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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Great effort in improvement of G.B. optics~ Dallmeyer Pentac2"f2.9 mod.M by F.G.W.G.~

Pentac5cm.jpg
さて、今週のご紹介は予告通りに・・・といきたかったのですが、何とペッツバール型の雄?Cinor40mmf1.5で撮影した「浅草裏 一葉桜まつり」の撮影データをPCのHDDに写す前にSDカードから完全消去してしまい、ファイル復活ソフトも全く効果なく、この世から消えてしまい、しかも週末は田舎に帰省していたので、急遽代替記事の撮影も出来ず、萬やむなく一年近く前のストックデータでいきます。
今回のご紹介は工房秘蔵中の秘蔵、英国はDallmeyer社のPentac2"f2.9という、その道の数寄者各位にとっては標準装備のごく普通の標準レンズとなります。
製造はおそらく1950年代の映画用、構成はその名の通り5枚のエレメントを3群に分けたいちおう、
シンメトリーな構成にはなっているユニークなものです。
では、さっそく実写結果を見て参りましょう。
ロケ地は浅草、カメラはX-Pro2による全コマ絞り開放での絞り優先AE撮影となります。

Pentac_001.jpg
まず一枚目のカットですが、深川は木場から浅草に出掛けると、まず最初に目に留まるのが、メトロの出口から地上に出た際に雷門付近の路上にたむろする人力車の車夫各位ですが、この日は珍しく、ハーフっぽいななかなかエキゾチックな雰囲気の車婦さんが同僚とご歓談されていたので、その様子を1枚戴いてみたもの。

Pentac_002.jpg
二枚目のカットですが、同じく雷門周辺ではここ数年、浴衣みたいなデザインのレンタル着物に身を固めた周辺国からのゲスト各位がたむろしていて、お約束の自撮り棒で雷門を背景に記念撮影など愉しんでいるのですが、棒の長さとスマホンの種類によっては、三人だと上手く画面に収まり切れないことがあるようなので、何度も撮り直しをしていた中国人の若者グループに声かけて、シャッター押す代わりにモデルさんになって貰ったもの。

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三枚目のカットですが、ここも定番の撮影スポット、雷門から仲見世に足を踏み入れ一番最初の交差点、美人茶屋あづまさんの横を西に入ってすぐの仲見世側道との交差点に建つ扇屋さんの店頭の大和絵団扇をモチーフにいつものように背景のボケ具合を試してみたもの。

Pentac_004.jpg
四枚目のカットですが、仲見世を宝蔵門方面に10数メーター歩くと、その左側に様々な国、装束の老若男女にに人気のメロンパン屋のお店が在り、その周辺で並んでいる人々や、その様子をインスタにででも載せるためか、スマホンで興味深げに撮影する周辺国からのゲストが居るのですが、店の行列をま目の当たりにして、買うか買うまいか決めかねていたような中国人の小姐二名の声かけて、まずは写真撮ってから考えよう♪とか適当なこと言って、モデルさんになって貰ったもの。

Pentac_005.jpg
五枚目のカットですが、被写体を探して、鵜の目鷹の目、時折、シャッター切りながら、仲見世を歩くこと数分、あっという間に遥か彼方に在った宝蔵門は目の前に迫り、そこを潜らず、横の定点撮影スポット、手漕ぎ井戸の方を向きやると、居ました、居ました、この時はいたいけな中国人の童子達と、別グループと思しき中国人の小姐のグループが周囲に群がっており、水汲んだり、手を洗ったりしていたので、まずは汗をかいて水を汲むうとするいたいけな兄妹の尊い勤労の姿を1枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、同じく手漕ぎ井戸前で、水を流すという目に見える成果と周囲の喚声にすっかり気を良くした兄妹は鼻歌交じりに水を流し続けていたので、傍らで事の成り行きを眺めていた、今風の衣装の中国人小姐グループのリーダー格の小姐が兄の方に何か声をかけ、流れ続ける水で手を洗い始めたのでその嬉しそうな様子を撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、手漕ぎ井戸でなかなか得心のカットが撮れたため、次いで向かったのが境内の定点撮影スポット二番、お御籤売り場で、ちょうど、タイからの観光客のご一行様が抽いたお御籤をそそれぞれ手に持ってしたり顔しているところや、読んでるところを記念撮影し合っていたので、そのかカメラマン役の小姐の後ろ姿を1枚戴いてみたもの。

Pentac_008.jpg
八枚目のカットですが、同じくお御籤売り場の周辺で、ここにも浴衣みたいなデザインのレンタル着物に身を固めた、中国の北の方から来たと思しきイントネーションの言葉を発する小姐二名が他の同行メンバーと自撮り棒の使い方について、熱い討論を交わしているようだったので、その興味深いようすを1枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、境内の次なる定点撮影スポット、手水場に目を向けると、居ました居ました、いたいけな中国人一家の極小姐が見様見真似でなかなか上手に手水を使っていたので、その様子をは白人観光客と云わず、別の中国人学生グループと云わず、スマホンやコンパデヂで撮影している中にま混じって一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、いちおう、本堂にも上がって、撮影の無事と良好なる結果を祈り、ふと踵をか返すと、なかなかロングヘアが美しい韓国人女性を擁したグループが本堂内部でもお御籤なんかやっていたので、リーダー格の年配女性に声かけて読んでるメンバーの横顔を撮らせて貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、なかなか順調なテスト撮影に気を良くしたものの、遠景、特に無限遠域での解像感を見ていなかったことにふと気づき、やや曇天の下にそびえ立つスカイツリーを背景に、手水場の緑青ふいた銅屋根を手前に配して撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、X-Pro2の背面モニタで見た限りではなかなかキレの良い遠景が撮れたようようだったので、いつもの意地悪テスト?至近距離のモチーフと無限を配した、後ボケのテストのため、いったん本堂前まで戻り、向かって左側の金物製天水桶の縁の朱文字にピンを合わせてスカイツリーを背景に入れて撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、無事、スカイツリーを遠景に入れたカットを撮り、そのそこそこ穏当なボケに安心し、本堂から宝蔵門方面を目指して歩き出して早々、白人女性を交えたグループがお御籤売り場で喚声を上げながら、抽いた籤の内容も読むか読まないかというところで、赤い鋼材で作られた籤結び棚に括りつけようとしていたので、そのきれいなブロンドの横顔を1枚戴いてみたもの。

Pentac_014.jpg
十四枚目のカットですが、宝蔵門を後にして、再び仲見世の元来た道を辿り、歩くこと数分、程なく始点である雷門下まで到着、先ほどとは全く異なる層の観光客が、門左右の仁王像を背景に記念撮影したり、巨大提灯に手を伸ばして、その様子をカメラに収めたりと相も変わらず活況を呈していたので、か傍らからその様子を1枚戴いてみたもの。

Pentac_015.jpg
十五枚目のカットですが、雷門の下を潜り抜け、南の表側に出てみると、やはり様々な周辺国からのs小姐やその同伴者各位が浴衣みたいなレンタル着物に身を包んで、申し合わせたように自撮り棒でか雷門を背景にした記念撮影に勤しんでいましたが、中には自撮り棒を拒否し、親からもらった自前のりリーチで自らの肖像を記録しようという志の高い小姐も居たので、その潔さに感銘し、前から1枚戴いてみたもの。

今回の感想ですが、うーん、製品がみんなお高いメーカーのユニークな構成のレンズなんで、もっとおどろおどろしい写りかと思っておっかなびっくり試写に出たのですが、予想を裏切り、極めてコントラストも高めで、ぼボケも穏当な真っ当な写りなので結構、拍子抜けしたという記憶があります。それにしても、おどろおどろしい描写の文字通りオンパレードだった「一葉祭り」の画像が一枚も残っていないのは心が痛いでです(涙)

さて来週、再来週とGW対応でスキップ、5月第二週はその出張報告を兼ねて、ハラショー!!な旅のカットをお送り出来ると思います、乞うご期待!!

  1. 2018/04/22(日) 19:41:54|
  2. 旅写真
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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