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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Soul of Seoul tour '18 ②

さて、今週のご紹介は、前回からの続きで秋のソウルツアー後編をお送りします。
もっとも、今回のメインはソウル市内ではなく、艱難辛苦の挙句、3時間以上かけて辿り着いた全羅北道の街、群山は京岩洞線路村からのレポ-トとなります。
実を申せば、この群山京岩洞線路村への訪問は二回目で、実は前回は韓国高速鉄道とバスを乗り継いで釜山から遥々訪れたのですが、遠さからすればソウルからでも、文字通り50歩100歩だったということです。
そうそう、初めはボツにしようかとも思ったのですが、無料観覧日の夜の徳寿宮の光景がなかなか良く、その後訪れた明洞もそれなりに気に入った写真撮れたので、前座代わりに載せることとしました。
まずは恒例の行程紹介から、いきます。
ソウル西大門至近の常宿から9時半時過ぎに出て、5号線から3号線経由、ソウル高速バスターミナルにで出て、そこで10時40分の群山バスターミナル行の高速バスに乗ったのですが、出発して一時間半も経たない辺りで、何と乗っていたバスが高速上で追突事故を起こし、その後も何回か急ブレーキを踏み事なきを得たようなのですが、終点の群山バスターミナル手前の路上でバスは停止を命じられ、そのまま運転手は警察に連行されるというハプニングに直面し、気を取り直して、前回の記憶を頼りに15分弱歩き、線路村に到着し、夕方まで撮りに撮ったというのが到着三日目の行程でした。

では、さっそく、前日の夜のソウルのシーンから見て参りましょう。
カメラは1~5&16枚目がX-Pro2、6~15&17枚目がLeicaM(TIPO240)、レンズは1~5枚目がVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.、16枚目がSW-Heliar15mmf4.5apph.による絞り優先AE、全コマ開放撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、ソウルに着いて二日目の晩、市庁舎の近く、徳寿宮の西側にタコ料理専門店が在ったのを思い出し、夜景撮影兼散歩もかねて、晩飯に出たのですが、晩飯を食べて、徳寿宮横の石塀を過ぎ、正門前に出てみれば、なんと、この日は何かの祝日だったらしく、観覧料無料ということで、さっそく 中に足を踏み入れてみれば、夜にも関わらず、結構な人出で賑わっており、宮殿の建物越しにライトアップさされた現代建築が見えたので面白いと思い、一枚撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、有りがちな観光客のご多聞にもれず、カメラを首から提げて、夜の宮殿敷地内を散策していたら、薄暗い塀際でいたいけな現地のカポーが一生懸命、肩寄せ合って、腕を伸ばして、スマホンで二人の記念写真を撮ろうとしていたのに、なかなか上手くいかないようで、傍で見ていたら、何回も撮り直ししていたので、声かけて、撮って上げたお礼にモデルさんになって貰ったもの。

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三枚目のカットですが、徳寿宮で30分強散策したのち、お土産の下見も有ったので、再び、徳寿宮からは目と鼻の先の明洞を目指し歩くこと5分強、台湾の夜市にもひけを取らず、あたかも不夜城の如く、露店、屋台の類いがポータブル発電機、通称テキ発からの電源で夜を煌々と照らす街に足を踏み入れたら、前日に目を付けておいた英語の旨い、若いアガシが切り盛りする屋台に先客が居たので、熱心に品定めする白人小姐の横顔を戴いてみたもの。

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四枚目のカットですが、ここ明洞も何を食べるでなし、何を買うでなしだと、ただ徘徊して写真撮るのも疲れてしまうので、小一時間も回って写真撮ってから帰ろうかなと思った矢先、街角で確か化粧品屋の横の通りの角で奥方のお買い物を待っていた風情の東南アジア人父子が目に留まったので、出演交渉し、モデルさんになって貰ったもの。

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五枚目のカットですが、お茶して帰ろうと思い、明洞から再び徳寿宮経由、常宿のある西大門方面へと向かおうと、ロッテデパ前の歩道迄来た辺りで、また露店で、よりによって韓国製のタコ焼きを買い求める白人カポーの姿が目に留まったので、ホント、東洋の食文化がお好きなのね♪とか独りごちて、一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、翌日、やっと辿り着いた群山京岩洞線路村で、今回は朝、ソウルの高速バスターミナルでしっかりと朝飯食べてきたこともあり、撮影途上のランチの心配もなく、スナップに没頭出来たのですが、徒歩で東へ移動がてら、まずは、線路村の正規の入口エリア手前のなかなか風情のある線路脇の民家の佇まいを撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、ここも線路村の正規の入口手前の廃線線路両側の一般の民家やそれに付随する職住隣接の作業場がなかなかイイ雰囲気を醸し出しているように見受けられたので、精一杯のローアングルで、前行く家族連れを遠景の入れて、辺りの様子を撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、どういうワケか、ここ線路村手前の廃線脇の集落には、民家と変わらないサイズながら、仏教の寺院も揃っているようで、人の目を惹くためか、或いは全羅北道有数の観光名所であることを考慮し、そのメインの訪問者である、いたいけな若い世代に阿るためか、妙にカラフルな提灯とそれに負けず劣らず描かれたコミカルな釈迦像が面白かったので至近距離で有難く一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、廃線を活用したニューウェイヴの観光名所とは言え、それに混じって、堅気の民家も当然存在するワケで、その線路脇の民家の住人が、心尽くしの景観対策として植えたであろう、黄色いエンジェルストランペットの花がもはやしぼんでしまっても、役目を終えた廃線にはむしろ似つかわしいと思い、ほぼ最短で撮影ししてみたもの。

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十枚目のカットですが、線路村の入口からところどころに民家を改造したと思しき、昔懐かしい、日本では90年代に入る前に絶滅した下町や地方都市の繁華街から離れた辺りに生息していた駄菓子屋テイストの物販展示台はしつらえてあり、それに結構な頻度で子連れやら、日本から輸入した学生服コスプレのアガシ、オッパーの類いが立ち寄って物色していくので、やっぱ、文化のバックグランドは共通なんだよな、とか思いつつ、傍らから一枚戴いてみたもの。

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十一枚目のカットですが、これも線路村内の駄菓子屋テイストの物販店の前の線路上を、アジョシに手を引かれながらも気もそぞろに、周囲の色とりどりの誘惑にきょろきょろとしながら歩いていく、いたいけな童子の姿を後ろから一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、線路村内でも光線状態の良い、木陰で、しかも上から日除けの黒いネットをかぶせた物販店の付近で獲物を物色していたら、来ました、来ました、いかにも気立てとノリが良さそうな、韓国産アガシのご一行様が大げさな身振り手振りでじゃれ合いながらコスプレを貸し出すお店から出て来たので、はい、お待ち申し上げてましたとばかりキャッチ、即座にお願いして快くモデルさんになって貰ったもの。

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十三枚目のカットですが、写真撮らせて貰ったあと、日本語、韓国語、そして英語交じりで、アガシご一行様としばし歓談してのち、線路村の終点である東端方向へ歩き出したら、またしても別のコスプレアガシ二人様が如何にも楽しげにはしゃぎながら歩いてきたので、周囲の風景と一緒に一枚撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、ここ線路村では、どういうワケか、アジョシと手を繋いで、廃線のレール上を平均台よろしく、おそるおそる歩こうとするいたいけな小坊主が、結構な数、目に付いて、観光客で賑わう、駄菓子屋風物販店前の前を通り過ぎて行ったので、追い縋りざま、後ろ姿を一枚撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、ここソウルからも釜山からも3時間近くかかる線路村は日本ではまだまだ知名度低く、これまで日本人に遭遇したことが無いですが、何故か、中国や東南アジアからの観光客には人気が有って、台湾からという一家がいたいけな年端もいかない小姐姉妹にコスプレさせて記念撮影していたので、北京語で声かけて混ぜて貰ったもの。

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十六枚目のカットですが、スマホンを持ったまま、線路上で、あっちへうろうろ、こっちへうろうろと阿蘇のクマ牧場の欲求不満の可愛い仔熊宜しく、挙動不審のアガシが居たので、おそらく、愛用のスマホンでインスタ用にきれいに撮ってくれそうな人間を探していたのだろうと見当をつけ、声を掛けてみたら、ビンゴ!何枚か撮って上げたら大喜び、ノリノリでモデルさんになってくれたもの。

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十七枚目のカットですが、さて撮るだけ撮ったし、小腹も空いて来たので、帰りのバスの時間も考え、やや後ろ髪引かれる思いで、この線路村を後にしようと踵を返した直後、たまたま通り掛かった民家の物置みたいな棚の中から、生まれて間もない仔猫が躍り出てきて、どうしてもついていく!と云わんばかりに足元に寄ってくくるし、しまには空に向かって腹出して、タコ踊りみたいなことを始めるありさまだったので、おそらく、4年前の冬に16才で亡くなった愛犬の、良洞民族村や北京の故同などで何回か遭遇したリンカーネーションのひとつだろうとは思ったものの、連れては帰れないので、惜別の念を込めて一枚撮って上げたもの。

今回の感想ですが、平和になって、舞い戻ったソウル、そして韓国はやはりソウルフルでした。宿のヲヤヂさんも行きずりの街の人達までも・・・また年間ローテに戻し、再訪したいと思いました。

さて、次回は先の横田基地で試写した、久々の当工房製改造レンズのレポートいきます、乞うご期待!!
  1. 2018/10/07(日) 20:35:53|
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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