深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

¿Puedo sacar una foto?~Spain photographic tour2016②~

さて、スペインはアンダルシアの旅、到着四日目、コルドバ滞在二日目の朝からレポート再開です。
ホテルはRenfe(スペイン国鉄)のコルドバ駅の目の前にありましたが、旧市街地へは約1.2km程度離れていて、それでも途中、市民各位がヂョギングなどを愉しむ大きな緑地公園みたなところもあり、移動しながら、結構写真を撮ることが出来、相手が英語が出来れば会話なども楽しめたのでこれはなかなか有意義な行程だったと思っています。
そして到着五日目の午後にはコルドバの駅から急行列車に乗って、最終目的地マラガへと移動、しかるのち、出発前日まで、ロンダ、ミハス、カサレスと「白い家の村」豪華三点セットを電車、バス、タクシーを使い、自力で巡って来たというのが今回の旅の全容となります。
では、行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、コルドバ駅前のホテルで美味しい朝飯を頂き、シャワーを浴びてから、作戦行動開始とばかり、朝から街撮りに出掛けたのですが、ホテルの目の前の交差点を渡ってすぐのところで携帯電話をかけ終わりにこやかな表情の小姐が居たので、声を掛けてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

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二枚目のカットですが、幸先良い出だしに気を良くして、昨日夕方辿った旧市街への道と少し違うルートで移動しながら、次なる獲物を探していたら、居ました居ました、建物の軒下を携帯かけながらすれ違おうとする、ちょうどスパイ映画の中の指令を伝え合うシーンみたいなところに出くわしたのでこれ幸いにと傍から一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

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三枚目のカットですが、駅前から南側を流れる川の方向に向かって伸びる大通り沿いを歩いている時、大型バイクに跨った、皮のライダージャケットもビシッと決まった、優しい目をした偉丈夫の姿が目に留まったので、声を掛けてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

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四枚目のカットですが、同じく大通りを歩いていたら、ちょっとしたロータリーの真ん中にある噴水の横で、民族衣装みたいなものを纏った国籍不明の極小姐がダンスのようなものを舞っていたので、傍らのご両親に声かけて、一家でモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

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五枚目のカットですが、モデルさんになってくれた一家にお礼を云って歩き出そうとしたその刹那、同じロータリー脇にあるカフェのテラス席で、モーニングを頼むのに、かなり詳細な注文付けているような雰囲気の巻き舌ブルルR音のスペイン語も凄まじいご婦人の姿が目に留まったので、これ幸いにと傍らから一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

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六枚目のカットですが、やっと旧市街地の入り口に差し掛かった辺りで、往年のエルトンヂョンみたいなユニークな眼鏡を掛けたいたいけなお孫さんを連れた裕福そうなご婦人とすれ違ったので、声を掛け、雑談がてら、お孫さんと一緒のところを一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

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七枚目のカットですが、到着五日目の午後、コルドバに別れを告げ、急行で1時間強のマラガへ移動、まず駅前のホテルにチェックインして荷物を預け、しかるのち、日没前に旧市街に出掛けたら、少し大きめの広場みたいなところの手前のウェディングドレスを展示していたショーウィンドー前で、中国人の親子がじっとドレスに見入っていたので、ここぞとばかり、中国語で声かけて、いたいけな兄妹にモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2での開放、絞り優先AE撮影です。

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八枚目のカットですが、同じく旧市街の商店街を徘徊していたら、いたいけな小々姐が乳母車の中の幼い妹がオモニのウィンドショッピング、並びにそれに付随する婦人間の長い会話(井戸端会議とも言います)の間、退屈しないようにシャボン玉など吹いてご機嫌撮っていたので、傍から一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2での開放、絞り優先AE撮影です。

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九枚目のカットですが、同じく旧市街の建物の間の裏通りも好奇心の向くまま、かなり入念に散策を行い、シャッターチャンスを探し求めていたのですが、或るカフェの裏側でおそらく夜の営業の準備でしょうか、カウンターのセッティングに余念がない、髭面の優しい目をした青年の働きぶりを横から一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2での開放、絞り優先AE撮影です。

Spain16_027.jpg
十枚目のカットですが、旧市街の裏通りを歩いている時に建物の間から教会の尖塔かなんかしゃがんで撮っていたら、「ハポネスか?季節外れに珍しいね」みたいなことをたどたどしい英語で話しかけてきたカフェのオーナーが居たので、さすがに翌朝早いので飲酒は遠慮しましたが、雑談がてら記念に一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2での開放、絞り優先AE撮影です。

Spain16_028.jpg
十一枚目のカットですが、旧市街のランドマーク、大聖堂西側の広場まで来たら、スマホンで記念撮影だか試みている親子連れが居たのですが、二人で肩組んでならともかく、さすがにいくら腕伸ばしても、乳母車と愛娘を一緒に入れての撮影は物理的にムリと見え、首を傾げ、それぞれ二班に分けて撮影するなど、創意工夫を発揮していたのですが、シャッター押して上げようか、と声掛けたら、喜んでくれたので、ぢゃ、その代わりにモデルさんになって貰うよ、と一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2での開放、絞り優先AE撮影です。

Spain16_029.jpg
十二枚目のカットですが、翌到着六日目の予定通り、10:05マラガZM駅発の列車で、一時間半近くかけ、まず最初の白い家の村「ロンダ」へ向かったのですが、あいにく当日は、秋の地中海性気候では稀有な降雨、しかも本格的な雨降りに見舞われ、駅で30分近くロスしてから小降りになったのを機にまず新市街経由、傘を買い求めて、旧市街へと移動する途中に撮ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeica Elmarit28mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、ロンダでは雨に加え、地中海沿岸地方の海風が時折強く吹き、高さ160m超の橋の上で危うくメリーポピンズ状態になりかけもしたのですが、午後になり、次第に雨も風も収まりつつあって、時折、陽射しも顔を覗かせるような状況になってきたので、小高い丘に残る中世の城址を散策しながら、ふと振り返ると石畳が雲の合間から射す陽光を照り返し、美しく光っていたので、一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeica Elmarit28mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

Spain16_031.jpg
十四枚目のカットですが、城址の近くの家族経営のカフェでランチとトイレ休憩ののち、いよいよ今回の訪問のハイライト、お城で云えば、本の丸に等しい、白い家の固まっているエリアへと移動し、その石畳を登り出してすぐ、白い家の前に、お揃いで誂えたかの如き、白いフィアット500が停められていたので、これ幸いにと一枚戴いたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeica Elmarit28mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

Spain16_032.jpg
十五枚目のカットですが、同じ白い家の集落を歩いていたら、見通しの良い高台の路上に、なんと、同郷のラリーカーがワークスカーのカラーそのままで、アンダルシアの緩い丘や石造りの集落を背景に佇んでいて、あたかもヨーロッパの山岳ラリーの出発前の競技車両を目の前にしているかの錯覚を覚え、次の瞬間、この地球の裏側での再開をとても嬉しく思い、記念に一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeica Elmarit28mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

Spain16_033.jpg
十六枚目のカットですが、そろそろ、帰りの電車に合わせて、旧市街からはそこそこ距離のあるRenfeの駅まで戻らなくてはと思い、後ろ髪引かれる思いで旧市街エリアを後にして、新市街を通り、駅まで戻ろうと歩き出してすぐ、馴染みのある、ドイツ語の大声で語らい合う若者達が居たので、そーいや、ここぢゃ、人物全然撮って無かったっけな、と思い出し、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeica Elmarit28mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

Spain16_034.jpg
十七枚目のカットですが、旧市街から新市街へ戻る途上の渓谷に掛かった橋の上から、先ほど散策していた、白い家の集落の全体像を名残惜しく撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはLeica Elmarit28mmf2.8での開放、絞り優先AE撮影です。

さて次回はアンダルシア編最終回、ミハスからカサレス、そして、出発間際までのマラガ市内でのデイタイムスナップの様子をお送り致します、乞うご期待!!

  1. 2016/10/30(日) 22:23:41|
  2. 旅写真
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コメント

雨天だったからでしょうか。

スペイン二日目ですね。
M8が相変わらず大活躍で。
昼景で開放1.2を使っていたので驚きましたが、この日は雨天だったのでしょうか。
だとすればこれくらいの色になりそうですね。
8と11と12枚目が好きですね。
こういう日常を抑えるならやはりライカなんだろうなあ。
一眼スタイルだと構えちゃうからなあ、被写体が。

スペインの空気感が伝わってきて、往年のジェットストリームを聞いているような気分でした。
  1. 2016/11/14(月) 20:17:20 |
  2. URL |
  3. 出戻りフォトグラファー #aYDccP8M
  4. [ 編集]

Re:雨天だったからでしょうか。

出戻りフォトグラファーさん
有難うございます。
CanonL50mmf1.2の活躍シーンはもう現地時間で20時に近い時分で、陽も暮れかけてきた頃です。
雨はその翌日のRondaという山間の白い家と渓谷の街を訪ねた時だけで、それ以外はほぼピーカンでさすが地中海気候!と思ったくらいです(笑)
因みに現有レンズでM8で使うなら文句なく、CanonL50mmf1.2が最強であることは疑いようもないですが、果たしてX-Pro2にHexanon50mmf1.2を装着したものと日暮れの決闘したら、どちらに軍配が上がるのやら・・・(笑)
  1. 2016/11/14(月) 23:46:32 |
  2. URL |
  3. charley944 #yjwl.vYI
  4. [ 編集]

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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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