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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Exciting travel to gorgeus local city with 400 year's history~Kanazawa photographic tour'20.Mar②~

さて、今宵のご紹介ですが、予告通り、3月の連休を利用して、久々に旅行して来た金沢、及びその周辺一帯の旅からのレポート、二日目となります。
まずは簡単な行程のレヴューからですが、滞在二日目は、前日の地の天気予報では、雨、時々曇りという、写真を撮るには絶対絶命、ピンチの見通しで、それでも、降水確率は午後には10%になり、その代わり予測困難な、局地的にわか雨は有る、といった状態だったので、今回の目玉として楽しみにしていた、輪島半島へのランチ付きほぼ丸一日バスツアーは滞在三日目送りとすることにし、湯治との朝は目覚めたのが宿のオマケの朝食提供時間もとうに過ぎた10時過ぎ、そこから身支度し、駅まで徒歩で移動、駅前のバスターミナルから、前日に買い求めておいた北鉄バス市内一日乗車券を使い、市内では一番シャッターチャンスが転がっていそうな「ひがし茶屋街」へ移動し、そこで1時間ばかり声かけたり掛けられたりもして何枚か撮り、そろそろお腹も空いてきたので、徒歩で15分程度の近江町市場まで移動し、そこで何枚か撮りながら、お目当ての海鮮系料理屋に向かい、1時間以上待ちましたが、至極の海鮮丼を戴き、しかるのち、市場至近のバス停からバスに乗って、今度は反対側のにし茶屋街へと移動、ひがし茶屋街に比べると相当閑散としている街並みを陽が傾き出すまで路地裏にも足を運んで撮り尽くし、しかるのち、またバスで駅まで戻る途中に翻意して、広坂兼六園下で降り、そこからご苦労なことにいったん通り過ぎた21世紀美術館まで、金沢城址の石垣などを眺めながらとぼとぼと歩き、すっかり陽も沈み出した黄昏の美術館庭の風景を何枚か撮って、翌朝はバスの時間も相当早いので、晩飯を早めに摂るべく、早々に駅前に引き上げたというのが滞在二日目の行動のあらまし。
では、さっそく当日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

Kanazawa20_016.jpg
まず一枚目のカットですが、ひがし茶屋街最寄りの川沿いのバス停に降り立つと、新型コロナの影響に関する話が喧しい昨今であったにも関わらず、茶屋街方面へと歩いて行く人間は結構居て、道案内の看板など見る必要などないくらい、5分もかからないうちの入口に達し、一軒、京の町屋みたいな店舗兼住宅の前で1枚撮りませうとカメラを取り出したところ、関西弁の小姐二名がレンタル着物も颯爽と通り過ぎていったので、後ろ姿のエキストラ出演して頂いたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

Kanazawa20_017.jpg
二枚目のカットですが、10年近く前の記憶を頼りにメインストリートを目指して茶屋街の中を進んで行くと、通りに面した店舗兼住宅の軒先に、時折、面白いオブヂェみたいなものが掲げられていたりすることがあるのですが、その中でも目を惹いたのが、何と麻で編んだテーブル掛けみたいな生地の上に、トタン板を切り抜いて作ったと思しき、石川県全体の図柄が麻糸で縫いつけられており、よくよく、至近距離で観察すると、何と、整形したあとに溶融亜鉛メッキ槽に付けられたものであることが判り、気合い入ってるなぁとか感心して軒先で一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

Kanazawa20_018.jpg
三枚目のカットですが、メインストリートまで目と鼻の先の石畳の道の曲がり角の手前の側道に、どう見ても、昨日今日、レンタル着物を来てみました♪という着こなし、身のこなしとは別物の艶やかな小姐が、スニーカー並みに軽快な足取りの草履履きで石畳の小径へ歩き去っていく姿が目に留まったので、追い縋って、 通りの街並みの中の後ろ姿を一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

Kanazawa20_019.jpg
四枚目のカットですが、そうこうしてメインストリートに到着、記憶に残るひがし茶屋街のメインストリートよりも、はるかに人通りが少ない、あたかも早朝の如き街並みを、果たしてどうやって、この超広角レンズで収めましょうかとか思案し、結局、道のど真ん中に陣取って、ローアングルで何カットか撮っていたら、背中に人の気配を感じ、あ、こんなに真ん中占領したら、車は通行禁止とは言え、記念写真なんかの邪魔だわな・・・とか思って立ち上がって振り返ると、いたいけな名古屋からという小姐分隊が「あのぉ、お願いがあるんですけど・・・」ということで、何枚か、別のスマホンとオリンムパスケムンパスのマイクロフォーサーズの入門機でグループの写真を撮って欲しいという嬉しいリクだったので、朝飯前ならぬ昼飯前だけど、というこちで、お礼代わりにモデルさんになって貰ったもの。

Kanazawa20_020.jpg
五枚目のカットですが、工房主が珍しいレンズ?で撮った画も是非送って欲しいということで、代表者の小姐に名刺を渡し、別れてから、メインストリートの奥まで行って、戻りがてら、付近の側道をスキャンいたら、なかなかオシャレな弁柄格子のお店が建ち並ぶ、石畳の小路があって、前回来た時には、全然気が付かなかったわな、とか独りごちながら、道端に立って、通りの全景を収めようとしたら、そんな姿にはお構いなしに七五三みたいにレンタル着物が浮き立っている若き人々が次々通り過ぎて行ったので、頃合いを見計らって、一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

Kanazawa20_021.jpg
六枚目のカットですが、同じくひがし茶屋街の側道のひとつで二階の大きなガラス窓が特徴的な店舗の建つ石畳の通りが目に留まり、ここも、結構な頻度で、大人の七五三が行き交っていたので、面白そうな画が撮れそうな気がして道端に佇み、シャッターチャンスを待っていたら、またしても、大声で嬌声を上げながら、いたいけな小姐三名組がやってきたので、頃合いを見計らってシャッター切ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

Kanazawa20_022.jpg
七枚目のカットですが、記憶を頼りにメインストリートと交わる側道を覗きながら歩いていたら、赤い弁柄染めの木の外壁の店舗が建つ石畳の裏通りを大人の七五三カポーみたいなのが、遥か彼方から歩いて来るのが目に留まったので、立ち止まって、目の前に来た頃合いを見計らってシャッター切ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

Kanazawa20_023.jpg
八枚目のカットですが、そういえば、メインストリート反対側からのひがし茶屋街の全景を撮っていなかったことを思いだし、反対側に着いてから、人通りが少ない頃合いを見計らって、入り口方面に向かってシャッター切ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

Kanazawa20_024.jpg
九枚目のカットですが、ここひがし茶屋街のメインストリートは遠目に見ても、調和がとれ、個人的には、京都の一力茶屋の在る祇園のメインストリートのひとつである花見小路にも負けない素晴らしい風情を持っていると思うのですが、それにもまして、ここのお店が軒先のデスプレィに細かな気配りを働かせていて、出入り口の脇に通る人の目を愉しませようと、野の花を一輪挿しに挿して、さり気なく飾っておくその奥ゆかしさに心打たれ、一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

Kanazawa20_025.jpg
十枚目のカットですが、そここで立ち止まって、カメラバッグを右肩から下げ、首と左肩から、見慣れぬカメラなど吊るして、しゃがみ込んだり、中腰で撮ったりして、撮り直しなんかやってたので、近くでスマホンの集団自撮りやってた小姐集団が声掛けてきて、すみません、上手そうなので、撮ってくれません?という嬉しいリクしてくれたので、もっと寄ってとか、肩を上げて、顎を引いてとか、それらしく色々と小うるさい注文付けて、スマホンやらキャノンの小型一眼レフデヂで撮って上げたあと、変はレンズで撮らせて貰うよ、ということでモデルさんになって貰ったもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinoIII50mmf1.8改L39壱号機による絞り開放AE撮影となります。

Kanazawa20_026.jpg
十一枚目のカットですが、先に撮って上げた小姐グループたちが、すっげぇ!とか、マヂとか、スマホンの画面とかキャノンの背面LCD見て、喜びの声なんか上げてるのを見た、別の小姐二名組が、えー、うちらも撮って欲しいんすけど・・・ただ、場所は大通りがイイです、ということで、少々歩いて移動し、ひがし茶屋街のぐるぐるになった茶屋街の街並みをバックに可愛く撮ってあげたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinoIII50mmf1.8改L39壱号機による絞り開放AE撮影となります。

Kanazawa20_027.jpg
十二枚目のカットですが、、ランチの時間を考え、ひがし茶屋街からそぞろ歩きすること20分少々、やっと近江町市場に到着したのですが、幾つかあったランチ候補のお店は何処も恐るべき行列で、戦意喪失しそうになりそうな気持を奮い立たせ、本命のお店はメインストリートからは外れていたことを思い出し、そこなら、多少はマシなんぢゃまいかと歩き出したその時、果敢にもマスクもせずに鮮魚を買い求めようと店員さんとハードネゴに臨んでいたカポーの姿が目に留まったので、路上から一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはHugomeyer KinoIII50mmf1.8改L39壱号機による絞り開放AE撮影となります。

Kanazawa20_028.jpg
十三枚目のカットですが、1時間以上もかけはしたものの、築地場外だったら、いったいいくら取られたんだろう!?と造像もつかないような超豪華な地魚(含む甲殻類)満載の海鮮丼を戴き、身も心も豊かになって、市場の最寄りのバス停から周遊バスに乗って、金沢駅経由、今度は反対側に位置するにし茶屋街を探検することとし、駅からは10分少々で着いたにし茶屋街の入り口から、楽しそうに散策している小姐二名組が通り過ぎるのを待って一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

Kanazawa20_029.jpg
十四枚目のカットですが、これもにし茶屋街のメインストリートで、この頃には、昼過ぎくらいまでぐずりがちだった天気もようやく落ち着いてきて、北陸の冬から早春にかけての特徴であるどんよりとした低く厚い雲の合間から、澄んだ青空も見えるようになってきたので、ちょうど良いグループ客がやって来た頃合いを見計らって、街並みを撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaenderのSW-Heliar15mmf4.5asph.による開放、絞り優先AE撮影となります。

Kanazawa20_030.jpg
十五枚目のカットですが、にし茶屋街自体はメインストリートの長さも、側道の広がりもひがし茶屋街とは比べ物にはならないくらい小さく、それ以上に、声掛けたり、掛けられたりして、着物姿のいたいいけな小姐各位の写真を撮れる確率が、天文的に低い気がしてきたので翌朝の輪島行定期観光バスの発車時刻が小学校の林間学校かボーィスカウトのキャンプ並みに早いので早々に晩飯食べて寝ようと思い、にし茶屋街を後にし、途中、21世紀美術館前を通った後に気が変わって、ひとつ先のバス停で降りてとぼとぼ歩いていって、夕暮れのガラス張りの建物全景を撮ってみたもの。

さて、次回は今回の金沢の旅のメインエベント、北鉄定期観光バスによる、輪島半島の旅、そして、夕刻のもうひとつの茶屋街、主計町茶屋街の様子をレポート致します、乞うご期待。
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  1. 2020/04/05(日) 19:40:49|
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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