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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Going back to Hanoi'18 ②

さて、今週のご紹介は予告通り、3月下旬に2年ぶりに出掛けたハノイ、滞在三日目に中距離列車に揺られて訪問した哀愁?の港町ハイフォンからのカット、そして飛行機に乗って帰る当日の夕刻まで撮ったハノイの休日の街の様子をお送りします。
まずは恒例の簡単な行程ですが、滞在二日目にハイフォンまでの往復切符は旧市街の北の外れに位置するロンビエン駅まで写真撮りついでに出掛けて行って入手していたので、翌三日目は余裕こいて、9時20分の列車乗るのに宿を8時半過ぎには出て、旧市街を北に縦断しながらスナップしてロンビエン駅に向かい、だいぶ早く着きましたが、列車はここが始発ですから既に停車していたので、中に入って発車を待ち、3時間弱の12時過ぎにハイフォン駅に到着、前回の失敗を教訓に駅から真っ直ぐの道には行かず、前もって調べておいた古刹めがけて旧市街を通りながらスナップすることとしたのです。
当日は無事に目的地?の古刹へ辿り着き、しばし時間を潰したのち、またもと来た道と若干ルート変更しつつ、駅へ戻りがてらスナップしたり、カフェでお茶したりして、18時ちょうど発の列車に乗って、ハノイまで戻ったという次第。
で、最終日24日は朝、11時前に宿をチェックアウトし、19時頃に引き取りに来るんで、荷物預かっててね、ということで、カメラバックのみ持って街へ出て、まずは到着した時に通って気になっていた、書店街へまた舞い戻り、そこで何枚か撮ったあと、86番バスのルートを辿るようにオペラハウスを目指し、その途中でこれまで気づかなかった比較的大きなローカルデパートやら、歴史博物館、そして今回は嬉しい偶然とも云えた「日越国交樹立45周年記念」のイベントで少なくとも日本に何らかの関心は有るハノイ市民が充満する場でかなり友好ムードで写真撮れたのでした。
では、さっそく二日間の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。
カメラは1~12枚目までがFuji X-Pro2、13~17枚目までがLeica M(TIPO240)、レンズは1~5枚目までがApo-Componon40mmf2.8改M、6~12枚目がBiogon25mmf2.8ZM、13~17枚目までがUltron35mmf1.7VM Classicによる全コマ開放、絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、宿から出て、ロンビエン駅に向かうルートは実は宿の目の前の交通量の多い大通りを真っ直ぐ歩けばすぐに旧市街の北のどん詰まりに出て、高架伝いに歩けば、ほどなくロンビエン駅に到達するのですが、それでは道すがら写真を撮る目的が達せられないので、わざと遠回りすべく、まずはホアンキエム湖経由とすべく、大聖堂に面した通りに繋がる路地を通りざまに撮った一枚。

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二枚目のカットですが、湖の周回道路に出る前の路上で、果物の行商のアヂュモニの自転車の周りで、悠々自適に朝飯なんか食べてる、当のアヂュモニをさておき、自転車荷台のバナナをはじめとした果物の品定めなんかをやってる雰囲気の近所のヲヂサン、ヲヴァサンの眼つきが面白かったので通りざまに撮った一枚。

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三枚目のカットですが、若いオモニと色白の極小姐が商店の軒先で遅めの朝飯なんか食べてたので、こ声かけて撮らせて貰ったのですが、肝心の極小姐の方は、オモニがなんど、写真撮って貰うんだから、ヲヂサンの方向いて笑って、と諭しても、我が心ここに在らずという雰囲気だったので、必死に笑顔を見せてくれるオモニへのサービスも込めて撮った一枚。

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四枚目のカットですが、、旧市街は36通りを北に上り、遂にロンビエン駅もほど近いドンスアン市場が見える辺りまで辿り着いたので、よくよく考えて見れば、同市場の建物の全景図とか周囲の雰囲気とか撮ったこと無かったな、と思い直して撮ってみたもの。

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五枚目のカットですが、ドンスアン市場を中心とするエリアは路上マーケットが繰り広げられており、この朝の時間はまさに書き入れ時であると同時にオモニ、アヂュモニ連中が買い物を口実に集まっちゃ、情報交換ならぬ、井戸端会議に血道を上げる頃合いなので、どこもかしこも小さな商店やら、路上に広げられた行商の露店などを囲んで、歓談に打ち興じていたので、いちおう、声かけて、こっちもロクすっぽ見ないでうんうん頷いたので、ぢゃ遠慮なくと1枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、ほどなくロンビエン駅に到着、既に入線していた列車の特等席に着き、定刻通り発車、造りはベトナム戦争直後のソ連という古めかしい車両でしたが、客車内は入念にリノベされていて快適な旅も、ほぼオンスケの12時過ぎに終点ハイフォン駅に着いたので、ホームに降り立ち、駅舎に向かって歩きながら構内の様子を撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、前回のハイフォン初訪問は二つの致命的なミスを犯していて、そのひとつが滞在時間がランチ込みの2時間程度だったということ、二つ目は旧市街の位置を全く調べずに出かけてしまったことだったので、今回は入念に調べておいて、前回とは90度異なる方角に歩き出したのですが、行けども行けども、ハノイの目抜き通りとあまり変わらない商店街なので、どうしようかいなとか思った時に目の前の路上で消防車の模型で燃えさしに水かけて火消しごっこしている童子が居たので声かけて撮らせて貰ったもの。

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八枚目のカットですが、不安を水に流したのが効いたのか、ほどなく、ローカル市場街の入り口が目に留まり、そこに入って行くと、オモニ、アヂュモニ達が輪になって椅子に座り、ピーチクパーチクとさ囀りながら元気に貝の殻むきなんかやってたので、声かけてその様子を撮らせて貰ったもの。

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九枚目のカットですが、前回と比べて時間的なゆとりが有るせいか、今回はなかなか良い案配に調子が出て来て、市場通りの端が面した一本北の大通りを西に向かって歩いて行ったら、公園みたいなところで何かのイベントのセッティングやってて、英語で日本との友好何たら書いてあったので眺めていたら、いきなりアオザイ姿の大年増のアガシ二名に囲まれて、オニイサン日本人でしょ、ベトナムの美女撮りたいででしょ、ほらほら遠慮しないで!とかそこそこ流暢な英語で話し掛けられたので、やや怖気づきながらも有難く一枚戴いたもの。

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十枚目のカットですが、日越友好イベント会場でのサービス精神旺盛な年長のアガシ二名の熱烈歓迎に心より謝意を伝え、その場を後にして、歩くこと約15分、偶然とは言いながら蟹うどんの名店に遭遇し、そこで極上ランチを戴いてからまた30分も歩いて、目的地の名刹に何とか辿り着き、そこでふ風景撮ったり、英語が通じそうな観光客と雑談したりして時間潰し、16時半も過ぎてからまた来た道を戻り、駅を目指すことしたのですが、途中でルート変更し、駅の南に出る大通りを歩いている時に壁画の在る建物のアンダーパスを自転車が通り抜ける瞬間を捉えてみたもの。

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十一枚目のカットですが、ハイフォン駅の近くまで来たら、やはり路上で店を広げる簡易飲食店のような場所で、思い思いの椅子に腰掛け、屈託ない笑顔で歓談にうち興じる、オモニ、アヂュモニ達の姿が目に留まったので、声かけて、一枚撮らせて貰ったもの。

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十二枚目のカットですが、駅近くまで辿り着いたのが17時ちょい過ぎ、まだまだ時間ありますから、比較的チェーン店っぽいカフェなら英語メヌーも有るだろうと見当付け、入ろうかいなと店の前まで来たら、二人乗りのスクーター後ろ席、リラックマのピンクのヘルメットをかぶった、なかなかの美形の小姐と目が合ったら笑顔を向けてくれたので、蛮勇を奮って声を掛け、カレシもろとも一枚撮らせて貰ったもの。

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十三枚目のカットですが、翌24日、この日の深夜、日付が変わった0時50分発のヴェトナム航空の便でまた成田に戻らねばならないですが、空港には22時に着けば余裕なので、少なくとも夕方くらいまでは思う存分市内スナップが出来るので、宿に荷物預けて、書店街経由、オペラハウスへ向かうこととし、ホテル前の通りを歩き、駅方面へと繋がる大通りと交差する手前辺りで撮ってみたハノイの朝の街角風景。

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十四枚目のカットですが、東西を走る大通りをそのままホアンキエム湖の南方向に歩いて行けば、ほどなくオペラハウスに到達するのですが、その手前に、今まで気づかなかったローカルデパートがあり、しかも、この日は日曜だったためか、かなり大規模な歩行者天国やってて、民族衣装であるアオザイを纏った老若男女が行き交っていたので、デパートを背景に一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、デパート経由、オペラハウスには到着しましたが、あいにく、この日はイベント準備の都合とやらで、中を見せて貰えなかったため、仕方なく、外観だけ眺めて、次なる目的地、歴史博物館へと向かったのですが、ここも、さすが共産主義国家、ちゃんと昼休憩が定められていて、13時半まで中には入れて貰えないとのことだったので、仕方なく、こちらもランチしてから戻ってこようと、勝手知ったるホアンキエム湖~大聖堂周辺のエリアでランチとろうと思い、歩き出した時にやってきた輪タク軍団を撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、ランチ後、無事、歴史博物館の見学を行うことが出来、ヴェトナムも侵略を受けるまではなかなかの文化水準の高い国だったことに改めて気付かされ、逆にこれはまた将来のの伸び代も有る国ではと勝手に思って嬉しくなり、歩行者天国でもうちょい画を拾おうと戻った矢先に目の前を戦車のミニカーで勇壮に駆け抜けるいたいけな童子達の姿が目に留まったので反射的に撮ってみたもの。

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十七枚目のカットですが、歩行者天国も飽きたのでホアンキエム湖周辺のイベントでも撮ろうかいなと周遊歩道を歩き出したら、なかなか美形の白人小姐が、ヲヂサン、それライカ?なかなかクールだよね、撮りっこしない、とか悪戯っぽく話し掛けてきたので、まずは拙者から、とかカメラ向けたら、あ相手も同時に構えて、撮りっこってこういうことよ、とかお互いにヘンな写真撮ったというお話。

今回の感想ですが、いやはや、今回で3回目だったと思いますが、狭いハノイの旧市街ですら、新発見のエリアや施設あり、列車旅のハイフォンも初回の手痛い失敗を補って余りある楽しい小旅行だったので、早くも、またハノイに旅するのが楽しみになって来ました。

さて次回は、4/7、8と泊りがけで出掛けてきた信玄公祭り2018からお送り致します、乞うご期待!!

  1. 2018/04/08(日) 21:51:51|
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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