FC2ブログ

深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Return to Pianura lombarda~Milan Photographic Tour'19③~

さて、今週のご紹介は予告通り、GW中のイタリアは北部の世界遺産の海沿いのエリア、"Chinque Terre"を平成最後の4/30に訪問、そして翌5/1は令和初の海外旅行先として訪問した、古都Belgamoの様子をレポートしたいと思います。
まずは簡単な行程からご説明しますと、まず4/30は8時台のミラノ中央駅発の特急列車でまずChinque Terreを通り過ぎた一番奥のRiomaggioreのお隣の特急停車駅、Levante迄移動し、そそこで"Chinque Terre Card"なる一日周遊券を確か13ユーロほど出して買い求め、しかるのち、みミラノに近いLa Spezia方面に向かって、各駅停車の旅、各村で1時間程度を見込んで歩きながら撮っていたのですが、最後の方は結構タイトなスケジュールとなってしまいました。
次いで翌5/1は、当初はVeniceへの途中の古都、Velonaへ行こうかと前日までは考えていたのですが、駅から旧市街へのアクセスルートであるバスやタクシーがそれほど便利でなく、そもそも中年男の独り旅でロミオとジュリエットの伝説の街に出掛けるなど悪趣味なことをしてもしかたないので、お手軽に北方10km圏内のMonzaへの訪問も考えましたが、ここもたぶん撮るところがあまりなさそうなので、ふとめくったガイドブックにBelgamoの記事が書いてあったので、近いし、撮るとこ、仰山有りそう!ということで前の晩に日和って決めたものです(笑)
当日は遅めのスタート、宿を9時半前に出て、駅構内マクドでモーニン食べ、しかるのち、やる気、サービス精神皆無の駅の窓口で散々たらい回しにされてやっと入手した切符で乗れた電車が11時台初め・・・それでもお昼前にBelgamoの街には着いてしまったので、ホントお手軽観光地でした。

ではさっそく、当日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。
Milan19_035.jpg
まず一枚目のカットですが、Levanteからチンケテッレエクスプレスという30分に一本の各駅停車の電車に乗ってまず一番東に位置するRiomaggioreに移動し、ちょっとしくじったのが、駅から出てすぐに左手のトンネルをくぐれば旧市街中心地に出られたのに、それを変わり者の観光客一家にくっついて、山際の道に進んでしまったので、30分弱ほどロスしたのですが、何とかいつもの方向感覚で旧市街に到着、一軒の時代がかった家の玄関先でちょうど母親が出てくる迄、石のオブヂェで遊ぶ小さな兄弟の姿を捉えたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_036.jpg
二枚目のカットですが、これが、ミラノ辺りで売られている絵葉書は云うに及ばず、世界中の旅行サイトでも紹介され、イタリアではAmalfi海岸の奇景と並び称される、Chinque Terre最大の村、 Riomaggioreのメインストリートを海側から山側に向けて撮ってみたもので、狭い土地に競い合うように道の両サイドに色とりどりの建造当時としては高いビルが立ち並ぶ様子が見てとれます。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_037.jpg
三枚目のカットですが、同じくChinque TerreはRiomaggioreの港へと続く小径の様子を海を背景に入れて撮ってみたもので、まだ4月末とは言え、ここは開放的なイタリアの地中海沿いのリゾート地でもあるため、道沿いの白い日除け傘と青い空に、道行く人々も皆、気分はもう夏のバカンスといった趣きでありました。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_038.jpg
四枚目のカットですが、これが岩肌に貼り付いた色とりどりの家々を特徴とするChinque Terreのう海沿いの集落のテンプレートの如き、Riomaggioreの旧市街の南東エリアを遥々、反対側の小高い丘陵に登って、眺めの良い辺りで、絶景かな、絶景かななどと独り言ちて撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_039.jpg
五枚目のカットですが、同じくChinque TerreエリアでRiomaggioreのすぐお隣に位置するManarolaの街に電車で移動後、まずは旧市街内部の散策とばかり、駅から港というか浜辺へと続くメインストリートを歩きながら、何か面白げなシーンはないか気を付けて見ていたら、ちょうど家のお手伝いでしょうか、お使いにやってきたいたいけな童子が店の人と仲良さげに話をしていたので、色とりどりの陳列棚腰に一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_040.jpg
六枚目のカットですが、ここManarolaでも、街の構成はRiomaggioreと大差なさそうだったので、特徴ある街並みはやはり海側から、と思い巡らし、メインストリートの散策も程々に、浜辺に歩いてみれば、なかなか風情ある木造ボートが浜の入り口の鎮座ましましておられたので、港周りを背景に一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_041.jpg
七枚目のカットですが、浜辺でどの位置から、Riomaggiore同様、コンパクトでカラフルなManarolaの街並みを撮れば良いのかなどと思案しながら、浜辺をとぼとぼ歩いていたら、聞き覚えのある、ラブの野太いバホーン、バホーンという鳴き声が聞こえたので、振り向いてみると大型犬二頭を従えた、いたいけな白人小姐が海の景色など撮ろうとしていたので、後ろからそのまま一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_042.jpg
八枚目のカットですが、のんびりと好奇心の向くまま、各駅停車で村巡りし、街撮りなんかやってたら、夕暮れも近づき、すっかり帰りの特急電車の予約時刻に近づいてきてしまったので、Chinque Terre最後の訪問地、Monterossoでは旧市街と駅とがトンネルと海岸道路を経て、結構な距離なので、時計と睨めっこしながらの街撮りになってしまい、まずは旧市街入り口の教会下の回廊の前で誰かと通り掛かるのを待っていたら、いかにも「紅の豚」辺りに出て来そうな恰幅良い地元のアヂュモニがふ二人して通りがかったので、有難く一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_043.jpg
九枚目のカットですが、同じくMonterossoの旧市街の中の観光客と買い物時の地元民各位でごった返す狭い通りの様子を誰か特徴的な地元民各位でも通り掛からないものかと手ぐすね引いて待ち構えていたら、ちょうど、職人風の初老の男性二名が、もう既に一杯きこしめしておられるのか、妙に上機嫌で通り過ぎていったので、振り返りざまに一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRodenstock Heligon35mmf2.8による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_044.jpg
十枚目のカットですが、翌5/1の朝は近場ということもこともあり、また連日の強行軍で結構しんどくなってきたこともまたこれあり、11時過ぎの電車でのんびりと1時間もかからない近郊の古都、Belgamoに出掛けたのですが、ここも鉄道の駅と旧市街は離れているというか、全く別の街の様相を呈していて、新市街が平地に新しく作られているのに対し、旧市街は11世紀、日本で云えば、貴族文化からちょうど武家政治に移行して間もなく、神聖ローマ帝国から自治権を獲得した自治都市として、武力侵攻にも備えた山腹の要塞都市ということで、バスで20分弱揺られて、着いた山腹の駐車場脇のベンチで寛ぐ地元民親子のお姿を一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCarl Zeiss Tessar35mmf3.5による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_045.jpg
十一枚目のカットですが、まずは高台に登って旧市街の様子でも俯瞰しようとか、疲労困憊の人間が考えそうもないことをやってのけるべく、山頂方面へと続くと思われる石畳の道、しかるのち、自動車道路と合流した道を歩き、結局、普通の別荘地みたいなエリアに出てしまっただけだったので、地道に裏通り、路地裏探訪でもやるしかないと悲痛な思いで踵を返した頃撮った一枚。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCarl Zeiss Tessar35mmf3.5による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_046.jpg
十二枚目のカットですが、また元の駐車場の近くの公園のようなところを徘徊していたら、目つきの鋭い飼い主とそれに勝るとも劣らないコワモテの愛犬コンビが目に留まったので、、恐る恐る歩み寄って、趣旨を説明し、一枚撮らせて貰ったものですが、撮った後に今は亡き、愛犬らぶぞの写真を見せたら、破顔したご尊顔の方が数倍画的には良かったでした・・・
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCarl Zeiss Tessar35mmf3.5による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_047.jpg
十三枚目のカットですが、Belgamoの旧市街でもここはVeniceかGenovaかと思うような、観光客でゴッタ返す目抜き裏通りみたいなエリアはあるもので、その通りの飲食店の店頭に、置かれた「ご自由に演奏下さい」みたいなピアノに座ったゲーハーのオランダ人が、周囲に受けようと「フニクリ、フニクラ」を両手で演奏し始めたのですが、見てた小さな子供にここのローカルソングぢゃない・・・て的なことを云われたのか、意気消沈する直前のノリノリの姿を一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCarl Zeiss Tessar35mmf3.5による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_048.jpg
十四枚目のカットですが、ここも観光客でゴッタ返していて、二日目のVeniceのサンマルコ広場を目指した裏通りのちょっと開けた辺りを思い出していたのですが、そんな感傷に浸っていたら、美形の小姐がと突如、視界に立ち塞がり、メールだか打ち始めたので、有難く借景として一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCarl Zeiss Tessar35mmf3.5による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_049.jpg
十五枚目のカットですが、スマホン小姐に心の中で出演御礼を述べて、程近い広場に足を踏み入れたら、もうお昼時だったので、あちこちにオープンカフェというか、アウトドアレストランみたいなてテーブルがところ狭しと拡げられ、その片隅で白人観光客の兄ちゃんが気分が開放的になっているのか、座ったまま欠伸なんかして反ったところを一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCarl Zeiss Tessar35mmf3.5による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_050.jpg
十六枚目のカットですが、同じ広場で色んな人々が思い思いの時間の過ごし方をしていて、しかもそれがかなり楽しげな雰囲気だったので、徘徊しながら、声掛けたり、斜め横から撮ったりして、そこそこ枚数稼いでいたのですが、犬と一緒に歴史ある塔の前でスマホンのシャッター押して欲しいという世にも奇怪な頼みごとをしてきたカポーが居たので、バーターとしてモデルさんになって貰ったもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCarl Zeiss Tessar35mmf3.5による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

Milan19_051.jpg
十七枚目のカットですが、旧市街を夢中になってスナップしていたら、あっという間に14時も過ぎ、経験則からいえば、ランチタイムが終わると、店自体がクローズしてしまい、何も口に入れられなくなってしまうので、空いてそうなお店を探すモードに入ったのですが、なかなか見つからず、仕方なく、元の駐車場に戻れば、なんと目の前の一番人通りの多そうな石塔の下のリノベカフェが奇跡的に席が空いていたので、座って注文した料理が届くまで、アイス販売の副業していた女給さんの姿をい一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはCarl Zeiss Tessar35mmf3.5による絞り優先AEモードでの開放撮影となります。

さて、次回は今回のミラノの旅の最終回、出発前日にミラノ市内を強行軍で駆け巡った際の特選カットをお送り致したいと思います、乞うご期待!!

関連記事
  1. 2019/05/26(日) 18:50:10|
  2. 旅写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<Return to Pianura lombarda~Milan Photographic Tour'19④~ | ホーム | Return to Pianura lombarda~Milan Photographic Tour'19②~>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://pwfukagawa.blog98.fc2.com/tb.php/610-930f61a4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる