深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

A festival without remarkable history but full of passion~Ojima Neputa Festival'16~

さて今宵のご紹介は予告通り、上州は太田市尾島で毎年夏のお盆の時期に行われている「尾島ねぷた祭り」にお邪魔して来たので、その様子をレポート致します。
毎年出掛けて、毎年由来などもご紹介してますので、あまりくどくどとは書きませんが、要は、ここ尾島町が太田市に併合される以前、ずっと前の江戸時代のこと、関ケ原の陣で手柄を立てた、当時の津軽家への論功行賞として、ここ上州尾島が飛び領地として与えられ、二代目藩主がその側室である辰姫をこの地に置き、参勤交代の際は必ず立ち寄り、そして二人の間に生まれた子、信義が津軽藩三代目藩主になった、という由縁でここ十数年で始められた比較的新しい祭りなのです。
因みに、この信義の母、辰姫は今、某国営放送で、或る時は居眠り磐音、或る時は土方歳三を演じる、山本某が演じる、石田三成の娘で、このみちのくへと繋がる細長い糸は、時空を超えて、近江の国は長浜まで繋がっていたのです。
と余談はさておき、この若いけれど、熱気では関東屈指、本家にも決して負けない、熱い祭りを当日の行動に沿って見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、開会式の前のアトラクションとして、国道354上の尾島交差点上に設けられたアトラクション会場では、地元のいたいけな小学生のブラスバンドによる楽曲演奏が、開会式前のいわば前座として行われることとなっていて、その最終音合わせの時、やや緊張した面持ちで遠方のねぷたを眺めていた小々姐の様子を斜め後ろから捉えてみたもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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二枚目のカットは同じくメイン会場の尾島交差点付近、国道354と交差する南北へ伸びる道路の南側で、出陣式前に運行に関する注意事項伝達等を目的とした運行前ミーティングやってて、参加者各位が真剣な面持ちで聞き入っていたのでその様子を一枚戴いたもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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三枚目のカットですが、先の運行前ミーティングの様子を撮影していたら、やたらこちらに視線走らせカメラ目線の小姐が居たので、もしやと思い、ミーティング終わり次第、仲良し三人組ともども声かけてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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四枚目のカットですが、次なる獲物を求めて、今度は多くのねぷた社中が停車している、国道354を西に向かって歩き出し、左右をきょろきょろ、暫く歩いてはまた振り返って見る、というちょっと見、不審者みたいな歩き方で、モデルさんとシャッターチャンスを探して歩いていたら、ちょうど、西の地平線に沈みかけたオレンジの陽光に照らされた、いたいけな童子達の社中の運行前ミーティングやってたんで、世話役の人にお願いして、斜め前の人垣開けて貰って、そこから撮らせて貰ったもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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五枚目のカットですが、そろそろ、出陣式も近くなってきたようなので、西の彼方のねぷたもそろりそろりと尾島交差点方面へと移動を始めたようでしたが、なにせすべて人力だし、お祭りのことで、アルコールも少々入っているみたいだったので、かなり牧歌的な雰囲気でそぞろに押し歩きするってな風情を横から一枚戴いたもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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六枚目のカットですが、国道354上を往年の森田健作よろしく夕陽に向かってずんずんと進んでいたら、目の前にいたいけな祭り装束の極小姐を抱いた、若いオモニの姿が目に留まったので、これ幸いにと、お揃いの祭り衣装がとっても素敵ですこと♪とか声かけて、親子モデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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七枚目のカットですが、同じく国道354の路上にて比較的小さめのねぷたの前で、ワイワイガヤガヤ嬌声を上げて、スマホンで果てしない記念撮影大会やってる小姐三人組が居たので、ヲヂサンがシャッター押して決定打撮って上げるから、おとなしくモデルさんになりなさい、とか声かけて、スマホンで当ブログでのお祭り写真幾つか見て貰い、納得戴いた上でモデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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八枚目のカットですが、ここも国道354の路上、同じく自らの所属する可愛いねぷたの記念撮影を母娘で行っていた、微笑ましい景色を目にしたので、PTAの役員でもやってそうな闊達なオモニに声かけて交渉したら、「ホラ、XXちゃん、カメラマンのヲヂさんが撮ってくれるっていうんだから、カッコ良く、写真撮るカッコしなさい!」とか一言残して、自分はさっさと被写界の外へ出て、さぁどうぞ!と云われたので、苦笑しながら戴いた一枚。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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九枚目のカットですが、とりあえず、一番西に着く前に殆どのねぷたが交差点の在る東方面へと国道354を移動し始めちゃったので、今度はそれを追い越しながら交差点に急ぎ、交差点北側にて出陣式前の暫しの休憩時間を楽しんでいた女性ドラマー集団の様子を一枚戴いたもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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十枚目のカットですが、同じく尾島交差点上の各ねぷた社中やら運営のスタッフやら、観光客が行き交う中、西日を浴びながら、同僚に太鼓の叩き方を熱く最終指導する、金髪の小姐の真剣な眼差しが視界に入りましたのでダッシュで至近距離に近寄り、その熱血指導の様子を一枚戴いたもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、尾島交差点南側の路上で、いつも姿を見かけると声かけて撮らして貰っている、半ば顔馴染みの小姐が今年も出ていたので、声かけて、お友達と一緒に、持ち場である太鼓屋台の前で二人並んでモデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、そろそろ出陣式、という時刻になると、メイン会場である尾島交差点の付近に集結した太鼓屋台やそれに随伴する笛や鉦などの楽曲部隊は弘前と共通の何処か物悲しくも勇壮なねぷたの楽曲を奏で、女性の持ち場である大太鼓の上での演奏も厳かに始められたので、雰囲気を出すため、あえて逆光気味のポジションから一枚撮ってみたもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、まだ出陣式まで少々時間有ったので、陽も残っているし、周囲の状況をもう少し撮っておこうと交差点周辺を徘徊していたら、浴衣を着て、フランクなんか味わっていた国産小姐二名組が、度重なる亀爺、亀婆の波状攻撃にもめげず、笑顔でモデルさんになってくれていたので、たまには自分が嚆矢にならなくてもイイヤとか気軽に考え、オレもオレも的に混ぜて貰って撮った一枚。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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十四枚目のカットですが、先ほどのカメラ目線小姐が本来の持ち場である大太鼓の上で、やや緊張した面持ちで本番が始まるのを待っていたようだったので、励ましたい気持ちもこれあり、また声かけて、下からその健康美に溢れた勇姿を撮らせて貰ったもの。
カメラはEOS50D、レンズはPlanar8.5mmf1.4、絞り開放によるAE撮影です。

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十五枚目のカットですが、交差点南側の大太鼓屋台の周辺では、上に乗っかった花形小姐が周辺支援部隊の同じ社中の小姐達を、大胆にも上から撮り下ろし、そのままツィッターだかに上げてしまうなどという芸当をこなしていたので、ちょうど、先ほどの顔見知りの小姐の社中で上の小姐の撮影に応じて、イェ~♪とかやってるとこを醒めた目線的に横から撮らせて貰ったもの。
カメラはEOS50D、レンズはPlanar8.5mmf1.4、絞り開放によるAE撮影です。

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十六枚目のカットですが、無事、市長、県知事他VIP各位の挨拶を受け、出陣式もやーやーどぉ!と終わり、各ねぷたや太鼓屋台等々は日没と前後して国道354往復の旅に出たのですが、工房主を含めたギャラリーも石川遼のゴルフ見物宜しく、金魚のフンみたいにねぷたにくっついて東奔西走するわけですから、その随伴部隊である社中のお囃子担当と並走するカッコになり、笛吹童子ならぬ、笛吹小姐の横顔がなかなか凛々しかったので、大口径単玉の威力にものを言わせて、歩きながら一枚撮ってみたもの。
カメラはX-E1、レンズはCanonL35mmf1.5 featured by F.G.W.G.による絞り開放、AE撮影です。

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十七枚目のカットですが、そもそも準備段階というか、出陣前の写真、しかも人物中心になって、肝心のねぷたの運行の様子を上げてなかったと気づき、ぎりぎり手持ちでぶれるかぶれないかの瀬戸際のカットが数枚あったので、そのうち、色加減が得も言われぬ雰囲気だったものをアップしたもの。
カメラはEOS50D、レンズはPlanar8.5mmf1.4、絞り開放によるAE撮影です。

今回の感想ですが、いやはや、二晩で太田市の人口に匹敵する20万人弱もの観光客が押し寄せるようになった、この太田市尾島のねぷた祭り、歴史こそはお隣り世良田の祇園祭りとは比べようもないですが、押しも押されもしない関東屈指のお祭りイベントとなったのは、ひとえに街の皆さんのひたむきな熱意と街の人間も、お客も一緒になって楽しもうぢゃまいか!?という、極めてオープンな宿場町の古来からのおもてなしの心掛けによるところが大きいのではないかと思いました。また来年もぜひ、お邪魔して些少なりとPRのお役に立ちたいと願っています。

さて、次回は、まさにコロンブスの卵的発想で産まれた工房製品のレポートいきます、乞うご期待!!
  1. 2016/09/04(日) 22:23:03|
  2. 旅写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

迫力ある祭写真ですね。

charley944さん
お疲れです。
仕事がひと段落するんだかしないんだかわかりませんが多少落ち着いたのでコメント行きますよ。

今回の祭り写真、毎回撮りに行く場所だからか撮影ポイントやタイミングも頭に入っていらっしゃる様で、他の祭りよりも迫力がかなりあるなと感じました。
女性のカットも距離感かなり近いし、流石だなと思います。
今回はX-E1とEOS50Dの二台体制だったのですね。
かなり首の負担が来たようにも思いますが、来年は更に迫力ある写真を見ることが出来そうです。

私も小田原とか湘南とか撮りに行かないとなあ。
  1. 2016/09/05(月) 22:01:26 |
  2. URL |
  3. 出戻りフォトグラファー #JC4vvGP6
  4. [ 編集]

Re:迫力ある祭写真ですね。

出戻りフォトグラファー さん
有難うございます。
まさに地元ならではの視線で撮ったつもりです。
また、先の世良田の山車・屋台系の祭りとは異なり、演者の殆どが日没まで路上にたむろしている構成なので、比較的撮り易いのもまた事実なのです。
機会があれば、いつか仲間内でご一緒したいものです。
  1. 2016/09/11(日) 23:01:11 |
  2. URL |
  3. charley944 #yjwl.vYI
  4. [ 編集]

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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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