深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

A Happy New Year in Seoul①

さて、今宵のご紹介は予定を大幅に変更して、というか工房主のブログへの取り組みのいい加減さを端的に表すが如き路線で申し訳ありませんが、先週末からソウルに写真展ネタ仕入れに行ってましたので、そこから、写真展素材とバッティングしないカットを豪華3回に分けてアップ致します。
今回の機材は、カメラは全てX-Pro1、絞り優先AE、レンズはコート有りBaltar35mmf2.3改Mの全コマ開放撮影です。
Soeul_001.jpg
まず一枚目ですが、2月9日の9時40分羽田発の便でソウルに入ったのが12時過ぎ、何せ25年ぶりのソウル入りですから、一週間も暮らした明洞も初めて訪れたに等しく、リムジンバスで市内入りし、ホテルにチェックイン出来たのは2時半も回ってのことでした。

到着日で陽が高いのは大変有難いことで、日曜は人っ子一人居ない可能性が有る為、心を鬼にして、早速、ホテルから至近の駅からの地下鉄で一本で行ける梨花女子大に向かいます。

ここも25年前に会社の同期3名の「モテナイトリオ」で恐る恐る訪れ、女子大生に声を掛けるのもままならず、カフェの窓越しから、闊達な小姐達を眺め、悶々とした思ひ出の場所なのです。

が・・・今回は違います。声掛けの魔術師(自称)が正々堂々と、いたいけな韓国の小姐に声を掛け、正面突破でモデルさんになって戴こうという切実な決意で再び足を踏み入れたのです。

で、まずは腕鳴らしとばかり、駅からの通りで屋台に群れている小姐達にこそっとカメラを向けたら、まさに気付かれ、わ~、うちら撮ってくれるんだってぇ~とか、赤い手袋の和製小姐が歓喜の声を挙げ、ま、いっかと一枚撮らせて貰ったカットです。

まぁ、こんなカンジでノリノリで撮影開始出来たのが幸先良い景気付けとなり、今回の望外の撮影行をもたらしてくれたのですが・・・

Souel_002.jpg
二枚目は一枚目のノリの良さと幸運にキブンが良くなり、女子大方向から歩いて来た正真正銘の梨花女子大生二人組を捕まえ、英語で調子良く勧誘し、こんなカンジでノリノリの撮影です。

眼鏡なんか掛け、難しそうな顔で歩いていましたが、そこはそれ、やはりお年頃のいたいけな小姐ですから、おだてて、その気にさせれば、世界共通の笑顔を引き出せるのです。

Soeul_003.jpg
三枚目はこれも大学方向から歩いて来たお2人でしたが、声をかけて、少しお話ししてみたら、お友達がここの女子大に通ってて、土地勘が有るし、ここの商店街は安くてファンシーなグッズがあるから、お買い物がてらお散歩してたのよ、とかたどたどしい英語で説明してくれたので、でも、十分可愛いね、少女時代のメンバーがお忍びでお散歩かと思っちゃったよ、とかお世辞を述べ、もーヤダ!とかテンション上がってからのカットです。

Soeul_006.jpg
四枚目は、余勢を駆って女子大構内でモデルさんになってくれそうな小姐を物色していたら、巨大なガラス構造物の前で一生懸命、i-Phoneで自分撮りしようとしていた小姐が居たので、これも常套手段で、ヘィ小姐、良かったら、シャッター押して上げようか? 拙者は人のお役に立つのが無上の楽しみなんだ♪とかこれまた適当なことを相当な巻き舌英語でしゃべくりまくり、じゃ、ヨロシクね☆とシャッター押して上げたあと、拙者からもお願いが有って、小姐にモデルさんになって貰いたいんだ、こんな雄大な景色、人が居なきゃ魅力半減だろ、小姐みたいにナチュラルビューティが入ってくれれば、即芸術さ!とか歯の浮くようなお世辞を並べ、ここでもテンション上がったところで撮らせて貰ったカットです。

なお、この小姐はマレーシアから遥々、ソウルに観光にやって来て、ガイドブック見て、世界最大級の女子大?ってことで物見遊山に来たんですと。

Soeul_007.jpg
五枚目はまだ雪がかなり残ったキャンパス構内でやはり中国上海から遊びに来ていたという若夫婦が、いたいけな極小姐を雪の中で遊ばせていたので、ここでも声を掛け、ここらぢゃ見掛けない可愛い小姐を一枚撮らせてね♪とかこれまた適当なことを英語と中国語のちゃんぽんで話し掛け、OK、OKとオモニが快諾し、オヤヂもニコニコして腕組み笑っていたので、ぢゃ遠慮なく、と小姐にベロベロバァ!とか適当に気を引いて、こっち向いた瞬間にシャッター切ったカットです。

しかし、オヤヂさんもEOS5DMKIIなんか提げて相当カメラ好きそうだったので、その場で撮ったばかりのカットを背面液晶で見せて上げたら、X-Pro1は見たことがなかったのか、ヘンテコなちっちゃなレンズが付いてて、それがこんなに良く写るのが不思議だったのか、しきりに感心してました。

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六枚目は女子大構内での撮影をそろそろ切り上げ、何処かで優雅なティータイムでもしようかな・・・とか思い、梨花女子大から延世大学へ向かう道すがら商店街を物色していたら、またしても、来ました、来ました、今度は女子高生っぽい三人組の小姐です。

で、早速声掛けて、いやぁ、キミ達、可愛いなぁ、思わず、AKB48が海外ロケでもやってるのかと思っちゃったヨ、とかきつい冗談を飛ばしたところ、意外や意外、あらまぁ、ワタシはマツイ何とか云うのに似てるとこの前も云われたわヨとか向かって左から二番目の小姐は満更でもないご様子。

ま、良いや、とにかく折角、今日東京から着いたばっかりなんで一枚撮らせてよ、とか頼んだら、あっさり、アタシだけで良いのとか、結構、云うわ、云うわ松井嬢、そーじゃなくてみんな一緒ね、と仲良く並んで撮ったのがこのカット。

この小姐達は梨花女子大の附設女子高生とのことで、同女子大を卒業したら、日本のオシャレな会社で働きたいわね♪とか嬉しいことを云ってくれました・・・うちの工房みたいな中小企業ぢゃご希望には到底沿えませんが。

Soeul_009.jpg
七枚目は、新村駅まで歩いて行ってからまた梨大駅まで戻り、駅の周辺の露店で買い食いをしていた小姐達を見つけたので、またそっとカメラを向けたら、あ、うちら撮ってくれるんやて、とかまた別グループの和製小姐です。
ハィハィ撮らせて戴きますよ、キミ達、お嫁入り前の小姐がヲサーンみたいに路上で買い食いなんかすなよ!とか心の中で思いながら、済みませんが、拙者も日本からのカリスマブロガー兼腕利きカメラマンです、一枚撮らせてね♪とか声掛け、ちょい離れてシャッター切ったカットです。

さて、梨花大でのリベンジは大成功、この後、一旦、明洞まで戻り、11階のティーサロンで優雅なティータイムを楽しみ、その後、明洞の夜店街の撮影に繰り出しました。

その様子は次回更新まで、乞うご期待!! てか、小姐ばっかり撮ってて、なにやってんだてな感も無きにしもあらずではありましたが。

テーマ:旅行の写真 - ジャンル:写真

  1. 2013/02/12(火) 00:06:03|
  2. 旅写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

ワー

ワー
韓国旅行ですか?
20年ぐらい前にはソウルに営業所がありましたのでよく行っていました。物価もその当時の10倍ぐらいではないかと思います、
食い物はよく地元の市場の中の食堂で食べていましたが観光客が来ないので安いし辛いし美味いしでしたよ。
大分東出門市場や南出門市場でも買い物や食事もしましたが観光客目当てで意外と高かった記憶があります。

さすが深川さん良く動きますね?
  1. 2013/02/12(火) 17:14:35 |
  2. URL |
  3. hiro #xPR/ZykM
  4. [ 編集]

Re:ワー

hiroさん
有難うございます。
そーなんです、この3連休は、久々に真面目な写真展用ネタを取材に真冬のソウルに飛んでいたのです。

確かに食い物はどこも一食2000円程度払っていたうような記憶が・・・

気温はマイナス15度近くまで下がるし、M8もX-Pro1もすぐにバッテリが上がるし、散々でしたが、その分、良い画が一杯撮れました。

来年の韓国旧正月は1月31日から2月1日までということなので、南東北の某氏の供養も兼ねて?みんなでチマチョゴリのいたいけな美少女撮りに行きたいですね♪
  1. 2013/02/12(火) 23:12:05 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

私はBaltar50mmf2.3を5DMarkIIで使っていますが
あまり使わない開放で使ってみるとあんまり...
このレンズ、ボケ味みたいなものは芳しくないなーと思っていたのです。
で、今回、そしていままでのcharley944氏の35mmの作例をみてみるとやはり
同じような感覚を持ちました。このレンズ、絞ったほうがいいのかもですね。

とまぁ、常に開放のcharley944さんに言ってもアレなんですが
Baltarにかぎらずではあるんですけど、このレンズは特に
被写界深度にどうやって被写体を落としこんでいくか、
ということが肝になってくるんじゃないかな、と思ったり。

つまり、難しいレンズ。さて困った。



しかしよく、異国の地でこれほど...大沢マジック恐るべし、ですね。
  1. 2013/02/14(木) 14:50:39 |
  2. URL |
  3. JY #1Nt04ABk
  4. [ 編集]

安定のカットがすごい。

Charley944さん
こんばんは。
相変わらず安定のソウル撮影紀行ですね。

6枚目の中央の少女にしてもそうですが、自然な表情でレンズに向かわせるのがうまいのはさすがですわ。
国内外を問わずCharley944マジック炸裂、ですねえ。
しかもバルターで瞬時に狙って撮るというのもすごい。そろそろX-Pro1の操作系に慣れてきたというところでしょうか。
  1. 2013/02/14(木) 22:59:45 |
  2. URL |
  3. 出戻りフォトグラファー #aYDccP8M
  4. [ 編集]

JYさん
有難うございます。
確かにBaltarに限らず、被写体、背景との距離によっては背景がぐずぐずになってしまうレンズは、高性能と評されるものにもままあります。何せ、よくよく見てみれば、ロットが新しい筈のシネプラナー50mmf2の方が古いものより後ボケがぐだぐだになっちゃってたりしますから。

でも、絞ってまで撮ろうと思いません。
それは一種のこだわりであり、こだわりを捨ててしまったら、後はAE・AFのカメラで被写体にカメラ向けてシャッターさえ切ればキレイなカットがカンタンに得られるって世界へ一歩足を踏み入れたも同然ですから・・・拙者にとってはwww

たぶん、それは作品至上主義か、或いは道具拘り主義かのまさに真逆の価値観同士の違いなのかも知れません。

前者はとにかく結果が全てで、その道具として良いレンズの価値は認めるが、それ以上でもなければ、それ以下でもない、一方、後者は特定のカテゴリーの道具で特定条件で撮ったものでなければ、どんなに良く写っていてもその実写結果自体の価値はコンパデジやスマホンで撮ったもの程度しか認めない・・・まさにこういうことぢゃないかと思います。

だから、こういう一世一代?の撮影旅行には、Mズミクロン50mmf2も、Mロッコール40mmf2も、Mエルマリート28mmf2.8等良く写ると定評の銘玉達ももまずはお供にはしません。自分的には良く撮れて当たり前ということで、他人様の写真との差別化が頭の中で出来ないからです。

ことによると、某高輪の御大も言われてましたが、深川氏はカメラを持つと人相から雰囲気まで全く変わる、という源泉がその偏屈なまでの、撮影手段への拘りであり、その鬼気迫る雰囲気が、世界各国の小姐に撮影を断らせない原動力になっているのやも知れません(笑)
  1. 2013/02/14(木) 23:45:55 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

Re:安定のカットがすごい

出戻りフォトグラファー さん
有難うございます。

実は、先般の台北ツアーの際、かなりの数の素人モデルさん?を撮ったのですが、構図的にも描写のクオリテ的にも、写真展作品のレベルにはちょっと・・・というレベルしか撮れず、もうピークアウトかな、とか個人的にはかなり落ち込んでのソウル行きだったのですが、今回は写真展に出せるレベル、即ち、前回のJCIIの展示作品群に混ぜ込んでも同等以上のインパクトの有りそうなカットが1ダース近く撮れ、もうこれで期近にグループ写真展やるなら充分対応できそうなクオリテのものが撮れ、久々に会心の撮影ツアーだったのです。

これは、ウデ云々よりも、事前調査無しに現地飛んでみたら、ラッキィなことに実は韓国の重要年中行事である、旧正月の真っ只中で、衣装的にも心理的にも小姐達が撮影にオープンなタイミングだったからではないかと思います。

よって、ホントにマジックが通用するか否かは、小姐達がもっと薄着になって街中を闊歩する春以降に再訪しなきゃ判んないと思います(苦笑)
  1. 2013/02/15(金) 00:01:19 |
  2. URL |
  3. charley944 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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