深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Coraggio Giappone!~佐原ツアー'11前編~

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【撮影データ】カメラ:Leica M8 絞り優先AE、露出+1/3、レンズ:Baltar35mmf2.5modM、全コマ開放
さて、今般、行楽の秋も過ぎ去ろうとしておりますが、愛読者各位におかれましては、いかがお過ごしでしたでしょうか。

工房主は、「さて来週は秘宝館からのご紹介です」、とか調子の良いことを言いながら、その時点では楽しみにしていた佐原ツアーを完璧に忘れていて、いい加減な予告をしている有様・・・

そうです、土、日とお酒も呑まず、寸暇を惜しんで撮り続ける、という某軍曹のブートキャンプもかくやあらん、とばかりのチャーリーズブートキャンプこと佐原ツアー'11からのご紹介となったのです。

今週、来週と、2週にわたり、佐原への観光後押しの意味も込め、渾身のレポートを行います。

ということで、まず一枚目。

今回のツアーは夜までゲストのI運営委員殿が来られないし、同行予定のH氏は、撮るものの趣味が全く別なので、日暮れまでは別行動、実質1人旅に近い行動予定だったので、12時過ぎに佐原に着く電車で街に入りました。

当初の行動目論見では、「ロティスリー吉庭」の極上地産地消バイキングを堪能してから、午後、ゆったりまったりしながら撮りゃイイんぢゃね♪とか軽い気持ちで居たのですが、ダメでした・・・駅を降りて、観光案内所の前まで来たら、祭り装束のやんちゃ盛りのいたいけな小々姐2名がウキウキはしゃいでいるではないですか?

これは、長年の勘というか、第六感で、「写真撮られたいのよオーラ」が全身に漲っています。全然カメラを向けずに通り過ぎる、その他アマチュアカメラマン諸兄、諸姉の眼は節穴なのでしょうか???

早速、「うん、なかなか決まっているぢゃないか、君達。よし、江戸表から着いたばかりのおぢさんが君達の晴れ姿を一枚撮って、ブログとやらで全国に発信して上げようぢゃまいか?」とか、上から目線で話しかけたら、「本日、一枚目げっと!」とか2ちゃんねるのナンバーゲッターみたいなこと言いながらも、言う通り、モデルさんになってくれました。

実は、かなりの逆光で、画像処理ソフトでトーンカーブはちょっといじってありますが、それでも、この小々姐2名の切れるが如き輪郭で、背景から浮かび上がるが如きシャープネスは満足いく描写でしたし、一番めの声掛けが予想以上に上手く行って、幸先良いスタートになったワケです。

そして二枚目。
未来のミスあやめ?お二方に鄭重にお礼を述べ、その場を後にし、祭り濃度の高い方向へとカメラ2台さげ、目をぎらつかせたおっさんは歩いて行きました。

ほどなく「ロティスリー吉庭」にて極めてコスパフォ、および絶対的満足度も高いランチを戴き、かなり気分良く、午後の撮影に入りました。

暫く、歩きながら目に付くものを反射的に撮っていたら、いつもの小野川沿いの風致地区の散歩道に繋がる路地から、人生の艱難辛苦の一覧目録でも見せられたかの如き渋い表情で歩いてくる、年端もいかないいたいけな童子が目に留まりました。

そこで、カメラを構え、咄嗟にフォーカス合わせ、シャッター切ったのがこのカット。

露出的にはかなり難しい条件であるにも関わらず、M8のスポット測光に近い露出計は、かなりイイ線で当てて来ていますし、さすがシネレンズ、かなり高いバランスでコントラストと階調再現性を両立させ、ナチュラルな前ボケも相俟って、人間の眼で見たままの臨場感を再現しています。

それから三枚目。
小野川のほとりを自由自在に歩き周り、定番撮影スポットである、与倉屋の大土蔵でも見に行こうと、深川に縁有る偉人でもある伊能忠敬生家方面に歩いていたら、またしても、いかにも「撮影のお声掛け上等」という気前の良さげなオーラを全身から漲らせている小姐2名が眼に留まりました。

しかも、向かって左の小姐は去年の秋祭りでの撮影で、集合写真みたいな撮り方した時、一名だけ、こっちに目線くれた小姐です。

「スンマセンけど、そこの提灯挟んで2人並んで写真撮らしてくんない??」とか声掛けてみたら、「えーどうしよっか?」とか言いながら、満更でもない様子。

そこでもう一押し「このカリスマブロガーの手によって、佐原にも美人さんが居るんだ、という事実とがんばれニッポンのメッセージを強く発信するのだよ!!」とかイイ加減なことを言ったらバカ受け、あえなく撃沈して小生の指示通り、おとなしくモデルさんになってくれてという次第です。

さすがシネレンズ、年頃の小姐各位の肌理細やかな肌や、祭り半纏の洗い込まれた風合いなど、余すことなく捉えています。

続いて四枚目。
小姐2名に撮影協力のお礼と精一杯のお世辞を述べ、すたすたとその場を後にして、次なる獲物を探しました。
すると、人だかりする山車の中段に眼を凝らしてみると・・・んんん???

そう、女性のお囃子が乗っているではないですか?しかも、それぞれ両側に1名と2名。

早速、人ごみを掻き分け、山車の至近距離に取り付きます。

小野川沿いの伊能忠敬記念館近傍の路地で停泊しながらお囃子を奏でているので、撮影ポジションさえ確保してしまえば、後は、相手の表情と陽の当り加減を睨みながら、シャッター推す瞬間を待ち受けるだけです。

雲が切れ、演者の横顔に陽が当った瞬間、女性演者は心持ち、顔をこちらに向けた気がしました。

そこで反射的にシャッター切ったのがこのカット。

まだ表情が固く、撮影者の方に目線を走らせるほど余裕もないのでしょうけれど、この一生懸命演奏しているという雰囲気のあるカットにはなったのではないでしょうか。

まだまだの五枚目。

地区の責任者の方に一言お礼を述べて、路地を後にし、また与倉屋の方向に歩いていると、あろうことか、子供達がニコニコ笑って手を振ってきます。

何事かと思い近寄ってみると、「まずは写真、写真、一枚撮ってってよ」とか嬉しくも意図不明の営業。

ぢゃ有り難く一枚戴きますよ、とか言いながらシャッター切って、お礼を述べたら、ここでもまた「本日4枚目ゲットぉ!」とか賞金稼ぎみたいなことを口々に叫んでいます。要は学校などで、何回撮られたかでスコアを競うゲームみたいなことをやっているのでしょう。

なかなか素晴らしいことです。全国でも見習って欲しいものです。

子供達の愛くるしい表情は勿論のこと、午後の傾き始めた陽を浴び、黄金色に照り返すさらさらの髪の毛一歩一本まで精緻に描写していますが、背景は線が残ってざわざわしたボケになってしまったようです。

最後の六枚目。
小々姐3名組にお礼を述べ、「頑張ってね、未来のミスあやめのお嬢さん達!」とか精一杯のおべっかを使い、その場を後にし、目的の大土蔵を外から眺め、震災の傷跡もかなり癒えてきたことを目の当たりにし満足して、また元来た道を引き返し、夕暮れの小野川沿いでも撮ろうと、また川伝いの道を歩きながら、適当にシャッター切っていきました。

そして、いつもの鮎とか海老を炭火で塩焼きにして店頭で食べさせているお店まで来たら、夕陽を浴びた真っ赤な祭り半纏の小児の鋭い目線に射すくめられました。

そこで、店のカウンター越しにお母さんに「あの、一枚撮らせて貰ってイイですか?」とか声かけたら、こっちを睨んでいた小児はウソのようにお母さんかまって!とかいうカンジでテーブル越しに手を振り上げ、体を揺すったりして、全然、写真を撮られる心構えが出来ていません。

小生の困った表情を鋭く察したお母さんが、おでこをパシっ!と軽く叩いて、「ほら、写真撮ってくれるって言ってるんだから、向こうちゃんと向きなさい!」と"鶴の一声"。

次の瞬間、その小児は、さきほどの刹那にも増して鋭い目線でカメラを睨みつけ、その気迫に感じ入って、シャッター切ったのがこの一枚です。

う~ん、背景がもっとすっきりしていれば「電気のふるさと」フォトコンででも入賞を狙える出来だと思ったのに!!てな上がりになったわけです。

さて、来週は佐原秋の大祭撮影ツアー後編をお送り致します。乞う御期待。

テーマ:旅の写真 - ジャンル:写真

  1. 2011/10/10(月) 21:00:00|
  2. 旅写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10
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コメント

今回は全て迫力ある写真じゃないですか。

特に気に入ったのは縦構図の写真。

路地に子供が一人と言う情景は、こういう祭りに付き物ですし、神輿の写真は迫力満点。

さすがですわ。

こちらが横浜路地裏探訪記を楽しんでいる間に、勝手連的な佐原観光大使になっているCharley944さんに脱帽であります。
  1. 2011/10/10(月) 21:38:13 |
  2. URL |
  3. 出戻りフォトグラファー #aYDccP8M
  4. [ 編集]

子供を育む地域なんて考えてしまいますが、どのような教育があっても「地域」という生き方には背けないと思うに至り、佐原という場所は大いに地域という強度もあり参考になる場所です。

名産が大量生産のように画一的になってきたり、名勝が世界遺産だとか囲われて立ち入り憚る絵葉書の如くそっけなくなってきて、地方は過疎と観光誘致に揺れ動いています。

普段家に閉じこもった子供たちも、そんな世知辛い大人の世界に関せず、思い思いにお祭りには集まってきます。
集まった先の取り巻く環境に、佐原という場所はとりわけ興味深い風物が多くあります。

お祭りがはけた後の当地の雰囲気を、帰郷へ急ぐ駅までの夕景の中に思い浮かべました。

閉ざされた商店やつぶれ掛けた店先に混じって、堂々とした郷土の古くからの歴史を有する風物に接したりはたまた廃屋空き地の花畑が豊かに街の後背地として支えている事を感じて、自宅へ帰った後の子供達の団欒を思い描く事が出来ます。


そういった風物がなくとも子供は育つでしょうけれども、今回は特に人物を取り巻く背景に関心を寄せてしまいました。(そんなときは、多くにピントを結ぶ広角レンズがよいのでしょうか?それとも、背景を背景とするボケを生かす事でしょうか。)


興味深い多くの写真から、そんな文章だったり表情だったりがたくさんあって楽しいです。

  1. 2011/10/11(火) 02:04:46 |
  2. URL |
  3. quatorzieme ordre #-
  4. [ 編集]

2日間に渡る
写真苦行、お疲れ様でした・・・・(^_^;)

お遍路さんじゃないですが゜
同行二人・・・とか言いますが
某氏(物体Xでは、気苦労が増えるばかりで
苦労をお察しします・・・・(^_^;)

写真のほうですが
1枚目は、後のカメラマンがシュールで
可愛い子の記念写真とは別物となっており
いい感じですよ~~~

3j枚目の写真ですが
女の子を二人で写真を撮ると
どうしても、片方が微妙な表情になりますよね~~~
私も、よく頼んで撮らせてもらうとき
女の子も分かっているの
かわいい子のおまけなんだろうと思ってしまって
表情が、いまいちになってしまうんですよ~~~

4j枚目の写真ですが
14さん風に書くと
もうちょっと、右側を多くとったほうが良かったと思いました。
距離計とかだと、どうしてもピントが主に成ってしまって
被写体が中心に来てしまうんですよね・・・(^_^;)

ちなみに
個人的には
5枚目が好きです・・・・笑
  1. 2011/10/11(火) 20:28:38 |
  2. URL |
  3. やまがた #-
  4. [ 編集]

Re:今回は全て迫力ある写真じゃないですか。

出戻りフォトグラファーさん
有難うございます。

今回の恒例ツアー、実は3月の震災直後、もはや今年は・・・と思った時期も有ったのです。

それは、確か、自粛ムードで夏の大祭も、秋の大祭も見送り、という方向で検討といった話しがネットでも流れ、時節柄、地域の人々がそれを良し、とするなら、よそ者は口を挟む筋合いはない、と半ば諦めていたのですが、それでも、結局は街を挙げて復興に取り組み、そのありのままの姿を見て貰う事で、是非、観光客にも応援して欲しい、という考えが纏まり、急遽、夏、秋とも開催されることとなり、ホッと胸を撫で下ろしたのです。

しかし、次なる艱難辛苦が待ち受けていまして、それは、まさに「怪しいお祭りセシウムさん」で風評により観光客の出足が鈍るという予想でした。

実際、今回の秋の大祭も3年に一度の年番交替の本祭で、例年を上回る人出が有ってしかりだったのでしたが、土・日を通じやはり6割程度の来客だったようでした。

それでも、街の人達は笑顔で祭りを楽しみ、子供達はよその町会の山車の近くを通る時にも、囃子に体が自然に反応してしまうのか、軽やかに踊りながら通り過ぎて行ったのが印象的でしたし、また見ず知らずの子供達にすれ違う度に挨拶され、本当に「江戸の心意気」が生き残っている街だなぁと感心したので、これからも力の続く限り応援し続けたい、と改めて思った次第です。
  1. 2011/10/11(火) 22:40:42 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

quatorzieme ordre さん
お疲れさまでした。
またコメント有難うございます。

今回は、観光客の出足が鈍ったこともあり、本当に地元の人達中心のお祭りにお呼ばれして行った、という風情で楽しめたのではないでしょうか。

確かにすれ違う度に人懐こく挨拶する子供達、まず自分達で楽しまなくちゃ♪という和気藹々の雰囲気満載の山車巡航等々から、東京では戦災の業火で焼き尽くされ、更には高度成長期にトイレの水洗化と機を同じうして何処かへと流れ去った、地縁社会というものの"ぬくもり"まで感じることが出来、何故かとても懐かしく、羨ましい2日だったと思います。

まだまだ通って、この"偉大なる田舎"で脈々と生き続ける古き佳き日本の心をPRし続けたいと改めて心に誓いました。
  1. 2011/10/11(火) 22:48:09 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

やまがたさん
有難うございます。
地元での可愛い"ガールハント"は上手く行きましたか?
3枚目の件はあたかも「経験者は語る」みたいで笑えるコメントですねぇ・・・確かに良くみたら、右の小姐はちょっと不満そうでした(汗)

それから、4枚目の山車の女性演者については、実はこのカットの後、実のところ、2カットばかり配置を変えて撮ってみたんですが、陽の当り加減がやはりこれが一番だったのです。

確かに絵画技法的に改善を考えるならば、あと1センチ弱、女性の頭部が左に寄れば、画面の対角線に乗っかった配置になりますから、バランス的には良くなります。

ただ、右を多く取り過ぎると、画面のアクセントである空が極端に少なくなってしまい、全体的に重苦しく映り、一方、山車の上の混みあった景色が必要以上に写り込み、やや雑然とした雰囲気になりますから、これはこれでスナップとしてはベスト構図だと自分では思っています。

それに主題は中央に置いて光を当てるのがやはりセオリーですから。

因みにやまがたさんの「清き一票」は5枚目???
6枚目の赤いべべ着た極小々姐ぢゃないの???
  1. 2011/10/11(火) 23:02:46 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

佐原ー!
行こうと思ってたのですが諸事情により行けず。会社のヤツめ!
と、そんな感じで残念ではあったのですが、こうやって写真で見せて頂けるので、それはそれで。

しかしBaltarでスナップとは、粋というかなんというか。
「ローマの休日」ならぬ「佐原の休日」といったところですか。
じつは期せずして某ブロガーからシネレンズを勧められていたところで、ちょっと色々調べていたところなのですが、そちらが薦めるのは現行マクロプラナー...うーむ(苦笑
しかしシネレンズというのはスチールに比してお値段も高価だったぶん、性能も段違いによかったようでいまでも遜色なく使えるようで、びっくりします。とくにこのレンズはボケが素直で、特に前ボケが...イイですよね。開放でコレ、というのは「スチールのレンズとは違うんだ」という設計者の意図が見えてくる気がして面白いな、と思いました。私はどんなレンズでも、個性を潰す使い方をしてしまう傾向にあるので、そうじゃない愉しみかたもあるなぁ、と感じました。

そして件のシネレンズですが、夏頃に国内オークションで出てて競り負けた経験があったのですが...私、大魚を逃しましたかね?そちらの思念のほうが増大していて、平常心で写真を見られないという本音がw

しくじったかなー(苦笑
  1. 2011/10/12(水) 02:04:41 |
  2. URL |
  3. JY #1Nt04ABk
  4. [ 編集]

JYさん
有難うございます。

実は、日曜日に彼の地でお会い出来るかも☆とか思い、カバンには例のOscillo-Raptar51.6mmf2も忍ばせ、NEX5とEOS5DMKIIで撮っておられる、同じような世代の方を注意深く探していたのですが、なかなか、そういう方には巡り合えず、まぁ、約束したでなし、背格好等の特徴も伺っていたワケでなし、まぁ仕方ないか・・・とこれも勝手に諦めて、同行者各位と極めて適当にデタラメスナップ三昧やってた次第ですwww

お会い出来たら、Raptar以外は25mmから50mmまでオールシネレンズの装備だったので、お味見して戴く事も出来たのに・・・うん、残念でした。

ところで、もし、懐事情に余裕が有り、しかもNEX-7とかM9を買われる予定があるのなら、シネレンズは28mmクラスを一本、35mmクラスを一本、そして50mmクラスを一本、入手されると面白いのではないかと愚考します。

同じシリーズで揃えても面白いですが、28mmは入手性も良く、性能も良いシネクセノン、35mmはこのところ、ブームになってきたバルター、50mmは万能選手のプラナーか、独特の重くて渋めの写りのスピードパンクロ、もしくは枯れた発色ながら精緻な力強い細密線描写のキネタルなんかが性能的にも、写りの特徴の違いからしても楽しめるのではなかと思います。

な~んて、際限無い"海溝"の底から魔の手でおいでおいでしてどーするんでしょうか(苦笑)
  1. 2011/10/12(水) 22:34:59 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

うわ、それは申し訳なく。
ちょっと所用が色々と...。

ってうわ、行けなかったことを後悔しつつ、
行かなくてよかったんじゃないかとも思ったりもしつつ(苦笑

いまのところ、NEX-7は値段がこなれてから買おうと思ってはおります。
M9は...57万か...私は技術向上めまぐるしいEVFのせいで、じつはデジタルカメラのフォーマットサイズにはこだわらなくなってきているのです。私が5DMarkIIを買い求めたのも単純に、ファインダーがAPS-Cより広い、という部分が購入理由のひとつでしたし。しかし、一眼レフの歪曲収差には限界があり、レンジファインダーレンズへの欲求というものも高く。そこへNEXシリーズが発売されまして、APS-Cではありますし、やや様子も異なっていますが擬似レンジファインダーデジタルカメラを手に入れることができた。そこでコシナツアイスを使ってみると、charleyさんの前に書かれたMC Industar61L改L39ではありませんが、レンズの美味しいところだけを贅沢に使うことができる。つまり、APS-CでEVFというのは、カメラとしては本当に不完全なのですが、写真を創りだすのには結構イイんじゃないか、と思い始めている次第なのです。もっとも、諸レンズの真の性能を導き出したい欲求はあるのですが。ので、M9への欲求はじつは、それほどでもなかったりします。

ボケ、に関しては、本当に勉強途中で、これを扱ってこそ、と気がついたのはかなり前なのですが、自分なりの取り入れ方をまだ模索している最中でして。それはどんな芸術でもそうなのですが写真は特に構図である以上、なにかを切り取らなければならない。その切り取り方は左右上下のほかに、ボケというもので前後でトリミングできますし、また、陰影、コントラストでも表現できる。さらに、色彩を制限するという表現方法まであります。そこらへんをひとつひとつクリア、というかモノにしていこうとは思っているのですが...ああ、デジタルからはじめて、本当によかった(汗

と、尊敬する先輩の写真を私が選別みたいな真似をするのは失礼かと思いあまり個別の写真には言及してこなかったのですが、敢えて書かせて頂けるならやはり一枚目と五枚目に、目がいきます。それは前述の通り私の撮れない写真であるからで、もしボケ、被写界深度を私がコントロールできるようになっていたなら二枚目と四枚目を注視していたかもしれません。

でも写真のデキ、構図や題材やその他すべてを加味すると、一枚目なんだろうな、やっぱり。



しかしそれにしてもシネレンズ...何故か私を敬愛してくる某有名カメラマンといいebayで買物しただけなのに事あるごとにメールをよこすドイツの古物商といい、何故私にシネレンズをすすめるんだ!w
charleyさんもホントに...怖いのでやめてください!w

ちょっと手製のebay全世界同時検索ツールで...ああ、こんなものがあるから...。
  1. 2011/10/12(水) 23:44:29 |
  2. URL |
  3. JY #1Nt04ABk
  4. [ 編集]

JYさん
再びのコメント有難うございます。

確かにデジになってくると、必ずしも135判フルサイズには拘る必要はなく、どんなレンズでどういう風に楽しみたいか?でフォーマットは選べば良いという風に考えていますから、貴兄のご意見に全く同感です。

却って、「これでフルサイズであったら」とか、「早くフルサイズを・・・」とか、よくデジカメ製品の批評にフォーマットサイズが24x36でないのをあたかも未完成品であるかの如き論調で声高に述べる手合いがいますが、そういう盲目的なフルサイズ信仰には、かなり違和感を感じます。

ただ、M8に比してM9が優れているのは、ファインダの精度、特にブライトフレームのパララクス補整の含めた被写界とのマッチング、そしてUV/IRフィルタ改良により皆んながお揃いの「茶紫衣装」を着た写真にならないこと、でははないかと思った次第。

このM9の改良をフィードバックしたAPS-Hサイズのものを"CL-D"なんて名前で出してくれたら一番使い易いのですが・・・

また貴兄も看破された通り、ことシネレンズに関しては、そもそも原則として18x24をカバーすれば済む仕様ですから、24x36フォーマットとは相性が悪いものも多く、使えるレンズが限られてくるので、改造レンズばかりを使っていると、デジタルまでフルサイズであることをわざわざ求めなくなってくるのです

従って、そういうフィルム時代ではアラの見えたものも、本来のフォーマットサイズに近いAPS-CとかHなら、オリジナルの設計通り、美味しく使えますので、却って都合良いということですよね。

それから、変に遠慮などなさらずに個別にどのカットが気に入った、このカットなら、自分はこう撮った、とかいった具体的なコメントは大歓迎です。
まだまだ小生は写真は修行中の身だと思っています。
多くの方からコメント、アドバイスを戴く事も、ただ何も考えずに枚数多く撮ること以上にこれまた修行なのですw

ところで、電子湾の世界同時検索システムを自作されたというオハナシ、さりげなく書かれていましたが、凄いですね・・・

小生とその愉快な仲間達が「Save Search」に掛かったものをちまちま覗きに行って、たまに相討ちになっちゃって買えなかったなんて、アホなマネしてるのに較べれば、遥かにスマートなやり方ぢゃないでしょうか・・・www
  1. 2011/10/13(木) 21:55:36 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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