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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Return to Pianura lombarda~Milan Photographic Tour'19②~

さて、今週のご紹介は予告通り、GW中のイタリアは北部の一大都市、ミラノを拠点とした北イタリア各地訪問ツアーの第二弾、ジェノヴァ~コモ湖編行きます。
まずは恒例の行程紹介から。
ミラノ到着3日目は前日のヴェネチアでの"歩け歩け運動"的なフルハードの撮影活動で結構くたびれていたし、あまり遠出を持ってくるのも体力的に厳しいものがあったので、1時間程度で着け、しかも今回のメインエヴェントのひとつである「チンケ・テッレ」の通過点でもあるジェノヴァへ訪問することとし、10時前発の電車で訪問、18時前迄撮って、ここでも結局、モデルコース+αの路地探索をやってしまい、前日と50歩100歩の歩行距離になってしまったので、これはまずいと思い、四日目は本当の息抜きと休憩を兼ねて、11時前の電車でスイス国境に近い、湖のほとりのリゾート地、コモ湖を訪問した次第。
では、さっそく、当日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

Milan19_018.jpg
まず一枚目のカットですが、ジェノヴァ駅に着くと、駅前の観光用案内板みたいなものにモデルコース的な、市街地の地図に一筆書きみたいな太線で記されたものがあり、それをいちおう頭に入れて、駅前の大通りからまずは道なりに南方向に向かって歩き出してすぐ、かなり立派な時代物の石造りの建物が建ち並ぶ通りに出たので、地元民が通りがかるのを待ち受けてシャッター切ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはZeiss Distagon25mmf2.8ZMによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

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二枚目のカットですが、だいたいの方角だけ気にして歩き、あとは時折、気まぐれニャンコみたいに現れる観光名所の案内板みたいなものを頼りに帰りの電車の時間迄の、半分道に迷ったかの如き、市内散策ですが、それでもかなりの効率で、名所旧跡には辿り着き、市内の徒歩観光の出発点とされていたフェラーリ広場には1時間もしないうちに到着、その涼し気ながら立派な噴水を石造りの荘厳な街並みを背景に一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはZeiss Distagon25mmf2.8ZMによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

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三枚目のカットですが、噴水とか石造りの街並みだけ撮ってても、出来の悪い、自家製観光絵葉書くくらいにしかならないですから、誰かモデルさんになってくれそうな人々を噴水周りで探していたら、居ました居ました、スゥェーデンからバカンスに訪れたというカポーが快く、アウトドアのランチ風景を撮らしてくれるというので、お言葉に甘え一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはZeiss Distagon25mmf2.8ZMによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

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四枚目のカットですが、広場で再び軌道修正すべく、観光モデルコースのルート図を眺め、今度は若干、西北西に向かうのがよろしいとの結論に達し、目の前の大きな道を歩き出したら、ミラノのドォーモ前の世界最古のアーケードにはさすがに敵わないと思いますが、それでも古めかしくて天井の高い立派なアーケードに出たので、人が通り過ぎるのを待って一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはZeiss Distagon25mmf2.8ZMによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

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五枚目のカットですが、アーケード沿いにずっと大通りを道なりに歩いて行ったら、また別のちょっとした広場に出て、その広場に面した、石造りの時代がかった建物一階の回廊みたいなところにセミアウトドアのリストランテみたいなのが出ていて、お客さんが優雅に食事など愉しんでおられたので、その様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはZeiss Distagon25mmf2.8ZMによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

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六枚目のカットですが時折眺めた観光モデルコース図でコロンブスの生家を復刻したものが近傍に在るとのことだったので、港に抜ける途上ということもあったので、広場に面した劇場一階のカフェで本ちゃんのジェノヴェーゼパスタなどを戴き、しかるのち、頭に叩き込んだルートで歩いて行ったら、コロンブスの生家に辿り着くことは辿り着いたのですが、あまりにショボくて、そのくせ、入場料を5ユーロだか徴収するというし、午後は13時半に見学再開とか書いてあるし、外観だけ眺めて写真撮って、目の前の城跡の塔みたいなのを目指して歩いて行ったら、ワイングラスを持った、昼間から出来上がった地元民のカポ-がお!ライカぢゃねェか、話のタネに一枚撮って見せてくれよ!てなノリで話し掛けてきてので、喜んで!と一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはZeiss Distagon25mmf2.8ZMによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

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七枚目のカットですが、コロンブスの生家から城跡の塔を抜け、世界に名高いジェノバの港を目指して歩きながら、ふと海岸通りの上に旧市街みたいな街並みが広がっているのに気づき、どうせ気ままな撮影旅行だし、時間迄に駅に戻れば良かったので、ルート変更、通りの上の旧市街に入り込み、迷路のような裏道を歩いている途中、ちょっとした広場に小便小僧の兄みたいな石像が置かれていたので、空をバックに一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはZeiss Distagon25mmf2.8ZMによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

Milan19_025.jpg
八枚目のカットですが、ジェノバといったら、コロンブスが新大陸を目指し船出をし、また時代は下り、「母を訪ねて三千里」のマルコ少年がアルゼンチンだったかに出稼ぎに出たまま戻らない母親を訪ねて一人、船に乗り込んだのもここですから、港の風景を撮らないで帰るわけにはいかないので、路地裏散策後、意外にあっさりと港の近くの大きな通りに出られたので、埠頭まで歩きながらイタリア製のヨット搬送用クレーンの雄姿を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはZeiss Distagon25mmf2.8ZMによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

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九枚目のカットですが、翌日は到着以降二日間で、かなりハードな撮影行に及んでしまった反省も含め、息抜き、リハビリの目的も兼ね、ミラノからは電車で30分程度というお手軽観光地、スイスとの国境に広がる、コモ湖を訊ねるべく、ミラノ中央駅からコモ・サンジョバンニ駅経由、コモの市街地を目指して歩き出した時、ゲーハーながら、眼つきは鋭く、若い頃はさぞや女泣かせだったのだろうという風情の爺さまが道の向こうから颯爽と歩いてきたので、すかさず一枚戴いてみたもの。
カメラは富士X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影となります。

Milan19_027.jpg
十枚目のカットですが、同じくコモ湖畔の街の中心部を目指して歩いている途中、まだ時間が早めだだったので、道沿いのカフェがオープン直前で、傘だけ拡げていたので、白い大理石の建物をバックに白いキャンバス地の傘の前をステッキを手にした地元民夫妻が足早に通り過ぎる様子を道の反対側から一枚戴いてみたもの。
カメラは富士X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影となります。

Milan19_028.jpg
十一枚目のカットですが、程なくコモ湖畔の街の旧市街中心部に到達し、ランチまではまだ間があったので、とにかく石造りの時代がかった建造物群があちこちに建っており、その間を石畳の細い道が走っているという、ドイツであれ、スペインであれ、ここイタリアであれ、欧州の旧市街共通の文法に則った街並みに狂喜乱舞し、あちこち歩き回って撮っていたら、教会の尖塔が見える細い通りにし渋い色使いのフィアットが停められていたので、これ幸いにと一枚戴いてみたもの。
カメラは富士X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影となります。

Milan19_029.jpg
十二枚目のカットですが、そろそろ正午も過ぎ、腹時計もきちんとランチタイムの到来を告げ始めたので、被写体探しとランチ場所探しの二つの目的で辺りの風景を眺めながら歩くようになったのですが、表に値段の張り出されていないお店は論外、また昼時というのにお客が人っ子一人居ないお店も避けるべき対象であることはこれまでの海外での経験と勘が伝えていますから、店先を観察しながら歩き、食べる気は無くとも、デスプレィが天晴れなお店では撮らせて貰ったうちの一枚。
カメラは富士X-Pro2、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り優先AEでの開放撮影となります。

Milan19_030.jpg
十三枚目のカットですが、これもコモの旧市街中心部の銅像の建つちょっとした広場に繋がる細い道を北方向にほんの少し歩いた辺りで見つけた、佇まいの古めかしさが周囲と比べても2~3世紀は上回っているような印象のショッピンモールの前で、やはり興味津々で見上げながら通り過ぎる観光客一家を撮ってみたもの。
カメラは富士X-Pro2、レンズはZeiss Tessar35mmf3.5改Mによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

Milan19_031.jpg
十四枚目のカットですが、これも広場から少し離れた旧市街の裏通りの、両側が石造りの高い建物でその間を石畳の細い道が続く場所で、人気が無いところを撮るのもイマイチなので、ちょうど良いモデルさんが通りがかるのを待っていたら、カメラを構えていた工房主に目配せで通ってイイ?と聞いてきたカポーが居たので、イエス、イエス、オフコースと答えておいて、通り過ぎるや否や、その後ろ姿を一枚戴いてみたもの。
カメラは富士X-Pro2、レンズはZeiss Tessar35mmf3.5改Mによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

Milan19_032.jpg
十五枚目のカットですが、その石畳の細い道を歩きながら、目に付いた面白げな建物やらオブジェななどを撮っていて、ふと、とある店舗の前に留められた古めかしい黒塗り自転車をネチネチと撮っていたら、 中からコワモテの爺様が出て来て、「Photographo di.」とか何とか呼び止められ、あれ、か勝手に店先の写真撮りまくったから叱られるのかな、とか思い、出来るだけ笑顔でボンジョルノ♪とか挨拶したら、破顔し、とにかく店の中へ入ってくれと手招きされ、イタリア語だったので、半分も理解出来ていなかったのですが、どうやら一人娘が東京に暮らしていて、その影響で干支というものを知って、自分が酉年ということなので、コレクターになった、ついては自慢のオブジェを撮ってい行ってくれ、ということで、最後に店先でポーズ決めてくれたもの。
カメラは富士X-Pro2、レンズはZeiss Tessar35mmf3.5改Mによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

Milan19_033.jpg
十六枚目のカットですが、鶏マニアの爺様がお茶を淹れてくれるというのも、話が長くなりそうなので、笑顔で固辞し、また石畳の街並みを徘徊し、何か目ぼしいものはないか物色して歩き回っていたら、休日だけあって、路上でマルシェのようなものが開かれており、これもなかなか欧州らしい画が撮れると思い、適当な地元民のご老人がやってきたのを見計らって一枚戴いてみたもの。
カメラは富士X-Pro2、レンズはZeiss Tessar35mmf3.5改Mによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

Milan19_034.jpg
十七枚目のカットですが、湖畔まで100mも無い街の中を結局、ランチ挟みで2時間近くほっつきる歩き、やっと出てみれば、ここもミラノから程近いリゾート地だけあって、老若男女、休日は結構な人出があり、湖畔を散策しながら面白げな画が撮れそうなところを探していたら、なかなか洒落の判る若い夫婦者が居て、幼い娘になんと、コペンハーゲンの人魚姫のポーズとらせて写真撮っていたので、当然、声かけて混ぜて貰い一枚撮ってみたもの。
カメラは富士X-Pro2、レンズはZeiss Tessar35mmf3.5改Mによる絞り優先AEでの開放撮影となります。

さて、次回は滞在5、6日めの世界遺産の海辺の集落群チンケ・テッレと古都ベルガモからお送り致します、乞うご期待!!
  1. 2019/05/19(日) 19:40:25|
  2. 旅写真
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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