深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Road to the greatest festival of optics in Yokohama 2016.

さて先週の予告通り、今週はそこはかとなく異国情緒の漂う港町横浜はみなとみらい地区にあるパシフィコにて一年に一度開催されているカメラと写真と映像の総合展示会CP+2017への道すがら、いつもの愉快なお仲間各位と山手の洋館街から元町の中華街をそぞろ歩きしましたので、道中撮ったスナップと会場内のいたいけなコンパニオン各位のスナップをお送り致します。
カメラはX-Pro2、レンズは開発中の試作45mmf1.7プラナータイプです。

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まず一枚目のカットですが、午前中は別行動だったため、一行とは14時前にエリスマン邸で落ち合うことになっていて、集合後、メンバーがぬいぐるみとアマチュア写真を展示しているという洋館に居るとのことなので、そこに向かい、一階の窓際に置かれていた、宮沢賢治の童話の世界にありがちな典型的なネコ目の猫のぬいぐるみを他の見物客に倣い、至近距離で撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、洋館での写真展の見物後、さぁてどうやってみなとみらいさ出っぺか?ということで路上で思案しながら、近所の洋館の生垣の千両だか南天だかに赤い実がびっしりとなっていたので、レンズの性能チェックの目的で、他のメンバー同様至近距離で撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、結局は港の見える丘方面と元町へ降りるルートの分岐点まで歩いていって、そこで雰囲気で決めましょうというような成り行きになって歩き出し、外人墓地手前の灯台みたいなデザインの真っ白い電話ボックスの反対側に建つ洋館レストランの二階から蒼い空に翻るフランスの国旗トリコロールをモチーフにした旗を撮ってみたもの。

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四枚目のカットですが、外人墓地を過ぎ、元町方面へ下るルートを撮ることとし、分岐点を少し過ぎた辺りで横浜管区気象台があり、その入り口に、使っているのか、或いは湘南に有りがちなオシャレな表札替わりのオブヂェなのか判らないですが、潮風にやれたカンヂのヂュラルミンのプロペラも渋い雰囲気の風向/風速計が置かれていたので、これも至近距離で撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが石川町駅まで降りて元町方面を目指して歩いていたら、洋館街でも何組か目にしましたが、当日は天気も良く、六曜もたぶん仏滅以外だったのか、結婚式場らしき建物の前で木遣りを披露すると思しき鳶の装束の中年男数名を目にして、程なく、なんと神輿まで出て来たので、これ幸いと通りざまに一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、暫く歩くと、すぐに中華街のランドマークのひとつである嗎祖廟前に出て、その門前に対で置かれていた大理石製の狛犬とシーサーの中間形態みたいな巨大な魔除けのオブヂェを至近距離で撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、この日の中華街は相変わらず日本人家族連ればかりでなかなか撮影に協力してくれそうな手頃なモデルさんが見当たらなかったので、路上で盛大に湯煙を立ち昇らせ中華スィーツを商っているいたいけな小姐二名のうち奥の方を撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、嗎祖廟から、昔何回か顔を出したことがある中古カメラ屋が関帝廟の裏の方に在るというので、とりあえずそこに立ち寄ってみませうということで、通りを歩きながら被写体を物色していたら、関帝廟の程近くの路地で仲睦まじく、大雨後の用水路の中のカエルの卵みたいで不気味な雰囲気の黒タピオカミルクティなんかとっかえひっかえ飲んでいるカポーが居たので、「油断大敵火事ぼうぼう」と心の中かで呟きながら傍らから一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、これも関帝廟近くの路上の点心か何かを商う物販店の店先で、女友達同士で並んで買い求めた獲物についての相互論評に余念がなく、せっかくの点心が冷めるに任せていたので、店頭の賑わいを背景として、その様子をつぶさに捉えてみたもの。

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十枚目のカットですが、人混みを縫って歩き、やっと関帝廟前まで辿り着いたところ、少々高い階段を上りきったところで、視線も鋭く、眼下の通りを行き交う人々を睥睨する国籍不明の母娘の姿が目に留まったので、これ幸いにと階段の途中から見上げる格好で一枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、同じく関帝廟へ登る階段の上、反対側に向きを転じてみれば、防寒着完全武装の小姐二名組のうち一名が昔懐かしいディビークロケットを彷彿とさせるアライグマかなんかの毛皮の帽子を被っていて、相方の小姐と大声で歓談に打ち興じていたので、またしても心の中で「油断大敵火事ぼうぼう」とか呟きながら関帝廟の荘厳な屋根をバックに一枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、関帝廟を後にして歩き出して直後、近くの路上で果物を商う露天商を取り囲む人々の中にいたいけな幼子を連れた若い夫婦者が混じっているのが目に留まり、品定めをしていたにも関わらず結局、値段が折り合わなかったのか、立ち去ろうとする刹那、午後遅くの斜めの陽光に幼子達の柔らかな髪の毛が輝いたところを捉えたもの。

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十三枚目のカットですが、元町駅方面への中華街の出口付近に昔懐かしい雰囲気のイラストが描かれた看板を入り口に立て掛けていた喫茶店が在ったので、店頭を背景として午後の斜めの陽光を照り返すその看板を撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、元町駅まで辿り着き、駅前でタクシーを拾い、CP+2017の会場であるパシフィコ横浜に入ったのはほぼ予定通り15時半、暫く併設の中古カメラ市を冷やかしてから、メインの展示会場に入ろうぢゃまいかということになって、会場見物を始めたのがおおよそ16時半前、真っ先に綺麗どころを撮ろうということで、いったん散開後、カシオ計算機さんのブースで太っ腹にもコンパニオンの撮影を自由にさせていたので、一枚撮らせて貰ったもの。

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十五枚目のカットですが、たぶんアクセサリー系の会社のブースだと思われるのですが、東京オートサロンからそのまま転戦してきましたと云わんばかりの露出オーバーのいたけな小姐二名がガンガンにスポットライトで照らし、肉眼で見てもハレーション起こす寸前のコンディションでカメ爺、カメ兄が撮るのに任せていたので、ではご厚意に甘えまして、ということで傍から一枚戴いたもの。

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十六枚目のカットですが、パシフィコ会場内サンディスクさんのブースでは蒼いスカーフを首に巻き、白基調のスーツに身を固めた清楚で知的な雰囲気の小姐が、これも太っ腹にポートレを許していたので、ぢゃここでもご厚意に甘えましてとモデルさんになって貰ったもの。

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十七枚目のカットですが、今回のベストカットではないかと思っていますが、会場閉場寸前に歩いていたら、キャノンさんのブース、他社とは異なり、自社製のカメラ以外ではダメとか、並んで所定の位置からではなければダメ、とか小うるさいことを言わず、動線の邪魔にさえならなければご自由にどうぞ、ということだったので何枚か撮らせて貰ったうちの一枚。

今回の感想ですが、うーん、まだ試作段階すが、このレンズ、X-Pro2のEVFのデシタルスプリットイメーヂも良く効くし、そこそこ立体感ある写りだし、面白そう、今度はもうちょい広角側で設計してみましょうかね。 

さて次回は何が出てくるか?確定申告の書類準備の進捗次第です・・・乞うご期待!!
  1. 2017/02/26(日) 22:31:07|
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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