深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

One of the best amusement parks human beings has ever created~Hong Kong Tour'17.May①~

さて、今宵のご紹介は予告通り、毎年GWの恒例行事となりました外遊で今年も訪問先に選んだ香港エリアでの4泊5日の旅程から、二回に分けてお送り致します。
毎回の外遊のたびにだいたい300枚/日は撮ってる勘定なので、ほんとは1日分で一週分くらいの分量は十分にあるのですが、一つのネタをズルズルと何週にも亘って引きずるのも潔くないと考えるので、涙を飲んで斬りに斬って、今週は到着日の夕方から翌日の朝9時15分といういつもより3時間近く到着の早いジェットフォイルでのマカオの旅からのカットとなります。
本編に入る前に恒例の行程紹介を行いますと、初日は朝10時40分羽田発の便だったため、15時過ぎには香港に入って、荷物をホテルに預け、そのまま、前々から行きたくて仕方なかった太古駅近くの高層アパート群と北角の路面電車を撮って、しかるのち九龍地区経由、晩飯食べて香港大学駅傍の宿に戻る前に上環のマカオ行きヂェットフォイルのターミナルで翌朝の切符を求め、翌日は朝9時15分という驚異的に早い便でマカオに入って、タイパビレッヂと半島部の世界遺産エリアを撮って、夕刻、九龍地区へ戻り、その翌日は色々と考えましたが、結局、奇祭による未曾有の人出を避けるべく、ランタオ島の水上生活民の村である大墺へ向かい、夕方まで撮影、そしてその翌日は今まで訪れたことのなかった赤柱(スタンレー)へ中環駅前から特急バスで向かい、雨にもめげず夕刻まで撮影し、いったん宿に戻って休んでから、夜は香港島の繁華街である銅鑼湾周辺で晩飯がてらスナップしたという次第。そして5日目の朝10時ちょうど発の便で成田に戻ったのです。
では、さっそく各日の行程に沿って実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、今回は日本から出掛ける前にも、現地でも様々なソースで確認していただけあって、太古駅近くの高層アパート群の世紀末的風景は撮れる!との確固たる自信を持ってチェッキンした宿からMTRに乗って一本の太古駅までやって来て、地上を眺め廻しましたが、確かに高いビルが林立しているエリアには違いないですが、映画「トランスフォーマ」や、「パシフィックリム」或いは出発前々日の晩に見た「ゴーストインザシェル」に出てくる、サイバーパンクな雰囲気のアパート群が何処にあるかあまりにも広くて見当がつかず、上を見上げて手近な高層マンションの偉容を撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放AE撮影です。

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二枚目のカットですが、一応、高層マンション群の立ち並ぶ高台の上まで行って、プライベートエリア、オフリミットという標識とフェンス、ゲートで仕切られた辺りまで登って、この辺りにはそれらしき高層アパートはないな、と目星をつけて、また元来た道を降りて来た時、往きはさして気にも止まらなかった店舗兼住宅のアパートの造形が妙に気になって歩道から一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放AE撮影です。

Hongkong17_003x.jpg
三枚目のカットですが、実は山の上から見て、何となく中庭から撮ったら、欧米の著名写真家が撮った画みたいな雰囲気のカットが撮れるかなと見当付けた高層アパートが下の道からしか登れなかったので、いったん、MTRと並行しているメインストリートまで出て、そこからアプローチ路を探すつもりだったのですが、低い通路から射し込む光が何かアヤシゲだったので、二枚目のカットのアパートの一階通路の吹き抜けを通り抜けてみたら、まさに僥倖としか云いようがなかったのですが、偶然にも各映画のロケで使われた場所に出ることが出来、これが目的地だったと気づいたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放AE撮影です。

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四枚目のカットですが、三枚目のカットと同じ世紀末的雰囲気を漂わせている雑居マンション群の中庭から南側に降りる階段の手前で海外からの小姐のグループが楽し気に変わり番こに記念撮影ごっこみたいな遊びをしていたので、階段をおりがてら、風呂向きざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放AE撮影です。

Hongkong17_005x.jpg
五枚目のカットですが、太古駅傍の世紀末系高層アパート群の写真も満足いくまで撮れたので、次なる目的地、MTR港島線で中環方向に数駅戻ったところにある北角駅周辺の高層アパート下のマーケット内を走る二階建てトラムの写真を撮ろうと、一年ぶりにこの場所に舞い戻り、なかなか電車が来ないし、市場の監視もヒマなのか市の衛生部署の係員は雑談したくて話掛けてくるし、と時間を潰していたら、当のトラムがやっとやって来たので待ち焦がれた一枚目を撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放AE撮影です。

Hongkong17_006m.jpg
六枚目のカットですが、前回以前もそうだったのですが、ここ国際都市香港の下町はやはり国際的で、この市場もお手伝いさんや子守りなどで市内に多数棲息しているフィリピン小姐のみならず、マレーシア、或いはインドネシアのムスリム系の小姐達の姿がやたら目に付き、写真撮らせて、とか正攻法で行くと、教義を盾にけんもほろほろ鳥的に断られるので、歩いている姿を自然に収めてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影です。

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七枚目のカットですが、これも北角の路上市場内を行き交うムスリム小姐の一人で、遥か前方からなかなかの美形がひらひらと歩いてくるのが見えたので、電車撮るフリして知らんぷりしてて、通り過ぎようとする刹那、置きピンで一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影です。

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八枚目のカットですが、同じく北角市場内を、良く似た父娘が手を繋いで歩いていたので、声かけて撮らせて貰おうとしたら、大声でストップ、ストップと叫びながら駆け寄ってくる小々姐が居て、ヲヤヂさんが破顔して、娘は二人居るんだが一緒に入ってイイよね、とのことだったので、喜んで!ということで家族の肖像的写真になったもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影です。

Hongkong17_009m.jpg
九枚目のカットですが、前回は何となく不自由なカンジがした、市場内でのスナップですが、今回はなかなかイイ雰囲気で撮れ出したので、蛮勇を奮い起こし、人の良さそうな鮮魚店のヲヤヂが店の掃除しながらニコニコと鼻歌みたいなのを歌っていたので、写真撮っても宜しいか?と声かけて、うんうん頷きながらも照れてこっち向かなかったので、では遠慮なく、と店先から精勤ぶりを一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影です。

Hongkong17_010x.jpg
十枚目のカットですが、翌5/2は滞在二日目ということで、前の晩に半ば説教めいた係員から、マカオ行くなら出来るだけ早い船で行くべきだ!ということで9時15分発で、香港を発ち、10時半前にはマカオに着いてしまったので、まずはタイパ地区の旧市街を撮影ということで、タダバスに乗せてくれたギャラクシーホテルのすぐ裏から大通りを渡って入れる旧市街のエリアの裏通りの地番表示板周りを撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Nikkor35mmf1.8による絞り開放AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、タイパヴィレッヂと云われる、このホテル地区の北のエリアでは古い植民地時代のポルトガルと華風の文物が絶妙にフューヂョンを起こしており、この石畳の広場の片隅に干してあった篠製の籠というか笊みたいなものも、そのデザインは何処となく南欧風で、何となく不可思議なイメージだったので、至近距離から一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Nikkor35mmf1.8による絞り開放AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、これもタイパヴィレッヂの奥の路地にある土産物屋兼、自転車修理業者の看板みたいなものなのでしょうが、昨年訪れた南欧風の漆喰の白い壁に素朴ながら端正に造形された自転車のオブヂェがセンス良く飾られていたので、嬉しくなって一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Nikkor35mmf1.8による絞り開放AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、ここも、観光客で賑わうタイパヴィレッヂのホントの裏通り、地区住民の生活の場であるエリアまで入り込んで、変にディスプレイしていない、素のコロニアル様式、というかシンガポールや本国、ポルトガルのポルト辺りの路地にも通じる雰囲気の漂う、人気無い閑散とした様子を撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはS-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放AE撮影です。

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十四枚目のカットですが、これもタイパヴィレッヂ内部のあまり観光客のやって来そうもない、ランドマークである聖堂の下の道の更に側道の奥の白人男性が経営する英国風パブ店頭のオブヂェですが、主人の撮らせてと頼んだら、自分はノーだが、店頭の相棒の写真を撮ってやってくれ、とかウィンクされたので、はぃ喜んで!と一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Nikkor35mmf1.8による絞り開放AE撮影です。

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十五枚目のカットですが、路地裏撮影もそろそろ飽きて来たので、植民地時代のポルトガル人住宅の建ち並ぶ公園エリアの在る小高い山を登り、今回はモデルさんになってくれそうないたいけなうら若き小姐、アガシの類いが皆無だったため、適当に住宅でも撮って、半島部に戻ろうか、とか思いきや、公園の奥の沼の畔で、歌舞楽曲の類いが始まったので、おっとり刀で駆けつけ、傍らから、心地良くギターを奏でる中年男性の姿を一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Nikkor35mmf1.8による絞り開放AE撮影です。

Hongkong17_016x.jpg
十六枚目のカットですが、コタイエリアから半島部の旧市街地に移動するには、いったん、タダバスでフェリー埠頭のバスターミナルまで戻る必要があるので、ランチがてら、ヴェネチアンリゾートまで徒歩で移動し、そこからバスに乗ってターミナルまで運んで貰い、乗り換えようとしたら、別のカジノの美形の係員が勧誘して来たので、時間が無いから遊びには行けないけど、キミを一生忘れないよう写真撮らせてね♪とか適当に話し掛けて一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Nikkor35mmf1.8による絞り開放AE撮影です。

Hongkong17_017x.jpg
十七枚目のカットですが、旧市街の世界遺産エリアから目と鼻の先まで運んでくれたタダバスを降り、観光の起点である議事堂前のセナド広場についたら、いきなりメインランドの小姐と思しき手合いに声かけられて、記念撮影のスマホの自撮り棒が壊れて困っているから、シャッター押してくれとか云われて、何枚か角度変えて撮って上げたお礼にモデルさんになって貰ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはS-Nikkor35mmf1.8による絞り開放AE撮影です。

さて次回は香港旅行後編、滞在三日目の大墺、四日目の赤柱での街撮り行きます、乞うご期待!!
  1. 2017/05/14(日) 19:37:45|
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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