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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Return to Pianura lombarda~Milan Photographic Tour'19①~

さて、今週のご紹介の前に、まずはお詫びと訂正を・・・
せっかく買えた珍しい国産のノンライツレンズ1本+αを今週末に試写してさっそくご紹介しようかと思っていたのですが、母の日対応の帰省が長引き、かつ、加工途上の"魔レンズ"に関するアイデアがふと時速100マイルで走行中に降りて来てしまったので、試写は見送り、翌週からスタートさせる予定だった、先般のGWを利用したミラノツアー'19からお送りすることと致します。
まずは恒例の行程のご紹介ですが、日本を4/25のお昼過ぎのキャセイ航空香港経由で発ち、ミラノのマルペンサ空港には翌4/26の10時半前に到着し、中央駅から徒歩5分程度のホテルに投宿し、そこを拠点にほぼ毎日、電車で遠出したのでした。
そこで、4/26から5/2までの滞在日に訪問した、ミラノ市内を含め、7日間の撮影結果を4週に分けてお送りしたいと考えております。
今週は、宿にチェッキンし荷物を置いてすぐおっとり刀で出掛けたドォーモ周辺の画と翌日、いきなりフルハードスケジュール的に長距離列車で出掛けたヴェネチアの風景などをお送り致します。
では、二日間の行程の沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、ミラノ中央駅からドォーモ駅は同じ地下鉄二号線で15分もかからない距離にあり、今から15年近く前は年に二回ほど鴎州出張でミラノには滞在していたこともあり、その時の常宿がドォーモからの徒歩圏だったので、地下鉄から地上に出たら、すぐに位置関係を思い出し、広場で自撮りなどを試みる、いたいけな若いカポーの横顔など通り掛かりに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_002.jpg
二枚目のカットですが、これも昔懐かしいドォーモ周辺での画ですが、ドォーモのエントラス前で、さぁ次はどうするよ?とか結構訛りのきついドイツ語で話合いをしていた、4人組のドイツ語圏からと思われる観光客一家のようすを荘厳な彫刻が施された柱を背景に一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_003.jpg
三枚目のカットですが、昨年のバルセロナ市内散策時のサクラダファミリア教会しかり、入場料を払った上、入場待ちの行列に並んで迄、観光名所と云われるところ、特に屋内施設には入りたいとは思わないのですが、ここドォーモは屋上で良い写真が撮れたため、聖堂の入場料とセットなので、10ユーロ以上も散財し、中に入ってみたら、結構、荘厳な景色がほんのりと明るかったので、ものは試しと一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_004.jpg
四枚目のカットですが、実に15年ぶりに登るドォーモの屋根で、昔も狭い階段を結構長い時間かかけて登った記憶は有ったのですが、今回は当時より歳食ったせいもあり、屋上に辿り着く頃には、かなり息も荒く、足腰も重くなったカンジで、思わず腰掛けた屋根の構造部材の石柱のひんやりとした感触を楽しみながら、グアム辺りのバナナボート遊びよろしく、石柱に跨った英語圏からのアジュモニ、オモニ混成軍の様子を撮ろうとしてたら、いたいけな地元の童子が歩いてきたので、これ幸いにと一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_005.jpg
五枚目のカットですが、久々のドォーモ屋上での束の間のロンバルディア平原を渡る風に吹かれながらのひなたぼっこも飽きてきたので、また狭い石の階段を下り、これもかつては当たり前の風景のように思っていた、世界最古というアーケードに中でも撮ろうかと中へ足を踏み入れてすぐ、19世紀くらいの由緒ある警察官のコスチュームに身を包んだ民警のお二方が通りがかったので、とっさにイタリア語が出てこなかったため、スペイン語で話し掛け、モデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_006.jpg
六枚目のカットですが、アーケードを抜け、昔の記憶を頼りに、スフォルツァ城へ歩いて行こうと思ったのですが、あいにく、地図もなく、スマホンのナビも頼りにせず、記憶と勘で歩いていたら、45度ほど北へ進行角度がずれていたため、市民公園の緑を目標に歩いてしまい、それはそれで、中で、何名か人物撮影をさせて戴いた帰り、市電のルート伝いに歩いていたら、古い街並みが目に見えたのので、道草食って、入口付近から一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_007.jpg
七枚目のカットですが、ドォーモ駅にそのまま同じ道で戻るのも芸が無いので、1ブロック以上西の通りを回って、ドォーモ駅の在る広場へ向かうこととし、昔の記憶であちこちの建物の外壁に巨大な写真看板が掲げられていて、それを背景に古風な市電の電車を撮ったことがあったので、それと思しき街角で暫し待っていたら、結構アバンギャルドな佇まいの市電がやってきたので、ま、いっか、と一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_008-01.jpg
八枚目のカットですが、ドォーモの偉容が見える辺りまで戻ってきたら、バス停で、ブロンズの美しいマダムが流暢なイタリア語で、地方からのゲストでしょうか、バスの路線図を開いて、時刻表と突き合わせて、丁寧に説明していたので、その様子を重厚な街並みを背景に一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_009-02.jpg
九枚目のカットですが、一晩明けて、翌27日は8時台の"フェラーリ超特急"とも称される、イタロ超特急で、ミラノ中央駅から一路、ヴェネチアに向かい、お昼前にヴェネチアの大運河に文字通り面した「ヴェネチア・サンタルチア駅」に到着したのですが、この片瀬江ノ島駅に初めて来た時の昂揚感を何千倍かにしたような、陽光燦々と降り注ぐヴェネチアの駅前の様子をさっそく一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはCarl Zeiss Biogon25mmf2.8ZMによる絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_010-02.jpg
十枚目のカットですが、今回のヴェネチアでのミッションはとにかく、前回、ヂモティに等しい商社の駐在員に連れられて、右も左も判らないまま、迷路のような細い小道を通って、サンマルコ広場に出て、全く何も飲み食いしないで、2時間も居ないで帰ってきた、という行程を自分なりにもっとに肉付けして思う存分画として捉えるということだったので、駅前の大運河の橋をそのまま渡らず、まずは観光客のあまり行きそうにない、駅に向かって右方向のエリアを散策すべく歩き出した直後に遭遇した、愛犬を抱えたイタリア風の伊達男に声かけ、モデルさんになって貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、自分でサンマルコ広場へ通達しようとすると、当然のことながら、最短距離の人通りの多いルートではなく、だいたいの方角だけ覚えておいて、路地を行き当たりばったりで、探索しているのか、道に迷っているのか判らないくらいのジグザグルートで移動していくのが常ですが、今回もご多聞にもれず、狭い路地を抜けたら、陽光降り注ぐ、教会近くの広場でオープンカフェが開いていたので、その様子を一枚撮ってみたもの。

Milan19_012-02.jpg
十二枚目のカットですが、行き当たりばったりで、気ままに歩いていると、たまには狙っても撮れないような事物と遭遇することがあり、今回も、アドリア海の海の精?と称するセサミストリートの毛むくじゃらのキャラの色とりどりの親類縁者たちの示威行動みたいな雰囲気の一行が突如、道の向こうから速足で現れたので、立ち止まって、そのユーモラスな姿を捉えてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_013-02.jpg
十三枚目のカットですが、海の精というか、殆ど出来損ないの海坊主みたいなご一行様が慌ただしくイベント会場へと歩き去って暫くしたら、運河がアドリア海に注ぐ辺りで、食後の散歩を楽しんでいる風情のヂモティの老夫婦が颯爽と歩いて来たので、蒼い空とカラフルな海辺の建物をバックに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_014-02.jpg
十四枚目のカットですが、ここも同じ運河がアドリア海に注ぐ辺りの堤防伝いの新築住宅群の中の通路の様子で、ちょうど、ギリシァとか、イタリア南部の海辺の町のような雰囲気の暖色系パステルカラーの漆喰造りのアーチの向こうに蒼い空と海が見えたので、ちょうど一枚撮ろうかいな、とか思った矢先、フランス人一家がワイワイ騒ぎながらやってきたので、急遽、エキストラ出演願ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_015-02.jpg
十五枚目のカットですが、埋め立て地の先端まで辿り着いたので、いよいよ、本来の目的地、サンマルコ広場を目指し、またしても寄り道、道草モードでだいたいの方角目指し、あちこちの路地、裏道に首突っ込み、或いは大胆にもルート変更して歩き回っていたら、運良く、あまり観光客には知られていないようなゴンドラの撮影スポットに遭遇したようで、橋の上から鈴なりにゴンドラを狙う観光客各位を尻目にほぼアイレベルから、通り過ぎたばかりゴンドラを一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_016-02.jpg
十六枚目のカットですが、これもサンマルコ広場へ移動途中の狭い橋の上から、行き交うゴンドラを狙い、航行ルート、船頭さんの雰囲気、お客のノリ具合いを見極め、橋の上から手を振って、向こう正面の一枚を狙ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

Milan19_017-02.jpg
十七枚目のカットですが、速足で歩けば、駅から1時間も掛からないサンマルコ広場へ、裕に3時間以上かけて回り道しながら移動し、やっと到着した頃には、帰りの電車の予約時間を考慮したら、対岸の寺院を撮ってから、すぐにまた駅を目指して歩き出さないと間に合わないくらいの時刻になっていたので、埠頭で何枚か撮ったうちの一枚。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り開放でのAE撮影となります。

さて、次回はミラノ滞在三日目のジェノバと四日目のチンケ・テッレからハイライトをお送り致します、乞うご期待!!
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  1. 2019/05/12(日) 21:53:47|
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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