深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

The greatest Samurai's parade in Kofu 2017②

さて、GWも残すところ丸一日とちょいになってしまいましたが、月末にアップ予定だった、甲府信玄公祭り2017後編をアップ致します。
本当はGW突入前にアップしてせいせいしたキブンで高跳びしたかったのですが、工房のインターネット接続インフラであるUQ-Wimaxがなかなか渋チンで、7GB使うと通信速度が一挙に2000分の一程度に低下し、実質的にテキストベースのメールの送受信くらいしか出来なくなってしまうカラクリで、先月は20日過ぎに容量を使い切ってしまったということで、更新したくとも、出来なかったということなのです。
とまぁ、つまらん内輪ネタはさておき、さっそく、甲府二日目の朝からの行程に沿って、実写結果を逐次見て参りましょう。
機材はカメラがX-Pro2、レンズが修理から上がったBoyer Saphier50mmf3.5による全コマ、絞り優先での開放撮影です。

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まず一枚目のカットですが、10時前にホテルに荷物を預け、14時過ぎの帰りのバスまで鬼の如くスナップをすべく、まずは、お城の本の丸南側の桜並木の下に飲食屋台が立ち並ぶ通りにやってきて、朝っぱらから豪勢に、宮城県からやってきた出店の牛タン串焼きを大量に買い込む小姐二名組の様子を斜め後ろから一枚戴いてみたもの。

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二枚目のカットですが、昨日こちらに着いた時、お城の南側の堀際に聳え立つ石垣上の白壁にかかった桜の枝が見事だったことをふと思い出し、廓の南側にかかった堀を跨ぐ橋の上まで来て、西の方面のどんよりした花曇りの空を背景に入れて白壁に映える桜の様子を一枚撮ってみたもの。

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三枚目のカットですが、堀に掛かる橋から南方面に伸びた通りにもところ狭しと飲食等の露店が軒を並べていたのですが、その途切れたところに植わっていた桜の木の下で、いたいけなローカル小姐二名が楽しそうに語らい合いながら、メールかなんか打っていたので、 声をかけてその様子を一枚撮らせて貰ったもの。

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四枚目のカットですが、橋の南側の通りの中ほどから本の丸方向を眺めてみると、花曇りの空の下、食べ物を調理する脂の煙が立ち上り、その合間に桜の花が咲き乱れるという、季節的でなかなか面白いシーンだったので、手ごろなカポーが通りがかったタイミングでシャッター切ってみたもの。

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五枚目のカットですが、雨も上がって、本の丸の天守閣下広場には、午後からの「子供武者行列」に参加するいたいけな童子各位の演者が集まり出してきたので、ここぞ書き入れ時とばかり、踵を返し、広場に足を踏み入れ、モデルさんを物色していたら、まさに左朴善のノリで老人と子供のポルカ状態が目に留まったので声かけてモデルさんになって貰ったもの。

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六枚目のカットですが、続々と集まりつつある、行列の参加者の群れに目を向けると、毎年必ず居る、仲間内での我流チャンバラの仲間達を見つけたので、さっそく、小走りに近寄り、傍らの母親各位に向かって、東京から写真撮りに来たんで、一枚撮らせて、と声かけたら、さっそく鶴の一声、童子達にポーズを命じ、モデルさんにさせてくれたもの。

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七枚目のカットですが、そろそろ腹も減って来たので、帰る前にも必ず寄ることにしている「奥藤」本店へ向かおうと、再び本の丸南側の飲食店回廊を通りがかったら、革ジャンみたいなジャケットを小粋に着こなしたマダムが、豪快にベーコンだかを焼いて食わせるコーナーで嬉々として注文しているところに遭遇したので、その様子を一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、駅前方向への近道かつ階段等の起伏の無いコースであるこの本の丸南側の回廊は何回か通りましたが、そこの桜の木の下で楽しそうに何かを食べている人間を撮っていなかったことに気づき、歩きざまにノーファインダーで一枚撮ってみたもの。

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九枚目のカットですが、「奥藤」本店で毎年恒例の鳥もつ丼などを戴き、かなりの満足度で午後の撮影をスタートしたのですが、今回は駅北側広場でのイベントの画を拾っていなかったことを思い出し、そちらに足を運んだところ、朝からの雨で一旦取り外した神輿側面の提灯を、雨が上がったことから再装備している向こうで、腕を組み渋い顔をして仕事ぶりを眺めている棟梁のご尊顔が見えたので、提灯越しに一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、甲府駅北側線路伝いの時代考証がよく判らない、幕末から昭和初期?の建造物のレプリカを何となく並べてみました、という風情のエリアの全体像をとりあえず一枚撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、その駅北側のエリアに並ぶ土蔵とも石蔵ともつかない不可思議な、小樽辺りから借りてきて、とにかく配置してみましたという店舗利用の建造物の軒下になかなか風情あるランプとバケツ改造のオブヂェが飾ってあったので、至近距離で一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、駅北側の時代考証不明の商業エリアの南側、即ち建物と線路の間には通路とちょっとした広場みたいなスペースがあり、各店舗とも趣向を凝らしたデスプレイを展示していましたが、生の啓翁桜みたいな花を生けてあったのがとてもきれいに見えたので、石造りの店舗を背景に一枚撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、同じく駅北側の時代考証不明の商業エリアの東端から駅の北口方向に向けてシャター切ろうとしたら、ちょうど、いたいけな若いカポ-がエキストラ志願とでも言わんばかりに幸せそうに飄々と歩いてきたので、参加願ったもの。

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十四枚目のカットですが、食事をしている間に雨はすっかり上がり、いたいけな童子達が無粋な透明のビニール合羽を着込んでの武者行列とはならないようになって一安心、しかしもうバスの時間まで1時間を切ってしまったので、もしやと思い、天守閣跡に登ってみれば、見事ビンゴ、雲の切れ目から、一年に一度の旅人の見送りに出て来てくれたような富士の雄姿を撮ることが出来たもの。

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十五枚目のカットですが、天守閣跡西側の広場の南側の門の近くには一本の見事な枝垂れ桜が今を盛りにと咲き誇っており、毎年、その可憐な姿を撮っていたことを思い出し、天守閣台の石垣を背景に至近距離で、桜の枝を撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、無事、枝垂れ桜と天守閣台の石垣のカットも撮り終えたので帰ろうと思っていたら、いたいけな極小姐が後からついて来たオモニの制止も振り切り、今を盛りと咲き誇る枝垂れ桜の精にでも魅入られたか、はしゃいで樹の下を走り回っていたので、その嬉々とした様子を一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、やはり甲府信玄公祭りは良いものです、特に今回は出掛ける前に艱難辛苦の連続ではありましたが、その困難が大きい分以上に自分としては満足いく旅を終えられたと思いました。来年も、またその次の年も、体力と気力が続く限りお邪魔して、世界に発信し続けたいと思いました。

さて次回はGWの旅行前に今回、冒頭で活躍した久々の当工房製改造レンズのご紹介いきます、乞うご期待。
  1. 2017/05/06(土) 21:37:10|
  2. 旅写真
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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