FC2ブログ

深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Return to the great provincial port town~Pusan photographic Tour'17①~

さて、今回のアップは予告通り、8月のお盆明けに3泊4日で出掛けた釜山ツアーから、二週に亘ってお送りする前編をお送りしたいと思います。

まずいつも通り、今回の旅の行程を簡単にご説明致しますと、8月17日の朝10時50分の成田発の日航機で約2時間半のフライトを経て釜山金海空港にはお昼過ぎに到着、そこから軽鉄道、地下鉄経由45分の距離にある釜山駅前の宿には14時半過ぎには着いてしまったので、チェックインまで間があったため、受付のみ行って、荷物を預かって貰い、そのまま地下鉄で二駅の南浦駅に移動し、まずは腹ごしらえとばかり、豪華なあわび粥を堪能後、そこから徒歩でチャガルチ市場に移動しながら撮り歩き、夕刻に宿には戻り正規チェックインし、夜のとばりもすっかりと降りた時分、駅近くのお店でチヂミとキムチすいとんをメインとした豪華デナー後、翌朝のKTXの新慶州までの切符を買い求め、翌朝はホテルに用意してある朝飯を食べてから8時40分のKTXで新慶州へ移動、そこから10時15分発の路線バスで良洞民俗村に移動、2時間ほど撮影後、またバスで慶州駅前に移動し、ローカル食堂でランチ後、古墳公園辺りを撮ってから、日暮れ前にバスで新慶州に戻り、そこからまたKTXで釜山に戻った、というのが今週ご紹介する前半の行程。
ではさっそく、各日の行程に沿って、実写結果を逐次見て参りましょう。
Pusan17_001.jpg
まず一枚目のカットですが、南浦洞駅から海側の地上に出るとそのまま右手にチャガルチまで続く乾物商店街が見え、その商店街に向かって立つと左手はもう釜山港の水面が見えますから、ホント田舎の港町なんだなぁと実感し、適当に目に付くものをカメラとスマホン使い分け撮りながら歩いていったら、ほどなく、チャガルチの魚市場通りに到着、いつも通りの元気なアジュモニ達のかけ声やキビキビと動き回る姿が目に入り、あぁ、また戻って来られたんだ、という感慨もひとしお、目に付いた真っ赤なTシャツも鮮やかなアジュモニの商談風景を通りざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_002.jpg
二枚目のカットですが、いかにも頑固そうですが、それでもいつも真っ直ぐ一本気に生きて参りましたという雰囲気を全身に讃えた老紳士がおしゃれなパナマ帽をかぶって、口をへの字に結び、店の奥をじっと凝視しているさまが、力強く働いていてこの市場の主であるかの如き闊達なアジュモニ達とは対比的に静かな存在感を主張しているかのように思えたので、通りざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_003.jpg
三枚目のカットですが、ここチャガルチ市場は路上の露店のような零細個人商店ばかりではなく、ちょうどアメ横のセンタービルのような、活魚商や加工品業者、そしてフードセンターのような、買ったばかりの新鮮な魚介類を好みの方法で調理してくれるようなお店がたくさん入居している大きなビルが幾つかあるのですが、露店通りに面したビルのひとつが階段から直接二階に出入り出来きる構造になっているため、階段踊り場に立ち、上から目線で露店街に立ち並ぶカラフルなパラソル群を撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_004.jpg
四枚目のカットですが、市場ビル外階段から降りて再び露店街を歩きながら被写体を探そうとしたら、ちょうど降りきる手前辺りから近接したお店裏側で、ショートのパンチパーマのアジュモニがテキパキと練り物を揚げる作業風景が良く見えたので、すかさず一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_005.jpg
五枚目のカットですが、実は観光客には人気がありそうなここチャガルチ市場エリアは、庶民の台所という位置づけで、売ってるものが売ってるものだけあって、程近い南浦洞とは客層が全く異なっていて、親子連れの子供以外は、服や靴が汚れるのを嫌ってか、若い人間が滅多に通らないのですが、それでもたまにはいたいけなアガシが迷い込んでくることがあるので、姿を見かけた瞬間、人垣越しに一枚戴いたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_006.jpg
六枚目のカットですが、あたかもアジュモニの展示即売会の様相を呈していた露店通りの外れに近い辺りで、お店の中で鼻歌交じりにカマスを捌いていた、如何にも気の良さそうなアジョシが目に付いたので、声を掛けて、ノリノリで作業しているところを一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_007.jpg
七枚目のカットですが、翌滞在二日目の朝、KTX、路線バスを乗り継ぎ、4回目の釜山訪問にして初めて到着に成功した、世界遺産の良洞文化村の中を地図も見ないで散策を始め、村の集落の手前辺りから道端に咲くコスモスの花をモチーフとして村のシンボリックな茅葺屋根の佇まいを撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_008M.jpg
八枚目のカットですが、集落の中を撮りながら散策していると、やはり同じ東アジアの文化圏だけあって、何処か懐かしい日本の農村と似通った光景に出くわすことも多く、立派な土塀超しに、ぶ厚い茅葺屋根の軒下には見慣れた大根を吊るして乾燥させているのが目に留まったので、さっそく一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_009.jpg
九枚めのカットですが、この良洞民族村は、中国渡来の風水のセオリーに従って、李氏朝鮮時代の両班という貴族階級の同族が集落を作ったということなのですが、集落の南向きの斜面にそれこそ雛壇の如く豪邸が建てられており、上に住むほど位階が上だったのか、そこへアプローチする道沿いの塀も土を練った土塀ではなく、自然石を積み上げ、更にその上に本瓦の屋根を乗せるという贅沢ぶりで、その下から眺めたアングルが何となくミニ万里の長城的で面白かったため、一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_010M.jpg
十枚目のカットですが、まさにこの風水による村の都市計画は「四神相応」を重視しており、北は山、即ち玄武ですが、南は朱雀ということで海ないし池が配置されており、ここでは観光も考慮してのことなのか、大きな蓮池になっていて、肝心な花はと云えば、若干シーズンオフだったのか、ぽつりぽつりとしか咲いておらず、満開の頃ならさぞや、と想像するには難くなかったものの、数少ない蓮の花を手前に集落高台の豪邸の佇まいを撮ってみたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_011.jpg
十一枚目のカットですが、蓮池の畔から彼方に見えた集落高台の豪邸まで登ってみると、確かに村の全体が手に取るように判り、写真を撮るにも都合良かったのですが、上まで到着して下を眺めるや否や、この国の民族衣装であるチョゴリを着こなしたいたいけなアガシ二名が蓮池の南を東西に貫通する集落のメインストリートをひらりひらりと歩いて行く姿が目に留まってしまったので、せっかく上り詰めた高台から再びダッシュで下に降り、小走りに追い縋って、やっと一軒の古民家の前で声かけてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_012.jpg
十二枚目のカットですが、良洞文化村を14時半過ぎのバスで後にして、次なる目的地である歴史地区の撮影を行うべく、慶州駅前に移動し、まずは食事場所を探しながら、歴史地区と隣接する何の変哲もない商店街でスナップを試み、道端でカメラを構えていたら、全然気にする素振りも見せず、前を横切っていったアガシが居たのでタイミングを合わせてシャッターを切ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_013.jpg
十三枚目のカットですが、同じく歴史地区近くの商店街で、西に開けたなかなか良い案配の裏通りが目に留まったので、さて、どんなアングルで撮ろうかいなと思案していた矢先、白いワンピで布製行李を背負った、いたいけな若いアガシが小走りに駆けて行ったので、後ろ姿でも入れて、と思ったら、シャッター切る瞬間にアガシが振り返り、切ったあと、横ピースして走り去って行ったもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_014M.jpg
十四枚目のカットですが、食事を終えてから徒歩5分圏内の「大陵苑」に到着、入場料を払って園内に入ると、前回来た時は晩秋だったため、雨に濡れた紅葉がお出迎えしてくれましたが、今回は盛夏であることから、園内の芝生も青々として、真っ赤な百日紅があちこちで咲いていたので、高麗の大王陵の墓所前の立派な門を背景に赤い花と芝生をモチーフに撮ろうと思った矢先、自撮り棒カポーが颯爽と現れたので、そちらをメイン被写体に切り替えたもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_015M.jpg
十五枚目のカットですが、園内の古墳やら樹々を愉しみながら景色などを撮り歩いていたら、素晴らしくお洒落なチョゴリにコーディネートした古風な帽子まで被った若い地元カポーが遥か前方を歩いているのが目に留まったため、これまたダッシュで追い縋り、明らかに主導権を持っていると見えたアガシの方に声かけてお願いしたら、オッパーの方はモジモジして、オレなんかイヤだなぁ、ハズいし、みたいなことを下向いて云ってたら、アガシにお尻をパーンと叩かれ、日本から来たヲヂサンが丁寧にお願いしてるのに何なのアンタ!みたいに一喝し、揃ってモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M8、レンズはLeitz Summarit50mmf1.5による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_016.jpg
十六枚目のカットですが、公園の南西部には「天馬塚」という内部に入れて埋葬状態の復元モデルや副葬品レプリカを見物出来る施設があるのですが、そこへ向かう途上、芝生の生えそろった古墳の麓で、自撮り棒を駆使してお互いを撮りっこしている中国人小姐二名が居たので、百日紅の樹と古墳ともども出演して戴いたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

Pusan17_017.jpg
十七枚目のカットですが、「天馬塚」を見学を終え、そろそろお茶して新慶州に向かう時刻も近づいていたので、出口ゲートに向かって足早に歩いて居たら、芝生養生のため、本来は立ち入り禁止となっていた、比較的大き目の古墳の麓で、タイ人の家族連れが色とりどりのチョゴリに身を包み、かなり立派な日本製一眼レフで記念撮影なんかやっていたので、カメラマン役の兄ちゃんに声かけて、横で撮らせて貰ったもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit21mmf2.8による開放での絞り優先AE撮影です。

さて次回は、釜山の旅後編、初めての市内バスツアー便乗により市東部ビーチエリア訪問とお馴染み甘川洞文化村探訪から厳選したカットをお送り致します、乞うご期待!!

  1. 2017/09/03(日) 16:23:01|
  2. 旅写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<Return to the great provincial port town~Pusan photographic Tour'17②~ | ホーム | 為什麼上海'17~Shanghai Photographic Tour'17②>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://pwfukagawa.blog98.fc2.com/tb.php/536-cc45bb85
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる