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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

A peaceful holiday of new year in Kawagoe with Petri.

さて、今宵のご紹介は、先週の予告通り、新春の川越を蘇った旧レンズ、そう昨年の栃木祭りでも大活躍してくれたPetri CC Auto40mmf1.7改FXをX-Pro2につけ、撮り歩いた中からの厳選カットをお送りしたいと思います。もちろん、全コマ開放でのAE撮影です。
撮影日は年も明けてすぐ、お屠蘇気分も抜けきれない1月5日の土曜日、電車を乗り継ぎ川越に着いたのは11時過ぎ、まずは定番コースとばかり、喜多院へと向かい、そこで30分強撮ってから蔵造りの
街のメインストリート経由、いつものランチスポットの某寿司屋へ向かいましたが、何故か、その日は店仕舞い、し仕方なく、時の鐘前の鳥料理屋まで徒歩移動し、そこで小一時間並んで、質素なランチののち、蔵造りの街を通って、氷川神社へ移動、そこでまた30分強撮影、そして駄菓子屋横丁へ移動し、カポー状態の会社の小姐に突然声掛けられて、動揺しながらも無事スナップを敢行し、質屋を覗き、あかり屋であ粟ぜんざいを食べて、日暮れと共にお江戸に戻ったというのがその日の行動でした。

では、さっそく当日の行動に沿って、実写結果を逐次、眺めて参りましょう。

Kawagoe19_001.jpg
まず一枚目のカットですが、川越最初の撮影地は、駅に近い方から撮り進んで行くという、極めてあ安直なコースに則り、今回も、喜多院からスタートすべく、本川越駅から蔵造りの街へつながる川越街道を手前で東に逸れ、一路、喜多院の森を目指し、どろぼう橋を渡ってすぐ目に留まるのが、お御籤結い柵界隈の風景で、木漏れ日を浴びて、オモニにお御籤の内容を読んで聞かせて欲しいとせがむ極小姐の横顔を撮ってみたもの。

Kawagoe19_002.jpg
二枚目のカットですが、同じく喜多院のお御籤結い柵の前には、さっきの女性同士の親子とは対照的に男同士の親子連れも居て、アボジに担がれ、肩口から寝顔を覗かせる、いたいけな童子はこの新年早々の人混みに疲れてしまったのか、完全に寝入ってしまっていたので、その可愛さに惹かれ、通り掛けに一枚撮ってみたもの。

Kawagoe19_003.jpg
三枚目のカットですが、お御籤結い柵の辺りを通って、本堂前を過ぎると、喜多院のランドマーク、川越では時の鐘と並ぶ二大鐘楼と呼んでも良さそうな、三重塔の黒い瓦屋根に赤く塗られた木造の建物が視界に入って来て、何回かこの前でお武家様のコスプレをした男女五人の一家の写真を撮らせて貰ったことがあったのですが、今回も遭遇出来なかったので、残念ながら、時代掛かった塔のみの単独出演となってしまったもの。

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四枚目のカットですが、いつもは、喜多院の建物内見学とセットでしか入場出来ない、喜多院名物の「五百羅漢」のエリアも、建物が正月中は何らかのイベントに供されていて、一般客は入場不可となっているため、半額以下で入場出来ることが判ったので、これもご縁と思い、入場券を買って、中に入って、穏やかな石仏群からモデルを募り、何体か、良さげなカットを撮ったうちの一枚。

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五枚目のカットですが、喜多院を後にして、成田山方面の出口から退出、蔵造の街にある、ランチスポット「幸すし」を目指して撮りながら歩き始めてすぐ、大正マロン通りの中ほどで、スマホンを差し出して、シャッター切って欲しいという小姐二名組に遭遇したので、お願いを聞いた代わりに一名にモデルさんになって貰ったもの。

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六枚目のカットですが、「亀屋本店」前というか、鰻の「はやし屋」前の通りから蔵造りの街のメインストリートでである川越街道に出て、どうやって、通りの様子を切り取ろうかとか、実質60mmの中望遠相当にななるこの40mmの使い方を考えながら歩いていたら、賑やかな観光客のアガシの一群がやってきて、その背後に反射光を撒き散らかしながら、背の高い大衆乗用車がやって来たので、頃合いを見計らってシャッター押した必殺ショット。

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七枚目のカットですが、同じく、物販店やら、飲食店が軒を並べる川越街道沿いの或る一角に、結構な人だかりのテイクアウトというか、食べ歩き用の小吃を商うお店が有って、その店頭にアクセントの強い、ロシア語だか、ポーランド語だかで話をしながら順番を待っていた、白人の親子連れが、道路向かいの蔵の屋根越し午後の陽射しを浴びて、なかなか美しかったので、横から一枚撮らせて貰ったもの。

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八枚目のカットですが、蔵造りの街の各店舗は建物全体の造りのみならず、商品の陳列やら、店頭の細部の装備品にもなかなか凝っていて、歩いていて、ふと目に留まった、おそらくは明治から大正にかけての様式であろう、古めかしくも、潔い機能美に満ちた、金属製のランプシェードの下まで近寄って、その姿を写し取ってみたもの。

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九枚目のカットですが、蔵造りの街のメインストリートである川越街道を北の端、即ち市役所方面へと繋がるふ札ノ辻を更に通り過ぎて北に向かい、川越地裁へと向かう道との交差点を東に曲がって暫く歩くと、喜多院とはまた趣きの異なる佇まいの森の中に佇んだ、氷川神社の神域に到着し、まずは手水場で手を清めてからお参りを、と足を向けた刹那、なかなかイイ雰囲気の着物姿のカポーが目に留まったので、午後の陽射しを浴びて、手を清める後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、比較的人口密度の低い喜多院と異なり、様々なイベントやら、オブジェがあり、着物姿のいたいけな若いアガシやらカポーも多い氷川神社では、シャッターチャンスもそこそこ多くて、中でも、恒例の鯛釣り御籤と水に流すお御籤みたいな場所は人だかりが絶えず、なかなか良い表情が撮れるので、外国人観光客に混じって、鯛釣りに興じる中国産小姐の横顔を撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、同じく氷川神社境内の鯛釣り御籤のコーナーにて、凛とした表情で鯛釣りに取り掛かろうとする、今時珍しい黒髪ロングのいたいけなダウンヂャケット小姐の姿が目に留まったので、その清楚な美しい横顔を一枚戴いてみたもの。

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十二枚目のカットですが、ここも氷川神社の定番撮影スポット、絵馬奉納トンネル、いつもは広角レンズはパースをつけ、コントラストも高くなるように撮っていたのですが、今回は60mm相当の画角なので、万遍なく全体的な雰囲気を撮ることは諦め、手前の特徴的なイラスト入りの絵馬にピンを合わせて周囲はボカして撮ってみたもの。

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十三枚目のカットですが、氷川神社の境内には、日本人を含め、世界各国からの観光客が、蔵造りの街の貸衣装屋で借りた着物姿のままで市内を徘徊し、市街中心部からは少々離れたここにも、少なからず巡ってきているので、そのうち一名の小姐が釣った鯛の御籤の中身を背中丸めて読んでいるところを斜め後ろから一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、まさに川越市観光協会のポスター用にでも売り込みたいカンジの出来栄えで、鯛釣り御籤と並ぶ人気の水に流す御籤のせせらぎの上にせり出した石板の台の上で、いたいけな極小姐の姉妹が満面の笑顔で、御籤を水に流して、無かったことにしようとしていたので、横から一枚戴いてみたもの。

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十五枚目のカットですが、氷川神社を後にした時には、冬の陽はだいぶ西に傾き始めていたのですが、また元来た道を辿って、時の鐘まで戻って来た時には、陽の色合い、角度もイイ案配になってきたので、東側から全体図を撮ろうかと思いカメラを構えたら、ちょうど目の前の中国産カポーが不意に極めてスィートな成り行きとなったので、これ幸いとばかり、後ろから一枚戴いてみたもの。

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十六枚目のカットですが、時の鐘から歩くこと10分弱、日暮れも間近い頃の駄菓子屋横丁に到着し、さっそく撮り始めようと思った矢先、入り口近くの観光鰻料理屋の店頭の菰掛けの前で、夕陽を浴びたなかなかイケててる小姐が人待ち顔でスマホンなんかいじくっている姿がとても眩しかったので、通りざまに一枚戴いてみたもの。

Kawagoe19_017.jpg
十七枚目のカットですが、駄菓子屋横丁では、新年の休日でもあり、老若男女で賑わっていましたが、夕暮れも近いため、買い物もそこそこに横丁を一回りして店先を眺めてから、足早に帰り道に就くとという行動パターンが多いのですが、いたいけなカポーが仲睦まじく寄り添って歩く姿が目に留まったので、立ち止まった位置から一枚撮ってみたもの。

今回の感想ですが、やはり、こういうレトロで接近戦の多いシチュエーションでは、優しい画を安定生産出来るPetriの単焦点レンズ、しかも、大口径の玉はまさに適材適所ではないかと思いました。今度は海外に連れ出して、台湾の老街やら、上海の老房子、或いは北京の胡同など撮り歩いてみたいと思いました。

さて、次回は、年明け早々、川越ツアーの翌週末に渡航した台湾から、先に完成したKowa Prominar45mmf2改Mも交えての撮影結果を二週に亘ってお送りしたいと思います、乞うご期待!!

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  1. 2019/02/03(日) 19:41:38|
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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