子の和やかながらしたたかな様子を一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、北から数えて一本目の東西通路を西の果てまで行ってしまったので、西側の旧卸売市場に面した公道上のアーケードを通り、もう一本南の東西通路に入ってみると、こちらは、ランチタイムを過ぎていた自分で、物販店は乾物屋くらいしかないので、人通りは閑散としており、逆に手前に人がくれば、画面奥手方面との空間描写の傾向が把握できるので、適当な通行人がやって来るのを待ち受けて一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが二本目の東西通路はあまり撮るものがないので、途中で引き返し、もういちど、西側の公道上のアーケードに戻り、ここでは浜焼きもあれば、卵焼きやら何やら、店頭での実演販売にそこそこ観光客が群がり、そこそこ画が撮れそうだったので、歩いていたら、日本人の美的感覚というか食習慣に照らせば、あまり旨そうには見えない、プラスチックのコップみたいな透明な容器に収められた海鮮丼みたいな食品があったので、至近距離の解像感を見るため、一枚撮らせて貰ったもの。

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八枚目のカットですが、場外市場西側の公道上のアーケードから一番南の東西通路に再び入って、な何か撮るものはないかと物色しながら歩いていたら、南になるほど、店舗密度が減ってくるのか、て店舗兼住宅みたいな建物があちこちに残っており、そのひとつの店先で午後の遅い陽射しを浴びた常緑樹の葉がイイ照り返しを見せていたので、古風な木のガラス戸を背景に至近距離で一枚撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、一番南の東西通路から今度は東側の晴海通りに出て、そこから勝鬨橋経由、月島・佃島方面に撮りながら歩こうと考えましたが、いちおう、もう一回、陽の高さが変わっているので、東西に開けた通りではイイ画が拾えるのでは、と思い、一本北上したところ、いたいけな韓国女子がとある商店の軒先で歓談に打ち興じていたので、その様子を傍らから一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、入り口付近でなかなかイイ雰囲気の街角写真が撮れたのに気を良くして、べ別に時間に制約があるでなし、ヒマで街撮りやってるワケですから、再度、西方向、即ち旧卸売市場方面に歩くと、西側アーケード内の寿司屋だったか海鮮丼屋だったかの店頭に、ワシントン条約レッドリストの常連さん、黒マグロの幼魚の生首がそれこそプレデターの惨劇現場の如く、誇らしげに掲げられていたので、し至近距離のテストに丁度良かったので、渡りに船とばかり、有難く一枚撮らせて貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、同じく西側アーケードの人の集まりそうなところを徘徊して、画を拾おうとしていたら、テリー伊藤氏の実家の同業者の玉子焼屋の店頭が、食べ歩き用の小分けを買い求めようと行列を作る人達で賑わっていいたので、それを嫌な顔ひとつせず、笑顔すら浮かべて捌いていた店員のオッパーの働きぶりを一枚撮らせて貰ったもの。

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十二枚目のカットですが、先ほど通った時は完全に見落としていたのですが、北から二本目の東西通路の西側に近い辺りで、店頭で蒸したて焼売をアテに日本酒の冷酒などを飲ませる、要は路上の角打ちみたいなコンセプトのお店が閉まった商店のシャッター前で商っていて、まさに女寅さんの如く、口上の旨い女将さんみたいなアジュモニの勧めるままに、いたいけな若い観光客が次々と冷酒とアツアツの焼売などを買い求めていたので、横からその様子を一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、その東西通路をまた東方面にゆっくり歩いて、何か面白げなものはないかと物色していたら、居ました居ました、また買い物ジャンキ-の大人達の哀れな犠牲者、いたいけな童子達が、片やベイビィカー上、片や路上で放置プレーを見舞われ、お互いに難儀な親を持ってしまったものだなぁ・・・とか身を乗り出し、幼い弟に語りかけていた中国人姉弟の様子を一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、そのいたいけな姉弟の遺棄現場の少し先、豪快に路上で浜焼きなんかをほ頬張るアジア系小姐二人組が居て、目が合ったので、これも何かの縁かと思い、歩み寄って初めはか韓国語で一枚撮っても宜しいか?と聞いたら、お互いに顔を見合わせて首を傾げ、このヲッチャンな何云うてんのやろ???というカンジで再び食べ始めたので、今度は北京語で話し掛けてみたら、エレベータの扉が開いたらいきなりゾンビに遭遇したかの如く驚かれ、次いで、オケーオケーということで、快諾して貰ったので、一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、築地場外で撮るのもそろそろ飽きてきて、陽が傾き出してきたので、佃島の船溜まりに通達する時間から逆算して歩き出したら、月島の商店街に着く頃には、陽加減もだいぶイイ案配になってきたので、歩行者天国で西側が開けた辺りに立って、無限で夕暮れ間際の商店街の様子を撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、月島での撮影では必須の定点撮影スポットである、レトロ交番でも撮ろうかと思い、交番だけ撮るのも殺風景なので、対角線上の歩道上に立って誰か通りがかるのを待っていたら、撮るなら撮ってみろ、とい云わんばかりの豪胆な親子連れが自転車を推してやって来たので、有難く一枚戴いてみたもの。

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十七枚目のカットですが、月島の滅びゆく?商店街を通り抜け、陽がまだ有るうちに佃地区の船溜まりに着いたは良いのですが、何と護岸工事中のため、掘割の水は全て抜かれ、底の泥が顔を覗かせている状態で写真的にはあまり宜しくなかったので諦め、下町の中華の銘店「麗郷」の店頭に並べられている名物の甕出し紹興酒の甕の並ぶ有様を撮ってみたもの。

今回の感想ですが、そもそも改造出来る自信が有ったからこそ、ニコノス用のレンズを買い求めてみみたのですが、前に何本か改造したことがあるW-Nikkor35mmf2.5とは異なり、前面の凹レンズを外してしまうと、極度にバックフォーカスが短くなって、ライカマウント化は叶わず、やっとXマウントで使えるようになったのですが、いやはや、前評判とは異なり、凄まじくシャープでヌケが良い玉となり、これからも事ある毎に持ち出したいと思いました。

さて次回は、またしても新作続きで、これも今までの常識を覆す、ハラショーなレンズを加工し、横浜からCP+にかけて試写しましたので、結果をご紹介致したいと思います、乞うご期待!!
  1. 2019/03/03(日) 20:46:03|
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charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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