深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

An awful perk of biz trip to the east end of Japan~Setouchi Tour'15①~

さて、今宵のご紹介は、週末の山口県への出張の帰りに土、日を利用して立ち寄った、尾道、鞆の浦からなる瀬戸内ツアー'15から二週に亘ってお送りすることと致します。

まず第一週目としては、金曜日夕刻に新幹線で福山到着後、宿へチェッキンしてすぐ、空母ニミッツ上のF18ホーネットによるタッチアンドゴーばりに駅へ舞い戻り、山陽本線に乗って、尾道へ向い、夕刻から宵の口の風景を撮ったものをご紹介致します。

機材はX-Pro1+C.Nokton35mmf1.4SCの絞り開放AE撮影です。

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まず一枚目のカットですが、映画やTVにも頻出の尾道の街は、駅の真ん前が港になっていて、お江戸の大川よりも幅が狭いんぢゃまいか?と疑いたくもなる尾道水道を隔て、すぐ目の前に向島が広がっているという、幾つかの港町でも独特の風景なのですが、まずは港沿いのウッドデッキを散策しながら被写体を探していたら、いたいけな女子高生が「もぉ~死んじゃうよ、マヂ有り得なくね?(笑)」とか絶叫しながら、柵の上に腰掛けながら水面に向ってのけぞったので、レンズ交換をする間もなく、シャッター切ったもの。

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二枚目のカットですが、じゃれてた女子高生が無事、何バカなこと云ってんのさ!?とか相棒に腕を引っ張られて柵から降りたのを見て安心してその場を後にし、尾道名物、渡し舟のすれ違い風景が本四架橋しまなみ海道の尾道大橋をバックに目の前で見られたので、その牧歌的な様子を一枚撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、渡し舟と云ったら、やはり渡し場の風景も撮らねばならないと思い、港に幾つかある渡船場のうち、比較的駅から近く、映画ロケなどでも使われるように、昔からの佇まいを残した「福本渡船」の尾道側渡船場脇に佇み、夕暮の渡し舟から、いたいけな女子中高生達がが楽しく語らい合いながら、自転車で大挙して降りてくる様を収めたかったのですが、待てど暮らせど、影も形も現れず、さすが4船目にもなったら根負けし、いかにも田舎の朴訥そうな青年が洗いたての真っ白なTシャツなんか来て、立ち漕ぎなんかしてやって来たので、その様子も画になるので一枚戴いたもの。

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四枚目のカットですが、渡船場はほどほどのところで切り上げ、またしてもウッドデッキ上を徘徊し、被写体を探していたら、居ました、居ました、堤防に並んで座り、カップラーメン食べながら、時折、スマホン出して自撮りやったり、突如として大声でけらけら笑い転げたりする、いたいけな小姐二名が・・・早速声掛けて、斜め後ろからエキストラ出演して下さいよ、ということで快諾を貰い、シャッター切ったもの。

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五枚目のカットですが、「福本渡船」より更に東へ歩いたところに在る別の渡船場まで来たら、今到着するばかりの渡船の先端にいたいけな制服の小姐が物思いに耽る表情を貼り付け、佇んでいるのが見えたので、早速、船着場の横にダッシュで待ち構え、桟橋を渡って来たところを一枚戴いたもの。

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六枚目のカットですが、渡船場での思い描いたショットに気を良くし、再び、ウッドデッキを徘徊し、被写体を探していたら、この街の中高生は堤防に座って、時間を潰すのがよほど好きらしく、何組かの男女、男同士、女同士が居たので、慎重に雰囲気を見極め、快く受けてくれそうな、健気な女子高生小姐二名を見つけたので、すかさず声を掛け、斜め後ろから一枚撮らせてね♪とお願いし、モデルさんになって貰ったもの。

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七枚目のカットですが、そろそろ暗くなりかけて来たのと、ウッドデッキでの撮影にも飽きてきたので、尾道名物の山肌の路地裏を撮るべく、千光寺への登山道に繋がる石段を登り、幹線道路からまだ100mも離れていない辺りで、なかなか佳き雰囲気の建物が建っていたので、その木と漆喰のコンビネーションも美しい壁面をモチーフに下界の港の様子も路地越しに眺めた構図で一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、その千光寺へ続く石段を暫く登って行ったら目についた、如何にも尾道名物の山肌の路地、という風情の狭い路地と次から次へと現れる階段、そしてそれらを繋ぐ幾何的文様も美しい石段の佇まいを一枚撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、薄暗くなってきた石段の路地をあてどなく登って行ったら、麓からそこそこ登り、志賀直哉住戸遺跡手前のふと開けた辺りで、素敵な佇まいとオシャレなネーミングのカフェ?が目に留まったので、その門構えの様子を一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、観光絵葉書ではゲップが出るほど目にしている、千光寺の五重塔越しの尾道大橋の風景をパクって、名前は忘れましたが、或る古刹のこれまた端正な屋根越しに尾道大橋を含む尾道水道の佇まいを捉えてみたもの。

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十一枚目のカットですが、辺りはかなり暗くなって来て、街灯の無い石段や階段を歩くには、転倒やら転落のリスクが高くなって来た時分ではありましたが、まだ細々と明かりが有る通り伝いに上を目指していたら、ここだけ、ナトリウム低圧灯を煌々と照らすエリアが在ったので、これはこれで風情があったので、遥か彼方に尾道水道を望むオレンヂ色の巷の様子を一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、ナトリウム低圧灯の巷の上はもう明かりが無さそうなので諦め、別のルートで駅に近い方角へ降りることにしたのですが、その裏通りの道にせり出した木枠ガラス窓の彼方に見える尾道水道の様子がとても魅力的だったので、ブレないよう最大限の注意を払い、一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、山肌の迷路みたいな路地から降りて、再び幹線道路伝いに駅方面へ歩いていたら、水道の向こう側の造船所の門型クレーンやガントリークレーンが色とりどりにライトアップされて、尾道の観光に一役買っているようだったので、その心意気に感じて一枚撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、尾道水道沿いのウッドデッキをデナーを戴く予定の「グリンヒルズホテル」方面に歩いていたら、関西弁もけたたましく語らい合いながらベンチに座ったまま、自撮りやったり夜景撮ったりする旅行者風小姐二名が居たのですが、ちょうど、東方面からホロ酔い加減と思しきヲッチャンが自転車で猛スピードで走って来たので、こりゃやるな、とか思ったら、やっぱり、夜景を撮ろうとしてた前を横切って、「ひゃぁ、人が入ってもうたがな!?」とか絶叫する瞬間をジャストミートしたもの(笑)

今回の感想ですが、いやはや、人を含めた景色も美食も瀬戸内はなかなかレヴェルが高い!! 実際、一晩明けた土曜日の驚異的アクテビテーでも感じましたが、疲れを感じさせないエネルギーを放つ、不思議な旅行先なのではないかと。

さて、次週はいよいよ、土曜朝から江戸表へ戻る日曜のお昼までの福山での行動の撮影結果をお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2015/09/13(日) 23:42:33|
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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