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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Nostalgic tour around Setouchi Area '18~②

さて、今週のご紹介は予告通り、11月下旬の連休を利用して2年ぶり訪れた鞆の浦~尾道、姫路の街の様子を二回に亘ってお送りするうちの後編、尾道~姫路城下をレポート致します。

まずは、恒例の行程紹介ですが、滞在二日目の11/23は朝10時過ぎのの新幹線で福山駅まで移動、しかるのち、駅前の鞆鉄バスで30分弱の終点、鞆港に着き、そこから昼食挟みで13時過ぎ迄、鞆の浦界隈を撮影し、しかるのちまた13時過ぎの鞆鉄バスに乗って福山駅前へ戻り、電車待ちの時間調整に福山城址を散策&撮影したのち、山陽本線で尾道へ入り、そこで午後の優雅なテータイムを挟み、日暮れまで撮ってから、行の新幹線とは異なり、帰りは山陽本線乗り継ぎで姫路に戻って一泊、最終日の11/24は朝10時前に荷物を預かって貰ってホテルをチェックアウト、お昼過ぎまでの二時間ほど姫路城内をきっちり見て回り、途中のイベント会場で道草し、名代の播州産穴子料理専門店でささやかな穴子尽くし御膳など戴いてから、ホテルに戻って荷物を受け取り、そのまま14時台の新快速に飛び乗り、新大阪からののぞみ号で、帰京したという次第。
では、さっそく、尾道の港風情から姫路城の荘厳な佇まいなどを逐次見て参りましょう。
カメラはFuji X-Pro2、レンズは1~11枚目までがVoigtlaender Nokton35mmf1.4SC、12~13枚目がZeiss Tessar35mmf3.5 mod.M by F.G.W.G.、14~16枚目がVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.fasph.、17枚目がSchneider Apo-Componon40mmf.28 mod.M by F.G.W.G.、撮影条件は全コマ開放による絞り優先AEモードとなります。

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まず一枚目のカットですが、尾道の駅のホームに降り立って気付いたことは、駅舎の建て替えとのことで、大幅工事中、仮設駅舎からの出入り口は大幅に東寄りになっていて、そこから外に出て、初めは駅前に広がる港風景でも撮ろうかと思ったのですが、なんと、映画のロケでも常連だった「福本汽船」が実質廃業状態、これで一気に戦意喪失、まずは千光寺にでも登りがてらお茶でもすっぺかということで、商店街を歩いているうちにいつも前で写真撮らせて貰う、元銭湯の前で今回も一枚撮らせて貰ったもの。

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二枚目のカットですが、尾道と云えば、瀬戸内でも一、二を争う人気観光地ですから、インバウンドを含めた国内外の観光客で、街の隅々までゴッタ返しているのではとか、京都の祇園、河原町界隈を勝手に想像し、身構えていたのですが、何のことはない、かつての商店街は店舗の内容、経営者がか変わっただけで、相変わらず、程好い寂れ加減でその人通りの少ない路上で幼い兄弟を抱っこしていいた、いたいけな童子の姿を斜め後ろ、セミシルエットで一枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、これもそのどちらかと云えばシャッター通り寸前の商店街の中ほどのやってるのかやっていないのか、一見しただけでは判らないようなカフェみたいな商店の店頭の陳列台の上に、誇らしげに飾られていた、なかなかセンスの良いデコレーションが施された自転車の全景を一枚戴いてみたもの。

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四枚目のカットですが、お目当てのテースポットは千光寺へのロープウェイ山麓駅の目の前にあるので、ちょうど移動の道すがらにお茶が出来るので便利なのですが、どちらも市の中心部からは離れているので、お茶する時間と千光寺に登って、撮りながら、徒歩で降りてくる時刻を日没時間と相談しして決めなければならないのですが、今回はお店はそこそこ空いていて、ロープウェイはピストンほ堀口輸送でそれほど待たなくて良かったので結果オーライということで、美形の小姐の係員さんのし仕事ぶりを一枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが、ロープウェイのゴンドラに乗ってさえしまえば、あとは絶景を眺めること約5分強で千光寺の在る山の山頂駅に到着し、そこがまた結構な広さがあり、市民公園みたいになっていて、ランドマークとして二階建て+屋上付の展望台みたいな鉄筋コンクリートの非住宅建造物が風雪に堪え、佇んでいるのですが、その一階の屋根の下でまったりと二人の時間を愉しむヂモテーカポーが居たので、尾道の海峡風景をバックに横から一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、いつも開放でスナップばかりやってると、まさに視野狭窄の近視眼的な視点でしか被写体を見つめなくなってしまいがちなのですが、ここ千光寺山の頂上の展望台の上に登っても、顔本用にスマホンで撮って、そのまま降りようとして、あいや、これはやはりイイレンズでも撮っておくべきだと思い直して、踵を返して海峡の様子を撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、陽も西に傾き出し、夕暮れの似合う街、尾道のちょうど美味しい時間帯がは始まったのですが、巨石があちこちに見られる千光寺山登山道の頂上を下りだした辺りにある巨石の上で、世をはかなんだか、いたいけな小姐二名が絶壁の上に立つ巨石の上に佇んでいたので、不謹慎にも、すわ身投げによる無理心中か?とか思いきや、インスタ向けの度胸試し系写真をキャッキャとはしゃぎながら撮っていたので、人騒がせな奴らめとか思いながら、なかなか夕映えに浮き立つ佇まいは魅力的だったので通り掛けに一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、山頂から下ること10分弱で、千光寺の境内に到達、ここは山腹の狭いスペースを活用しての寺院建築のようなので、通路などはそれこそ台湾は鹿港の「乳擦巷」並みに狭い通路などあってなかなか路地裏写真を愛好するものには魅力的でもあるのですが、そうこう思案するうちにいたいけな若いカポーが通り過ぎていったので、モデルさんとして後ろ姿出演して貰ったもの。

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九枚目のカットですが、ここ千光寺は眺めが良いことは、もちろん、最大の見どころではあるのですが、建物自体の構成や造作もなかなか特徴的で、本堂は清水寺のような舞台作りだし、鐘撞堂に至っては、何故か、小田急片瀬の江の島駅や壇ノ浦近くの赤間神宮本殿ぢゃあるまいし、竜宮造りの白いアーチの柱に赤い躯体と面白いので、下でお御籤に一喜一憂する若いカポーにも出演願い、一枚撮ってみたもの。

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十枚目のカットですが、ここでも、あまりにありふれた絵葉書的な構図にはなってしまいますが、そこはそれ、セミクラシックの大口径レンズで開放で撮るという特徴がありますから、視界手前の、国宝だったかに指定されている浄土寺の三重塔をメインに瀬戸大橋尾道ルートを入れた遠景も撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、千光寺の境内を後にして、寺のひしめく腹の道を勘働きに任せて、それこそ阿弥陀くじの如く歩きながら下っていくと、なかなか面白い風景、オブヂェに遭遇することがまままあり、東西を平行に走る細い歩道を西方向、つまり駅方面に向けて歩いていたら、店舗兼住宅みたいな建物の塀の一部が常滑焼みたいな焼き物の壺で出来ていたので、面白いと思い一枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、最終日は、遅くならないうちにお江戸に戻って、駅前の奉公先の職場で休日出勤+深夜労働が待っていたので、10時から城攻めが出来るよう、ちと早起きし、10時前に宿をで出てから10分ほど歩いて姫路城の天守閣入り口まで向かったのですが、その途上、おそらく大手門の内側で、眼光鋭いニンジャが入ってきた観光客にサービスの一環として、ゴムの忍者刀で突如斬りかかるというアトラクションをやっていたのですが、気配を感じていたので、難なくするりとかわしたら、おみそれいたしやした、とか苦笑いしてたので、それではとモデルさんになって貰ったもの。

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十三枚目のカットですが、天気の良い土曜日と云うのに、殆ど待つこともなく、天守閣に入場することが出来、なにぶん、狭い木造の急な階段だけが登城手段ですから、入ってからはのろのろ移動で、各階を存分に見て回る時間も心の余裕も有って却って良かったのですが、南側の窓から見えた鯱のゆ雄姿を姫路の街をバックに一枚撮ってみたもの。

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十四枚目のカットですが、いちおう、由緒正しき神社が鎮座増します最上階まで登りつめ、後は下るだけだったので、そそくさと下って、次なる目的地の西の丸エリアに移動して、そこも仔細に検分ししようと思い、天守閣から外に出て、何気なく振り返って見上げた建物の迫力に感じ入って、スマホンでなく、ツァイス付カメラで撮った一枚。

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十五枚目のカットですが、二番目の見どころ、西の丸の百間廊下や千姫化粧の間などを見て回りながら、仕事のネタでも探しましょうとか、このところの殊勝な心掛けで廊下の入り口から足を踏み入れたのですが、いやはや、なかなかどうして、中国や韓国の同時代の建物のように朱や緑、青、或いは金泥などによる華美な装飾は一切ないものの、シンプルな造作自体が目を惹いたので、超広角の威力を活かし、廊下の佇まいを一枚撮ってみたもの。

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十六枚目のカットですが、廊下のとどのつまりは、千姫が夏の陣で大阪城落城寸前に助け出されて、池田輝政に嫁ぎ直して以降、終生暮らしたという広い畳敷の間に千姫を象ったマネキンが置かれていいて、それの俯き加減の表情がそこはかとなく、その方の薄幸な人生を映しているような感じがしたので、手を合わせてから一枚撮らせて貰ったもの。

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十七枚目のカットですが、さぁ、城見物も終わったから、旨いランチでも食ってから、気の重い仕事の待つお江戸さ、けぇっぺか?とか独りごちてから本の丸を後にして、目の前の姫路食フェスタとかいうイベントを冷やかしながら歩いていたら、モデル学校の勧誘というユニークな衣装の小姐が声掛けてきたので、少々立ち話してから一枚撮らせて貰ったもの。

今回の感想ですが、帰りは1.5日ほど早まってしまいましたが、いやはや、瀬戸内の旅は楽しいし、意外と撮りでがある、と思いました。

さて来週は久々の海外遠征につき一週スキップ、その翌週、今年最後の更新では、本年最後の作品ととなる、難加工レンズが完成したので、その試写結果をご報告したいと思います、乞うご期待!!
  1. 2018/12/17(月) 00:00:57|
  2. 旅写真
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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