深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

A hearty carnival in a provincial town named Sawara 2014②

さて、外遊のため、一日遅れの更新ですが、前回に引き続き、佐原夏の大祭2014最終日の日曜日、7/13の朝からの行動に沿って、撮影結果をアップ致します。
カメラは前日に引き続きX-E1、レンズは先般の潮来あやめ祭りで大活躍のCarl Zeiss Planar85mmf1.4YCにFXアダプタを介しての撮影です。全コマ開放での絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目ですが、昨日に引き続き、山車に遭遇する可能性が高く、また細い運河沿いの道なので、山車の移動速度も遅く、かつ接近戦に向いているので、一行で張っていて、反対側の道を通り掛かったところを、伝統的テイストの店舗をバックに一枚撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、山車の巡行の合間、伝統的な佐原の商店の軒先で、祭りの雰囲気を静かに表現したらどんな按配になるものか、少々意匠的に構図を工夫して一枚撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、同じく伝統的建築物で商売を行っている商店の軒先にふと目を凝らしてみれば、何と寺院で使っているような型打ち巴つきの本瓦になんと銅製の雨樋、パイプを使っているぢゃありませんか、重要だけど、あまり目立たないところにお金を使う、その心意気が嬉しくなって一枚戴いたもの。

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四枚目のカットですが、そうこうしているうちに次なる山車が軽妙な佐原囃子を奏でながら近づいて来たたので運河のほとりの柵ぎりぎりまで後退し、すれ違いざまに下座連の笛の吹き手を伝統的家屋をバックに一枚撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、少し早めのランチで名代の鰻重を戴いてから、また間道を通り、小野川沿いに出た時、その畔で祭り装束も凛々しい、粋でいなせな姐さん連が地べたに座り込んで歓談に打ち興じてたので、老人カメラマン各位を隠れ蓑に一枚戴いたもの。

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六枚目のカットですが、13時の放水時間近くだったので、伊能記念館前のヂャーヂャー橋を目指し、小野川を遡っていったら、当のヂャーヂャー橋の上のベンチを丸々一個、親御さん公認で浴衣姿の極小姐達が占拠していたので、またしても、声を掛けるに掛けられず、こそこそと近寄っちゃズームで撮っちゃ逃げ、撮っちゃ逃げの爺さんカメラマン各位を尻目に声掛けて、記念写真撮るところを横から一枚撮らして貰ったもの。

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七枚目のカットですが、そのヂャーヂャー橋から川面に目を下すと、昨年までは殆ど姿を見かけなかった、北京ダック、もとい、鴨の群れがあちこちに徘徊というか遊弋していて、これはこれでなかなか面白い風景なので土手から一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、無事、ヂャーヂャー橋の放水を眺め、また写真に収めたので、山車を求めて、メインストリートを東方面、即ち、香取神宮方面に向かって歩こうとしていたら、色も鮮やかなかき氷を手にした、これまた粋でいなせな少々姐と出くわしたので、声を掛けてモデルさんになって貰ったもの。

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九枚目のカットですが、そのメインストリートの八坂神社付近に集う山車を背景にこれまた和風の浴衣が似合う小姐三人組が、やれ芋を茹でたのがあるから食え、とか、やれ、さっきとうもろこし食ったばかりだから、炭水化物オンパレードぢゃねとか、また別の小姐がソフトクリームは食いたいとか言ってんのに、何贅沢云ってんだオラ!?とか楽しいやりとりしてたので、その千葉小姐の楽しい雰囲気でも捉えられないものかと思い、背後から一枚戴いたもの。

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十枚目のカットですが、そぞろ歩きをしていたら、また小野川を跨ぐ忠敬橋まで来たので、ふと下の川面に目をやると、浴衣を着こなした、いたいけな小姐達が涼しげに舟遊びを楽しんでいたので、上から一枚戴いたもの。

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十一枚目のカットですが、そろそろ、お茶でもしてから、お江戸に戻ろうかい、という時刻になり、またもと来た小野川伝いの道を下り、駅方面に戻ろうとしたら、運良く、山車の釣る瓶撃ちに遭遇し、まずは、先導の鮒を屋上に据えつけた山車の下座連と取り巻き社中の様子を撮ってみたもの。

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十二枚目のカットは同じく、鮒の飾りの山車の飾り物が降雨対策でビニールの覆いに覆われた様子を捉えてみたもの。
何か鮮魚店から買ってきた魚が巨大化したみたいで面白いと思いました。

今回の感想は、やはり、佐原祭りは面白い、都内から近く、また成田空港からも至近にも関わらず、こんな江戸情緒残る町並みで密着感たっぷりの演者も見物者も一体化して楽しめる祭りは貴重だと思いました。

さて、次回更新は、一足先に夏本番の台北の旅から、寂寥感たっぷり、地味なキブンになれる街撮りカットのオンパレードいきます、乞うご期待!!
  1. 2014/07/21(月) 20:31:55|
  2. Arri改造レンズ群
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  4. | コメント:2
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コメント

Touitと比較してもらえばよかった。

Charley944さん
お帰りなさい。
台湾楽しかったみたいですね。

さて、佐原もあっという間に遠い過去の様な話になってしまいましたが、今回のPlanar85mmの撮影結果は迫力ありますね。
うちのTouitMacroPlanar50mmと比べると被写体への寄りがもう一歩進んでますものね。
4・6・8枚目の人物写真は換算128mmならではの迫力なんですよね。
自分ももっと被写体によらないと。
50mmなら換算で75mmなわけですし。

12枚目の鯉の飾り付けも換算128mmならではの迫力ですし、次回佐原に行くときは85mm/1.8CanonLマウントでも持って行こうっと。

それにしても折角Charley944さんがPlanar使っていたのだから自分のMacroPlanarも試して洩らせばよかった。あー、残念。
  1. 2014/07/21(月) 21:55:35 |
  2. URL |
  3. 出戻りフォトグラファー #aYDccP8M
  4. [ 編集]

Re:Touitと比較してもらえばよかった。

出戻りフォトグラファーさん
おつかれさまです。
小生は、かの地では電車かバスか、せいぜい狭い範囲を徒歩だから良いようなもんですが、ご自分で運転されるクルマで鬼のような行脚のようですから、くれぐれも過労には気をつけて下さいよ(苦笑)
しかし、100ミリ以上の画角の玉だけ使ってのお祭りスナップなんて、今思えば、相当、ムチャなハンデしょってたようなもんですね。
そうそう、小生の持参したApo-Componon40mmf2.8のお味見もして貰えてないし、写真展落ち着いたら、本郷でも何処でも行って、スワッピングしませう♪
  1. 2014/07/21(月) 22:59:34 |
  2. URL |
  3. charley944 #yjwl.vYI
  4. [ 編集]

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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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