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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Sunshine, Friendship,Hospitality, etc.~Yokota Air Base Friendship Festival ’19~

さて、今宵のご紹介は予告通り、武蔵野の国は福生にある進駐軍の横田空軍基地が年に一回の現地人との交流デーということで、有り難くも普段は鉄条網に囲まれ、警戒厳重な基地の中に入れて頂けるというので、行って、撮ってきたものをアップ致します。
今回は台風影響もあり、天気予報は午後から雨、しかも突発的に大雨になる可能性も有り、というのに、今流行りの「天気の子」を地で行く”ハイパー晴れ男”の神通力を恃みに傘も持たず、午後からのこのこ出かけて、この日のために磨き上げたと思しき愛機の前で説明員を務めているパイロット諸兄と語らい合ってきたものです。
では、当日のどこか牧歌的なお祭りの様子を逐次見て参りましょう。
カメラは1~16枚目がLeica M(TIPO240)、レンズが同じくCarl Zeiss Biogon25mmf2.8ZM、17枚目がカメラはFuji X-ro2、レンズがVoigtlaender Heliar75mmf1.8VMによる全コマ開放での絞り優先AE撮影となります。

横田19_001
まず一枚目のカットですが、最寄りの牛浜駅からは唯一の入場口である第5ゲートまで、歩行者渋滞で30分近くかかりましたが、エントラスのセキュリティは殆ど形式的なものでパスポートを見せてから、カバンを開けて中身を申告しておしまい、中に入ると広いだけあって、人は相当出ているのですが、十分な解放感あり、今年も並んで出迎えてくれるであろう大空の戦士達との再会に胸が躍り、自ずと足も早まりますが、滑走路横のイベント会場兼機体地上展示スペースで一番最初に展示されているのが、大型の哨戒機でその巨体のもたらす日陰に多くの人達が憩いのひと時を過ごす様子を一枚戴いてみたもの。

横田19_002
二枚目のカットですが、エントランスから基地内に入って、この大型機の横を過ぎると、目の前の膨大な誘導路上のイベントスペースの全容が見て取れるのですが、今年も、入り口から向かって右がレシプロ軽飛行機、戦闘機、哨戒機、左がオスプレイ、ヘリコプタ類、そして奥に向かって、日米の大型輸送機が駐機していて、希望者には内部を見学させていたのですが、まずは何よりもお目当ての戦闘機、戦闘機と気も急いていたところに笑顔で談笑しながら基地の警備兵三人衆が歩いてきたので、声かけ一発目の練習台になって貰ったもの。

横田19_003
三枚目のカットですが、最初の機体展示である哨戒機から歩くこと約5分少々、やっと再開できたのは、韓国は烏山基地からこの日のために富んできてくれたというF16の最新アップデイトバージョンだそうで、パイロットとは話できなかったですが、整備兵の入れ墨マッチョマン曰く、「仔豚のおもちゃのタンクがトンネルから出てきた途端にA10と一緒にボコボコにして、そのままR.I.P.だ・・・」とか威勢の良いことを言っていたのを横目に一枚戴いてみたもの。

横田19_004
四枚目のカットですが、こちらはグアムから遥々飛んできてくれたという米空軍所属のF15とそのパイロットで、実は基地外で反対運動やってた一味と思しき老人が、この兄ちゃんを捕まえて、わざとヘタな英語で、何人の人を殺したのか?は、人を殺したことがないって、キミは仕事をサボってるのか、それともチキンなのか?どちらも給料泥棒だな・・・とかやたらしつこく絡んでいたので、横からすみませんがモデルになってくれない?と声かけて、そのしつこい老人から引き離し、愛機の前で平和を一緒に祈りながら一枚撮ってみたもの。

横田19_005
五枚目のカットですが、毎回、レギュラー展示となっていて、しかも唯一の触って記念撮影が出来る、A10Cフェアチャイルド、NATOコードネーム"サンダーボルト"地上攻撃機のところまでくると、ここも例外なく、機体横で、金髪碧眼の美男美女の広報担当官がパイロットと一緒になって、ワッペンだら、ストラップだら、部隊のTシャツだら、アメ横の中田商店も顔負けの商魂逞しい物販ブースを広げていたのですが、そこでも、すかさず工房主のライカに目ざとく気づき、アラ良いカメラぢゃないの、沢山撮った?とか商売そっちのけで話し掛けてきた烏山基地所属の女性衛生兵さんがいたので、百聞は一見に如かずとばかりモデルさんになって貰ったもの。
横田19_006
六枚目のカットですが、これがA10Cフェアチャイルドの有名な、「極厚チタンのバスタブ」が入っているという操縦席で、並べば中を見せてくれて計器周りも撮らせて貰えるとのことだったのですが、驚くべきことに何故か、中国人の団体客が大勢で長蛇の列を拵えてくれていて、炎天下、30分も並ばせられそうな雲行きだったので下から一枚撮るだけにしたもの。

横田19_007
七枚目のカットですが、こちらは旧機なのですが、本邦初公開?少なくとも羽田ではお目にかかったことがない、海軍機F18E/Fスーパーホーネットで、ぱっと見、空軍機のF15シリーズと似てなくもないですが、こちらの方がだいぶ設計、製造は新しく、日本のFX選考でF35と最後まで競った機ということもあり、また不遇の名機F14の後釜として、米海軍の航空母艦の艦載機の主力機種であることから、ついつい見入ってしまいながら、一枚撮ってみたもの。

横田19_008
八枚目のカットですが、やっと出ました、自衛隊機の出番です、ということで、遠目ではこの赤主体の派手なカラーリングはもしかして、今回、台湾への供給が決まったF16最新機種でも持ち込んで来たのかなとか思いながら至近距離に近寄って観察してみれば、要は令和に移行した記念カラーリングの三沢基地の機体で、去年も言葉を交わしたパイロットの兄ちゃんが傍らにいたので、台湾空軍機かと思ったよ、と話したら、そう云われたの昨日から10回ぢゃきかないです、と苦笑してからの一枚。

横田19_009
九枚目のカットですが、やっと出ました、大空の守護神、世界最強の現役戦闘機F15Jということで、小松基地が15、16日と航空祭なので、今年も遠路遥々千歳基地から飛んできてくれたということで、こちらのパイロットの兄ちゃんも去年と同じだったので、また意地悪質問でもしてあげようかなとか思ってたら、進駐軍のMPが熱中症対策なのか、ミネラルを配りにきて、肩たたきながら談笑始めちゃったので、仕方なく、機体だけおとなしく一枚撮らせて貰ったもの。

横田19_010
十枚目のカットですが、こちらは近所の百里基地から飛んできてくれたというRF4、要はF4ファントムの偵察機で、パイロットが不在だったので整備兵の兄ちゃんの説明によれば、足の速さを活かし、超高齢なるも第一線で偵察任務を続けてきたが、戦闘機の機体でもガタが来て、先般、百里基地でも脚が折れた機体が出たり、さすがに使い続けるわけにはいかなくなったので、今年限りで引退することになって、今回が最後の展示なので、この雄姿をしっかり目に焼き付け、写真に撮ってやってくださいとのことなので、心して、一枚戴いてみたもの。


横田19_011
十一枚目のカットですが、今年限りで引退するRF4の話を聞き、しんみりとした気分で誘導路西方面に歩き出したら、またしても、ポータブルオーディオからの音楽に身をくねらせ、ファンキーな仕草で来場者の人気を集めている、根っから陽気なカンジの基地兵の黒人二人衆が居たので、こちらは写真撮影の行列が短かったので、並んで気分転換に一枚撮らせて貰ったもの。

横田19_012
十二枚目のカットですが、いちおう、誘導路の西端、規制線のテープが貼られたところまで辿り着き、牛浜の駅から基地のエントランスまで歩いてくる途中、三回ほど頭上を飛んでいたA10CとF16が居たので、望遠で写真撮ってからまた折り返し、先ほどは遠目で眺めるだけだった南側の輸送機、ヘリコプタ類を眺めて撮ることとし、まずは時期対戦車・対地上攻撃用ヘリの最有力候補ベル社のAH-1Vの展示スペースに向かい、一番カッコイイ正面から、セミシルエットで一枚戴いてみたもの。

横田19_013
十三枚目のカットですが、AH-1Vの横に置かれていたのも同じく地上作戦用のヘリコプターで確かUH60ブラックホークの後継機候補か何かのUH-1Yという機種でこちらはちょっと地味であまり説明聞きたがるお客も来ないのか、あれライカ?珍しいのさげてるね、今回初めて見たぞ、とか親指立てて話掛けてきたので、ぢゃ、どんな風に写るか試してみよう、とモデルさんになって貰ったもの。

横田19_014
十四枚目のカットですが、同じく誘導路南側の展示スペースの西側よりに置かれていた、自衛隊運用の準国産輸送機、C1の迷彩塗装モデルで、自衛隊の広報誌やHPにいつも出てくる有名な機体で、その天井から羽根が下がったような独特のパッケージングが良く判るよう、真っ正面から一枚撮ってみたもの。

横田19_015
十五枚目のカットですが、自衛隊機の西側には、米国の大型輸送機が何機か駐機していて、その中でも目を惹かれたのが、今は亡き、マグネダルダグラス社のDCシリーズという垂直尾翼の根っこに三本目のエンジンが嵌っている機体で、民間の旅客機では既に目にすることもなくなったのにここ米軍基地では軍用機として全面エアフォースグレーに塗られ、窓も埋められ、精悍な姿で佇んでいたので、近寄ってみれば、その翼の下で、仲睦まじい基地従業員のカポーが目に留まったので、一枚撮らせて貰ったもの。

横田19_016
十六枚目のカットですが、誘導路北側、戦闘機よりも奥のエリアには対潜哨戒機やら空中給油機などマニアックな機体が幾つか並べられており、何よりも至近距離、しかもノーガードでジェットエンジンの実物が観察できるので、歩み寄って、何枚か撮ってから移動しようとしたら、羽根の下で涼をとりながら歓談する基地従業員のカポーが目に留まったので、声かけてモデルさんになって貰ったもの。

横田19_017
十七枚目のカットですが、15時も回り、朝は遅く摂ったとはいえ、ランチがまだだったし、何よりも水分欲しくなってきたので、ここらが潮時とばかりに出口を目指して歩き始めたら、先ほどはノーマークだった、自衛隊のUH60ヘリ展示スペース脇のテントに浴衣姿でショートカットの若い小姐の姿が目に留まり、じっと目を凝らして眺めたら、目が合ってしまい、ニッコリと笑ってくれたので、意を決して話し掛け、展示機体前でモデルさんになって貰ったもの。

今回の感想ですが、いやはや、やっぱり横田基地の友好祭はグレートです。沖縄の基地の周辺は何か緊張感が漂っていて、兵隊さんも何処となくよそよそしい雰囲気で話し掛ける雰囲気ではないですが、ここ横田はベトナム戦争以降、実戦の後方基地としては使用されたことがないことも、この全体的に優しげな雰囲気の遠因なのではないかとも思いました。

さて、次週は久々の海外遠征で一週スキップ、その翌週、翌々週は、海外での撮影結果をご開帳、乞うご期待!!
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  1. 2019/09/16(月) 10:26:01|
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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