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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

一個在友邦國家釋放思緒的旅程~Taiwan Photographic Tour '19.Jan.~②

て、今宵のご紹介は、先週の予告通り、年初の三連休に有休を一日くっつけて訪問した台北ツアーかからの後編、十分、九份~迪化街編行こうと思います。

まずは恒例の簡単な行程紹介ですが、三日目の朝、少々早起きし、島内の天気予報などをニュースで確認の上、基隆市~新北市界隈が小雨模様となる旨を確認の上、携帯傘を含めた、必要最小限の装備をカメラバックに詰め、宿を9時半過ぎに出て、まずはMRT乗り継ぎで台北動物園ひとつ手前の「木柵」という駅まで移動、しかるのち、そこから十分行きの路線バスが出ていると云うので、11時過ぎの便に乗って、12時過ぎに十分駅入り口に到着、うらぶれた商店街の入り口付近のしもた屋風の街食堂で魯肉飯と魚丸湯、そして緑色の瓜かパパイヤみたいなものの炒め物を戴いてから、小雨が降ったりやんだりする十分の街を駅方面に歩き、線路伝いに作られた土産物屋街みたいなところに出て、一時間に一本の電車の合間を縫って、次々上げられるランタンの様子を撮り、しかるのち、14時台の電車で「瑞芳」駅迄移動し、そこから、ほどなくやって来たバスで九份へ移動、大雨の中、小一時間ほど滞在し、基山街のアーケード下中心にスナップ撮ってから、そそくさと台北駅北口直行の高速バスに飛び乗り、小一時間かけて台北駅北口迄戻り、幸いにして雨は降っていなかったため、目と先の宿に戻りたい欲求を堪え、そのまま反対方面に位置する「迪化街」へ日暮れまで撮りに出掛けたもの。

では、さっそく、当日の行程に沿って、実写結果を見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、食事を終え、小雨の少々肌寒い天気だったので、誰も天灯(ランタン)上げやっていなかったらどうしよう、てか、人っ子一人線路付近に居なかったらどうしようか・・・とか、やや不安になりながら駅方面に歩いてみれば、視界が開けた線路上には、天気など無関係とばかり、アジア中から集まった善男善女が、店員諸氏の力を借りて、次から次へと天灯上げに勤しんでおり、さっそく、香港からという小姐二名組の打ち上げ風景を撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

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二枚目のカットですが、香港の気の良い小姐達の天灯が無事、天空に吸い込まれたを見届けた後、辺り見回せば、如何にも素朴そうな韓国人の若い家族連れがハングルを書き連ねた天灯を上げようとしていたので、これも声かけて、傍らから点火前の記念撮影モードを撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

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三枚目のカットですが、韓国人一家に笑顔でお礼と別れの挨拶を述べた後、また辺りを眺めてみたら、今度はベトナム人のご一行様がどうやら、職場の慰安旅行か何かで来ているらしく、サイゴンからのグループということで、天灯上げ前にまずは全員で記念撮影、ということで、横から一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

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四枚目のカットですが、予想以上に賑わっており、あまりに辺りに人がいて、気前よく天灯上げの様子を撮らせてくれるので、辺りの様子そのものを撮るのをすっかり放念上人していたのですが、ハノイとか、フィリピン辺りでは良くありがち、韓国では廃線跡を上手に利用した、線路をモチーフにした観光地なのですが、1時間に一本とは言え、線路の中にこれほど大っぴらに人が入り込んで、天灯上げやら記念撮影やらやっているところも台湾では珍しいので、人が少ない頃合いを見計らって、辺りの様子を撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

Taipei19_022.jpg
五枚目のカットですが、線路上で撮ったり、或いはライカを見て話し掛けてきた写真・カメラマニアと歓談していたら、駅というか土産物屋街に大音声のアナウンスとアラート音が流れ、どうやら一時間に一本の電車のお出ましか、ということで、土産物屋の軒下で待っていたら、本当に土産物の陳列棚にぶつからんばかりの距離ながら、おそらく小走り程度の速度で電車が通り抜けて行ったので、その距離感を通り抜けざまに一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

Taipei19_023.jpg
六枚目のカットですが、電車を見送った後は、またゆっくり1時間は線路上で遊んだり、写真撮ったり出来ますから、曇天に時折、小雨がパラつくあいにくの空の下、めげずに天灯を上げんとする人々が線路上のあちこちに佇んでいますから、あとは好みのモデルを探し交渉するのみ、というまさにスナップ天国状態だったので、お次の獲物は香港からという美女と野獣系のカポーに交渉して撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

Taipei19_024.jpg
七枚目のカットですが、同じく線路上でモデルさんを物色しながらキョロキョロと歩いていたら、土産物街のど真ん中の一等地で、高雄から来たと云う若い家族連れが書きあがったばかりの天灯を掲げ、発射前の記念撮影モードに入っていたので、家族四人のシャッター押して上げる代わりにモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、線路上から遠くに吊り橋が見えたので、その辺りでも何枚か撮らねば、とか思って線路上を歩いて移動していたら、聞き覚えのある「カァー」「カァー」という会話が耳に入ってきたので、もしやと思い、タイのアガシかと声を掛けてみれば、「カァー」とのお返事だったので、久々にタイ語を使って出演交渉、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

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九枚目のカットですが、二、三枚撮らせて貰ったあと、少々立ち話をしましたが、あまりやるとボロが出るので、適当なところで切り上げ、目的の吊り橋まで到着、橋を渡り切った辺りから駅方面を眺めると、ちょうど、吊り橋の上部構造を超える位置に天灯が上がっていくので、暫く待ち構えていて、ちょうどイイのが上がった頃合いを見計らってシャッター切ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

Taipei19_027.jpg
十枚目のカットですが、次の電車を逃すと更に一時間後になってしまい、陽があるうちに台北に戻れなくなってしまうこともあり、正直、同じ天灯上げばかり撮っていても、ブログのネタ的には面白みに欠けてしまうので、早々に切り上げることとし、1.5時間程度の滞在後、来た電車、正しくはディーゼル車に乗って、瑞芳経由、九份に移動し、バス停から大雨の中、傘をさして基山街のアーケードに入ってすぐ、「Go West!」のジャケット、或いはオリンピックのボルト選手のポーズみたいなカッコをお客と一緒にやってた店員さんの様子が面白くて、外から一枚撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、大雨の天気だと、昼なお暗い基山街のアーケードはところによっては、夕方から宵の口の迪化街並みに暗いところがあって、そういうところに限って、限られた光源からの灯りがスポットライトに被写体を照らして、印象的なカットが撮れることがままあるので、じっと息を殺して待っていたら、いったん通り過ぎた、アダプタで旧レンズ装着したα7を下げた小姐が傘さして戻ってきたので、その凛としたお姿を一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

Taipei19_029.jpg
十二枚目のカットですが、狭いアーケード内で撮っていても、ところどころで雨はだだ漏れですし、何せ、いつでも、原宿の竹下通りと鎌倉の小町通りに歩いている人間を川越の駄菓子屋横丁にそのままぶちまけたくらいの人出というか人口密集度なので、アーケード内でのスナップにも限界を感じてきたので、いつもの竪山路の階段でも阿嗎茶屋入りで撮ろうとか思い、人混みを縫って移動し、階段下って、下から撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

Taipei19_030.jpg
十三枚目のカットですが、いよいよ、携帯傘では本人の半身かカメラバックのどちらかがもれなくずズブ濡れ、という危機的な大降り状態になってきてしまったので、竪山路を下ってから、そのままバス停まで徒歩で移動し、暫くしてやってきた台北駅北口直行高速バスに飛び乗り、1時間もしないうちに見慣れた風景、しかも全然雨が降っておらず、この時間からならスナップがかなり出来ると踏んで、宿に戻らず、徒歩10分ほどの迪化街に直行、まずはアーケード下の簡易食堂で麺なんか食している地元民様にモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.24asph.による絞り開放AE撮影となります。

Taipei19_031.jpg
十四枚目のカットですが、ここ、台北市内の由緒ある老街である、迪化街では旧正月も近いこともあって、あちこちに新年を寿ぐオブヂェが飾り付けられており、やはり中華圏での縁起物の配色と云えば、赤と、そして金色となるため、金色の縁取りに真っ赤っ赤の提灯をそれこそ葡萄の実の如く柱に吊り下げたオブヂェが目に留まったので、下まで歩いていって、見上げるアングルで一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.24asph.による絞り開放AE撮影となります。

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十五枚目のカットですが、すっかり陽も傾き出したここ迪化街では、各店舗から迫り出した騎楼の下
にも灯りが点り、その前を行き交う人々の様子も、心なしか幸せそうに見えたので、煉瓦造りの街並みをバックに家路に就く人々の後ろ姿を撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.24asph.による絞り開放AE撮影となります。

Taipei19_033.jpg
十六枚目のカットですが、ここ迪化街はメインは乾物と薬種問屋の店舗がメインなのですが、大稲埕までの長い通りの奥の方には、籠屋の店舗街が有ったり、反物屋のエリアがあったり、なかなかバラエティに富んでいて面白いのですが、紙問屋街で、旧正月の準備向けと思しき、金と赤の紙細工が店頭に所狭しと並べられたのをいかにも欲し気に眺めていた幼い姉妹の後ろ姿を撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.24asph.による絞り開放AE撮影となります。

Taipei19_034.jpg
十七枚目のカットですが、奥まで歩いていって、また戻ろうとしたら、リュックを背負ったいたいけな小姐二名が手を繋いで歩いていたのとすれ違ったのですが、これが煉瓦造りの騎楼造りの街並みをバックになかなかイイ組み合わせだったので振り向きざまに一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton50mmf1.24asph.による絞り開放AE撮影となります。

今回の感想ですが、いやはや、これまでX-Pro2と比べて信頼性がイマイチと思い、先の香港ツアーではなかなかメインになりきれなかった感有りのLeica M(TIPO240)でしたが、今回は高雄・台南、そして十分・九份の各地で、なかなか素晴らしい画を捉え、レンズを選ぶ必要はありますが、画のみ密度感、発色の艶やかさ等々、得心行く結果になったと思います。

さて、次週は車検で帰省のため、一週スキップ、その翌週は、今年の工房製レンズ第二弾、通説を裏切る驚異の実写結果をご紹介したいと考えます、乞うご期待!!
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  1. 2019/02/17(日) 21:53:10|
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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