深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Un lungo Nero Lance ~ Summicron90mmf2 ~

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【撮影データ】カメラ:R-D1s ISO400絞り優先AE 露出補整+1/3 全コマ開放
さぁ、また充実の週末が過ぎ、明朝は月曜日、週の始まりとなってしまい日曜の晩がやって参りました。
家族でファミレスに行くもよし、遠距恋愛の恋人を駅まで見送りに行くもよし、当然、工房主人は、週間業務スケジュールに従って、サイトの更新をしなければなりません。

今宵のご紹介は、工房主人が属する秘密結社「ノンライツRF友の会」とその系列団体「新宿西口写真修錬会」のだいたい月イチくらい何かしらイベントを行っているうちの、昨日の修錬会、即ち一般的な言い方をすれば撮影会+歓談会での使用機材から、今週、来週とご紹介致します。

今回の撮影地域は、新型インフル騒ぎで人出の少なくなってしまった、下町の観光地を励ます意味もあり、葛飾柴又~浅草としました。

朝の11時に柴又駅に集合し、参道経由、帝釈天界隈を撮ってから、知る人ぞ知る手打ち蕎麦の名店、「日曜庵」にて極上のお蕎麦を戴き、またお茶の時間まで撮ってから浅草に転戦するという目論見だったのですが、まず、駅に着いてびっくり、何と寅さんのコスチュームの初老のおぢさんがたが数名、駅前広場にたむろしているのです。

何かと思い、耳を清ませてやりとりを聞いてみれば、要は観光客の便宜のため、地元の有志(早いハナシ、恰幅が良くて、自分で寅さんに似ていると思う人???)がコスプレなんかやっちゃって、無料ガイド役を買って出ているということなのです。

どうやら、ここ葛飾柴又では唯一の観光資源である"フーテンの寅さん"があたかも隣国の誰かさんの如く、より庶民的、かつ土俗的な形式には換骨堕胎されながらも、個人崇拝、偶像崇拝の対象となっているらしく、どこへ行っても"寅さん"、"寅さん"・・・しまいには、堅固な核シェルターまがいの構えを持った「寅さん記念館」などという個人崇拝施設?まで登場します。

仲間内では、きっと"寅さん"という概念は地域のアイデンティテイそのものであり、天災、戦乱に見舞われようと、その概念さえ生き残れば、いかなる状況であろうと、この地域は復興出来る・・・というようなまさに"寅さん"崇拝自体が地区版「国体護持」みたいになってんぢゃね???なんて妄想も出たくらいですから・・・

さて冗談はさておき、一行は駅前の寅さん銅像を思い思いにパチリとやって、ついでに広場にたむろする無辜の民なども、一緒に撮ってしまったりします。

そして、神明会とかいう参道商店街、要は浅草の仲見世から屋根をもぎとり、深大寺の土産物屋ストリートとDNAレベルで融合しましたってなカンジのローカル感たっぷりの石畳の通りを思い思いスナップしながら、帝釈天、正しくは題経寺を目指して歩きます。

お団子売る店にロードレーサーの自転車で乗りつけ、跨ったまま団子を頬張る格好の被写体が居たり、この少子化のご時世、珍しくも3人の子連れの親子が、土産物屋で自発的さくらやってたり、その一方、せんべいを屋内で炭火で焼いてるお店があったりと、商店街の営みは相変わらずですが、何がいつもと大きく違うかって言えば、人間の絶対数が少ない・・・前回、ロケハンに一人で訪れた時の5分の1強くらいしか居ません・・・何せ、帰り道に90mmの望遠で店先のスナップ出来たくらい通りが閑散としてましたから・・・普通は50mmでもキツイくらいです。

お寺に着いてみると、何故かこちらではそれほど閑散感はなく、参道に較べれば、人口の集密感があります。

しかし、ここでも、寅さんの劣化コピー的?ボランティアガイドのおぢさま各位が観光客に何かを語りかけるでなく、荷物を拡げ唐突に香具師の威勢のいい口上でも述べて、観光客に注意を喚起するでもなく、ただひたすら、同僚のボランティアガイドの法被爺サマと歓談にうち興じています。

そんな牧歌的な演出もローカルの流儀と楽しむこととし、せっかくなので、一同は大枚400円も払って、題経寺の庭園を見に、中へ上げて貰います。

熱心に写真を撮るでなし、庭園の幽玄を楽しむでなし、無料の湯茶マシーンを発見したら、もう休憩タイムとしゃれ込むは、池のふちを通れば、えっ、カメはミドリガメの巨大化したヤツぢゃん、きも~ぃとか、こんなにばくばく口開けてやってくる鯉どもに正露丸でもやったらどうなるか?とか、ひたす行動も話題も世俗の塵あくたから離れることはなく、本来は貴重な筈の本堂周りの木彫り彫刻群も、な~んか埃っぽ~い、エアダスターとか買えばイイのにね♪とかカメラの手入れみたいなハナシに持ってって、本来の説話的なものには一切関心を示さず・・・これが我々のスタイルなのでした。

そして、散々悪態をついて、そろそろおなかも空いた頃、お寺のほど近くにある「日曜庵」さんにお邪魔し、5人で最低2枚ずつは手打ち蕎麦を戴き、またコーンポタージュ並みにこってりまったりした蕎麦湯なぞを戴き、満腹してお店を跡にします。
ここのお店、ご主人が元CM関連の動画キャメラマンの方ということで、工房おなじみのArriレンズも懐かしいとおっしゃっておられました。

大満足の昼食後、一同は矢切の渡しの見物に向かい、そこでサイケな公衆便所に胸躍らせたり、キッチュな看板を発見し、童心に帰ったり、またはいたいけな野球少年に考えられ得る限りの罵詈雑言を浴びせ、社会に出る前から、世の中の厳しさ、理不尽さを体得させようとする優れた少年野球指導者に巡り会ったりと結構スリリングでした。

帰路は例の「寅さん記念館」の位置確認と斥候のみに留め、早々に退散し、無料で庭園の一部は見られる、お隣の山本亭に向かいました。

ここで早速、今まで付けていた50mmを早々に見限り、2~3日前に買った90mmのズミクロンf2をR-D1に付け替え、池の中に咲く、蓮状の花などを撮影してみたりします。(一枚目)

ホントの試写でしたが、こうして見てみれば、開放から結構シャープで立体感もよく掴んでいます。
個人的にはもっとカリカリで緑なんか、プラスチックみたいに鮮やかに写るのを期待していたんですが、ちょい柔らかめでした。

そして、一同はもう既にオヤツタイムへ頭はシフトし始めてきたので、また通り道の題経寺で少々撮ってから、参道経由、お茶に向かいます。

お茶は、有名な「高木屋」にてお座敷に上がり込み、協調性に富んだ一行はチャレンジングな1名を除き、全員、名代の葛餅なんか戴き、まったりとお茶を楽しみます。

それから、もう心は浅草へと飛んでいますので、早々に参道を後にし、駅に向かいます。

と、そこで参道を横切る、いつもなら鬱陶しい筈の柴又街道の赤信号が思わぬプレゼント・・・

黒装束の美少女が母親と一緒に色んなポーズをつけて、信号を待っているのです。
一同はどよめきます。

本人は気付かぬまま、後ろからシャッターの放列・・・しかし、工房主は辛抱強く或る瞬間を待ち続け、そこで渾身の一枚を切りました(二枚目)

そう、大型車が通り過ぎて行った後のスリップストリームで美少女の髪が巻き上げられたのです。
その瞬間を捉えました。
ファインダに90mmのフレームが出ないため、ちょっと上下の比率は悪いですが、結構、気に入ったカットになりました。
しかし、移動の電車の中でモニタ見て思ったのが、あぁ、M8ぢゃなくて良かった・・・M8だったら、イモ娘になっちゃったもんな・・・てことでした。

駅から電車に乗る前、光線状態がちょうど良くなったので、寅さんに別れを告げるべく、駅看板をバックに一枚パチリ・・・これもフレームなしなので結構厳しい構図でしたが、まぁ何とか及第点かなと自分では思いました。
ズミクロンとは名乗っていますが、90mmともなると、50mmの解像力番長よりはボケが大人しくまだ十分に見られますね。

電車に揺られて浅草に着き、待乳山の聖天様までの裏通り、仲見世などを撮り歩き、なじみの某カメラ修理業者さんで油売ってから、酒盛りしよう~ぜ♪ってことで、そこに向かう途中、やはり気になったのは、土曜日はあの下町イチ、だんとつ一位と思う、「沢尻メイサ」嬢のことでした。

油売ってて、日が暮れたら、カノジョは疲労困憊、家路に就いてしまう・・・しかも今回、実物を見るのは初めてのメンバーが大半だ・・・ってことで、一同ぞろぞろ、「きび団子屋」さんの前に大集結、結構、その日のうちでは真剣な表情で美少女の表情を逃さず観察し、シャッターを切っていったのでありました。

いつもは50mm以下で接近戦を挑んでいますが、今回は90mmということで、かなり、カメラを意識しない表情が撮れたのではないかと勝手に思いました。

彼女の右肩方向からは自然光、そして上部からは蛍光灯、左からは白熱灯色の光る屋内プラ看板というかなりキビシイ光線状態ですが、ズミクロンは遠方からでも的確に捉えてくれたのでした。

テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真

  1. 2009/05/24(日) 23:26:19|
  2. 深川秘宝館
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:14
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コメント

お疲れ様です。

最後の写真、いいですね♪
なんか盗撮みたいで・・・・・・・笑

と、冗談はさておき

個人的には、3枚目の写真が好きです。
下に人物が居ないほうがすっきりするとは思いますが
これはこれで、ありかなと思ったりもします。


黒装束の美少女は
ちょっと?気になりますね~~~笑
  1. 2009/05/25(月) 11:02:45 |
  2. URL |
  3. やまがた #-
  4. [ 編集]

やまがたさん
早速のコメント有難うございます。
確かに、今回の90mm、R-D1s換算で138mmでの撮影は、いつものかぶりつきでばしゃばしゃ撮るのに較べ、本人に撮られてる感がないので、まぁ、"盗撮"と言えなくもないですが・・・(汗)
しかし、こういう観光客相手でレトロなコスチュームの店員さんはデズニーで言えばキャストみたいなもの、見られてナンボ、写真撮って宣伝して貰ってナンボってものでしょう(笑)

3枚目は本文にも書いた通り、フレーム無しでの90mm撮影ですから、もしかして、この地縛霊みたいな人物の写りこみはなものと思っていたんですが、しっかり入ってました(笑)

この黒ずくめの美少女ね・・・全員が数枚ずつ撮ってますから、これだけで、ミニ写真展が出来るでしょうよ。

次回上京の際に前面からの愛くるしい写真をプレゼントしましょうか???
  1. 2009/05/25(月) 13:44:22 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

こんばんは。
楽しい集まりでしたね。どうもお疲れ様でした。

フレームがないうえに、パララックスがほんとに補正されているのか怪しげなR-D1で90mmは、かなり苦しかったとお察しいたします。
かさつく感じのボケがよく出るレンズと思っていましたが、好い感じの二線ボケがきれいですね。
ただ、見た目の深度が非常に深く、シャープでも甘くもない中庸の描写という感じは否めません。
使いやすい業務用レンズというイメージがあります。
特徴とかクセとか、なかなか見出せないのです。

それでも charley944 さんが撮ると士ね・レンズのうな緊張感が加味されているように見えてきます。
つい最近、レンジファインダーで50mmより長いのはレンズにあらずとか、そんなことを聞いたのは幻聴だったでしょうか
  1. 2009/05/25(月) 22:27:34 |
  2. URL |
  3. 中将姫光学 #sKWz4NQw
  4. [ 編集]

中将姫光学さん
先日はお疲れさまでした。
また、コメント有難うございます。

う~ん、確かに大口径中望遠の開放の画というと、もっと荒れた画質とか、そこまで行かなくともボケがもっと大胆なデフォルメとなるとか、標準域のレンズとは異なった個性を期待してしまいがちですが、このレンズに限って言えば、描写は至ってノーマル、ただ単に倍率が高いだけで、構図を工夫したら、ズミクロンの50mmですよ、といっても通用してしまうかも知れません、しかもずいぶんとボケの行儀がイイ・・・

これは好みなので仕方有りませんね、とにかく、見たままを忠実にクリア且つシャープに画面の隅々まで写しだすレンズが好きなのです。

なので、たぶん、OH後の部屋での試写で、ちょっとでも合焦部のキレが甘かったり、ハイライトでフレアでも出ようものなら、叩き売っていて、撮影会のお供には登場しなかったでしょう(笑)

>レンジファインダーで50mmより長いのはレンズに
>あらずとか、

言った記憶はありますが、その前後の文脈は、「Cさんは75mmとかは改造しないのでしたっけ」という質問に対してであり、それは物理的に50mmより長いヘリコイドの調達も、距離計連動メカも広角とは比べ物にならないくらい面倒なので、やりたいとは思わないし、何よりもR-D1sのブライトフレームが50mmまでしかないからでした(笑)

それよりも何よりも、日頃の撮影スタイルイで望遠なんか使うことなかったです、街撮りでは。
しかし、この新型インフル騒ぎで街の人出が減っちゃったんで、使ってみようという気になったまでです、買ったものなら苦労知らずですし(爆)
  1. 2009/05/25(月) 22:58:51 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

毎週の定期便、ご苦労様です。
実は私もこのタイプでヘリコイドの段なしが、一気に三本とも3万台に値落ちしてたので、1本いきました。
現行アポ前のタイプのピントが良く分からないものだったので、この時代ならと、安いにもかかわらずその重量に期待しました。

ライカのレンズは被写体を的確に判別できるまさに「実務者向き」に重点があるようなので、かつてはアウト・フォーカス部なんかどうでも良かったような気がしましたが、カナダ時代の後半あたりから荒々しさが減ってきたような気がします。(M4-2時代のf1レンズを除いてかな?)
でも、ヘリコイドの良さに特筆される即写性能ならではということで、ついまた購入してしまいます。

描写ですか・・・。メーカーポリシーと時代の要求の相克があるから、金額に妥協しますよ・・・、私は・・・。(テレ・エルマリートの初期型とか・・・狙いがある人に譲ります)

今回の撮影では、「髪を散乱させる女の子」に一票入れます。乱暴ですが動きがあって、なかなか狙えませんからね。




  1. 2009/05/25(月) 23:06:37 |
  2. URL |
  3. Treizieme Ordor #-
  4. [ 編集]

Treizieme Ordorさん
有難うございます。
な~んだ、貴兄も一本、逝っちゃいったんですね(笑)
こんな立派な風体のレンズ、しかもSummicronなんてシビレル刻印が彫ってあったら、写ろうが写るまいが、まず手を出しちゃいますよね、そして思い通りに写ればよし、だめならまた授業料と思い、委託にでも出しちゃえばイイハナシなんですから(笑)

ホントはもっとスマートで小型化されたタイプの90mmf2が欲しかったんですが、何せ、お値段がお値段でしたし・・・余談ながら、この翌週にも、部品取り用に買った3本とも息を吹き返しちゃって、移植専門病院はパニック状態ってなカンジでもありますが。
要は新宿が今熱いってことです。

実は、黒装束の小姐の暴れ髪の毛カットですが、お手本があって、朝の連続テレビ小説で、主人公の小姐が川越ぢゅうを徘徊して回るスナップとポートレートの合いの子みたいなヘンは作風の写真が主題歌とともにスライドショー的に画面に出てくるんですが、その中で、ふいに或るカットで髪の毛が風に巻かれるのが有って、そいつみたいなのを是非一枚欲しいなぁと虎視眈々と狙いながら機会を覗っていたのです。
  1. 2009/05/25(月) 23:38:13 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

僕も寅さんのポートレートが好きです。
寅さんの立体感や顔の暗部もきれいに描写され、柴又駅の看板を説明し過ぎずボカシているところが良いですね~。

ところで、charley944さんは部品取り用にレンズを購入するんですね...。
ネットで古いライカレンズのヘリコイドがくっついたレンズを見ると、どうやって辻褄を合わせているのかと思い廻らせて楽しんでるんです...
改造って上手くいった時は気持いいでしょうね!
自分には無理と分っていても、興味は尽きません...
  1. 2009/05/26(火) 00:26:24 |
  2. URL |
  3. andoodesign #WSWGH/LU
  4. [ 編集]

andoodesign さん
有難うございます。

今回の試写は全てR-D1sでやっており、或る程度、撮影結果、勿論ボケも含めて確認しながらの撮影行動だったので、あまり新鮮なオドロキ!みたいなものはなかったですが、それでも、家に帰ってPCのモニタで見たら、かなり雰囲気があり、この寅さん像の描写がSummicron90mmの描写を良く表わしていると思いアップした次第です。

部品取り用も含め、要修理の安物レンズも結構好きです。
今回のSummicron90mmf2も要OHってことだったので、中古相場の半額程度で手に入れ、工房で全分解、OHしたものですから・・・

しかし、引伸レンズやシネレンズのように元々35mmカメラに装着し、撮影することを考えて作られていないレンズをあれこれ工夫して距離計連動をでっちあげ、撮影するってホント楽しいですよ。

売っていないものを自分で作る・・・まさにこのDIY精神が趣味の王道ぢゃないかと自分では思っています。
  1. 2009/05/26(火) 12:51:01 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

このレンズの描写と中将姫さんのクセノン見比べていたら、ライカってこの90mmあたりでも(レンズ構成を見比べたわけでもありませんが)色合いだとか、かなり濃厚にシュナイダーの血が混ざっているような気がしました。
 ホロゴンから受けた影響はあまりみうけま(?)せんが、日本とはちがうレンズ業界異種混交のなか、ライカ社の個性といったらバルナック・タイプやMタイプなどカメラ側の存在が強いので、カメラユーザーのレンズへのリクエストも大きいのではないかという気がしました。

 ゾナーでたもとを分けたから、ツァイス影響は少ないものの、そういえば28f2,8エルマリート三代目はビオゴンの影響があると、アサカメ・レンズテストには書いてありました。
  1. 2009/05/26(火) 23:44:39 |
  2. URL |
  3. Treizieme Ordor #-
  4. [ 編集]

うーん、やっぱり

開放からシャープだったといってましたが、見るとちょっと甘い様に見えます。
一絞り、二絞り絞ると俄然シャープになりますが、ズミクロンて、もともとその様に設計されてるでしょうから、それはそれで由ですね。

このレンズは、やっぱり重いのがね、持ち出すときの足かせです。

私は最近は、ヘッドを外してビゾのアダプタをつけて一眼レフで使ってます。そのほうが重さのバランスがとれるようです。
  1. 2009/05/27(水) 10:06:41 |
  2. URL |
  3. netdandy #B7IDXB7Q
  4. [ 編集]

Treizieme Ordor さん
有難うございます。
う~ん、確かにライツの自前設計と言われているレンズには過去から連綿とシュナイダーの影が・・・
でもまぁ、今回の試写はR-D1sですからねぇ・・・
きちんとしたフィルムでの試写が求められるばかりです。

>28f2,8エルマリート三代目はビオゴンの影響が
>あると、アサカメ・レンズテストには書いてありました。

ホントですかぁ・・・少なくともこの二つはエルマリートはレトロフォキュ、ビオゴンは対称系なので、設計タイプが別だと思いますが・・・ただ、前から3群目だかにぶ厚い弱めの凸レンズを位置する構造は似ていなくもないですが、むしろ、今の良く出来た28mmのRF用レンズはこの3代目エルマリートの流れを汲んでいると思います。

そういった意味では、最新型のコシナ製のビオゴン25mmも28mmもビオゴンとは言いながら、後ろが出ないような設計になっていますし、中央のぶ厚い凸レンズを配置したレイアウトが似ていますね。
  1. 2009/05/28(木) 12:50:04 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

記事は『朝日ソノラマ・刊』なのであまり見かける本ではありません。
記事には(no,2977861),『・・・凸レンズ群を前後からメニスカス凹レンズがはさんでいる6群8枚の構成である。』と、文頭ではもろ『ビオゴンタイプの広角レンズ』とうたっています。距離計コンタックス35mmf2,8の特徴ある大きな後ダマと言う気もします。レンズ構成タイプ別は、主観が大きいとキングスレークも言っていましたが、とうなのでしょうか・・・。
 90ミリからずれてしまいましたが。90ミリは接写用に改造した作例を多く見掛けましたが(殆どそれと言っていいような具合に)、近接性能が良いのでしょうか、開放からキリキリしたシャープさが在ったように思いました。標準撮影では背景像もなだらかなので、言われてみれば際立った描写といったような気もしませんが、モノクロならフイルターで調節するところかもしれません。「だんご屋のむすめ」の色合いが豊富なので、(構成はちがうものの、現代のプラナーのように)色設計に偏っているレンズかなとも推測しました。
  1. 2009/05/28(木) 22:32:38 |
  2. URL |
  3. Treizieme Ordor #-
  4. [ 編集]

netdandyさん
有難うございます。
う~ん、R-D1sで撮ってのこの解像感でまだシャープではないと・・・多少前宣伝が過大気味だったにせよ、評価が厳し過ぎる(笑)

確かに2枚目とか、4枚目は若干ピンが甘めですが、90mmでの開放でのスナップなんて、こんなもんぢゃないですか???
寧ろ、一枚目なんか、据え物斬りだっただけあって、最短撮影に近いレンジでも凄くシャープで、質感も素晴らしく映し出していると思いますが・・・

まぁ、シャープネスキラーのR-D1sでのしかも速写での作例で議論しても始まらないですから、フィルムでM3あたり使ったものと、キャノンN-FD85mmf1.2との比較でシャープか否かは語るべきではないかと思います。

一眼で使うなら、Rマウントの同レンズはそこそこキレイなのが2万円台から有りますから、アダプタかましてEOSの1ケタシリーズで使うのが理想的かも・・・ボディが死ぬほど重いですから、レンズの重量なんか誤差範囲です(笑)
  1. 2009/05/28(木) 22:49:00 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

Treizieme Ordor さん
再び有難うございます。
帰ってきて、エイ出版社の「ライカレンズのすべて」でエルマリート28mmf2.8三代目の構成を見て、ビオゴンも見て較べましたが、明らかに中央部のぶ厚い凸玉(コンデンサーレンズ)の配置も枚数も違います。
この著者は、エルマリートの前モデルのスーパーアングロンが最後のモデルまでビオゴンの派生型だったという事実と、完全な別思想のもと設計されたエルマリートとを取り違えていると思います。

確かにキングズレークの言い分にも一理あって、、エルノスタータイプの玉が平気でゾナーを名乗っていたり、どう考えてもエレメントのパワー配分や後ろ玉の構造がレトロフォキュの要素が強いのに対称系のビオゴンを頑なに名乗ってみたり・・・

ご慧眼の通り、今回の撮りかたの問題も有るかもしれませんが、小生も近距離の被写体の方がシャープネス高いように感じました。
  1. 2009/05/28(木) 23:06:21 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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