深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

A walk with Papa and baby Switar50mm lens around Harajyuku, Tokyo, J@pon.

さて今宵のご紹介は、地方の魅力的なお祭りのレポートから一転し、都内で最もイケてるエリア、そう、食、ファッションの爆心地とも言える原宿、表参道エリアを昨日、「クラシックレンズ愛用者連絡協議会」(愛称:クラレン連)のお仲間と徘徊しながら、数年ぶりに発掘したスウィターの改造レンズ2本でのリレーで撮りましたので、その撮影結果をお送り致します。
機材はカメラが全てM8、レンズが、1~7枚目までがパパスウィターことMakroSwitar50mmf1.8改M、8~16枚目がベビースィターことBolex Switar50mmf1.4改M、全コマ開放の絞り優先AE撮影となります。
では、当日の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、原宿駅を降りて、いたいけな国内外の若者でごった返す竹下通りにいきなり突入するのも、気が引けたので、まずは当日の撮影行の無事と大漁を祈って、「東郷神社」でお参りしようと同行のSKさんとお参りしたのち、振り返りざまになかなかシャープな造型の狛犬があることに気付き、幸先良いスタートへの祈願を込め、一枚戴いたもの。

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二枚目のカットですが、お参りがてら涼み、呼吸も整ったので、SKさんと竹下通りに出陣、いきなり、見ず知らずの老若男女に声掛けるのも、おとなしい性格の工房主にはハードル高過ぎるので、まずはオブジェ撮りで肩慣らしとばかり、辺りを睥睨し、アイスクリーム屋の店舗屋上に掲げられていた、故マリリンモンローに酷似したネオン管付き看板を青空を背景に一枚撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、如何にも陽気な雰囲気を醸し出したアフリカ系黒人の店員氏が路上で、いたいけな婦女子達を相手に丁々発止のセールス活動のマシンガントークを繰り広げていたので、その様子をちょいと離れたところからカメラを構え、奇跡的に背景が空いた瞬間を狙い、シャッター切ったもの。

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四枚目のカットですが、竹下通りばかり歩いていては、標準レンズ装備だと撮影クリアランスも取りづらいため、側道に入って、被写体を探しながら徘徊していたら、一旦通り過ぎた結婚式専門と思しき裏通りの教会のような施設で新郎新婦が建物の前で記念撮影を始めたので、近寄ってみたら、新郎新婦より、エキストラ出演のいたいけな童子のつがいの方が画になりそうだったので、コーデネーターの小姐に声掛けて一枚撮らして貰ったもの。

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五枚目のカットですが、ランチ場所への移動も兼ね、再び竹下通りに戻りましたが、そこで、パナソの最新ミラーレスなんか首から下げ、如何にも親娘で写真撮りながら観光地を散策してますよ的オーラを強く漂わせる白人男女が歩いてくるのを認めたので、さっそく歩み寄って声掛けて一枚撮らせて貰ったもの。

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六枚目のカットですが、チャンスというものはリズムを掴むと次々やってくる習性を持つもののようで、撮影に快く応じてくれた白人親子にお礼を述べて別れて、5分もしないうち、セミモヒカンにハート型のサングラスをかけ、いかにもはしゃいでいるような雰囲気の白人小姐が目に留まったので、さっそく声掛けて撮らして貰ったもの。

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七枚目のカットですが、明治通りを渡ったところにあるランチ場所へ移動するため、竹下通りからまた裏通りへ入り、そこでも被写体を探し同行者のSKさんと大の男が二人してキョロキョロと探しながら歩いていたら、なかなか雰囲気の良い裏通りの街角が有ったため、そこで渋い看板を主題として一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、カレーの名店「Ghee」で至極のキーマカリー(税込1000円)を堪能してから、レンズをベビースィターに換装し、竹下通りに舞い戻り、歩きながら被写体を探していたら、なかなか奇抜なファッションとカバンが目立ついたいけな小姐の後ろ姿が目に留まったので、通りざまに一枚戴いたもの。

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九枚目のカットですが、白装束のセーラー服モディファイみたいな衣装に身を固め、安価な衣装・アクセサリ類を売っている店頭に行列している小姐の後ろ姿を撮ろうとカメラ向けたら、アキバや浅草仲見世同様、あちこちの観光地に大挙して出没している中国からの小姐が早足で歩いて来たのでたまたま写り込んぢゃったもの。

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十枚目のカットですが、竹下通りも原宿駅に近い辺りのいたいけな若い婦女子向けの肌着類を商う店頭で、今どき珍しい清楚な黒髪セミロングの、いかにも”大和撫子”という風情の小姐が店舗の看板眺めながら、アイスなんか立ち食いしていたので、そのギャップが面白く、通りざまに一枚戴いたもの。

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十一枚目のカットですが、表参道方面から乃木坂抜ける界隈でお茶しようということで、元同潤会アパート、現表参道ヒルズ沿いの歩道を歩きながら、被写体を探していたら、ちょうど、ガイドブックなど広げて愉しそうに行き先の確認なんかしていた国産小姐のグループが居たので、街路樹からの木漏れ日も佳きアクセントとなっていたため、通りざまに一枚戴いたもの。

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十二枚目のカットですが、このエリアのかつてのNo.1ランドマークであったラフォーレ原宿を背景として、交差点に如何にも夏の原宿デートですわいなと自己主張するかの如き、今から一昔以上前の大学生の夏合宿みたいなカッコのカポ-が佇んでいたので、そのレトロ感が面白く、一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、明治通りを渡り、お目当ての「Ghee」の近くの裏通りまでやって来て、厳密なタイムテーブルに則って行動しているワケでなし、SKさんと、あ!これ面白い♪、きゃ!これ可愛い☆とか黄色ならぬ黄土色の嬌声を上げながら撮り歩いていたら、さすが原宿、なかなかおっされーな店頭デスプレイを発見したので、さっそく一枚戴いたもの。

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十四枚目のカットですが、さすが原宿、表参道エリアは今どきの文化やファッションのひとつの中心だけあって、ずいぶんと路上にさりげなく置かれているものも洒脱で、路駐のバイクもクロムメッキのパーツの輝きが路地裏に射し込む午後の傾きかけた陽光を跳ね返し、妖しげに輝いていたので、その佇まいを一枚戴いたもの。

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十五枚目のカットですが、ここも表参道こと都道413号線の北を並行して走る側道から南に伸びた通りの奥に白塗りのステキな洋風のカフェが有ったり、今風のファッションに身を固めたいたいけな小姐達が行き交っているのですが、徹マン明けで疲労困憊ででもあったのでしょうか、今はあまり流行らない、素肌にTシャツ、ジャケット腕まくりという昭和の雰囲気を濃厚に漂わせるロン毛のオッパーがタバコを手に挟んで塀のくぼみに腰掛けていたので、その対比が面白く、通りざまに一枚戴いたもの。

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十六枚目のカットですが、これまた表参道の北の側道から表参道に出ようと南へ伸びる道を被写体探しながら歩いていたら、昔懐かしい、サンフランシスコホームステイ時代に仲良かったメキシカンの小姐と良く似た外人の小姐がヒマそうにウィンドショッピンがてら散策していたので、当てずっぽで巻き舌英語で声を掛けてみたら、やはり英語と片言の日本語がラテン訛りっぽかったので、メキシカン小姐らしく、喜んでモデルさんになってくれたばかりでなく、ドモアリガトウ♪と満面の笑顔でお礼まで述べてくれたので、とても気分良かった一枚。

今回の感想ですが、ほぼ10年ぶりの原宿~表参道エリアへの出撃に、同じくこれまた数年ぶりに発掘した2本を、このところ滅多に使わなくなったM8に装備しての出撃でしたが、開始前の不安は杞憂に終わり、いつもフランチャイズの浅草を含めた墨東地域、築地・月島・佃エリア、或いは勝手知ったる地方のお祭りと同等以上の出来ではなかったかと自負しています。

さぁ、来週は工房の新作(珍作)オリジナルレンズの街撮りレポートでも行きましょう、乞うご期待!!
  1. 2015/08/23(日) 19:48:41|
  2. 街撮り写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

10年ぶりですか。

charley944さん
お疲れです。
確かに、原宿・竹下通り~表参道はあまり見たことなかったですね。
たまに私のブログで出るくらいで。

親子スウィターがこれまたいい味出してますねえ。

原宿、表参道から青山にかけての通りも結構撮影スポット多いですし、外人観光客も来てますからフレンドリーに撮影出来そうですしね。

家のことが落ち着いたら、M9も修理完了したことだし、撮りにでかけないと。
  1. 2015/08/23(日) 22:41:40 |
  2. URL |
  3. 出戻りフォトグラファー #aYDccP8M
  4. [ 編集]

Re:10年ぶりですか。

出戻りフォトグラファー さん
早速のお越し有難うございます。

そうなんです。
ついつい、隅の隅まで再開発と商業化が進んだ女子中高生の溜まり場みたいなイメージが有って、そんなとこ行っても、どうせ満足行く写真なんか撮れっこないと思い込んでいたのが、なかなかどうして、それなりのウデと交渉術さえあれば、浅草とか築地・月島・佃、或いは地方の祭りとそんな変らんぢゃん・・・と思った次第。

それから、スィター親子みたいな奇異なものを取り出したのは、晩に弊社代々木倶楽部で賓客と会食予定が有ったので、その話しのネタにでもしようと思いカバンに入れてて、朝出かける直前になって、では、何で撮ろうか、例のXF-Fujinon23mmf1.4Rでもイイが、パンチのある写真にはちょっとと思い、ぢゃ、久々の土地に久々の機材で、と自らハードル上げてしまったものです、でも結果オーライだったから、まいっか。

まずはご自宅の足場固めに専念され、しかるのち、Uボートで同盟国から帰ってきた愛機と出撃されますよう。
  1. 2015/08/23(日) 23:00:19 |
  2. URL |
  3. charley944 #yjwl.vYI
  4. [ 編集]

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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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