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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Wonderful travel to the west edge of Japan~Sasebo Photographic Tour ’20~③

さて、今宵のご紹介ですが、予定通りご紹介するのは、10月末の連休を利用し、文字通りGOTOトラベル便乗ツアーで長崎県へ旅行した4泊5日からのダイヂェストシーン4日分の第三回、三日目の行程からとなります。
まず恒例の行程レヴューですが、当日朝は、出発前に東京で調べていた通り、ハウステンボスのイルミネーション初日となる上、宿にチェッキンした時に貰ったGOTOトラベル券で入場券買えるので、朝10時半過ぎに佐世保駅前の宿を出て、そのまま快速電車でハウステンボスに向かい、11時半前には入場出来たので、そのまま、エントランスにあたる入国ゾーン奥の運河クルーズの船着き場から実に20年ぶりとなる、このかつての志の高いテーマパークを上から眺めようとドムトーレンの有るゾーンまで運河経由の暫しの船旅を楽しみ、へそ曲がりなことにタワー真下の船着場に着いてもそのまますぐには登らず、船中から外を眺めていたら手を振ってくれたハロウィンコスプレ分隊の小姐各位のところに駆け寄り、挨拶がてら二枚ほど撮らせて貰い、しかるのち、園内徘徊しながらこれはと思うシーンを撮りながら、久々の邂逅と、それこそ50mおきに佐世保バーガーのお店が乱立する商業ベースの運営に戸惑いながら、観覧車に乗り、トルコライスを食べ、そして昔懐かしい映像体験型アトラクションをはしごし、陽が暮れるのを待って、イルミネーションを思う存分撮ってから、19時台の電車で佐世保に戻り、また美味しいシーフードを堪能した、というのが、当日の行程のあらましです。
では、さっそく当日の行程に沿って実写結果を逐次眺めて参りましょう
カメラは1~8枚目までがLeica M(TIPO240)、9~15枚目がSONY α7RII、レンズが1~8枚目までがRodenstock Heligon35mmf2.8、9~15枚目までがVoigtlaender Ultoron35mmf1.7asph.による全コマ開放、絞り優先AE撮影となります。

20_Sasebo_031.jpg
まず一枚目のカットですが、1日パスを買い求め、20年ぶりの訪問に胸踊らせて入国ゾーンに足を踏み入れると、薄っすらと記憶に残る、中世都市に共通の石、ないしレンガ造の城壁に設けられた門をくぐって、運河が張り巡らせたオランダを模した街並みに足を踏み入れることになるのですが、その、日本で云えば長屋門の如きゲートを抱いたレン造の建物前のちょっとしたロータリーにシュタイフのテデーベアを模した巨大なオブヂェが据え付けられ、その前で何故か中国人一家が記念撮影していたので、有難くお裾分けに与ったもの。

20_Sasebo_032.jpg
二枚目のカットですが、無事、14日間の自粛も不要で入国ゾーンを通り抜け、記憶を頼りに船着き場を目指し、それほど待つこともなく、カナルクルーズの船に乗ることが出来、イルミネーション初日というのに、昼間は憎っくきCOVID19のおかげで人出はスカスカ、船もお客は定員の半数以下で、運よく、窓際のイイ場所に座れたので、窓辺にもたれかかって、運河伝いの外の景色を眺めていたら、ふと橋のたもとで前日のハロウィンコスプレを楽しんでいたと思しき小姐3名組と目が合って、手を振ってくれたので、これは撮らねばなるまいと思い、下船と同時にダッシュで現場に向かい、モデルさんになって貰ったもの。

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三枚目のカットですが、無事、橋のたもとのコスプレ小姐隊の写真を撮らせて貰い、後で送って欲しい、との嬉しいリクエストを受けたので、連絡先を交換し、再び園内の散策に入り、何となく、ランチ前に昔、柿右衛門の素敵な小皿が格安で買えた焼き物のミニ美術館みたいなところを訪ねてみたくなり、記憶を頼りに石畳の街角を歩いていたら、仲良くお手々繋いですれ違ったカポーが居たので、セミシルエットで撮ったらどんなもんよ、と思い、振り返りざまに一閃浴びせてみたもの。

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四枚目のカットですが、異国風の街角に佇み、背面LCDを眺めて、先ほどの試みの結果を眺め、一人悦に入っていたら、人が大勢歩いてくる気配がしたので、表を上げてみたら、なんと、ベネチアを彷彿とさせるような仮面舞踏会の出演スタッフご一行様が控室からステージに向かう途上に遭遇したので、手を振って、何枚か撮らせて貰ったうちの一枚。

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五枚目のカットですが、ここがドムトーレンと並ぶ、ハウステンボスの中心のひとつ、ポスターにも良く使われる、内部がギヤマンミュージアムに使用されている模造教会の建物で、例えば、結婚式場の建物なので、それこそ群馬の片田舎から甲府から津々浦々、欧州の石造りの教会のイミテーションは日本中に掃いて棄てるほどありますが、ここは、きちんと現地のモデルとなった教会を採寸し、材質から目地のピッチまでデテールまで再現した凝り具合で、正面のみならず側面、裏面もきちんと作り込まれ、画になるので、ちょっと変わった方向から撮ってみたもの。

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六枚目のカットですが、ギヤマンミュージアム前から、陶磁器のミニ博物館の位置するハーバーエリアに向かう途上、遥か前方から、なかなか粋に19世紀の欧州の若者スタイルを模した貸衣装を着こなした若いカポーが歩いてきたので、すれ違ってから、ちょうど良さげな背景の辺りまでつけ、おもむろに声をかけて、モデルさんになって貰ったもの。

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七枚目のカットですが、陶磁器のミニ博物館を見物し、そろそろ腹も減ってきたので、ドムトーレン下の長崎風洋食のお店で特製トルコライスとサラダを戴いて、再び気力を取り戻し、前回、何気なく訪問して、その作り込みと管理に驚かされた、当時のオランダ女王の居館を模したパレスハウステンボスを訪問しようと、森の中の石畳の道を歩いていたら、ちょうどイイ辺りで馬車がやって来たので、風情ある街並みの辺りで、足を停めて一枚撮ってみたもの。

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八枚目のカットですが、実はコスプレ小姐隊を撮った後、いったん、ギヤマンミュージアムへ向かう道すがら、石畳の路上に停められた、クラシックカーのレプリカを撮ろうとしたのですが、ちょうど逆光になってしまい、装けていたレンズも手持ちのレンズも、おそらくは全部フレアとゴースト、夢の競演になってしまい、主題のクルマそっちのけになってしまったので、再度、陽の高さを確認し、撮りに訪れたもの。

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九枚目のカットですが、昔懐かしい洪水の映像体験アトラクションと月が無くなったらどうなるか?のこれまた映像アトラクションをハシゴして観ていたら、辺りはとっぷりと暮れてしまい、初めのアトラクションの建物に入る前から少しずつ点り始めたイルミネーションが、一段と存在感を増してきたので、今回持って行ったレンズでは一番明るいf1.7かつ非球面というイルミを撮るために最適のUltron35mmと裏面照射CMOSのα7RIIの底力を示してくれたもの。

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十枚目のカットですが、佐世保で晩飯を食べようと思うと、最遅20時前には駅前に立っていなければならないので、19時を過ぎた辺りから、急にそわそわして、ドムトーレンが見える辺りまで歩いて行って、何枚か撮ろうと、映像アトラクションのエリアから速足で移動しながら、風情ある街並み越しにまだ地味な色使いのイルミのドムトーレンの姿を入れて撮ってみたもの。

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十一枚目のカットですが、観覧車やバラ園の辺りまで戻ってくると、運河越しに、針尾送信塔等に次いで、長崎県では二番目に高いというドムトーレンの威容が見えてくるので、運河への全容映り込みの位置を確認しながら移動し、ちょうど良さげな橋の上から、再会を期して暗い夜空に浮かぶその姿を一枚撮ってみたもの。

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十二枚目のカットですが、ドムトーレンにばかり目を奪われていたら、背後の方から、老若男女の喚声が上がり、ふと我に返って振り返ってみれば、漆黒の運河の中から、ブルーの間欠泉宜しく、リズミカルにライトアップされた噴水が吹き上がり、その見事さに観客が感嘆していたということで、ちょうどイイ吹き上がるタイミングを見計らって、仄暗い街並みをバックに一枚撮ってみたもの。

20_Sasebo_043.jpg
十三枚目のカットですが、昼間通りがかった時に予め見当付けておいた、教会造のギヤマンミュージアム建物外装の冬めいた白・青基調のイルミで飾り立てられた優美な姿を、その前の広場に停められている二階建ての、これまた同トーンで飾り付けられたロンドンバス越しに捉えてみたもの。

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十四枚目のカットですが、時計を見ると19時を回っていて、駅までの長い橋を渡る時間も考慮すると、そろそろ、入国ゾーンに向かって歩かねばならないので、それでも何か良さげな被写体はないか、細心の注意を払いながら速足で歩いていたら、なんと、18世紀くらいの服装にまんま金髪のウィッグをつけた、いかにも気立ての良さそうなコスプレ小姐が、しゃがみ込んでいたいけな童子との記念撮影に応じていたので、拙者もお願いと声掛けてポーズ撮って貰ったもの。

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十五枚目のカットですが、入国ゾーンの欧風長屋門建築が見えてきた辺りで、賑やかな歌舞楽曲に合わせ、これまた官能的なライティングで以て、ここハウステンボス専属の歌劇団が専用劇場から飛び出し、アムシテルダム広場のステージ狭しと躍動感溢れるダンスなど繰り広げていたので、ステージ脇の小径をそのまま通り抜けて入国ゾーンへ向かうつもりだったのが暫し足を停め、見とれながら何枚か撮ったうちのベストショット。

さて、次回は佐世保滞在四日目、出発前日というのに雨の長崎まで一時間半もかけて電車で往復してきた冒険談から厳選カットをお送り致します、乞うご期待!!
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  1. 2020/11/24(火) 00:14:48|
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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