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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Wonderful half blood~Ricxenon44mmf1.7FX~

Rcxenon45mmf17.jpg
さて、今週のご紹介は予告通り、工房製造の意欲作、RICXENON45mmf1.7FX行きます。
そもそも、このRICXENONとは何ぞや?・・・
勘の良いマニアの方はもう重々お気づきのこととは愚考致しますが、4群6枚Wガウス型の前半分がRikenon43mmf1.7、後半分がHexxanon45mmf1.7ということで、その両光学系の名前を折衷して名付けたものなのです。

そして、外鏡胴パーツは上下ロシア物からということで、何と、4個一で産まれた難産の子がこのRICXENON44mmf1.7ということなのです。

では、さっそく、その実力のほどを実写結果を追って見て参りましょう。
ロケ地は浅草寺周辺、カメラは富士X-Pro2、全コマ絞り開放によるAE撮影となります。

Ricxenon_001.jpg
まず一枚目のカットですが、深川から浅草入りしようとすると、どうしても銀座線経由となりますから、三定さん前の出口から地上に出ると雷門経由の仲見世散策というルート一択となってしまうので、雷門前で着物姿に身を包み、記念撮影に余念が無い、中国産小姐の艶姿を傍から一枚戴いてみたもの。

Ricxenon_002.jpg
二枚目のカットですが、雷門発、仲見世経由浅草寺境内という散策ルートでは必然的に定点観測スポット的にテスト撮影スポットとなってしまう、仲見世西隣、美人茶屋あづまさん交差点北西角に位置する扇屋さん店頭のひょっとこの目にピンを合わせた大和絵団扇至近距離撮影の図。

Ricxenon_003.jpg
三枚目のカットですが、先ほどは店先が混み合っていて、またヴィジュアル的にも「美人茶屋」さんの名にし負えない小姐がお当番で調理兼接客担当だったのでスルーし、扇屋さんの店頭から、仲見世通りへ戻ろうとしたら、後ろ姿的にはなかなかの達成度と思しき小姐がお当番に換わっていたため、有難く、ベストアングルから一枚戴いてみたもの。

Ricxenon_004.jpg
四枚目のカットですが、仲見世通りに出て、遥か彼方に見える宝蔵門目指して歩き出すとすぐのところにある元カメラ屋の土産物屋さんの店頭で、中国本土から思しき家族連れが親類、或いはご近所へへのお土産を一家総出で品定めしており、極小姐達も例外ではなく、あーだら、うーだらと路上で待つ、金主と思しきお婆ぁに話し掛け、数を見当つけているところを傍から一枚戴いてみたもの。

Ricxenon_005.jpg
五枚目のカットですがこれも仲見世通りの路上、先ほどの地点よりはだいぶ終点宝蔵門に近い、門の横に立派な松の植栽が目印の釜飯屋さんが北西角に建つ交差点で、大きめの一眼レフに長めのズームなど装着して、何故か西の方角を目指して、シャッター切ってた黒い髪のラテン系の中年女性が居たので、その雄姿を斜め後ろから一枚戴いてみたもの。

Ricxenon_006.jpg
六枚目のカットですが仲見世通りと伝法院通り交差点の少し手前、国籍不明の中川翔子風着物小姐がボンボンマイク付きのカムレコーダなんか片手に中国語ともタイ語とも取れるアジア系言語と英語を混ぜて撮影しながら何か解説入れては、結果を眺めながら歩いていたので、意を決して、平壌アクセントの韓国語で話し掛けたら、首を傾げて手を広げ、手のひらを天に向けるポーズやられちゃたので、次に広東訛りの北京語でやったら、イイですよ、と見透かされたように日本語でお返事、かくして日本在住の香港人小姐にモデルさんになって貰ったもの。

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七枚目のカットですが、宝蔵門をくぐり抜け、まず目を走らせたのが、境内に幾つか存在する定点観測スポットのうち、一番、宝蔵門に近い、手漕ぎポンプで、今回もラッキィなことに涼を求めた中国人一家がポンプ横の休憩所で休んでおり、じっとしているのに退屈してしまったのか、一人、いたいけな小々姐が黙々と渾身の力を籠め、親の仇の如く、ポンプに取りすがって水を流していたので、傍らのヲヤヂにお世辞云いながら一枚撮らせて貰ったもの。

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八枚目のカットですが、浅草寺境内、次なる定点観測スポット、お御籤売場に移動しようとしていたら、宝蔵門から本堂へと一直線に続く石畳の道の上で、結構な数の海外からのゲスト各位が本堂をバックにしたり、宝蔵門をバックにしたり、或いは巨大香炉でご焼香を行う観光客をバックにしたりと、大記念撮影大会の様相を呈していたので、ファインダ覗いている途中にお構いなしに被写界に入ってきた中国産小姐のお姿を戴いたもの。

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九枚目のカットですが、ここも境内では本堂に近い方の定点観測スポットとなる、手水場の風景で、何回か日本訪問の経験があると思しき中国人の大人が、日本初体験と思しき、まだ浴衣もどことなくぎこちない着こなしの極小姐に、柄杓を最初は左手で持って、右手を流して、はい右手に持ち替え、左手を流して・・・とか手取り足取り教えて、極小姐が判ったのか、判らんのか、ぽっか~んと見て聞いている様子を傍から一枚戴いてみたもの。

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十枚目のカットですが、本堂正面エリアではモデルさんになってくれそうな一人、或いは少人数の着物小姐が殆ど見当たらなかったので、時間調整の目的も兼ね、本堂にお参りしてから西方面の出口から下に降り、西参道方面に歩いてみれば、まさに御利益ビンゴ!とばかり、着物三人組の中国産小姐に目が合った途端、呼び止められ、要はアイポンで撮って欲しいのだが、その珍しいカメラで撮った画も送って欲しい、という欲張りなお願いで、まさに渡りに船とばかり、艶姿三人揃い踏みを撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、西参道から花やしき前の通りに抜け、そして飲み屋街からまた奥山方面へ戻って、そこから本堂西に戻ってくるルートを取ったのですが、観音裏と呼ばれる昼なお暗い裏通りでは、お天道様がまだフル稼働に近い時間帯というのに、老若男女、かなりライトな感覚で禁断の般若湯なんか口にしていたので、その退廃的な通りの様子を一枚捉えてみたもの。

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十二枚目のカットですが、奥山エリア西側、花やしき通りの一本南の田舎芝居劇団の本拠地の劇場?横の細い路地では、何故か、お祭りの用意というか、神輿の出動前の段取りなんかやってる一団が居て、頭、一枚撮らしてくれるかい?とか声かけたら、お!構わねぇけど一杯やった方が二枚目に撮れるんぢゃねぇか!?とか一升瓶から茶碗酒など勧められそうになったので、固辞してその雄姿だけ有難く一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、奥山の元観音温泉があった辺りの壁面アートで壁一面の風車の弥七へのレクイエムでしょうか、色とりどり風車が刺されたインスタ撮影スポットがあって、大学の映画同好会のメイト同志という小姐二人がM3/4のミラーレスでお互いに撮りっこしていたので、混ぜて貰い、お面付きでということで一枚撮らせて貰ったもの。

Ricxenon_014.jpg
十四枚目のカットですが、先のキツネ面小姐二名との会話を横で聞いていた、ネットモデル志望?の小姐とそのカメラマン役のちょい太目の小姐がいかにも手製レンズでの撮影に興味アリアリとのカンジだったので、能書きを垂れたところ、撮った画を送ってくれるなら、という条件でモデルさんになって貰ったもの。

Ricxenon_015.jpg
十五枚目のカットですが、陽もだいぶ西に傾いてきたのと、本堂前から眺めたら、だいぶ手水場が混み合い、陽の射し加減が良い案配になってきたようなので、また足を運んでみたら、居ました居ました、また中国人一家が手水場の意味や目的を知ってか知らずか、楽しそうに柄杓で水を酌んでは、か傍らのオモニが写真撮る、なんて楽し気なひと時を過ごしていたので、有難く傍から一枚戴いてみたもの。

今回の感想ですが、今までの適当にレンズを組み合わせ、結像するのを確認し、無限を合わせて光学系をでっち上げるというバクチに近いレンズ遊びから、セイコ-SVシャターと同じネジピッチと前後のエレメントのクリアランスを合わせてこれをコリメータで確認し、前後のクリアランスをネジ位置で調整し、ベスト位置を割り出し、スペーサをかますという手法でだいぶ像面湾曲やら、オフフォーカスエリアでの色収差は抑えることが出来るようになった次第。また、更にこの簡易測定器具を発展させ、ヘリコイドを装備し、セイコーSVシャッター規格のレンズを装着し、フジX-PRO2でスナップにも持ち出せるようにしたので、益々、新開発は進みそうです。

さて次回は帰省で一週スキップ、6/23(予)には、季節の華、潮来あやめ祭りからのレポ-トをお送りしたいと思います、乞うご期待!!
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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