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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Fantastic southern paradise!! ~Hanoi Photographic tour'19①~

さて、今週のご紹介は、予告通り、先の春のお彼岸の飛び石連休を利用して、このところ、確定申告後の息抜き兼自分へのご褒美化している恒例の春のハノイツアーへ出かけてきたレポート前後編のうち、前編、ハノイの宿に着いてから、翌朝、中距離列車で港町13番地ことハイフォンへバインダクアという蟹出汁ラーメンを食べに行ってきたところまでお送りしたいと思います。
まずは恒例の行程紹介ですが、出発は3/21(木)の朝9時30分発のベトジェットエアでこれが約1時間ほど離陸が遅れたのですが、律儀なことに15分遅れの14時15分にハノイノイバイ国際空港着、そこからバックパッカー御用達の「86番バス」に乗って市内のメリアホテル前停留所迄乗って、勝手知ったる旧市街のこと、病院前の安宿街を目指して10分少々歩いて迷うこともなく、宿にチェッキン、しかるのち、最短距離で街撮りなんかしながら、翌朝のキップ買いにロンビエン駅迄そぞろ歩き、無事、翌朝9:28ロンビエン発、15:00ハイフォン発の往復を買って、また撮りながら宿に戻り、あしかるのち、お気に入りのコロニアルメゾンスタイルのフレンチベトナミーズ「マダムヒエン」で珠玉のデナーなど頂き、翌朝は早めに宿を出て、また撮りながらロンビエン駅に向かい、時間通り出発の列車に乗って、2時間半の旅を楽しみ、ハイフォンに着いてから、また目的地を古刹二件に定め、途中、お楽しみの蟹汁麺「バインダクア」と海鮮かき揚げなど頂き、しかるのち無事二件とも訪問し、15時発の列車で17時20分にロンビエン駅帰着、そこからまた日暮れ迄スナップしたという、写真好きならそのまま大往生してしまいそうな一日を過ごしたのです。
では、さっそく、当日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。
カメラは1~9枚目迄がLeica M(TIPO240)、10~17枚目がFuji X-Pro2、レンズは1~9枚目迄がVoigtlaender Ultron35mmf1.7asph.、10~17時枚目がUW-Nikkor28mmf3.5mod.FX by F.G.W.G.による全コマ開放での絞り優先AE撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、旧市街、大聖堂西側の宿を出て、そのまま真っ直ぐ前の大きな通りを北方向に向かって歩けば、旧市街の北側のどん詰まりであるハイフォン方面への鉄道高架橋が東西に走っており、それを西方向に歩くとすぐにロンビエン駅なので、宿から歩き出し、暫くすると、お婆さんと年代物の木製ベンチに腰掛け、キャッキャとはしゃぐいたいけな坊主頭の童子と目が合ったので、すかさず、横の婆さまに声かけて一枚撮らせて貰ったもの。

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二枚目のカットですが、同じ旧市街の南北を走る通り沿いでは、平日の夕方の時間なので、物売りの人々が一日の売上げの総括とばかり、果敢に営業活動を繰り広げており、地域住民のみならず、世界各国からの観光客ですら例外ではなく、これでもかと南国の色鮮やかなフルーツを天秤に下げたオモニが通り過ぎようとする白人観光客にフルーツは如何?とか流暢な英語で売り込みしているところを横から一枚撮らせて貰ったもの。

Hanoi19_003.jpg
三枚目のカットですが、宿の前の大きな南北を走る通りを北方向に歩いて暫くしたら、東西に走る大きな通りとの交差点にぶつかり、いちおう、信号が設置され、動いているようなので、それに従って、歩道上で青に変わるのを待っていたら、近くの中学校からの帰宅の迎えでしょうか、目の前に停まったオモニのバイクの傍らで、何となく学校つまらなかったオーラを放つ小姐が打ち合わせ後席に乗り込まんとしていたので、すかさず一枚戴いてみたもの。

Hanoi19_004.jpg
四枚目のカットですが、平日、退勤時間帯だったので、同じ東西南北の旧市街の広い通りの交差点を色とりどりのバイク、スクーターが思い思いに行き交い、日本的な交通道徳の視点で見たら、殆どカオスで弱肉強食のようにも思えるものの、滞在中、大小問わず、交通事故を一件も目撃しなかったという不可思議な路上の様子を交差点脇から一枚撮ってみたもの。

Hanoi19_005.jpg
五枚目のカットですが、もはやインスタ、或いはトリップアドヴァイザー、個々人のブログ等で、ネット上にはそれこそ何万カットも挙げられている感無きにしもあらずのハノイ市内の超有名観光スポット、ロンビエン鉄橋の鉄道路両脇に設けられた二輪車専用のレーンを日暮れ前にハノイ市内に向かって大群をななして走ってくる様子を一番外側の歩道レーン上に佇み、密度が高そうな頃合いを狙って一枚撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、まずは翌朝の往復キップを買えないとお話しにならないので、列車に乗り込み出発することになっているロンビエン駅方向に向き直ってみると、先ほど高架に登る時に見えた、如何にも共産圏御用達の雰囲気プンプン、おそらくはソ連の経済援助で運行を始めたと思しき武骨な機関車の先頭車両が鉄橋方向を向いていたので、駅からすぐの鉄橋線路部分の真ん中からシンメトリーに一枚撮ってみたもの。

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七枚目のカットですが、工房主は決して鉄ちゃんでも世界のオンボロ鉄道嗜好のバックパッカーでもないのですが、メカが好きでこんなヤクザな工房やってる行きがかり上、やはり年代ものの重厚なメカには惹かれるものがあり、工事中の駅舎の傍らに停車している先頭動力車の近くに歩み寄ってみれば、幾星霜を超えてきた銅合金製の銘板が夕陽を受けて輝いていたので、鉄橋をバックに一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、無事、翌日のハイフォン迄の往復キップ、窓際を手配することが出来、晩飯までは楽しいスナップのお時間♪と心も軽く、旧市街でも最もディープなエリアと云われる、ドンスアン市場北側エリアに向かって歩き出し、そういえば、前回はこの時間帯にはキャノンの50mmf1.2でスナップしたんだっけかな、とか思い出しながら、今回は最新鋭の明るい非球面での描写を試すべべく、スパイスマーケットのお店の店先で一枚撮らせて貰ったもの。

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九枚目のカットですが、この時間にはさすがに市場北側の路上での花や生鮮野菜の自転車荷台での売り買いは一段落し、行商のオモニ、アヂュモニの人達も帰路に就く仕草でそれほどイイ画も撮れそうになかったので、明日のハイフォンからの帰着後に賭けることとし、とりあえず、36通り沿いの街区に移動して、商店店頭で声かけ撮影でもやろうと移動する途中、フルサイズの35mmレンズであれば、ドンスアン市場の向こう正面の威容が画面に収まることに気付き、道の反対側から一枚撮ってみたもの。

Hanoi19_010u.jpg
十枚目のカットですが、翌朝、9時28分にロンビエン駅を発つ列車に間に合うには、宿からは15分も歩けば、余裕で間に合うことは判っていたのですが、行く道すがらの行程も撮りどころ満載の旧市街ですから、時間を気にせず、早朝のハノイの素顔をスナップすべく、約1時間前の8時半過ぎに宿を発ち、宿の近傍の路上のお店の中と云わず前と云わず、歩道と云わず、低いテーブル、椅子を並べて、朝食を囲んでの井戸端会議にうち興じる、地元民各位のバイタリテーに溢れる朝のひと時を一枚撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、これもロンビエン駅に向かう南北を走る大通りの路上、確か大きなデパートだか、ショッピンモールだかが通りの西側に聳え立つ交差点のすぐ近くで、行き交うバイク、自転車相手に生花を商うオモニが居たので、ちょうどスクーターのアガシが立ち寄り、買い求める瞬間を待って一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、交差点を過ぎてすぐの辺りの大通りに面した店舗兼住宅の軒先で、お爺がいたいけな孫娘でしょうか、朝飯代わりのお粥だかヨーグルト状の離乳食でしょうか、アーンちて♪というような雰囲気で食べさせている様子がなかなか微笑ましかったので、思わず立ち止まり、声をかけてその様子を一枚撮らせて貰ったもの。

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十三枚目のカットですが、そろそろ、旧市街の北の外れ、ハイフォン線の鉄道高架が見えてくる辺りまでやって来たら、とある美容室の前で、開店前のミーチンでしょうか、お揃いの黒のワンピの小姐三人が椅子に腰かけて、大声で談笑している傍らを通り過ぎようとする際、一番右側の東ちづるに似たカンジの小姐目が合ったので、シンチャオとか声かけたら、何処から来たの?日本からなら、三人一緒に記念に撮って!とかお申し入れあったため、有難く一枚撮らせて貰ったもの。

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十四枚目のカットですが、無事、9時28分ロンビエン駅発の列車に乗り込み、一人で車窓からの景色でも愉しもうかとか思っていた矢先、後から隣の席に乗り込んできた、日本大好き青年のホン君と2時間半に亘って、英語で雑談したり暇つぶしをしてたら、あっと云う間にハイフォンに着き、昼飯でも一緒にどう?とお誘いしたものの、ボクはこれから仕事に向かうんで・・・築地のお寿司お願いします♪とか言い残してスクーターを拾いに行って別れてしまったので仕方なく、コロニアル形式のハイフォン駅の全景を撮ってみたもの。

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十五枚目のカットですが、前回来た道を良く覚えていたので、ハイフォン駅から目の前の東西に走る大通りに出て、時折近寄ってくる、しつこいバイタクには中国語、タイ語で丁寧にお断りをしながら、同時に側道、路地に面白い被写体はないか虎視眈々と探しながら歩く散策は、いかにもアジア的で面白く、その道すがら、ふと異世界への入り口みたいな雰囲気の路地の入り口を見つけたので、嬉しくなって一枚撮ってみたもの。

Hanoi19_016u.jpg
十六枚目のカットですが、駅を出てから、名物、バインダクアの食事を挟んで、そぞろ歩きすること約20分、やっと最初の目的地である古刹、ドゥハンパゴダへの大通りからのアプローチ路を見つけたので、高ぶる気持ちを抑え、入り口付近のパラソル下でバインミーだったかの店を拡げていたオモニのちょっとファンキーなベィビィの様子を一枚撮らせて貰ったもの。

Hanoi19_017u.jpg
十七枚目のカットですが、一件目の名刹は、前回、時間に余裕を見過ぎて18時現地発の帰便を取ってしまったこともあり、時間調整の目的もあって、1時間半程度滞在したのですが、実はそれほど大きな寺院でもなく、当日は法事みたいな行事中で本堂は入れて貰えなかったので、敷地内の面白げなオブヂェだけ何枚か撮って、おトイレ借りてから、次なる目的地、フォーチューパゴダに向かうべく、大きな湖を目標に歩き、湖が見えて来たので、彼方に見える10重の塔を目指して歩きながら、いたいけな小姐数名乗ったバイクが来た時、シャッター切ってみたもの。

さて次回は、ハイフォンからまた15時ちょうど発の列車に乗ってハノイに17時20分に戻り、日暮れ迄、旧市街でスナップし、翌日は0時55分の夜行便で帰国するまで、丸々使えたので、初訪問のタンロン遺跡訪問を含め旧市街周を撮りまくった中から厳選カットをお送りする予定です、乞うご期待!!
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  1. 2019/03/31(日) 22:31:08|
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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