深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Having a walk around Yokohama the exotic city~CP+2016~

さて、今宵のご紹介は予告通り、愉快なお仲間各位と陽気に誘われて出かけた、CP+2016@横浜パシフィコからのレポートとなります。
CP+については改めてここで述べるべくもない、世界有数規模での映像・写真機材関連の展示会ですが、当日は、毎年恒例の通り、ただ漫然と会場に乗り込んでも面白くないので、クラシックカメラ・レンズを愛する面々と誘い合って、お昼前に石川町駅に集合、山手の洋館街、そしてランチをはさんでみなとみらい地区のヂモテーならではのとっておきの撮影スポットを経て、夕方会場入りして、花々を巡るいたいけな蝶々よろしく、各社渾身のブースを巡ったという次第です。

では、早速、当日の行動に沿って撮影結果を見て参りましょう。

カメラは全てX-Pro1、レンズは1~6枚めまでが、W-Nikkor S 3.5cmf1.8、7枚目~13枚目までがNikkor S 8.5cmf2のオールニコン祭り状態です(笑)

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まず一枚目のカットですが、11時過ぎに石川町駅の元町口に集合し、天気も快晴でしたし、清々しいキブンで愉しく語らい合いながら、洋館街へ続く比較的タイトな坂道を登っていったのですが、その途上、やはり横浜、粋なデスプレィの店舗兼住宅のような建物がそこここにあり、その中でとてもエキゾチックな雰囲気の自転車の車輪を利用したオブヂェに心惹かれ、一枚撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、坂の途中に入り口がある、確か外交官の家だったかと思いますが、この前来た時は改修中だった洋館が無事完工相成って、オープンしていたので、みんなで入ってみようぢゃまいか、ということで、上がりこみ、思い思いのカットを撮っていた中で、窓越しの光も柔らかな応接室の雰囲気が気に入ったので、まず皮切りに一枚撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、同じ洋館の別の洋室で、ここでも窓越しに柔らかな日が射すの調度品の凛とした佇まいがとても魅力的に思え、また、先のカット同様、古いレンズでフードも無い状態でどの程度コントラスト上がるか試したい気持ちもあったので一枚撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、一軒目の洋館を後にして、ランチ場所への移動も兼ね、洋館街の在る山手地区のちょうど馬の背のような位置にを貫くメインストリートを外人墓地方向に歩いていたら、南欧風の白いエクステリアも魅力的な洋風住宅の軒下部分にこれまた、ホンモノのベスパがさりげなく停められていて、イイ雰囲気を醸し出していたので、家人に聞こえるわけもないですが、ちょいと失礼、と気持ち断って、塀越しに一枚戴いたもの。

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五枚目のカットですが、これもこのメインストリートを撮影しながら歩く時は、工房主のみならず、一同全員が申し合わせたように、しかし、各個々人の趣味やポリシーをキッチリ反映した撮り方で収めている、どことなくカリホルニア風の私的道案内板とその周りの様子を一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、今回はいつもと違ったルートを辿り、かの世界的美小姐であらせられる桐谷某女も通っておられたというフェリス女学院下の道を我が国テニス発祥の地方面に下って行こうという話しになって、その脇道へ入る辺りにあった、高い木立に囲まれた洋館のいかめしい塀の金物を撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、洋館街からみなとみらいでのスナップ行を終え、やっと当日のメインディッシュである、CP+2016会場に入り、まずは、顔役であらせられる?JCIIのブースに表敬に顔出さねば、ということでお仲間と向ったのですが、当のご本尊様が不在だったので、お留守居役の方にくれぐれも宜しくお伝え戴くようお願いし、ぢゃ、お目当てのブースでも見て歩くっぺか?ということでJCIIブースを出たらすぐ目に留まったのが、黒尽くめのつんつるてんのコスチュームを着た小姐が案内兼アンケート掛をやっていたので、さっそく声掛けて撮らせて貰ったもの。

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八枚目のカットですが、さっそく今回話題の新製品、シグマのミラーレス2兄弟を観に、ブース内の特設会場の行列に並んだのですが、そのブース入り口に黒尽くめのちょっと薄幸そうな雰囲気を発散しながらも健気に接客対応をしているいたいけな小姐が居たので気になって仕方なく、新製品のお味見もそこそこ、その場から消えてなくなってしまわないうちにと、ホンの数メートルですが息せき切ってダッシュし、モデルさんになって貰ったもの。

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九枚目のカットですが、同じくシグマのブースでまさに補色の関係ではありませんが、黒尽くめの薄幸そうな小姐と背中合わせの位置に立って接客をしていた、いかにも屈託がなさそうな天真爛漫な雰囲気を纏った愛くるしい白っぽいコスチュームの小姐にもお声がけしてモデルさんになって貰ったもの。

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十枚目のカットですが、たぶんオリムパス辺りのブースではなかったかと思うのですが、遠目ではスタイル抜群で、コスチュームもなかなか決まっていたので、これまたダッシュでブース内の小姐の立ち位置に駆け寄り、他社製のカメラレンズで恐縮ながら、せっかくなので、一枚撮らしてやっておくんなさい、とモデルさんになって貰ったもの。、

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十一枚目のカットですが、今回のメーンデッシュ的存在、我らが富士フのブースで、並べば、X-Pro2他で、メーカーがお膳立てした本職のモデルさんを撮らせて貰えるという願ってもないイベントだったのですが、並ぶのが面倒くさいし、撮った画はおそらく持ち帰り出来ないルールのようだったので、同じ富士フの前フラグシップ機であることを前面に押し出し、モデルさんが遠めに見られる位置に紛れ込ませて貰い、手なんか必死に振って、存在に気付いて貰って、何とか愛くるしいご尊顔など撮れたもの。

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十二枚目のカットですが、工房主も同行のお仲間も、まさに富士フのヘビィーユーザーでありますから、同社のブースでは、イベントコンパニオンの小姐各位には、鼻高々で声掛け放題、当たるを幸いに、器量良しの小姐に声掛けてモデルさんになって貰った意一枚目。

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十三枚目のカットですが、同じく富士フでアンケートなんかやってた、先の小姐の相棒の小姐も目が合ったので、もうアンケートは一回やっちゃったから、記念に、キレイなお嬢さんの写真だけ撮らせてね♪とか美辞麗句を並べてモデルさんになって貰ったもの。

今回の感想ですが、うーん・・・今回のレンズ設定は完全に読みハズしたorz
何とならば、前回はピンクレディーのUFOのコスチュ-ムか漢の時代の古墳墓から出土した金縷玉衣かと目を驚かせた絢爛豪華な小姐を撮ろうとしたら、十重二十重にカメコ各位が人垣を作っていて、かなり小さくしか撮れなかったので、それなら今回は長い玉で・・・と思って、85mm、つまり、X系列の1.5乗数でやっちゃったら、128mm相当の狭い画角になってしまい、まさにマイナンバーカード用の照明写真ぢゃあるまいし、バストアップの色気皆無のカットのオンパレードになってしまったのです、ああ大失敗。

まぁ、こういうエピソードも潔くクラシックレンズを使いこなそうという人間にとっては、これまた愉しい話題ではありますが。

さて、次回は、一週お休みで海外ロケ、その次の週は古河のもも祭りか、海外ロケ結果のどちらかをアップ致します、乞うご期待!!
  1. 2016/03/13(日) 21:00:00|
  2. 街撮り写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

換算135mmは案外当たりかも。

Charley944さんお疲れです。
楽しかったですね、CP+2016撮影会。

山手西洋館ツアーの方は同じように撮っていたはずなのですが、Charley944さんの方が中望遠レンズメインで撮影していただけあって被写体に迫ったカットになってますね。
それにCP+に移ってからのカットも換算135mm相当とは言え、被写体への寄り方はこっちの方が好みですね。
50mmだとある程度周辺も入りますけど、その分背景の色に引っ張られるので、10枚目のカット(これフジフィルムのチェキのブースです。オリンパスじゃありませぬ(>_<))は私の撮ったカットは背景の色が緑と黄色のセパレートだったので、この女性の顔が肌色ではなく緑色方向に持って行かれました。
撮った傍から「マイナンバーの証明写真になってしまった」とぼやかれてましたけど、私はこのカットの方が被写体に寄れていて好きですね。

さて、次回は古河ですか。
あれ、その前の三連休あるじゃないですか(笑)
  1. 2016/03/13(日) 21:51:26 |
  2. URL |
  3. 出戻りフォトグラファー #aYDccP8M
  4. [ 編集]

Re:換算135mmは案外当たりかも。

出戻りフォトグラファー さん
有難うございます。
そうですね、今回はいつもと違って、貴賓にも同道戴いたこともあり、なかなか適度の緊張感と新発見があって、いつもにない充実感だったやも知れません・・・ナイス幹事さんでした☆
しかし・・・やってしまったぁorz
黄色の丸っこいボディ見ると、ついついオリムパス、ケムンパスのコンパデヂを連想しちゃうんですが、まさか、身内同様の富士フだったとは、とほほ。
で、焦点距離ですが、うーん、確かに8,9,12は望遠ならではのポートレートっぽいし、11枚目に至っては、標準以下の画角ぢゃ、緑のセットの中に女性が座っていたみたい・・・で終わっちゃいましたね(笑)
そ-だ・・・ご指摘深謝です・・・すっかり、頭が前のめりになってました、三連休があった、三連休は東洋のマチュピチュに行きます、よし、記事直しておこう(苦笑)
  1. 2016/03/13(日) 22:24:57 |
  2. URL |
  3. charley944 #yjwl.vYI
  4. [ 編集]

故・柴田三雄氏が、完璧に整備されたというS系ニッコールの写真を思い出しますが、ここでは全て(昼間でも)開放ということで異彩を放っています。

35㎜はさすがにシャープで、エッジが効きデジカメでもちょっと古っぽく色再現がシブいですが、とても丁寧な描写をするようですね。ベスパの日射部と日陰が程好い調和がありますし、行き先看板の写真はレンズ収差に縁どられ雰囲気があります。

135㎜も、『報道ニコン』の最盛期レンズだけあって、そのイメージが私には強いです。美女を撮るには、冷酷な気もしましたが、ゾナー・ジュピター・ニッコールと、それぞれのレンズ個性を発揮して挑戦する価値はあるでしょうね。

こうした多くの古いレンズ独特な描写を生かさねばならない困難はありますが、じつは、わたしはフイルムでしかこの(35㎜f1,8)レンズは使ったことがありませんでした。

なんとなく、モノクロフイルムとの相性が良さそうな気がしていて、一度手放したニコンSPが、さすがに手放したとき以上に安く出てこないかと、このところは中古カメラ店をウロウロしています。
  1. 2016/03/18(金) 05:52:48 |
  2. URL |
  3. treizieme ordre #-
  4. [ 編集]

treizieme ordreさん
有難うございます。
ちょいとお隣の国まで遊びに出かけていて、レス遅れてしまいました、申し訳ございません。
そうですね、あまりおおっぴらに書くと、タダでさえ、良品が姿を消しつつある、W-Nikkor3.5mmf1.8が完全に姿を消してしまうことも予想されるので、あまり詳しくは述べませんが、要はこのクセノタータイプの進化系の玉は50年以上も前に平面撮像素子での撮影を予測していたかの如き構造なので、古色蒼然ではありながら、周辺までキリリと描写され、開放でも危なげない写りですよね。
それから85mmf2の方ですが、これもダンカン氏(たけし軍団で無い方www)が気に入っただけあって、これも開放からシャープでコントラストも程好く、デヂタルで使っても、全く違和感感じないと思います。
願わくば、2400万画素と旧型とは比較にならない測距&表示機能を装備したX-Pro2で徹底的に使いこなしてみたいものだと、改めて思った次第。
  1. 2016/03/22(火) 22:35:11 |
  2. URL |
  3. charley944 #yjwl.vYI
  4. [ 編集]

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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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