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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Pleasant guest from France~Boyer Saphir5cmf3.5 mod.L39 by F.G.W.G.

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さて、今宵のご紹介は夏休みの工作?の一環で、このところ中華圏からの買いが一段落し、電子湾でモノが刷けなくなってきた欧州の業者からOffer有って、お値段も手頃なレヴェルで折り合えたので、さっそく買い求めたBoyer Saphir弐号機の改造結果でをご紹介致します。
このレンズ、50mmf3.5にしては相当贅沢な4群6枚構成になっていて、左右完全対象の、ちょうどライツのズマロン3.5cmf3.5と似通った構成になっているとのことで、内面反射の制御の問題か、或るいはコーティングの経年劣化によるものかは明確には判りませんが、コントラストは低めながら、恐ろしくシャープで、フランスレンズは眠い、という前評判を払拭するに相応しい性能と思いました。
では、9月の第2週に出掛けた石岡祭りでの撮影結果を逐次眺めて参りましょう。

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まず一枚目のカットですが、石岡市には14時前には入れたのですが、初日は昼よりもむしろ夜のライトアップしての山車運行がメインになっているようなカンジで、メイン会場の大通りではあちこちで山車を停めて、その傍らで、いたいけな小姐各位がお揃いの祭り装束に身を固め、自分たちの町会をPRする文句を入れたお囃子で扇子を使って演舞を見せてくれていて、手近で数の揃った町会を見つけたので、世話役に挨拶して最フロントローに通して貰い撮ってみたもの。

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二枚目のカットですが、幸先の良い出だしに感謝しながら、メイン会場である大通りを祭神であらせられる石岡神社を目指して歩いていたら、ちょうど山車の前でスマホンなんかで食後の記念撮影なんかしていた、お年頃の小姐.3名組のお姿が目に留まったので、さっそく小走りに近寄って出演交渉、山車の前で町会の提灯掲げて仲良し三人娘の記念撮影となったもの。

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三枚目のカットですが、青木町の山車の前でいたいけな三人娘の記念撮影して、お礼奉公とばかりに三人のスマホンで順繰りに記念撮影なんかして上げて、その後、雑談なんかしていたら、たまたま通り掛かった隣の町会の山車の兄ちゃんと一人が知り合いだったらしく、撮って貰いなよ!と嬉しい口利き、さっそく移動して勢揃いして貰って記念撮影となって、その後、またお約束の各人のスマホンでの撮影に応じて上げたもの。

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四枚目のカットですが、普段のフランチャイズの都内での撮影ではまず考えられないような僥倖の連続に気を良くして、大通りを西方向に歩いて行ったら、山車の周りに小姐軍団は居なかったのですが、山車の上に、本番では面をかぶり、おかめを舞う役の小姐二名が腰かけて、楽し気に談笑していたので、下から声かけたら、快諾して、モデルさんになって貰ったもの。

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五枚目のカットですが、おかめが休憩中の山車の西隣の山車では、ご苦労様なことに昼の日なかの見物客もそれほど居ない時刻にお囃子に合わせて陽気に元気に舞う太郎冠者の演者が目に留まったので、どうせ夜の本番は拝見出来ないこともあり、しばし、山車の真下に陣取って、舞を眺め、ハイライトと思しき箇所で一枚戴いて、手を振って別れたもの。

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六枚目のカットですが、再び大通りを西を目指して歩いていたら、先ほど太郎冠者の踊りを眺めていた傍らを談笑しながら数名で通り過ぎていった”狐面”の小姐が二つ先の山車の町会に居たことを発見し、声かけて、お囃子に熱が入る町会の山車をバックに後ろからお面だけ撮らせて貰ったもの。

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七枚目のカットですが、”狐面”の小姐軍団の町会の山車では、ちょうど金棒曳きの極小姐も、午後の運行のために食事休憩から戻ってきたらしく、それでも、金棒曳OGの姉ちゃんが買ってきた駄菓子でモグモグタイム、その様子がとても幸せそうに見えたので、傍らで親同志の娘自慢に余念が無いオモニに恐る恐る声を掛けてみれば、あーら気が付きませんで!ということで、気の毒なことに「お客さんがk撮ってくれるっていうんだからしゃきっとしなさい」とねことでモグモグタイム中断でモデルさんになって貰ったもの。

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八枚目のカットですが、ステージママまがいの親切なオモニと話を中断してしまったお友達にもお詫びと御礼を申し上げ、再び大通りを西に向かい、南北を走る大通りが見えてきた辺りで、お囃子も中断し、小休止中と思しき山車の上で、これまたおかめの舞を演じると思しきいたいけな小姐が山車の上にちょこんと腰掛け、所在無さげに遠い目をしていたので、音もなく近寄り、下からその佇まいを一枚戴いてみたもの。

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九枚目のカットですが、道草しながら東西を走る大通りを歩き通し、やっと南北を走る大通りに出たところで、金棒曳の小姐が出待ちの様子でベイビィチェアカーに腰掛けて、寛いでいたので、傍らのオモニに声かけたところ、またしてもサービス精神旺盛で、満面の笑顔を浮かべるよう演技指導の上、一枚戴いたもの。

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十枚目のカットですが、南北を走る大通りを200mも南に歩くと、神社へつながる西方面への通路が見えてくるのですが、その通りの両側には、モルタルや漆喰で意匠を凝らしたレトロな佇まいの店舗兼住宅があちこちに建ち並んでおり、その前を祭り装束の人々が行き交っていたので、西側に立ってその様子を一枚撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、南北を走る大通りから、目的地である神社の森に続く通りに曲がってすぐ、次々と幌付き獅子舞が出てきたので、通りの傍らに佇み、見送りがてら、獅子頭の舞うさまを一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、どういう運行スケジュールとなっていたかは、ガイドブックを貰っていなかったので、いまひとつ掴み切っていなかったのですが、どうやら、午前中に山車と神輿の方は、一足先に神社でのお祓いを終えて、大通りに出たらしく、神社の方向、あとで判ったのですが、集結地であるその手前の小学校の校庭から出て来るのは幌付き獅子舞ばかりでしたが、なかなか清楚な女性が先導役として曳き綱を曳いていたりしたので、傍らから一枚戴いてみたもの。

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十三枚目のカットですが、幌付き獅子舞ばかりが延々と続く行列ではありましたが、これも詳細に検分していると、老若男女、様々な演者の様子がなかなか面白く、台車が通り過ぎる際、幌の横のすき間から見える幼い演者のきょとんとした様子でも撮ろうと思い、カメラを構えて待ち構えていたら、鋭い目線を浴びせて来た童子が居たので、一枚戴いてみたもの。

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十四枚目のカットですが、山車やお神輿と同様、本隊の傍らを多くの町会の面々が幌付き獅子舞の横を同伴して歩いていたのですが、その一行の中で、菅笠をかぶって、鼻歌キブンでご自慢の幼い娘を傍らに歩いていくヲッサンの姿が妙に印象的だったので、通り過ぎざまに一枚戴いてみたもの。

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十五枚目のカットですが、まもなく、もう一回南に折れて神社へと続く鬱蒼とした森の小径へ入る手前の煉瓦塀の屋敷の前で、お揃いの紫色のTシャツに小さなおかめの髪飾りがいかにもおしゃれな小姐の一団が通り過ぎようとしていたので、前が詰まって、小休止したタイミングを見計らって、傍らから一枚戴いてみたもの。

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十六枚目のカットですが、神社への森の小径の手前、小学校の校庭で集結していた幌付き獅子舞の最後の数組が出陣前の準備をしていて、その随伴の子供獅子舞の演者が出発前にかぶり物の点検というか調子を確かめている様子だったので、傍らから一枚戴いてみたもの。

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十七枚目のカットですが、小学校の校庭から出発した最後から二番目の幌付き獅子舞の一群に台車の傍らを随伴している、比嘉愛未ばりの美形の小姐の姿を認め、さっそく傍らに駆け寄り出演交渉、OKは貰ったのですが、恥かしかったのか、アップでは撮らせてくれたのですが、まともに目線が貰えなかった残念な一枚。

今回の感想ですが、実はレンズ後端の内面反射処理が少々甘く、構造材の真鍮の地肌が剥き出しで黒染めしてなかったのと、フードも付けていない条件でのピーカン撮影となってしまい、フレア大会となりましたが、ご覧の通りシャープな光学系なので、もう少し暗めの、たとえば夕刻とか曇天であれば、だいぶ良いところが引き出せる面白い使い方が出来るのではないかと思いました。

さて次回は10/13に佐原祭りに行けなかった代わりに森下~清澄白河、そして秋葉原で出会った海外の人達との出会いをお送りしたいと思います、乞うご期待!!
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  1. 2019/10/13(日) 22:18:38|
  2. その他Lマウント改造レンズ
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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