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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Progressive but authentic~Dallmeyer DX 2"f3.5 mod.L39 by F.G.W.G.~

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さて、今宵のご紹介は予告通り、夏休みの工作よろしく、お盆休み前後にどどど~と海外から入着したレンズをその勢いに勝るとも劣らない加工のインスピレーションの沸き起こるまま、立て続けに改造したうちの二番手いきます。
まずはこのレンズのご紹介ですが、かつての国産の8mmとか16mmフィルムのムービーカメラ用レンズの如き鏡胴のデザインですが、用途は複写用ないし引き延ばし用とのことで、鏡胴上の刻印も絞りの数字も皆、対物レンズ方向を向いて作られています。
そして構成ですが、工房に何本かあった、Dallmac50mmf3.5と同じ構成で3群4枚のテッサータイプのようですが、外装の素材からして、製造はもう少し後の時代のようです。
従って、産まれはだいたい60年代終わりから70年代はじめくらいとみればよいのではないでしょうか。
では、さっそく実写結果を逐次眺めて参りましょう。
ロケ地は今日の午後の浅草、カメラはFuji X-Pro2、全コマ開放による絞り優先AEモードでの撮影となります。

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まず一枚目のカットですが、深川から浅草に東京メトロ線経由到着してからのまず第一の定点観測スポットである雷門前には、今日も天気が良い週末ということもあり、いつも通りの賑わい、世界各国からの老若男女で賑わってましたが、大提灯前で中国ないし台湾からのいたいけな若者達のグループが交代番こで記念撮影なんかしてたので、きれいどころの小姐の番になった時、おすそ分けとばかり横からさっと一枚戴いてみたもの。

Dallmeyer_DX_02.jpg
二枚目のカットですが、同じく雷門前で大提灯の「松下電産」の文字を発見し、「え~もうあらへん会社銘やん」とか、素っ頓狂な関西弁を上げ、「マヂ、受けるやん、帰ったら、家族やら、友達に見せたろか~」てなノリで東京随一の観光名所のランドマークのシンボルが関西経済の重鎮によって寄贈されたことを発見し、ブラタモリ的な知的好奇心を刺激された喜びの表情で刻印を撮ってるところを通りざまに横から一枚戴いてみたもの。

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三枚目のカットですが、肝心要の巨大赤提灯の下では、また別のグループの浴衣に身を固めた小姐が腕を広げたり、首を傾げてみたりと、仲見世通り方向から提灯とのツーショットを如何に面白く演出するか腐心しており、これもなかなかみどころだったので、先の関西小姐二名も前ボケに入れて画面に収めてみたもの。

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四枚目のカットですが、雷門付近での撮影を程々に切り上げ、続いては第二の定点観測スポットである「美人茶屋あづま」さんの多能工女子従業員のご尊顔でも拝そうかと思いきや、今日は、美人茶屋???という体たらくだったので諦めて、次なる定点観測スポットの扇屋さん店頭に向かおうとした時、店の横で順番待ってる小姐がなかなか美人さんだったので、今日はお客さんが代役ね♪と勝手に納得して、通りざまに一枚戴いてみたもの。

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五枚目のカットですが、「美人茶屋あづま」さんの角を曲がって、扇屋さんの建つ交差点に向き直った時、ぽっくりもカランコロンと軽やかな音を建て、けたたましく嬌声を上げ、お互いに肩なんか叩き合いながら、殆ど、日没後の新橋のSL前広場の酔いどれリーマンのノリで通り過ぎていく小姐の一個分隊が居たので、夕陽に溶け込もうとする後ろ姿を一枚戴いてみたもの。

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六枚目のカットですが、やっと到着した第三の定点観測スポット、「美人茶屋あづま」さん裏の扇屋さん店頭の大和画モチーフの団扇ですが、今回も上から二段目のひょっとこの面が描かれた団扇のひょっとこの目にピンを合わせて、店頭の藍染めの暖簾をバックに入れて一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、団扇屋さんの店頭での借景団扇撮影を無事終え、再び仲見世通りを宝蔵門方面に進むべく、踵を返した刹那、ふと気配を感じて左手を振り向けば、いたいけな浴衣姿の国産小姐が、大声で談笑しながら接近してきたので、歩きスマホンを戒める意味もあって、向こう正面から抜き打ち的に一枚戴いてみたもの。

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八枚目のカットですが、再び仲見世通りに戻り、宝蔵門を目指して歩き出してすぐ、舟和の仲見世通りの出店の店頭で髪の毛をボルゾイ犬っぽく脱色して染め直したちょっと二次元系の小姐二名が、いかにも人の良さげなアヂュモニ店員から、買い求めた品物の袋をカウンター越しに渡して貰う時、「有難うございまーす♪」とかハモってたので、アヂュモニも思わず笑みがこぼれた瞬間を一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、仲見世通りを歩き出して3分もしないうちに伝法院通りとの交差点に到達、このまま宝蔵門経由、浅草寺境内に進んでしまうのも枚数稼ぐには勿体ないので、またしても伝法院通りを六区方面に道草しようとした矢先、タイ産小姐二名が天丼で有名な「大黒屋」さん店頭の長床几に腰掛け、写真撮影なんか始めたので、声かけて混ぜて貰ったもの。

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十枚目のカットですが、天丼屋さんの店頭で思いがけず佳き人物カットが出来たので、やっとリズムを取り戻し、再び仲見世通りに戻り、目と鼻の先の宝蔵門を目指して歩き出そうとした矢先、スキンヘッドにサングラスの大男と、赤紫の髪の毛をツインテールにした小姐というおっかなげな男女が前を歩いていたので、運試しとばかりに声をかけてみたところ、説明を聞いて、面白そうだ、是非とも一枚撮って見せてくれ!ということで快諾してモデルさんになって貰ったもの。

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十一枚目のカットですが、仲見世通りを歩き切り、ほどなく宝蔵門前のちょっとした広場に到着したのですが、キツネの面とも、かのヴェネチアの仮面祭りのマスクとも見えるような不可思議なお面を頭にちょこんと乗っけた小姐二名が、ただでさえ自撮り棒に比べれば短い腕を慣れない浴衣の袖で伸ばし切れず、なかなか宝蔵門をバックにした自撮りが上手くいかなかったようなので、声かけて、芸術的に撮って上げる買わりにモデルさんになって貰ったもの。

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十二枚目のカットですが、いつものパターン通り、往きは宝蔵門の下を潜らず、横の定点観測スポット、手漕ぎポンプを目指して歩いていたら、いつもの子供のお仕事に代わって、妙齢のいたいけな小姐が渾身の力で水を酌み、海外からの観光客の撮影リクエストに応えていたので、おすそ分けとばかり、横から一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、手漕ぎポンプを後にして、境内第二の定点観測スポットである御籤売り場へ向かうと、その前で、おそらく日本人と思しき、妙齢の女性二名と還暦過ぎのスキンヘッドのご老人に年齢不詳の中年男一名という不思議な集団がお御籤の引き当てた中身に関して、様々な解釈を試み、横で聞いてた爺ちゃんは退屈して若い子を探しに一人で離れて行きました・・・という風情だったので、傍らから一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、肝心要の御神籤売り場の中に向き直ってみれば、まだ小学校に上がる前くらいのまさに文字通り、いたいけな極小姐が、もうこの年で将来への不安???と思わせぶりで、一人では抱えきれないほどの重さのステンレス製筮竹入れをシェゲナベイビィ♪とばかりに揺さぶり始めたので、その様子を横から一枚戴いてみたもの。

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十五枚目のカットですが、浅草寺境内の一番の難関撮影スポット、手水場の逆光での撮影シーンを試すべく、建物東側から、西方面の水面が空くのをじっと我慢強く待っていたら、小グループが二つ去り、ちょうど反対側で手水を使おうとする孫?の様子を仏頂面でスマホン使って撮ろうとしていた爺様の様子が見えたので一枚戴いてみたもの。

今回の感想ですが、いやはや、古くても、キチンと設計、製造されたレンズは良く写りますね、シャープだし、ボケもきれいだし、少なくともAPS-Cフォルマットであれば、画面の四隅迄アラは出ないし・・・ホント、中華勢が眺め模様?の電子湾はイイ玉がお手頃価格でポンポン釣り上げられるから、感謝、感謝です・・・尤も7~8年前に戻っただけなんですけどね。

さて、次回jは、まだ改造したのは2~3本残ってるんですが、勢いで買っちゃった面白、ずっこけレンズがありますので、それを使ってのレポートいきましょう、乞うご期待!!
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  1. 2019/09/01(日) 22:24:37|
  2. その他Lマウント改造レンズ
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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