深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

One of the best amusement parks human beings has ever created~Hong Kong Tour'17.May②~

さて、今週のアップは香港ツアー'17春の後編、滞在3日めの5月3日の大墺(タイオウ)とその翌日の5月4日の赤柱(スタンレー)への訪問からお送り致します。

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まず一枚目のカットですが、ランタオ島のMTRターミナルである東涌駅から徒歩5分のバス乗り場へ移動し、凄まじい人出によるバス待ち行列に小一時間並んで乗って、しかるのち40分以上バスに揺られてやっと着いた大墺バスターミナルから、街の中心街というか集落の商店街のようなところをめざして干潟に出来た水路の上を跨ぐ跳ね橋までやってきたところ、ムスリムの小姐分隊がやって来たので、立ち止まって、橋をバックに一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeica Elmarit21mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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二枚目のカットですが、跳ね橋の手前まで歩いてきて、ふと水路の方を見下ろすと、これだけの凄まじい人出にも関わらず、思案顔で独り船の上に腰を下したままの編み笠の漁師のアヂョシが居て、カメラを向けたら、頃合い良く、陽に炙られ真っ黒になった顔を上げてくれたので、岸から一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender C-Heliar75mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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三枚目のカットですが、跳ね橋の上で立ち止まって、水路伝いに建ち並ぶ水上生活民の集落の様子を撮っている観光客は引きも切らないので、隙間が空いたところを狙いすまし、昨年同様、中望遠の威力を試すべく、今年はX-Pro2の方につけての集落撮影を観光船がやって来たタイミングで行ったもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender C-Heliar75mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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四枚目のカットですが、跳ね橋を渡り切った辺りの岸には、まさに文字通りの産地直送というか地産地消のお手本みたいな、漁師のハルモニが船の上に広げた即席鮮魚店から岸の上のお客に対し、獲れたばかりの小魚や甲殻類の類いを商っていたので、これ幸いにと橋の袂からその様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender C-Heliar75mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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五枚目のカットですが、橋から続いているメインストリートというか観光客目当ての土産物屋や揚げ物みたいなローカルファストフードのお店が建ち並ぶエリアに入って、モデルさんになってくれそうないたいけな若者はおらんものかのぅ・・・とかきょろきょろしながら歩いていたら、居ました居ました、自撮り棒持参で人混みでごった返す狭い通りもののかわ、青春の一コマを残すことに余念がなさそうな白人小姐二名組が居たので、声かけて撮らせて貰ったもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender C-Heliar75mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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六枚目のカットですが、同じく集落の目抜き通りのエリアで次なる獲物は・・・と鵜の目鷹の目で歩いていたら、親子連れの中華系一家が観光客向けのローカル菓子みたいなものを商う店の前でいたいけな小々姐とその弟と思しき童子に何がしかのお菓子を買って上げようかどうしようか、うーん、これ以上肥満が進行したら、御幼少のみぎりから生活習慣病になっちゃったら可哀そうだものな、でも何も買わないと行楽地に来たのに何も買ってくれない、ケチでイヤな性格の親だ、とか思われるのも心外だしな、とか逡巡している傍らで、もう殆ど獲物を狙う眼つきの小々姐の様子を一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender C-Heliar75mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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七枚目のカットですが、集落の目抜き通りをまずは、前回同様、外洋方向に向かって歩くこととし、通りに立ち並ぶ露店、屋台の類いを眺めながら、これはと思った景色を撮って行ったのですが、水上民の暮らすコンテナハウスみたいな一角の手前で簡易テントのような日よけの下で、更に編み笠みたいなものを被ったまま、小間物の商いをしていたアヂュモニが居たので、隣のテント店先の商品と通りを行き交う観光客を背景として、その悠然とした姿を一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender C-Heliar75mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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八枚目のカットですが、再び強烈な直射日光とコンクリート造の道路からの照り返しを受けて目抜き通りを外洋方向に向かって歩いていると、遥か彼方から、チリン、チリンとベルなどを鳴らし、通行人をかき分け、三輪車に乗ったタラちゃんならぬ、編み笠のアヂュモニが結構なスピードでやって来たので、通りの脇に佇み、正面に来た辺りを見計らって必殺の一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender C-Heliar75mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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九枚目のカットですが、集落の目抜き通りも水上生活民のコンテナハウス群を抜け、ヘリグラウンド併設の運動場を通り過ぎると海沿いの道となって、急に観光地から地元民の生活の場の様相を呈してきて、ふと道端に目を凝らすと、日本では一体幾らぐらいになるのだろうかというくらいの質、量の小海老の天日干しをしていたので、これをモチーフに辺りの風景を撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeica Elmarit21mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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十枚目のカットですが、目抜き通りの先端、著名観光ホテルの下、不定期船の船着き場になっているような広場で、やはりいたいけな中国系の若いカポーやら家族連れが多数居て、思い思いの記念撮影なんかしていましたが、なかなかかっけぇオッパーと小姐がいちいち撮影結果を背面LCDで確認しながら気合い入れて記念撮影なんかしていたので、その様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender C-Heliar75mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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十一枚目のカットですが、その船着き場前の広場では欧米からの観光客も複数組訪れていて、そのうち、男女一名ずつの童子を連れた四人組の白人一家が居て、どうやら、少しおませなお姐さんばかりオモニが贔屓するので面白くない弟が、駄々を捏ねてしゃがみ込んだのを教育上宜しくないと判断したオモニが呼びに行ったら、チュウしてくれなきゃイヤだとかヘソ曲げたので若いオモニが童子の頭を押さえつけ、笑いながら説教していたのを一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender C-Heliar75mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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十二枚目のカットですが、目抜き通りのどん詰まりまで行っちゃったんで、あとはまた中心部経由、反対側、即ち水路の源流というかランタオ島内部に向かう方向を探訪するだけのことなので、反対方向に向かって歩き、コンテナハウス群が始まる手前辺りまで来たら、来る時は反対側なので気付かなかった、建築物壁面の「東京碼頭」の文字が目に留まったので、面白いと思い集落の遠景とともに一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeica Elmarit21mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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十三枚目のカットですが、翌4日はお昼前に香港島の中心部、中環にあるバスターミナルからExpressバスで車中観光も兼ね、島の反対側にある「赤柱」まで行くことにして、朝からかなりの降雨だったにも関わらず、予定通りバスで初めての「赤柱」に着き、まずは海岸線とばかり、ターミナル下のスタンレーマーケットと称する寂れた土産物屋街を抜け、堤防まで辿り着き、同じように恨みの雨の中散策する家族連れの雄姿を撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはS-Nikkor35mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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十四枚目のカットですが、堤防伝いの道を暫く散策していたら、晴れ男の功徳というか、南方の降雨の特徴である、降ったり止んだりのサイクルがだんだん降らないサイクルに振れて来たので、傘をさすのをやめ、堤防下のウッドデッキの道を散策する白人夫妻の姿を一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはS-Nikkor35mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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十五枚目のカットですが、名前が「スタンレー」というだけあって、しかも一応、表通りの街並みは欧米からの観光客の嗜好に合わせ、欧米のビーチリゾートっぽい体裁になってはいるのですが、堤防から内陸に続く生活道路を10分も歩き続ければ、やはり混沌が支配するアジアの片隅であることを嫌が応でも実感させてくれるような景色がそこここにあり、中でも、英語の落書きの向こうのガラクタ屋の店番代わりが兵馬俑だったのには意外性を感じ、嬉しくて一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはS-Nikkor35mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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十六枚目のカットですが、裏通りも山の登り口まで来てしまったので、断続的とは言え、雨天に軽登山の真似事などしたくもないので、再び、活気あふれる海岸エリアに戻ることとし、戦争騒ぎの最中であったにも関わらず、韓国からの若い団体客で賑わう海岸通りのエリアに戻ってきて、沖合の水面に浮かぶ小舟のシルエットなど撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはS-Nikkor35mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影です。

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十七枚目のカットですが、海岸通りの途中から、屋根付き船着き場となっている突堤があり、そこのちょっとした屋内広場みたいなところで、韓国からと思しき、いたいけな若者各位が思い思いに記念撮影しているのを認めて、小走りに近寄り、アガシ二名に韓国語で話し掛け、モデルさんになって貰ったもの。

今回の感想ですが、香港はやっぱり面白い・・・同じ東洋人の住むアジアの一地区であることは疑いようがないのですが、街並みは日本とは全く違いますし、そこに住む人々のメンタリティもそれこそ、日本人とも韓国人とも、もちろん、メインランドの中国人とも違うまさに和魂洋才ならぬ華魂洋才のようで、とても心惹かれるものがあります。
そして日本とは比較にならない貧富の差ですら、捉えようによっては、才覚一つで億万長者にも大貧民にもなり得る壮大なゲームボードの盤上の暮らしにも思えるのです。
ここ香港には、少なくとも年一回は訪問して、この壮大な人類最高の遊園地をエンジョイしたいと心から願っています。

さて、次回は今週土曜日に愉快なお仲間各位と誘い合って出掛けた築地~晴海~豊洲ツアーからお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2017/05/21(日) 18:57:09|
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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