深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

新春開運川越ツアー'15から

さて、今宵のご紹介は、昨日、クラシックレンズ愛用者連絡協議会の愉快な仲間達と豪華ゲストの方を加えたメンバーで愉しく撮り歩いた新春の川越の街の様子をお送り致します。

予めざくっとコースをご紹介しておくと、朝10時かっきりに本川越駅改札前に集合し、そこから喜多院、刻の鐘鐘楼、ランチ後、氷川神社、Sandayphotographerさんの提唱する空白地帯、駄菓子屋横丁、蔵造りの街を抜け、教会、そして蔵造りの街取ってお茶して、メンバー二名がお帰りになったので、残りの二名で空白地帯、駄菓子屋横丁再訪、それから酒蔵経由、本川越から都内へ戻ったというコースです。

機材はX-Pro1+Canon N-FD20-35mmf3.5L、全コマ絞り開放による絞り優先AE撮影です

では、行程に沿って、実写結果を逐次見て参りましょう

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まず一枚目のカットですが、一番最初の訪問地、喜多院名物の三重塔をピーカンの青空をバックに、その東側に植わっている竹の植栽越しに撮って、緑、赤、青の再現具合いを試してみたもの。

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二枚目のカットですが、喜多院から次に教会行こうとして、ちょいと北側の道に出てしまったので、いつものカメラ屋経由、目の前に見えていた刻の鐘の下から聞こえるお囃子の音を便りに訪ねていったら、新春から演技の良い獅子舞と大黒様、おかめ&ひょっとこの演舞があり、それを存分に撮ってから、さぁ腹減ったからランチにすっぺかということで、刻の鐘の真下を通り抜けようとしたら、いたいけな極小姐が自転車のベビーシートの中で陽に当たってニコニコ笑っているさまがとても可愛らしくも幸せ一杯そうにも見えたので、傍らの親御さんにお願いして一枚撮らせて貰ったもの。

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三枚目のカットですが、一旦、蔵造り通りに出て、そこから、「幸すし」さんのある、稲荷小路を目指したのですが、その目印たる曲がり角の金笛醤油さんの店舗のとても素敵な大きな丸いショーウィンドをモチーフにその小径の様子を撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、小径の入り口から二軒目のうどん屋さんの玄関脇に新春らしい、青竹を叩き斬ったものに、葉キャベツみたいな極彩色の植物と、シクラメンのような赤い花を生けたオブジェがお昼前の何処か眠たげな陽光に照らされ、とても印象的だったので一枚戴いたもの。

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五枚目のカットですが、「幸すし」さんでの愉しく美味しいランチの後、メンバーが向った氷川神社での撮影スポットを今回の水先案内人である、Sandayphotographerさんに教えて戴き、そのうちのひとつ、絵馬のトンネル(今回、勝手に命名!!)の出口付近からやや天空方向に向けローアングルで撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、同じく氷川神社の境内を徘徊していたら、めでたいに引っ掛けての「鯛釣り御籤」というイベントをやっていて、子供さんの幸せを願ってか、若い親御さんが結構、いたいけな童子に鯛釣りの真似事をさせていたので、ちょいと失礼しますね♪てなノリで一枚撮らせて貰ったもの。

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七枚目のカットですが、氷川神社の後、空白地帯経由、駄菓子屋横丁を訪問し、そこの常設屋台みたいになっている、何店かのうち、一番奥に位置する焼き芋爺さんのところに芋を買いに来て、健気にも焼き上がるのを待っていたいたいけな兄妹の後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、駄菓子屋横丁から次なる撮影スポット「化け猫屋敷」へ向う道すがら、その少し手前の道路反対側に位置する、いつも賑わう珈琲店の店頭で、中国人と思しきリアル小姐が例の自撮り棒も使わず、自らのリーチで以て、仲良しこよしの自撮りやってたので、知らっと一枚戴いたもの。

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九枚目のカットですが、駄菓子屋横丁の後寄ってみた「化け猫屋敷」の主?の黒猫とその仲間の尾羽打ち枯らした雰囲気の老白猫がかつては、ここを訪れた観光客が腰をおろし、つかの間の休みを取ったであろう、朽ち掛けたベンチの上で陽なたぼっこしている姿を一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、「化け猫屋敷」から再び蔵造りの通りに戻る石畳の道に出た時、斜め後ろの木造の珈琲屋店舗前をいかにも冬支度といういでたちのいたいけな小姐お二人様が通り掛ったので、抜き撃ちで一枚撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、蔵造りの通りに出て、そこを渡った先に有る刻の鐘の鐘楼の建つ通りの様子を入り口付近からピーカンの青空をバックに一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、15時半を過ぎ、メンバー4名のうち、2名が帰られたので、残ったメンバーで、再び、ディープな空白地帯の再探検でもしませう♪という話しになり、蔵造りの通りを北上する途中でたまたま通り掛かった、レトロバスの姿を蔵造りの店舗を背景に一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、空白地帯の再訪を終え、夕方遅くの駄菓子屋横丁はいったいどんな雰囲気なのか?という極めて知的な好奇心に駆られ、再訪した駄菓子屋横丁の入口からちょい奥まった、いつもは塩もみキュウリ売っている爺さんが居る辺りに出店していた風船売りのヲヤヂと行儀良く作品の完成、引渡しを待つ幼い姉弟のお姿を、撮影位置真横に佇む若いヲヤヂさん黙認のもと、一枚戴いたもの。

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十四枚目のカットですが、陽もすっかり傾き、暮れ色に染まる駄菓子屋横丁の出口付近から通りの様子を撮ろうと構えていたところ、ちょうど良い後ろ姿モデルの小姐二人組が通り掛かってくれたので、これ幸い、と一枚戴いたもの。

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十五枚目のカットですが、駄菓子屋横丁での撮影を終え、さぁ、本川越の駅さ戻っぺか?ということで、蔵造りの通りから一本西の道を駅方面に向かい、途中、トイレを借りる都合も有って寄った、酒蔵兼醤油蔵兼手吹きガラス工房という、摩訶不思議なナノテーマパーク的店舗の店先で、いたいけな極小姐ががたいの良いヲヤヂさんと仲良く寄り添って、店先の品物を物色していたので、これ幸いにと後ろから一枚戴いたもの。

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十六枚目のカットですが、歩いていた裏道が途中で切れてしまったので、再び、駅の相当手前で蔵造り通りに繋がる、駅前からの通り経由、駅まで歩くこととしたのですが、その途中に煌々と照らされるタングステン光の明かりをバックにショーウィンド前を影絵のように老若男女が行き交っていたので、藤城清治テイストを狙い、一枚撮ってみたもの。

今回の感想としては、いつも自分一人で来たり、或いは複数名でも、自分が水先案内人で回っていたので、ややもするとマンネリ化しつつあったのですが、今回は氷川神社、空白地帯と新たな発見も出来、とても有意義な一日になったのではないかと思いました、感謝、感謝。

さて、来週は台北戦でデビューした長野県産の新進気鋭の広角レンズのご紹介行きます、乞うご期待!!
  1. 2015/01/11(日) 22:55:01|
  2. Arri改造レンズ群
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

お疲れでした。

Charley944さん
お疲れです。
撮影結果を拝見して、あのシーンはこう撮ったのかと驚いたりうなづいたりというところです。
露出に関してはやはりX-Pro1の方がM9より自然に映るなあと思うところですし、5枚目の絵馬トンネルも視点を低く煽り気味に撮るとより迫力が出るなとわかりました。
今回Charley944さんの代わりにコース誘導などやってみましたが、いやもうCharley944さんの気配りが色々あったので助かりました。
川越は今後も何かシーンがないか発掘していきますので、お待ちください。

次回はいよいよあのレンズですね。
さてどう映るのか楽しみにお待ちします。
  1. 2015/01/11(日) 23:32:58 |
  2. URL |
  3. 出戻りフォトグラファー #aYDccP8M
  4. [ 編集]

Re:お疲れでした。

有難うございます。
いやはや、いつもマンネリ気味の新春開運川越ツアーも船頭さんが変るだけで、これだけ、新しい視点で見て撮って、遊べて、大変良かったのではないかと思います。
まぁ、撮り方の技巧論は、馬場の焼き鳥屋ででも柄にもなくお話ししましたが、とにかくカメラは何でもイイから目の前の景色を撮ってみて、それを後でセレクトして人目に晒す、この繰り返ししかないのでは、と思った次第。
そういった意味では、小生もまだまだ修行中の身ではあります。
また、来月も、横浜、ICSで寒稽古致しませう♪
  1. 2015/01/12(月) 13:07:19 |
  2. URL |
  3. charley944 #yjwl.vYI
  4. [ 編集]

先日はありがとうございました。行き届いた気配りを頂戴し、楽しく過ごさせていただきました。普段はのんびりと自分のHPには上げるのですが、今回はがんばって先ほど上げさせていただきました。
  1. 2015/01/15(木) 00:15:43 |
  2. URL |
  3. kinoplasmat #lpavF/Xw
  4. [ 編集]

kinoplasmat さま
有難うございます。
そして、土曜日は貴重なお時間を私どもとお過ごし戴き、忝く存じます。

早速、貴サイトでの激希少鏡頭の描写を拝見しましたが、合焦部キレとバックの独特のボケによる、立体的な人物描写にかなり惹かれるものがありました。

否、幾ら銘鏡頭とはいえ、それを使いこなす技量有っての話ですから、まさにじゃじゃ馬を乗りこなす名ジョッキーの為す業とでも云うべきでしょうね。

因みに小生もタイから戻ってすぐに後ろがまっ平らの最後期型のSマウントを一本持ってましたが、タンバール同様上手く使いこなせず、フィルム一本撮って、即効叩き売ってしまった、苦い思ひ出があります(笑)

また、これからもこれに懲りず、ご厚誼戴ければ幸甚に存じます。
  1. 2015/01/15(木) 22:47:04 |
  2. URL |
  3. charley944 #yjwl.vYI
  4. [ 編集]

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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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