深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Mio amato stagione calda Folmosa~Taipei Tour'16Jul.②~

さて今宵のご紹介は7月中旬の台湾ツアーからの到着二日目の午後、淡水での行動からのカットをお送り致します。
まず、冒頭にお詫びと訂正がありまして、今回の台湾ツアー、二回で完結させる予定だったのですが、それほど枚数が嵩まないと思っていたのが、淡水編だけで、X-Pro1で撮ったものから選んだ段階で軽く20枚は超してしまい、更にM8で撮ったものも加えて30枚をゆうに超す中から厳選したので、こりゃ、その翌日の台南編と一緒はムリだわい、と一人ごちて、早々にギブアップし、三回に拡張を決めた次第。
ということで、到着二日目の午後、台湾駅地下でローカルランチを摂ってから、淡水線で出掛けた終点、淡水の河口の街の賑わいを、フェリーで訪れた対岸の街、八里の様子と併せてじっくりとお送りしたいと思います。

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まず一枚目のカットですが、台北駅からMRTに乗って50分ほどで到着した淡水駅から降りると、淡水河際の駅前はかなり大きな広場になっており、そこでは、大道芸人みたいなのが休日には繰り出して日銭稼ぎに精を出しているのですが、この日は少なくとも台湾では初めてみた、銅像・塑像系パフォーマンスの芸人が駅から河岸に向かう途中に居て、小銭投げて記念撮影したり、タダで触って恐る恐る逃げる童子達が居てそこそこ盛り上がっていたので、面白半分に一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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二枚目のカットですが、大道芸人のところを過ぎ、更に河岸方面に歩いて行くと、何か日本のヤクルトによく似た形のプラスチックのミニボトルに入れられた乳酸飲料みたいなもののキャンペーンを歌舞楽曲の類いもほぼ皆無で慎ましくやっていた一団が居たので、怖いもの見たさも手伝って接近し、子供相手にその効用を熱心に説く、やや歳のいったキャンペーンガール的役割の小姐の働きぶりと、完全カメラ目線の童子の様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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三枚目のカットですが、淡水河沿いの繁華街には、アジア共通のパーマネント祭り会場と日本固有の海の家文化の融合したような露店テイスト濃厚な小商店、間口の小さい鰻の寝床的飲食店が軒を連ね、その前の歩道をひっきりなしに現地のカポーや非リア充の兄ちゃん達が行き交うので歩きながら、往来の様子を捉えてみたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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四枚目のカットですが、ここは観光地だけあって、結構ハデというか、オーバーアイデンティティ的なオブヂェがところどころに配置され、それが、またアジア各地から集まってくる観光客各位の心の琴線に触れるのか、巨大ながら、清掃が行き届いていないのか、金色の黄色い文字が薄汚れてまだらな黄土色になってしまった名所表示の看板前で派手なポーズをつけて記念写真に興じるいたいけな韓国アガシの勇姿を一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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五枚目のカットですが、紅毛城へ行く前に対岸の八里に渡って、あちらの様子もカメラに収めたかったので、埠頭に向かって河沿いの繁華街を歩いているうちに、アンニィな雰囲気で通りに佇み、スマホンの音楽プレーヤーなど操作しながら、人待ち顔の小姐二名が目に留まったので、通りざまに一閃浴びせたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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六枚目のカットですが、フェリーターミナルまでやって来たら、すぐに出るということで、IC[カードをかざしすぐに飛び乗って、対岸に渡り、埠頭の目の前の露店街を進んで行ったら、目つきの鋭い偉丈夫の如き現地小姐がその威容とは裏腹に黒っぽいヨークシャを左肩から下げたショルダーバックに隠匿していたので、小姐が店に気を取られていて、犬が顔を出す瞬間を狙ってシャッター切ったら、ちょうど犬が顔を隠し、ただならぬ空気を感じた小姐が視線を走らせた瞬間が写ってしまったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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七枚目のカットですが、八里の埠頭から真っすぐ目の前に続く露店街もそれほど長くはないので、すぐに奥まで着いて、コンビニでミネラルヲータ買って飲み干してからまた埠頭方面に引き返し、埠頭から向かって右方面の繁華街的な通りを散策しながら撮ろうと考え、真っ先に目の前の「炸海鮮」屋台の美小姐の横顔を頂いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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八枚目のカットですが、八里側の河沿いの繁華街も、天気の良い休日ということもあり、様々な年齢の男女、グループが楽しげに通り過ぎて行くので、ふと立ち止まり、河の堤防というか護岸的なコンクリートの壁の木陰にもたれて通り過ぎる現地小姐グループの楽しそうなお姿を一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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九枚目のカットですが、河沿いの繁華街には色々なお店が出ていますが、もちろん、ここ台湾も中華文化圏であることは疑いようもないので、医食同源というか、漢方薬と健康食品の中間みたいな飲食物を販売する店舗なども出ているわけで、確か何かの健康茶の類いの試飲販売のお店の店頭で呼び込みやってた小姐、中姐数名のグループの中の一番若そうなこの小姐と目が合ったので、おもむろに接近し、想定外?の北京語で話し掛け、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro1、レンズはUncertified42mmf3.5改L39非連動、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十枚目のカットですが、八里での撮影を終え、再び埠頭からフェリーに乗って、対岸の淡水の街に戻り、機材をM8に切り替え、撮影を続行、船着き場から紅毛城方面を目指し、河沿いの繁華街を歩いていたら、アーチ状の日除けの植栽から通行人が出てくるとちょうど良いライティングになるスポットを発見、待ち構えていたら、色白でなかなか良い雰囲気を漂わせた現地小姐が通りがかったので一枚戴いたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十一枚目のカットですが、同じく淡水河沿いの繁華街を歩きながら紅毛城を目指している途上、おそらくひと昔くらい前に日本ではCMが一世を風靡したかの感があった日焼け防止化粧品か何かのキャンペーン小姐がちょうど交代から戻って来た風情で、まだ場の動きに馴染めないようでぼぉっとしていたので、これまた北京語で話し掛けモデルさんになって貰ったもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十二枚目のカットですが、淡水河沿いの繁華街、そしてそれに並行する遊歩道も西北の外れまでやって来たので、いったん山際の幹線道路に出て紅毛城を目指さねばならないのですが、だいぶ西に傾き低い角度で差し込んでくる午後遅くの陽光を受けて、逆光でセミシルエット化した、前行く小姐二名のお姿がとても眩しく、一枚戴いたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十三枚目のカットですが、淡水河遊歩道に前回、少なくとも去年の春に訪れた時は無かったオブヂェというか、ストリートアートで、つい今年の3月に訪れた釜山は甘川文化村のアートを思い起こさせるようなセンスの良い壁画を見つけたので、つい嬉しくなって、人通りが切れるのを見計らって一枚撮ってみたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十四枚目のカットですが、ここも淡水河遊歩道の税関橋頭保に近い辺りの真っ白い壁につい最近出来たらしいストリートアートの類いで、これは無人よりも、季節感のある装束の地元民各位が通り過ぎるところを取り入れて撮った方が雰囲気出ると考え、獲物を待ち侘びていたところ、ちょうどイイ小姐二名が通りがかったので一枚戴いたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十五枚目のカットですが、紅毛城への途上、たぶんガヂュマルの樹だったと思うのですが、河沿いの遊歩道を丸々すっぽりと枝葉が覆ってしまい、緑のトンネル状態になっている箇所が十数メートル在って、そこの護岸パイプ上には、いつでも老若男女がそれこそ電線の雀の如くたむろしているので、人物セミシルエットで雰囲気有る画を撮ろうと、いつもとは逆の方向で撮ってみたら、結構気に入ったカットが撮れたというもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十六枚目のカットですが、淡水河沿いの遊歩道から幹線道路経由歩き、程なく目指す紅毛城に辿り着き、入場料を支払って、園内を徘徊しながら、ところどころ適当に撮っていたのですが、館を背景に大砲群を撮ろうとしていたら、何と紅毛人の末裔たる白人観光客の一群が恐ろしい巻き舌+擦過音の英語を乱発しながらやって来たので、いったんやり過ごし、背景から大砲台座、館を入れて一枚撮ってみたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

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十七枚目のカットですが、紅毛城の中も一通り見物し、写真撮るのもそろそろ飽きてきてしまったので、陽があるうちにまた淡水河沿いの遊歩道でもスナップしながら帰って、一旦宿に戻って冷たいシャワーでも浴びて、小籠包でもアテに台湾ビールでも・・・とか不純な考えに浸っていたら、首から下げたライカを目ざとく見つけた紅毛人小姐二名が自分達のアイポンとライカのコンパデヂで記念撮影してくれとかろうじて聞き取れる異国の言葉で頼んで来たので、オケーでもモデルになってね♪とバーター条件出して、交渉無事成立、こうして一枚戴いたもの。
カメラはM8、レンズはUltron28mmf2.0VM、絞り優先AEでの開放撮影です。

さて、次回は正真正銘、台湾'16夏の最終稿、初訪問の台南での冒険からお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2016/07/31(日) 19:14:12|
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コメント

街のダイナミックさもすごいけど、なんだこのレンズ?

charley944さん
お疲れです。

台北もダイナミックな躍動感で溢れてますね。
何ですか、この迫力は。

そりゃM8もX-Pro1もフル稼働で枚数うなぎ上りでしょう。

しかも今回持ってった謎のレンズが台北の色と空気に合っていたのかシャレにならないレベルで写りが良いのでびっくりですよ。

11枚目からのウルトロンも良い味出しているので、台北と台南にM9を持っていくときのお供の一つはこれで決まりですな。

さて、今からかみさんに交渉しないと(笑)
  1. 2016/08/11(木) 17:48:35 |
  2. URL |
  3. 出戻りフォトグラファー #nOJiXcNY
  4. [ 編集]

Re:街のダイナミックさもすごいけど、なんだこのレンズ?

出戻りフォトグラファーさん
有り難うございます。
そうですね、謎のレンズは、自分よりも年が上で、しかも、近代の写真レンズの中では最もプリミティブとも云われている前玉回転式のトリプレットにも関わらず、素晴らしいシェイクダウンの成果を見せつけてくれました。
一方、ウルトロンはウルトロンでライカマウントの万能広角レンズとして、初訪問の地でさえ、安定した戦果を叩き出してくれますし、迷った時のこの一本、とレッテル貼っても誇張でないと思いました。
  1. 2016/08/13(土) 23:32:58 |
  2. URL |
  3. Charley944 #yjwl.vYI
  4. [ 編集]

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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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