FC2ブログ

深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Going back to Grand Espana~BCN Tour’18②~

さて、今週のご紹介は予告通りにGWを利用しての約1年半ぶりのスペイン旅行から、3回に亘り、ハイライトをご紹介するうちの第二回めをお送り致します。

まずは恒例の行程紹介から。
到着三日目、4/30の朝は宿を9時過ぎに出て、五号線メトロ経由、サンツ駅からRENFE快速電車で2時間弱のタラゴナへ出かけ、そこでランチ後、日没迄撮り歩き、再びRENFEの快速電車に乗ってバルセロナにも戻って、晩飯食べてお仕舞い、四日目、5/1は明け方に目が覚めたら、何とバルコニーから見える市内の天気は大雨、さりとて、せっかくのバルセロナですから、宿でくすぶっていて何処へも撮りに行かないという選択肢は無いわけで、そこで考えたのが、11時程度まで宿を出る時間を遅らせ、しかるのち、比較的雨や水濡れに強い構造のX-Pro2と密閉構造のレンズヘッドを使ったレンズのみを持ち出し、サンツ駅から鉄道で1時間弱という比較的近い観光地へ出向くという方針で、結果的には大成功だったと思っています。

では、さっそくその二日間の行程に沿って、現地での実写結果を逐次見て参りましょう。

カメラは1~8枚目がLeica M(TIPO240)、9~17枚目がFuji X-Pro2、レンズは1~8枚目がVoigtlaender Ultron35mmf1.7Classic、9~17枚目がZeiss Tessar35mmf3.5M mod.by F.G.W.G.による全コマ開放による絞り優先AE撮影となります。

BCN18_018.jpg
まず一枚目のカットですが、滞在三日目の朝、天気も良かったため、宿から最寄りのメトロ駅に向かい、そこからサンツ駅でRENFEの快速電車に乗り換え、南方面にある著名な観光地「タラゴナ」に出掛け、まずは腹ごしらえとばかり、駅附設のカファでボリューム満点のサブマリンサンドをランチに戴いてすぐ、駅から程近い旧市街への入口付近のテラスに出たところ遭遇した、可愛い茶色のセッター犬を連れたご婦人を一枚撮らせて貰ったもの。

BCN18_019.jpg
二枚目のカットですが、同じくタラゴナ旧市街へ続く、地中海が一望出来るテラスを奥へと進んだところ、市内の目抜き通りが遥か彼方まで見渡せるロータリーに出たので、特徴ある通行人がやってくるのを待って一枚撮ってみたもの。

BCN18_020.jpg
三枚目のカットですが、まさに観光ガイド本、紹介サイトでそれこそ何万カットも紹介されているでああろう月並みなアングルではありますが、かつて、帝政ローマ時代は、スペイン地方では最大の都市だったというタラゴナの往時の隆盛を何よりも雄弁に物語る証であるこの海沿いのコロッセオの遺構を敬意を込め、高いところから1枚戴いてみたもの。

BCN18_021.jpg
四枚目のカットですが、ここタラゴナはあちこちに帝政ローマ時代を偲ばせる遺構や彫刻等々が目に付きますが、これも旧市街の更に遺構エリア内のまだ入口付近にあるローマ関連の博物館の建物の南、即ち海側に後世建てられた、カエサルの石像ですが、ありきたりでベタだし、撮ろうか撮るまいか、丁度逡巡していた時、鳩が頭に止まり、あたかも寓話「幸せな王子」のようなシーンになったので、これ幸いにと1枚戴いてみたもの。

BCN18_022.jpg
五枚目のカットですが、狭い、迷路のような通りを、時折、道端に建てられた案内図を横目に奥へ奥へと進んでいくと、ヨーロッパ、或いはマカオやフィリピンのピガンのようにポルトガル、スペインのs植民地として、往時の都市計画によって整備された街並み固有の景色が広がり、改めて欧州を独り旅している実感が湧き、とても嬉しい気分になったので、立ち止まって一枚撮ってみたもの。

BCN18_023.jpg
六枚目のカットですが、両側を高い石や煉瓦造りの建物に囲まれた昼なお暗い通りを歩き続けていると、時折、小さな広場に行き当たって、視界が広がるとともに陽光注ぐ、真昼の街中の景色を目の当たりにすることになりますが、どう作画しようか思案を巡らせていた目の前を、キックボード極小姐が勢い良く駆け抜けて行こうとしたので、反射的に一枚撮ってみたもの。

BCN18_024.jpg
七枚目のカットですが、まずは旧市街遺構ゾーンの周囲を一周しながら目に付くものを撮ってみようと考え、かなりの高低差はありましたが、台湾島の形に何となく似た、一部石積みの城壁も残る周回ど道路を歩いていたら、旧市街と新市街の南東境界付近から放射状に延びる道のほとりにまさにピカソやダリもかくやあらんと云う目を射すような配色の民家を見つけたため、近寄って一枚撮ってみたもの。

BCN18_025.jpg
八枚目のカットですが、タラゴナの旧市街遺構ゾーンを一周し、また出発点に近い、大聖堂もあるエリアに戻ったので、そこから駅に戻る道すがら、また如何にも南欧の古都の街並みと云うに相応しい通りに差し掛かったので、通行人がやって来るのを待ち構えて一枚撮ってみたもの。

BCN18_026.jpg
九枚目のカットですが、翌5/1は明け方から大雨だったので、天気の様子次第で目的地を決めようとお思い、宿で遅めに朝食をとり、外出の準備をしていたら、11時前くらいになって、居室のバルコニーににも雨が降って来ないことが認められ、しかも西の方面の空が明るくなって来ているのを認めたため、訪問候補地のうち、一番近い南方面のシッチェスにサンツ駅からRENFEの近郊電車で出掛け、小一時間で駅に着いたら、すっかり雨も上がって、南欧特有の蒼くて高い空が広がっていたので、ビーチに面した旧市街へ続く道を歩きだし、目に留まった地元商店の店頭の様子を一枚撮ってみたもの。

BCN18_027.jpg
十枚目のカットですが、なかなか興味深い建物や景色が広がる開放的な道を歩いていたら、嬉しいことに一昨年、マラガに滞在していた頃、よく目にしていた、イスラム文化の影響も受けていたという地中海沿岸地区固有の白い壁に青いアクセント、という民家が目に付いたので、嬉しくなって一枚撮ってみたもの。

BCN18_028.jpg
十一枚目のカットですが、前日のタラゴナほどではないですが民家に挟まれた狭い通りを抜けると、こここでも地中海に開かれたテラス状の広場があって、その縁にもたれ、そよ風に吹かれるまま、目前に広がる大海原を無言で眺めていたカポーが居たので借景として一枚戴いてみたもの。

BCN18_029.jpg
十二枚目のカットですが、海辺の通りを歩きながら、適当なリストランテに入って少し遅めのランチを済ませ、また散策を始めたら、なんと、前回、マラガから電車とバスを乗り継いで訪れた、白い村豪華三点セット筆頭、こと「ミハス」の街並みに良く似た通りが有ったので、嬉しくなってしゃがんでローアングルから一枚撮ってみたもの。

BCN18_030.jpg
十二枚目のカットですが、海辺の通りを歩きながら、適当なリストランテに入って少し遅めのランチを済ませ、また散策を始めたら、なんと、前回、マラガから電車とバスを乗り継いで訪れた、白い村豪華三点セット筆頭、こと「ミハス」の街並みに良く似た通りが有ったので、嬉しくなってしゃがんでローアングルから一枚撮ってみたもの。

BCN18_031.jpg
十四枚目のカットですが、海辺の風景は大かた撮り尽した感無きにしもあらずなので、そろそろ駅方面に戻りながら撮り歩こうと思い、先ほど見つけたミハスのような白い通りを上っていったら、なんと、旅行雑誌のイメージ写真用のセットをそのまま片付け忘れたかの如く、街並みの途中に真っ黄色のふフィアット500(チンケチェント)が停められていたので、狂喜乱舞して一枚戴いたもの。

BCN18_032.jpg
十五枚目のカットですが、同じくRENFEのシッチェス駅を目指しながらも、あっちへうろうろ、こっちへうろうろと寄り道回り道しながら石畳の道が続く旧市街を歩いていたら、居ました居ました、愛犬を繋いだまま、散歩途上に昼から一杯やってるヲッサンが・・・ついつい目が合ったら雑談タイムになってしまい、行きがかり上、愛犬一緒に撮ってくれよ、ということだったので、ご希望通り一枚撮らせて戴いたもの。

BCN18_033.jpg
十六枚目のカットですが、これも駅に向かってるんだか、半ば道に迷いながら、それを僥倖に旧市街の路地裏探検やってるんだか判らない、独り旅の出たとこ勝負の散策を楽しみながら、とにかく被写体さ探して歩いていたら、やはりギリシャ辺りの何処かの島にあってもおかしくないような白い家と武骨な鉄格子、花の鉢植えなんかが目に留まったので、嬉しくなって1枚戴いてみたもの。

BCN18_034-01.jpg
十七枚目のカットですが、結局、駅に向かって歩くつもりが、旧市街の裏通り探検が面白くなってしまい、もう一本後の快速電車にずらすことにして、再び陽光溢れる海岸沿いの遊歩道に出て、それらしい風景を撮ろうとスタンバっていたら、長い髪を風に翻しながら真っ白い自転車に乗った美小姐がやって来たので、通り過ぎざまに一閃浴びせたもの。

さて、次回は旅も最後の訪問地、前回のスペイン旅行では事前調査不足で辿り着くことが出来ず、遠くの砂浜から旧市街の全貌のみ眺め、それこそ鬼界ヶ島の俊寛僧都よろしく砂浜に地団駄踏んで、リベンジを誓ったカスティリョン地方の名勝「ペニスコラ」に到達出来たかどうか!? 併せて、出発前日のバルセロナの目抜き通り、ランプラス通り、及びその周辺の風景などもお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2018/05/13(日) 17:25:52|
  2. 旅写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<Going back to Grand Espana~BCN Tour’18 ③~ | ホーム | Going back to Grand Espana~BCN Tour’18①~>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://pwfukagawa.blog98.fc2.com/tb.php/566-a79580d9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる