深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

A travel to release my heart and soul~Hongkong & Macau tour 2015②

さて、年も明けた2016年、遅まきながら皆さん明けましておめでとうございます。
当ブログは昨年最後の更新に引き続き、年末の香港・澳門ツアーからの厳選カット?をお送り致します。

今回のご紹介は到着2日目、12/20(日)の朝から宿の在る香港島の対岸、九龍半島の繁華街、尖沙咀から佐敦にかけて、日暮れまでほっつき歩いて、本能の赴くまま「神に出会えば神を撮り、鬼に出会えば鬼を撮る」と言った、珍しく気合いの入った撮影モードで愛機X-Pro1とLeica M8を我が眼の一部として出会う各シ-ンを捉えたものです。

では、早速、当日の行動に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、宿の最寄の香港大学駅からアイランドラインのMRTに乗って、降りた先が、勝手知ったる尖沙咀の駅、その太空館の中庭からベイエリアを一望出来るテラスに歩きながら被写体を探していたら発見した、旅先で疲れ果てたのか、
クリスマス前後のイベントのため、敷地内に置かれていた人工芝を敷き詰めた台車の上で爆睡するバックパッカーの兄ちゃんと、あたかもそこには誰も居ないかのごとく無関心で傍らを通り過ぎる観光客の姿です。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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二枚目のカットですが、同じく尖沙咀の太空館の敷地内、爆睡バックパッカーから10mも離れていない木製ベンチの上で、如何にも、中国内地から観光で来ましたわよ♪という佇まいの一家と、爆買い中国国民第二のパスポートと化した自撮り棒を上手く使いこなし、兄と思しきいたいけな童子を健気にも記念撮影して上げている健気な極小姐の佇まいが面白かったので通りざまに一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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三枚目のカットですが、太空館の中庭を抜け、ベイエリアに面したテラス沿いの散歩道を歩いていたら、東南アジアからと思しき若い観光客のグループが本家中国国民のお株を奪いかねない器用さで自撮り棒を使いこなし、かなり難度の高い、集団写真を撮っていたので、香港島の遠景をバックに一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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四枚目のカットですが、ベイエリア沿いのテラスを歩いていたら、工房主を現地人民と見誤ったか、風船と引き換えにアンケートを書いてくれという趣旨でしょうか、にこやかに歩み寄って来たので、ゴメン、期待を裏切って・・・拙者は日本男児でござるよ、でも小姐は愛くるしいから、これも何かの縁ということでモデルさんになってね♪と早口の英語で因果を含め、その後も何だかんだと注文つけて、モデルさんになって貰ったもの、
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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五枚目のカットですが、ヘタに市内の繁華街をほっつき歩くより、ここベイエリア沿いの遊歩道を徘徊している方が、シャッターチャンスに遭遇する可能性が高いことに気付き、カメラ二台提げて、相当コワイ目つきで、獲物を探していたら、しめしめと、香港島を背景に記念撮影している小姐2人組が居たので、その撮影者の背景に回りこんで、まんまと一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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六枚目のカットですが、獲物満載のベイエリアのテラスで、またしても、如何にも写真撮ってよね♪というオーラを漂わせ、ジョギング途上にメールをチェックしているヂモテーですよん、という風情の色の浅黒い欧米系の青年の姿が眼に留まったので、風景を撮るフリをして、しっかりモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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七枚目のカットですが、せっかく1年ぶりくらいに訪れた香港、景色を撮るのをスマホンの内蔵カメラだけに任せておいたんぢゃもったい無いということで、ちょうど頃合良く比較的高速のボート状船舶が香港島の方角からこちらを目指してやって来たので、まさに渡りに舟とばかりに一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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八枚目のカットですが、そろそろ、遅めのランチでもしようかいな♪とかテラスをフェリーターミナル方向に歩き始めたら、一心不乱にソフトクリームを舐めるいたいけな童子達と目が合い、ん?今ってクリスマス直前ぢゃね!? 何でこのいたいけな良い子達はソフトなんか旨そうに舐めてんだ???とか一瞬、意識が遠くなりましたが、気を取り直して、傍らのご両親に声掛けて、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

HK_026L-1.jpg
九枚目のカットですが、先の良い子達にモデルさんになって貰ってから5分もしないうちに、またしても爺ちゃんとソフトをなめる良い子の登場です。いかな亜熱帯の香港と云えど、これだけ高密度で氷菓子を堪能するいたいけな良い子達の姿を目にするとは、やはり地球温暖化は予想以上に進んでいるのだろうか?とか日頃のエネルギー大量消費型生活に少なからず胸を痛めながら撮った一枚。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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十枚目のカットですが、巨大なフェリーターミナルの建物横のバースにちょうど横付けされていた純白の船体が美しい大型客船の勇姿を香港島の遠景をバックに一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはCine-Xenon28mmf2改Mによる開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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十一枚目のカットですが、フェリーターミナル内の行きつけのベトナム料理レストランでいつものメニューを堪能したあと、九龍公園方面を散策しながら、田舎でお留守居役を務める老母に刺繍の土産でも買い求めようと、佐敦駅至近の中共系百貨店というか友誼商店っぽいデパートへ向けて歩いていたら、フェリーターミナルから1ブロックも歩かないバス停で、それこそ童話の世界の出てくるお姫様みたいな白人のいたいけな極小姐が、ご両親と語らい合いながら、愉しげにバスを待っていたので、通りざまに一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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十二枚目のカットですが、これも九龍のメインストリートである、佐敦方面に向かって、弥敦道を歩いていたら、またしても香港の若い小姐に現地人、ないしメインランドの人間と間違えられ、何かのセールの冊子を渡されそうになったので、ゴメン、拙者は大和の国から参ったのござるよ・・・と説明し、またしてもモデルさんになって貰ったのでした。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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十三枚目のカットですが、デパートでの用足しを終え、お茶でもすっぺか?と戻ったフェリーターミナルビルの2階テラスで遠い目をして、香港島の景色を眺めていた韓国からのいたいけな小姐2名の後ろ姿を、国際親善の思いを込めて一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

HK_031L-1.jpg
十四枚目のカットですが、香港定番の撮影スポットのうちのひとつ、"1881Heritage"という英国植民地時代の総督邸かなんかの建物を模したショッピングセンター中心の観光施設でクリスマス関連のイベントやっていたので、これ幸いに記念撮影するいたいけな中国メインランドの小姐達のご相伴に与ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

HK_032L-1.jpg
十五枚目のカットですが、同じく"1881 Heritage"の中庭で特設ステージが設けられ、その壇上には、いかにもデズニーにインスパイアされましたよ♪といわんばかりの馬車みたいなセットが据え付けられ、そこの順番で乗っかって、平和な記念撮影なんかしていたので、いたいけな極小姐2名連れの家族の撮影終ったばかりの若いヲヤヂさん捕まえ、日本から来たカリスマ写真家だ、とか適当なこと言って一枚撮らして貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

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十六枚目のカットですが、日暮れまで、フェリーターミナル内の桁外れに大きいショッピンセンターにある、ライカショップやらその他カメラ屋さん、時計屋さんを虱潰しに冷やかしたりしていたら、陽もとっぷり暮れ雨もパラつきだしたので、安くて良質の食事を摂ることが出来る、西環/香港大学エリアに戻ろうと、地下鉄駅に向う途上、真っ赤な路面電車の前を颯爽と渡るヂモテーのカッケェカポーが目に留まったのですかさず一枚戴いたもの。

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弥敦道上の九龍公園の方面から気合いを発する声が風に乗って聞こえて来たので、どうせMRTの入り口は近いこともあり、小雨の中、階段を登ってみたら、香港、台湾ではよく目にする太極拳の緩慢な動きではなく、かなり敏捷に形を決める功夫のような演武をやっていたグループが居たので、入り口に近いところにいたマネーヂャみたいな眼鏡にそばかすの白人のちっちゃな小姐に写真撮らしてくんない?拙者こう見えても旅の武芸者でござる、とか適当なこと言って、かなり近くまで寄って撮らして貰った数枚のうち、奇跡的にブレなかった一枚。
カメラはLeica M8、レンズはCanon L50mmf1.2による開放、絞り優先AEモードでの撮影です。

さて、次回は今回の旅のハイライト、滞在中、二回目の澳門訪問、これまで行ったことのなかった観光名所の秘蔵カットのご紹介有り・・・乞うご期待!!
  1. 2016/01/03(日) 19:56:35|
  2. Arri改造レンズ群
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

今回も躍動感あふれるカットで。

charley944さん
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて、マカオ・香港旅行第2弾、こんどはCanon50/1.2Lでの撮影でしたか。
どの写真も躍動感あふれるカットですね。
10枚目だけCine-Xenonのカットですけど、こちらも良い色合いですね。
こうしてみるとLeicaM8のCCDの色合いは私のM9と比べて自然な色合いになっているなと思います。
あれかな、ウェッツラーで修理したことでうちのM9、更に原色バリバリ傾向になったのだろうか。

それにしても晴天じゃないからか、開放1.2でも破たんがありませんね。感度は160~400くらいでしょうか。

最後のカットもかっこいいなあ。
こういう情景は香港でないと中々見られそうもないのでしょうね。

次の澳門のカットも楽しみです。
  1. 2016/01/03(日) 23:11:15 |
  2. URL |
  3. 出戻りフォトグラファー #JC4vvGP6
  4. [ 編集]

Re:今回も躍動感あふれるカットで。

出戻りフォトグラファーさん

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

実はもう既にお気づきではないかと思いますが、このところ、ハノイであれ、台北であれ、海外遠征では、50mm玉1本となると、CanonL50mmf1.2が必ずエントリーしてるのですね。

それはなぜかと云えば、軽量、コンパクトで描写性能も申し分なく、M8やらX-Pro1との組み合わせでは、まず期待を裏切ることが無いからなんですね。

もちろん、他の個体との性能差を理解しての上での起用ですから、これに代わるものと云えば、長野県産のりんご畑の真ん中で作られた50mmf1.1くらいしかないでしょうね。

ましてや、不夜城の異名を持つ、香港半島は尖沙咀界隈で日没以降に撮影を敢行するのであれば、これほど機動力と破壊力を発揮する得物はちょっと見当たらない気がします。

またCine-Xenon28mmf2.8についても、もう少し選んでも良かったのですが、何せ16mmARRI用の玉らしく、APS-Cサイズ撮像素子でも、無限に近い焦点域だとイメージサークルが更にすぼまって、周辺に影が出てしまうので、なかなか使いこなしが難しいのです。
ホントはCanon28mmf2.8の描写性能そのままでf2までスケールアップしたものがあれば理想的なのですが(・・・とか云いながらもう実は機構設計に入っていたりするwww)
  1. 2016/01/04(月) 20:41:17 |
  2. URL |
  3. charley944 #yjwl.vYI
  4. [ 編集]

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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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