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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

A country located in neighborhood but politicaly far a way~Pusan Tour'19①~

さて、今週のご紹介は、7月の海の日の三連休+1で出掛けてきた、お隣は韓国、釜山及びその周辺からのレポートを二週に亘ってお送りする前編となります。
まずは恒例の行程紹介から、出発日は7月12日(金)の午後のエアプサンBX111、13:55発で釜山金海空港へは約10分遅れの16:25に到着、そこから軽鉄道、地下鉄を乗り継ぎ、釜山駅隣接の常宿にチェッキンしたのは18時ちょい前でした。
まずは明るい玉と暗所に比較的強いX-Pro2というパートナーで、勝手知ったる何とか状態の南浦洞へ向かい、夕暮れの街をスナップし、しかるのち、日没ぎりぎりのチャガルチ市場へ向かい、そこで一通り流して撮れるだけ撮って、また屋台通り経由、南浦洞の繁華街へ戻り、晩飯を食べ、お茶してから駅前の宿に戻り、翌朝は8時台のKTXで新慶州へ移動、そこからバスで良洞民族村へ向かうはずが、なんとKTXの駅からの直行バス203番は廃止、始発が、旧市内の都市間バスターミナル脇ということで、とりあへず手っ取り早いバスの乗って、高速バスターミナル停留所で降り、隣接する都市間バスターミナルの観光案内所で聞いてみれば、10:30発だからそれに乗ってね♪てなカンジでアヂュモニに親切に教えられ、暫く待って、ほぼ定刻通りやってきたバスに乗って、40分ほど揺られ、終点の(はず)の良洞民族村入口で降りるつもりでwifiなんか持ってってたので、車中で会社メールなんかチェックしたり、顔本のレスに応えていたりしたら、なんと、誰も停車ボタンを押さなかったため、良洞民族村のバス停をそのまま通り過ぎて行ってしまい、慌てて、アイゴーストップとか運転手氏に声を掛け、50m弱行き過ぎたところで降ろして貰い、2時間ちょいの見学時間だったので、かなり慌てて村の中を行きつ戻りつ撮り歩き、結局、缶のスポーツドリンク一本を買っただけで村を後にし、また203番のバスで慶州駅前まで戻って、まずは腹ごしらえをしてから古墳群でも見ようと歩き出したら、前々回、ふと立ち寄ったら結構面白かった、発掘途上の古墳をそのままドーム構造で覆ってしまい、構造が見て取れるようにした資料館にまた寄ってみたら、日本大好きという親切な学芸員のアジュモニに捕まってしまい、さらっと見て出るつもりだったのが、説明付きで回ったので、30分以上を要し、しかも出口で紙細工の王冠作らなくて良いのか、とか、とうもろこし茶飲んでけ、とか望外の大歓待で、次いで大陵苑という155基もの高句麗時代からの古墳が集まった古墳公園に向かい、そこで、セルフ撮り姐とか、コスプレ少年少女に声かけ、古墳をバックにポートレ撮らせて貰い、ホクホク顔でまたバスに乗って新慶州の駅に戻り、そこからKTXで釜山に戻ったのが二日目。
では、当日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

Pusan19_001.jpg
まず一枚目のカットですが、陽も傾きだし、だいぶ人工光源が目立つ時刻になってきた南浦洞の地下鉄駅から路上に出ると、景気が良くないとは聞いて知ってはいたものの、街を行き交う人々の様子はそれほど悲壮というカンジでもなく、例の輸出規制強化を打ち出してすぐの渡航だったので、おとなしくしてないとヤヴァィのではとか内心びくびくしながら、この繁華街で被写体を探していたのですが、のっけから、通行人に声かける度胸などあろうはずもなく、路傍に佇み、磨き上げられたタンクが街灯りを映していたバイクをとりあえず撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4VMによる絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_002.jpg
二枚目のカットですが、暫く街を徘徊してみれば、結構な数の日本人も居り、また中国人やタイ、ベトナムなどの観光客も結構大胆に街角の景色撮影しているので、これなら全然問題無いや、と思い、いつもの置きピン撮影法で、派手な看板と目立つショーケースの店舗の前をいたいけな韓国産小姐の一個小隊が通るのを待ち構え、一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4VMによる絞り開放、AE撮影となります

PUsan19_003.jpg
三枚目のカットですが、だいぶ心にゆとりが出来、メインストリートを歩きながら、注意深く、側道や交差点辺りを観察していたら、前回、結構イイ雰囲気の町角写真が撮れた、黄色いカフェのテイクアウトコーナーが相変わらず流行っていて、ひっきりなしにいたいけな地元産の若者各位が紙コップ入りの飲み物をカウンターで買い求め、呑みながら歩いてくるので、その様子を撮ろうと、カメラを構えていたら、後で話して判ったのですが、大の日本カメラマニアという帽子の兄ちゃんがピースしたりおどけてみせたりして、どうしても写りたくて左端に戻ってきて写っちゃったもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4VMによる絞り開放、AE撮影となります

Pusan19_004.jpg
四枚目のカットですが、南浦洞のメインストリートを西に向かって歩いていくと、どん詰まりではないのですが、比較的大きなロータリーがあって、その上にお立ち台みたいな一段高い広場みたいなものがあって、裸の少年少女の手からカモメか何かが空にはばたくといういかにも意識高い前向きなテーマのブロンズ像が設置されていて、ちょうどその足元に核家族化の被害者、鍵っこと思しきいたいけな童子二名が所在なく佇んでいたので、その様子を一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4VMによる絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_005.jpg
五枚目のカットですが、意識高い系のブロンズ像のある高台のすぐ下には、極めて庶民的というか生活臭溢れる、八百屋兼グロサリーストアみたいな店舗がタングステン系の暖かな光で転倒を煌々と照らし、その光に吸い寄せられるが如く、次々と立ち寄っては店頭に並べられた商品を手に取る街の人々の様子を高いところから一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4VMによる絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_006.jpg
六枚目のカットですが、そのロータリーを過ぎ、更に西方面、即ちチャガルチ市場の方向に向かって歩いていくと、ここ釜山は世界映画祭りが開催されることもあり、「映画の街」を前面に打ち出していて、映画撮影をモチーにしたアーチ状のオブヂェが設けられていて、日暮れとともにパラソルをさした屋台が道の両脇に所せましと並ぶ通りをせわしそうに行き交う人々の様子を一枚戴いてみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4VMによる絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_007.jpg
七枚目のカットですが、通りの真ん中で行き交う人々の様子を撮り始めたら、いったん通り過ぎた白人姉妹が声をかけてきて、要は自分たちのスマホンで以てこの通りを背景に一枚撮って欲しい、そして、それが上手くいかなかったら、その良さげなカメラで撮ったものをSNS経由プレゼントして欲しい、というまさに渡りに船のお申し入れだったので、まずはiPhoneで撮って上げて、フラッシュモードになっていなかったこともあり、あまりお好みではなさそうだったので、では拙者のカメラで!と撮って上げたら、かなり喜ばれたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4VMによる絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_008.jpg
八枚目のカットですが、南浦洞の通りをチャガルチ市場の最寄り駅出口付近まで歩き、そこから南に下り、大通りを渡れば、すぐに港に面したチャガルチ市場の通りに出るのですが、さすがにこの時間になると、元々、朝が早い市場のため、多くの店舗は店仕舞いし、行き交う人々も朝から午後14時くらいまでのピークの何分の一かというくらいの閑散とした様子で、それでも、21時くらいまでは、気まぐれな買い物客や、そぞろ歩きをする観光客のために細々と商いを続け、ささやかな灯りを点すお店はあって、それが対岸の街並みの灯りと対照的でイイカンジなので、今回も市場の通りで、人通りが少ないのを逆手にとり、一枚撮ってみたもの。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4VMによる絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_009.jpg
九枚目のカットですが、人通りの殆ど無いチャガルチ市場の隅から隅まで歩き切るのは大したこともないので、程なくどん詰まりまで到達し、そろそろ腹も減ったので、また南浦洞まで戻ろうかと踵を返して間もなく、昼間だったら、商売に殺気立った市場内のこと、動物連れなど看過されようもないのですが、開店休業状態の夜間では店頭に鮮魚や海産物もそれほど盛大に並べられてもおらず、また注意するほど商売人も居ないので、大手を振って愛犬とお散歩のようだったのですが、声を掛けてみたら、どーぞ、どーぞというカンジで、注意散漫な犬ををこっちに向くように周囲の人達と撮影に協力して頂いたり、ということで何とかものにした一枚。
カメラはFuji X-Pro2、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4VMによる絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_010.jpg
十枚目のカットですが、翌朝、気分良く釜山駅から乗ったKTXを新慶州駅で降り、バス停に向かい、203号の乗り場表示が無いので、観光案内の小姐にわざと北のアクセントの韓国語で203番バスは何処から乗るのか?とか聞いたら、苦笑しながら日本語で、ここから直接行けるバスはないので、都市間バスターミナルまで行って、そこで乗り換えて下さい、ここから出る全てのバスでターミナルは行けます、とか返され、クシュンとなったのち、艱難辛苦の努力で何とか村に到着、入り口付近から撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_011.jpg
十一枚目のカットですが、良洞民族村も世界遺産となって、国内外に知名度は高まったものの、それほど大きなエリアでもないので、写真撮って、さらっと見て回るくらいなら、2時間半もあれば十分なので、まずは、村の一番低い、東西を走るメインストリートを西の入り口から東方面へ歩きながら、適宜、横道に入って面白そうなものを撮ろうと考え、歩き出して早々に蓮池の畔で思いつめたように佇む、韓国産アガシが居たので、蛮勇を奮い起こして声を掛けてみたら、要は村の入り口付近の売店で買い求めた木製の民芸品をインスタ映えするように撮ろうとしたが、やっぱ自分も一緒に写りたいたいのでどうしたものか思案にくれていた、とのことで、ぢゃアヂョシがアガシのGalaxyで撮って上げるから、モデルさんになって!と交渉成立したもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_012.jpg
十二枚目のカットですが、アガシが嬉しそうにバス停に向かって歩いて行ったのを見送り、前回来た時は、盛りを過ぎてしまって、なかなか素晴らしい蓮の花の画が撮れなかった蓮池の周辺を歩いてロケハンしていたら、底なし沼に等しい地獄の蓮池に滑り落ちて嵌ってしまい、ほうぼうの呈で村民に助け出される、などという国辱的リスクもなさそうな撮影ポイントが奇跡的に見つかったので、そこから集落の韓屋を背景に一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_013.jpg
十三枚目のカットですが、世界遺産に指定されても、普通に村民が生活する村ですから、当然のこと、生活の糧は村民自ら稼がねばならず、そこで、李氏朝鮮時代からの街並みに因んだ工芸品の類いを売ってみたり、流行り物の飲み物や氷菓子を売ってみたり、民宿をやってみたり、或いは有料の手作り体験教室を開催したりと、なかなか商魂逞しいですが、その流行っている店舗兼住宅の前の賑わう様子を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_014.jpg
十四枚目のカットですが、村の集落の中の伝統建築はその殆どが個人所有でしかも現住物件ですから、公開するしないは持ち主の裁量に任されているらしく、中が全く見えないように高い塀と門扉でシャットアウトしている建物も幾つかはありましたが、そこはそれ、世界遺産指定で国から補助金貰っている手前、遠路遥々訪れてくれる観光客に自分たちの歴史をPRしたいと云う思いも有り、庭までは開放し、あとは節度ある見学に任せるというお宅もあるようで、高台の一軒で庭の花越しに韓屋の落ち着いた佇まいを一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_015.jpg
十五枚目のカットですが、実は今回はLCCでの渡航だったので、重い機材とカメラバッグを持ち込むことははなから断念していたので、絞り込んだ機材で撮影を敢行しなければならず、当日は広角2本しかカバンに入れていなかったので、蓮池の中の可憐な蓮の花を大きくドアップで撮ることは断念していたのですが、なんと軒先に幾つか大きな甕を置いていて、そこに蓮池のものにも勝るとも劣らな見事な蓮の花を丹精されていたお宅が有ったので、庭先の家人に声掛けて一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_016.jpg
十六枚目のカットですが、無事、世界遺産の村での撮影を終え、再び時間通りやって来た203号のバスに乗って、古都慶州の街に移動し、腹ごしらえののち、古墳の発掘資料館経由、日本とは異なり、樹木が一切生えておらず芝で覆われた古墳が多数存在する大陵苑へと歩いて移動し、入場料を支払った後、西入口ら一番近い二子山古墳の前の噴水池の前に来てみれば、居ました居ました、チョゴリに身を包んだ老若男女、世界各国からの敢行客が・・・ということで、何故か南京からやって来たという一家を撮らせてくれと頼んだら、子供だけにしてくれ、ということで、一人寂しく良家の子女を演じ切ってくれたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

Pusan19_017.jpg
十七枚目のカットですが、芝生に覆われたいかにも清々しい雰囲気の古墳の間を被写体探して散策していたら、いたいけなアガシを古墳の麓に乗せて、かり本格的に三脚なんか持ち出して、SONYのα7かなんかで撮影していた、ソウルからという初老のご両親の姿が目に留まったので、拙者にも一枚撮らせて下され、日本から馳せ参じ申したとか声かけたら、家族写真撮ってくれるならイイよ、ということで、アガシをモデルに差し出して戴けたもの。

さて、次週jは後編、市内観光のバスから、チャガルチ市場、南浦洞の、昼の景色、そして釜山随一のインスタスポット、甘川洞文化村行きます、乞うご期待!!
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  1. 2019/07/28(日) 21:49:04|
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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