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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Hearty tradition of great festival from Edo era~Sawara Festival '18 autumn~

さて、今週のご紹介は、予告通り、先々週の週末に満を持して出掛けた久々の佐原秋の大祭からレポートしたいと思います。
まず、佐原の大祭ですが、関東では川越、栃木と並び三大山車祭りと称され、このほか、秩父、鹿沼などとい一緒に2016年に「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ世界遺産に登録されているほどの伝統と格式を誇る優美なお祭りです。
中でも、佐原は他の祭りが年一回とか、栃木のように隔年という中で、豪気にも夏と秋に開催されるという気合いの入りようで、まさに地元の方々も観光客も一緒になってバカ騒ぎしてこの世の憂さを晴らすという素晴らしい一体感溢れるお祭りであります。
翻って、ここ2~3年は、休みと云えば海外遠征優先としていて、地方の祭りにはなかなか足が向かなかったのですが、たまたま訪れた先の鹿沼祭りで元お祭り男の熱いハートに再び火が点され、その翌週の、ここ佐原の大祭には久々の泊りがけで遠征しに来たという次第です。
では、さっそく当日の行程に沿って実写結果を見て参りましょう。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズは1~16枚目迄がVoigtlaender Nokton35mmf1.4SC、17枚目がLeitz Elmarit28mmf2.8による全コマ絞り開放によるAE撮影です。

Sawara18_001.jpg
まず一枚目のカットですが、土曜日の当日、11時過ぎに佐原駅前で待ち合わせた一行が揃ってから、街中へ繰り出したのですが、駅前広場から香取街道方面へと抜けるルートの入口付近に位置する観光案内所の前に、こ今年度のミスあやめの小姐二名が佇んで、地ビールだかなんかを売っていたので、声かけてモデルさんになっなって貰ったもの。

Sawara18_002.jpg
二枚目のカットですが、幸先良いスタートに気を良くして、駅近くで美味しいサンライズポークのランチを戴いてから、まずは小野川沿いのルートへと出たのですが、川沿いの小径に出て目についた、いつもの「正上醤油」の離れの土蔵造りの建物を利用して作られたローカルフレンチ「夢時庵」の真っ白い側壁を撮ってみたもの。

Sawara18_003.jpg
三枚目のカットですが、いつもの人通りも少なく静謐な小野川沿いの散歩道も、年に二回の大祭の時は、祭り装束に身を固め、ねじり鉢巻きに足袋姿のいたいけな小姐達が行き交うので、あたかも、お江戸は神田の下町を思わせるようなこ光景になるので待ち構えて「正上醤油」の建物前を通り過ぎる時に一枚撮ってみたもの。

Sawara18_004.jpg
四枚目のカットですが、小野川沿いの道を南下し、香取街道に架かる橋の付近迄、歩いてくると、いつも素敵なデスプレィで行き交う観光客の目を愉しませてくれる居酒屋兼定食屋があるのですが、その格子迄には、秋の赤や黄色に色づいた山野草の実が丹念に造形されていながら、一見さりげない風情で飾られていたので、その風流の心意気に感じ入って一枚頂いたもの。

Sawara18_005.jpg
五枚目のカットですが、各町会山車のお祭りの演者が行き交う香取街道上に出て、モデルさんを探していたら、如何にもノリと気立ての良さそうな小姐二人組がくっちゃべって、お互い軽く叩き合いしながら歩いてきたので、卒爾ながら、とか声を掛けて、小堀蕎麦店の前で一枚撮らせて貰ったもの。

Sawara18_006.jpg
六枚目のカットですが、香取街道上では、山車が諏訪神社の方面から複数台停車して、巡行の準備などを行っていて、その関係者も自分の所属する地域の町会詰め所との間を行き来しているようだったのですが、前来た時に、確か佐原で一番古い商店とか自慢していた文房具屋だったかの横の路地みたいなところが普段とは違い、お祭りの関係者が頻繁に出入りしていたので、待ち構えてご出勤の様子を一枚戴いてみたもの。

Sawara18_007.jpg
七枚目のカットですが、馬場酒造の手前辺りの山車の前で、スマホン持った腕を前に伸ばし、愛の自撮りを試みていた西洋人のカポーが目に留まったので、さっそく、話し掛け、モデルになってくれれば、汝らのスマホンで美麗な写真を撮って上げようぞ、と声掛けたら、喜んで、ということで取引成立、モデルさんになって貰ったもの。

Sawara18_008.jpg
八枚目のカットですが、この時間帯、お祭りのメイン会場と化していた香取街道を秋の大祭の主役たる諏訪神社方面に歩きながら、各町会の山車の周辺で画を拾っていくという、鹿沼や栃木、或いは群馬の世良田ぎ祇園でも使う常套手段で撮り歩いていたのですが、ちょうど神武天皇の山車の手前でカラフルな法被の小姐各位が歓談を愉しまれていたので、声掛けて、スマホンで撮って上げる条件でモデルさんになって貰ったもの。

Sawara18_009.jpg
九枚目のカットですが、神武天皇の山車ではスマホンで撮って上げた写真もなかなか好評だったようなので、これに気を良くして、その西隣の、開けてびっくり玉手箱で有名な浦島太郎の山車の前でもたむろしていた小姐各位に声掛けて、後でみんなのスマホンで撮って上げるからと取引を持ち掛け、山車前に勢揃い、モデルさんになって貰ったもの。

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十枚目のカットですが、その小野道風の山車の裏に回ってみると、お囃子の演奏に余念がない、野田下座連の演者の皆さんが目についたのですが、その中の角に陣取った、恰幅が良く、如何にも年季が入った鉦のヲヂサマと目が合ったので、笑顔見せ、指で1牧とゼスチャ示したら、笑顔を返してくれたので、有難くい一枚戴いてみたもの。

Sawara18_011.jpg
十一枚目のカットですが、一番西の果ての山車まで行ってしまったため、また引き返して、忠敬橋近傍で通り掛かる山車とその一行を狙おうということで、途中途中で山車の演奏や手踊りなどを撮りながら移動していたのですが、東薫酒造の手前辺りで、なかなかおませな小姐二人組がカメ爺、カメ婆の言いなり菊蔵状態で俄かモデルさんに仕立て上げられていたので、これに相乗りして、ナイショ話ししてるとこ撮らしてよ、とリクエストして一枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、押しも押されもせぬ、佐原の観光名所、東薫酒造の前まで来たら、いたいけな小姐数名のグループが同じ町会の兄ちゃんの山車ならぬ口車に乗せられて、時代がかった東薫酒造の事務所前に勢揃いして記念撮影なんか始めてたのですが、なかなか上手くいかないご様子だったんで、オリムパスケムンパスサロンパスのコンパクトカメラで撮って上げて、その代わりモデルさんになって貰ったもの。

Sawara18_013.jpg
十三枚目のカットですが、香取街道も馬場酒造の先の交差点迄来た辺りで、美人揃いで名高い?西関戸のs社中が車上から奏でられるお囃子に合わせて、せーの、せーのと山車を曳いていたので、一番目立ちそうな小姐が目の前に来て、山車を見上げて小休止し、微笑んだ瞬間を狙ってシャッター切ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、香取街道界隈で暫く撮ったあと、また小野川の下流、与倉屋の大土蔵方面へ行ってみようぢゃまいか、という話しになり、忠敬橋の手前の南に通じる側道から与倉屋の裏に出て、そこから、ままた小野川沿いの風景なんかを撮りながら歩いていたら、山車の社中がやってきて、伝統建築の前で小休止を始めたので、これ幸いにと社中の行列越しに伝統建築と山車を撮ってみたもの。

Sawara18_015.jpg
十五枚目のカットですが、これも小野川沿いの小径でたまたまやってきた山車が前のつかえが原因なのか、またしても伝統建築家屋の前で小休止して、「大杉あんば」か何かのお囃子を景気良く奏で始めたので、山車に近寄って、伝統建築を背景に、渋い顔で鼓を打つ、下座連のヲヂサマの横顔を一枚戴いてみたもの。

Sawara18_016.jpg
十六枚目のカットですが、小野川横の小径を撮りながら歩いていたら、元造り酒屋の手前辺りの町会詰所の入り口から、祭り装束も初々しい、極小姐が恥かしそうに顔出して通りの様子を伺っていたので、目が合ってしまい、じっと見つめてきたので、撮らしてね、と声かけて、詰所内の爺さん達の「こりゃ将来の大スターだな云々」とかいう嘆息など聞きながら一枚撮らせて貰ったもの。

Sawara18_017.jpg
十七枚目のカットですが、撮影の後、15時はだいぶ回っていたのですが、駅前のパン屋兼カフェ迄いったん戻って、お茶してから、また香取街道方面へと取って返し、夕刻の撮影に入って、忠敬橋付近で撮影を始めたのですが、陽も暮れかけた時分、故障中のヂャーヂャー橋のそばに建つ不可思議な洋館風の建物前を純わ和風の祭り装束の二人組が夕暮れに歩いていくという光景が見られたので、反射的に撮ったもの。

今回の感想ですが、やっぱり、佐原のお祭りはイイですね♪ 夏、秋制覇は春夏制覇の甲子園ほどではないにせよ、なかなか難しいものがありますが、秋にターゲット絞れば、それほど暑くないし、夏より賑やかだし、海外にお金かけて撮りに行くより有意義ではないかと思い直しました。
  1. 2018/10/21(日) 18:37:40|
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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